JPH0530255A - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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JPH0530255A
JPH0530255A JP3186602A JP18660291A JPH0530255A JP H0530255 A JPH0530255 A JP H0530255A JP 3186602 A JP3186602 A JP 3186602A JP 18660291 A JP18660291 A JP 18660291A JP H0530255 A JPH0530255 A JP H0530255A
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JP
Japan
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line
communication
remaining
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time
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Application number
JP3186602A
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English (en)
Inventor
Akio Arai
明男 新井
Fumio Koizumi
文男 小泉
Katsumi Shiina
克己 椎名
Makoto Kimura
誠 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH0530255A publication Critical patent/JPH0530255A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの回線による通信中に他の回線より着信
があった場合に他の回線を保留して1つの回線による通
信の終了後に他の回線による通信を可能にすると共に、
1つの回線による通信残時間が長い場合には他の回線を
直ちに開放する。 【構成】 蓄積メモリ58に蓄積されている未送信情報
量と通信速度と通信残時間との関係を示す通信残時間推
定テーブル62を設け、一方の回線による送信中に他方
の回線より着信があった場合、未送信情報量と通信速度
と通信残時間推定テーブル62とに基づいて回線ホール
ド判定部60によって、一方の回線の通信残時間を推定
する。そして、通信残時間が所定時間以上の場合には他
方の回線を直ちに開放し、通信残時間が所定時間未満の
場合には他方の回線をホールドする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の回線を収容する
ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置が広く普及して
いる。このファクシミリ装置には、例えば特開平2−2
30860号公報に示されるように2回線を収容するも
のもある。
【0003】このように2回線を収容するファクシミリ
装置では、一方の回線によってファクシミリ通信中は、
他方の回線よりファクシミリ着信があってもこれを受け
付けることはできない。そのため、一方の回線による通
信がまもなく終了するような場合であっても、他方の回
線は開放され、発呼局は再度発信操作を行わなければな
らない。これに対処するに、前記特開平2−23086
0号公報に示される装置では、一方の回線によるファク
シミリ通信中に他方の回線よりファクシミリ着信があっ
た場合、発呼局が非音声端末であることを判別すると回
線を閉結して保留し、発呼局が所定の保留時間だけ通信
を保留している間に一方の回線による通信が終了する
と、他方の回線をファクシミリ装置に接続するようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに他方の回線を無条件に保留すると、一方の回線によ
る通信の残時間が所定の保留時間より長い場合、保留さ
れた発呼局は所定の保留時間が経過するまで拘束される
ことになり、発呼局の回線使用効率が悪くなるという問
題点がある。
【0005】そこで本発明の目的は、複数の回線を収容
するファクシミリ装置において、1つの回線によるファ
クシミリ通信中に他の回線よりファクシミリ着信があっ
た場合に、他の回線を保留して1つの回線による通信の
終了後に他の回線による通信を可能とすると共に、1つ
の回線による通信残時間が長い場合には他の回線を直ち
に開放することのできるファクシミリ装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
るファクシミリ装置は、画像情報の送信または受信を行
うファクシミリ部と、複数の回線のうちの1つを選択的
にファクシミリ部に接続する回線切換手段と、複数の回
線のそれぞれの着信を検出する着信検出手段と、1つの
回線による通信中に着信検出手段によって他の回線から
の着信が検出されたときに1つの回線による通信の残時
間を推定する通信残時間推定手段と、この通信残時間推
定手段によって推定された残時間が所定時間未満の場合
に他の回線を保留する回線保留手段と、通信残時間推定
手段によって推定された残時間が所定時間以上の場合に
他の回線を開放する回線開放手段とを備えたものであ
る。
【0007】このファクシミリ装置では、1つの回線に
よる通信中に着信検出手段によって他の回線からの着信
が検出されると、通信残時間推定手段によって1つの回
線による通信の残時間が推定され、この残時間が所定時
間未満の場合には回線保留手段によって他の回線が保留
され、残時間が所定時間以上の場合には回線開放手段に
よって他の回線が開放される。
【0008】請求項2記載の発明によるファクシミリ装
置は、請求項1記載の発明において、ファクシミリ部は
送信する画像情報および受信した画像情報を蓄積するメ
モリを有し、通信残時間推定手段はメモリに蓄積されて
いる未送信情報量と通信速度とに基づいて通信の残時間
を推定するものである。
【0009】請求項3記載の発明によるファクシミリ装
置は、請求項1記載の発明において、さらに、ファクシ
ミリ部による画像情報の受信の際に送信局に対して送信
情報量の通知を要求する送信情報量要求手段と、送信局
からの通知により送信情報量を認識する送信情報量認識
手段と、1つの回線による画像情報の受信中に着信検出
手段によって他の回線からの着信が検出されたときに送
信情報量認識手段によって認識した送信情報量とすでに
受信している情報量とに基づいて1つの回線による通信
の未受信情報量を認識する未受信情報量認識手段とを備
え、通信残時間推定手段は、未受信情報量認識手段によ
って認識された未受信情報量と通信速度とに基づいて通
信の残時間を推定するものである。
【0010】このファクシミリ装置では、ファクシミリ
部による画像情報の受信の際には、送信情報量要求手段
が送信局に対して送信情報量の通知を要求し、送信局か
らの通知により送信情報量認識手段が送信情報量を認識
する。そして、1つの回線による通信中に着信検出手段
によって他の回線からの着信が検出されると、送信情報
量認識手段によって認識した送信情報量とすでに受信し
ている情報量とに基づいて、未受信情報量認識手段によ
って1つの回線による通信の未受信情報量が認識され、
この未受信情報量と通信速度とに基づいて、通信残時間
推定手段によって1つの回線による通信の残時間が推定
され、この残時間が所定時間未満の場合には回線保留手
段によって他の回線が保留され、残時間が所定時間以上
の場合には回線開放手段によって他の回線が開放され
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0012】図1ないし図6は本発明の第1実施例に係
る。図1は本実施例のファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0013】本実施例のファクシミリ装置は、第1回線
1 および第2回線L2 の2回線に接続されるようにな
っており、第1回線L1 に接続されるライン11A、1
1Bと、第2回線L2 に接続されるライン12A、12
Bとを有している。各ラインは網制御部10を介して、
ファクシミリ部を構成するモデム16に接続され、この
モデム16は制御部20に接続されている。
【0014】また、ライン11A、11B間、ライン1
2A、12B間には、それぞれ着信検出手段として、各
回線からの呼出信号を検出する呼出信号検出回路13、
14が設けられている。各呼出信号検出回路13、14
の出力信号は制御部20に送出されるようになってい
る。また、各ラインはリレー5を介してCNG信号検出
回路6に接続されている。CNG信号検出回路6は、発
呼側がファクシミリ装置(非音声端末)であることを示
す発呼トーンであるCNG信号を検出するものである。
リレー5は、CNG信号検出回路6の各ラインに接続さ
れた可動接点5a、5dと、可動接点5aに選択的に接
続される固定接点5b、5cと、可動接点5dに選択的
に接続される固定接点5e、5fとを有している。固定
接点5b、5c、5e、5fはそれぞれライン11A、
12A、11B、12Bに接続されている。従ってこの
リレー5により、第1回線L1 または第2回線L2 が選
択的にCNG信号検出回路6に接続されるようになって
いる。リレー5は制御部20によって制御されるように
なっている。
【0015】網制御部10は、各回線L1 、L2 をファ
クシミリ部と電話部とダイヤル部とに選択的に接続する
回線切換部25を備えている。この回線切換部25に
は、ファクシミリ部としてトランス15を介してモデム
16が接続され、電話部として電話機18が接続されて
いる。この電話機18と回線切換部25とを接続する一
方のラインには、電話機18のオンフック、オフフック
を検出するフック検出回路19が介装されている。ま
た、回線切換部25には、ダイヤル部としてダイヤルパ
ルス発生回路31が接続され、このダイヤルパルス発生
回路31は、トランス32を介して、プッシュボタン信
号であるダイヤルトーンマルチフリクエンシー(以下、
DTMFと記す。)を発生するDTMF発生回路33に
接続されている。このDTMF発生回路33はダイヤル
回路34に接続されている。ダイヤルパルス発生回路3
1は、回線切換部25とトランス32を接続する2つの
ライン間に介装された直列の抵抗器35およびコンデン
サ36と、同じく2つのライン間に介装されたリードリ
レー37と、リードリレー37の一端とトランス32の
一端の間に介装されたリレー38とで構成されている。
リードリレー37およびリレー38はダイヤル回路34
によって制御されるようになっている。また、ダイヤル
回路34は制御部20に接続されている。
【0016】図2は、図1における回線切換部25を示
す回路部である。この回線切換部25は、各回線L1
2 に接続されたリレー1、2と、電話部に接続された
リレー3と、ダイヤル部に接続されたリレー3とを備え
ている。リレー1はライン11A、11Bに接続された
可動接点1a、1dと、可動接点1aに選択的に接続さ
れる固定接点1b、1cと、可動接点1dに選択的に接
続される固定接点1e、1fとを有している。また、リ
レー2はライン12A、12Bに接続された可動接点2
a、2dと、可動接点2aに選択的に接続される固定接
点2b、2cと、可動接点2dに選択的に接続される固
定接点2e、2fとを有している。固定接点1b、2b
はファクシミリ部の一方のラインに接続され、固定接点
1e、2eはファクシミリ部の他方のラインに接続され
ている。
【0017】リレー3は、電話部の各ラインに接続され
た可動接点3a、3dと、可動接点3aに選択的に接続
される固定接点3b、3cと、可動接点3dに選択的に
接続される固定接点3e、3fとを有している。また、
リレー4は、ダイヤル部の各ラインに接続された可動接
点4a、4dと、可動接点4aに選択的に接続される固
定接点4b、4cと、可動接点4dに選択的に接続され
る固定接点4e、4fとを有している。なお、リレー4
は、可動接点4a、4dがいずれの固定接点にも接続さ
れない無接触状態をとることもできるようになってい
る。
【0018】リレー1の固定接点1cは固定接点3b、
4bに接続され、固定接点1fは固定接点3e、4eに
接続され、リレー2の固定接点2cは固定接点3c、4
cに接続され、固定接点2fは固定接点3f、4fに接
続されている。
【0019】このような構成の回線切換部25におい
て、リレー1、2はそれぞれ各回線L 1 、L2 をファク
シミリ部側と、電話部またはダイヤル部側とに切り換え
る機能を有し、リレー3、4はそれぞれ電話部、ダイヤ
ル部に接続する回線を選択する機能を有している。
【0020】図3は、図1における電話機18の構成を
示す回路図である。この図に示すように、電話機18は
接続端子41、42を有し、この接続端子41、42間
にはバリスタ43が介装されている。また、接続端子4
1はフックスイッチ44の可動接点44aに接続されて
いる。このフックスイッチ44の一方の固定接点44b
と接続端子42は、ダイオードブリッジ45を介して通
話回路46に接続され、この通話回路46にはハンドセ
ットの受話器47および送話器48が接続されている。
また、フックスイッチ44の他方の固定接点44cと接
続端子42は、ダイオードブリッジ51を介してリンガ
回路52に接続され、このリンガ回路52にはブザー5
3が接続されている。なお、固定接点44cとダイオー
ドブリッジ51間には、コンデンサ49および抵抗器5
0が直列に介装されている。また、フックスイッチ44
は、オンフック状態では可動接点44aと固定接点44
cが接続され、オフフック状態では可動接点44aと固
定接点44bが接続されるようになっている。
【0021】図4は、図1における制御部20の構成を
示すブロック図である。この制御部20は、互いにバス
54によって接続された読取部21と、記録部22と、
操作パネル23と、符号化・復号化部55と、主制御部
56と、ファイル制御部57と、回線ホールド判定部6
0と、テーブル作成部61とを備えている。ファイル制
御部57には、蓄積メモリ58とID・電話番号管理フ
ァイル59とが接続されている。また、回線ホールド判
定部60およびテーブル作成部61には通信残時間推定
テーブル62が接続されている。また、バス54には、
図1に示すモデム16および網制御部10が接続されて
いる。読取部21は、例えば、図示しない1次元イメー
ジセンサと原稿搬送手段とを有し、原稿搬送手段によっ
て原稿を搬送しながら、1次元イメージセンサによって
原稿の画像情報を1ラインずつ読み取るようになってい
る。また、記録部22は、例えば、図示しないサーマル
ヘッドと原稿搬送手段と記録用紙とを有し、原稿搬送手
段によって記録用紙を搬送しながら、サーマルヘッドに
よって画像情報を1ラインずつ記録用紙に記録するよう
になっている。また、操作パネル23には図示しないダ
イヤルキーが設けられている。主制御部56は、リード
・オンリ・メモリ(以下、ROMと記す。)とランダム
・アクセス・メモリ(以下、RAMと記す。)とを有
し、RAMをワークエリアとしてROMに格納されたプ
ログラムを実行して、後述する各種の制御を行うように
なっている。
【0022】通信残時間推定テーブル62は、蓄積メモ
リ58に蓄積されている未送信情報量と通信速度と通信
残時間との関係を示すテーブルである。テーブル作成部
61は、未送信情報量と通信速度によりこの通信残時間
推定テーブル62を作成する。また、回線ホールド判定
部60は、一方の回線による通信中に他方の回線からの
着信が検出されたときに、通信残時間推定テーブル62
を参照して、回線をホールド(保留)するか否かを判定
するものである。
【0023】通信残時間推定テーブル62の一例を、次
の表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】なお、この表において、通信速度の単位b
psはビット/秒である。
【0026】図5は、図4における回線ホールド判定部
60の機能を示す機能ブロックである。この回線ホール
ド判定部60は、蓄積メモリ58に蓄積されている情報
の残量すなわち未送信情報量を認識する情報蓄積残量認
識手段64と、プロトコルにより現在の通信速度を認識
する通信速度認識手段65と、情報蓄積残量認識手段6
4で認識した未送信情報量と通信速度認識手段65で認
識した通信速度と通信残時間推定テーブル62とにより
通信残時間を推定する通信残時間推定手段66と、所定
時間としてのタイマ値を保持するタイマ値保持手段67
と、通信残時間推定手段66で推定された通信残時間と
タイマ値保持手段67に保持されたタイマ値とを比較し
て回線をホールドするか否かを判定する比較手段68
と、この比較手段68の判定結果に応じて回線を開放す
る回線開放手段69と、比較手段68の判定結果に応じ
て回線をホールドする回線ホールド手段70とを備えて
いる。なお、本実施例では、タイマ値保持手段67が保
持するタイマ値として、国際電信電話諮問委員会(以
下、CCITTと記す。)の勧告T.30で規定されて
いる所定の保留時間(T1=30±5秒)の最小値30
秒としている。また、表1に示す通信残時間推定テーブ
ル62は、このタイマ値30秒を基準にして、通信残時
間がタイマ値30秒より長いか短いかが分かるように作
成している。
【0027】なお、回線ホールド判定部60は専用のマ
イクロコンピュータ等で実現できるが、主制御部56が
これを兼ねることもできる。
【0028】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、ファクシミリ発信の動作について説明する。例え
ば第1回線L1 を用いてファクシミリ発信を行う場合
は、回線切換部25内のリレー1およびリレー4を制御
して、第1回線L1 をダイヤルパルス発生回路31に接
続する。そして、操作パネル23に設けられたダイヤル
キーを操作してダイヤル回路34を動作させ、相手側の
ファクシミリ装置にダイヤルする。第1回線L1 がダイ
ヤル回線の場合には、ダイヤル回路34によってダイヤ
ルパルス発生回路31のリードリレー37を操作して、
ダイヤルパルス発生回路31からダイヤルパルス信号を
発生させ、第1回線L1 に送出する。なお、リレー38
は通常はオン(導通)状態とするが、ダイヤルパルス発
生中はオフとする。これにより、リードリレー37の接
点のみでダイヤルパルスのメイク、ブレイクが行われ
る。第1回線L1 がプッシュボタン回線の場合には、ダ
イヤル回路34によってDTMF発生回路33を制御し
て、このDTMF発生回路33からプッシュボタン信号
を発生させ、第1回線L1 に送出する。その後、リレー
4を無接触状態とし、リレー1を切り換えて第1回線L
1 をファクシミリ部のトランス15に接続する。第2回
線L2 を用いてファクシミリ発信を行う場合は、リレー
1の代わりにリレー2を上記と同様に制御する。
【0029】ファクシミリ発信を行う場合、読取部21
で原稿を読み取り、得られた画像情報を図4に示す符号
化・復号化部55で符号化し、送信する全てのデータを
一旦蓄積メモリ58に蓄積した後、読み出して、モデム
16で変調して回線に送出する。
【0030】電話発信の場合は、上述と同様にして相手
側電話機にダイヤルした後、回線を電話部に接続する。
【0031】次に、ファクシミリ受信の動作について説
明する。例えば第1回線L1 にファクシミリ着信がある
と、呼出信号検出回路13が呼出信号を検出して着信を
制御部20に知らせる。制御部20は、回線切換部25
内のリレー1、3を制御して第1回線L1 を電話部に接
続すると共に、リレー5を制御してCNG検出回路6を
第1回線L1 の各ライン11A、11Bに接続する。C
NG検出回路6がCNG信号を検出すると、制御部20
は回線切換部25内のリレー1を制御して第1回線L1
をファクシミリ部に接続する。通信が開始されると、発
呼局から送られてきた信号はモデム16で復調され、全
てのデータが一旦蓄積メモリ58に蓄積された後、読み
出され、符号化・復号化部55で復号化され、記録部2
2で記録用紙に記録される。第2回線L2 にファクシミ
リ着信があった場合は、リレー5がCNG検出回路6を
回線L2 の各ライン12A、12Bに接続し、リレー1
の代わりにリレー2を上記と同様に制御する。
【0032】また、電話受信の場合は、CNG検出回路
6によってCNG信号が検出されず、着信のあった回線
は電話部に接続されたままとなり、電話機18をオフフ
ックすることにより通話が可能となる。
【0033】次に、図6のフローチャートを用いて、第
1回線L1 によるファクシミリ送信中に第2回線L2
らの着信が検出されたときの動作について説明する。
【0034】この動作では、まず、ステップ(以下、S
と記す。)101で、呼出信号検出回路14によって第
2回線L2 からの着信を監視する。着信があると、制御
部20は、回線切換部25を制御して第2回線L2 を電
話部に接続すると共に、リレー5を制御してCNG検出
回路6を第2回線L2 の各ライン12A、12Bに接続
する。このとき、電話機18のリンガ回路52が動作
し、ブザー53からベル音が発生する。次に、S102
で、電話機18のオフフックを監視する。フック検出回
路19によって電話機18のオフフックが検出される
と、S103で、CNG信号検出回路6によってCNG
信号が検出されたか否か、すなわち発呼局が非音声端末
か否かを判断する。発呼局が音声端末の場合(NO)に
はそのまま終了する。これにより、電話機18によって
通話が可能となる。
【0035】一方、S103において、発呼局が非音声
端末の場合(YES)には、S104で、図5に示す回
線ホールド判定部60の情報蓄積残量認識手段64が蓄
積メモリ58に蓄積されている情報の残量すなわち未送
信情報量を認識し、通信速度認識手段65がプロトコル
により第1回線L1 による現在の通信速度を認識し、こ
の未送信情報量と通信速度と通信残時間推定テーブル6
2とにより、通信残時間推定手段66が通信残時間を推
定する。例えば、通信速度が9600bps、未送信情
報量が27kバイトの場合、第1回線L1 の通信残時間
は23秒と推定される。次に、S105で、図5の比較
手段68が、通信残時間推定手段66で推定された通信
残時間とタイマ値保持手段67に保持されたタイマ値と
を比較する。そして、通信残時間がタイマ値以上の場合
には、S106で図5の回線開放手段69が第2回線L
2 を直ちに開放して終了する。表1から分かるように、
例えば、通信速度が9600bpsの場合は36kバイ
ト以上の未送信情報量があれば第2回線L2 が開放され
る。同様に、通信速度が7200bpsの場合は27k
バイト以上、通信速度が4800bpsの場合は18k
バイト以上、通信速度が2400bpsの場合は9kバ
イト以上の未送信情報量があれば第2回線L 2 が開放さ
れる。一方、通信残時間がタイマ値未満の場合には、S
107で、図5の回線ホールド手段70がそのまま第2
回線L2 をホールドする。そして、S108で、第1回
線L1 の通信が終了したか否かを監視し、終了したらS
109で、第2回線L2 をファクシミリ部に接続して終
了する。これにより、第2回線L2 によるファクシミリ
通信が可能となる。
【0036】なお、第2回線L2 によるファクシミリ送
信中に第1回線L1 からの着信が検出されたときの動作
も同様である。
【0037】このように本実施例では、一方の回線によ
るファクシミリ送信中に他方の回線よりファクシミリ着
信があった場合、蓄積メモリ58に蓄積されている未送
信情報量と通信速度とに基づいて一方の回線の通信残時
間を推定し、この通信残時間が所定時間未満の場合には
他方の回線をホールドし、通信残時間が所定時間以上の
場合には他方の回線を開放するようにしている。従っ
て、他方の回線をホールドして一方の回線による通信の
終了後に他方の回線による通信が可能になると共に、一
方の回線による通信残時間が長い場合には他の回線を直
ちに開放することができ、発呼局の回線使用効率が向上
する。
【0038】図7ないし図10は、本発明の第2実施例
に係る。図7は、本実施例における制御部20の構成を
示すブロック図である。本実施例では、タイマ値を操作
パネル23によって任意に設定できるように、第1実施
例における制御部20内に、操作パネル23によって入
力されるタイマ値を設定するタイマ値設定部71を設け
ている。
【0039】図8は、本実施例における回線ホールド判
定部60の機能を示す機能ブロックである。この図に示
すように、本実施例では、タイマ値設定部71によって
設定されたタイマ値は回線ホールド判定部60内のタイ
マ値保持手段67に送られ保持されると共に、テーブル
作成部61に送られ、このテーブル作成部61はこのタ
イマ値に基づいて通信残時間推定テーブル62を書き換
えるようになっている。
【0040】また、本実施例では、図1に示すCNG検
出信号回路6がビジートーンも検出するようになってい
る。
【0041】本実施例のその他の構成は、第1実施例と
同様である。
【0042】次に、本実施例の動作について説明する。
【0043】図9は、タイマ値の設定の動作を示すフロ
ーチャートである。この動作では、まずS111でファ
クシミリ装置の電源がオンされると、S112の初期設
定において、タイマ値のデフォルト値、例えば30秒に
より通信残時間推定テーブル62を作成する。次にS1
13で、操作パネル23の表示部に初期画面を表示す
る。次にS114で、操作パネル23のキー操作により
設定モードが選択されたか否かを判断し、NOの場合は
S113へ戻る。S114でYESの場合は、S115
で着信受付を抑止し、S116で操作パネル23の表示
部に設定画面を表示する。次にS117で、操作パネル
23のテンキーによりタイマ値を入力し、図8のタイマ
値設定部71によってタイマ値を設定する。設定された
タイマ値はタイマ値保持手段67に保持されると共にテ
ーブル作成部61に送られる。次にS118で、設定さ
れたタイマ値に基づいてテーブル作成部61が通信残時
間推定テーブル62を書き換える。そして、S119で
着信受付を許可してS113へ戻る。例えば、タイマ値
として10秒を設定すると通信残時間推定テーブル62
は次の表2のように書き換えられる。
【0044】
【表2】
【0045】次に、図10のフローチャートを用いて、
第1回線L1 によるファクシミリ送信中に第2回線L2
からの着信が検出されたときの本実施例の動作について
説明する。
【0046】この動作において、S106で第2回線L
2 が開放されるまで、およびS107で第2回線L2
ホールドされるまでは、第1実施例と同様なので説明を
省略する。本実施例では、S107で第2回線L2 がホ
ールドされると、S121で、図1に示すCNG検出信
号回路6によって、第2回線L2 からのビジートーンを
監視する。このビジートーンは、発呼局が回線を開放し
たことにより交換機から発せられるものである。S12
1でビジートーンが検出されたら(YES)S106へ
進み、第2回線L2 を直ちに開放する。一方、S121
でビジートーンが検出されなければ(NO)、S122
で、第1回線L1 の通信が終了したか否かを判断し、N
Oの場合はS121へ戻り、YESの場合はS123で
第2回線L2 をファクシミリ部に接続して終了する。
【0047】このように本実施例によれば、タイマ値を
任意に設定することができる。また、設定したタイマ値
が発呼局の保留時間よりも長く、回線ホールド中に発呼
局より回線が切断されることもあるが、本実施例によれ
ば、ビジートーンを監視し、ビジートーン検出後は回線
を直ちに開放するようにしたので、無駄なホールド時間
をなくすことができる。
【0048】本実施例のその他の動作および効果は、第
1実施例と同様である。
【0049】図11ないし図13は、本発明の第3実施
例に係る。第1および第2実施例では通信残時間を推定
することができるのは送信時に限られるが、本実施例は
受信中でも通信残時間を推定することができるようにし
たものである。
【0050】図11は、本実施例における回線ホールド
判定部60の機能を示す機能ブロックである。この図に
示すように、本実施例における回線ホールド判定部60
は、ファクシミリ受信の際に、送信局に対して送信情報
量の通知を要求する送信情報量要求手段72と、送信局
からの通知により送信情報量を認識する送信情報量認識
手段73と、一方の回線によるファクシミリ受信中に他
方の回線からの着信が検出されたときに、送信情報量認
識手段73によって認識した送信情報量とすでに受信し
ている情報量とに基づいて一方の回線による通信の未受
信情報量を認識する未受信情報量認識手段74とを備え
ている。そして、通信残時間推定66は、未受信情報量
認識手段74によって認識された未受信情報量と通信速
度認識手段65によって認識された通信速度と通信残時
間推定テーブル62とに基づいて一方の回線による通信
の残時間を推定するようになっている。なお、本実施例
における通信残時間推定テーブル62は、未送信情報量
が未受信情報量に代わる以外は第1または第2実施例と
同様である。
【0051】本実施例のその他の構成は、第2実施例と
同様である。
【0052】次に、図12および図13を参照して本実
施例の動作について説明する。
【0053】通信を行う2つのファクシミリ装置が共に
特定の非標準機能を有する場合、着呼を受け付けた被呼
局は、プロトコルの手順に従って通信を進めていく中
で、被呼局から発呼局に対する初期識別の際にオプショ
ン信号としての非標準機能(以下、NSFと記す。)信
号によって自局の非標準機能の能力を発呼局に知らせる
ことができ、これに応じて発呼局は非標準機能を追加す
ることができ、発呼局から被呼局に対する受信命令の際
に、オプション信号としての非標準機能設定(以下、N
SSと記す。)信号によって被呼局に対して非標準機能
の設定を通知する。本実施例では、前述のNSF信号を
用いて送信局に対して送信情報量の通知を要求し、送信
局はNSS信号を用いて受信局に対して送信情報量を通
知するようになっている。なお、本実施例では、画像情
報の送受信は、符号化された画像情報を全て蓄積メモリ
に一旦格納した後に行うという独自モードのメモリ送信
で行うため、送信局の送信情報量は符号化された画像情
報量とする。
【0054】図12(a)、(b)はそれぞれNSF信
号、NSS信号のフォーマットを示す説明図である。N
SF信号、NSS信号共、先頭から順に、ファクシミリ
・コントロール・フィールド(以下、FCFと記
す。)、CCITT国コード(以下、CCと記す。)、
サプライヤーズ・コード(以下、SCと記す。)、情報
長(以下、ILと記す。)および7つのブロックで構成
されている。FCFはNSF信号かNSS信号かを示す
コードであり、CCはCCITTの勧告T.35で勧告
された国コードであり、SCは供給者コードであり、I
Lは7つのブロックのトータルバイト数を示す。各ブロ
ックは1バイト以上のデータからなる。本実施例では、
図12(a)に示すように、送信情報量の通知を要求す
る場合にはNSF信号のブロック(1)の1バイトの最
後のビットを“1”とし、送信情報量の通知を要求しな
い場合にはこれを“0”とするようにしている。また、
図12(b)に示すように、送信情報量を通知する場合
は、NSS信号のブロック(1)の1バイトの後ろ6ビ
ットを用い、例えば図に示すように送信情報量を示すよ
うにしている。
【0055】次に、図13のフローチャートを用いて、
第1回線L1 からの着信後、第1回線L1 によるファク
シミリ送信中に第2回線L2 からの着信が検出された場
合の本実施例の動作について説明する。
【0056】この動作では、まずS131で、第1回線
1 からの着信があると第1回線L 1 をファクシミリ部
に接続し通信を開始する。その際S132で、図11に
示す回線ホールド判定部60の送信情報量要求手段72
がNSF信号によって送信局に対して送信情報量の通知
を要求する。これに応じて送信局がNSS信号によって
受信局に対して送信情報量を通知すると、S133で、
送信情報量認識手段73が送信情報量を受信し、記憶す
る。次に、S134で第2回線L2 からの着信を監視
し、着信があると、S135で電話機18のオフフック
を監視する。電話機18のオフフックが検出されると、
S136でCNG信号が検出されたか否か、すなわち発
呼局が非音声端末か否かを判断する。発呼局が音声端末
の場合(NO)にはそのまま終了する。これにより、電
話機18によって通話が可能となる。
【0057】一方、S136において、発呼局が非音声
端末の場合(YES)には、S137で、図11に示す
回線ホールド判定部60の情報蓄積残量認識手段74
が、送信情報量認識手段73によって認識した送信情報
量とすでに受信している情報量とに基づいて第1回線L
1 による通信の未受信情報量を求める。次に、S138
で、通信速度認識手段65がプロトコルにより第1回線
1 による現在の通信速度を認識し、未受信情報量と通
信速度と通信残時間推定テーブル62とにより、通信残
時間推定手段66が通信残時間を推定する。次に、S1
39で、図11の比較手段68が、通信残時間推定手段
66で推定された通信残時間とタイマ値保持手段67に
保持されたタイマ値とを比較する。そして、通信残時間
がタイマ値以上の場合には、S140で第2回線L2
直ちに開放して終了する。一方、通信残時間がタイマ値
未満の場合には、S141でそのまま第2回線L2 をホ
ールドし、S142で、第2回線L2 からのビジートー
ンを監視する。S142でビジートーンが検出されたら
(YES)S140へ進み、第2回線L2 を直ちに開放
する。一方、S142でビジートーンが検出されなけれ
ば(NO)、S143で、第1回線L1 の通信が終了し
たか否かを判断し、NOの場合はS142へ戻り、YE
Sの場合はS144で第2回線L2 をファクシミリ部に
接続して終了する。
【0058】なお、第2回線L2 によるファクシミリ送
信中に第1回線L1 からの着信が検出されたときの動作
も同様である。
【0059】このように本実施例によれば、一方の回線
によるファクシミリ受信中であっても通信残時間を推定
することができ、この通信残時間に応じて他方の回線を
保留するか直ちに開放するかを判定することができる。
【0060】本実施例のその他の動作および効果は、第
2実施例と同様である。
【0061】なお、本実施例ではファクシミリ受信中に
おいて通信残時間を推定するようにしたが、本実施例と
第1または第2実施例とを組み合わせて、送信中と受信
中のいずれの場合も通信残時間を推定できるようにして
も良い。
【0062】なお、本発明は上記各実施例に限定され
ず、ファクシミリ装置が収容する回線は3回線以上であ
っても良い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし3記
載の発明によれば、1つの回線による通信中に他の回線
からの着信があった場合、1つの回線による通信の残時
間を推定し、この残時間が所定時間未満の場合には他の
回線を保留し、残時間が所定時間以上の場合には他の回
線を開放するようにしたので、他の回線を保留して1つ
の回線による通信の終了後に他の回線による通信が可能
になると共に、1つの回線による通信残時間が長い場合
には他の回線を直ちに開放することができ、他の回線の
回線使用効率を向上することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 図1における回線切換部を示す回路部であ
る。
【図3】 図1における電話機の構成を示す回路図であ
る。
【図4】 図1における制御部の構成を示すブロック図
である。
【図5】 図4における回線ホールド判定部の機能を示
す機能ブロックである。
【図6】 第1実施例において第1回線によるファクシ
ミリ送信中に第2回線からの着信が検出されたときの動
作を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の第2実施例における制御部の構成を
示すブロック図である。
【図8】 図7における回線ホールド判定部の機能を示
す機能ブロックである。
【図9】 第2実施例におけるタイマ値の設定の動作を
示すフローチャートである。
【図10】 第2実施例において第1回線によるファク
シミリ送信中に第2回線からの着信が検出されたときの
動作を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の第3実施例における回線ホールド
判定部の機能を示す機能ブロックである。
【図12】 第3実施例におけるNSF信号およびNS
S信号のフォーマットを示す説明図である。
【図13】 第3実施例において第1回線からの着信
後、第1回線によるファクシミリ送信中に第2回線から
の着信が検出された場合の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
6…CNG信号検出回路、10…網制御部、13、14
…呼出信号検出回路、16…モデム、20…制御部、6
0…回線ホールド判定部、62…通信残時間推定テーブ
ル、64…情報蓄積残量認識手段、65…通信速度認識
手段、66…通信残時間推定手段、68…比較手段、6
9…回線開放手段、70…回線ホールド手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 誠 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロツクス株式会社岩槻事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報の送信または受信を行うファク
    シミリ部と、 複数の回線のうちの1つを選択的に前記ファクシミリ部
    に接続する回線切換手段と、 複数の回線のそれぞれの着信を検出する着信検出手段
    と、 1つの回線による通信中に前記着信検出手段によって他
    の回線からの着信が検出されたときに、前記1つの回線
    による通信の残時間を推定する通信残時間推定手段と、 この通信残時間推定手段によって推定された残時間が所
    定時間未満の場合に、前記他の回線を保留する回線保留
    手段と、 前記通信残時間推定手段によって推定された残時間が所
    定時間以上の場合に、前記他の回線を開放する回線開放
    手段とを具備することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 送信する画像情報および受信した画像情
    報を蓄積するメモリを有し、画像情報の送信または受信
    を行うファクシミリ部と、 複数の回線のうちの1つを選択的に前記ファクシミリ部
    に接続する回線切換手段と、 複数の回線のそれぞれの着信を検出する着信検出手段
    と、 1つの回線による画像情報の送信中に前記着信検出手段
    によって他の回線からの着信が検出されたときに、前記
    メモリに蓄積されている未送信情報量と通信速度とに基
    づいて前記1つの回線による通信の残時間を推定する通
    信残時間推定手段と、 この通信残時間推定手段によって推定された残時間が所
    定時間未満の場合に、前記他の回線を保留する回線保留
    手段と、 前記通信残時間推定手段によって推定された残時間が所
    定時間以上の場合に、前記他の回線を開放する回線開放
    手段とを具備することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 画像情報の送信または受信を行うファク
    シミリ部と、 複数の回線のうちの一つを選択的に前記ファクシミリ部
    に接続する回線切換手段と、 複数の回線のそれぞれの着信を検出する着信検出手段
    と、 前記ファクシミリ部による画像情報の受信の際に、送信
    局に対して送信情報量の通知を要求する送信情報量要求
    手段と、 前記送信局からの通知により前記送信情報量を認識する
    送信情報量認識手段と、 1つの回線による画像情報の受信中に前記着信検出手段
    によって他の回線からの着信が検出されたときに、前記
    送信情報量認識手段によって認識した送信情報量とすで
    に受信している情報量とに基づいて、前記1つの回線に
    よる通信の未受信情報量を認識する未受信情報量認識手
    段と、 この未受信情報量認識手段によって認識された未受信情
    報量と通信速度とに基づいて前記1つの回線による通信
    の残時間を推定する通信残時間推定手段と、 この通信残時間推定手段によって推定された残時間が所
    定時間未満の場合に、前記他の回線を保留する回線保留
    手段と、 前記通信残時間推定手段によって推定された残時間が所
    定時間以上の場合に、前記他の回線を開放する回線開放
    手段とを具備することを特徴とするファクシミリ装置。
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Cited By (6)

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