JPH0529778Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0529778Y2
JPH0529778Y2 JP17654387U JP17654387U JPH0529778Y2 JP H0529778 Y2 JPH0529778 Y2 JP H0529778Y2 JP 17654387 U JP17654387 U JP 17654387U JP 17654387 U JP17654387 U JP 17654387U JP H0529778 Y2 JPH0529778 Y2 JP H0529778Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
guard
processing machine
shaft
plate material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17654387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0181217U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17654387U priority Critical patent/JPH0529778Y2/ja
Publication of JPH0181217U publication Critical patent/JPH0181217U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0529778Y2 publication Critical patent/JPH0529778Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えばシヤーリング等のごとき板材加
工機の安全装置に係わり、更に詳細には、板材加
工機において板材の加工を行なう加工位置への
手、指等の侵入を防止する板材加工機の安全装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えばシヤーリングマシンやベンダ等の
板材加工機の安全装置にあつては、例えば実公昭
55−49196号、実開昭54−126189号等に示されて
いるように、板材挿入側の左右フレーム間にガー
ドを固定して、手、指等の侵入を防止する固定式
ガードが一般的であつた。
(考案が解決しようとする課題) 従来の型式においては、加工対象となる板材の
最大板厚に対応してテーブル上面と前記ガードの
下部との間〓が設定してあるので、上記間〓が比
較的大きなものであり、例えば短かい端材を切断
したりする場合、前記間〓内に手等を挿入する危
険性が大きいという問題点があつた。
(課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、
板材加工機において板材を支持するテーブルの後
部側に上記板材の加工を行なう加工位置を設け、
この加工位置の前側に、前記板材を前記テーブル
に押圧固定自在の板押えを複数備えてなる板材加
工機の安全装置にして、板材加工機における左右
のフレームに両端部を支持された軸を前記各板押
えより前側に設け、上記軸に支承された複数のガ
ード部材を前記各板押えの間において後側上方向
へ揺動自在に設けると共に上記各ガード部材を前
記テーブル上の板材の上面に常に当接してなるも
のである。
(作用) 上記構成において、テーブル上に板材を載置し
後側へ移動することにより、板材を加工位置へ移
動することができる。上述のごとく板材を後側へ
移動するとき、板材がガード部材に当接すると、
ガード部材が後側上方向へ揺動され、ガード部材
が板材の上面に常に当接した状態となる。
したがつて、板材の前後方向の長さが短く、板
材を保持して加工位置へ送り込もうとすると、ガ
ード部材が必ず手に当ることとなり、作業者は危
険であると知ることができ、安全を図ることがで
きるものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図および第2図を参照するに、概念的に示
されるように、板材加工機1(例えばシヤーリン
グマシン、ベンダ等)の左右のフレーム3(一部
図示省略)に軸承5を介してその板材Wの搬入側
に軸7が支承してある。この軸7に、板押え9間
にできた空〓に相当する幅を有する複数のガード
部材としてガード板11が後側上方向(第3図の
矢印Y方向)へ揺動自在に吊してある。なお、こ
のガード板11に設けた長穴13を前記軸7が貫
通している。
上記の構成によりその作用としては、第3図を
参照するに、テーブル15上を搬送された板材W
は、テーブル15の後側(第3図においては右
側)に設けた下刃17と上下動自在な上刃19と
のなす加工位置を通過して、切断あるいは曲げ作
業を行なうために、板材Wの先端は所定位置にセ
ツトされたバツクゲージ21に当接して止められ
ている。
この際、X−X線で示されたパスライン上に下
端部が当接したガード板11は、板材Wの上面に
乗り移り第3図にて2点鎖線で示す位置から実線
で示す位置迄、軸7を支点として後側上方向(矢
印Y方向)に揺動される。なお、板材Wが通過す
れば、ガード板11は自重により旧位置に復帰す
る。
このため、各板押え9の間においてガード板1
1は板材Wの板厚に拘りなく常に板材Wの上面に
当接することとなり、手、指等の侵入を防ぐこと
ができる。
前記ガード板11は、長穴13を軸7が貫通す
ることによつて、軸7に支承されているので、例
えばガード板11が、第3図に示す状態、すなわ
ち、第3図において右下がりに傾斜した状態にあ
るときに、板材Wを左方向へ移動する場合、ガー
ド板11は軸7に対して垂直状態になるように移
動し、次に左下がりの状態に傾斜することとな
る。したがつて、ガード板11の傾斜方向に拘り
なく板材Wの移動を行なうことができる。
更に、第4図および第6図には他の実施例を示
し、同一構成部には同一符号を付してある。
概念的に示されるように、板材加工機1の左右
フレーム3(1部図示省略)の板材Wの搬入側に
設けた軸承5にて軸7を支承している。この軸7
に、板押え9相互間にできた空〓に相当する幅を
有するガード板23が複数枚揺動自在に設けられ
ている。このガード板23には、先端下側のころ
25が軸27に支承されて回転自在に設けられ、
常に板材W側へスプリング29の弾撥力により押
圧されるように付勢されている。
上記構成によりその作用としては、第6図を参
照するに、テーブル15上を搬送された板材W
は、下刃17と上刃19を通過して、切断あるい
は曲げ作業を行なうために、板材Wの先端は所定
位置にセツトされたバツクゲージ21に当接して
止められている。
この際、X−X線で示されたパスライン上に当
接したガード板23に設けたころ25は板材Wの
上面に乗り移り、第6図にて2点鎖線で示す位置
より実線で示す位置迄Y矢印の方向に、スプリン
グ29の弾撥力に抗して軸7を支点としてガード
板23とともに揺動される。なお、板材Wが通過
すれば、スプリング29の弾撥力によりガード板
23は旧位置に復帰する。
このため、各板押え9の間においてガード板2
3は板材Wの板厚に拘りなく常に板材Wの上面に
当接することとなり、手、指等をガードすること
ができる。
なお、上述した実施例に限定されることなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々変更
を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに、本考案は、板材加工機1において
板材Wを支持するテーブル15の後部側に上記板
材Wの加工を行なう加工位置を設け、この加工位
置の前側に、前記板材Wを前記テーブル15に押
圧固定自在の板押え9を複数備えてなる板材加工
機の安全装置にして、板材加工機1における左右
のフレーム3に両端部を支持された軸7を前記各
板押え9より前側に設け、上記軸7に支承された
複数のガード部材11,23を前記各板押え9の
間において後側上方向へ揺動自在に設けると共に
上記各ガード部材11,23を前記テーブル15
上の板材Wの上面に常に当接してなるものであ
る。
上記構成より明らかなように、本考案において
は、板押え9の前側に設けた軸7に支承された複
数のガード部材11を後側上方向へ揺動自在に設
けると共に上記ガード部材11の下部を前記テー
ブル15上の板材Wの上面に常に当接してなるも
のである。
したがつて、各板押え9の間から手等を挿入し
ようとすると、板材Wの板厚に拘りなくガード部
材11が必ず手等に当接することとなり、危険で
あることを作業者が知ることとなる。よつて安全
を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る板材加工機の
安全装置の一実施例を示し、第1図は本考案を概
念的に例示した正面図、第2図は第1図の−
線に沿つた断面図、第3図は作動説明図である。
第4図乃至第6図は本考案に係る板材加工機の安
全装置の他の実施例を示し、第4図は概念的に例
示した正面図、第5図は第4図の−線に沿つ
た断面図、第6図は作動説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
板材加工機、3……フレーム、7……軸、9……
板押え、11,23……ガード板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 板材加工機1において板材Wを支持するテー
    ブル15の後部側に上記板材Wの加工を行なう
    加工位置を設け、この加工位置の前側に、前記
    板材Wを前記テーブル15に押圧固定自在の板
    押え9を複数備えてなる板材加工機の安全装置
    にして、板材加工機1における左右のフレーム
    3に両端部を支持された軸7を前記各板押え9
    より前側に設け、上記軸7に支承された複数の
    ガード部材11,23を前記各板押え9の間に
    おいて後側上方向へ揺動自在に設けると共に上
    記各ガード部材11,23を前記テーブル15
    上の板材Wの上面に常に当接してなることを特
    徴とする板材加工機の安全装置。 (2) 複数のガード部材11は、当該ガード部材1
    1に備えた上下方向の長穴13を軸7が貫通し
    た態様でもつて上記軸7に支承されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の板材加工機の安全装置。
JP17654387U 1987-11-20 1987-11-20 Expired - Lifetime JPH0529778Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17654387U JPH0529778Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17654387U JPH0529778Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0181217U JPH0181217U (ja) 1989-05-31
JPH0529778Y2 true JPH0529778Y2 (ja) 1993-07-29

Family

ID=31468273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17654387U Expired - Lifetime JPH0529778Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529778Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0181217U (ja) 1989-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3795680B2 (ja) 板材の切削方法及びその装置
JP3392485B2 (ja) 管切断機
DE59907337D1 (de) Maschine zum Schneiden eines Gutstrangs in Scheiben
JPH0529778Y2 (ja)
US3067999A (en) Feed roll mounting and lifting device
KR930021287A (ko) 휨가공장치
JPH0557078B2 (ja)
CN210133754U (zh) 一种夹持装置
GB2186830A (en) Tool mounting apparatus
KR0116789Y1 (ko) 엔드마크 방지를 위한 스트립 선단부 가공장치
US4345497A (en) Film slitter
JP2810122B2 (ja) 鋸刃による切断方法およびその鋸盤
JPH0718491Y2 (ja) 鋼材切断機用クランプ装置
JPS6260205B2 (ja)
ES1016879U (es) Dispositivo de seguridad para maquinas cortadoras de fiambres.
JPS5937188B2 (ja) 蛇行倣い機構を備えた帯板側縁処理装置
JPH0524408Y2 (ja)
JPH0638030Y2 (ja) レジスターの紙ガイド装置
US683201A (en) Cigar-wrapper cutter.
JPH0627295Y2 (ja) 帯鋸盤の鋸刃案内装置
JPH0525776Y2 (ja)
US2965007A (en) Clamp for milling elongated workpieces
JPH0719744Y2 (ja) 手動ペーパカツタ
JPS6228034A (ja) プレス用シ−ト材の供給装置
JPH0737840Y2 (ja) ミシン目加工用ペーパーカッター