JPH05299735A - 光送信器 - Google Patents

光送信器

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JPH05299735A
JPH05299735A JP4097840A JP9784092A JPH05299735A JP H05299735 A JPH05299735 A JP H05299735A JP 4097840 A JP4097840 A JP 4097840A JP 9784092 A JP9784092 A JP 9784092A JP H05299735 A JPH05299735 A JP H05299735A
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JP
Japan
Prior art keywords
current
detection circuit
laser diode
output
comparator
Prior art date
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Pending
Application number
JP4097840A
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English (en)
Inventor
Kunio Honda
邦雄 本田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザダイオードを一定温度に保持して、変
動の無い電気光変換特性を得る。 【構成】 レーザダイオード3の光出力の一部を受光す
るフォトダイオード4の出力波形のピーク値と平均値を
ピーク値検出回路7および平均値検出回路10により検
出し、そのピーク値と平均値との差ΔDが平均値検出回
路で演算され、第1および第2のコンパレータ12a、
12bに入力する。第1のコンパレータ12aは正電圧
のしきい値と差ΔDを比較し、また第2のコンパレータ
12bは負電圧のしきい値と差ΔDを比較し、その比較
結果を電流ドライバ13に出力する。電流ドライバ13
は第1、第2のコンパレータ12a、12bの比較結果
に応じてサーモクーラ14を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光ファイバを伝送路と
する光通信の光送信器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特許公報平2−44420
に示された従来の光送信回路を示す構成図であり、図に
おいて、1は入力端子、2は入力端子1に接続された変
調器、3はレーザダイオード、4はレーザダイオード3
の出力光の一部を受光するフォトダイオード、5はレー
ザダイオード・フォトダイオード素子、6はバイアス電
源、9は電流増幅器、19はフォトダイオード4に並列
接続されたコンデンサ、16は第1の電流源、17は第
2の電流源、18は入力端子1から入力される2値送信
データに対応して電流源からの電流を切り替えるスイッ
チ回路である。
【0003】次に動作について説明する。第1の電流源
16の出力は送信データに対応してスイッチ回路18で
オン・オフされた電流として出力され、第2の電流源1
7の出力と加算合成される。定式化すると次式となる。 IO =IO2+mIO1 ・・・・・(1) IO :加算合成電流 IO1:第1の電流源の出力電流 IO2:第2の電流源の出力電流 m :2値信号のマーク率
【0004】次にレーザダイオード3の出力光の一部が
フォトダイオード4に入射し、それに比例した電流がフ
ォトダイオード4を流れる。定式化すると、次式とな
る。 IPD=m・D・L・POUT ・・・・・(2) IPD :フォトダイオード電流 D :パルス占有率 L :光出力とフォトダイオード電流変換効率 POUT :光出力電力
【0005】フォトダイオード4出力電流がコンデンサ
19で平均化された電流と基準電流との差が電流増幅器
9で増幅されレーザダイオード3に印加される。定式化
すると次式となる。 IB =β(IO −IPD) ・・・・・(3) IB :電流増幅器出力電流 β :電流増幅器増幅率
【0006】レーザダイオードの電流光変換特性は図2
(a)に示す通りである。従って、光出力電力値POUT
は次式となる。 POUT =A(IB +IOP−Ith)・・・・(4) A :レーザダイオード電流光変換効率 IOP:変調器出力電流 Ith:レーザダイオードしきい値電流 式(2)〜式(4)より式(5)が導かれる。
【0007】
【数1】
【0008】これは、レーザダイオード3しきい値電流
が変動しても、バイアス電流Ib が光出力電力POUT
一定にするように追従することを示す。初めにIthをI
b と等しくなるように設定すればIthが変動してもP
OUT が一定でかつ式(6)を満足することができる。 IB =Ith ・・・・・(6)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の光送信回路は以
上のように構成されているので、図2(a)に示すレー
ザダイオード3の電流光変換特性が図5(a)に示すI
th以下の電流に対し傾きを持つ様に変動すると、図5
(b)に示す第1のレーザダイオード3入力電流波形に
対し図5(c)に示すレーザダイオード3光出力波形の
様にIth以下のバイアス電流Ib に対し一定値以上の光
出力が存在し、消光比が劣化するという問題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、レーザダイオードの電流光変換特
性が変動しても、一定の光出力を得ることを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光送信器
はフォトダイオードの出力波形のピーク値と平均値を検
出しそれらを演算し差分を取り出し、この差分の正又は
負電圧によって電流増巾器がサーモクーラの電流を制御
するようにしたものである。
【0012】
【作用】この発明に係る光送信器は、温度変動に対しレ
ーザダイオードの電流光変換特性が変動しても、フォト
ダイオード出力信号から平均値検出回路とピーク値検出
回路によりレーザダイオード出力光の平均値とピーク値
を検出し、その差分を取り出しコンパレータによって制
御信号を発生させ、サーモクーラの電流を電流ドライバ
で制御するのでレーザダイオードの温度を一定に保持す
ることができる。
【0013】
【実施例】実施例1.以下この発明の一実施例を図につ
いて説明する。図1において7はレーザ光のピーク値を
検出するピーク値検出回路、8はレーザダイオード3に
バイアス電流を与える電流増巾器に対し基準電流を与え
るバイアス電流源、10はレーザ光の平均値を検出する
平均値検出回路、11a、11bはそれぞれのコンパレ
ータに正と負のしきい値を与えるための第1の基準電圧
源および第2の基準電圧源、12a、12bはそれぞれ
第1の基準電圧源11a、第2の基準電圧源11bと平
均値検出回路10の出力を比較する第1のコンパレータ
と第2のコンパレータ、13は第1のコンパレータ12
aと第2のコンパレータ12bの差電圧を入力しサーモ
クーラをドライブする電流ドライバ、14はこの電流ド
ライバ13の制御電流によってレーザダイオードの温度
を調節するサーモクーラである。
【0014】図2(a)は図1におけるレーザダイオー
ド3の0℃、25℃、70℃各温度における電流変換特
性を示す図である。図2(b)は図1におけるレーザダ
イオード3の入力電流パルス波形を示す図である。図2
(c)はレーザダイオード3の光出力波形を示す図であ
る。
【0015】次に動作について説明する。図1におい
て、入力端子1から入力されたパルス信号は変調器2に
より電流パルス信号に変換されレーザダイオード3を駆
動する。さらにレーザダイオード3はバイアス電流源8
の電流を増巾する電流増巾器9の出力電流によりバイア
ス電流が加算される。
【0016】図2(a)および(b)において、Ib
バイアス電流を示し、IobがIb に加算される変調器2
の変調電流波形を示す。レーザダイオード3はスレシホ
ールド値Ith以下の電流Ib に対し応答せず、スレシホ
ールド値以上の電流Iobに対し傾きAの電流光変換特性
で電流信号を図2(c)に示す光信号に変換する。図2
(c)に示す波形は25℃における光波形を示したもの
で光のピーク値PP は平均値PA のほぼ2倍である。レ
ーザダイオード3は図2(a)に示すように温度により
スレシホールド値Ithが変動する他に変調電流Iobの傾
きも変動し温度が高くなるにつれて図2(c)の傾きC
が示すように緩い傾斜となり電流と光の変換効率が悪く
なる。このためレーザダイオードの温度を一定に保持す
る必要がある。
【0017】図1と図2においてレーザダイオード3か
ら出力された光信号の一部はフォトダイオード4に受光
される。バイアス電源6によりバイアスされたフォトダ
イオード4は受光した光信号を電気信号に変換する。フ
ォトダイオード4により出力された電気信号はピーク値
検出回路7と平均値検出回路10の双方に入力される。
ピーク値検出回路7は図2(c)に示す光波形のピーク
値PP を検出し平均値検出回路10は光波形の平均値P
A を検出する。温度25℃においてはピーク値PP と平
均値PA はほぼ次の定式となる。 PP ≒2PA ・・・・・(7)
【0018】ピーク値検出回路7の出力信号は平均値検
出回路10の入力となり平均値検出回路10内でピーク
値PP と平均値PA の差電圧ΔDが次式により演算され
る。 ΔD=PP −2PA ・・・・・(8) ΔD:ピーク値と平均値の差
【0019】差電圧ΔDは第1および第2のコンパレー
タ12a、12bに入力される。第1のコンパレータ1
2aは正電圧のしきい値Vthを持つ第1の基準電圧源1
1aと差電圧ΔDを比較する。第2のコンパレータ12
bは負電圧のしきい値−Vthを持つ第2の基準電圧源1
1bと差電圧ΔDを比較する。
【0020】図3はこれを示したもので差電圧ΔDが正
電圧しきい値Vthより大きい場合第1のコンパレータ1
2aは正電圧+VC を出力する。ΔDがVthより小さい
場合第1のコンパレータ12aの出力電圧は0Vとな
る。同様にΔDが−Vthより低い場合第2のコンパレー
タ12bは負電圧−VC を出力する。
【0021】第1のコンパレータ12aの出力と第2の
コンパレータ12bの出力は電流ドライバ13に接続さ
れており、第1と第2のコンパレータ12a、12b出
力が共に0Vの時、電流ドライバはあるバイアス電流を
サーモクーラ14に流しレーザダイオード3の温度を2
5℃に保持する。次に正電圧+VC の時、電流ドライバ
13はサーモクーラ14に流す電流を減少させる。又−
C の時、電流ドライバ13はサーモクーラ14に流す
電流を増加させる。このようにしてサーモクーラ14は
電流の増減によりレーザダイオードの温度を一定に保持
する。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明によればサーモク
ーラによる発光素子の温度調整を光出力波形の平均値と
ピーク値から制御するようにしたので、発光素子の特性
に直結した温度性能の良いものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による光送信器を示すブロ
ック図である。
【図2】この発明の一実施例によるレーザダイオードの
特性を示す図である。
【図3】この発明の一実施例によるコンパレータ入出力
特性を示す図である。
【図4】従来の光送信器を示すブロック図である。
【図5】従来のレーザダイオードの特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 入力端子 2 変調器 3 レーザダイオード 4 フォトダイオード 5 レーザダイオード・フォトダイオード 6 バイアス電源 7 ピーク値検出回路 8 バイアス電流源 9 電流増巾器 10 平均値検出回路 11 基準電圧源 12 コンパレータ 13 電流ドライバ 14 サーモクーラ 16 第1の電流源 17 第2の電流源 18 スイッチ回路 19 コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と、この発光素子を駆動する変
    調器と、上記発光素子の出力光の1部を受光する受光素
    子と、この受光素子の出力信号が入力されかつその出力
    が平均値検出回路の入力となるピーク値検出回路と、前
    記受光素子の出力信号が入力されその平均値を検出する
    平均値検出回路と、前記発光素子にバイアス電流を与え
    る電流増巾器と、この電流増巾器に基準電流を与えるバ
    イアス電流源と、前記平均値検出回路の出力電圧を入力
    する第1と第2のコンパレータと、この第1と第2のコ
    ンパレータの各々にスレシホールド電圧を与える第1と
    第2の基準電圧源と、前記第1と第2のコンパレータ出
    力を入力しサーモクーラをドライブする電流ドライバ
    と、この電流ドライバの電流によって温度調節をするサ
    ーモクーラとを備えたことを特徴とする光送信器。
JP4097840A 1992-04-17 1992-04-17 光送信器 Pending JPH05299735A (ja)

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JP4097840A JPH05299735A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 光送信器

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