JPH05298621A - 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド及びその製造方法

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JPH05298621A
JPH05298621A JP12260092A JP12260092A JPH05298621A JP H05298621 A JPH05298621 A JP H05298621A JP 12260092 A JP12260092 A JP 12260092A JP 12260092 A JP12260092 A JP 12260092A JP H05298621 A JPH05298621 A JP H05298621A
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JP
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conductor
layer
magnetic head
magnetic pole
thin film
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JP12260092A
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English (en)
Inventor
Takao Hashiguchi
孝夫 橋口
Daisuke Iizuka
大助 飯塚
Tatsuro Hishida
達朗 菱田
Koichi Otani
浩一 大谷
Tatsuya Shiromoto
竜也 城本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の導体コイル相互間、及び導体コイルと
上部磁極との間における絶縁破壊の発生を未然に防止
し、製品歩留まりの向上を図る。 【構成】 基板1上に積層形成された下部磁極2及びギ
ャップ層3上に、下層4a、中間層4b及び上層4cからなる
3層構造の絶縁層4と、下層4a及び中間層4b上での電気
メッキにより2段の導体コイル5,5とを形成するに際
し、導体コイル5,5の各周の導線50,50…の内、最外
周の導線50の厚みT1 を、これの内側に並ぶ各周の導線
50,50…の厚みTよりも薄くする。これにより、導体コ
イル5,5夫々の最外周の導線50,50間の離隔距離
1 、及び2段目の導体コイル5の最外周の導線50と上
部磁極6との間の離隔距離L2 を十分に確保し、夫々の
間での絶縁状態を良好に保ち、絶縁破壊が生じないよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置等の
磁気記録再生装置において記録,再生手段として用いら
れる薄膜磁気ヘッド及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの外部記憶装置として広く
用いられている磁気ディスク装置等の磁気記録再生装置
においては、近年、記憶容量の増大と共に転送速度の増
大に対する要求が高まっており、この要求に応え得る記
録,再生手段として、薄膜磁気ヘッドの需要が増大して
いる。
【0003】図4は、特開昭55-84019号公報等に開示さ
れた従来の薄膜磁気ヘッドの要部を示す一部破断斜視
図、図5は、その縦断面図である。図示の如く薄膜磁気
ヘッドは、メッキ,スパッタリング等の成膜法、フォト
リソグラフィー等のパターニング法、及び各種のエッチ
ング法により、アルチック(Al2 3 −TiC)等の
セラミックス製の基板1上に、下部磁極2、ギャップ層
3、絶縁層4及びこれに被包された2段の導体コイル
5,5、上部磁極6、並びに保護膜9(図4においては
省略)を、この順に積層形成した構成となっている。
【0004】下部磁極2は、Ni−Fe合金,コバルト
系合金等の軟磁性材料からなり、基板1の表面上に、図
4に示す如き扇形の平面形状を有して形成されている。
またギャップ層3は、アルミナ(Al2 3 )等の非磁
性材料の薄膜であり、下部磁極2上部における後縁(扇
形の広がり側)に沿う一部を除く範囲に形成されてい
る。
【0005】絶縁層4は、ノボラック系樹脂等の有機樹
脂からなり、下部磁極2上の前端側(扇形のかなめ側)
と後側のギャップ層3の非形成部分とを除く部分、及び
下部磁極2の後側及び両側に外れた基板1の表面上に広
範囲に亘って形成してあり、この絶縁層4に被包された
導体コイル5,5は、図示の如く、下部磁極2上に各周
の導線50,50…を並べた渦巻き形の平面形状を有し、銅
メッキにより形成されている。
【0006】更に上部磁極6は、下部磁極2と同様、N
i−Fe合金,コバルト系合金等の軟磁性材料からな
り、平面視にて下部磁極2と整合させて絶縁層4上に積
層形成されており、後側における絶縁層4及びギャップ
層3の非形成部分に下部磁極2と直接的に接触するリア
ギャップ7を、先端側における絶縁層4の非形成部分に
下部磁極2との間にギャップ層3のみが挾持された先端
ギャップ8を夫々構成している。
【0007】薄膜磁気ヘッドは、以上の如き上部磁極6
及び絶縁層4の形成域を含む基板1の上面を、図5に示
す如く保護膜9により被覆し、該保護膜9及び基板1の
側面を研磨して、先端ギャップ8の端面を露出せしめた
構成となっており、この薄膜磁気ヘッドによる情報の記
録及び再生は、先端ギャップ8の露出端面に対向し、こ
れの厚さ方向に相対移動する図示しない磁気記録媒体に
対して行われる。即ち、導体コイル5,5への通電に応
じてリアギャップ7を介して連結された下部磁極2及び
上部磁極6中に発生する磁束が先端ギャップ8の端面に
おいて外部に漏れ出し、前記磁気記録媒体を磁化させる
ことにより情報の記録が行われ、逆に、磁気記録媒体の
表面に生じる漏れ磁束を、先端ギャップ8から下部磁極
2及び上部磁極6中に誘導して、導体コイル5,5の端
子電圧の変化として取り出すことにより情報の再生が行
われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】さて以上の如き薄膜磁
気ヘッドの製造に際しては、絶縁層4中に一括的に被包
された2段の導体コイル5,5を得る必要があり、この
ような構成は、図5に示す如く、前記絶縁層4を、下層
4a、中間層4b及び上層4cからなる3層構造とし、下層4a
上及び中間層4b上への電気メッキにより導体コイル5,
5を夫々形成することにより実現される。
【0009】ところが、従来一般的に行われている電気
メッキ法により導体コイル5,5を形成した場合、図5
に示す如く、前記各周の導線50,50…の内の最外側に位
置する最外周の導線50の厚みが、これの内側に並ぶ各周
の導線50,50…よりも厚くなる現象が発生し、このと
き、下層4a上の最外周の導線50と中間層4b上の最外周の
導線50との間、及び中間層4b上の最外周の導線50と上部
磁極6との間に所定の離隔距離を確保し得ず、夫々の間
での絶縁抵抗が小さくなる結果、導体コイル5,5の導
線50,50間、及び導体コイル5と上部磁極6との間に絶
縁破壊を生じた不良品が発生する虞が高く、製品歩留ま
りの低下を招来する難点がある。
【0010】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、複数の導体コイル相互間、及び導体コイルと上
部磁極との間での絶縁破壊の発生を未然に防止でき、製
品歩留まりの向上に寄与できる薄膜磁気ヘッド、及びこ
の薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薄膜磁気ヘ
ッドは、複数の巻数を有する渦巻き形の平面パターンを
なして形成された導体コイルを、一対の磁極に挾まれた
多層の絶縁層間に備えた薄膜磁気ヘッドにおいて、前記
導体コイルの最外周の導線の厚みが、これの内側に並ぶ
各周の導線の厚みよりも薄くしてあることを特徴とす
る。
【0012】また本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造方
法は、前記各絶縁層上に成膜された導電性を有する下地
膜への電気メッキにより前記導体コイルを形成する工程
を含む薄膜磁気ヘッドの製造方法において、前記電気メ
ッキに際してのメッキ電流の密度を、0.3A/dm2
以上、2.0A/dm2 未満とし、前記導体コイルの最
外周の導線と、これの内側に並ぶ各周の導線とを一括的
に形成することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明においては、絶縁層間に形成される導体
コイルの最外周の導線の厚みを、これの内側の各周の導
線の厚みよりも積極的に薄くし、導体コイル相互間、及
び導体コイルと上部磁極との間に十分な絶縁抵抗が確保
できるようにして、絶縁破壊の発生を防止する。
【0014】また、導体コイル形成のための電気メッキ
工程において、メッキ液の組成、攪拌状態及び温度、並
びにメッキ電流の電流密度等のメッキ条件を種々に変更
する実験により、メッキ電流の電流密度を減じた場合、
導体コイルの最外周の導線の厚みのみが電流密度の低下
に応じて薄くなること、またこのとき、最外周の導線の
厚みが他の導線のそれを下回る条件として、前記電流密
度が2.0A/dm2未満であること、更には、前記電
流密度が0.3A/dm2 未満である場合、メッキその
ものが不可能となることが夫々知見された。以上のこと
から本発明においては、メッキ電流の密度を0.3A/
dm2 以上、2.0A/dm2 未満として導体コイルの
電気メッキを実施して、最外周の導線の厚みがこれの内
側の各周の導線の厚みよりも薄くなった導体コイルを一
回のメッキ工程により一括的に形成する。
【0015】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図1は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの要部
を示す縦断面図である。本発明に係る薄膜磁気ヘッドの
基本構成は、図4に示す従来のそれと同様であり、支持
体となる基板1上に、扇形の平面形状を有し軟磁性材料
からなる下部磁極2と、非磁性材料からなる極薄のギャ
ップ層3と、ノボラック系樹脂等の有機樹脂からなる絶
縁層4及びこれに被包された2段の導体コイル5,5
と、下部磁極2と整合する上部磁極6とを、図示の如く
順次積層形成して、扇形のかなめ側に両磁極2,6間に
ギャップ層3が挾持された先端ギャップ8を、同じく広
がり側に両磁極2,6が直接的に接触するリアギャップ
7を夫々設け、これらの全面上部を保護膜9により被覆
した構成となっている。
【0016】図1に示す如く前記絶縁層4は、下層4a、
中間層4b及び上層4cからなる3層構造となっており、該
絶縁層4に被包された2段の導体コイル5,5は、下層
4a上及び中間層4b上での電気メッキにより、図4に示す
如く、下部磁極2上に各周の導線50,50…を並べた渦巻
き形の平面形状をなして形成されている。
【0017】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの特徴は、両
導体コイル5,5の各周の導線50,50…の内、最外周の
導線50の形状が他の周の導線50,50…のそれと異なるこ
とにある。具体的には、図1に示す如く最外周の導線50
は、これの内側に並ぶ各周の導線50,50…の厚みTより
も小なる厚みT1 を有して形成されている。
【0018】従って発明に係る薄膜磁気ヘッドにおいて
は、下層4a上においてT1 なる厚みを有する最外周の導
線50と、中間層4b上においてT1 なる厚みを有する最外
周の導線50との間の離隔距離L1 、及び中間層4b上の最
外周の前記導線50と上部磁極6との間の離隔距離L2
共に十分に確保でき、夫々の間での絶縁状態が良好に保
たれることから、2段の導体コイル5,5間、及び導体
コイル5と上部磁極6との間での絶縁破壊の発生を未然
に防止できる。
【0019】また図1に示す如く、導体コイル5,5夫
々の最外周の導線50は、これの内側に並ぶ各周の導線5
0,50…の幅Wよりも大なる幅W1 を有している。これ
は、厚みを薄くすることにより最外周の導線50に生じる
導通抵抗の増加を防ぎ、導体コイル5全体での導通抵抗
の均一化を図るためであり、例えば、最外周の導線50の
厚みT1 を、他の各周の導線50,50…の厚みTの3/4
とした場合、最外周の導線50の幅W1 は、他の各周の導
線50,50…の幅Wの4/3とすればよい。
【0020】図2及び図3は、以上の如く構成された本
発明に係る薄膜磁気ヘッドにおける絶縁層4及び導体コ
イル5,5の形成手順の説明図である。まず基板1上、
及び該基板1に積層形成された下部磁極2及びギャップ
層3上の所要部位に、均一な高さをなすようにノボラッ
ク系の有機樹脂を塗布してベーキングし、絶縁層4の下
層4aを形成する。このとき、下部磁極2及びギャップ層
3が形成されていない基板1上の所要部位には、予め下
部磁極2及びギャップ層3との高さ調整のための絶縁膜
4dを形成しておき、基板1上の下層4aは、実際には前記
絶縁膜4d上に形成される。図2(a)はこの状態を示し
ている。
【0021】次に、図2(b)に示す如く、前記下層4a
上への電気メッキによる導体コイル5の形成を可能とす
るため、銅系の導電性材料のスパッタリングにより、下
層4aの全面とギャップ層3及び下部磁極2の露出表面と
に極薄の下地膜5aを成膜し、更にこの下地膜5aの表面全
体に、感光性樹脂を均一に塗布してソフトベークしてレ
ジスト膜10を成膜する。
【0022】その後、導体コイル5の平面パターンに対
応する渦巻き形の不透光パターンを備えたフォトマスク
11を用い、これを前記レジスト膜10上の所定位置に位置
決めして、該フォトマスク11の上方からの照射光により
レジスト膜10を露光する。この状態を図2(c)に示
す。このとき用いるフォトマスク11は、図示の如く、導
体コイル5の最外周の導線50に相当する不透光部分 11a
のみを、他の不透光部分11b,11b …よりも広幅とした不
透光パターンを備えたものとする。
【0023】以上の如き露光の後にレジスト膜10の現像
及びベーキングを行い、レジスト膜10の露光されなかっ
た部分を除去する。これにより下層4aの表面に成膜され
た下地膜5aは、図3(a)に示す如く、フォトマスク11
の不透光パターンに対応する渦巻き形の平面形状を有し
て露出することになり、この状態で銅の電気メッキを実
施すると、下地膜5aの露出部にのみメッキ層5bが積層形
成される。この状態を図3(b)に示す。
【0024】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造におい
ては、前記電気メッキに際してのメッキ電流の密度を、
0.3A/dm2 以上、2.0A/dm2 未満とする。
このような電流密度の採用により、図3(b)に示す如
く、渦巻き形のパターンを有して露出する下地膜5aの露
出部の内、最外周の露出部に積層形成されるメッキ層5b
のみが、他の露出部におけるメッキ層5b,5b…よりも薄
くなる。一方、前記露光工程において、最外周の不透光
部分 11aの幅が他の不透光部分 11b,11b…の幅よりも広
いフォトマスク11が用いられていることから、現像後に
おける下地膜5bの露出部の幅は、不透光部分 11aに整合
された最外周の露出部のみが他のそれよりも広幅とな
る。従って、前述した電気メッキにより最外周の下地膜
5aの露出部に形成されるメッキ層5bは、他の露出部にお
けるメッキ層5b,5b…よりも薄く、また広幅となってい
る。
【0025】次に、レジスト膜10の残存部を専用の溶剤
により除去し、更に、全面を対象としたイオンミリング
を実施して、相隣するメッキ層5b,5b間の下地膜5aを除
去する。これにより、図3(c)に示す如く、下地膜5a
とこれに積層されたメッキ層5bとからなる各周の導線5
0,50…を備えた1段目の導体コイル5が、下層4aの表
面上に得られる。このとき、メッキ層5b,5b…が前述し
た形成態様をなすことから、前記各周の導線50,50…の
内、最外周の導線50のみが内側に並ぶ各周の導線50,50
…よりも薄くかつ広幅となる。
【0026】更に、前記下層4aの表面に、均一な高さを
なすように有機樹脂を塗布してベーキングし、絶縁層4
の中間層4bを形成した後、該中間層4b上において同様の
手順を繰り返すことにより、2段目の導体コイル5が得
られる。そして最後に、前記中間層4b上に同様にして上
層4cを形成することにより、2段の導体コイル5,5と
これらを一括的に被包する絶縁層4とが得られ、図1に
示す如き本発明に係る薄膜磁気ヘッドが構成される。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る薄膜磁気
ヘッドは、絶縁層中に被包された態様にて形成される導
体コイルの各周の導線の内、最外周の導線の厚みを、こ
れの内側に並ぶ各周の導線の厚みよりも薄くしてある
ら、複数の導体コイル相互間、及び導体コイルと上部磁
極との間に十分な絶縁抵抗が確保され、絶縁破壊を生じ
た不良品が生じる虞が低く、製品歩留まりの向上が図れ
る。
【0028】また本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造方
法においては、電気メッキによる導体コイルの形成に際
し、メッキ電流の密度を0.3A/dm2 以上、2.0
A/dm2 未満としたとき最外周の導線のみが薄くなる
ことを利用し、前述した如き導体コイルの各周の導線
を、一回のメッキ工程により一括的に形成するから、工
程数の増加を招来することなく本発明に係る薄膜磁気ヘ
ッドを構成できる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの要部を示す縦断
面図である。
【図2】本発明に係る薄膜磁気ヘッドにおける絶縁層及
び導体コイルの形成手順の説明図である。
【図3】本発明に係る薄膜磁気ヘッドにおける絶縁層及
び導体コイルの形成手順の説明図である。
【図4】薄膜磁気ヘッドの一部破断斜視図である。
【図5】従来の薄膜磁気ヘッドの要部を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 基板 2 下部磁極 3 ギャップ層 4 絶縁層 4a 下層 4b 中間層 4c 上層 5 導体コイル 5a 下地膜 5b メッキ層 6 上部磁極 7 リアギャップ 8 先端ギャップ 9 保護膜 10 レジスト 11 フォトマスク 50 導線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 浩一 東京都千代田区大手町一丁目1番3号 住 友金属工業株式会社内 (72)発明者 城本 竜也 東京都千代田区大手町一丁目1番3号 住 友金属工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の巻数を有する渦巻き形の平面パタ
    ーンをなして形成された導体コイルを、一対の磁極に挾
    まれた多層の絶縁層間に備えた薄膜磁気ヘッドにおい
    て、前記導体コイルの最外周の導線の厚みが、これの内
    側に並ぶ各周の導線の厚みよりも薄くしてあることを特
    徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記各絶縁層上に成膜された導電性を有
    する下地膜への電気メッキにより前記導体コイルを形成
    する工程を含む薄膜磁気ヘッドの製造方法において、前
    記電気メッキに際してのメッキ電流の密度を、0.3A
    /dm2 以上、2.0A/dm2 未満とし、前記導体コ
    イルの最外周の導線と、これの内側に並ぶ各周の導線と
    を一括的に形成することを特徴とする請求項1記載の薄
    膜磁気ヘッドの製造方法。
JP12260092A 1992-04-15 1992-04-15 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 Pending JPH05298621A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1986002862A1 (en) * 1984-11-07 1986-05-22 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Method of internal chilling, an apparatus therefor, and internally chilled products

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1986002862A1 (en) * 1984-11-07 1986-05-22 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Method of internal chilling, an apparatus therefor, and internally chilled products

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