JPH05298806A - ディスク装置のカートリッジホルダ - Google Patents

ディスク装置のカートリッジホルダ

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JPH05298806A
JPH05298806A JP4099286A JP9928692A JPH05298806A JP H05298806 A JPH05298806 A JP H05298806A JP 4099286 A JP4099286 A JP 4099286A JP 9928692 A JP9928692 A JP 9928692A JP H05298806 A JPH05298806 A JP H05298806A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】幅寸法wが奥行き寸法dより大きいカートリッ
ジを、正規挿入方向に対して左方または右方の側面を先
頭に挿入するという誤挿入時においても、誤挿入防止機
構まで確実に案内できるカートリッジホルダを提供す
る。 【構成】カートリッジホルダ10の支持部14,15の
幅mを、m>(W−d)、(但し、W:カートリッジホ
ルダの内幅寸法、m:支持部の幅寸法、d:カートリッ
ジの奥行き寸法)とし、カートリッジを、誤って短辺で
ある奥行き寸法側を先頭として挿入した場合でも、誤挿
入防止機構としての凸部6,7まで、接続部11と両支
持部14,15とで支持しするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カートリッジに収納さ
れたディスクに対して情報の記録再生を行なうディスク
装置に係り、特に誤挿入時においても、誤挿入防止機構
に達するまでカートリッジを確実に保持し得るカートリ
ッジホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】カートリッジを使用するディスク装置で
は、カートリッジが装置内に挿入されると、そのカート
リッジをカートリッジホルダと呼ばれる保持手段で保持
し、その後、ローディング機構によりカートリッジホル
ダを移動させ、カートリッジホルダに保持されたカート
リッジをその装着位置へ装着し、ディスクを回転駆動手
段に装着するのが通例である。
【0003】ここで、カートリッジをカートリッジホル
ダに誤った方向で挿入した場合、カートリッジにより記
録再生用の光ヘッド等が破損する恐れがあるため、カー
トリッジホルダへのカートリッジの挿入を途中で阻止す
る誤挿入防止機構が設けられる。
【0004】従来は、カートリッジの奥行き寸法(正規
挿入方向の寸法)を幅寸法(正規挿入方向に対して垂直
な方向の寸法)より大きくし、カートリッジホルダの内
側の幅寸法をカートリッジの幅寸法に合わせて設定して
いた。これにより、正規挿入方向に対して左方または右
方の側面を先頭に挿入するという誤挿入時には、カート
リッジホルダの内側寸法よりもカートリッジの奥行き寸
法が大きいため、カートリッジはカートリッジホルダの
入口に引っ掛り、挿入できないように構成されていた。
【0005】このようなディスク装置として、例えば、
特開昭61−246957号公報に記載されているもの
がある。この例においては、カートリッジを正規挿入方
向で挿入したときのカートリッジの先端側に設けられて
いる切欠き部に対応する位置にストッパを設け、カート
リッジの切欠き部がストッパと係合したときにカートリ
ッジの挿入方向先端面が、カートリッジの装着を開始す
るためのトリガーレバーを動作させるようになってい
た。そして、カートリッジを誤挿入した場合には、カー
トリッジの切欠き部とストッパが係合できず、カートリ
ッジの挿入はストッパにより規制され、トリガーレバー
を動作できないようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術のディスク装置では、カートリッジの奥行き寸法よ
り、幅寸法が長いカートリッジを使用することが考慮さ
れていなかった。すなわち、この従来技術をカートリッ
ジの奥行き寸法より幅寸法が大きいカートリッジを前提
にしたディスク装置に対して適用した場合、誤って、正
規挿入方向における左方または右方の側面を先頭に挿入
したとき、カートリッジがカートリッジホルダの支持部
から外れ、挿入されたカートリッジにより記録再生用の
ヘッドが破損する恐れがあった。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、カートリッジの奥行き寸法より幅寸法が大
きいカートリッジを前提にしたディスク装置において、
正規挿入方向に対して誤って左方または右方の側面を先
頭に挿入したときにも、カートリッジがカートリッジホ
ルダから外れることなく、カートリッジを誤挿入防止手
段に達するまで確実に案内できるディスク装置のカート
リッジホルダを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、奥行き寸法dより幅寸法wが大きいカー
トリッジを保持するカートリッジホルダの支持部の幅を
規定し、カートリッジを、寸法の小さい奥行き寸法側を
先頭にしてカートリッジホルダに挿入したときに、少な
くとも入口部分では両側の支持部に支持されるように
し、入口部分から誤挿入防止機構に至るまでの部分で
は、少なくとも一方には支持されるようにした。
【0009】また、筐体側にカートリッジ挿入口が設け
られている場合には、カートリッジホルダの支持部の幅
を、入口部分および入口部分から誤挿入防止機構の間
で、少なくとも一方には支持されるように規定した。
【0010】
【作用】カートリッジを寸法の小さい奥行き寸法側を先
頭に挿入しても、カートリッジは、入口部分では両側の
支持部に支持され、入口部分から誤挿入防止機構に至る
までの部分では少なくとも一方の支持部に支持される。
したがって、誤挿入防止機構まで確実に保持,案内され
るので、確実に誤挿入を防止できる。
【0011】また、筐体側にカートリッジ挿入口が設け
られている場合、カートリッジを寸法の小さい奥行き寸
法側を先頭に挿入しても、カートリッジは、筐体のカー
トリッジ挿入口と、少なくとも一方の支持部に支持され
る。したがって、誤挿入防止機構まで確実に保持,案内
されるので、確実に誤挿入を防止できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。なお、以下の実施例では、ディスク装置とし
ては光ディスク装置を例にとり説明するが、他の磁気デ
ィスク等にも適用できる。
【0013】初めに、本発明に用いるカートリッジの構
成について図2を用いて説明する。図2はカートリッジ
の構成を示す斜視図である。
【0014】1はカートリッジであり、内部に記録媒体
である光ディスク9が収納されており、記録再生時に光
ヘッドが挿入される光ヘッド用開口(不図示)が設けら
れている。カートリッジ1は幅がw、奥行きがd、厚さ
がtであり、その寸法関係は、
【0015】
【数8】w>d>t 但し、w:カートリッジの幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 t:カートリッジの厚さ寸法 となっており、奥行き寸法よりも幅寸法が大きい。2,
3は両側面1c,1dに設けられた溝部であり、正規挿
入方向(矢印A方向)先端面1aから後端1bに向かう
方向に伸びている。そして、溝部2,3の位置は厚さ方
向に上下非対称となる位置に設けられている。また、溝
部2,3の深さは図示のようにcであり、寸法関係は、
【0016】
【数9】c>(w−d)/2 但し、w:カートリッジの幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 c:カートリッジの溝深さ となっている。そして、溝部2,3の長さはeであり、
寸法関係は、
【0017】
【数10】e>c 但し、e:カートリッジの溝長さ c:カートリッジの溝深さ となっている。
【0018】なお、図2に示したカートリッジ1は一例
であり、最低限具備すべき要件しか示していないが、光
ヘッド用開口,防塵用シャッタ,磁界印加手段用開口等
が設けられていても良い。また、カートリッジの両側面
に誤挿入を防止するための溝部2,3を設けているが、
これらに限定されず、誤挿入防止用切欠き部が設けられ
ているものでも適用できる。
【0019】次に、本発明によるカートリッジホルダの
実施例について説明する。まず、第1の実施例につい
て、図1,図3,図4を用いて説明する。図1は本発明
による第1の実施例の構成を示す斜視図、図3,図4は
カートリッジの挿入状態を先端方向から見た説明図であ
る。
【0020】まず図1を用いて本実施例の構成について
説明する。図1において、(a)は第1の実施例の構成
を示す斜視図であり、(b)は図1(a)のカートリッ
ジホルダを矢印A方向から見た図である。
【0021】10はカートリッジホルダであり、カート
リッジ1が矢印A方向から挿入され、ディスク装置内で
カートリッジ1を案内,保持する。12,13はカート
リッジホルダ10に設けられたサイド部であり、両者の
間隔(内寸)はカートリッジ1の幅寸法wと同等か若干
だけ大きな寸法Wに設定されており、カートリッジ1を
正規挿入方向で挿入したときに幅方向の位置を規制し、
カートリッジ1を案内する。6,7は誤挿入防止機構と
しての凸部である。凸部6,7はサイド部12,13に
設けられており、カートリッジ1を正規挿入方向で挿入
したときに、カートリッジ1の溝部2,3と係合する位
置に設けられている。そして、凸部6,7の突出量を
f,gで表わすと、その寸法関係は
【0022】
【数11】f<c
【0023】
【数12】g<c
【0024】
【数13】(f+g)>(W−d) 但し、f,g:凸部の突出量 c:カートリッジの溝部深さ W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 となっている。
【0025】11はカートリッジホルダ10に設けられ
た接続部であり、両側のサイド部12,13を接続する
とともに、カートリッジ1が上方に逃げることを防止す
る。14,15は支持部であり、カートリッジホルダ1
0の接続部11と対向するように設けられ、カートリッ
ジ1が下方に逃げないように、カートリッジ1を支持す
る。支持部14および15の幅(内寸)をm,nで表わ
すと、その寸法関係は、
【0026】
【数14】m>(W−d)
【0027】
【数15】n>(W−d) 但し、m,n:支持部の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 となっている。接続部11と支持部14,15との間隔
(内寸)はTであり、カートリッジ1の厚さtと同等か
若干だけ大きい寸法に設定されている。
【0028】次に、本実施例の動作について説明する。
カートリッジ1の挿入方向としては、正規挿入方向の他
に、大別して表裏を逆にして挿入する、前後逆にして挿
入する、左方または右方の側面先頭に挿入するという3
種類の誤挿入がある。以下、これら4種類の挿入時につ
いて図3,図4を用いて説明する。
【0029】図3,図4はカートリッジの挿入状態をカ
ートリッジホルダの先端方向(図1における矢印B方
向)から見た説明図であり、図3(a)は正規挿入方向
でカートリッジ1を挿入したときの状態、図3(b)は
カートリッジ1の表裏を間違えて挿入した状態、図3
(c)はカートリッジ1の前後を間違えて挿入した状態
である。図4は間違えてカートリッジ1を左方または右
方の側面を先頭に挿入したときの状態を示し、図4
(a)は左寄りに挿入した状態、図4(b)は中央に挿
入した状態、図4(c)は右寄りに挿入した状態であ
る。
【0030】カートリッジ1を正規挿入方向で挿入した
ときの動作について図3(a)を用いて説明する。この
場合、カートリッジ1を図1における矢印A方向からカ
ートリッジホルダ10に挿入していくと、カートリッジ
ホルダ10の入口形状とカートリッジ1の挿入方向先端
面1aの形状とが一致するため、カートリッジ1はカー
トリッジホルダ10の接続部11、サイド部12,1
3、支持部14,15に支持され、凸部6,7まで案内
される。そして、図3(a)に示すように、溝部2,3
の位置と凸部6,7の位置とは一致するため、両者は係
合し、カートリッジ1は所定の位置に保持され、挿入は
完了する。
【0031】カートリッジ1を、誤って表裏を逆にして
挿入したときの動作について図3(b)を用いて説明す
る。この場合、カートリッジ1を図1における矢印A方
向からカートリッジホルダ1に挿入していくと、カート
リッジホルダ10の入口形状とカートリッジ1の先端面
1aの形状とは一致するため、図3(b)に示すよう
に、カートリッジ1はカートリッジホルダ10の接続部
11、サイド部12,13、支持部14,15に支持さ
れ、凸部6,7まで案内される。しかし、図3(b)に
示すように、溝部2,3の位置と凸部6,7の位置とは
一致せず、両者は係合できないため、カートリッジ1の
これ以上の挿入は停止され、誤挿入は防止される。
【0032】カートリッジ1を、誤って前後を逆にして
挿入したとき、すなわちカートリッジ1の後端部1bを
先頭に挿入したときの動作について図3(c)を用いて
説明する。この場合も、カートリッジ1を図1における
矢印A方向からカートリッジホルダ10に挿入していく
と、カートリッジホルダ10の入口形状とカートリッジ
1の後端部1bの形状とは一致するため、図3(c)に
示すように、カートリッジ1はカートリッジホルダ10
の接続部11、サイド部12,13、支持部14,15
に支持され、凸部6,7まで案内される。しかし、図3
(c)に示すように、後端部1bには溝部2,3はない
ため、カートリッジ1の後端部1bは凸部6,7と当接
し、カートリッジ1のこれ以上の挿入は停止され、誤挿
入が防止される。
【0033】カートリッジ1を、誤って正規挿入方向に
対して左方または右方の側面1c,1dを先頭にしてカ
ートリッジホルダ10に挿入したときの動作について図
4を用いて説明する。この場合、カートリッジ1の奥行
き寸法dはカートリッジホルダ10の入口の幅Wより狭
いため、カートリッジ1はカートリッジホルダ10内に
挿入されてしまう。このとき、図4(a),図4
(b),図4(c)に示すように、カートリッジ1はカ
ートリッジホルダ10内での位置がばらつく。しかし、
サイド部13から対向する支持部14までの距離W−m
(またはサイド部12から対向する支持部15までの距
離W−n)は、(数14),(数15)を変形して
【0034】
【数16】(W−m)<d
【0035】
【数17】(W−n)<d 但し、m,n:支持部の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 と求まり、カートリッジ1の短辺(奥行き寸法d)より
も小さい。したがって、カートリッジ1は両方の支持部
14,15と、接続部11に支持され、凸部6,7まで
カートリッジホルダ10から外れることなく、確実に案
内される。
【0036】さらにカートリッジ1を挿入していくと、
凸部6,7の間隔(W−f−g)は、(数13)を変形
して
【0037】
【数18】(W−f−g)<d 但し、f,g:凸部の突出量 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 と求まり、(数11)の関係からわかるように、カート
リッジ1の短辺(奥行き寸法d)よりも小さい。したが
って、カートリッジ1が、図4(a),図4(b),図
4(c)に示すいずれの位置にあっても凸部6,7間を
抜けることはなく、少なくとも凸部6,7のいずれか一
方には当接する。したがって、カートリッジ1の誤挿入
が防止される。
【0038】以上説明したように、本実施例によれば、
奥行き寸法dよりも幅寸法wが大きいカートリッジ1に
対して、カートリッジ1を正規挿入方向でカートリッジ
ホルダ10に挿入したときには、カートリッジ1はカー
トリッジホルダ10に支持され、所定の位置まで挿入可
能であり、カートリッジ1を誤って表裏をまたは前後を
逆にしてカートリッジホルダ10に挿入したときにおい
ても、カートリッジ1はカートリッジホルダ10に支持
され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで確実に案
内でき、さらに左方または右方の側面1c,1dを先頭
にカートリッジホルダ10に挿入するという誤挿入時に
おいても、カートリッジ1はカートリッジホルダ10に
支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで確実
に案内できるので、確実に誤挿入を防止できる。
【0039】なお本実施例においては、光ヘッドおよび
そのアクセス機構系の片寄り等を考慮して支持部14,
15の幅寸法を異ならせているが、そのようなことがな
ければこれに限らず等しくても構わない。また、凸部
6,7の突出量を異ならせているが、これに限らず等し
くても構わない。
【0040】ところで、支持部14,15の幅を入口部
分から誤挿入防止機構としての凸部6,7に至るまでの
部分の幅をm,nで一定としているが、必ずしもその必
要はなく、図5に示すように、入口部分14a,15a
では幅が(数14),(数15)に示すm,nであり、
入口部分14a,15aから凸部6,7に至るまでの部
分14b,15bでは幅がp,qと入口部分14a,1
5aの幅m,nより細くなるような形状としても構わな
い。図5は支持部の他の例の構成を示す斜視図である。
すなわち本実施例では、支持部14,15の形状は、カ
ートリッジ1の入口部分14a,15aでは、支持部1
4および15の幅(内寸)をm,nで表わすと、その寸
法関係は、
【0041】
【数19】m>(W−d)
【0042】
【数20】n>(W−d) 但し、m,n:支持部の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 となっている。支持部14および15のカートリッジ1
の入口部分14a,15aから凸部6,7に至るまでの
部分14b,15bの幅(内寸)をp,qで表わすと、
その寸法関係は、
【0043】
【数21】0≦p≦m
【0044】
【数22】0≦q≦n 但し、p,q:支持部の入口部分から凸部に至るまでの
部分の幅寸法 m,n:支持部の入口部の幅寸法 となっている。
【0045】この場合においても、上述した実施例と同
様に動作し、カートリッジ1はカートリッジホルダ10
に支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで案
内できるので、誤挿入を防止できる。さらに、ディスク
装置においてカートリッジホルダ10の下方に任意の部
品を配置できるなど設計自由度を増すことができる。
【0046】なお、図5に示す支持部14,15の形状
は入口部分14a,15aの幅m,nから入口部分14
a,15aから凸部6,7に至るまでの部分14b,1
5bの幅p,qまで一気に細くなるように切欠いている
が、必ずしもその必要はなく、入口部分14a,15a
の幅m,nから直線または曲線またはこれらが混在した
形状に切欠いても本発明の本質に関わるものではなく、
さらに、入口部分14a,15aから凸部6,7に至る
部分14b,15bにおいて、幅がp,qで一定となる
部分がなくても構わない。また、一対の支持部14,1
5のうち一方のみ切欠いても構わない。
【0047】次に、本発明によるカートリッジホルダの
第2の実施例について、図6,図7を用いて説明する。
図6は本発明による第2の実施例の構成を示す斜視図、
図7はカートリッジの挿入状態を先端方向から見た説明
図である。
【0048】まず図6を用いて本実施例の構成について
説明する。なお本実施例は、上述の第1の実施例の支持
部14,15の形状を変えたものであり、第1の実施例
と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
20はカートリッジホルダであり、カートリッジ1が矢
印A方向から挿入され、ディスク装置内でカートリッジ
1を案内,保持する。24,25は支持部であり、カー
トリッジホルダ20の接続部11と対向するように設け
られ、カートリッジ1が下方に逃げないように、カート
リッジ1を支持する。支持部24および25の入口部分
24a,25aの幅(内寸)をm,nで表わすと、その
寸法関係は、
【0049】
【数23】m>(W−d)
【0050】
【数24】n>(W−d) 但し、m,n:支持部の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 となっている。また、支持部24および25のカートリ
ッジ1の入口部分24a,25aから凸部6,7に至る
までの部分24b,25bの幅(内寸)をp,qで表わ
すと、その寸法関係は、
【0051】
【数25】W≧(p+q)>(W−d) 但し、p,q:支持部の入口部分から凸部に至るまでの
部分の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 となっている。
【0052】接続部11と支持部24,25との間隔
(内寸)はTであり、カートリッジ1の厚さtと同等か
若干だけ大きい寸法に設定されている。
【0053】次に、本実施例の動作について説明する。
動作としては、第1の実施例と同様に、正規挿入方向で
挿入するおよび、表裏を逆にして挿入する、前後逆にし
て挿入する、左方または右方の側面先頭に挿入するとい
う3種類の誤挿入の計4種類の場合があるが、正規挿入
方向で挿入した場合、表裏を逆にして挿入した場合、前
後を逆にして挿入した場合については第1の実施例と同
様であり、左方または右方の側面を先頭に挿入した場合
についてのみ図7を用いて説明する。
【0054】図7は誤ってカートリッジ1を左方または
右方の側面を先頭に挿入したときのカートリッジの挿入
状態をカートリッジホルダの先端方向(図6における矢
印B方向)から見た説明図であり、図7(a)は左寄り
に挿入した状態、図7(b)は中央に挿入した状態、図
7(c)は右寄りに挿入した状態である。
【0055】カートリッジ1を、誤って正規挿入方向に
対して左方または右方の側面1c,1dを先頭にしてカ
ートリッジホルダ20に挿入した場合、カートリッジ1
の奥行き寸法dはカートリッジホルダ20の入口の幅W
より狭いため、カートリッジ1はカートリッジホルダ2
0内に挿入されてしまう。このとき、図7(a),図7
(b),図7(c)に示すように、カートリッジ1はカ
ートリッジホルダ20内での位置がばらつく。しかし、
カートリッジホルダ20の入口部分では、サイド部13
から対向する支持部24までの距離W−m(またはサイ
ド部12から対向する支持部25までの距離W−n)
は、(数23),(数24)を変形して
【0056】
【数26】(W−m)<d
【0057】
【数27】(W−n)<d 但し、m,n:支持部の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 と求まり、カートリッジ1の短辺(奥行き寸法d)より
も小さい。また、カートリッジホルダ1の入口部分24
a,25aから凸部24b,25bに至るまでの部分に
おいては、支持部24と支持部25との間隔(W−p−
q)は、(数25)を変形して
【0058】
【数28】0≦(W−p−q)<d 但し、p,q:支持部の入口部分から凸部に至るまでの
部分の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 と求まり、カートリッジ1の短辺(奥行き寸法d)より
も小さい。したがって、カートリッジ1は、カートリッ
ジホルダ20の入口部分24a,25aでは接続部11
と両支持部24,25に支持され、カートリッジホルダ
20の入口部分24a,25aから凸部6,7までは、
接続部11と、支持部24,25の少なくとも一方に支
持され、凸部6,7までカートリッジホルダ20から外
れることなく、確実に案内される。
【0059】そして、第1の実施例で説明したように、
カートリッジ1は、カートリッジ1が図7(a),図7
(b),図7(c)に示すいずれの位置にあっても凸部
6,7間を抜けることはなく、少なくとも凸部6,7の
いずれか一方には当接する。したがって、カートリッジ
1の誤挿入が防止される。
【0060】以上説明したように、本実施例によって
も、奥行き寸法dよりも幅寸法wが大きいカートリッジ
1に対して、カートリッジ1を正規挿入方向でカートリ
ッジホルダ20に挿入したときには、カートリッジ1は
カートリッジホルダ20に支持され、所定の位置まで挿
入可能であり、カートリッジ1を誤って表裏をまたは前
後を逆にしてカートリッジホルダ20に挿入したときに
おいても、カートリッジ1はカートリッジホルダ20に
支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで確実
に案内でき、さらに左方または右方の側面1c,1dを
先頭にカートリッジホルダ20に挿入するという誤挿入
時においても、カートリッジ1はカートリッジホルダ2
0に支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで
確実に案内できるので、確実に誤挿入を防止できる。さ
らに、支持部24,25の入口部分24a,25aから
少なくとも凸部6,7に至るまでの部分の幅を狭くする
ことも可能であり、ディスク装置においてカートリッジ
ホルダ20の下方に任意の部品を配置できるなど設計自
由度を増すことができる。
【0061】なお本実施例において、支持部24,25
の入口部分24a,25aの幅を異ならせているが、こ
れに限らず等しくても構わない。また、支持部24,2
5の入口部分24a,25aから誤挿入防止機構として
の凸部6,7に至るまでの部分24b,25bの幅が異
なっているが、これに限らず等しくても構わない。
【0062】次に、本発明によるカートリッジホルダの
第3の実施例について、図8を用いて説明する。図8は
本発明による第3の実施例の構成を示す斜視図である。
【0063】なお本実施例は、第2の実施例の支持部2
4,25の入口部分を接続したものであり、第1の実施
例および第2の実施例と同一部分には同一符号を付して
その説明は省略する。
【0064】30はカートリッジホルダであり、カート
リッジ1が矢印A方向から挿入され、ディスク装置内で
カートリッジ1を案内,保持する。34,35は支持部
であり、カートリッジホルダ30の接続部11と対向す
るように設けられ、カートリッジ1が下方に逃げないよ
うに、カートリッジ1を支持する。支持部34および3
5の入口部分34a,35aでは両支持部は接続されて
おり、支持部34および35のカートリッジ1の入口部
分34a,35aから凸部6,7に至るまでの部分34
b,35bの幅(内寸)をp,qで表わすと、その寸法
関係は、
【0065】
【数29】W≧(p+q)>(W−d) 但し、p,q:支持部の入口部分から凸部に至るまでの
部分の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 となっている。
【0066】接続部11と支持部34,35との間隔
(内寸)はTであり、カートリッジ1の厚さtと同等か
若干だけ大きい寸法に設定されている。
【0067】本実施例の動作については第2の実施例と
同様であり説明は省略する。
【0068】以上説明したように、本実施例によって
も、奥行き寸法dよりも幅寸法wが大きいカートリッジ
1に対して、カートリッジ1を正規挿入方向でカートリ
ッジホルダ30に挿入したときには、カートリッジ1は
カートリッジホルダ30に支持され、所定の位置まで挿
入可能であり、カートリッジ1を誤って表裏をまたは前
後を逆にしてカートリッジホルダ30に挿入したときに
おいても、カートリッジ1はカートリッジホルダ30に
支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで確実
に案内でき、さらに左方または右方の側面1c,1dを
先頭にカートリッジホルダ30に挿入するという誤挿入
時においても、カートリッジ1はカートリッジホルダ3
0に支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで
確実に案内できるので、確実に誤挿入を防止できる。ま
た、支持部34,35の入口部分34a,35aを接続
することで、カートリッジホルダ30の強度を増すこと
ができる。
【0069】なお本実施例において、支持部34,35
の入口部分34a,35aの幅を異ならせているが、こ
れに限らず等しくても構わない。また、支持部34,3
5の入口部分34a,35aから誤挿入防止機構として
の凸部6,7に至るまでの部分34b,35bの幅が異
なっているが、これに限らず等しくても構わない。
【0070】次に、本発明によるカートリッジホルダの
第4の実施例について、図9,図10を用いて説明す
る。図9は本発明による第4の実施例の構成を示す斜視
図、図10はカートリッジの挿入状態を先端方向から見
た説明図である。
【0071】まず図9を用いて本実施例の構成について
説明する。なお本実施例は、第2の実施例の支持部2
4,25の入口部分24a,25aの幅mを入口部分2
4a,25aから凸部6,7に至るまでの部分24b,
25bの幅p,qにあわせるとともに、ディスク装置の
筐体にカートリッジ挿入口を設けたものであり、第2の
実施例および第3の実施例と同一部分には同一符号を付
して説明は省略する。
【0072】40はカートリッジホルダであり、カート
リッジ1が矢印A方向から挿入され、ディスク装置内で
カートリッジ1を案内,保持する。44,45は支持部
であり、カートリッジホルダ40の接続部11と対向す
るように設けられ、カートリッジ1が下方に逃げないよ
うに、カートリッジ1を支持する。支持部44および4
5の幅(内寸)をp,qで表わすと、その寸法関係は、
【0073】
【数30】W≧(p+q)>(W−d) 但し、p,q:カートリッジホルダの支持部の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 となっている。接続部11と支持部44,45との間隔
(内寸)はTであり、カートリッジ1の厚さtと同等か
若干だけ大きい寸法に設定されている。
【0074】47はカートリッジ挿入口であり、筐体4
6に設けられている。そして、カートリッジ1は、この
カートリッジ挿入口47を介して、カートリッジホルダ
40に挿入される。
【0075】次に、本実施例の動作について説明する。
動作としては、第1の実施例と同様に、正規挿入方向で
挿入するおよび、表裏を逆にして挿入する、前後逆にし
て挿入する、左方または右方の側面先頭に挿入するとい
う3種類の誤挿入の計4種類の場合があるが、正規挿入
方向で挿入した場合、表裏を逆にして挿入した場合、前
後を逆にして挿入した場合については、第1の実施例と
同様であり、左方または右方の側面を先頭に挿入した場
合についてのみ図10を用いて説明する。図10は誤っ
てカートリッジ1を左方または右方の側面を先頭に挿入
したときのカートリッジの挿入状態をカートリッジホル
ダの先端方向(図9における矢印B方向)から見た説明
図であり、図10(a)は左寄りに挿入した状態、図1
0(b)は中央に挿入した状態、図10(c)は右寄り
に挿入した状態である。
【0076】カートリッジ1を、誤って正規挿入方向に
対して左方または右方の側面1c,1dを先頭にしてカ
ートリッジホルダ40に挿入した場合、カートリッジ1
の奥行き寸法dはカートリッジホルダ40の入口の幅W
より狭いため、カートリッジ1はカートリッジホルダ4
0内に挿入されてしまう。このとき、図10(a),図
10(b),図10(c)に示すように、カートリッジ
1はカートリッジホルダ20内での位置がばらつく。し
かし、カートリッジ1は、まず、筐体46のカートリッ
ジ挿入口47に支えられる。また、支持部44と支持部
45との間隔(W−p−q)は、(数30)を変形して
【0077】
【数31】0≦(W−p−q)<d 但し、p,q:支持部の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 と求まり、カートリッジ1の短辺(奥行き寸法d)より
も小さい。したがって、カートリッジ1は、カートリッ
ジ挿入口47と、接続部11と、支持部44,45の少
なくとも一方に支持され、凸部6,7までカートリッジ
ホルダ40から外れることなく、確実に案内される。
【0078】そして、第1の実施例で説明したように、
カートリッジ1は、カートリッジ1が図10(a),図
10(b),図10(c)に示すいずれの位置にあって
も凸部6,7間を抜けることはなく、少なくとも凸部
6,7のいずれか一方には当接する。したがって、カー
トリッジ1の誤挿入が防止される。
【0079】以上説明したように、本実施例によって
も、奥行き寸法dよりも幅寸法wが大きいカートリッジ
1に対して、カートリッジ1を正規挿入方向でカートリ
ッジホルダ40に挿入したときには、カートリッジ1は
カートリッジホルダ40に支持され、所定の位置まで挿
入可能であり、カートリッジ1を誤って表裏をまたは前
後を逆にしてカートリッジホルダ40に挿入したときに
おいても、カートリッジ1はカートリッジホルダ40に
支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで確実
に案内でき、さらに左方または右方の側面1c,1dを
先頭にカートリッジホルダ40に挿入するという誤挿入
時においても、カートリッジ1はカートリッジホルダ4
0に支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで
確実に案内できるので、確実に誤挿入を防止できる。ま
た、支持部44,45の幅を小さくすることも可能であ
り、ディスク装置においてカートリッジホルダ40の下
方に任意の部品を配置できるなど設計自由度を増すこと
ができる。
【0080】なお本実施例において、支持部44,45
の幅が異なっているが、これに限らず等しくても構わな
い。
【0081】次に、本発明によるカートリッジホルダの
第5の実施例について、図11を用いて説明する。図1
1は本発明による第5の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【0082】なお本実施例は、第1の実施例の支持部1
4,15の位置と接続部11の位置とを上下入れ替えた
ものであり、第1の実施例と同一部分には同一符号を付
してその説明は省略する。
【0083】50はカートリッジホルダであり、カート
リッジ1が矢印A方向から挿入され、ディスク装置内で
カートリッジ1を案内,保持する。52,53はカート
リッジホルダ50に設けられたサイド部であり、両者の
間隔(内寸)はカートリッジ1の幅寸法wと同等か若干
だけ大きな寸法Wに設定されており、カートリッジ1を
正規挿入方向で挿入したときに幅方向の位置を規制し、
カートリッジ1を案内する。51はカートリッジホルダ
50に設けられた接続部であり、両側のサイド部52,
53を接続するとともに、カートリッジ1が下方に逃げ
ることを防止する。58は接続部51に設けられた光ヘ
ッド挿入口であり、記録再生時には光ヘッドが挿入され
る。
【0084】54,55は支持部であり、カートリッジ
ホルダ50の接続部51と対向するように設けられ、カ
ートリッジ1が上方に逃げないように、カートリッジ1
を支持する。支持部54および55の幅(内寸)をm,
nで表わすと、その寸法関係は、
【0085】
【数32】m>(W−d)
【0086】
【数33】n>(W−d) 但し、m,n:カートリッジホルダの支持部の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 となっている。接続部51と支持部54,55との間隔
はT(内寸)であり、カートリッジ1の厚さtと同等か
若干だけ大きい寸法に設定されている。
【0087】本実施例の動作については第1の実施例と
同様であり説明は省略する。
【0088】以上説明したように、本実施例によって
も、奥行き寸法dよりも幅寸法wが大きいカートリッジ
1に対して、カートリッジ1を正規挿入方向でカートリ
ッジホルダ50に挿入したときには、カートリッジ1は
カートリッジホルダ50に支持され、所定の位置まで挿
入可能であり、カートリッジ1を、誤って表裏または前
後を逆にしてカートリッジホルダ50に挿入したときに
おいても、カートリッジ1はカートリッジホルダ50に
支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで確実
に案内でき、さらに左方または右方の側面1c,1dを
先頭にカートリッジホルダ50に挿入するという誤挿入
時においても、カートリッジ1はカートリッジホルダ5
0に支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで
確実に案内できるので、確実に誤挿入を防止できる。
【0089】なお、本実施例において、支持部54,5
5の形状を等しくしているが、これに限らず異なっても
構わない。
【0090】さらに、支持部54,55の形状を図5に
示したようにしても構わない。
【0091】次に、本発明によるカートリッジホルダの
第6の実施例について、図12を用いて説明する。図1
2は本発明による第6の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【0092】なお本実施例は、第2の実施例の支持部2
4,25の位置と接続部11の位置とを上下入れ替えた
ものであり、第5の実施例の支持部54,55の形状を
変えたものでもあるので、第2の実施例、第5の実施例
と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0093】60はカートリッジホルダであり、カート
リッジ1が矢印A方向から挿入され、ディスク装置内で
カートリッジ1を案内,保持する。58は接続部51に
設けられた光ヘッド挿入口であり、記録再生時には光ヘ
ッドが挿入される。
【0094】58は光ヘッド挿入口であり、接続部51
に設けられており、記録再生時には光ヘッドが挿入され
る。
【0095】64,65は支持部であり、カートリッジ
ホルダ60の接続部51と対向するように設けられ、カ
ートリッジ1が下方に逃げないように、カートリッジ1
を支持する。支持部64および65の入口部分64a,
65aの幅(内寸)をm,nで表わすと、その寸法関係
は、
【0096】
【数34】m>(W−d)
【0097】
【数35】n>(W−d) 但し、m,n:支持部の入口部分の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 となっている。また、支持部64および65のカートリ
ッジ1の入口部分64a,65aから凸部6,7に至る
までの部分64b,65bの幅(内寸)をp,qで表わ
すと、その寸法関係は、
【0098】
【数36】W≧(p+q)>(W−d) 但し、p,q:支持部の入口部分から凸部に至るまでの
部分の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 となっている。
【0099】接続部51と支持部64,65との間隔
(内寸)はTであり、カートリッジ1の厚さtと同等か
若干だけ大きい寸法に設定されている。
【0100】本実施例の動作については第2の実施例と
同様であり説明は省略する。
【0101】以上説明したように、本実施例によって
も、奥行き寸法dよりも幅寸法wが大きいカートリッジ
1に対して、カートリッジ1を正規挿入方向でカートリ
ッジホルダ60に挿入したときには、カートリッジ1は
カートリッジホルダ60に支持され、所定の位置まで挿
入可能であり、カートリッジ1を誤って表裏をまたは前
後を逆にしてカートリッジホルダ60に挿入したときに
おいても、カートリッジ1はカートリッジホルダ60に
支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで確実
に案内でき、さらに左方または右方の側面1c,1dを
先頭にカートリッジホルダ60に挿入するという誤挿入
時においても、カートリッジ1はカートリッジホルダ6
0に支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで
確実に案内できるので、確実に誤挿入を防止できる。
【0102】なお本実施例において、支持部64,65
の入口部分64a,65aの幅を異ならせているが、こ
れに限らず等しくても構わない。また、支持部64,6
5の入口部分64a,65aから誤挿入防止機構として
の凸部6,7に至るまでの部分64b,65bの幅が異
なっているが、これに限らず等しくても構わない。
【0103】次に、本発明によるカートリッジホルダの
第7の実施例について図13を用いて説明する。図13
は本発明による第7の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【0104】なお本実施例は、第3の実施例の支持部3
4,35の位置と、接続部11の位置を上下入れ替えた
ものであり、第6の実施例の支持部54,55の入口部
分を接続したものでもあるので、既に説明した実施例と
同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0105】70はカートリッジホルダであり、カート
リッジ1が矢印A方向から挿入され、ディスク装置内で
カートリッジ1を案内,保持する。58は接続部51に
設けられた光ヘッド挿入口であり、記録再生時には光ヘ
ッドが挿入される。
【0106】74,75は支持部であり、カートリッジ
ホルダ70の接続部51と対向するように設けられ、カ
ートリッジ1が上方に逃げないように、カートリッジ1
を支持する。支持部74および75の入口部分74a,
75aでは両支持部は接続されており、支持部74およ
び75のカートリッジ1の入口部分74a,75aから
凸部6,7に至るまでの部分74b,75bの幅(内
寸)をp,qで表わすと、その寸法関係は、
【0107】
【数37】W≧(p+q)>(W−d) 但し、p,q:支持部の入口部分から凸部に至るまでの
部分の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 となっている。
【0108】接続部51と支持部74,75との間隔
(内寸)はTであり、カートリッジ1の厚さtと同等か
若干だけ大きい寸法に設定されている。
【0109】本実施例の動作については第3の実施例と
同様であり説明は省略する。
【0110】以上説明したように、本実施例によって
も、奥行き寸法dよりも幅寸法wが大きいカートリッジ
1に対して、カートリッジ1を正規挿入方向でカートリ
ッジホルダ70に挿入したときには、カートリッジ1は
カートリッジホルダ70に支持され、所定の位置まで挿
入可能であり、カートリッジ1を誤って表裏をまたは前
後を逆にしてカートリッジホルダ70に挿入したときに
おいても、カートリッジ1はカートリッジホルダ70に
支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで確実
に案内でき、さらに左方または右方の側面1c,1dを
先頭にカートリッジホルダ70に挿入するという誤挿入
時においても、カートリッジ1はカートリッジホルダ7
0に支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで
確実に案内できるので、確実に誤挿入を防止できる。
【0111】なお本実施例において、支持部74,75
の入口部分74a,75aから誤挿入防止機構としての
凸部6,7に至るまでの部分74b,75bの幅を異な
らせているが、これに限らず等しくても構わない。
【0112】次に、本発明によるカートリッジホルダの
第8の実施例について図14用いて説明する。図14は
本発明による第4の実施例の構成を示す斜視図である。
【0113】なお本実施例は、第4の実施例の支持部4
4,45の位置と、接続部11の位置とを、上下で入れ
替えたものであり、第5の実施例の支持部54,55の
入口部分54a,55aの幅mを入口部分54a,55
aから凸部6,7に至るまでの部分54b,55bの幅
p,qにあわせるとともに、筐体にカートリッジ挿入口
49を設けたものでもあるので、既に説明した実施例と
同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0114】80はカートリッジホルダであり、カート
リッジ1が矢印A方向から挿入され、ディスク装置内で
カートリッジ1を案内,保持する。58は接続部51に
設けられた光ヘッド挿入口であり、記録再生時には光ヘ
ッドが挿入される。
【0115】84,85は支持部であり、カートリッジ
ホルダ80の接続部51と対向するように設けられ、カ
ートリッジ1が下方に逃げないように、カートリッジ1
を支持する。支持部84および85の幅(内寸)をp,
qで表わすと、その寸法関係は、
【0116】
【数38】W≧(p+q)>(W−d) 但し、p,q:カートリッジホルダの支持部の幅寸法 W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 となっている。
【0117】接続部51と支持部84,85との間隔
(内寸)はTであり、カートリッジ1の厚さtと同等か
若干だけ大きい寸法に設定されている。
【0118】本実施例の動作については第4の実施例と
同様であり説明は省略する。
【0119】以上説明したように、本実施例によって
も、奥行き寸法dよりも幅寸法wが大きいカートリッジ
1に対して、カートリッジ1を正規挿入方向でカートリ
ッジホルダ80に挿入したときには、カートリッジ1は
カートリッジホルダ80に支持され、所定の位置まで挿
入可能であり、カートリッジ1を誤って表裏をまたは前
後を逆にしてカートリッジホルダ80挿入したときにお
いても、カートリッジ1はカートリッジホルダ80に支
持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで確実に
案内でき、さらに左方または右方の側面1c,1dを先
頭にカートリッジホルダ80挿入するという誤挿入時に
おいても、カートリッジ1はカートリッジホルダ80に
支持され、誤挿入防止機構としての凸部6,7まで確実
に案内できるので、確実に誤挿入を防止できる。
【0120】なお本実施例において、支持部84,85
の幅を異ならせているが、これに限らず等しくても構わ
ない。
【0121】ところで、上記した各実施例においては、
凸部をカートリッジホルダと一体に設けていたが、凸部
の代わりに図15に示すようにピンを植立してもよい。
ここで、図15を用いて凸部の構成について説明する。
図15は凸部の他の実施例の構成を示す図であり、
(a)はカートリッジホルダをカートリッジの挿入方向
に平行な面で切断した断面図、(b)は(a)における
断面C−Cで切断した断面図である。なお、本実施例
は、第1の実施例で説明したカートリッジホルダ10を
もとにして説明するので、第1の実施例と同一部分には
同一符号を付してその説明は省略する。
【0122】96はピンであり、カートリッジホルダ1
0のサイド部12,13に、かしめ等により植立されて
いる。ピン96は、カートリッジ1を正規挿入方向で挿
入したときに、カートリッジの溝部2,3と一致すると
ともに、図15(a)に示すように、凸部6,7のカー
トリッジ当接面とピン96の外周面とが一致する位置に
植立されている。また、ピン96の先端の位置は、図1
5(b)に示すように、凸部6,7の先端の位置と一致
している。これにより、ピン96は凸部6,7と同様に
動作する。
【0123】したがって、ピン96を植立することによ
り、支持部14,15をカートリッジホルダ10の奥行
き方向に連続して設けることができ、カートリッジホル
ダ10を補強できる。
【0124】なお本実施例では、カートリッジホルダと
して第1の実施例を用いて説明したが、これに限らず、
例えば上述した第2から第8の実施例で示したカートリ
ッジホルダでも構わない。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カートリッジホルダの支持部の幅を所定の寸法とするこ
とで、奥行き寸法よりも幅寸法が大きいカートリッジに
対しても、カートリッジを正規挿入方向で挿入したとき
には所定の位置まで挿入可能であり、カートリッジを誤
って表裏をまたは前後を逆にして挿入したときにおいて
は、カートリッジはカートリッジホルダに支持され、誤
挿入防止機構としての凸部まで確実に案内でき、さらに
左方または右方の側面を先頭に挿入するという誤挿入時
においても、カートリッジはカートリッジホルダに支持
され、誤挿入防止機構としての凸部まで抜け落ちること
なく確実に案内できるので、確実に誤挿入を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例の構成を示す斜視図
である。
【図2】本実施例で使用するカートリッジを示す図であ
る。
【図3】第1の実施例の動作説明図である。
【図4】第1の実施例の動作説明図である。
【図5】支持部の他の例を示す説明図である。
【図6】第2の実施例の構成を示す斜視図である。
【図7】第2の実施例の動作説明図である。
【図8】第3の実施例の構成を示す斜視図である。
【図9】第4の実施例の構成を示す斜視図である。
【図10】第4の実施例の動作説明図である。
【図11】第5の実施例の構成を示す斜視図である。
【図12】第6の実施例の構成を示す斜視図である。
【図13】第7の実施例の構成を示す斜視図である。
【図14】第8の実施例の構成を示す斜視図である。
【図15】凸部の他の実施例の構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…カートリッジ、2,3…溝部、6,7…凸部、1
0,20,30,40,50,60,70,80…カー
トリッジホルダ、11,51…接続部、12,13,5
2,53…サイド部、14,15,24,25,34,
35,44,45,54,55,64,65,74,7
5,84,85…支持部、46…ディスク装置の筐体、
47…カートリッジ挿入口、96…ピン。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正規挿入方向の長さ(奥行き寸法)dに対
    して、正規挿入方向に直交する方向の長さ(幅寸法)w
    の方が長いカートリッジを保持するカートリッジホルダ
    であって、前記カートリッジを両側部から規制案内する
    一対のサイド部と、該一対のサイド部を互いに連結する
    接続部と、該接続部と対向するように設けられ前記カー
    トリッジを支持する一対の支持部とを備え、前記サイド
    部の間隔(内寸)が前記カートリッジの幅寸法wと同等
    か若干だけ大きな寸法Wに設定されたディスク装置のカ
    ートリッジホルダにおいて、 前記支持部のカートリッジの入口から誤挿入防止機構に
    至る少なくとも一部分に、各々の幅m,nを、 【数1】m>(W−d) n>(W−d) 但し、m,n:支持部の幅寸法(m=nの場合を含む) W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 なる関係が成立するように設定し、前記カートリッジが
    正規挿入方向に対して左方または右方の側面を先頭にし
    て挿入される誤挿入時に、前記カートリッジが前記カー
    トリッジホルダを収納するディスク装置内部または前記
    カートリッジホルダに設けられた誤挿入防止機構に達す
    るまで、前記カートリッジを前記接続部と前記支持部と
    で案内支持するように構成したことを特徴とするディス
    ク装置のカートリッジホルダ。
  2. 【請求項2】正規挿入方向の長さ(奥行き寸法)dに対
    して、正規挿入方向に直交する方向の長さ(幅寸法)w
    の方が長いカートリッジを保持するカートリッジホルダ
    であって、前記カートリッジを両側部から規制案内する
    一対のサイド部と、該一対のサイド部を互いに連結する
    接続部と、該接続部と対向するように設けられ前記カー
    トリッジを支持する一対の支持部とを備え、前記サイド
    部の間隔(内寸)が前記カートリッジの幅寸法wと同等
    か若干だけ大きな寸法Wに設定されたディスク装置のカ
    ートリッジホルダにおいて、 前記支持部のカートリッジ入口部分の各々の幅m,n
    を、 【数2】m>(W−d) n>(W−d) 但し、m,n:支持部の幅寸法(m=nの場合を含む) W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 なる関係が成立するように設定し、前記一対の支持部の
    入口部分から少なくとも誤挿入防止機構に至るまでの部
    分の各々の幅p,qを、 【数3】0≦p≦m 0≦q≦n 但し、p,q:支持部の幅寸法(p=qの場合も含む) m,n:支持部の幅寸法(m=nの場合を含む) なる関係が成立するように設定し、前記カートリッジが
    正規挿入方向に対して左方または右方の側面を先頭にし
    て挿入される誤挿入時に、前記カートリッジを前記接続
    部および両側の支持部で案内支持するように構成したこ
    とを特徴とするディスク装置のカートリッジホルダ。
  3. 【請求項3】正規挿入方向の長さ(奥行き寸法)dに対
    して、正規挿入方向に直交する方向の長さ(幅寸法)w
    の方が長いカートリッジを保持するカートリッジホルダ
    であって、前記カートリッジを両側部から規制案内する
    一対のサイド部と、該一対のサイド部を互いに連結する
    接続部と、該接続部と対向するように設けられ前記カー
    トリッジを支持する一対の支持部とを備え、前記サイド
    部の間隔(内寸)が前記カートリッジの幅寸法wと同等
    か若干だけ大きな寸法Wに設定されたディスク装置のカ
    ートリッジホルダにおいて、 前記支持部のカートリッジ入口部分の各々の幅m,n
    を、 【数4】m>(W−d) n>(W−d) 但し、m,n:支持部の幅寸法(m=nの場合を含む) W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 なる関係が成立するように設定し、前記一対の支持部の
    入口部分から少なくとも誤挿入防止機構に至るまでの部
    分の各々の幅p,qを、 【数5】W≧(p+q)>(W−d) 但し、p,q:支持部の幅寸法(p=qの場合も含む) W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 なる関係が成立するように設定し、前記カートリッジが
    正規挿入方向に対して左方または右方の側面を先頭にし
    て挿入される誤挿入時に、前記カートリッジが前記支持
    部の入口部分に位置する場合は前記カートリッジを前記
    接続部および両側の支持部で案内支持し、前記カートリ
    ッジが前記支持部の入口部分から前記カートリッジを収
    納するディスク装置内部または前記カートリッジホルダ
    に設けられた誤挿入防止機構に至るまでの部分に位置す
    る場合は前記カートリッジを前記接続部および少なくと
    も一方の支持部で案内支持するように構成したことを特
    徴とするディスク装置のカートリッジホルダ。
  4. 【請求項4】請求項3記載のディスク装置のカートリッ
    ジホルダにおいて、前記一対の支持部を入口部分で互い
    に接続したことを特徴とするディスク装置のケースホル
    ダ。
  5. 【請求項5】正規挿入方向の長さ(奥行き寸法)dに対
    して、正規挿入方向に直交する方向の長さ(幅寸法)w
    の方が長いカートリッジを保持するカートリッジホルダ
    であって、前記カートリッジを両側部から規制案内する
    一対のサイド部と、該一対のサイド部を互いに連結する
    接続部と、該接続部と対向するように設けられ前記カー
    トリッジを支持する一対の支持部とを備え、前記サイド
    部の間隔(内寸)が前記カートリッジの幅寸法wと同等
    か若干だけ大きな寸法Wに設定されたディスク装置のカ
    ートリッジホルダにおいて、 前記カートリッジホルダを収納するディスク装置の筐体
    にカートリッジ挿入口を設け、前記一対の支持部の入口
    部分から少なくとも誤挿入防止機構に至るまでの少なく
    とも一部分に、各々の幅p,qを、 【数6】W≧(p+q)>(W−d) 但し、p,q:支持部の幅(p=qの場合も含む) W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 なる関係が成立するように設定し、前記カートリッジが
    正規挿入方向に対して左方または右方の側面を先頭に挿
    入されるという誤挿入時に、前記カートリッジを前記カ
    ートリッジ挿入口および少なくとも一方の支持部で案内
    支持するようにしたことを特徴とするディスク装置のカ
    ートリッジホルダ。
  6. 【請求項6】正規挿入方向の長さ(奥行き寸法)dに対
    して、正規挿入方向に直交する方向の長さ(幅寸法)w
    の方が長く、正規挿入方向に対して両側面に、厚さ方向
    に上下非対称となる位置に、挿入方向先端部から後端手
    前まで深さcの溝部が設けられ、両溝部間の距離が正規
    挿入方向の長さ(奥行き寸法)dより短いカートリッジ
    を保持するカートリッジホルダであって、前記カートリ
    ッジを両即部から規制案内する一対のサイド部と、該一
    対のサイド部を互いに連結する連結部と、該接続部と対
    向するように設けられ前記カートリッジを支持する一対
    の支持部とを備え、前記サイド部の間隔(内寸)が前記
    カートリッジの幅寸法wと同等か若干だけ大きな寸法W
    に設定されたディスク装置のカートリッジホルダにおい
    て、 前記カートリッジを正規挿入方向で挿入したときに前記
    溝部と係合する凸部を前記サイド部に設け、前記カート
    リッジの正規挿入時には前記溝部が前記凸部と係合する
    ことにより前記カートリッジの支持を可能とし、前記カ
    ートリッジの誤挿入時には前記カートリッジの端部が前
    記凸部と当接して前記カートリッジの挿入を阻止するよ
    うにしたことを特徴とするディスク装置のカートリッジ
    ホルダ。
  7. 【請求項7】正規挿入方向の長さ(奥行き寸法)dに対
    して、正規挿入方向に直交する方向の長さ(幅寸法)w
    の方が長く、正規挿入方向に対して両側面に、厚さ方向
    に上下非対称となる位置に、挿入方向先端部から後端手
    前まで深さcの溝部が設けられ、両溝部間の距離が正規
    挿入方向の長さ(奥行き寸法)dより短いカートリッジ
    を保持するカートリッジホルダであって、前記カートリ
    ッジを両即部から規制案内する一対のサイド部と、該一
    対のサイド部を互いに連結する連結部と、該接続部と対
    向するように設けられ前記カートリッジを支持する一対
    の支持部とを備え、前記サイド部の間隔(内寸)が前記
    カートリッジの幅寸法wと同等か若干だけ大きな寸法W
    に設定されたディスク装置のカートリッジホルダにおい
    て、 前記カートリッジを正規挿入方向で挿入したときに前記
    溝部と係合する凸部を前記サイド部に設け、前記カート
    リッジの正規挿入時には前記溝部が前記凸部と係合する
    ことにより前記カートリッジの支持を可能とし、前記カ
    ートリッジの誤挿入時には前記カートリッジの端部が前
    記凸部と当接して前記カートリッジの挿入を阻止するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    1項に記載のディスク装置のカートリッジホルダ。
  8. 【請求項8】請求項6または7記載のディスク装置のカ
    ートリッジホルダにおいて、前記凸部は前記カートリッ
    ジホルダと一体に形成されていることを特徴とするディ
    スク装置のカートリッジホルダ。
  9. 【請求項9】請求項6または7記載のディスク装置のカ
    ートリッジホルダにおいて、前記凸部は前記カートリッ
    ジホルダとは独立した部品よりなり、該部品が前記カー
    トリッジホルダに固定されていることを特徴とするディ
    スク装置のカートリッジホルダ。
  10. 【請求項10】請求項6ないし9のいずれか1項に記載
    のディスク装置のカートリッジホルダにおいて、前記凸
    部の各々の突出量f,gが、 【数7】f<c g<c (f+g)>(W−d) 但し、f,g:凸部の突出量(f=gの場合も含む) W:カートリッジホルダの内幅寸法 d:カートリッジの奥行き寸法 c:カートリッジの溝部深さ なる関係が成立するように設定され、両凸部の間隔が前
    記カートリッジの正規挿入方向の長さ(奥行き寸法)d
    より短かいことを特徴とするディスク装置のカートリッ
    ジホルダ。
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