JPH05298230A - 多重ドライブ制御方式 - Google Patents
多重ドライブ制御方式Info
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- JPH05298230A JPH05298230A JP8436492A JP8436492A JPH05298230A JP H05298230 A JPH05298230 A JP H05298230A JP 8436492 A JP8436492 A JP 8436492A JP 8436492 A JP8436492 A JP 8436492A JP H05298230 A JPH05298230 A JP H05298230A
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- drive
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- buffer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ドライブの多重処理により発生するドライブの
切換え時間によって命令の実行時間が遅れることを防止
する。 【構成】ドライブ14#xが先読み中に、他ドライブ1
4#yに対して命令の送出があり、かつ命令の送出にあ
ったドライブ14#yに先読みデータがあるとき、先読
みデータの停止を判断する条件を設け、また、ドライブ
14#xがライト中に他ドライブ14#yに対して命令
の送出があり、かつ先読みデータのない場合は、ライト
動作の停止をは対する条件を設ける。また、一時停止し
た先読み動作の再開を行う。 【効果】上記により、ドライブの切り換えによる命令実
行時間の遅れを防止し、1つの命令に対する処理時間を
短縮できる。
切換え時間によって命令の実行時間が遅れることを防止
する。 【構成】ドライブ14#xが先読み中に、他ドライブ1
4#yに対して命令の送出があり、かつ命令の送出にあ
ったドライブ14#yに先読みデータがあるとき、先読
みデータの停止を判断する条件を設け、また、ドライブ
14#xがライト中に他ドライブ14#yに対して命令
の送出があり、かつ先読みデータのない場合は、ライト
動作の停止をは対する条件を設ける。また、一時停止し
た先読み動作の再開を行う。 【効果】上記により、ドライブの切り換えによる命令実
行時間の遅れを防止し、1つの命令に対する処理時間を
短縮できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッファ及びドライブ
制御方式に関し、特にドライブ制御部につながる1つの
ドライブが動作中に他のドライブに命令が送出されたと
きの制御方式に関する。
制御方式に関し、特にドライブ制御部につながる1つの
ドライブが動作中に他のドライブに命令が送出されたと
きの制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多重ドライブ制御方式について図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0003】図1は多重ドライブ制御方式を使用したシ
ステムの構成図、図9〜図11は従来例の多重ドライブ
制御方式の動作処理のフローチャートである。
ステムの構成図、図9〜図11は従来例の多重ドライブ
制御方式の動作処理のフローチャートである。
【0004】図1において、多重ドライブ制御方式を使
用したシステムの命令送出の流れは、ホストコンピュー
タ11より発行された命令を制御部12が受信し、その
内容によってバッファ13とドライブ14を制御する。
用したシステムの命令送出の流れは、ホストコンピュー
タ11より発行された命令を制御部12が受信し、その
内容によってバッファ13とドライブ14を制御する。
【0005】次に、従来例の多重ドライブ制御方式の動
作について図1および図9〜図11を参照して説明す
る。
作について図1および図9〜図11を参照して説明す
る。
【0006】ここでは、任意のドライブ14#xが、リ
ードのコマンド処理を終え、更にその先のデータを読み
込んでいるとき(以下、この操作を先読み動作と称
す)、ドライブ14#yに対してホストコンピュータ1
1から命令の送出があった場合の動作について説明する
(#x,#yはドライブ番号を示す)。
ードのコマンド処理を終え、更にその先のデータを読み
込んでいるとき(以下、この操作を先読み動作と称
す)、ドライブ14#yに対してホストコンピュータ1
1から命令の送出があった場合の動作について説明する
(#x,#yはドライブ番号を示す)。
【0007】もし、先読みを行っているドライブ14#
x以外にホストコンピュータ11からリード命令の送出
があったとき(図9のステップ92,Yes)、リード
命令を受けたドライブ番号#yのバッファ13#yに先
読みデータが存在する場合は(ステップ94,Ye
s)、バッファ13#yよりリードデータの転送を開始
する(ステップ96)。制御部12は、バッファ13#
y内のデータが無くなった時点またはバッファ13#y
内に先読みデータが存在しない場合(ステップ94,N
o)、ドライブ14#yに対してリード命令を発行し、
バッファ13#yへのリード・データの入力を行う(ス
テップ98)。
x以外にホストコンピュータ11からリード命令の送出
があったとき(図9のステップ92,Yes)、リード
命令を受けたドライブ番号#yのバッファ13#yに先
読みデータが存在する場合は(ステップ94,Ye
s)、バッファ13#yよりリードデータの転送を開始
する(ステップ96)。制御部12は、バッファ13#
y内のデータが無くなった時点またはバッファ13#y
内に先読みデータが存在しない場合(ステップ94,N
o)、ドライブ14#yに対してリード命令を発行し、
バッファ13#yへのリード・データの入力を行う(ス
テップ98)。
【0008】もし、先読みを行っているドライブ14#
x以外にホストコンピュータ11からライト命令の送出
があったとき(図10のステップ102,Yes)、ラ
イト命令を受けたドライブ番号#yのバッファ13#y
に先読みデータが存在する場合は(ステップ104,Y
es)、制御部12は、ドライブ14#xに対して先読
み動作を終了させ(ステップ106)、バッファ13#
yに先読み処理をして進んでしまったデータの位置ずれ
の補正を行うために、先読みした方向と反対方向にリー
ド命令を送出する(ステップ107)。この補正後、バ
ッファ13#yにライトデータの入力を行い(ステップ
108)、バッファ・フラッシュ条件(バッファ13内
に書かれているライトデータを全てドライブ14に対し
てライトするための条件)を満たすような状態を検出し
たとき、ドライブ14#yに対してホストコンピュータ
11の命令と非同期にバッファ13#yのライトデータ
のライトを行う。
x以外にホストコンピュータ11からライト命令の送出
があったとき(図10のステップ102,Yes)、ラ
イト命令を受けたドライブ番号#yのバッファ13#y
に先読みデータが存在する場合は(ステップ104,Y
es)、制御部12は、ドライブ14#xに対して先読
み動作を終了させ(ステップ106)、バッファ13#
yに先読み処理をして進んでしまったデータの位置ずれ
の補正を行うために、先読みした方向と反対方向にリー
ド命令を送出する(ステップ107)。この補正後、バ
ッファ13#yにライトデータの入力を行い(ステップ
108)、バッファ・フラッシュ条件(バッファ13内
に書かれているライトデータを全てドライブ14に対し
てライトするための条件)を満たすような状態を検出し
たとき、ドライブ14#yに対してホストコンピュータ
11の命令と非同期にバッファ13#yのライトデータ
のライトを行う。
【0009】もし、先読みを行っているドライブ14#
x以外にホストコンピュータよりリード/ライト以外の
命令の送出があった場合は(図11のステップ112,
Yes)、直ちに先読み動作を停止し(ステップ11
4)、これに続き受信した命令の処理を行う(ステップ
115)。
x以外にホストコンピュータよりリード/ライト以外の
命令の送出があった場合は(図11のステップ112,
Yes)、直ちに先読み動作を停止し(ステップ11
4)、これに続き受信した命令の処理を行う(ステップ
115)。
【0010】制御部12がバッファ13#x内のライト
データをドライブ14#xにライト中に、ドライブ14
#yに対してホストコンピュータ11より命令を受けた
場合(ステップ113,Yes)、制御部12に、上記
の先読み中に命令を受けたときと、先読み動作の停止
か、バッファ・フラッシュ動作の停止の違いはあるが、
他は全く同様の動作を行う(図9,10,11参照)。
データをドライブ14#xにライト中に、ドライブ14
#yに対してホストコンピュータ11より命令を受けた
場合(ステップ113,Yes)、制御部12に、上記
の先読み中に命令を受けたときと、先読み動作の停止
か、バッファ・フラッシュ動作の停止の違いはあるが、
他は全く同様の動作を行う(図9,10,11参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多重ド
ライブ制御方式は、ホストコンピュータとバッファ間の
転送とバッファとドライブ間の転送の同時処理を行い、
処理をするドライブを切り換える際、ドライブが停止、
起動を行う時間が必要となり、ドライブ側でデータ転送
が行われない時間が発生し、1つの命令に対する処理時
間が増大するという欠点がある。
ライブ制御方式は、ホストコンピュータとバッファ間の
転送とバッファとドライブ間の転送の同時処理を行い、
処理をするドライブを切り換える際、ドライブが停止、
起動を行う時間が必要となり、ドライブ側でデータ転送
が行われない時間が発生し、1つの命令に対する処理時
間が増大するという欠点がある。
【0012】本発明の目的は、ドライブの多重処理によ
り発生する切換え時間を押さえ、同時に先読みデータを
十分に確保することにより、上記の欠点を解消し、ドラ
イブの切り換えによる命令実行時間の遅れを防止し、1
つの命令に対する処理時間を短縮する多重ドライブ制御
方式を提供することにある。
り発生する切換え時間を押さえ、同時に先読みデータを
十分に確保することにより、上記の欠点を解消し、ドラ
イブの切り換えによる命令実行時間の遅れを防止し、1
つの命令に対する処理時間を短縮する多重ドライブ制御
方式を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本第一の発明の多重ドラ
イブ制御方式は、ホストコンピュータと複数のドライブ
との間に設けられホストコンピュータからのデータを記
憶する複数のバッファと、複数のバッファとそれぞれに
対応するドライブとを制御する制御部とを有し、ホスト
コンピュータより受信していたリード命令を終了した後
引き続きそのドライブよりデータを読み込むリード処理
である先読み動作中に、それ以外のドライブにホストコ
ンピュータから新たな命令を受信したとき、先読み動作
を中断し、その後制御部の制御によりバッファよりデー
タを読み出し、再度先読み動作の起動をかけている。
イブ制御方式は、ホストコンピュータと複数のドライブ
との間に設けられホストコンピュータからのデータを記
憶する複数のバッファと、複数のバッファとそれぞれに
対応するドライブとを制御する制御部とを有し、ホスト
コンピュータより受信していたリード命令を終了した後
引き続きそのドライブよりデータを読み込むリード処理
である先読み動作中に、それ以外のドライブにホストコ
ンピュータから新たな命令を受信したとき、先読み動作
を中断し、その後制御部の制御によりバッファよりデー
タを読み出し、再度先読み動作の起動をかけている。
【0014】本第二の発明の多重ドライブ制御方式は、
ホストコンピュータと複数のドライブとの間に設けられ
ホストコンピュータからのデータを記憶する複数のバッ
ファと、複数のバッファとそれぞれに対応するドライブ
とを制御する制御部とを有し、一台のドライブがホスト
コンピュータからのリード命令を終了し、リード命令に
引き続きそのドライブよりデータを読み込むリード処理
である先読み動作中に、それ以外のドライブにホストコ
ンピュータから命令を受けたとき、リード命令の処理時
間に影響を及ぼさない範囲で、先読み動作を続けてい
る。
ホストコンピュータと複数のドライブとの間に設けられ
ホストコンピュータからのデータを記憶する複数のバッ
ファと、複数のバッファとそれぞれに対応するドライブ
とを制御する制御部とを有し、一台のドライブがホスト
コンピュータからのリード命令を終了し、リード命令に
引き続きそのドライブよりデータを読み込むリード処理
である先読み動作中に、それ以外のドライブにホストコ
ンピュータから命令を受けたとき、リード命令の処理時
間に影響を及ぼさない範囲で、先読み動作を続けてい
る。
【0015】本第三の発明の多重ドライブ制御方式は、
ホストコンピュータと複数のドライブとの間に設けられ
ホストコンピュータからのデータを記憶する複数のバッ
ファと、複数のバッファとそれぞれに対応するドライブ
とを制御する制御部とを有し、ドライブがバッファ内の
データの書込み動作であるバッファ・フラッシュ中に、
ホストコンピュータからリード命令を受けたとき、リー
ド命令の処理時間に影響を及ぼさない範囲で、バッファ
・フラッシュ動作を続けている。
ホストコンピュータと複数のドライブとの間に設けられ
ホストコンピュータからのデータを記憶する複数のバッ
ファと、複数のバッファとそれぞれに対応するドライブ
とを制御する制御部とを有し、ドライブがバッファ内の
データの書込み動作であるバッファ・フラッシュ中に、
ホストコンピュータからリード命令を受けたとき、リー
ド命令の処理時間に影響を及ぼさない範囲で、バッファ
・フラッシュ動作を続けている。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0017】図1は多重ドライブ制御方式を使用したシ
ステムの構成図、図2〜図8は本実施例の多重ドライブ
制御方式の動作処理のフローチャートである。
ステムの構成図、図2〜図8は本実施例の多重ドライブ
制御方式の動作処理のフローチャートである。
【0018】図1において、多重ドライブ制御方式を使
用したシステムの命令送出の流れは、従来の技術の項で
説明したものと同様、ホストコンピュータ11より発行
された命令を制御部12が受信し、その内容によってバ
ッファ13とドライブ14を制御する。
用したシステムの命令送出の流れは、従来の技術の項で
説明したものと同様、ホストコンピュータ11より発行
された命令を制御部12が受信し、その内容によってバ
ッファ13とドライブ14を制御する。
【0019】次に、本実施例の多重ドライブ制御方式の
動作について図1および図2〜図8を参照して説明す
る。
動作について図1および図2〜図8を参照して説明す
る。
【0020】ここでは、任意のドライブ14#xが、リ
ードのコマンド処理を終え、更にその先のデータを読み
込んでいるとき(以下、この操作を先読み動作と称
す)、ドライブ14#yに対してホストコンピュータ1
1から命令の送出があった場合の動作を以下に示す(#
x,#yはドライブ番号を示す)。
ードのコマンド処理を終え、更にその先のデータを読み
込んでいるとき(以下、この操作を先読み動作と称
す)、ドライブ14#yに対してホストコンピュータ1
1から命令の送出があった場合の動作を以下に示す(#
x,#yはドライブ番号を示す)。
【0021】もし、図2に示すように、先読みを行って
いるドライブ14#x以外にホストコンピュータ11か
らリード命令の送出があったとき、リード命令を受けた
ドライブ14#yのバッファ13#yに先読みデータが
存在する場合は(図5のステップ51,Yes)、バッ
ファ13#yよりリードデータの転送を開始する(ステ
ップ52)。
いるドライブ14#x以外にホストコンピュータ11か
らリード命令の送出があったとき、リード命令を受けた
ドライブ14#yのバッファ13#yに先読みデータが
存在する場合は(図5のステップ51,Yes)、バッ
ファ13#yよりリードデータの転送を開始する(ステ
ップ52)。
【0022】このとき、制御部12は、 (残りの先読みデータ)+α<(ホスト側の転送速度)×(ドライブの立上 り時間) ・・・式A を満たしたときに(ステップ53,Yes)、先読みを
行っているドライブ14#xに対して先読み中断フラグ
をセットして(ステップ54)先読み動作の中断を行う
(ステップ55)。ここで、図中のAとは上記の式Aの
ことを示す。式Aにおける変数αは、先読み動作の中断
をするタイミングを指示するもので、装置により最適値
は異なる。先読み動作の中断に続き、制御部12は、ド
ライブ14#yに対してリード命令を発行し、バッファ
13#yへのリード・データの入力を行う(ステップ5
6)。
行っているドライブ14#xに対して先読み中断フラグ
をセットして(ステップ54)先読み動作の中断を行う
(ステップ55)。ここで、図中のAとは上記の式Aの
ことを示す。式Aにおける変数αは、先読み動作の中断
をするタイミングを指示するもので、装置により最適値
は異なる。先読み動作の中断に続き、制御部12は、ド
ライブ14#yに対してリード命令を発行し、バッファ
13#yへのリード・データの入力を行う(ステップ5
6)。
【0023】また、バッファ13#y内に先読みデータ
が存在しない場合は(ステップ51,No)、先読みを
行っているドライブ14#xに対して先読み中断フラグ
をセットして(ステップ54)先読み動作の中断し(ス
テップ55)、これに続き、ドライブ14#yに対して
リード命令を発行し、バッファ13#yへのリード・デ
ータの入力を行う(ステップ56)。
が存在しない場合は(ステップ51,No)、先読みを
行っているドライブ14#xに対して先読み中断フラグ
をセットして(ステップ54)先読み動作の中断し(ス
テップ55)、これに続き、ドライブ14#yに対して
リード命令を発行し、バッファ13#yへのリード・デ
ータの入力を行う(ステップ56)。
【0024】もし、図3に示すように、先読みを行って
いるドライブ14#x以外にホストコンピュータ11か
らライト命令の送出があったとき、ライト命令を受けた
ドライブ番号#yのバッファ13#yに先読みデータが
存在する場合は(図7のステップ71,Yes)、先読
みを行っているドライブ14#xに対して先読み中断フ
ラグをセットして(ステップ72)先読み動作の中断す
る(ステップ73)。制御部12は、ライト命令を受け
ているドライブ番号#yのドライブ14#yに対し、先
読み処理により進んでしまったデータの位置ずれの補正
を行うために、先読みをした方向と反対方向にリード命
令を送出する(ステップ74)。この補正後、バッファ
13#yにライトデータの入力を行い(ステップ7
5)、バッファ・フラッシュ条件(バッファ13内に書
かれているライトデータを全てドライブ14に対してラ
イトするための条件)を満たすような状態を検出したと
き、ドライブ14#yに対してホストコンピュータ11
からの命令とは非同期にバッファ13#yのライトデー
タのライトを行う。
いるドライブ14#x以外にホストコンピュータ11か
らライト命令の送出があったとき、ライト命令を受けた
ドライブ番号#yのバッファ13#yに先読みデータが
存在する場合は(図7のステップ71,Yes)、先読
みを行っているドライブ14#xに対して先読み中断フ
ラグをセットして(ステップ72)先読み動作の中断す
る(ステップ73)。制御部12は、ライト命令を受け
ているドライブ番号#yのドライブ14#yに対し、先
読み処理により進んでしまったデータの位置ずれの補正
を行うために、先読みをした方向と反対方向にリード命
令を送出する(ステップ74)。この補正後、バッファ
13#yにライトデータの入力を行い(ステップ7
5)、バッファ・フラッシュ条件(バッファ13内に書
かれているライトデータを全てドライブ14に対してラ
イトするための条件)を満たすような状態を検出したと
き、ドライブ14#yに対してホストコンピュータ11
からの命令とは非同期にバッファ13#yのライトデー
タのライトを行う。
【0025】また、ライト命令を受けたドライブ番号#
yのバッファ13#yに先読みデータが存在しない場合
は(ステップ71,No)、バッファ13#yへのライ
トを開始する(ステップ76)。
yのバッファ13#yに先読みデータが存在しない場合
は(ステップ71,No)、バッファ13#yへのライ
トを開始する(ステップ76)。
【0026】このとき、制御部12は (バッファ13内の空容量)+β<(ホスト側の転送速度)×(ドライブの 立上り時間) ・・・式B を満たしたときに(ステップ77,Yes)、先読みを
行っているドライブ14#xに対して先読み中断フラグ
をセットして(ステップ78)先読み動作の中断を行う
(ステップ79)。ここで、図中のBとは上記の式Bの
ことを示す。式Bにおける変数βは、先読み動作の中断
をするタイミングを指示するもので、装置により最適値
は異なる。先読み動作の中断に続き、制御部12は、ド
ライブ14#yに対してライト命令を発行し、バッファ
13#yへのライト・データの書込みを行う(ステップ
80)。
行っているドライブ14#xに対して先読み中断フラグ
をセットして(ステップ78)先読み動作の中断を行う
(ステップ79)。ここで、図中のBとは上記の式Bの
ことを示す。式Bにおける変数βは、先読み動作の中断
をするタイミングを指示するもので、装置により最適値
は異なる。先読み動作の中断に続き、制御部12は、ド
ライブ14#yに対してライト命令を発行し、バッファ
13#yへのライト・データの書込みを行う(ステップ
80)。
【0027】もし、先読みを行っているドライブ14#
x以外にホストコンピュータよりリード/ライト以外の
命令の送出があった場合(図4のステップ42,Ye
s)、直ちに先読み動作を停止して(ステップ43)先
読み動作の中断を行う(ステップ44)。
x以外にホストコンピュータよりリード/ライト以外の
命令の送出があった場合(図4のステップ42,Ye
s)、直ちに先読み動作を停止して(ステップ43)先
読み動作の中断を行う(ステップ44)。
【0028】特にドライブ14に対して発行する命令が
なく、ドライブ番号#xに先読み停止フラグがセットさ
れているとき、制御部12はドライブ14#xに対して
リード命令を発行して先読み動作の再開を行う。先読み
中断フラグのリセット条件は、先読み動作を再開したと
きか、先読み中断フラグがセットされているドライブ1
4に対して命令が送出されたときとする。
なく、ドライブ番号#xに先読み停止フラグがセットさ
れているとき、制御部12はドライブ14#xに対して
リード命令を発行して先読み動作の再開を行う。先読み
中断フラグのリセット条件は、先読み動作を再開したと
きか、先読み中断フラグがセットされているドライブ1
4に対して命令が送出されたときとする。
【0029】制御部12がバッファ13#x内のライト
・データをドライブ14#xにライトしている(バッフ
ァ・フラッシュ)とき、ドライブ14#yに対してホス
トコンピュータ11からリード命令の送出があった場
合、先読み動作中にリード命令を受けたときと同様の動
作をする。但し、先読み中の場合は、先読み中断フラグ
をセットするが、バッファ・フラッシュ中の場合は、フ
ラグのセットは行わない(図6参照)。
・データをドライブ14#xにライトしている(バッフ
ァ・フラッシュ)とき、ドライブ14#yに対してホス
トコンピュータ11からリード命令の送出があった場
合、先読み動作中にリード命令を受けたときと同様の動
作をする。但し、先読み中の場合は、先読み中断フラグ
をセットするが、バッファ・フラッシュ中の場合は、フ
ラグのセットは行わない(図6参照)。
【0030】また、ドライブ14#xがバッファ・フラ
ッシュ中にホストコンピュータ11からドライブ14#
yに対してライト命令の送出があった場合は、先読み動
作中にライト命令を受けたときと同様の動作をする。但
し、上記同様、先読み中断フラグのセットは行わない
(図8参照)。
ッシュ中にホストコンピュータ11からドライブ14#
yに対してライト命令の送出があった場合は、先読み動
作中にライト命令を受けたときと同様の動作をする。但
し、上記同様、先読み中断フラグのセットは行わない
(図8参照)。
【0031】もし、バッファ・フラッシュを行っている
ドライブ14#x以外にホストコンピュータ11よりリ
ード/ライト以外の命令の送出があった場合、直ちにバ
ッファ・フラッシュ動作を停止し、受信した命令の処理
を行う(図4参照)。
ドライブ14#x以外にホストコンピュータ11よりリ
ード/ライト以外の命令の送出があった場合、直ちにバ
ッファ・フラッシュ動作を停止し、受信した命令の処理
を行う(図4参照)。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多重ドラ
イブ制御方式は、制御部12に、ドライブ14#xが先
読み中に、他ドライブ14#yに対して命令の送出があ
り、かつ命令の送出にあったドライブ14#yに先読み
データがあるとき、先読みデータの停止を判断する条件
を設け、また、ドライブ14#xがライト中に他ドライ
ブ14#yに対して命令の送出があり、かつ先読みデー
タのない場合は、ライト動作の停止をは対する条件を設
け、さらに、一時停止した先読み動作の再開する機構を
設けて、ドライブの多重処理により発生する切換え時間
を押さえ、同時に先読みデータを十分に確保することに
より、ドライブの切り換えによる命令実行時間の遅れを
防止し、1つの命令に対する処理時間を短縮できるとい
う効果がある。
イブ制御方式は、制御部12に、ドライブ14#xが先
読み中に、他ドライブ14#yに対して命令の送出があ
り、かつ命令の送出にあったドライブ14#yに先読み
データがあるとき、先読みデータの停止を判断する条件
を設け、また、ドライブ14#xがライト中に他ドライ
ブ14#yに対して命令の送出があり、かつ先読みデー
タのない場合は、ライト動作の停止をは対する条件を設
け、さらに、一時停止した先読み動作の再開する機構を
設けて、ドライブの多重処理により発生する切換え時間
を押さえ、同時に先読みデータを十分に確保することに
より、ドライブの切り換えによる命令実行時間の遅れを
防止し、1つの命令に対する処理時間を短縮できるとい
う効果がある。
【図1】図1は多重ドライブ制御方式を使用したシステ
ムの構成図である。
ムの構成図である。
【図2】本実施例の多重ドライブ制御方式の動作処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】本実施例の多重ドライブ制御方式の動作処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】本実施例の多重ドライブ制御方式の動作処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】本実施例の多重ドライブ制御方式の動作処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】本実施例の多重ドライブ制御方式の動作処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】本実施例の多重ドライブ制御方式の動作処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図8】本実施例の多重ドライブ制御方式の動作処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図9】従来例の多重ドライブ制御方式の動作処理のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図10】従来例の多重ドライブ制御方式の動作処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図11】従来例の多重ドライブ制御方式の動作処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【符号の説明】 11 ホストコンピュータ 12 制御部 13 バッファ 14 ドライブ 15 ドライブ・バス
Claims (3)
- 【請求項1】 ホストコンピュータと複数のドライブと
の間に設けられ前記ホストコンピュータからのデータを
記憶する複数のバッファと、前記複数のバッファとそれ
ぞれに対応するドライブとを制御する制御部とを有し、
前記ホストコンピュータより受信していたリード命令を
終了した後引き続きそのドライブよりデータを読み込む
リード処理である先読み動作中に、それ以外のドライブ
に前記ホストコンピュータから新たな命令を受信したと
き、前記先読み動作を中断し、その後前記制御部の制御
により前記バッファより前記データを読み出し、再度前
記先読み動作の起動をかけることを特徴とする多重ドラ
イブ制御方式。 - 【請求項2】 ホストコンピュータと複数のドライブと
の間に設けられ前記ホストコンピュータからのデータを
記憶する複数のバッファと、前記複数のバッファとそれ
ぞれに対応するドライブとを制御する制御部とを有し、
一台のドライブが前記ホストコンピュータからのリード
命令を終了し、前記リード命令に引き続きそのドライブ
よりデータを読み込むリード処理である先読み動作中
に、それ以外のドライブに前記ホストコンピュータから
命令を受けたとき、前記リード命令の処理時間に影響を
及ぼさない範囲で、前記先読み動作を続けることを特徴
とする多重ドライブ制御方式。 - 【請求項3】 ホストコンピュータと複数のドライブと
の間に設けられ前記ホストコンピュータからのデータを
記憶する複数のバッファと、前記複数のバッファとそれ
ぞれに対応するドライフとを制御する制御部とを有し、
前記ドライブが前記バッファ内のデータの書込み動作で
あるバッファ・フラッシュ中に、前記ホストコンピュー
タからリード命令を受けたとき、前記リード命令の処理
時間に影響を及ぼさない範囲で、前記バッファ・フラッ
シュ動作を続けることを特徴とする多重ドライブ制御方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8436492A JP2848099B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 多重ドライブ制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8436492A JP2848099B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 多重ドライブ制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05298230A true JPH05298230A (ja) | 1993-11-12 |
JP2848099B2 JP2848099B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=13828472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8436492A Expired - Fee Related JP2848099B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 多重ドライブ制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2848099B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6701413B2 (en) | 1999-04-30 | 2004-03-02 | Fujitsu Limited | Disk drive performing a read-ahead operation of the data from the disk |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP8436492A patent/JP2848099B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6701413B2 (en) | 1999-04-30 | 2004-03-02 | Fujitsu Limited | Disk drive performing a read-ahead operation of the data from the disk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2848099B2 (ja) | 1999-01-20 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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