JPH05303998A - インバータ点灯回路の直流点灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （目的）インバータ点灯回路を用いて，蛍光灯を直流点
灯（ラピッドスタート）させ，ラジオ雑音を低減させ，
インバータ交流点灯より大きな光出力を得る（フリッカ
が無い分）。 （構成）インバータ回路を用いて，蛍光灯を直流点灯で
ラピッド・スタートさせることから成る。 （効果）ラジオ雑音の低減，および，光出力の向上

Description

【発明の詳細な説明】 『１』発明の目的 『ａ』産業上の利用分野 照明分野 『ｂ』従来の技術 従来のインバータ点灯回路では，ラジオ雑音が大きい場
合もあった。 『ｃ』発明が解決しょうとする課題 インバータ点灯回路の出力をブリッジを用いて整流し，
得られた直流電圧を平滑用コイルや平滑用コンデンサー
を用いて交流成分の重量の小さい，直流電流を得，これ
を，ランプに供給することでランプの点滅を無くし，フ
リッカが無い分，従来の交流点灯よりも大きな光出力を
得る。また，インバータ出力を直流に変換しているた
め，ラジオ雑音も減少する。 『２』発明の構成 『ａ』課題を解決するための手段 ランプの電極を加熱し，ランプの始動電圧を低下させ，
このランプ始動電圧以上の電圧をインバータ回路から
得，この後ブリッジを用いて，直流電圧を得，これを，
平滑用コイルや平滑用コンデンサーを用いて，直流電流
を得，これを，ランプに供給し，フリッカを無くし，フ
リッカが無い分，大きな光出力を得る。また，インバー
タ回路の出力を直流に変換しているためラジオ雑音も減
少する。 『ｂ』作用 ランプの電極を加熱し，低下した，ランプ始動電圧以上
の電圧をインバータ回路から得，この後，ブリッジを用
いて，直流電圧を得，この後，平滑用コンデンサーや平
滑用コイルを用いて，直流電流を得，これを，ランプに
供給する。 『ｃ』実施例 ランプの放電は，これら，インバータ点灯回路内の小
型，軽量のコンデンサー・バラスト，コイル，または，
磁気漏れ変圧器により対応している。また，この発明で
は，直流点灯で，かつラピッド・スタートできた。 『３』発明の効果 インバータ出力を直流に変換しているため，ラジメ雑音
も低減される。さらに，ランプの暗端効果に対処するた
めに，転極を用いた場合において，転極が瞬時に遂行さ
れずに，消灯してしまった場合でも，ただちに，ランプ
の電極が加熱されて，再度，点灯する。

【図面の簡単な説明】 （図１）この，発明で用いた，回路図の一つを表す。 １−インバータ点灯回路の一例を表す。 ２−ブリッジ
３−平滑用コンデンサー ４−ランプ ５−始動補助
導体，または，蛍光灯の器具 ６−コンデンサー７−平
滑用コイル （図２）オシロ波形で，ランプ電流を表す。 （図３）オシロ波形で，電極加熱用の電圧波形を表す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 『１』ランプの電極に，インバータ点灯回路の電極加熱
   用の端子を接続し，電極を加熱し，ランプ始動電圧を低
   下させ，このランプ始動電圧以上の電圧をインバータ回
   路から得る，またはランプの電極を加熱し，低下したラ
   ンプ始動電圧以上の電圧を得，この後に，安定抵抗やト
   ランジスタ定電流回路を単独で用いることを除く，イン
   ピーダンスを持つ，素子，または回路を接続した後に，
   ブリッジを用いて直流電圧を得，さらにこの，直流電圧
   を平滑用コイルや平滑用コンデンサーを用いて交流成分
   の重量の少ない，直流電流を得，これを，ランプに供給
   する。 『２』請求項１において，始動補助の作用を得るため
   に，ランプに沿った，始動補助導体，または，蛍光灯の
   器具と，電源との間を小さい容量のコンデンサーを用い
   て接続する。