JPH0529909U - 小物部品の収納装置 - Google Patents

小物部品の収納装置

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JPH0529909U
JPH0529909U JP7847491U JP7847491U JPH0529909U JP H0529909 U JPH0529909 U JP H0529909U JP 7847491 U JP7847491 U JP 7847491U JP 7847491 U JP7847491 U JP 7847491U JP H0529909 U JPH0529909 U JP H0529909U
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JP7847491U
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裕晧 野村
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裕晧 野村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小物部品の点検補修と容器や袋への計数収納
とが簡単に能率よく行なえる。 【構成】 小物部品をランダムに投入するホッパー1の
前方に、小物部品を点検補修する作業台3を設置し、作
業台3の近傍に計数収納機構4が設けられている。計数
収納機構4には、間歇回転する回転部材7上に容器を供
給する空容器供給部9と、容器に対する小物部品の投入
部10と、容器の取出部11とが設定され、作業台3で
点検補修した小物部品を投入部10で容器内に投入すれ
ば、センサによる計数と回転部材の一ピッチ回動とによ
り小物部品の計数と定量収納とが行なえる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、各種小物部品の収納装置、更に詳しくは、使用後の小物部品を修 理等した後、サイズや型式ごとに仕分けし、これを所定数容器に収納して商品管 理を行なうために用いる収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種小物部品、例えば建築作業の仮設足場を組立てるために、鋼管パイプを結 合するクランプ金具は、結合条件や鋼管パイプの径の変化に対応するため、いく つかの種類や型式があり、このようなクランプ金具は、現場での使用ごとに回収 し、補修や点検を行なった後管理し、次の使用に備えるものである。
【0003】 従来、上記のようなクランプ金具の回収後の処理は、補修点検作業、種類や型 式ごとの仕分け作業、在庫管理のための計数作業が個々に独立して行なわれてい た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような各作業を個々に独立して行なうと、各作業が分断され ると共に、各作業ごとにクランプ金具を移送させなければならず、このため、作 業能率が極めて悪く、再使用のためのコストが高くつくという問題がある。
【0005】 そこでこの考案は、上記のような問題点を解決するため、小物部品に対する計 数と容器への収納が自動的に行なえ、小物部品の修理点検を移送ラインの途中で 行なうことにより、再使用のための処理が能率よく低コストになる小物部品の収 納装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、第1の考案は、間歇回転する回転部材の周 辺に、回転部材上に小物部品収納用の空容器を供給する容器供給部と、回転部材 上の容器に対して小物部品を投入する投入部と、小物部品を収納した容器を回転 体の外部に取出す容器取出部とを設定し、前記投入部に小物部品の投入数を計数 するセンサを設け、このセンサが設定投入数を検出すると回転部材を一ピッチ回 動させるようにした構成を採用したものである。
【0007】 第2の考案は、回転部材の周囲で投入部の近傍に小物部品の点検や補修等を行 なう作業台を設置した構成を採用したものである。
【0008】
【作用】
作業台に臨むオペレータが小物部品の点検や補修等を作業台上で行なうと共に 、間歇回転する回転部材上に容器供給部から容器が供給され、この容器は回転部 材の回転によって投入部に臨み、オペレータは点検や補修後の小物部品を投入部 の容器内に投入し、センサによって投入数を計数する。
【0009】 投入部の容器に所定量の小物部品が投入されるとこれをセンサが検出して回転 部材が回動し、この容器が取出部に臨み、新たな空の容器が投入部に臨む。
【0010】 取出部では小物部品の充填された容器が回転部材上から外部に取出されること になる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0012】 図1に示す第1の実施例は、ランダムに投入された小物部品を前方に向けて送 るコンベア又は振動機付のホッパー1と、このホッパー1の前部に設置され、ホ ッパー1から送り出されていた小物部品を受取る貯留台2と、この貯留台2の前 部に設置され、貯留台2上から取出した小物部品の点検や補修をオペレータAに よって行なう作業台3と、前記作業台3の前方位置に設置され、点検補修後の小 物部品をオペレータAによる投入によって容器内に定量づつ収納する計数収納機 構4とによって収納装置を構成している。
【0013】 計数収納装置4は、作業台3の前方で両側の位置に二台を設置し、小物部品を 二種類に仕分けするようにしている。
【0014】 図2に示す第2の実施例は、小物部品を投入するホッパー5と、このホッパー 5から排出される小物部品を受取って前方に移送するコンベア6と、コンベア6 の送り方向前方で両側の位置に設置した作業台3と、両作業台3の各々に対して 作業台を挾む両側に設置した計数収納機構4とによって収納装置を構成し、小物 部品を四種類に仕分けすることができるようにしている。
【0015】 第1及び、第2の実施例における計数収納機構4は共に等しい構造であり、図 1と、図3に示すように、一方へ間歇回転する円形テーブルを用いた回転部材7 と、この回転部材7の上部に位置し、停止する回転部材7上に小物部品の収納容 器8を供給する容器供給部9と、回転部材7上に停止する容器8に対して小物部 品を投入する投入部10と、所定数の小物部品が投入された容器8を回転部材7 上から外部に取出す容器取出部11とを回転部材7の回転方向に順次配置するこ とによって構成され、投入部10と容器取出部11は、回転部材7上に供給され た容器8の間歇回転による停止位置に臨むように配置されている。
【0016】 前記容器供給部9は、図3に示すように、上下に積み重ねた多数の容器8を収 納するストッカー12の下部に、最下位の容器を保持する開閉爪13を設け、回 転部材7の停止ごとに開閉爪13が開閉動し、最下位の容器を一つだけ落下排出 し、回転部材7上に空の容器8を供給するようになっている。
【0017】 従って、容器供給部9は、回転部材7が停止するごとに、その上面に空容器8 を、間歇回転に等しい間隔で順次供給することになる。
【0018】 前記投入部10は、回転部材7の上部で容器供給部9に対して回転部材7の回 転方向後方の位置に、停止する容器8の直上に臨むホッパー14を設けて形成さ れ、収納装置全体はこのホッパー14が作業台3に接近して位置するように設置 され、オペレータAが作業台3上からホッパー14内へ小物部品を簡単に投入で きるようになっている。
【0019】 なお、図示省略したが、ホッパー14の排出口には、容器に向けて落下通過す る小物部品を光電管等で計数するセンサやスイッチが設けられ、容器8に投入す る小物部品を計数し、予め設定した計数値になると回転部材7を一ピッチだけ回 動させるようになっている。なお、センサは回転部材上に設けた重量計で形成し てもよい。
【0020】 前記した容器取出部11は、投入部10に対して回転部材7の回動方向後方に 位置し、停止する容器8を回転部材7上から外部に取出すためのものであり、回 転部材7の容器8が供給載置される位置に半径方向のスリット15を設け、取出 部11における回転部材7の下方位置に、スリット15の長さ方向に沿って進退 動自在となる移動部材16を配置し、この移動部材16の先端に、起伏動が自在 となり起立時にスリット15内を貫通して回転部材7の上面に突出する引出爪1 7が設けられている。
【0021】 小物部品が投入された容器8が取出部11に停止すると、引出爪17が起立し 、移動部材16が回転部材7の半径方向外側に向けて移動し、引出爪17が容器 8に係合してこの容器8を引出し、容器8は搬出コンベア18に受取られて所望 する場所に搬送されることになる。
【0022】 この考案の第1及び第2の実施例は上記のような構成であり、小物部品、例え ば使用後に回収したクランプ金具を作業上3上に取出し、オペレータAが点検及 び補修作業を行ない、修理不能物があればこれを取り除く。
【0023】 計数収納機構4は、容器供給部9から回転部材7上に容器8が間歇的に供給さ れ、回動部材7の回動によって空容器8が投入部10におけるホッパー14の排 出口の直下に臨んで停止している。
【0024】 点検修理済のクランプ金具は、オペレータAが対応する種類の計数収納機構4 における投入部10のホッパー14内に投入すればよく、クランプ金具は直下に 待機する容器8内に収納されると共に、ホッパー14の排出口を通過するときセ ンサで計数されることになる。
【0025】 容器8内に所定量のクランプ金具が投入されると回転部材7は一ピッチ回動し 、間歇回動によってこの容器8が取出部11に臨んで停止すると、搬送コンベア 18上に取出されることになる。
【0026】 上記のように、使用後に回収したクランプ金具を作業台3上で点検修理及び不 良品の除去を行なった後、これをホッパー14内に投入するだけで型式や種類ご とに仕分けした定数収納が実施でき、しかもクランプ金具の全処理数及び各仕分 けごとの計数により、商品管理が精度よく行える。
【0027】 また、クランプ金具を定数収納した容器8は、コンベア18による搬送によっ て、例えば収納ラック等へ送り込み、取出しが可能なように保管するものである 。
【0028】 次に、図4乃至図8は、計数収納機構4の他の実施例を示し、小物部品を袋内 に収納する構造になっている。
【0029】 図4と図5に示すように、円板状の回転部材21が支持台22上に軸心を中心 に回動するよう支持され、モータ23で、スプロケット24、25及びチェン2 6を介して駆動され、一定の間隔で間歇的に回転するようになっていると共に、 この回転部材21上に多数の袋ホルダー27が回転部材21の間歇回転角度に等 しい間隔で同心円状となるよう配置されている。
【0030】 第1の例の袋ホルダー27は、図6乃至図8に示すように、半円筒状に形成され 、回転部材21上に開放面側が外向きとなるよう直立固定された固定筒27aと 、この固定筒27aの上部に回動自在となるよう枢止した半円形の袋保持杆28 とで形成されている。
【0031】 上記袋保持杆28は袋ホルダー27の外周に外嵌する半円形となり、その両端 部が袋ホルダー27の上部両端に枢軸29、29で枢止され、この枢軸29、2 9を中心に起伏回動自在となると共に、袋保持杆28は袋ホルダー27に外嵌す る水平状態と、袋ホルダー27の上端外周の延長となる水平状態との何れかがス トッパー30及び31によって保持されるようになっている。
【0032】 小物部品を収納する容器である袋32は、図7の如く、袋ホルダー27の内側 に沿って配置し、上端部を袋ホルダー27の上端及び袋保持杆28に沿って外側 に折り返すことによってセットし、この袋32内には円筒状のガイドスリーブ3 3が挿入され、小物部品の投入時における袋32の保形を行っている。
【0033】 ガイドスリーブ33は図8の如く、上端部外周に複数のフック34が設けられ 、袋ホルダー27及び袋保持杆28上に係止するようになっている。
【0034】 図9と図10に示す袋ホルダー27の第2の例は、回転部材21上に半円筒状 の固定筒27aを立設し、この固定筒27aの上部に半円形の袋保持杆28aを 固定筒27aとで円形をなすように固定し、固定筒27aの上部外面と袋保持杆 28aの外周とに袋32の上部を突きさして引っかけるピン41を突設し、袋3 2の上部を円形に保形するようにしたものである。
【0035】 なお、第2の例において、袋保持杆28aは第1の例と同様起伏回動するよう にしてもよいと共に、ピン41を省略した構造を採用してもよい。
【0036】 図11と図12に示す袋ホルダー27の第3の例は、回転部材21上に半円筒 状の固定筒27aを立設し、この固定筒27aの上部に、起伏回動自在となる半 円形の袋保持杆28aと、起伏回動自在となるよう枢止した半円リング42とを 取付けて形成され、袋32の上部を固定筒27aと水平の袋保持杆28aに沿っ て折り返し、固定筒27aに外嵌するよう伏倒させた半円リング42で袋32の 上部を押圧保持するようになっている。
【0037】 上記回転部材21上には、袋ホルダー27の停止位置に、容器供給部9と、小 物部品の投入部10と、容器取出部11が間歇回転方向に沿って順に設定され、 容器供給部9は、袋ホルダー27に対する袋32のセット及び袋32内のガイド スリーブ33の挿入をオペレータによって手作業で行なわれると共に、投入部1 0には停止する袋32の直上に排出口が臨み、この排出口に計数用のセンサ35 、36が取付けられたホッパー37が設置され、更に容器取出部11は、ガイド スリーブ33の技取りと袋ホルダー27からの袋32の取出しとを手作業で行な うことになっている。
【0038】 図4乃至図12に示した上記の計数収納機構4は、図1や図2に示した収納装 置に組込み使用し、点検補修後の小物部品を袋32内に定数収納することになる 。
【0039】
【効果】
以上のように、この考案によると、小物部品の点検修理と型式や種類ごとの仕 分け及びその計数と容器や袋等への収納とが一連の流れによって行なえるように なり、小物部品の点検修理、仕分け、計数、袋詰めの各作業が省力的に能率よく 行なえ、作業コストの大幅な削減が可能になると共に、商品管理も精度よく確実 になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納装置の第1実施例を示す平面図
【図2】同じく第2実施例を示す平面図
【図3】計数収納機構の縦断面図
【図4】計数収納機構の他の例を示す平面図
【図5】同上の正面図
【図6】袋ホルダーの第1の例を示す斜視図
【図7】袋ホルダーに対する袋のセット状態を示す縦断
面図
【図8】ガイドスリーブの斜視図
【図9】袋ホルダーの第2の例を示す縦断面図
【図10】同上の平面図
【図11】袋ホルダーの第3の例を示す縦断面図
【図12】同上の平面図
【符号の説明】
3 作業台 4 計数収納装置 7 回転部材 8 収納容器 9 容器供給部 10 投入部 11 容器取出部 21 回転部材 27 袋ホルダー 28 袋保持杆 32 袋 33 ガイドスリーブ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間歇回転する回転部材の周辺に、回転部
    材上に小物部品収納用の空容器を供給する容器供給部
    と、回転部材上の容器に対して小物部品を投入する投入
    部と、小物部品を収納した容器を回転体の外部に取出す
    容器取出部とを設定し、前記投入部に小物部品の投入数
    を計数するセンサを設け、このセンサが設定投入数を検
    出すると回転部材を一ピッチ回動させるようにした小物
    部品の収納装置。
  2. 【請求項2】 回転部材の周囲で投入部の近傍に小物部
    品の点検や補修等を行なう作業台を設置した請求項1に
    記載の小物部品の収納装置。
JP7847491U 1991-09-27 1991-09-27 小物部品の収納装置 Pending JPH0529909U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6010702B2 (ja) * 1982-12-06 1985-03-19 新日本無線株式会社 マイクロ波殺菌装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6010702B2 (ja) * 1982-12-06 1985-03-19 新日本無線株式会社 マイクロ波殺菌装置

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