JPH05300858A - 床面清掃車 - Google Patents

床面清掃車

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JPH05300858A
JPH05300858A JP4108010A JP10801092A JPH05300858A JP H05300858 A JPH05300858 A JP H05300858A JP 4108010 A JP4108010 A JP 4108010A JP 10801092 A JP10801092 A JP 10801092A JP H05300858 A JPH05300858 A JP H05300858A
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JP
Japan
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dust
dust box
main brush
opening
vehicle
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JP4108010A
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Shinobu Suzuki
忍 鈴木
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】床面清掃車に関し、ダストボックスの開口部と
メインブラシとの間に堆積する塵埃を確実にダストボッ
クス内に送り込み、清掃効率を向上させることを目的と
する。 【構成】車両1の底部にて回転し、床面の塵埃をダスト
ボックスの開口部3を介して該ダストボックス2内に掃
き上げるメインブラシ5aと、前記メインブラシ5aを
覆いダストボックス2の開口部3側が開放されたダスト
カバー4とを備えた床面清掃車において、前記ダストボ
ックス2の開口部3と対向するダストカバー4の後板に
設けられ、前記開口部3とメインブラシと5aの間に堆
積する塵埃をダストボックス2内に吹き飛ばす風を供給
するノズル16、送風機20と、前記ノズル16、送風
機20による風を供給又は停止する電磁バルブ18、駆
動制御装置とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床面、路面等(以下、単
に床面という)を清掃する床面清掃車に係り、詳しくは
軽比重物となる塵埃をダストボックスの奥部に掃き込め
る床面清掃車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、従来の床面清掃車5
0はメインブラシ室51に収納されたメインブラシ52
を回転させて床面の塵埃を掃き上げるようになってい
る。この掃き上げられた塵埃はメインブラシ室51と連
結されたダストボックス53の開口部53aを介して該
ダストボックス53内に収集される。そして、清掃終了
後にダストボックス53の開閉用のシリンダ54を伸長
動作させてダストボックス53に収集した塵埃を所定の
場所に排出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記床
面清掃車50は床面清掃中に紙屑や落ち葉等の比較的比
重の小さい塵埃を掃き上げても、空気抵抗により開口部
53aとメインブラシ52との間に堆積してしまい、ダ
ストボックス53内に掃き上げることができなくなり、
清掃効率が低下するという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的はダストボックスの開口部
とメインブラシとの間に堆積する塵埃を確実にダストボ
ックス内に送り込み、清掃効率を向上させることができ
る床面清掃車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、車両の底部にて回転し、床面の塵埃をダス
トボックスの開口部を介して該ダストボックス内に掃き
上げるメインブラシと、前記メインブラシを覆いダスト
ボックスの開口部と連結されるダストカバーとを備えた
床面清掃車において、前記ダストボックスの開口部側が
開放されたダストカバーの後板に設けられ、前記開口部
とメインブラシとの間に堆積する塵埃をダストボックス
内に吹き飛ばす風を供給する送風手段と、前記送風手段
による風を供給又は停止する供給制御手段とを備えたこ
とをその要旨とする。
【0006】
【作用】ダストカバーの後板に設けられた送風手段から
供給される風により、ダストボックスの開口部とメイン
ブラシとの間に堆積する塵埃はダストボックス内に吹き
飛ばされる。従って、開口部とメインブラシとの間に塵
埃が堆積するのが防止される。又、供給制御手段により
送風手段の風は供給又は停止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1,
図2に従って説明する。図1に示すように、床面清掃車
は車両1とその前面に設けられたダストボックス2とか
ら構成されている。前記ダストボックス2は側面略L字
状に形成されており、その下部後側(図1において車両
1側)には開口(入口)部3が形成されている。又、前
記車両1の底部中央には車両1の幅方向(図1において
紙面と直交する方向)にダストカバー4が配設され、こ
のダストカバー4によってメインブラシ室5が形成され
ている。
【0008】前記ダストカバー4は上板4aと、開口部
3と対向する後板4bと、一対の側板4cとから構成さ
れている。即ち、ダストカバー4は床面側と前記ダスト
ボックス2の開口部3側とがそれぞれ開口するように形
成されている。そして、前記メインブラシ室5にはメイ
ンブラシ5aが回転可能に配設されている。従って、メ
インブラシ5aにより掃き上げられた塵埃を開口部3を
介してダストボックス2内に収集することができるよう
になっている。
【0009】又、前記ダストカバー4における後板4b
及び側板4cの下部にはリップ6が設けられ、その先端
は床面に対して摺接するようになっている。そして、前
記ダストボックス2における開口部3の下部にはリップ
7が設けられ、その先端は床面に対して摺接するように
なっている。従って、前記リップ6,7によりメインブ
ラシ室5内に入ってきた塵埃がメインブラシ室5の外部
に出ないようにしている。
【0010】前記ダストボックス2の上部背面両側には
支持片8が突出形成されている。又、前記車両1の前面
上部両側には一対の支持部材9が設けられ、該支持部材
9に挿通支持される支持軸10に前記ダストボックス2
の支持片8が回動可能に支持されている。従って、前記
ダストボックス2は支持軸10を中心に回動可能に支持
されている。
【0011】前記ダストボックス2の背面両側には一対
の接続片11が突設され、この接続片11には車両1に
回動可能に支持された電磁シリンダ12のピストンロッ
ド12aがピン13を介して接続されている。従って、
電磁シリンダ12のピストンロッド12aを伸長させる
と、ダストボックス2が支持軸10を中心に時計方向へ
回動し、該ダストボックス2内の塵埃を排出することが
できるようになっている。
【0012】又、前記ダストボックス2内における上部
にはシェーカモータ14を備えたフィルタ15が配設さ
れており、図示しないブロアモータを駆動させるとダス
トボックス2内の空気を強制的にフィルタ15を介して
吸引して外部に放出することができる。従って、ダスト
ボックス2内を浮遊する塵埃をフィルタ15に付着さ
せ、浮遊する塵埃をダストボックス2の外部に出さない
ようにしている。尚、前記シェーカモータ14を作動さ
せることにより付着した塵埃をダストボックス2内に落
とすことができるようになっている。
【0013】図1,2に示すように、前記ダストカバー
4における後板4bの略中央には複数(本実施例におい
ては4本)のノズル16が車両1の幅方向に対して貫通
した状態で並設されている。つまり、前記複数のノズル
16はダストカバー4を挿通してメインブラシ室5内に
挿入されており、該複数のノズル16の先端はメインブ
ラシ5aと床面との摺接部に向かうように固定されてい
る。
【0014】前記複数のノズル16は空気を分配する分
配管17を介して電磁バルブ18に接続されている。
又、前記電磁バルブ18は圧縮された空気が蓄えられた
アキュムレータ19に接続されている。又、アキューム
レータ19には車両1に設けられた送風機20に接続さ
れている。この送風機20はフィルタ21を介してダス
トカバー4の上板4aに接続されるホース22に接続さ
れている。そして、送風機20はメインブラシ室5内の
空気をフィルタ21を介して吸引し、アキュームレータ
19に圧縮した空気を蓄えるようになっている。前記ノ
ズル16及び送風機20により送風手段が構成されてい
る。
【0015】又、前記電磁バルブ18が開放動作を行
い、空気が分配管17を介してノズル16から噴射され
ると、その風は床面と摺接するメインブラシ5aを通過
した後、前記ダストボックス2のリップ7とメインブラ
シ5aとの間及び開口部3を通過してダストボックス2
内に入り込むようになっている。従って、リップ7とメ
インブラシ5aとの間に堆積した塵埃をダストボックス
2の開口部3を介してダストボックス2内に吹き飛ばす
ことができるようになっている。
【0016】又、前記電磁バルブ18は車両1内に設け
られた駆動制御装置23によって駆動制御されるように
なっている。つまり、駆動制御装置23内のタイマー回
路24に基づいて所定時間(本実施例においては5分)
電磁バルブ18を動作させた後、所定時間(本実施例に
おいては10分)電磁バルブ18を停止させるようにな
っている。この構成により、ノズル16からは圧縮され
た空気が10分おきに5分間噴射されるようになってい
る。そして、前記電磁バルブ18及び駆動制御装置23
によって供給制御手段が構成されている。
【0017】次に、上記のように構成された床面清掃車
の作用について説明する。メインブラシ5aを回転させ
た状態で車両1を走行させると、床面にある塵埃はリッ
プ7を介してメインブラシ室5内に誘導される。この塵
埃はメインブラシ5aにより開口部3を介してダストボ
ックス2内に掃き上げられて収集される。又、図示しな
いブロアーモータを駆動させると、ダストボックス2内
の空気は強制的にフィルタ15を介して外部に排出され
る。このとき、ダストボックス2内に浮遊している塵埃
がフィルタ15に付着して収集される。
【0018】又、前記車両1が清掃作業を行っているこ
とを駆動制御装置23が検出すると、駆動制御装置23
はタイマー回路24を作動させる。そして、タイマー回
路24の時間計測によって10分経過した時点で、駆動
制御装置23は電磁バルブ18を開放動作させる。する
と、アキュームレータ19内に蓄えられている圧縮され
た空気がノズル16から噴射される。ノズル16から噴
射された空気は床面と摺接するメインブラシ5aを通過
した後、リップ7とメインブラシ5aとの間及び開口部
3を通過してダストボックス2内に入り込む。従って、
リップ7とメインブラシ5aとの間に堆積した塵埃が開
口部3を介してダストボックス2内に吹き飛ばされる。
【0019】そして、タイマー回路24の時間計測によ
って5分経過した時点で、駆動制御装置23は電磁バル
ブ18を閉塞動作させる。このため、ノズル16から空
気が噴射されなくなる。その後、再び前記タイマー回路
24の時間計測によって10分経過すると、上記と同様
にノズル16から5分間空気が噴射され、この空気によ
ってリップ7とメインブラシ5aとの間に堆積した塵埃
がダストボックス2内に再び吹き飛ばされる。
【0020】従って、前記駆動制御手段23に基づく電
磁バルブ18の開閉制御により、ノズル16から空気が
間欠的に噴射され、リップ7とメインブラシ5aとの間
に堆積した塵埃をダストボックス2内に吹き飛ばすこと
ができる。この結果、リップ7とメインブラシ5aとの
間に堆積する塵埃を確実にダストボックス2内に吹き飛
ばすことができる。又、メインブラシ5aによる塵埃の
掃き上げ能力の低下を防止するとともに、塵埃の掃き残
しを防止して清掃能力を向上させることができる。
【0021】仮に、気流の作用によりメインブラシ5a
に軽量となる塵埃(落葉等)が付着して後方に運ばれて
も、ノズル16より供給される風によって再び前方に送
られるので掃き残しを無すことができる。
【0022】又、本実施例においては、メインブラシ室
5の空気を送風機20が吸引し、この空気を圧縮してノ
ズル16から間欠的に噴射させているため、メインブラ
シ室5及びダストボックス2内の圧力の上昇を防止する
ことができる。この結果、ダストボックス2及びメイン
ブラシ室5内の負圧状態を損なわないようにしているた
め、塵埃の吸引を確実に行うことができる。
【0023】尚、本実施例においては、駆動制御装置2
3によって所定時間おきに所定時間空気をノズル16か
ら噴射させたが、この設定は任意に変更でき、上記実施
例に限定されるものではない。
【0024】更に、本実施例においては、駆動制御装置
23によってノズル16から間欠的に空気を噴射させる
ようにしたが、ノズル16から空気を連続的に噴射する
ように構成することも可能である。
【0025】本実施例においては、メインブラシ室5内
の空気を送風機20が吸引するように構成したが、図3
に示すように送風機20が外部の空気を吸引するように
構成することも可能である。この場合、ブロアモータが
ダストボックス2内の空気を吸引する吸引量よりもノズ
ル16から噴射される空気の噴射量の方が小さくなるよ
うに設定し、負圧状態を損なわないようにする。
【0026】又、本実施例においては、駆動制御装置2
3によって電磁バルブ18を開閉制御したが、車両1の
パネルにオン・オフスイッチを設け、作業者が任意に電
磁バルブ18を開閉制御するように構成することも可能
である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ダ
ストボックスの開口部とメインブラシとの間に堆積する
塵埃を確実にダストボックス内に送り込み、清掃効率を
向上させることができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る床面清掃車の構成を示す概要図で
ある。
【図2】ノズルが貫通固定されたダストカバーの斜視図
である。
【図3】本発明の別例を示す概要図である。
【図4】従来の床面清掃車を示す説明図である。
【符号の説明】
1…車両、2…ダストボックス、3…開口部、4…ダス
トカバー、5a…メインブラシ、16…送風手段として
のノズル、18…供給制御手段としての電磁バルブ、2
0…送風手段としての送風機、23…供給制御手段とし
ての駆動制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の底部にて回転し、床面の塵埃をダ
    ストボックスの開口部を介して該ダストボックス内に掃
    き上げるメインブラシと、前記メインブラシを覆いダス
    トボックスの開口部側が開放されたダストカバーとを備
    えた床面清掃車において、 前記ダストボックスの開口部と対向するダストカバーの
    後板に設けられ、前記開口部とメインブラシとの間に堆
    積する塵埃をダストボックス内に吹き飛ばす風を供給す
    る送風手段と、 前記送風手段による風を供給又は停止する供給制御手段
    とを備えた床面清掃車。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100810152B1 (ko) * 2007-12-20 2008-03-06 이텍산업 주식회사 미세먼지 청소차
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