JPH04219052A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH04219052A JPH04219052A JP3073000A JP7300091A JPH04219052A JP H04219052 A JPH04219052 A JP H04219052A JP 3073000 A JP3073000 A JP 3073000A JP 7300091 A JP7300091 A JP 7300091A JP H04219052 A JPH04219052 A JP H04219052A
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Landscapes
- Color Printing (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送受信される情報の機
密を容易にしかも簡便に保持することを可能とするファ
クシミリ方式に関し、該方式を実現させることのできる
ファクシミリ用シートと装置に関するものである。
密を容易にしかも簡便に保持することを可能とするファ
クシミリ方式に関し、該方式を実現させることのできる
ファクシミリ用シートと装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の利用者がアクセスするファクシミ
リ装置において、従来のファクシミリ情報の機密を保持
する方法としては、ファクシミリ装置内に大容量の記憶
保持部を有するか、あるいはファクシミリ装置間の通信
経路内に大容量の記憶保持部を設け、ファクシミリ情報
を一時的にこれら記憶保持部に蓄積し、親展扱いのファ
クシミリ情報は、宛先である特定の個人がパスワード(
暗証番号)を入力するかあるいは何らかの方式でID(
Identification)を明確にすることによ
り、初めてファクシミリ情報を受信できる方式などが一
般的である。
リ装置において、従来のファクシミリ情報の機密を保持
する方法としては、ファクシミリ装置内に大容量の記憶
保持部を有するか、あるいはファクシミリ装置間の通信
経路内に大容量の記憶保持部を設け、ファクシミリ情報
を一時的にこれら記憶保持部に蓄積し、親展扱いのファ
クシミリ情報は、宛先である特定の個人がパスワード(
暗証番号)を入力するかあるいは何らかの方式でID(
Identification)を明確にすることによ
り、初めてファクシミリ情報を受信できる方式などが一
般的である。
【0003】しかしながら、前者の場合には複数の親展
通信が重なる場合に備えて大容量の記憶部が必要となり
、ひいてはファクシミリ装置の価格が大幅にアップし、
さらに、蓄積された重要な親展情報が停電時に消去され
てしまうという恐れがある。また、後者の場合にはこれ
を可能とする通信網に送信者、受信者ともに加入者登録
をしなければならないし、通信網の構築には莫大な費用
を必要とする。いずれにせよ、パスワードを用いる情報
セキュリティ方式は、登録、更新時に煩わしい操作を必
要とし、さらに利用者が本人のパスワードを正確に記憶
していられるか等多くの問題点が存在する。
通信が重なる場合に備えて大容量の記憶部が必要となり
、ひいてはファクシミリ装置の価格が大幅にアップし、
さらに、蓄積された重要な親展情報が停電時に消去され
てしまうという恐れがある。また、後者の場合にはこれ
を可能とする通信網に送信者、受信者ともに加入者登録
をしなければならないし、通信網の構築には莫大な費用
を必要とする。いずれにせよ、パスワードを用いる情報
セキュリティ方式は、登録、更新時に煩わしい操作を必
要とし、さらに利用者が本人のパスワードを正確に記憶
していられるか等多くの問題点が存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
したような点に鑑み、パスワード等に付随する各種の操
作を特別には不要にし、かつ安価にファクシミリ情報の
機密保持を可能になし得て、特に、親展文書等の機密の
文書をファクシミリで送信するのに好適に用いられる新
規なファクシミリ用シートとファクシミリ装置を提供せ
んとするものである。
したような点に鑑み、パスワード等に付随する各種の操
作を特別には不要にし、かつ安価にファクシミリ情報の
機密保持を可能になし得て、特に、親展文書等の機密の
文書をファクシミリで送信するのに好適に用いられる新
規なファクシミリ用シートとファクシミリ装置を提供せ
んとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、次の通りの構成からなる。
発明は、次の通りの構成からなる。
【0006】すなわち、本発明のファクシミリ用シート
は、重ね合わされてなる複数枚のシートからなるファク
シミリ用シートであって、該重ね合わされシートの少な
くとも内面に外的作用により発色する部分を有すること
を特徴とするファクシミリ用シートである。
は、重ね合わされてなる複数枚のシートからなるファク
シミリ用シートであって、該重ね合わされシートの少な
くとも内面に外的作用により発色する部分を有すること
を特徴とするファクシミリ用シートである。
【0007】また、本発明のファクシミリ装置は、重ね
合わされてなる複数枚のシートからなるファクシミリ用
シートであり該重ね合わされシートの少なくとも内面に
外的作用により発色する部分を有するファクシミリ用シ
ートを用いるファクシミリ装置であって、プリンタ部が
衝撃式プリンタよりなるものであることを特徴とするフ
ァクシミリ装置であるか、あるいはプリンタ部が非衝撃
式プリンタよりなるものであることを特徴とするファク
シミリ装置である。
合わされてなる複数枚のシートからなるファクシミリ用
シートであり該重ね合わされシートの少なくとも内面に
外的作用により発色する部分を有するファクシミリ用シ
ートを用いるファクシミリ装置であって、プリンタ部が
衝撃式プリンタよりなるものであることを特徴とするフ
ァクシミリ装置であるか、あるいはプリンタ部が非衝撃
式プリンタよりなるものであることを特徴とするファク
シミリ装置である。
【0008】
【作用】以下、さらに詳しく本発明について説明をする
。
。
【0009】本発明のファクシミリ用シートは、複数枚
のシートが重ね合わされてなるものであり、特に、その
シート面に対して外部からの力など各種の作用が加えら
れることにより、その内面部のみが発色し記録されるも
のである。
のシートが重ね合わされてなるものであり、特に、その
シート面に対して外部からの力など各種の作用が加えら
れることにより、その内面部のみが発色し記録されるも
のである。
【0010】このようなファクシミリ用シートを用いて
送発信することにより、その情報はシートの内面部に記
録されるため、シートの上方からそのまま見ても解読さ
れることはなく、重ね合わせられている複数の紙のうち
の該発色面の上に位置する紙を除去しない限り、解読さ
れないものである。すなわち、ファクシミリ装置より出
力された状態では、該ファクシミリ装置の不特定多数の
利用者に見られても親展情報や極秘情報が漏洩する恐れ
はない。
送発信することにより、その情報はシートの内面部に記
録されるため、シートの上方からそのまま見ても解読さ
れることはなく、重ね合わせられている複数の紙のうち
の該発色面の上に位置する紙を除去しない限り、解読さ
れないものである。すなわち、ファクシミリ装置より出
力された状態では、該ファクシミリ装置の不特定多数の
利用者に見られても親展情報や極秘情報が漏洩する恐れ
はない。
【0011】重ね合わされている複数のシートは、その
周縁部が互いに接合されていることが好ましい。また、
その接合部の内側には、ミシン目を有することが好まし
い。
周縁部が互いに接合されていることが好ましい。また、
その接合部の内側には、ミシン目を有することが好まし
い。
【0012】
【実施例】以下、図面に示す実施例等に基づいて本発明
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
【0013】まず、本発明のファクシミリ装置とファク
シミリ用シートにおける代表例である衝撃式プリンタ付
きファクシミリ装置と加圧式ファクシミリ用シートの態
様例について説明する。
シミリ用シートにおける代表例である衝撃式プリンタ付
きファクシミリ装置と加圧式ファクシミリ用シートの態
様例について説明する。
【0014】図1は、本発明にかかるファクシミリシー
トの一実施態様例を示す断面モデル図であって、1、1
′はそれぞれ重ね合わされるシート、2は発色剤層、3
は顕色剤層、4は発色面(記録面)であり、これら1、
1′はいわゆる感圧複写シートを構成しているものであ
る。
トの一実施態様例を示す断面モデル図であって、1、1
′はそれぞれ重ね合わされるシート、2は発色剤層、3
は顕色剤層、4は発色面(記録面)であり、これら1、
1′はいわゆる感圧複写シートを構成しているものであ
る。
【0015】なお、シート1、1′は、シート面の周縁
部のみが全周にわたり接着されていて完全な1枚のシー
トとして取扱うことが可能にされている。ただし、もち
ろん、この周縁部の接合は、本発明のファクシミリ用シ
ートで必須の要件ではなく、周縁部以外で接合されてい
てもよく、あるいは、一時的に重ね合された状態が保た
れ得て、感圧複写シートとして取扱うことさえできるも
のであれば、特別に完全な接合がなされていないもので
あってもよい。かかるファクシミリ用シートの材質につ
いては特に限定されなく、紙、フィルムあるいは布帛な
どのシート状物を用いることができる。
部のみが全周にわたり接着されていて完全な1枚のシー
トとして取扱うことが可能にされている。ただし、もち
ろん、この周縁部の接合は、本発明のファクシミリ用シ
ートで必須の要件ではなく、周縁部以外で接合されてい
てもよく、あるいは、一時的に重ね合された状態が保た
れ得て、感圧複写シートとして取扱うことさえできるも
のであれば、特別に完全な接合がなされていないもので
あってもよい。かかるファクシミリ用シートの材質につ
いては特に限定されなく、紙、フィルムあるいは布帛な
どのシート状物を用いることができる。
【0016】シート1の裏面の発色剤2は、例えば、ク
リスタルバイオレット、マラカイトグリーンなどの染料
の前駆体であるリューコ染料を溶解した炭化水素系の油
を核とし、ゼラチン−アラビアゴム水溶液系からの相分
離を利用してマイクロカプセル化したものを用いること
ができる。また、シート1′の表の面に塗布される顕色
剤は、たとえば、アタパルジャイト粘土またはフェノー
ル樹脂を用いることができる。
リスタルバイオレット、マラカイトグリーンなどの染料
の前駆体であるリューコ染料を溶解した炭化水素系の油
を核とし、ゼラチン−アラビアゴム水溶液系からの相分
離を利用してマイクロカプセル化したものを用いること
ができる。また、シート1′の表の面に塗布される顕色
剤は、たとえば、アタパルジャイト粘土またはフェノー
ル樹脂を用いることができる。
【0017】また、図2は、本発明にかかる内部印字部
に外部印字部が付属したファクシミリ用シートの一実施
態様例を示す断面モデル図であって、5は通常のファク
シミリに適用されるシート部分である。その他は図1と
同様の構成であってもよい。この場合、内部印字部を規
定のサイズにし、加えて外部印字部を付属するようにす
れば、外部印字部に宛名などを記述でき、内部印字部に
極秘、親展情報などの内容を規定サイズをいっぱいに記
述できる利点を有するものである。
に外部印字部が付属したファクシミリ用シートの一実施
態様例を示す断面モデル図であって、5は通常のファク
シミリに適用されるシート部分である。その他は図1と
同様の構成であってもよい。この場合、内部印字部を規
定のサイズにし、加えて外部印字部を付属するようにす
れば、外部印字部に宛名などを記述でき、内部印字部に
極秘、親展情報などの内容を規定サイズをいっぱいに記
述できる利点を有するものである。
【0018】かかる本発明のファクシミリ用シートを、
特にインパクトドットマトリックス方式(衝撃式)のフ
ァクシミリ装置にかけることにより、プリンタにより外
圧を加えられた部分のマクロカプセルは、破壊され流出
した染料前駆体が顕色剤との間の化学反応により発色し
、親展もしくは極秘のファクシミリ情報を、内包された
発色面4に記録できるものである。ただし、このとき、
インクリボンを取り外した状態で印字動作(記録)を行
なわせるものであり、インクリボンが装着されていれば
、シートの外面に通常通りに印字されてしまうので注意
を要する。インクリボンの脱着自体は、通常のプリンタ
において、インクリボンは簡単に装着と取外しができる
構成となっているので容易に行なうことができる。 また、本発明のファクシミリ用シートは、かかる目的を
達成するために不透明であって、内部印字部に印字され
た内容が外部から解読されないものであることが好まし
い。
特にインパクトドットマトリックス方式(衝撃式)のフ
ァクシミリ装置にかけることにより、プリンタにより外
圧を加えられた部分のマクロカプセルは、破壊され流出
した染料前駆体が顕色剤との間の化学反応により発色し
、親展もしくは極秘のファクシミリ情報を、内包された
発色面4に記録できるものである。ただし、このとき、
インクリボンを取り外した状態で印字動作(記録)を行
なわせるものであり、インクリボンが装着されていれば
、シートの外面に通常通りに印字されてしまうので注意
を要する。インクリボンの脱着自体は、通常のプリンタ
において、インクリボンは簡単に装着と取外しができる
構成となっているので容易に行なうことができる。 また、本発明のファクシミリ用シートは、かかる目的を
達成するために不透明であって、内部印字部に印字され
た内容が外部から解読されないものであることが好まし
い。
【0019】シートの外面に通常通りに印字をさせたい
ときには、インクリボンが必要なので、手動によりある
いは自動的により該インクリボンの着脱が制御できるよ
うにファクシミリ装置を構成するのがよい。
ときには、インクリボンが必要なので、手動によりある
いは自動的により該インクリボンの着脱が制御できるよ
うにファクシミリ装置を構成するのがよい。
【0020】また、もし、ファクシミリ文書でもその宛
先部のみは、用紙の外表面に印字したいということであ
れば、宛先部を印字するときは、インクリボンの装着が
自動的になされるように構成するのがよい。なお、この
ような自動的にインクリボンを着脱させる機構としては
、例えば、電気アクチュエータとバネを組合せ、インク
リボンカートリッジをインクリボン送り方向と垂直な方
向に上下動させることにより実現できる。あるいは、ま
たインクリボンを、■印字可能テープ(狭義のインクリ
ボン)と、■印字可能テープ(透明樹脂テープ)の連続
体とし、インクリボン送り機構により、インクリボン位
置(■と■)を制御することでも実現できる。
先部のみは、用紙の外表面に印字したいということであ
れば、宛先部を印字するときは、インクリボンの装着が
自動的になされるように構成するのがよい。なお、この
ような自動的にインクリボンを着脱させる機構としては
、例えば、電気アクチュエータとバネを組合せ、インク
リボンカートリッジをインクリボン送り方向と垂直な方
向に上下動させることにより実現できる。あるいは、ま
たインクリボンを、■印字可能テープ(狭義のインクリ
ボン)と、■印字可能テープ(透明樹脂テープ)の連続
体とし、インクリボン送り機構により、インクリボン位
置(■と■)を制御することでも実現できる。
【0021】また、たとえば、予め、送信原稿内におけ
る宛先部を記入する領域を送信者と決めておいて、受信
用紙上のその領域と対応する予め設定された領域を印字
するときには、リミットスイッチの作動によりインクリ
ボンが装着されるようにファクシミリ装置を構成するこ
となどが考えられる。あるいは、やはり、予め、送信元
と宛先部を記入する領域を決めておいて、受信元で用い
る本発明にかかるファクシミリ用しシートは、特に、そ
の領域に対応する部分の外表面上の一部分箇所のみにお
いては、外部より受けた加圧力により発色するようにす
る構成するとよく、たとえば、その宛先部記入領域部に
おいて、更にもう一枚の紙を重ね合せて該外表面上にお
いても感圧複写紙が構成されるようすると、インクリボ
ンが装着されなくとも、宛先だけは用紙の外表面におい
て読取りが可能なように記録できることになる。この場
合、もちろん内包面にまでも加圧力を働かせることがで
きるので、該内包面面上でも宛先を記録させることがで
きる。
る宛先部を記入する領域を送信者と決めておいて、受信
用紙上のその領域と対応する予め設定された領域を印字
するときには、リミットスイッチの作動によりインクリ
ボンが装着されるようにファクシミリ装置を構成するこ
となどが考えられる。あるいは、やはり、予め、送信元
と宛先部を記入する領域を決めておいて、受信元で用い
る本発明にかかるファクシミリ用しシートは、特に、そ
の領域に対応する部分の外表面上の一部分箇所のみにお
いては、外部より受けた加圧力により発色するようにす
る構成するとよく、たとえば、その宛先部記入領域部に
おいて、更にもう一枚の紙を重ね合せて該外表面上にお
いても感圧複写紙が構成されるようすると、インクリボ
ンが装着されなくとも、宛先だけは用紙の外表面におい
て読取りが可能なように記録できることになる。この場
合、もちろん内包面にまでも加圧力を働かせることがで
きるので、該内包面面上でも宛先を記録させることがで
きる。
【0022】本発明において、発色する部分は外的な作
用により発色し得るものであれば、特にその発色原理、
機構は限定されない。すなわち、上述した外部より受け
た加圧力により発色するものの他に、たとえば、外部か
ら作用される熱的作用によって発色する部分を有するも
のであってもよい。すなわち、本発明は上記で説明した
衝撃式プリンタ付きファクシミリ装置およびそのファク
シミリ用シートに限られるものではなく、非衝撃式プリ
ンタ付きファクシミリ装置およびそのファクシミリ用シ
ートにおいても実現可能である。その代表例としては、
ファクシミリ用シートとして加熱発色反応を利用したい
わゆる感熱記録シートを用い、サーマルヘッドや熱ペン
などの熱素子を備えたプリンタ部を有するファクシミリ
装置によりシート内面部に印字する方式などを用いるこ
とができる。この方法は、かかる熱素子から放出された
熱がファクシミリ用シートの外皮シートを通過し、シー
ト内面部に存在する発色性材料を加熱発色せしめて印字
するものであり、印字をより鮮明にあるいは確実なもの
にするために、かかるシートは、通常のファクシミリ用
シートより薄くすることが好ましく、また、熱を伝えや
すい材料で構成されるものであることが好ましい。ある
いはまた、上記の乾熱記録シートと、可視域の光を遮蔽
し赤外域の光を透過する色フィルタシートを重ね合せた
積層シートと赤外レーザを光源とした光プリンタとの組
合せでも実現される。
用により発色し得るものであれば、特にその発色原理、
機構は限定されない。すなわち、上述した外部より受け
た加圧力により発色するものの他に、たとえば、外部か
ら作用される熱的作用によって発色する部分を有するも
のであってもよい。すなわち、本発明は上記で説明した
衝撃式プリンタ付きファクシミリ装置およびそのファク
シミリ用シートに限られるものではなく、非衝撃式プリ
ンタ付きファクシミリ装置およびそのファクシミリ用シ
ートにおいても実現可能である。その代表例としては、
ファクシミリ用シートとして加熱発色反応を利用したい
わゆる感熱記録シートを用い、サーマルヘッドや熱ペン
などの熱素子を備えたプリンタ部を有するファクシミリ
装置によりシート内面部に印字する方式などを用いるこ
とができる。この方法は、かかる熱素子から放出された
熱がファクシミリ用シートの外皮シートを通過し、シー
ト内面部に存在する発色性材料を加熱発色せしめて印字
するものであり、印字をより鮮明にあるいは確実なもの
にするために、かかるシートは、通常のファクシミリ用
シートより薄くすることが好ましく、また、熱を伝えや
すい材料で構成されるものであることが好ましい。ある
いはまた、上記の乾熱記録シートと、可視域の光を遮蔽
し赤外域の光を透過する色フィルタシートを重ね合せた
積層シートと赤外レーザを光源とした光プリンタとの組
合せでも実現される。
【0023】本発明においては、外的作用により発色す
るということは、外部より加えられた各種のエネルギー
により発色し印字可能なことを意味するものであり、そ
の外的作用とは加圧力、熱、レーザー光線などであって
、特に限定されるものではない。
るということは、外部より加えられた各種のエネルギー
により発色し印字可能なことを意味するものであり、そ
の外的作用とは加圧力、熱、レーザー光線などであって
、特に限定されるものではない。
【0024】さらに、本発明のファクシミリ装置は、送
信側で親展あるいは極秘用の特定通信モードを選択操作
して送信することにより、受信側において、その特定の
通信モードの電気信号を受け取って供給シート種が選択
できる構成を有するものである。さらにかみ砕いて説明
すると、通信経路を確保した後、電文送信の前に、上記
の特定通信モードの電気信号が送信側より送られる。受
信側はこれを認知し、親展あるいは極秘用のカットシー
トがストックされているトレイを選択、すなわち、該ト
レイのシート搬送用ローラを駆動し、該シートをプリン
タ部に導き通信電文の印字動作を行う。通常通信の場合
は上記以外のトレイを選択する。また、本発明のファク
シミリ装置は、送信原稿に親展あるいは極秘内容である
ことを示すマーク、例えば「極秘」、「親展」とか、「
□□□−□」、「☆☆☆」、「0101」、「AASS
」などのように記述されていると、受信情報から該マー
クを認識し、マークに指定された供給シート種が選択で
きる構成を有するものとしてもよい。かかる構成により
、本発明のファクシミリ装置は、情報の種類により特定
のシートを選択し受信することが可能であり、親展ある
いは極秘情報の送受信に極めて適したものであって、さ
らに、通常のファクシミリとしての使用も可能とするも
のである。
信側で親展あるいは極秘用の特定通信モードを選択操作
して送信することにより、受信側において、その特定の
通信モードの電気信号を受け取って供給シート種が選択
できる構成を有するものである。さらにかみ砕いて説明
すると、通信経路を確保した後、電文送信の前に、上記
の特定通信モードの電気信号が送信側より送られる。受
信側はこれを認知し、親展あるいは極秘用のカットシー
トがストックされているトレイを選択、すなわち、該ト
レイのシート搬送用ローラを駆動し、該シートをプリン
タ部に導き通信電文の印字動作を行う。通常通信の場合
は上記以外のトレイを選択する。また、本発明のファク
シミリ装置は、送信原稿に親展あるいは極秘内容である
ことを示すマーク、例えば「極秘」、「親展」とか、「
□□□−□」、「☆☆☆」、「0101」、「AASS
」などのように記述されていると、受信情報から該マー
クを認識し、マークに指定された供給シート種が選択で
きる構成を有するものとしてもよい。かかる構成により
、本発明のファクシミリ装置は、情報の種類により特定
のシートを選択し受信することが可能であり、親展ある
いは極秘情報の送受信に極めて適したものであって、さ
らに、通常のファクシミリとしての使用も可能とするも
のである。
【0025】なお、本発明のファクシミリ用シートは、
周縁部が接合されているものであるときには、ファクシ
ミリ情報を受信後、開封を容易にするために、接合部、
接着部の内周側にミシン目を設けるとさらに好適なもの
となる。
周縁部が接合されているものであるときには、ファクシ
ミリ情報を受信後、開封を容易にするために、接合部、
接着部の内周側にミシン目を設けるとさらに好適なもの
となる。
【0026】本発明にかかるファクシミリシートは、サ
イズは特に限定されるものではないが、A4サイズ、B
4サイズとかの従来からある事務用紙としての適宜なサ
イズ等の単独シート、さらにこのようなシートの連続体
をなす連続シートであってもかまわない。また、シート
送りの正確度を増すためシート送り方向に平行な両端に
スプロケットと呼ばれる穿孔が付加されていてもかまわ
ない。
イズは特に限定されるものではないが、A4サイズ、B
4サイズとかの従来からある事務用紙としての適宜なサ
イズ等の単独シート、さらにこのようなシートの連続体
をなす連続シートであってもかまわない。また、シート
送りの正確度を増すためシート送り方向に平行な両端に
スプロケットと呼ばれる穿孔が付加されていてもかまわ
ない。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明のファクシミリ用
シートと装置によって形成されるファクシミリ方式は、
これまでのパスワードに付随する各種の操作を全く不要
にし、かつ安価にファクシミリ情報の機密を保持できる
という優れた効果をもたらす。このため、預金口座の借
入明細、株式の取引き報告、親展・極秘文書、プライバ
シー文書の受発信など各種の機密・秘密情報の通信に有
効に使われるものである。
シートと装置によって形成されるファクシミリ方式は、
これまでのパスワードに付随する各種の操作を全く不要
にし、かつ安価にファクシミリ情報の機密を保持できる
という優れた効果をもたらす。このため、預金口座の借
入明細、株式の取引き報告、親展・極秘文書、プライバ
シー文書の受発信など各種の機密・秘密情報の通信に有
効に使われるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のファクシミリ用紙の1実施態
様例を示した断面モデル図である。
様例を示した断面モデル図である。
【図2】図2は、本発明のファクシミリ用紙の他の1実
施態様例を示した断面モデル図である。
施態様例を示した断面モデル図である。
1、1′、5:シート
2:発色剤層
3:顕色剤層
4:発色面(記録面)
Claims (15)
- 【請求項1】重ね合わされてなる複数枚のシートからな
るファクシミリ用シートであって、該重ね合わされシー
トの少なくとも内面に外的作用により発色する部分を有
することを特徴とするファクシミリ用シート。 - 【請求項2】複数枚のシートが、その周縁部が互いに接
合されて重ね合されてなることを特徴とする請求項1記
載のファクシミリ用シート。 - 【請求項3】シートの外表面上の一部に、外的作用によ
り発色する箇所が設けられていることを特徴とする請求
項1または2記載のファクシミリ用シート。 - 【請求項4】一つのシート内に、外的作用によりシート
内面部が発色印字されるシート部分(以下、「内部印字
部」と称する)と、発色印字される部分を含まないシー
ト部分(以下、「外部印字部」と称する)が設けられて
なることを特徴とする請求項1または2記載のファクシ
ミリ用シート。 - 【請求項5】一つのシート内に、内部印字部および外部
印字部が別々に設けてあり、かつ規定サイズの内部印字
部に外部印字部が付属的に設けられてなることを特徴と
する請求項4記載のファクシミリ用シート。 - 【請求項6】接合部の内側に、ミシン目を有することを
特徴とする請求項1記載のファクシミリ用シート。 - 【請求項7】シートの材質が紙、フイルムあるいは布帛
であることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ用
シート。 - 【請求項8】シートが不透明性のものであることを特徴
とする請求項1記載のファクシミリ用シート。 - 【請求項9】重ね合わされてなる複数枚のシートからな
るファクシミリ用シートであり該重ね合わされシートの
少なくとも内面に外的作用により発色する部分を有する
ファクシミリ用シートを用いるファクシミリ装置であっ
て、プリンタ部が衝撃式プリンタよりなるものであるこ
とを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項10】衝撃式プリンタ部が、ドットマトリック
ス式プリンタであることを特徴とする請求項9記載のフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項11】インクリボンの着脱が、自動的に制御で
きることを特徴とする請求項10記載のファクシミリ装
置。 - 【請求項12】重ね合わされてなる複数枚のシートから
なるファクシミリ用シートであり該重ね合わされシート
の少なくとも内面に外的作用により発色する部分を有す
るファクシミリ用シートを用いるファクシミリ装置であ
って、プリンタ部が非衝撃式プリンタよりなるものであ
ることを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項13】非衝撃式プリンタ部が感熱式プリンタで
あることを特徴とする請求項12記載のファクシミリ装
置。 - 【請求項14】送信側の通信モードを選択操作すること
により、その電気信号を受け取って供給シート種が選択
されることを特徴とする請求項9または12記載のファ
クシミリ装置。 - 【請求項15】送信原稿のシートに記述されたマークを
読み取り、受信情報から該マークを認識することにより
供給シート種が選択されることを特徴とする請求項9ま
たは12記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3073000A JPH04219052A (ja) | 1990-04-23 | 1991-04-05 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-107109 | 1990-04-23 | ||
JP10710990 | 1990-04-23 | ||
JP3073000A JPH04219052A (ja) | 1990-04-23 | 1991-04-05 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04219052A true JPH04219052A (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=26414134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3073000A Pending JPH04219052A (ja) | 1990-04-23 | 1991-04-05 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04219052A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5545219A (en) * | 1978-09-27 | 1980-03-29 | Toshiba Corp | Recording device |
JPS61248784A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-06 | Michiko Kawada | フアクシミリ用記録紙 |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP3073000A patent/JPH04219052A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5545219A (en) * | 1978-09-27 | 1980-03-29 | Toshiba Corp | Recording device |
JPS61248784A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-06 | Michiko Kawada | フアクシミリ用記録紙 |
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