JPH05301566A - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

ブレーキ液圧制御装置

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JPH05301566A
JPH05301566A JP10705092A JP10705092A JPH05301566A JP H05301566 A JPH05301566 A JP H05301566A JP 10705092 A JP10705092 A JP 10705092A JP 10705092 A JP10705092 A JP 10705092A JP H05301566 A JPH05301566 A JP H05301566A
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JP
Japan
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piston
pressure
master
master cylinder
cylinder
Prior art date
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Application number
JP10705092A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Maehara
利史 前原
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Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再加圧の初期段階におけるブレーキペダルの
操作フィーリングを向上したブレーキ液圧制御装置を提
供することを目的とする。 【構成】 弁機構5と圧力吸収装置6とが備えられ、弁
機構5は主制御弁11とチェック弁19とを有し、圧力
吸収装置6はマスタシリンダ7からの圧液を吸収するリ
ザーバ室48と、内部に貫通孔42cを形成するととも
に中央外周部に段付部42aを形成する段付ピストン4
2と、貫通孔42cからリザーバ室48に亘って挿通さ
れるリザーバピストン45とを有し、液路10を遮断し
た際にホイールシリンダ8からの液圧は段付部42aの
みにかかりリザーバ室48への液路を開放し、再加圧し
た場合にはマスタシリンダ7からの初期段階の圧液がリ
ザーバピストン45を摺動することにより消費されるブ
レーキ液圧制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のブレーキ液圧制
御装置に係り、特に車両停止中に運転者がブレーキペダ
ルから足を離した状態においても車両の停止を維持でき
るブレーキ液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、図2に示す
ブレーキ保持装置(例えば実開平3−8958号公報)
が知られている。
【0003】同図において、図示しない主制御装置によ
りブレーキペダルが踏まれて車両の停止を検知した状態
で所定時間経過した場合には、マスタシリンダ7とホイ
ールシリンダ8とを結ぶ主液路上の電磁弁36を閉塞し
てホイールシリンダ8内の液圧を封じ込め、運転者がブ
レーキペダルから足を離しても車両の停止状態を維持し
ていた。
【0004】そして、停止状態においてホイールシリン
ダ8内の液圧が低下した場合には、再度ブレーキペダル
を踏み込んでホイールシリンダ8の再加圧を行ってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マスタシリ
ンダ7では、ブレーキペダルと連動されるマスタロッド
37の先端にマスタピストン34を備えた構造を有して
おり、このマスタピストン34の周囲には合成ゴム等の
弾性部材からなるマスタカップ33が嵌装され、ホイー
ルシリンダ8側からの液圧による液漏れを防止する構造
となっていた。
【0006】そして、マスタシリンダ7内周面において
マスタカップ33の直近部分にはマスタシリンダ7室内
の液圧を外部に排出するリリーフポート30が設けられ
ていた。
【0007】しかし、ホイールシリンダ8内への液圧の
封じ込めが行われている状態で、ホイールシリンダ8へ
の再加圧を行う場合には、マスタピストン34が加圧方
向に移動を開始し、これにともなってマスタカップ33
がリリーフポート30を通過した時点でマスタカップ3
3にはホイールシリンダ8からの圧力が直接加わること
になるため、ブレーキペダル反力が急に大きくなり操作
フィーリングが悪いという問題があった。
【0008】本発明の目的は、再加圧の初期段階におけ
るブレーキペダルの操作フィーリングを向上したブレー
キ液圧制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、マスタシリン
ダ7とホイールシリンダ8とを結ぶ液路10上に設けら
れた弁機構5と、前記マスタシリンダ7からの初期加圧
を吸収する圧力吸収装置6とが備えられ、前記弁機構5
は、ブレーキを作動させたことによる車両の停止時に液
路10を遮断する主制御弁11と、この主制御弁11が
液路10を遮断した際にマスタシリンダ7からホイール
シリンダ8方向への液圧の供給のみを許可するチェック
弁19とを有し、前記圧力吸収装置6は、マスタシリン
ダ7からの圧液を吸収するリザーバ室48と、ホイール
シリンダ8からの液圧により前記リザーバ室48とマス
タシリンダ7側の液路10aを開放し、かつ内部に貫通
孔42cを形成するとともに中央外周部に段付部42a
を形成する段付ピストン42と、前記段付ピストン42
の貫通孔42cから前記リザーバ室48に亘って挿通さ
れるリザーバピストン45とを有し、前記車両が停止し
て主制御弁11が液路10を遮断した際にホイールシリ
ンダ8からの液圧は段付ピストン42の段付部42aの
みにかかり、リザーバ室48への液路を開放し、マスタ
シリンダ7を再加圧した場合には、前記マスタシリンダ
7からの初期段階の圧液が前記リザーバピストン45を
摺動することにより消費されるブレーキ液圧制御装置と
した。
【0010】
【作用】車両の停止が検知されて主制御弁11によって
液路10が閉塞されると、ホイールシリンダ8からの液
圧が液路10b,液路10d及び空所55を介して段付
ピストン42の段付部42aにかかり、段付ピストン4
2をマスタシリンダ7方向へ移動し、リザーバ室48と
マスタシリンダ7側の液路10aとを開放する。
【0011】ここで、ホイールシリンダ8の再加圧を行
うためにマスタシリンダ7が作動すると、マスタシリン
ダ7の初期加圧は、リザーバピストン45を摺動してリ
ザーバ室48を拡張する力に消費される。したがって、
急にブレーキペダルの反力が増加せず、適度なブレーキ
ストロークが得られてブレーキペダルの操作フィーリン
グが良好となる。
【0012】そして、マスタシリンダ7からの加圧がさ
らに継続され、マスタシリンダ7側の液圧がホイールシ
リンダ8の液圧と等しくなると、今度は弁機構5のチェ
ック弁19が開かれてホイールシリンダ8の液圧が上昇
する。
【0013】
【実施例】図1に基づいて、本発明の一実施例を説明す
る。図1において、ブレーキ液圧制御装置は、ソレノイ
ド部2とバルブ部3とを有している。ソレノイド部2の
中央には、ソレノイド4への通電によって作動するプラ
ンジャ21を備えている。そして、このプランジャ21
のバルブ部3側の端部にはロッド22が接続している。
前記ロッド22の先端は、球状の弾性部材であるボール
バルブ12と当接している。また、ロッド22の周囲に
はロッドシール23が備えられ、バルブ部3側からソレ
ノイド部2側への液漏れを防止している。
【0014】バルブ部3は、弁機構5を備える収納室6
0と、圧力吸収装置6を備えるシリンダ40をハウジン
グ9内に有し、前記収納室60の一方はマスタシリンダ
7からの液圧を液路10aを介して供給するインレット
75と連通し、収納室60の他方はホイールシリンダ8
に液圧を液路10bを介して供給するアウトレット76
と連通している。
【0015】前記弁機構5は、液路10を適宜遮断する
主制御弁11と、チェック弁としての増圧カップ19と
を有している。主制御弁11は、バルブシート14と、
バルブシート14の開閉ポート15を閉塞するボールバ
ルブ12により構成されている。そして、バルブシート
14の内側は、液圧を通過させる通路18となってい
る。
【0016】バルブシート14の右端部には、前記ボー
ルバルブ12を位置決めするボールガイド13が設けら
れている。このボールガイド13には、ボールバルブ1
2とほぼ同径の空所が形成されており、ボールバルブ1
2は前記空所内に位置している。
【0017】前記ボールガイド13の外周面側の収納室
60の部分は、インレット75側と連通されている主弁
室20として形成されている。この主弁室20の内方は
前記開閉ポート15に連通されている。したがって、ソ
レノイド4に通電がなされていない状態では、マスタシ
リンダ7→液路10a→インレット75→主弁室20→
開閉ポート15→通路18→アウトレット76→液路1
0b→ホイールシリンダ8の経路でブレーキ圧液が供給
される構造となっている。
【0018】そして、前記増圧カップ19は、主弁室2
0→液路10bの方向への圧液の流通のみを許可するよ
うになっている。この増圧カップ19の図中左側はカッ
プホルダ24の右端部と当接しており、カップホルダ2
4の左端部とハウジング9との間には皿ばね17が嵌入
されて前記カップホルダ24を支持している。
【0019】前記バルブシート14は、カップホルダ2
4を介して前記皿ばね17の付勢力により図中右方(マ
スタシリンダ7側)へ付勢されている。カップホルダ2
4内には、バルブロッド16が内装されている。このバ
ルブロッド16は、スプリング25により図中右方へ付
勢され、バルブロッド16の一端部と当接するボールブ
バルブ12をソレノイド部2側へ押圧し、ボールバルブ
12をバルブシート14より離している。
【0020】そして、前記シリンダ40は、順にシリン
ダ径が三段階に径小となり、大径シリンダ部40a、中
径シリンダ部40b、小径シリンダ部40cにより形成
されている。大径シリンダ部40aは液路10cにより
マスタシリンダ7側の主弁室20と連通し、中径シリン
ダ部40bは液路10dによりホイールシリンダ8側の
出口室Aと連通している。
【0021】シリンダ40内には、マスタシリンダ7の
初期加圧を吸収するリザーバピストン45と、シリンダ
40内に形成されたリザーバ室48と液路10aとをホ
イールシリンダ8からの液圧により開放する段付ピスト
ン42が備えてある。
【0022】前記段付ピストン42は図1に示されるよ
うに、内部に貫通孔42cを有するとともに、中央付近
に外方に隆起する段付部42aを有している。また、段
付ピストン42は右端部に弁体部42bを有している。
そして、段付ピストン42は、中径シリンダ部40b内
及び小径シリンダ部40c内で摺動可能となっている。
【0023】棒状の軸部45aとピストン部45bとか
らなるリザーバピストン45は、前記軸部45aを段付
ピストン42の貫通孔42cに挿入され、リザーバピス
トン45はリザーバスプリング46によって図中左方へ
付勢されている。
【0024】大径シリンダ部40aの内周には前記リザ
ーバピストン45のピストン部45bを囲繞するように
リザーバプラグ47が嵌装されている。前記段付ピスト
ン42の弁体部42bの左端は段付ピストンスプリング
53により弾付ピストンシール50と当接して、液路1
0cとリザーバ室48間の連通を遮断する弁54となっ
ている。また、前記段付ピストンシール50の左端は円
周の一箇所を切り欠いたスプリングシート51に当接す
る。そして、前記段付部42aは段付ピストンスプリン
グ53の一端を支持し、前記スプリングシート51は段
付ピストンスプリング53の他端を支持している。すな
わち、この段付ピストンスプリング53によって、段付
ピストン42は左方へ付勢され、弁54を閉状態として
いる。また、前記段付ピストンシール50とリザーバプ
ラグ47の内側部47aの間にはリング状のバックアッ
プ52が嵌装されている。
【0025】中径シリンダ部40bと液路10dとが連
通する箇所は、ハウジング9と段付ピストン42の左方
により空所55として形成されている。そして、段付ピ
ストン42がホイールシリンダ8側からの液圧を受圧す
る面は、図中、直径Pの面から直径pの面を差し引いた
面積に相当する段付部42a部分となる。すなわち、ホ
イールシリンダ8の液圧封じ込め時に、この段付部42
a部分にかかる液圧は、段付ピストンスプリング53に
抗して、段付ピストン42をマスタシリンダ7側へ移動
させるよう作用する。
【0026】また、大径シリンダ部40aと液路10c
とが連通する箇所は、ハウジング9と段付ピストン42
の右方により空所56として形成されている。次に、本
実施例の動作を順を追って説明する。
【0027】図1は本実施例の非作動状態を示す図であ
る。マスタシリンダ7によって発生した液圧は、開いて
いる開閉ポート15を経てホイールシリンダ8に伝わ
る。この状態において、段付ピストン42の左右に加わ
る液圧力はバランス状態にあるが、段付ピストンスプリ
ング53の押圧力によって上述の弁54は閉状態にあ
る。したがって空所56内の圧液はリザーバ室48内に
流入しない。
【0028】主制御装置28が、ブレーキペダル、アク
セルペダル、速度センサからの各信号を入力し、ブレー
キペダルの踏み込みによって車両が停止したことを検知
して、さらにこの停止状態が所定時間(例えば1〜数
秒)経過したことを検知すると、ソレノイド4に通電を
行い、プランジャ21を図中左方へ移動させる。
【0029】このプランジャ21の移動に伴ってロッド
22も左方へ移動し、ロッド22の先端と当接している
ボールバルブ12が、バルブロッド16のスプリング2
5に抗してバルブシート14側へ当接して開閉ポート1
5を閉じる。これによって液路10の連通が遮断されて
ホイールシリンダ8内の液圧の封じ込めが行われる。
【0030】このため、運転者がブレーキペダルの操作
を解除してもホイールシリンダ8内の液圧は保持され、
車両はブレーキ力によって、停止した状態を維持する。
ここで、ホイールシリンダ8からの圧液が、段付ピスト
ン42の段付部42a部分にかかり、空所56内は無圧
であるため段付ピストン42は段付ピストンスプリング
53に抗して、マスタシリンダ7側へ移動する。このと
き、段付ピストン42の弁体部42bが段付ピストンシ
ール50より離れ、弁54が開状態となってリザーバ室
48と液路10cとが連通する。
【0031】次に、ホイールシリンダ8内の圧力が不足
して、マスタシリンダ7からの再加圧が必要となった場
合には、ブレーキペダルの踏み込みによりマスタシリン
ダ7内のマスタピストン34がマスタスプリング31に
抗してマスタ液圧室32を圧縮する方向に移動を開始す
る。
【0032】マスタピストン34の初期移動の段階で、
マスタピストン34に嵌装されたマスタカップ33は、
リリーフポート30を通過する。このとき、マスタピス
トン34の初期移動段階の圧液は、マスタシリンダ7→
液路10a→液路10c→弁54を経てリザーバ室48
に至り、リザーバピストン45をリザーバスプリング4
6に抗して図中右方へ摺動させる力で消費される。その
ため、マスタピストン34の初期移動段階では、徐々に
マスタシリンダ7の圧力が上昇し、適度なブレーキペダ
ルストロークが得られ、ブレーキペダルの操作フィーリ
ングは良好となる。
【0033】そして、マスタピストン34による加圧を
さらに継続すると、マスタシリンダ7から液路10aへ
の液圧がホイールシリンダ8の液圧以上となった段階
で、主弁室20より増圧カップ19を経てホイールシリ
ンダ8側の液路10bに液圧が供給されて、ホイールシ
リンダ8が再加圧される。
【0034】以上のように本実施例によれば、ホイール
シリンダ8内の液圧を保持する際に、段付ピストン42
はホイールシリンダ8からの圧液を段付部42a部分で
のみ受圧するため、段付ピストン42の右方への移動に
伴うホイールシリンダ8内の液圧降下量を少量に抑えて
マスタシリンダ7側の液路10cとリザーバ室48との
連通を制御する弁54の開放を行うことができる。
【0035】そして、ホイールシリンダ8を再加圧する
際には、マスタシリンダ7からの初期圧液がリザーバ室
48に吸収されるため、適度なブレーキペダルストロー
クが得られ、良好なブレーキペダルの操作フィーリング
を提供することができる。また、リザーバピストン45
の軸部45aを段付ピストン42の貫通孔42cに挿入
したため、リザーバピストン45のピストン部45bの
軸方向長さを短くしてもリザーバピストン45の円滑な
摺動を確保できる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、車両停止時にブレーキ
液圧をホイールシリンダ内に封じ込めるブレーキ液圧制
御装置において、圧力吸収装置によるホイールシリンダ
内の液圧低下量を極めて少量にするとともに、再加圧の
ための初期加圧段階の圧液は十分に吸収して、ブレーキ
ペダルの操作フィーリングを良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における非作動状態を示すブ
レーキ液圧制御装置の断面図である。
【図2】従来技術におけるブレーキ保持装置を示す概略
図である。
【符号の説明】
2・・ソレノイド部 3・・バルブ部 4・・ソレノイド 5・・弁機構 6・・圧力吸収装置 7・・マスタシリンダ 8・・ホイールシリンダ 9・・ハウジング 10,10a,10b,10c,10d・・液路 11・・主制御弁 12・・ボールバルブ 13・・ボールガイド 14・・バルブシート 15・・開閉ポート 16・・バルブロッド 17・・皿ばね 19・・増圧カップ(チェック弁) 20・・主弁室 21・・プランジャ 22・・ロッド 23・・ロッドシール 24・・カップホルダ 25・・スプリング 28・・主制御装置 30・・リリーフポート 31・・マスタスプリング 32・・マスタ液圧室 33・・マスタカップ 34・・マスタピストン 40・・シリンダ 40a・・大径シリンダ部 40b・・中径シリンダ部 40c・・小径シリンダ部 42・・段付ピストン 42a・・段付部 42b・・弁体部 42c・・貫通孔 43・・段付スプリング 45・・リザーバピストン 45a・・軸部 45b・・ピストン部 46・・リザーバスプリング 47・・リザーバプラグ 48・・リザーバ室 50・・段付ピストンシール 51・・スプリングシート 52・・バックアップ 53・・段付ピストンスプリング 54・・弁 55・・空所 56・・空所 60・・収納室 75・・インレット 76・・アウトレット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタシリンダとホイールシリンダとを
    結ぶ液路上に設けられた弁機構と、前記マスタシリンダ
    からの初期加圧を吸収する圧力吸収装置とが備えられ、 前記弁機構は、ブレーキを作動させたことによる車両の
    停止時に液路を遮断する主制御弁と、この主制御弁が液
    路を遮断した際にマスタシリンダからホイールシリンダ
    方向への液圧の供給のみを許可するチェック弁とを有
    し、 前記圧力吸収装置は、マスタシリンダからの圧液を吸収
    するリザーバ室と、 ホイールシリンダからの液圧により前記リザーバ室とマ
    スタシリンダ側の液路を開放し、かつ内部に貫通孔を形
    成するとともに中央外周部に段付部を形成する段付ピス
    トンと、 前記段付ピストンの貫通孔から前記リザーバ室に亘って
    挿通されるリザーバピストンとを有し、 前記車両が停止して主制御弁が液路を遮断した際にホイ
    ールシリンダからの液圧は段付ピストンの段付部のみに
    かかり、リザーバ室への液路を開放し、マスタシリンダ
    を再加圧した場合には、前記マスタシリンダからの初期
    段階の圧液が前記リザーバピストンを摺動することによ
    り消費されることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
JP10705092A 1992-04-24 1992-04-24 ブレーキ液圧制御装置 Pending JPH05301566A (ja)

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