JPH05300206A - タッチパネル電話機 - Google Patents

タッチパネル電話機

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JPH05300206A
JPH05300206A JP9810592A JP9810592A JPH05300206A JP H05300206 A JPH05300206 A JP H05300206A JP 9810592 A JP9810592 A JP 9810592A JP 9810592 A JP9810592 A JP 9810592A JP H05300206 A JPH05300206 A JP H05300206A
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JP9810592A
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Inventor
Norimichi Tanabe
憲道 田部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、各機能毎に使用する操作キーの数
を最低限に押さえることが可能であり、かつ、誰でも複
雑な操作を行うことなく多機能を使いこなすことにあ
る。 【構成】 電話機本体の表示部7に設けられ、一部に複
数の機能選択キーF1〜F4をもったタッチパネルキー
入力部1と、ダイヤル表示モードデータその他必要とす
る複数の機能表示モードデータが格納されている表示モ
ード記憶手段6と、前記タッチパネルキー入力部のある
機能選択キーのタッチ入力によって得られる機能識別デ
ータに基づいて前記表示モード記憶手段から所要とする
機能表示モードを読み出して前記表示部に当該選択機能
の操作に必要な操作内容を表示する機能選択表示処理手
段(3,4)とを設け、前記表示部に表示された操作内
容に基づいて前記タッチパネルキー入力部を操作するこ
とにより所要とする機能を実行するタッチパネル電話機
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種データベースやサ
ービスなどの利用を可能とするタッチパネル電話機に係
わり、特に取扱い操作の簡単な多機能形タッチパネル電
話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話機は、専ら通話のみを基本と
する一般の公衆電話機の他、留守録音,親子内線通話,
メロディ呼出音等の付加価値をもたせた種々の電話機が
市販されているが、最近ではISDN網に対応したマル
チメディア機能をもったISDN端末機器の出現に至っ
ている。
【0003】ところで、これらの公衆電話機を初め、高
付加価値をもった機器は、実使用時,何れも所定の操作
手順にしたがって操作キーを操作し、通話または電話網
の様々なサービスの提供を受けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような機器は、それぞれの付加価値機能を実現するため
に、操作キーの数が増加し、それに伴って操作に手間取
り、使い慣れるまでに相当な時間がかかっている。
【0005】その一方、少ない操作キーを用いて操作す
る機器も具体化されているが、この場合には各操作キー
にそれぞれ重複機能をもたせているので、操作手順が非
常に複雑となり、前述と同様に操作に手間取り、誤操作
の原因となっている。
【0006】しかも、全ての操作者は多機能を十分に使
いこなしているとは言えず、一部熟練の操作者だけが有
効に利用する傾向にある。また、サービスの提供を受け
る場合でも、そのサービスを利用する際に電話番号を調
べる必要があるとか、或いは予め電話番号を記憶してお
く必要があるといった問題がある。本発明は上記実情に
鑑みてなされたもので、面倒な操作を行うことなく簡単
な操作で多機能を実現しうるタッチパネル電話機を提供
することを目的とする。また、本発明の他の目的は、簡
単な操作でISDNのサービスを有効に利用するタッチ
パネル電話機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は上記課題を解決するために、電話機本体の表示部に設
けられ、一部に複数の機能選択キーをもったタッチパネ
ルキー入力部と、ダイヤル表示モードデータその他必要
とする複数の機能表示モードデータが格納されている表
示モード記憶手段と、前記タッチパネルキー入力部のあ
る機能選択キーのタッチ入力によって得られる機能識別
データに基づいて前記表示モード記憶手段から所要とす
る機能表示モードを読み出して前記表示部に当該選択機
能の操作に必要な操作内容を表示する機能選択表示処理
手段とを設け、前記表示部に表示された操作内容に基づ
いて前記タッチパネルキー入力部を操作することにより
前記選択機能を実行するタッチパネル電話機である。
【0008】次に、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明に、新たに通話を行うための送受話手
段と、前記機能選択表示処理手段および前記送受話手段
においてISDNのサービスまたは通話を必要とすると
き、ISDN規格にそった相手端末と通信を確立するフ
レームを作り出すLAPD処理手段および情報チャンネ
ルを選択するチャンネル選択手段とを付加し、LAPD
処理手段およびチャンネル選択手段からISDN網を介
してサービス用データベースから必要なサービスを受
け、かつ、ISDN対応端末と通話を行うタッチパネル
電話機である。
【0009】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、操作者がタッチパネルキー
入力部のある機能選択キー,例えばダイヤル機能選択キ
ーにタッチすると、機能選択表示処理手段によって表示
モード記憶手段から当該機能の操作に係わるダイヤル機
能表示モードデータを読み出して表示部に当該ダイヤル
キーを表示するので、操作者は、表示部に表示されてい
るタッチパネルキー入力部の該当ダイヤルキーを操作す
ればよく、またタッチパネル部の番号検索機能キーにタ
ッチすると、表示モード記憶手段から当該機能の操作に
係わる番号検索機能表示モードデータを読み出して表示
部に表示するので、その表示内容にしたがってタッチパ
ネルキー入力部を操作すればよく、その他の機能につい
ても同様であるので、操作キーを増やすことなく、簡単
に多機能を操作することができる。
【0010】次に、請求項2に対応する発明において
は、以上のように表示部に必要な機能表示モードを表示
する一方、ISDNのサービスを必要する場合には自動
的にISDN規格のフレームを作成し、かつ、チャンネ
ル選択を行ってISDN網に接続させているサービス用
データベース例えば番号検索に係わる加入者電話番号デ
ータベースやチケット予約データベースの回線と接続さ
れ、必要なデータを取り込んで表示部に表示されている
機能表示モードの所定の表示部分に表示するので、操作
者は、簡単な操作でISDNのサービスを受けることが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図5を参照して説明する。
【0012】図1は本発明に係わるタッチパネル電話機
およびISDN網への電話機の接続構成例を示す図、図
2ないし図5はタッチパネルキー入力部と各機能表示モ
ードとの関係を示す図である。
【0013】先ず、図1において1は人手などのタッチ
によつて例えばダイヤル機能F1,電話番号検索機能F
2,伝言機能F3,チケット予約機能F4などの機能選
択キー信号の他、各機能における実際の使用時の操作選
択キー信号を入力するタッチパネルキー入力部であり、
このタッチパネルキー入力部1から入力された機能選択
キー信号または操作選択キー信号はキー識別部2に送ら
れ、ここでそれぞれの選択キー信号に応じたキー識別デ
ータに変換されてCPU3に送られる。
【0014】このCPU3は、キー識別データからある
機能識別データであると判断すれば、その機能識別デー
タに対応する表示モードを選択するための指示を表示モ
ード切換手段4に与え、一方、キー識別データから各機
能のある特定の操作識別データであると判断すれば、そ
の旨の指示をLAPD処理手段5に送出する。
【0015】前記表示モード切換手段4は、機能識別デ
ータに基づいて表示モード記憶手段6から所要の機能を
もつ表示モードデータを読み出して表示部7に表示す
る。なお、この表示部7の表示画面には前記タッチパネ
ルキー入力部1が設けられ、図2に示すごとく表示画面
とタッチパネルキー入力部1の例えば16個のタッチ入
力とが互いに対応関係をもっている。
【0016】前記LAPD処理手段5は、各機能の表示
モードに基づいてタッチパネルキー入力部1から入力さ
れる識別データまたは表示モード切換手段4によって選
択された機能表示モードに基づいてISDN通信規格に
準じるように通信先アドレス,制御情報,通信情報その
他の情報を用いてLAPDフレームを構成してレイヤ1
部8に送出する。つまり、このLAPD処理手段5は、
後記するISDN網に接続される相手端末と通信を確立
するフレームを作る機能をもっている。9は伝言用RA
Mであって、これは伝言機能使用時に留守中の宅内また
は宅外からの伝言を記憶する機能をもっている。
【0017】10は通話時に使用する送受器、11は音
声信号をデジタル・アナログ変換するPCMコーディッ
ク部、12は多数の情報チャンネルの中から必要なチャ
ンネルを選択するチャンネル選択手段である。
【0018】つまり、通常の会話は、その送話時には送
受器10、PCMコーディック部11、チャンネル選択
手段12およびレイヤ1部13を経由して送られ、留守
時には必要に応じてCPU3および伝言用RAM9を用
いてチャンネル選択手段12およびレイヤ1部13を経
由して送られ、一方、受話時にはレイヤ1部13、チャ
ンネル選択手段12およびPCMコーディック部11を
通して送受器10で受け取り、必要に応じてレイヤ1部
13、チャンネル選択手段12を通して伝言用RAM9
に記憶される。なお、これら一連の構成要素1〜13は
ISDNにおける宅内機器、ひいては本発明に係わるタ
ッチパネル電話機を構成するものである。
【0019】そして、以上のようなタッチパネル電話機
は、デジタル信号を送受信する網終端装置21および電
話線22を介してISDN網23に接続されている。こ
のISDN網23にはそれぞれ電話線24を介して加入
者電話番号データベース25やチケット予約データベー
ス26の他、同じく網終端装置27を介してISDN対
応端末28が接続されている。次に、以上のように構成
されたタッチパネル電話機の動作について、各機能ごと
に分けてその操作手順を説明する。 (1) ダイヤル機能を選択操作する場合(図2参
照)。
【0020】予め電話番号を知っている特定の相手側に
電話するとき、操作者はタッチパネルキー入力部1のダ
イヤル機能キー(F1)31にタッチすると、CPU3
ではキー識別部2からのダイヤル機能識別データに基づ
いてダイヤル表示モードの選択と判断し、表示モード切
換手段4に対してダイヤル表示モードを選択すべき指示
を与える。ここで、表示モード切換手段4は、CPU3
からの選択指示に従って表示モード記憶手段6からダイ
ヤル表示モードに係わる表示モードデータを読み出して
表示部7に表示する。32は表示部7に表示されたダイ
ヤル表示モード画面を示す。従って、タッチパネルキー
入力部1の操作キーとしては、数字などを表すダイヤル
キー33および他の機能キー(F2〜F4)34のみが
操作可能となる。
【0021】そこで、操作者は、表示部7のダイヤル表
示モード画面を見ながら、通信相手先番号についてタッ
チパネルキー入力部1のダイヤルキー33を操作する。
しかる後、再度,発信キーとしての機能をもつダイヤル
機能キー(F1)31を操作すれば、CPU3では、キ
ー識別部2からのキー識別データおよび発信キーデータ
に基づいてLAPD処理手段5と協調しながらLAPD
フレームを作成し、レイヤ1部8を介して通信相手先に
送信し、送受器10による通話が可能となる。 (2) 電話番号検索機能を選択操作する場合(図3参
照)。
【0022】電話番号が不明であるために通信相手先電
話番号を検索する必要があるとき、操作者はタッチパネ
ルキー入力部1の番号検索機能キー(F2)36にタッ
チすると、CPU3ではキー識別部2からの番号検索機
能識別データに基づいて番号検索表示モードの選択と判
断し、表示モード切換手段4に対して番号検索表示モー
ドを選択すべき指示を与える。ここで、表示モード切換
手段4は、CPU3からの選択指示に従って表示モード
記憶手段6から番号検索表示モードに係わる表示モード
データを読み出して表示部7に表示する。37は表示部
7に表示された番号検索表示モード画面を示す。
【0023】従って、この番号検索表示モード画面37
は、図2のダイヤルキー33から英文字入力キー38に
変化する。その結果、タッチパネルキー入力部1の操作
キーとしては、英文字入力キー38および他の機能キー
(F1,F3,F4)34のみが操作可能となる。
【0024】そこで、操作者は、英文字入力キー38に
タッチしながら検索したい通信相手先の名称を入力する
と、検索名称表示面39に検索対象となる名称が表示さ
れる。しかる後、再度,発信キーとしての機能をもつ番
号検索機能キー(F2)36にタッチすると、CPU3
ではキー識別データおよび発信キーデータに基づいてL
APD処理手段5と協調しながらLAPDフレームを作
成し、レイヤ1部8に送出すると、ISDN網23に接
続されている加入者電話番号データベース25と回線が
接続されて番号検索が開始され、その検索結果の番号が
検索番号出力面40に表示される。従って、操作者は検
索番号出力面40に表示されている番号から検索番号を
知ることができる。 (3) 次に、宅内・宅外伝言を選択操作する場合(図
4参照)。
【0025】前記(1)項において電話をかけたが通信
相手先が留守・外出中であり、通信相手先に伝言を残し
ておきたいとき、操作者は、タッチパネルキー入力部1
の伝言機能キー(F3)41にタッチする。このとき、
通信相手先の電話番号は図示しないメモリに確保されて
いる。CPU3ではキー識別部2からの伝言機能識別デ
ータに基づいて伝言表示モードの選択と判断し、表示モ
ード切換手段4に対して伝言表示モードを選択すべき指
示を与える。ここで、表示モード切換手段4は、CPU
3からの選択指示に従って表示モード記憶手段6から伝
言表示モードに係わる表示モードデータを読み出して表
示部7に表示する。42は表示部7に表示された伝言表
示モード画面である。
【0026】その結果、タッチパネルキー入力部1の操
作キーとしては、伝言表示モード画面42に表示されて
いる伝言入・出力キー43,44および他の機能キー
(F1,F2,F4)34のみが操作可能となり、また
伝言表示モード画面42には伝言相手先番号表示面45
および伝言件数表示面46が形成される。そのうち、既
にメモリに格納されている留守・外出中の通信相手先の
番号は伝言相手先番号表示面45に表示される。
【0027】そこで、操作者は、その伝言相手先番号表
示面45の通信相手先番号が正しいことを確認した後、
伝言入力キー43を操作し、送受器10から伝言内容を
入力すると、ISDN網23を介して接続されている通
信相手先であるISDN対応端末28内の伝言用RAM
に伝言内容が記憶される。一方、宅内に伝言を残したい
場合、自分の電話番号に電話をかけ、同様の手順で操作
すれば、自分の伝言用RAM9に伝言を残すことができ
る。
【0028】さらに、伝言を読みたいとき、タッチパネ
ルキー入力部1の伝言機能キー(F3)41にタッチす
ると、伝言表示モード画面42が表れ、その伝言件数表
示面46に伝言件数が表示され、伝言があることを確認
できるので、伝言出力キー44を操作し、伝言用RAM
9内の伝言内容を送受器10にて聞き取る。 (4) 次に、チケット予約を選択操作する場合(図5
参照)。
【0029】チケットの予約をするとき、操作者はタッ
チパネルキー入力部1のチケット予約機能キー(F4)
47にタッチすると、CPU3ではキー識別部2からの
チケット予約機能識別データに基づいてチケット予約表
示モードの選択と判断し、表示モード切換手段4に対し
てチケット予約表示モードを選択すべき指示を与える。
ここで、表示モード切換手段4は、CPU3からの選択
指示に従って表示モード記憶手段6からチケット予約表
示モードに係わる表示モードデータを読み出して表示部
7に表示する。48は表示部7に表示されたチケット予
約表示モード画面を示す。このとき、タッチパネルキー
入力部1の操作キーとしては、チケット選択キー49と
他の機能キー(F1〜F3)34のみが操作可能とな
る。
【0030】そこで、操作者は、再度,発信キーとして
のチケット予約機能キー(F4)47にタッチすると、
ISDN網23に接続されているチケット予約データベ
ース26との回線が確立し、当日予約できるチケット内
容がチケット種類毎にチケット一覧表示面50に表示さ
れる。ここで、予約したいチケットがあれば、チケット
選択キー49でチケット有効期間表示51を確認しなが
ら選択し、チケット決定キーとしてのチケット予約機能
キー(F4)47にタッチし決定する。その結果、チケ
ット予約データベース26との通信によりチケット予約
を行う。この予約完了後、チケット予約完了をチケット
予約完了表示面52に表示し、同時にチケット予約デー
タベース26も更新される。
【0031】従って、以上のような実施例の構成によれ
ば、電話機本体の表示画面上にタッチパネルキー入力部
1を設け、このタッチパネルキー入力部1の一部に選択
すべき機能キーF1〜F4を割り当て、所望とする機能
キーにタッチすることにより、表示画面に必要な機能表
示モード画面が表示され、該当機能の操作に必要な内容
が表示されるので、多機能であっても操作キーを増やす
必要がなくなり、しかも単純な操作で多機能を使いこな
すことができる。また、簡単に機能を増加させることが
できる。
【0032】さらに、機能表示モード画面の表示内容に
従ってタッチパネルキー入力部1を操作すれば、ISD
N規格のプロトコルに従って必要なフレームを作ってI
SDN網23に接続できるので、面倒な操作や手続なし
でISDN網23に接続されている様々なデータベース
(電話番号検索やチケット予約等)や従来の電話回線の
サービス(伝言サービス等)を利用できる。さらに、日
々更新される電話番号も加入者電話番号データベース2
5を更新するだけで迅速に対応でき、電話帳を発行する
手間も省くことができる。
【0033】次に、本発明の他の実施例について図6を
参照して説明する。例えばその他の機能として、緊急時
や既存の電話サービス(時報,天気予報等)を利用する
場合、タッチパネルキー入力部1のダイヤル機能キー3
1を操作した後、図6のワンタッチダイヤルキー61に
タッチした後、図6のワンタッチダイヤルキー61を操
作すると、CPU3および表示モード切換手段4などか
らなる機能選択表示処理手段では、予め表示モード記憶
手段6に記憶されているワンタッチダイヤル表示モード
データを読み出して表示部7に表示する。62は表示部
7に表示されたワンタッチダイヤル表示モード画面であ
る。
【0034】従って、このときタッチパネルキー入力部
1の操作キーは、ワンタッチダイヤルキー61,サービ
ス選択キー63および他の機能キー34のみが操作可能
となる。
【0035】この場合にはワンタッチダイヤルキー61
をタッチした後、利用したいサービスのサービス選択キ
ー63をタッチするとオートダイヤリングし、発信キー
としての機能をもつ機能キー31にタッチしたとき、回
線の接続が行われ、サービスの提供を受けることができ
る。また、従来通りのダイヤるによるサービスの利用も
可能である。その結果、サービスを受ける際の電話番号
の暗記や調べる手間を大幅に省くことができる。その
他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような種々の効果を奏する。
【0037】請求項1の発明においては、表示画面にタ
ッチパネルキー入力部を設けるとともに、各機能ごとに
操作内容を示す機能表示モード画面を選択して表示画面
に表示するようにしたので、各機能毎に使用する操作キ
ーの数を最低限に押さえることが可能であり、かつ、誰
でも複雑な操作を行うことなく多機能を使いこなすこと
ができる。これによって、多機能電話の利用者の増加に
も貢献できる。
【0038】次に、請求項2の発明では、請求項1の効
果に加え、簡単な操作で各種のデータベースやサービス
を有効に活用でき、今後増大する電話網に接続されるデ
ータベースの種類増加にも十分に対処でき、またデータ
ベースの普及による電話帳等の資源の節約にも大きく寄
与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるタッチパネル電話機の一実施例
を示す機能ブロック図。
【図2】ダイヤル機能を選択したときのタッチパネルキ
ー入力部1とダイヤル表示モード画面との関係を示す
図。
【図3】電話番号検索機能を選択したときのタッチパネ
ルキー入力部1と番号検索表示モード画面との関係を示
す図。
【図4】伝言機能を選択したときのタッチパネルキー入
力部1と伝言表示モード画面との関係を示す図。
【図5】チケット予約機能を選択したときのタッチパネ
ルキー入力部1とチケット予約機能表示モード画面との
関係を示す図。
【図6】ワンタッチダイヤル機能を選択したときのタッ
チパネルキー入力部1とワンタッチダイヤル機能表示モ
ード画面との関係を示す図。
【符号の説明】
1…タッチパネルキー入力部、2…キー識別部、3…C
PU、4…表示モード切換手段(3,4…機能選択表示
処理手段)、5…LAPD処理手段、6…表示モード記
憶手段、7…表示部、8…レイヤ1部、9…伝言用RA
M、10…送受器、11…PCMコーディック部、12
…チャンネル選択手段、23…ISDN網、25…加入
者電話番号データベース、26…チケット予約データベ
ース、28…ISDN対応端末。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機本体の表示部に設けられ、一部に
    複数の機能選択キーをもったタッチパネルキー入力部
    と、 ダイヤル表示モードデータその他必要とする複数の機能
    表示モードデータが格納されている表示モード記憶手段
    と、 前記タッチパネルキー入力部のある機能選択キーのタッ
    チ入力によって得られる機能識別データに基づいて前記
    表示モード記憶手段から所要とする機能表示モードを読
    み出して前記表示部に当該選択機能の操作に必要な操作
    内容を表示する機能選択表示処理手段とを備え、前記表
    示部に表示された操作内容に基づいて前記タッチパネル
    キー入力部を操作することにより前記選択機能を実行す
    ることを特徴とするタッチパネル電話機。
  2. 【請求項2】 電話機本体の表示部に設けられ、一部に
    複数の機能選択キーをもったタッチパネルキー入力部
    と、 ダイヤル表示モードデータその他必要とする複数の機能
    表示モードデータが格納されている表示モード記憶手段
    と、 前記タッチパネルキー入力部のある機能選択キーのタッ
    チ入力によって得られる機能識別データに基づいて前記
    表示モード記憶手段から所要とする機能表示モードを読
    み出して前記表示部に当該選択機能の操作に必要な操作
    内容を表示する機能選択表示処理手段と、 通話を行うための送受話手段と、 前記機能選択表示処理手段および前記送受話手段におい
    てISDNのサービスまたは通話を必要とするとき、I
    SDN規格にそった相手端末と通信を確立するフレーム
    を作り出すLAPD処理手段および情報チャンネルを選
    択するチャンネル選択手段とを備え、 前記LAPD処理手段およびチャンネル選択手段からI
    SDN網を介してサービス用データベースから必要なサ
    ービスを受け、かつ、ISDN対応端末と通話を行うよ
    うにしたことを特徴とするタッチパネル電話機。
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