JPH05302571A - 磁石利用のコンプレッサ - Google Patents

磁石利用のコンプレッサ

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JPH05302571A
JPH05302571A JP4129869A JP12986992A JPH05302571A JP H05302571 A JPH05302571 A JP H05302571A JP 4129869 A JP4129869 A JP 4129869A JP 12986992 A JP12986992 A JP 12986992A JP H05302571 A JPH05302571 A JP H05302571A
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magnet
piston head
cylinder
air
compressor
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Kazunori Mikami
和則 三上
Yae Horie
八榮 堀江
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    • F04B35/04Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁石を用いた簡単な構成で確実に流体の吸入
・圧縮排出を行えるようにすること。 【構成】 シリンダ2の端部に第1磁石を設けるととも
に、この第1磁石に対向して上記シリンダ内を往復動す
るピストンヘッド3に第2磁石を設け、両磁石の間に引
力と斥力とを作用させて流体を吸入・圧縮排出するため
に少なくとも一方の磁石はその磁極の極性が上記ピスト
ンヘッドの往復動に対応して可変する電磁石5で形成し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シリンダの端部およ
びピストンヘッドに対向させて磁石を設け、両磁石の間
に引力と斥力とを作用させてシリンダ内でピストンヘッ
ドを往復運動させて流体の吸入・圧縮排出を行うように
した磁石利用のコンプレッサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の往復式コンプレッサは、外部に設
けたモータによりクランクシャフトを回転させ、クラン
クシャフトの回転をコネクティングロッドを介してシリ
ンダ内のピストンヘッドの往復動に変換する構成で、ピ
ストンヘッドの往復動によって流体の吸入・圧縮排出を
行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の往復式コンプレ
ッサは、流体を吸入・圧縮排出するために、外部に設け
たモータによりクランクシャフトを回転させ、このクラ
ンクシャフトの回転運動をピストンヘッドの往復運動に
変換させる構成であるので、装置の大型化を招くのみな
らず、流体の吸入・圧縮排出の効率が悪いという課題が
あった。
【0004】この発明の目的とするところは、装置全体
の小型化を可能とするとともに、確実に流体の吸入・圧
縮排出を行えるようにした磁石利用のコンプレッサを提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る磁石利用
のコンプレッサの構成は、シリンダの端部に第1磁石を
設けるとともに、この第1磁石に対向して上記シリンダ
内を往復動するピストンヘッドに第2磁石を設け、上記
第1磁石と第2磁石との間に引力と斥力とを作用させて
流体の吸入・圧縮排出を行うために、少なくとも一方の
磁石はその磁極の極性が上記ピストンヘッドの往復動に
対応して可変する電磁石で形成したものである。
【0006】
【作用】この発明における磁石利用のコンプレッサは、
第1磁石と第2磁石との間に引力と斥力とを作用させて
ピストンヘッドを往復動させ、シリンダ内の流体を吸入
・圧縮排出させることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1乃至図7に
基づいて詳細に説明する。1は磁石利用のコンプレッ
サ、2は強磁性体金属製のシリンダ、3はシリンダ2内
に往復摺動自在に設けられたピストンヘッド、4はピス
トンヘッド3の上部に取り付けられた強磁力を保持する
希土類コバルト製磁石である永久磁石で、この永久磁石
4は上下に磁極が配置され、N極を上側に配したもので
ある。
【0008】5は永久磁石4のN極側に対向してシリン
ダ2の上側に設けられた電磁石で、この電磁石5はシリ
ンダ2の頭部開口を閉蓋するシリンダキャップ兼用鉄心
5aにコイル5bを卷回させて形成されている。
【0009】6はシリンダ2内の永久磁石4と電磁石5
とで囲繞されるコンプレッサ室で、このコンプレッサ室
6は流体としての空気を吸入・圧縮排気するための空間
である。コンプレッサ室6を形成するシリンダ2の壁面
には空気供給管7に連通する吸入口2aが穿設され、こ
の吸入口2aに対向したシリンダ2の壁面には高圧空気
供給管8に連通する排気口2bが穿設されている。
【0010】9は弾性を有する非磁性金属製の吸入弁
で、この吸入弁9は吸入口2aをシリンダ2の内側から
閉塞する。10は弾性を有する非磁性金属製の排気弁
で、この排気弁10は排気口2bをシリンダ2の外側か
ら閉塞する。
【0011】Rはシリンダ2とピストンヘッド3との間
の摩擦抵抗をなくすための潤滑剤としての磁性流体で、
この磁性流体Rを使用することによりピストンヘッド1
8より上側のコンプレッサ室6を完全に気密させる役目
もしている。
【0012】11はピストンヘッド3にコネクティング
ロッド12を介して接続されたクランクシャフト、13
a,13bはクランクシャフト11に所定の間隔隔てて
個別に嵌合しているスリップリング、14a,14bは
クランクシャフト11の一部周囲に取り付けられた整流
子片で、これらの整流子片14a,14bはそれぞれ対
応するスリップリング13a,13bと電気的に接続さ
れている。
【0013】15a,15bはそれぞれ対応するスリッ
プリング13a,13bに摺接するブラシで、このブラ
シ15a,15bは電磁石5のコイル5bの両端に電気
的に接続されている。16a,16bはそれぞれ対応す
る整流子片14a,14bに摺接するようにクランクシ
ャフト11を挟んで両側に設けられたブラシで、このブ
ラシ16a,16bは図示を省略した直流電源に接続さ
れている。そして、ブラシ15a,15b,16a,1
6bはクランクシャフトケース17に取り付けられたブ
ラシ支持板18にそれぞれ植立している。
【0014】図8は上記構成の磁石利用のコンプレッサ
を発電システムに適用した概略構成図で、同図におい
て、19は冷却・除湿機能を有する空気冷却装置20上
に載置接合されている空気清浄装置で、この空気清浄装
置19は空気冷却装置20の上面開口に連通している。
また、空気冷却装置20は空気供給管7を介して上記コ
ンプレッサ1に接続されている。21はコンプレッサ1
に高圧空気供給管8を介して連設された圧力タンク、2
2は圧力タンク21の高圧空気出力端に設けられた手動
弁23および導出管24を介して連設された風車装置、
25は風車装置22の回転力によって駆動される発電機
で、この発電機25の発電電力は空気冷却装置20およ
びコンプレッサ1などの電源として利用でき、また所要
の蓄電装置に一時的に蓄電しておいて適宜使用すること
ができる。
【0015】空気清浄装置19は、図9および図10に
示すように、空気吸引口26aを有する本体ケース26
にフィルタエレメント27を収納し、さらに上記本体ケ
ース26を蓋体28によって閉蓋した構成で、フィルタ
エレメント27の空気出口は空気冷却装置20の上面開
口と連設されている。
【0016】空気冷却装置20は、図示を省略した圧縮
機、凝縮器、膨張弁および蒸発器などを冷媒が一巡する
ことにより空気を冷却・除湿するもので、図10に示す
ように、その箱体29の底面に排水孔29aを穿設して
おり、箱体29は排水貯留容器30上に載置されてい
る。排水貯留容器30の底面または底部側面には排水用
蛇口31が取り付けられている。
【0017】圧力タンク21は図11および図12に示
すように構成されている。すなわち、32は金属製の円
筒体33の周囲に卷回された硬質ゴム製のゴムチュー
ブ、34はゴムチューブ32を囲繞する硬質ゴム製の容
器で、上記ゴムチューブ32の一端には上記容器34を
貫通して高圧空気供給管8が接続され、その他端には上
記容器34を貫通して導出管24が連設されている。ま
た、ゴムチューブ32と導出管24との接続部分には両
者の間を連通・閉止可能とする手動弁23が設けられて
いる。これら円筒体33、ゴムチューブ32、容器34
および手動弁23により圧力タンク21が形成されてい
るものである。
【0018】風車装置22は図13乃至図17に示すよ
うに構成されている。すなわち、35は羽根車36が収
納される羽根車ケースで、この羽根車ケース35の上部
には導出管24の先端の噴射ノズル24aが挿通するノ
ズル取付け孔35aが穿設されるとともに、下部には風
車装置22より排出された空気を空気清浄装置19に返
戻する返戻管37が連設している。38,38は半円形
のスリット38a…を等角度で放射方向に有するランナ
支持板、39…は上記スリット38a…に嵌合止着され
るランナで、このランナ39…を、その両端をスリット
38a…によってランナ支持板38,38に挾持するこ
とにより羽根車36が形成される。40は羽根車ケース
35の蓋で、羽根車36の回転軸36aは羽根車ケース
35と蓋40とによって回転自在に軸支されている。
【0019】発電機25の回転軸25aは羽根車36の
回転軸36aに連結され、羽根車36の回転によって発
電機25は稼働される。
【0020】まず、コンプレッサ1の不動作時には、永
久磁石4を電磁石5に対して最も接近した状態でピスト
ンヘッド3を配置しておく。そして、この状態において
電磁石5のコイル5bに電流を流した場合、永久磁石4
と対向する電磁石5の磁極にN極を発生し、永久磁石4
の上側のN極との間に斥力が作用するように構成する。
【0021】永久磁石4と電磁石5とが最も接近した状
態で電磁石5のコイル5bに電流を流すと、永久磁石4
と電磁石5との間に斥力が作用し、ピストンヘッド3を
下降させる。
【0022】ピストンヘッド3が下降し、整流子片14
aと接触していたブラシ16aが整流子片14bと接触
し、整流子片14bと接触していたブラシ16bが整流
子片14aと接触することになると、電磁石5のコイル
5bに流れる電流方向が変化し、永久磁石4のN極と対
向する電磁石5の磁極がS極に変化して両者の間に引力
が作用する。
【0023】しかしながら、ピストンヘッド3は下降途
中にあるために、慣性によって最下位置に向けて下降
し、さらに最下位置を通過することになる。
【0024】ピストンヘッド3が最下位置を通過して上
昇に転じ、ある程度上昇すると、両者の間に作用する引
力によって電磁石5に対して永久磁石4が引き寄せられ
ることになる。これに伴って、ピストンヘッド3を介し
てクランクシャフト11が回転し、整流子片14bと接
触していたブラシ16aが整流子片14aと接触し、整
流子片14aと接触していたブラシ16bが整流子片1
4bと接触することになると、電磁石5のコイル5bに
流れる電流方向が元の流れ方向に変化し、永久磁石4の
N極と対向する電磁石5の磁極の極性が変化し、両者の
間に斥力が作用する。
【0025】しかしながら、ピストンヘッド3は上昇途
中にあるために、慣性によってなおも最上位置に向けて
上昇し、ついには最上位置を通過することになる。ピス
トンヘッド3が最上位置を通過して下降に転じると、前
述と同様に永久磁石4と電磁石5との間に引力が作用す
ることになる。以下同様に、このような操作を繰り返し
ながら、永久磁石4と電磁石5との間に斥力および引力
が作用し、ピストンヘッド3が往復摺動を繰り返すこと
になる。
【0026】また、シリンダ2内の永久磁石4と電磁石
5との間に形成されるコンプレッサ室6は、上記ピスト
ンヘッド3が下降することによりその内部圧が負圧とな
る。このため、閉止状態にあった吸入弁9は吸入口2a
を開いて空気供給管7より空気をコンプレッサ室6内に
流入することになる。そして、空気供給管7内の圧力と
コンプレッサ室6内の圧力とが等しくなると、空気の流
入は止まり、ピストンヘッド3が上昇に転じて吸入弁9
が閉じる。
【0027】この場合、空気吸引口26aからフィルタ
エレメント27に空気が吸入されることによって、塵埃
などが除去された清浄な空気が空気冷却装置20に供給
され、空気冷却装置20において冷却・除湿された空気
が空気供給管7に導かれることになる。このため、シリ
ンダ2とピストンヘッド3との間に塵埃が侵入すること
がなく、かつコンプレッサ室6が冷却空気により冷却さ
れるために、コンプレッサ1自体に専用の冷却装置を設
ける必要がない。なお、空気冷却装置20において空気
を摂氏零度以下にならないように冷却することにより箱
体29に水分が結露し、その水分が箱体29の排水孔2
9aから排水貯留容器30に滴下し、貯留される。その
結果、空気を除湿する。
【0028】次に、ピストンヘッド3が上昇することに
よりコンプレッサ室6の内部空気は圧縮されるため、閉
止状態にあった排気弁10が開いて排気口2bより高圧
空気供給管8に高圧空気が導かれ、この高圧空気は圧力
タンク21に徐々に貯留されることになる。
【0029】このようにして吸入弁9および排気弁10
を交互にかつ繰り返し開閉させることによりコンプレッ
サ1から高圧空気供給管8を介して圧力タンク21に高
圧空気が貯留される。そして、圧力タンク21に充分な
圧力が得られた後に、圧力タンク21の内部の圧力を一
定に保ちながら、手動弁23を開くことにより導出管2
4を介して噴射ノズル24aより高圧空気が噴射するこ
とになる。すなわち、手動弁23を開いた状態でも圧力
タンク21内の空気圧が一定となるように圧力タンク2
1にコンプレッサ1から流入する高圧空気と圧力タンク
21から流出する高圧空気の量を同量に保ちながら噴射
ノズル24aより高圧空気を噴射することになる。
【0030】この高圧空気は噴射ノズル24aより羽根
車36のランナ39…に噴射され、風車装置22を回転
駆動する。この風車装置22の回転力によって発電機2
5が駆動され、所要の電力が出力されることになる。
【0031】上記実施例において、コンプレッサ1はシ
リンダ2の端部に電磁石5を、ピストンヘッド3に永久
磁石4をそれぞれ対向させて設けたが、シリンダキャッ
プとピストンヘッド3との上部にそれぞれ電磁石同士を
対向させて配置し、ピストンヘッド3上部の電磁石の磁
極をN極側が常にシリンダキャップの電磁石5に対向す
るように固定しても、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
【0032】上記実施例では、ピストンヘッド3の上部
に取り付けられた永久磁石4とシリンダ2との潤滑剤と
して磁性流体Rを使用したが、コンプレッサ室6の気密
性がさほど問題でない場合は、通常の潤滑油を用いて両
者の潤滑を良好としてもよい。この場合、ピストンヘッ
ド3上部の永久磁石4のN極が上側に配置されるという
限定はなくなり、永久磁石と電磁石とを対向しても、電
磁石同士を対向させてもよい。
【0033】上記実施例では、空気冷却装置20と圧力
タンク21との間に設けられるコンプレッサ1を単気筒
として説明したが、多気筒にしてもよく、また複数台の
コンプレッサ1を設け、それらから圧力タンク21に高
圧空気を導くようにしてもよい。このように構成するこ
とによりコンプレッサ1からの排気出力を向上させるこ
とができる。
【0034】また、上記実施例では、円筒体32を硬質
ゴム製のゴムチューブ33で卷回し、このゴムチューブ
33を硬質ゴム製の容器34で囲繞して圧力タンク21
を形成したが、高圧空気が貯留できる圧力容器であれ
ば、上記実施例のものに限定されるものでない。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の磁石利
用のコンプレッサによれば、シリンダの端部に第1磁石
を設けるとともに、この第1磁石に対向して上記シリン
ダ内を往復摺動するピストンヘッドに第2磁石を設け、
上記第1磁石と第2磁石との間に上記ピストンヘッドの
往復動に対応して引力と斥力とを作用させるために、い
ずれか一方の磁石を電磁石で形成した構成であるので、
装置全体を小型化でき、また両磁石の間に作用する引力
と斥力とで直接的に流体を吸入・圧縮排出することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る磁石利用のコンプレッサの一実
施例を示す縦断正面図である。
【図2】同上の縦断側面図である。
【図3】同上の一部拡大縦断正面図である。
【図4】同上の一部拡大縦断側面図である。
【図5】同上の整流回路部分を抽出して示す分解斜視図
である。
【図6】同上の空気吸入時の動作説明図である。
【図7】同上の空気圧縮排気時の動作説明図である。
【図8】この発明の上記実施例に係る磁石利用のコンプ
レッサを発電システムに使用した状態を示す概略構成図
である。
【図9】同上の発電システムの空気清浄装置を示す分解
斜視図である。
【図10】同上の発電システムの空気清浄装置と空気冷
却装置とを示す縦断面図である。
【図11】同上の発電システムの圧力タンクを示す縦断
面図である。
【図12】同上の発電システムの圧力タンクの容器部分
のみを断面して示す縦断面図である。
【図13】同上の発電システムの風車装置を示す正面図
である。
【図14】同上の発電システムの風車装置を示す一部切
欠概略構成図である。
【図15】同上の発電システムの羽根車を示す側面図で
ある。
【図16】同上の発電システムの羽根車を示す正面図で
ある。
【図17】同上の発電システムの羽根車に発電機を取り
付ける状態を示す分解図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2 シリンダ 3 ピストンヘッド 4 永久磁石 5 電磁石
フロントページの続き (72)発明者 堀江 八榮 北海道札幌市豊平区平岸4条8丁目1番17 号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダの端部に第1磁石を設けるとと
    もに、この第1磁石に対向して上記シリンダ内を往復摺
    動するピストンヘッドに第2磁石を設け、上記第1磁石
    と第2磁石との間に引力と斥力とを作用させて流体の吸
    入・圧縮排出を行うために、少なくとも一方の磁石はそ
    の磁極の極性が上記ピストンヘッドの往復動に対応して
    可変する電磁石で構成したことを特徴とする磁石利用の
    コンプレッサ。
JP4129869A 1992-04-24 1992-04-24 磁石利用のコンプレッサ Pending JPH05302571A (ja)

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