JPH0529901Y2 - - Google Patents

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JPH0529901Y2
JPH0529901Y2 JP1987198670U JP19867087U JPH0529901Y2 JP H0529901 Y2 JPH0529901 Y2 JP H0529901Y2 JP 1987198670 U JP1987198670 U JP 1987198670U JP 19867087 U JP19867087 U JP 19867087U JP H0529901 Y2 JPH0529901 Y2 JP H0529901Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は各種帳票を効率良く整理する為のフア
イルに関するものである。
<従来の技術> 従来から上方あるいは側方が開口された袋状の
フアイルは各種の形態の物があるが、そのいずれ
もが強度並びに保型性の為に必要以上の厚さを有
する素材を使わざるを得ない状況である。即ちあ
る深さの収納ケースに上部が開口されたフアイル
を多数収納して整理する所謂バーテイカルフアイ
リング方式の様な場合には、個々のフアイル内に
入れられている帳票を取出して使用する時に所望
する帳票を探し出す作業が必要であるが、この検
索作業時にフアイル自体が屈曲せずに真すぐに立
つた状態を保つておく為にはそのフアイルの所謂
「こし」が強くなければならない。「こし」が強い
為にはフアイル素材の硬軟性にも依るが一般的に
はある程度以上の厚みが必要となり、従来から一
般的に用いられているフアイル素材の厚みは薄い
ものでも0.2mmあり、それが2枚で袋状を呈して
いる為に0.4mmの厚さがある。一方住民票等の台
帳は大体0.08mm位の厚さでありフアイル素材に比
較して非常に薄く、これでは収納ケース内に占め
るフアイル素材自体の占有率が大きく非効率的で
ある。そこで本考案者は先にフアイル形状に工夫
をこらす事により「コシ」を強くする方策を考
え、実開昭61−168976号公報で示される様なフア
イルを提案した。この実開昭61−168976号公報の
フアイルは、その上辺からある程度中間寄りにま
で張り出している上部折返し片がフアイルを強化
しているので、素材がかなり薄いものであつても
相当の「こしの強さ」を発揮するものである。し
かるにこの種フアイルに見出し部を設けて用いる
場合にはなお改良すべき余地がある事が判つた。
即ち、上記実開昭61−168976号公報のフアイル
は、フアイル本体、つまり見出し部を除く部分の
「こし」は強いが、それを例えばこの公報の第3
図や第4図に示される様な形態で用いる場合に
は、やはりその素材が薄いが為に、該見出し部が
弱く検索作業効率が悪いのである。
<考案が解決しようとする問題点> 本考案ではこの見出し(インデツクス)部にも
強度を持たせ、しかもフアイルそのものは可及的
に薄くという事を課題とするものであり、上記実
開昭61−168976号公報の考案の長所は活かし乍ら
インデツクス部をも同時に一体的に形成し、しか
もフアイル本体部に比し、その内部へ収納する紙
片の枚数が少ない事に着目し、該インデツクス部
に予め強化芯材を入れて補強する如きフアイルを
提供する事を目的とするものである。
<問題点を解決する為の手段> 上記本考案の目的は、次の如き新規な手段を採
用することにより達成出来る。即ち薄手の透明プ
ラスチツク材製長方形状基材を、その上、下両短
辺側から互いに向合う側に折返し、折返された後
の上、下両短辺が被折返体の上下方向の中間より
も上方部位でかつある短間隔を置いて対面する如
くなし、上折返片の折返部内に上記基材よりやゝ
硬質のプラスチツク材製でしかもインデツクス片
の幅よりも大なる上下長さを持つ強化芯材を内包
せしめ、同強化芯材の下辺部相当部を上記基材と
一体的に溶着して上部溶着部となし、かつ同上部
溶着部よりも上方に位置する強化芯材内包部の
左、右両側を強化芯材共々切落開口してインデツ
クス収納部となし、更に残余の上折返片及び下折
返片の左、右両側はいずれも溶着したことを特徴
とする帳票整理用フアイルである。
<実施例及び作用> 以下本考案のフアイルを、その実施例を示す図
面を参酌し乍ら詳述する。
第1図に本考案フアイルの一実施例を示すが、
この第1図に示す如く、本考案フアイルは、上部
のインデツクス部Aと、その下部のフアイル本体
部Bを主構成要素とし、これらA,B両部は、上
部溶着部Cを介して一体的に連結された如き形状
であるが、インデツクス部Aの外皮となつている
透明プラスチツク材は、元々は下部のフアイル本
体部を構成している透明プラスチツク材と一枚物
である。
従つて本考案フアイルの構成を示すにも、その
作成手順を追つた方がより理解し易いので以下作
成手順を追つて説明する。
即ち、まず第2図に示す様に薄い透明プラスチ
ツク材製で縦長長方形状の基材aを準備し、それ
を同第2図に想像線で示す如く折返し、第3図に
示す様に裏材1、上折返片2及び下折返片3を形
成する。この時に上、下折返片2,3の互いに対
面する端辺即ち基材aの上、下両短辺は通常5mm
位の短い間隔を置いて対面する如くする。次いで
上記基材aよりも硬質(厚いが為の硬質でも可)
のプラスチツク材より成り、その上下幅が通常の
インデツクス片の幅である5〜10mmよりも大なる
強化芯材bを第4図に示す如く、それを上折返片
2の下で折返部に詰めた状態で装入した状態とな
し、その後強化芯材bの下辺相当部を第5図に示
す如く、上折返片2、強化芯材b及び裏材1の全
てに渡つて溶着し上部溶着部Cとなし、該上部溶
着部Cを介してその上、下両部にインデツクス部
A及びフアイル本体部Bを形成する。インデツク
ス部Aは、第6図に示す様にインデツクス片4が
出入れし易い様に、その両側端の所要部所を切落
して開口状となすがこの場合上部溶着部Cはそれ
を左右全域に渡つて切落する事なく残し補強効果
を高める。
又フアイル本体部Bは、同じく第6図に示す様
にその両側部を溶着し側部溶着部5,5となす。
以上の手順にて本考案フアイルが作られるが、
第2図から出発するというのは、あくまでも1個
のフアイルを作るという仮定の下であり、通常は
幅広い基材を所定寸法に切断すると共にその両側
部を溶着する方法で大量生産する場合が多くその
作り方に応じ、各部の溶着や切落は、製作に際し
てはある部位は同時に又は手順前後となる事もあ
る。
本考案の実施例で用いた基材aはポリプロピレ
ン製60μm厚のもので、強化芯材bは同じくポリ
プロピレン製130μm厚のものであつた、この様な
厚さの場合何も収納しない時でフアイル本体Bの
厚さが120μmに対し、インデツクス部は250μmあ
るが、通常使用する時には通常80μmはある帳票
を4枚入れるものであるから、インデツクス部基
材に帳票に比しやゝ厚めのインデツクス片4を入
れたとしても両部の合計厚さは十分につり合いが
保てるものである。
なお上記第1図に示した側部溶着部5は、それ
が側端部に位置しており、これは通常幅広い基材
を用い、その幅広基材のまゝ第2図に類似した方
法で折返し、それを所定幅に切断すると同時に溶
着をなす「溶断シール」方式を採る場合に得られ
る形状であり、切断した所とは別のやゝ内方寄り
を溶着した場合には第5図に示す如くなり、その
いずれでもよい。
又第7図に示す様にフアイル本体部Bの下辺即
ち下折返片からある程度上部に、該下辺と平行に
下部溶着部6を設け、該下部溶着部6の下部にフ
アイルを綴じる為の綴じ穴7,7を設ける事もあ
る。
以上の構成から成る本考案のフアイルは、帳票
8を第1図や第7図に示す様に、下折返片3の上
部開口部から差込み、該帳票8の大部分は下折返
片3と裏材1との間に有らしめ、上部の一部分は
上折返片2の上面に出したまゝの状態で収納し、
この様なフアイルを収納ケースに多数立てた状態
か、又第7図の様に綴じ穴7,7が有るものはそ
れを多数綴じて用いるものであり、フアイル本体
部Bがその4辺が殆ど連結あるいは溶着された袋
構造をしており、しかも帳票出入部はその袋構造
状フアイル本体Bの一面部中途にのみ開口されて
いるので、いわば4辺に枠体が組込まれた如き作
用を呈し、フアイル本体部Bの「こし」が強くな
ると共に、インデツクス部を強化芯材で補強され
る。
<考案の効果> 以上述べて来た如く、本考案のフアイルによれ
ば、フアイル本体部の略全周辺が連結あるいは溶
着されている事による「こし」の強さに加え、イ
ンデツクス部を強化芯材の外周に透明プラスチツ
ク材を覆設し補強しているので、強化芯材が周囲
の透明ピラスチツク材と互いに反撥し合う事によ
る張合い的効果も生起し、該部所が強化されてい
る為に、非常に薄い素材でフアイル本体部を作る
事でそれだけ多くの帳票を収納出来、かつ検索作
業もし易いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案フアイルの一実施例を示す一部
切欠斜視図、第2図〜第6図はそれぞれ本考案フ
アイルの作成手順を示す説明図、第7図は本考案
フアイルの他の実施例を示す斜視図。 図中、A……インデツクス部、B……フアイル
本体部、C……上部溶着部、a……長方形状基
材、b……強化芯材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄手の透明プラスチツク材製長方形状基材を、
    その上、下両短辺側から互いに向合う側に折返
    し、折返された後の上、下両短辺が被折返体の上
    下方向の中間よりも上方部位でかつある短間隔を
    置いて対面する如くなし、上折返片の折返部内に
    上記基材よりやゝ硬質のプラスチツク材製でしか
    もインデツクス片の幅よりも大なる上下長さを持
    つ強化芯材を内包せしめ、同強化芯材の下辺部相
    当部を上記基材と一体的に溶着して上部溶着部と
    なし、かつ同上部溶着部よりも上方に位置する強
    化芯材内包部の左、右両側を強化芯材共々切落開
    口してインデツクス収納部となし、更に残余の上
    折返片及び下折返片の左、右両側はいずれも溶着
    したことを特徴とする帳票整理用フアイル。
JP1987198670U 1987-12-25 1987-12-25 Expired - Lifetime JPH0529901Y2 (ja)

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JPH01101883U JPH01101883U (ja) 1989-07-10
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JPS6017371B2 (ja) * 1980-02-21 1985-05-02 三菱電線工業株式会社 加硫方法

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