JPH05300387A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH05300387A
JPH05300387A JP4102874A JP10287492A JPH05300387A JP H05300387 A JPH05300387 A JP H05300387A JP 4102874 A JP4102874 A JP 4102874A JP 10287492 A JP10287492 A JP 10287492A JP H05300387 A JPH05300387 A JP H05300387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
facsimile
confidential
facsimile apparatus
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4102874A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuo Taguchi
節男 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP4102874A priority Critical patent/JPH05300387A/ja
Publication of JPH05300387A publication Critical patent/JPH05300387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】親展文書等の機密の文書を確実にかつ簡便にフ
ァクシミリで送信するのに好適なファクシミリ装置を提
供すること。 【構成】バーコードからデータを読み取るリーダを備
え、送信側に立った場合においては、送信先番号データ
および親展指示データを有するバーコードが記録された
送信原稿シートから該バーコードデータを読み取って、
送信先を自動的にダイヤルするとともに、前記親展指示
データを読み取って親展指示モードを送信する機構を有
し、受信側に立った場合においては、送信されてくる親
展指示モードを受信し認識することにより親展受信作動
しうる機構を有するファクシミリ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送受信される情報の機
密を確実にしかも簡便に保持することを可能とするファ
クシミリ方式に関し、該方式を実現させることのできる
ファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の利用者がアクセスするファクシミ
リ装置において、従来のファクシミリ情報の機密を保持
する方法としては、ファクシミリ装置内に大容量の記憶
保持部を有するか、あるいはファクシミリ装置間の通信
経路内に大容量の記憶保持部を設け、ファクシミリ情報
を一時的にこれら記憶保持部に蓄積し、親展扱いのファ
クシミリ情報は、宛先である特定の個人がパスワード
(暗証番号)を入力するかあるいは何らかの方式でID
(Identification)を明確にすることにより、初めてファ
クシミリ情報を受信できる方式等が一般的である。
【0003】しかしながら、前者の場合には複数の親展
通信が重なる場合に備えて大容量の記憶部が必要とな
り、ひいてはファクシミリ装置の価格が大幅にアップ
し、さらに、蓄積された重要な親展情報が停電時に消去
されてしまうという恐れがある。また、後者の場合には
これを可能とする通信網に送信者、受信者ともに加入者
登録をしなければならないし、通信網の構築には莫大な
費用を必要とする。いずれにせよ、パスワードを用いる
情報セキュリティ方式は、登録、更新時に煩わしい操作
を必要とし、さらに利用者が本人のパスワードを正確に
記憶していられるかなど多くの問題点が存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
したような点に鑑み、パスワード等に付随する各種の操
作を特別には不要にし、かつ安価にファクシミリ情報の
機密保持を可能になし得て、特に、親展文書等の機密の
文書を確実にかつ簡便にファクシミリで送信するのに好
適なファクシミリ装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、次の通りの構成からなる。
【0006】すなわち、本発明のファクシミリ装置は、
バーコードからデータを読み取るリーダを備え、送信側
に立った場合においては、送信先番号データおよび親展
指示データを有するバーコードが記録された送信原稿シ
ートから該バーコードデータを読み取って、送信先を自
動的にダイヤルするとともに、前記親展指示データを読
み取って親展指示モードを送信する機構を有し、受信側
に立った場合においては、送信されてくる親展指示モー
ドを受信し認識することにより親展受信作動しうる機構
を有することを特徴とするファクシミリ装置である。
【0007】
【作用】以下、さらに詳しく本発明について説明をす
る。
【0008】本発明のファクシミリ装置は、バーコード
からデータを読み取るリーダを備えているものである。
【0009】そして、該バーコードリーダを用いて、送
信側に立った場合においては、送信先番号データおよび
親展指示を有するバーコードが記録された送信原稿シー
トから、該バーコードデータを読み取って送信先を自動
的にダイヤルし、かつ前記親展指示データを読み取って
親展指示モードを送信する機構を有する。
【0010】一方、受信側に立った場合においては、送
信されてくる親展指示モードを受信し認識することによ
り、かかる指示に応じた親展受信機構が作動するもので
ある。
【0011】すなわち、送信側のファクシミリ装置にお
いて、原稿台に置かれた該送信原稿シートのバーコード
データを光学的に読み取って送信先を自動的にダイヤル
することに加えて、受信側においては、親展指示により
本発明の親展受信機構によりファクシミリ用シートの内
面部に通信電文を印字しファクシミリ通信を行なわしめ
る構成を有するものである。
【0012】本発明における親展受信機構とは、送信さ
れてくる親展指示モードを受信し認識することにより、
受信側ファクシミリ装置において、 親展用ファクシ
ミリ用シートを選択供給してファクシミリ用シートの内
面部のみに通信電文を印字しファクシミリ通信を行わし
めるファクシミリシート選択機能を備えたもの、 通
信電文が印字されたファクシミリ用シートが印字面を内
面として折り畳まれるファクシミリシート折り畳み機能
を備えたもの、 通信電文が印字されたファクシミリ
用シートの上面に不透明シートをラミネートするシート
ラミネート機能を備えたもの、あるいは、 通信電文
が印字されたファクシミリ用シートを内面にしてロール
状に巻込むシート巻込み機能を備えたもの、等であり、
これらのいずれか機能を備えたファクシミリ装置であ
る。
【0013】かかる構成としたにより、本発明のファク
シミリ装置は、送信原稿シートを原稿台に挿入するだけ
で送信できるので、送信毎に多くの桁数をダイヤルする
煩わしさがなく、老人や視力の弱い人でも簡便にかつ間
違いなくファクシミリを送信することができ、さらに、
本発明に用いられるファクシミリ用シートは、通信電文
がシートの内面に印字されるため、通信電文は外部から
は判読できないため、機密や親展情報の通信に極めて適
するものである。つまり、本発明は、送信先を間違える
と重大な問題となる情報や第三者に知られたくない親展
文書等の機密の文書を外部からは判読できない状態で確
実に、かつ簡便にファクシミリ送通信できることに特徴
がある。
【0014】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明する。
【0015】本発明のファクシミリ装置は、送信原稿シ
ートに記述されたバーコードに含まれるデータを光学的
に読み取るリーダ、読み取ったデータを電気信号に変換
する変換器を備えており、まず、送信原稿シートに記述
されたバーコードから、送信先番号データを読み取
り、読み取ったデータを電気信号に変換して自動的にダ
イヤルできるものである。すなわち、電話回線がダイヤ
ル回線であればダイヤルパレス信号に変換し、プッシュ
回線であればプッシュボタン信号に変換してそれぞれ電
話回線に送出されるものである。また、さらに、送信原
稿シートに記述されたバーコードデータから親展指示デ
ータを読み取り、読み取ったデータを電気信号に変換し
て受信側に送出し、受信側のファクシミリ装置において
は、その親展指示の通信モードの電気信号を受け取って
親展受信機能が作動し、通信電文がシートの内面にのみ
印字され外部からは判読できない親展性ファクシミリ通
信を行うことのできる構成を有するものである。
【0016】図1、図2に本発明のファクシミリ装置に
用いられる送信原稿シートの一例を示した。これら図に
おいて、1は送信原稿シート、2はバーコード、2′は
バーコードである。
【0017】図1に示したように、バーコードは自動ダ
イヤル指示と親展指示を一つのバーコード内に包含して
もよいし、また、図2に示したように別々のバーコード
に記述してもよい。また、バーコードの種類において
も、特に限定がされなく、「NW−7」、「CODE3
9」などいずれの形式のものも用いることができる。
【0018】かかる方法において、以下、供給シート選
択機構を主体に本発明を詳細に説明する。供給シート選
択機構は、ファクシミリ用シートが重ね合されてなる複
数枚のシートからなるシート内面部の少なくとも一表面
が外的な作用により発色し印字しうるシートを用い、送
信側からの親展指示を受けてかかるシートを選択的に給
紙することにより、親展あるいは極秘用を目的とするフ
ァクシミリ通信を実現することができる。さらに噛みく
だいて説明をすると、通信経路を確保した後、電文送信
の前に、上記の特定通信モードの電気信号が送信側より
送られる。受信側はこれを認知し、重ね合されてなる複
数枚のシート内面部の少なくとも一表面に外的な作用に
より発色し印字可能なシートであって、シートの内面部
に印字される特定のファクシミリ用シート例えば親展あ
るいは極秘用のカットシートや連続シートがストックさ
れているトレイを選択、すなわち、該トレイのシート搬
送用ローラを駆動し、該シートをプリンタ部に導き通信
電文の印字動作を行なうものである。もちろん、本発明
のファクシミリ装置は、親展指示のない場合、通常のフ
ァクシミリ通信が行なわれる。
【0019】かかる供給シート選択機構において適用さ
れる衝撃式プリンタ付きファクシミリ装置と加圧式ファ
クシミリ用シートの適用例について説明する。
【0020】図3は、本発明に用いられるファクシミリ
用シートの一実施態様例を示す断面モデル図であって、
3、3′はそれぞれ重ね合されるシート、4は発色剤
層、5は顕色剤層、6は発色面(記録面)であり、これ
ら3、3′はいわゆる感圧複写シートを構成しているも
のである。
【0021】なお、シート3、3′は、シート面の周縁
部のみが全周にわたり接着されていて完全な1枚のシー
トとして取扱うことが可能にされている。ただし、もち
ろん、この周縁部の接合は、本発明のファクシミリ用シ
ートで必須の要件ではなく、周縁部以外で接合されてい
てもよく、あるいは、一時的に重ね合された状態が保た
れ得て、感圧複写シートとして取扱うことさえできるも
のであれば、特別に完全な接合がなされていないもので
あってもよい。かかるファクシミリ用シートの材質は特
に限定がなく紙、フィルムあるいは布帛などのシート状
物を用いることができる。
【0022】シート3の裏面の発色剤4は、例えば、ク
リスタルバイオレット、マラカイトグリーンなどの染料
の前駆体であるリューコ染料を溶解した炭化水素系の油
を核とし、ゼラチン−アラビアゴム水溶液系からの相分
離を利用してマイクロカプセル化したものである。ま
た、シート3′の表の面に塗布される顕色剤は、たとえ
ば、アタパルジャイト粘土またはフェノール樹脂であ
る。
【0023】かかるファクシミリ用シートを、特にイン
パクトドットマトリックス方式(衝撃式)のファクシミ
リ装置にかけることにより、プリンタにより外圧を加え
られた部分のマクロカプセルは、破壊され流出した染料
前駆体が顕色剤との間の化学反応により発色し、親展も
しくは極秘のファクシミリ情報を、内包された発色面4
に記録できるものである。ただし、このとき、インクリ
ボンを取り外した状態で印字動作を行なわせるもであ
り、インクリボンが装着されていれば、シートの外面に
通常通りに印字されてしまうので注意を要する。インク
リボンの着脱自体は、通常のプリンタにおいて、インク
リボンは簡単に装着と取外しができる構成になっている
ので容易に行なうことができる。また、本発明に用いる
ことのできるファクシミリ用シートは、かかる目的を達
成するために不透明であって、表裏両面から内部に印字
された内容が外部から判読されないものであることが好
ましい。
【0024】シート外面に通常通りに印字させたいとき
には、インクリボンが必要なので、手動によりあるいは
自動的により該インクリボンの着脱が制御できるように
ファクシミリ装置を構成するのがよい。
【0025】また、もし、ファクシミリ文書でもその宛
名部のみは、用紙の外表面に印字したいというのであれ
ば、宛名部を印字するときは、インクリボンの装着が自
動的になされるように構成するのがよい。なお、このよ
うな自動的にインクリボンを着脱させる機構としては、
例えば、電気アクチュエータとバネを組合せ、インクリ
ボンカートリッジをインクリボン方向と垂直な方向に上
下動させることにより実現できる。あるいは、またイン
クリボンを、印字可能テープ(狭義のインクリボン)
と、印字不可能テープ(透明樹脂テープ)の連続体と
し、インクリボン送り機構により、インクリボン位置
(と)を制御することでも実現できる。
【0026】また、例えば、予め、送信原稿内における
宛名部を記入する領域を送信者と決めておいて、受信用
紙上のその領域と対応する予め設定された領域を印字す
るときは、リミットスイッチの作動によりインクリボン
が装着されるようにファクシミリ装置を構成することな
どが考えられる。あるいは、やはり、予め、送信元と宛
名部を記入する領域を決めておいて、受信元で用いる本
発明にかかるファクシミリ用シートは、特に、その領域
に対応する部分の外表面上の一部分箇所のみにおいて
は、外部より受けた加圧力により発色するように構成す
るとよく、例えば、その宛名部記入領域において、更に
もう一枚の紙を重ね合せて該外表面上においても感圧複
写紙が構成されるようにすると、インクリボンが装着さ
れなくとも、宛先だけは用紙の外表面において読取りが
可能なように記録できることになる。この場合、もちろ
ん内包面にまでも加圧力を働かせることができるので、
該内包面上でも宛先を記録させることができる。
【0027】本発明において、発色する部分は外的な作
用により発色し得るものであれば、特に、その発色原
理、機構は限定されない。すなわち、上述した外部より
受けた加圧力により発色するものの他に、例えば、外部
から作用される熱的作用によって発色する部分を有する
ものであってもよい。すなわち、本発明は、上記で説明
した衝撃式プリンタ付きファクシミリ装置およびそのフ
ァクシミリ用シートに限られるものでなく、非衝撃式プ
リンタ付きファクシミリ装置およびファクシミリ用シー
トにおいても実現可能である。その代表例としては、フ
ァクシミリ用シートとして加熱発色反応を利用したいわ
ゆる感熱記録シートを用い、サーマルヘッドや熱ペンな
どの熱素子を備えたプリンタ部を有するファクシミリ装
置によりシート内面部に印字する方式などを用いること
ができる。この方法は、かかる熱素子から放出された熱
がファクシミリ用シートの外皮シートを通過し、シート
内面部に存在する発色性材料を加熱発色せしめて印字す
るものであり、印字をより鮮明にあるいは確実なものに
するために、かかるシートは、通常のファクシミリ用シ
ートより薄くすることが好ましく、また、熱を伝えやす
い材料で構成されるものであることが好ましい。あるい
はまた、上記の感熱記録シートと、可視域の光を遮断し
赤外域の光を透過する色フィルタシートを重ね合せた積
層シートと赤外レーザを光源とした光プリンタとの組合
せでも実現される。
【0028】本発明においては、外的作用により発色す
るということは、外部より加えられた力あるいは熱など
の作用により発色し、印字(記録)可能なことを意味す
るものであり、その外的作用は、加圧力、熱、レーザー
光線などの各種エネルギーであればよく、特に限定され
るものではない。
【0029】次に、その他の親展受信機構であるシート
折り畳み機構、シートラミネート機構、シート巻込み機
構について説明する。
【0030】シート折り畳み機構は、通信電文が印字さ
れた後、ファクシミリ用シートが印字面を内面として折
り畳まれて封緘し親展機能を果たすものである。該ファ
クシミリ装置は、基本的な形としては、図4のフローチ
ャートに示すように印字と排紙の間に折り畳み機を備え
たものである。送信先から送られてくる親展指示モード
を受信し認識することにより、図4のa工程を選択し通
信電文の印字されたシートがシート折り畳み機部に搬送
され、印字面が内面となるように折り畳まれ封緘されて
排紙される。親展指示がないときはb工程を選択し通常
のファクシミリ通信が行なわれる。該シートの封緘は、
シート内面の外縁に糊剤のごとき接着剤が予め塗布され
ているか、あるいは、折り畳み直前に接着剤が塗布され
たシート、あるいはまた、全面に仮接着剤を塗布したシ
ートを給紙し、折り畳み時接着することにより達成され
る。折り畳み機部は、特に限定がなく、従来公知の各種
シート折り畳み機などを用いることができる。
【0031】シートラミネート機構は、通信電文が印字
されたファクシミリ用シート上面に不透明シートをラミ
ネートして親展機能を果たすものである。かかるファク
シミリ装置は、基本的な形としては、図5のフローチャ
ートに示すようにラミネート用の用紙がストックされた
トレーとその用紙を給紙する給紙ロール、印字シートと
ラミネートシートを接着する圧着ロールからなる。送信
側から送信された親展指示モードを受信し認識して通信
電文がファクシミリ用シートに印字され、一方ラミネー
トシートは給紙ロールの作動により給紙され、ラミネー
トシート/印字シートとして圧着ロールを通すことによ
り2枚のシートが接着され封緘される。言うまでもな
く、本発明での不透明シートとは、ラミネート後内面に
印字された通信電文が外部から解読されない程度のもの
である。かかる親展機構において、印字シートとラミネ
ートシートを接着して封緘するため、いずれかのシート
の外縁部分に接着剤が塗布されたものが用いられうる。
シートへの接着剤の塗布は、予め塗布したシートを用い
るか、給紙とラミネートの間に塗布工程を設けることに
より行なわれる。
【0032】シート巻込み機構は、印字シートを内面に
してロール状を巻込み排紙することにより親展機能を果
たすものである。該ファクシミリ装置の、フローチャー
トを図6に示した。基本的には、印字から排紙の間にシ
ート巻込み機が設けられものであり、送信側から送信さ
れた親展指示モードを受信し認識して通信電文がファク
シミリ用シートに印字された後、印字面を内側にして巻
込まれるものである。この機構においても、シートを封
緘するため、シートの先頭部あるいは尾部に接着剤が塗
布されているもの等が用いられる。
【0033】このように本発明のファクシミリ装置を用
いて送発信することにより、送信先に間違いなく送信で
き、その情報はシート内面部に印字されているために、
シートの上方からそのまま見ても解読されることはない
ものである。すなわち、ファクシミリ装置より出力され
た状態では、該ファクシミリ装置の不特定多数の利用者
に見られても親展情報や極秘情報が漏洩するおそれはな
い。
【0034】かかる構成により、本発明のファクシミリ
装置は、送信先を自動的にダイヤルすることができ、
加えて、情報の種類により特定のシートを選択し受信
することが可能とするものである。すなわち、本発明
は、、の組合せに特徴があり、これまでのファクシ
ミリ通信に比べて極秘情報などの特定の送受信の信頼性
を著しく高めることができる。さらに、通常のファクシ
ミリとしての使用も可能とするものである。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明のファクシミリ装
置によって形成されるファクシミリ方式は、これまでの
パスワードに付随する各種の操作を全く不要にし、誤送
信の心配がなく確実に、かつ安価にファクシミリ情報の
機密を保持できるという優れた効果をもたらす。このた
め、預金口座の借入明細、株式の取引き報告、親展・極
秘文書、プライバシー文書の受発信など各種の機密・秘
密情報の通信に有効に使われるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のファクシミリ装置に用いられ
る送信原稿シートの1実施態様例を示したモデル図であ
る。
【図2】図2は、本発明のファクシミリ装置に適用され
る送信原稿シートの1実施態様例を示したモデル図であ
る。
【図3】図3は、本発明のファクシミリ装置に用いられ
うるファクシミリ用シートの1実施態様例を示した断面
モデル図である。
【図4】図4は、本発明のファクシミリ装置の1実施態
様例を示したフローチャートである。
【図5】図5は、本発明のファクシミリ装置の1実施態
様例を示したフローチャートであるである。
【図6】図6は、本発明のファクシミリ装置の1実施態
様例を示したフローチャートであるである。
【符号の説明】
1:送信原稿シート 2:バーコード 2′:バーコード 3:シート(保護印刷面) 3′:シート 4:発色剤層 5:顕色剤層 6:発色面(記録面)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーコードからデータを読み取るリーダを
    備え、送信側に立った場合においては、送信先番号デー
    タおよび親展指示データを有するバーコードが記録され
    た送信原稿シートから該バーコードデータを読み取っ
    て、送信先を自動的にダイヤルするとともに、前記親展
    指示データを読み取って親展指示モードを送信する機構
    を有し、受信側に立った場合においては、送信されてく
    る親展指示モードを受信し認識することにより親展受信
    作動しうる機構を有することを特徴とするファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】親展受信作動しうる機構が供給シート選択
    機構を有するものであり、かつプリンタ部を有するもの
    であることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】親展受信作動しうる機構が、印字シート折
    り畳み機構を有するものであることを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】親展受信作動しうる機構が、印字シートを
    不透明シートでラミネートする機構を有するものである
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】親展受信作動しうる機構が、印字シートを
    巻込む機構を有するものであることを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】プリンタ部が、衝撃式プリンタであること
    を特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】衝撃式プリンタ部が、ドットマトリックス
    式プリンタであることを特徴とする請求項6項記載のフ
    ァクシミリ装置。
  8. 【請求項8】インクリボンの着脱が、自動的に制御され
    るものであることを特徴とする請求項7記載のファクシ
    ミリ装置。
  9. 【請求項9】プリンタ部が、非衝撃式プリンタであるこ
    とを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】非衝撃式プリンタ部が、感熱式プリンタ
    であることを特徴とする請求項9記載のファクシミリ装
    置。
  11. 【請求項11】送信側では、送信原稿シートに記述され
    た供給シート選択指示を有するバーコードデータを読み
    取って指示モードを送信し、受信側では、該指示モード
    を受信し認識することにより供給シート種が選択される
    ことを特徴とする請求項2、6、7、8、9または10
    記載のファクシミリ装置。
JP4102874A 1992-04-22 1992-04-22 ファクシミリ装置 Pending JPH05300387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4102874A JPH05300387A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4102874A JPH05300387A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05300387A true JPH05300387A (ja) 1993-11-12

Family

ID=14339049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4102874A Pending JPH05300387A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05300387A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137233A (ja) * 2000-11-02 2002-05-14 Hitachi Chem Co Ltd メタセシス重合体の注入成形方法及び注入成形装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223209A (en) * 1975-08-16 1977-02-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Recording paper for facsimile
JPS5545219A (en) * 1978-09-27 1980-03-29 Toshiba Corp Recording device
JPS5757090A (en) * 1980-09-24 1982-04-06 Hitachi Ltd Sealing facsimile device
JPH02198964A (ja) * 1989-01-27 1990-08-07 Yanmar Diesel Engine Co Ltd ファクシミリ受信紙の封止装置とそれに使用する用紙の巻取り装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223209A (en) * 1975-08-16 1977-02-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Recording paper for facsimile
JPS5545219A (en) * 1978-09-27 1980-03-29 Toshiba Corp Recording device
JPS5757090A (en) * 1980-09-24 1982-04-06 Hitachi Ltd Sealing facsimile device
JPH02198964A (ja) * 1989-01-27 1990-08-07 Yanmar Diesel Engine Co Ltd ファクシミリ受信紙の封止装置とそれに使用する用紙の巻取り装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137233A (ja) * 2000-11-02 2002-05-14 Hitachi Chem Co Ltd メタセシス重合体の注入成形方法及び注入成形装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0262838B1 (en) Conventional return envelope in a two-part mailer and method of assembly
JPH05300387A (ja) ファクシミリ装置
JPH09327906A (ja) インクジェットプリンタ及びそれに用いる専用紙供給用カートリッジ
JP2000335041A (ja) プリンタ
JPH05300388A (ja) ファクシミリ装置
JP2639237B2 (ja) ファクシミリ用シートおよびファクシミリ装置
JP3716087B2 (ja) Icカード発行システム及びicカード発行方法
JPH04219052A (ja) ファクシミリ装置
GB2235183A (en) Image recording apparatus
JPH10307876A (ja) 電子郵便システムの郵便物管理方法
JP3697868B2 (ja) 秘密保持を行う熱転写記録装置及び熱転写記録方法
JPH1044512A (ja) 印刷装置および印刷装置の制御方法
JP4860959B2 (ja) 複写式配送伝票
JPH03218875A (ja) 画像記録装置
JPH06217072A (ja) 親展機能付きファクシミリ
JP2000019964A (ja) 感熱記録用icタグ
JP3740760B2 (ja) 記録装置
JP3875609B2 (ja) 積層型記録媒体
JPH0522491A (ja) 画像通信装置
JP4357996B2 (ja) 往復葉書及びその使用方法
WO2008038633A1 (fr) Système de création et dispositif de traitement pour la création d&#39;étiquettes à balises, et bande de balises
JP3875610B2 (ja) 積層型記録媒体
JP2007038682A (ja) 積層型記録媒体
JP2000168966A (ja) 記録紙パッケージ
JP2650486B2 (ja) ファクシミリ記録紙