JPH0529774A - ケーブルホルダ - Google Patents

ケーブルホルダ

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JPH0529774A
JPH0529774A JP17706691A JP17706691A JPH0529774A JP H0529774 A JPH0529774 A JP H0529774A JP 17706691 A JP17706691 A JP 17706691A JP 17706691 A JP17706691 A JP 17706691A JP H0529774 A JPH0529774 A JP H0529774A
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
holder
metal fitting
bent
metal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17706691A
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English (en)
Inventor
Shin Abe
伸 阿部
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に架筐体配線用のケーブルホルダに関し、
ケーブルを保持するのに、バンドや紐を用いず、作業性
が良く、且つ高密度配線から少数配線に至るまで確実に
保持出来るケーブルホルダを提供することを目的とす
る。 【構成】 装置構造体に一端又は両端を固定し、ケーブ
ル9の布線方向と直交して架設させる、板棒状のホルダ
金具1と、コ字形に折曲し、内部をケーブル収容部39と
し、ホルダ金具1の上縁に引っ掛かるように両端上縁に
L字形の掛け部32を突設し、両端下縁にL字形で、上下
片34の内縁が先細状にテーパ35を有し且つ根元で直角に
折曲させた折曲固定部33を突設した抑え金具3とから成
り、抑え金具3のケーブル収容部39にケーブル9を収容
し、掛け部32をホルダ金具1の上縁に引っ掛け、下縁に
折曲固定部33をくぐらせてから上下片34を曲げ戻すこと
により、テーパ35にて下縁を挟み込んで、任意位置に固
定させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に架筐体配線用のケー
ブルホルダに関する。近年、電子装置は小形化、高性能
化が著しく、架筐体には高密度実装が行われている。
【0002】従って、装置の高密度実装に伴い架筐体に
導入される外部配線の数が増加の傾向にあり、架筐体の
導入部の近くのケーブルホルダは全数の外部配線を保持
しなければならず、内部の布線先部の位置のケーブルホ
ルダでは少数を保持することになり、何れの場合でも同
様に上手く保持できることが要望される。
【0003】
【従来の技術】図3に従来の一例の筐体装置の外部配線
状態を示す。従来の一例の筐体装置に対する外部配線は
図3に示す如くで、筐体8の架上部から導入された外部
配線のケーブル9は、左右の側面部(図示は片面のみ)
に振り分け垂れ下げ収容され、所定位置にて水平に分岐
されて、実装されたシェルフ7の各接続端子に配線され
る。
【0004】筐体8の側面部に収容されたケーブル9
は、上下に適切な間隔で固定してあり、この固定は、筐
体8のフレームにねじ等で一端を固着させて突設したケ
ーブルホルダ45に、ナイロンのバンド6にてケーブル9
を抱縛して固定させている。
【0005】しかし、収容側面部は断面形状が細長い矩
形であり、ケーブル9は信号種類別、特性別にグループ
化され、夫々が同一に束ねられることなく端末まで配線
され、途中のケーブルホルダ45に別々に抱縛される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、 筐
体8のケーブル9の導入部に近い位置のケーブルホルダ
45では、略全数のケーブル9を固定しなければならず、
高密度実装化と共に、益々抱縛する作業性が悪化傾向に
ある。 更に、外部配線は装置を現地に設置してから
の作業となり、筐体8の周囲の作業スペースが制約され
る場合も生じ、抱縛不可能の場合には、筐体8を引出し
て抱縛を行ってから筐体8を正規位置に設置する等によ
り、多大の工数を要していた。 又、小形、高密度実
装に伴い、増設や変更等の頻度が増え、その都度ケーブ
ルホルダ45での抱縛の除去、ケーブル9の布線、再抱縛
を行わねばならず、大きな作業工数を要した。 以上
から改良の要望が出されていた。等の問題点があった。
【0007】本発明は、かかる問題点に鑑みて、ケーブ
ルを保持するのに、バンドや紐を用いず、作業性が良
く、且つ高密度配線から少数配線に至るまで確実に保持
出来るケーブルホルダを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、図1及び図
2に示す如く、 [1] 装置構造体に一端又は両端を固定し、ケーブル9の
布線方向と直交して架設させる、板棒状のホルダ金具1
と、コ字形に折曲し、内部をケーブル収容部39とし、ホ
ルダ金具1の上縁に引っ掛かるように両端上縁にL字形
の掛け部32を突設し、両端下縁にL字形で、上下片34の
内縁が先細状にテーパ35を有し且つ根元で直角に折曲さ
せた折曲固定部33を突設した抑え金具3とから成り、抑
え金具3のケーブル収容部39にケーブル9を収容し、掛
け部32をホルダ金具1の上縁に引っ掛け、下縁に折曲固
定部33をくぐらせてから上下片34を曲げ戻すことによ
り、テーパ35にて下縁を挟み込んで、抑え金具1を任意
位置に固定させる、本発明のケーブルホルダ4により達
成される。 [2] 抑え金具31の両端下縁に、折曲固定部33の代わりに
中央で二等分する溝37を備えた舌片36を突設し、ホルダ
金具11の下縁部に舌片36を差込む細溝12又はスリットを
所定間隔に設け、差込んだ舌片36を際にて等分片を互い
に反対向きに折曲させて、抑え金具11を固定する、前記
と同様なケーブルホルダ41によっても適えられる。
【0009】
【作用】即ち、抑え金具3,31を取付ける前では、容易に
ケーブル9を導入布線することができ、信号種類別、特
性別には別々の抑え金具3,31を用い、夫々のケーブル収
容部39に別々に収容させて、抑え金具3,31をホルダ金具
1,11に引っ掛け固定すればよい。
【0010】この際、ケーブル収容部39が足りなけれ
ば、抑え金具3,31の個数を増やすか、ケーブル収容部39
の大きな抑え金具3,31を用いればよく、収容ケーブル9
が少なくなれば、種類別に1個の最小の抑え金具3,31に
収容させればよい。
【0011】収容したケーブル9の保持は、ケーブル9
の量がケーブル収容部39の空間を満たす適量の場合は、
適度に保持できるが、それより少量の場合には、保持が
必要な個所においてのみ隙間を埋める手段を講ずればよ
い。例えば、ケーブル収容部39の内面にスポンジ状のダ
ンパを貼設したり、弾性押圧舌片を周設させる等により
収容ケーブル9が弾性的に押圧保持出来る。
【0012】この抑え金具3の固定は、ホルダ金具1の
上縁に掛け部32を引っ掛け、所定位置に移動させてか
ら、下部の折曲固定部33の上下片34を先部から徐々に曲
げ戻すことにより、テーパ35がホルダ金具1の下縁に迫
り触れるようになり、更には強く挟むように作用して、
固定する。
【0013】又、抑え金具31の固定は、同じくホルダ金
具11の上縁に掛け部32を引っ掛け、更に所定位置に位置
するように、細溝12に舌片36を差込ませ、反対側で突出
した舌片36を際にて折曲させる。この際、舌片36は溝37
にて二等分してあり、互いに反対向きに折曲させること
により、曲げ易く、がた少なく確実に固定できる。
【0014】尚、前記両固定法とも、数回は曲げ戻しが
可能であり、容易に着脱も行える。かくして、ケーブル
を保持するのに、バンドや紐を用いて抱縛すること無
く、極めて作業性が良く、且つ高密度配線から少数配線
に至るまで確実に保持出来るケーブルホルダを提供する
ことが可能となる。
【0015】
【実施例】以下図面に示す実施例によって本発明を具体
的に説明する。全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。図1に本発明の一実施例を示し、(a) は構成図、
(b) は使用状態平面図、図2は本発明の他の実施例で、
(a) は構成図、(b) は使用状態平面図である。
【0016】本実施例は前述の従来例と同じ、大形筐体
構造の電子装置に適用したもので、筐体上部または底部
から外部配線が導入され、筐体の両側面部に分けられ、
垂直に布線され、所定位置にて水平に分岐されて、実装
されたシェルフの各接続端子に配線されるが、この筐体
側面部に収容されたケーブルを上下に適切な間隔に保持
するためのケーブルホルダである。
【0017】一実施例のケーブルホルダ4は図1の(a)
に示す如くで、図示省略の筐体に固着させるホルダ金具
1と、これに着脱自在に固定させる抑え金具3とから成
る。ホルダ金具1は鉄材の30×220 ×厚3mmの板棒状
で、一端を縁曲げて筐体フレームに固着させる固定部13
としてある。
【0018】抑え金具3は、50×120 ×厚1.2 mmの鉄板
を4×4×4cmのコ字形に折曲し、内側隣接二面にスポ
ンジ状のゴム板2を接着材にて貼設してケーブル収容部
39とし、ホルダ金具1の上縁に引っ掛かるように両端上
縁にL字形の掛け部32を、両端下縁にL字形で、上下片
34の内縁が先細状にテーパ35を有し且つ根元で直角に折
曲させた折曲固定部33を、突設し一体に成形してある。
【0019】従って、図1の(b) のように、ケーブル収
容部39にケーブル9を収容し、ホルダ金具1の上縁に掛
け部32を引っ掛ければ、抑え金具3は吊着し、下部の折
曲固定部33はホルダ金具1の下縁に接するので、反対側
にて上下片34をペンチで先部の方から折返し、テーパ35
にてホルダ金具1の下縁をきつく挟んで固定させる。
【0020】尚、抑え金具3は、4×8×4cmのコ字形
に折曲させた大形のケーブル収容部39を備えたものも揃
えてあり、必要により選択し複数個をホルダ金具1に固
定する。
【0021】ここで、抑え金具3を密接して具合よく固
定することが出来るように、左右一対の折曲固定部33の
折曲向きを互いに向き合うようにすることが肝要であ
る。他の実施例のケーブルホルダ41は図2の(a) に示す
如くで、前記同様に架筐体に固定するホルダ金具11と、
これに固定させる抑え金具31とから構成される。
【0022】ホルダ金具11は、前記のものに長手方向の
下縁部に4cm間隔に細溝12が設けられたものである。抑
え金具31は、両端下縁部に前記のものの折曲固定部33に
代わり舌片36を突設したもので、この舌片36は中央に溝
37が切られて二等分してある。
【0023】又、ケーブル9の抑え用にゴム板2の代わ
りに、合成樹脂成型の弾性押圧舌片21を隣接二内面に固
着させている。従って、図2の(b) のように、抑え金具
3は、ケーブル収容部39にケーブル9を収容し、ホルダ
金具11の上縁に掛け部32を引っ掛け、所定位置に動かし
て舌片36を細溝12に差込み、ペンチで二等分片を際にて
互いに反対向きに折曲させて固定する。
【0024】この抑え金具31も、前記同様にケーブル収
容部39の大きさにより複数種類が揃えてあり、且つ同一
のホルダ金具11に複数個を密接して固定できるように、
対の舌片36の一方の位置を上方に舌片36の幅分ずらして
設け、ホルダ金具11の細溝12は、2個分の舌片36の幅の
深さ且つ2個分の厚みの溝幅とし、更に千鳥状に差込ま
れるように溝内面に凸部14が2個違いに配設しておくこ
とが肝要である。
【0025】上記実施例は一例を示したもので、各部の
形状、寸法、材料は上記のものに限定するものではな
い。ホルダ金具1の上縁に配置を規制する浅溝を設け、
抑え金具3の掛け部32と係合させて位置決めすることも
差支えない。
【0026】ホルダ金具1,11のケーブル9の配置面に薄
いゴム板をダンパとして貼設し、より確実に保持させる
ことも差支えない。
【0027】
【発明の効果】以上の如く、本発明のケーブルホルダに
より、ケーブルを保持するのに、バンドや紐を用いて抱
縛すること無く、極めて容易に作業が行え且つ着脱も簡
単に行え、更に、高密度配線から少数配線に至るまで確
実に保持出来るケーブルホルダが得られ、実用的効果は
著しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例 (a) 構成図 (b) 使用状態平面図
【図2】 本発明の他の実施例 (a) 構成図 (b) 使用状態平面図
【図3】 従来の一例の筐体装置の外部配線状態
【符号の説明】
1,11 ホルダ金具 2 ゴム板
3,31 抑え金具 4,41,45 ケーブルホルダ 6 バンド
7 シェルフ 8 筐体 9 ケーブル
12 細溝 13 固定部 14 凸部 21
弾性押圧舌片 32 掛け部 33 折曲固定部
34 上下片 35 テーパ 36 舌片
37 溝 39 ケーブル収容部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置構造体に一端又は両端を固定し、ケ
    ーブル(9) の布線方向と直交して架設させる、板棒状の
    ホルダ金具(1) と、 コ字形に折曲し、内部をケーブル収容部(39)とし、該ホ
    ルダ金具(1) の上縁に引っ掛かるように両端上縁にL字
    形の掛け部(32)を突設し、両端下縁にL字形で、上下片
    (34)の内縁が先細状にテーパ(35)を有し且つ根元で直角
    に折曲させた折曲固定部(33)を突設した抑え金具(3) と
    から成り、 該抑え金具(3) のケーブル収容部(39)にケーブル(9) を
    収容し、該掛け部(32)を該ホルダ金具(1) の上縁に引っ
    掛け、下縁に該折曲固定部(33)をくぐらせてから上下片
    (34)を曲げ戻すことにより、テーパ(35)にて該下縁を挟
    み込んで、任意位置に該抑え金具(1) を固定させること
    を特徴とするケーブルホルダ。
  2. 【請求項2】 抑え金具(31)の両端下縁に、折曲固定部
    (33)の代わりに中央で二等分する溝(37)を備えた舌片(3
    6)を突設し、 ホルダ金具(11)の下縁部に該舌片(36)を差込む細溝(12)
    又はスリットを所定間隔に設け、差込んだ該舌片(36)を
    際にて等分片を互いに反対向きに折曲させて、抑え金具
    (11)を固定することを特徴とする、請求項1記載のケー
    ブルホルダ。
JP17706691A 1991-07-18 1991-07-18 ケーブルホルダ Withdrawn JPH0529774A (ja)

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JP17706691A JPH0529774A (ja) 1991-07-18 1991-07-18 ケーブルホルダ

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JP17706691A JPH0529774A (ja) 1991-07-18 1991-07-18 ケーブルホルダ

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JP17706691A Withdrawn JPH0529774A (ja) 1991-07-18 1991-07-18 ケーブルホルダ

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008