JPH05297452A - 原稿フィルム送り装置並びにオーバヘッドプロジェクタ - Google Patents

原稿フィルム送り装置並びにオーバヘッドプロジェクタ

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JPH05297452A
JPH05297452A JP12821292A JP12821292A JPH05297452A JP H05297452 A JPH05297452 A JP H05297452A JP 12821292 A JP12821292 A JP 12821292A JP 12821292 A JP12821292 A JP 12821292A JP H05297452 A JPH05297452 A JP H05297452A
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film
roller
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浩道 辻野
Hideaki Furukawa
英昭 古川
Noriaki Nakazawa
範昭 中沢
Kenji Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】オーバヘッドプロジェクタにおいて、プラテン
ガラス上にセットする原稿フィルム(シート)を遠隔操
作にて自動的に交換する。 【構成】OHP装置1のプラテンガラス7を覆うように
シートフィーダ2を配置する。搬送フィルム36を右下
ローラ11に巻き付け、押さえフィルム37を右上ロー
ラ12に巻き付け、両フィルムを重ねてプラテンガラス
7上を通過させた上、左ローラ13に巻き付ける。両フ
ィルム36、37の間に所定間隔で順次シートを挟み込
み、左ローラ13に巻き付ける。リモコン送信部5によ
って、リモコン受信部41を介して、各ローラ11、1
2、13の回転駆動を制御する。これらのローラによ
り、フィルム36、37を巻取り、また巻き戻すことに
よって、プラテンガラス7上のシートを次の新規のもの
と入れ替えたり、一つ前に遡ったりする。さらに、レー
ザ光を利用したポインタ手段を配設し、スクリーン上の
画像を遠くから指示することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば原稿フィルム
(OHPフィルム)を投影するためのOHP装置に対
し、そのプラテンガラス上の所定位置に原稿フィルムを
セットする原稿フィルム送り装置並びにこれを装置した
オーバヘッドプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、OHP装置を利用した発表、講
演等において、発表者等は、透明なシート状のOHPフ
ィルム上に画像情報を書き込んで原稿フィルム(以下
「シート」という。)を作成し、このシートをOHP装
置のプラテンガラス上にセットし、下方から光を照射し
て正面のスクリーン上に原稿画像を拡大して投影する。
そして、発表者等は、スクリーンの脇に立ち、スクリー
ン上に拡大された画像を指示棒等で指し示しながら、視
聴者等に説明を行う。1枚のシートについての説明が終
了すると、このシートをプラテンガラス上から取り除
き、次の説明に必要な新たなシートをプラテンガラス上
に載せる。このように、説明済のシートの除去と、新規
なシートの載置とを繰り返すことにより、発表者は、あ
らかじめ発表順に並べて準備しておいたシートを次々と
プラテンガラス上で交換し、各シートの説明をスクリー
ン上で順次行っていく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述従
来例によると、発表者等は、OHP装置に近づいて、プ
ラテンガラス上のシートを1枚1枚、次々と交換しなが
ら発表するため、次のような欠点があった。 (1)OHP装置とスクリーンとは、普通、相互に離れ
た距離に設置され、したがって、発表者等は、シートの
交換時には、スクリーンからOHP装置まで移動する必
要があり、非効率的である。このため、発表者等はスク
リーンにつきっきりで、シート交換のために別な人を配
置し、発表者等の合図によって、シートを交換すること
もある。 (2)発表後、質問に答える場合等において、乱雑に置
かれた発表済のシートの中から必要なシートを捜し出す
のに時間がかかり、限られた発表時間を有効に活用でき
ない。 (3)シートをプラテンガラス上に載置する際、シート
がカールして四隅がめくれ上がり、スクリーン上に投影
された画像の四隅が歪む。また、シート交換は、暗い場
所で、しかも急いで行うため、シートの上下、表裏等を
間違えやすい。
【0004】上述の欠点を解決するためにOHP装置の
原稿自動給送装置等が考えられている。
【0005】しかし、この場合も、原稿自動給送装置の
操作部は、OHP装置と一体に配置されているのが普通
で、発表者等は、スクリーン上の画像を指示棒で指示す
るためにスクリーン近くに移動したり、原稿自動給送装
置の操作するためにOHP装置のそばに移動するといっ
た煩わしい動作からは解放されない。これらのことは、
すべて、円滑な発表の妨げとなる。
【0006】そこで、本発明は、原稿自動給送装置を遠
隔操作することにより、発表者等は、スクリーンの脇に
位置したまま、OHP装置のそばまで移動することな
く、シートを次々と交換し、さらに遠隔操作手段にポイ
ンタ手段を設けることで、操作の簡便性を図るように
し、円滑な発表を可能とした原稿フィルム送り装置並び
にオーバヘッドプロジェクタを提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、原稿フィルム送り装置
(2、5)は、原稿フィルム(D)を担持する帯状の給
送フィルム(36、37)を移動させることによって前
記原稿フィルム(D)をプラテンガラス(7)上の所定
位置に搬送する原稿自動給紙装置(2)と、該原稿自動
給送装置(2)の動作を制御する制御手段(42)と、
該制御手段(42)の動作を遠隔で操作する遠隔操作手
段(5、41)と、を備え、該遠隔操作手段(5、4
1)が、投影された画像情報を指示するポインタ手段
(5a4 )を有する、ことを特徴とする。
【0008】この場合、前記原稿自動給送装置(2)
が、前記シート(D)を表裏から挟み込む透明な搬送フ
ィルム(36)及び押さえフィルム(37)と、これら
搬送フィルム(36)及び押さえフィルム(37)を介
して前記シート(D)を順次移動させる巻取りローラ
((11、12)及び巻戻しローラ(13)と、これら
巻取りローラ(11、12)及び巻戻しローラ(13)
を駆動する駆動手段(16、33)と、を備え、前記制
御手段(42)が、該駆動手段(16、33)を介して
これら巻取りローラ(11、12)及び巻戻しローラ
(13)を回転制御する構成とすると好ましい。
【0009】また、前記ポインタ手段(5a4 )の指示
方向を、前記遠隔操作手段(5)の指向性と同方向にし
たり、前記ポインタ手段(5a4 )が画像情報を指示す
るためのレーザ光を発信するレーザ発信装置を有するよ
うにしたり、さらに、前記遠隔操作手段(5)の駆動源
(5a3 )と、前記レーザ発信装置(5a4 )の駆動源
(5a4 )とを共通に構成したりすると、さらに好適で
ある。
【0010】さらにオーバヘッドプロジェクタ(3)
は、透明なフィルム上に画像情報を書き込んで形成した
原稿フィルム(D)をプラテンガラス(7)上に載置
し、該原稿フィルム(D)に光を照射して画像情報を投
影するOHP装置(1)と、上述のいずれか記載の原稿
フィルム送り装置(2、5)と、を有することを特徴と
する。
【0011】
【作用】以上構成によると、遠隔操作手段(5、41)
を備え、この遠隔操作手段(5、41)によって、原稿
自動給送装置(2)を制御する制御手段(42)を操作
することができるから、例えば発表者は、原稿画像が投
影されたスクリーンの近傍に立って、スクリーン上の画
像を指し示して説明するとともに、必要に応じて、遠隔
操作手段(5、41)によって、シート(D)を交換す
ることができる。すなわち、スクリーンとOHP装置
(1)との間を移動することなしに、画像の説明とシー
ト(D)の交換とを行うことができる。
【0012】また、遠隔操作手段(5)にポインタ手段
(5a4 )を設けた場合、例えば、遠隔操作をするとき
と、スクリーン上の画像情報を指し示すときとで、これ
らの手段を持ち替える必要がなく、操作性がよい。
【0013】さらに、搬送フィルム(36)と押さえフ
ィルム(37)との間にシート(D)を挟み込む場合に
は、これによりシート(D)が不要に湾曲するのを防
ぎ、これに対応するスクリーン上の画像が歪むことをよ
く防止する。
【0014】なお、前記カッコ内の符号は、図面を対照
するためのものであって、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
【0015】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0016】図1に図示するように、オーバヘッドプロ
ジェクタ3は、OHP装置1と原稿フィルム送り装置と
を備え、この原稿フィルム送り装置は、原稿自動給送装
置(以下「シートフィーダ」という。)2と、これらO
HP装置1及びシートフィーダ2を離れたところから操
作する遠隔操作手段としてのリモコン送信部5とによっ
て構成されている。なお、図1は、OHP装置1及びシ
ートフィーダ2の縦断面図、及びリモコン送信部5の拡
大斜視図を図示する。また、図2は、シートフィーダ2
を上方から見た場合の駆動系の展開図を示す。さらに以
下の説明において、前後左右の位置については、シート
フィーダ2の上面視である図2を基準に、その下側を
前、上側を後、左側を左、右側を右ということにする。
【0017】OHP装置1は、箱形に形成された装置本
体6を有し、その上面には透明なプラテンガラス7が配
設されるとともに、内側には光源9が配設されている。
100はシート原稿からの光をスクリーン上に照射する
ための照射部である。
【0018】シートフィーダ2は、前後にそれぞれ配置
されて相互に対向する前後の側板10a、10bと、こ
れらの側板10a、10bによって回転自在に支持され
た多数のローラを備えている。シートフィーダ2の右側
部分には、巻取りローラを構成する右下ローラ11と右
上ローラ12とが回転自在に配設され、また、左側部分
には、巻戻しローラを構成する左ローラ13が回転自在
に配設されている。右下ローラ11は、図2に示すよう
に、前後両端を前後の側板10a、10bによって固定
支持された右下ローラ軸11cの前後両端部にそれぞれ
回動自在に遊嵌した右下ローラ前プーリ11a、右下ロ
ーラ後プーリ11bと、これらのプーリ11a、11b
が前後両端部に嵌着された右下ローラ筒11dを有す
る。したがって右下ローラ11全体は、右下ローラ軸1
1cに対し、回転自在である。右下ローラ後プーリ11
bの外側にはギヤ部11eが形成されており、このギヤ
部11eに噛合する右プーリギヤ15はステッピングモ
ータからなるフィルム巻取りモータ16の出力軸16a
に固定されている。したがって、右下ローラ11には、
右プーリギヤ15を介して、フィルム巻取りモータ16
の回転が直接的に伝達される。
【0019】また、フィルム巻取りモータ16の出力軸
16aには、右プーリギヤ15と一体のプーリ17が固
定されており、このプーリ17と対をなすプーリ19と
の間にはベルト20が掛け渡され、これによってフィル
ム巻取りモータ16の回転力が後に述べる右上ローラ1
2に伝達されている。プーリ19は、後の側板10bの
外側に伸ばされた伝達軸21に固定され、伝達軸21に
は、不図示のワンウェイクラッチを介してワンウェイギ
ヤ22が装着されている。このワンウェイギヤ22に噛
合する右上ギヤ23は、トルクリミッタ25を介して軸
26に連結されており、軸26における側板10bの内
側部分にはブレーキ板27が固定されている。ブレーキ
板27と側板10bとの間には圧縮ばねであるブレーキ
ばね29が介装されており、ブレーキ板27を内側に付
勢している。付勢されたブレーキ板27が摺察する右上
ローラ後プーリ12bは、右上ローラ軸12cの後端側
に固定されており、右上ローラ軸12cの前端側には、
右上ローラ前プーリ12aが固定されている。またこれ
らのプーリ12a、12bは、円筒状の右上ローラ筒1
2dの前後両端に嵌着されている。つまり、右上ローラ
筒12dを主要構成部材としてなる右上ローラ12に
は、フィルム巻取りモータ16の動力が伝達される訳で
あるが、両者の間には、ワンウェイギヤ22、トルクリ
ミッタ25、ブレーキ板27等が介装されており、した
がって、右上ローラ12の回転については、駆動力は一
方方向に伝達され、しかも所定以上の動力の伝達が防止
され、さらに、常時回転方向と逆方向のブレーキ力が作
用するようになっている。また、右上ローラ12の周速
と前述の右下ローラ11の周速とについては、(右上ロ
ーラ12の周速)>(右下ローラ11の周速)となるよ
うに減速比が設定されている。右上ローラ12に対する
これらの配慮は、後述の搬送フィルム36及び押さえフ
ィルム37が左右いずれの方向にも移動する(搬送され
る)こと、両フィルム36、37の厚さが異なること、
これらのローラ11、12の周速が一定であってもこれ
らのローラ11、12に対する各フィルム36、37の
巻付き量、つまりフィルムロールの巻径が変化すること
によって、フィルム搬送速度が微妙に変化すること、等
に基づいてなされている。これにより、フィルム36、
37の円滑な搬送を実現している。
【0020】右上ローラ12と右下ローラ11との間に
は、下給紙ローラ30と上給紙ローラ31(図1参照)
とが相互に当接するように回動自在に配設されている。
下給紙ローラ30は、前後両端を前後の側板10a、1
0bによって支持された軸30cの前端部と後端部とに
回動自在に遊嵌したプーリ30a、30bを有し、これ
らのプーリ30a、30bを円筒状の下給紙ローラ筒3
0dの前後両端に嵌着してなる。上給紙ローラ31は、
この下給紙ローラ30と同様に構成されて回動自在であ
り、また下給紙ローラ30に対し、適宜な力で押圧され
ている。
【0021】シートフィーダ2の左側部分に配置された
左ローラ13は、前後両端にそれぞれ左ローラ前プーリ
13aと左ローラ後プーリ13bとを嵌着した円筒状の
左ローラ筒13dを有し、この左ローラ筒13dは、前
後のプーリ13a、13bを介して、前後の側板10
a、10bに支持された左ローラ軸13cによって、回
動自在に支持されている。また、後のプーリ13bに
は、ギヤ部13eが形成され、このギヤ部13eと噛合
する左プーリギヤ32は、フィルム送りモータ(例えば
ステッピングモータ)33の出力軸33aに固着されて
いる。左ローラ13の右下方には、左テンションローラ
35が配置されている。左テンションローラ35は、左
テンションローラ筒35dの前後両端に固定し前後のプ
ーリ35a、35bを、前後の側板10a、10bが固
定支持する軸35cによって回動自在に支持されてい
る。以上6本のローラ11、12、13、30、31、
35について説明したが、このうち右下ローラ11、右
上ローラ12、左ローラ13は、それぞれフィルム巻取
りモータ16、またはフィルム送りモータ33によって
積極的に駆動されるのに対し、下給紙ローラ30、上給
紙ローラ31、左テンションローラ35は、次に説明す
る搬送フィルム36等によって回転力が付与される、い
わゆる消極回転するものである。
【0022】これらのローラには、図1に示すように、
搬送フィルム36や押さえフィルム37が巻き掛けられ
る。搬送フィルム36、押さえフィルム37は、いずれ
も前述のプラテンガラス7上において、原稿フィルムと
してのシートを上下(表裏)から挟み込んだ状態で、電
源9からの光を透過させるため、透過率に優れたフィル
ム、例えばPETフィルム等が使用されている。これら
のフィルム37、36は、上下に重ねられた状態でシー
トフィーダ2左側の左ローラ13に巻付けられ、左テン
ションローラ35に掛け渡され、プラテンガラス7の上
面を経由して下給紙ローラ30と上給紙ローラ31との
間のニップ部に導かれ、その後、上下に分離し、搬送フ
ィルム36は、右下ローラ11に巻付けられ、また押さ
えフィルム37は、右上ローラ12に巻付けられてい
る。これらのフィルム36、37は、巻き取られると
き、及び巻き戻されるとき、いずれの場合においても、
左テンションローラ35、下給紙ローラ30、上給紙ロ
ーラ31等によって、適度な張力が付与されるようにな
っている。
【0023】さらに、シートフィーダ2の右側部分の右
下ローラ11と右上ローラ12との間には、シート給紙
台39が配置されている。シート給紙台39は、前述の
右下ローラ軸11cを中心として揺動自在に支持されて
おり、その先端部が、下給紙ローラ30と上給紙ローラ
31とのニップ部近傍に位置するように配置されてい
る。シート給紙台39の下面側には、これに当接するト
レイ揺動カム40が配置されている。このトレイ揺動カ
ム40を回転駆動することによって、シート給紙台39
の先端部を上下させて、シート給紙台39の先端部を搬
送フィルム36に押し付け、これによって搬送フィルム
36上のシートをすくい取ってシート給紙台39上に回
収する。
【0024】シートフィーダ2には、適宜な位置にセン
サが配置されている。上述のシート給紙台39の右側部
分には、シート給紙台39に載置されたシートの縦横を
検知するシートR検知センサA2 が配置され、またシー
ト給紙台39の左側部分付近には、シート検知センサA
1 が配置されている。このシート検知センサA1 は、シ
ート給紙台39にシートを載置することによって揺動す
る検知レバーA10を有し、透過型のセンサが検知レバー
10の変位を検知することにより、シートの有無を検知
する。また、この検知レバーA10に連動して、シートの
パスを切り換えるパス切換えセンサA4 も配置されてい
る。さらに、右下ローラ11と下給紙ローラ30との間
には、シート位置検知センサA3 が配置されている。こ
のセンサA3 も透過型のセンサによって構成され、搬送
フィルム36に付された遮光性のコママーク(後述)3
6aが、センサA3 の投光部から受光部に至る光路を遮
断することによって、シートの位置を検知するように構
成されている。
【0025】図3は、OHP装置1のプラテンガラス7
を上方から見た図である。プラテンガラス7上には、搬
送フィルム36と押さえフィルム37との間に挟持され
たシートD(同図の二点鎖線)が載置され、シートD
は、プラテンガラス7の下方の前述の光源9によって下
方から照射され、その反射光と透過光とによって、スク
リーン(不図示)上に画像が投影されるようになってい
る。搬送フィルム36の一方の側端縁付近には、多数の
コママーク36aが1コマ毎(シート1枚相当)に配置
されており、このコママーク36aを上述のシート位置
検知センサA3 が検知することによって、搬送フィルム
36及び押さえフィルム37の搬送を直ちに停止し、シ
ートDをプラテンガラス7上の所定の画像領域(プラテ
ンガラス7の全面とほぼ等しい)に停止させて位置決め
する。なお、互いに隣接するコママーク36a、36a
間のピッチPは、両者間に横向きまたは縦向きシートD
が好適に配置できる程度に設定するものとする。
【0026】さらに、シートフィーダ2の右側部分の上
面には、遠隔操作手段の一部を構成するリモコン受信部
41が配設されている(図1参照)。そして、このリモ
コン受信部41と相俟って遠隔操作手段を構成するリモ
コン送信部5には、発光手段としてのリモコン発光機5
aに、1枚送りボタンB1 、1枚戻しボタンB2 、微調
送りボタンB3 、微調戻しボタンB4 、シート排出ボタ
ンB5 、プリセットボタンB6 、ストップボタンB7
レーザポインタボタンB12の各ボタンが配置されてい
る。リモコン送信部5は、これらのボタンBによって指
示されるコマンドに対応する赤外線(光)を発し、リモ
コン受信部41を介して、後述の制御手段42を操作す
る。
【0027】次に、図4を参照して、シートフィーダ2
の制御の概要を説明し、つづいて図5に示すブロック図
に沿って、さらに具体的な制御の内容を説明する。な
お、図4と図5との関係について、例えばシート検知手
段A2 とシート検知センサA2というように、同じ作用
をなすものは、同一の符号を付してある。また、見方を
変えると、図4と図5とは、上位概念と下位概念(ある
いは「手段」と「具体的な部材」)との関係であるとも
いえる。
【0028】図4に示す制御手段42は、シートフィー
ダ2の全体を制御するためのものである。この制御手段
42には、次の各手段が連結されている。これらは、遠
隔にてシートフィーダ2を操作するリモコン受信手段4
1、ロール状に巻かれている2枚の搬送フィルム36、
押さえフィルム37間に挟持されるシートDがシート給
紙台39にセットされたことを検知するシート検知手段
1 、シートDが縦向きであるか横向きであるかを検知
するシートR検知手段A2 、1枚のシートDがプラテン
ガラス7上に到達したことを検知するシート位置検知手
段A3 、2枚の厚さの異なる搬送フィルム36と押さえ
フィルム37に挟持されたシートDをシートフィーダ2
の内部に収納するか、外部に排出するかを選択するパス
切換え手段A4 、搬送フィルム36及び押さえフィルム
37を搬送する駆動手段33、16の各手段である。
【0029】図5は、シートフィーダ2について、図4
に示す各手段の具体的な構成を示巣ものであり、制御手
段としてROM、RAM等を内蔵した周知のワンチップ
マイコン(以下「MCOM」という。)42を中心に構
成されている。このMCOM42への入力としては、遠
隔操作が可能とされているリモコン送信部5からの信号
を受信するリモコン受信回路41、シートDを検知する
シート検知センサA1、シートDが縦原稿か横原稿かを
検知するシートR検知センサA2 、そして、給紙搬送さ
れたシートDの位置を検知するシート位置検知センサA
3 、シートのパスを切り換えたことを検知するパス切換
えセンサA4 の各入力部材が接続されている。さらに、
出力信号が、MCOM42から、フィルム送りモータ3
3を駆動する定電流回路33bを介してフィルム送りモ
ータ33へ、またフィルム巻取りモータ16を駆動する
定電流回路16bを介してフィルム巻取りモータ16へ
と伝達されるように構成されている。これらのフィルム
送りモータ33、フィルム巻取りモータ16は、MCO
M42と、定電流回路33b、16bとを経由して接続
さているが、これらの接続は、この間4相の信号つま
り、A*、A、B*、Bという信号線で接続されてい
て、リモコン受信回路41の信号は、MCOM42の指
令に従い、ON/OFFの信号として、定電流回路33
b、16bを経由してフィルム送りモータ33、フィル
ム巻取りモータ16に伝達される。相信号(A*→A→
B*→B)のON/OFFを周期的に変えることによっ
て、フィルム送りモータ33、フィルム巻取りモータ1
6は正回転し、これとは逆の相信号(B→B*→A→A
*)を与えることによって、これらのモータ33、16
の逆回転を行うことができる。
【0030】図6(a)に、リモコン受信部41の受光
回路41Aの回路構成を示す。リモコン送信部5のリモ
コン発光機5a(後に詳述)からの赤外線信号を1個ま
たは数個の受光ユニット41aが受光し、シリアルの電
気信号に変換する。これをバッファ41bを介して処理
回路41cに入力する。処理回路41cでは、その入力
されたシリアルデータに対応するパラレルデータに変換
され、出力ポート41dから出力される。なお、クロッ
ク回路41eは、データの取り込みのタイミングや、内
部動作のクロック用に使用している。
【0031】図6(b)は、図6(a)における受光ユ
ニット41aの内部構成である。フォトダイオード41
1 によって、リモコン発光機5aからの赤外線信号を
電気信号に変換し、アンプ41a2 で増幅する。次にこ
れをリミッタ41a3 で振幅制限し、バンドパスフィル
タ41a4 を通して特定の周波数の信号分のみをとり出
した後、復調器41a5 で復調する。これを積分器41
6 で波形整形し、最後にコンパレータ41a7 を通す
ことによって、あるレベル以上の信号だけが出力される
ようにする。
【0032】図7に、上述のリモコン受信部41に送信
するためのリモコン送信部5を示す。図7(b)に図示
するリモコン発光機5aは、図1にて図示したリモコン
発光機5aに対し、照明ボタンB8 等のさらに好ましい
機能を追加したものであり、また、図7(a)は、リモ
コン発光機5aの内部構成図を示す。リモコン発光機5
aは、複数のキー(ボタン)Bと、キーボードPCB
(不図示)と、キーBとキーボードPCBとの間に介装
する導電ゴム(不図示)を有する。キーボードPCBに
は、処理回路5a1 とクロック回路5a2 と電源5a3
とを備えた従来のようなリモコン送信機ユニットの構成
の他に、ポインタ手段としてのレーザ発信回路5a4
搭載されている。リモコン発光機5aは、キーBを押す
と、導電ゴムがキーボードPCBのキーマトリックス部
分5a5 に押さえつけられ、通電し、処理回路5a1
おいて、数個あるキーBのうちのどのキーBが押された
が判断される。各キーBには、他のキーBと重複しない
ようなコードがあらかじめ決められており、処理回路5
1 によって、押されたキーBに割り当てられたコード
信号がシリアルデータとして出力され、このシリアルデ
ータは、赤外LED発光回路5a6 によって、電気信号
から赤外線信号に変換されて送信される。
【0033】また、キー群のうち一つであるレーザポイ
ントボタンB12には、リモートコントロールのためのコ
ードは割り当てられておらず、このレーザポイントボタ
ンB12を押すとレーザ発信回路5a4 によって、ポイン
タ(スクリーン上の画像を指し示す)のためのレーザ光
が点灯される。このときのレーザ点灯方向(指示方向)
は、赤外線発光方向(赤外LED発光回路5a6 の発光
方向)と同方向である。また、レーザ発信装置としての
レーザ発信回路5a4 と、遠隔操作手段としての赤外L
ED発光回路5a6 との駆動源は、両者に共通な電源5
3 を使用している。
【0034】このリモコン発光機5aには、シートフィ
ーダ2の動作を遠隔操作するキーのほかに、OHP装置
1をも遠隔操作するためのキー(ボタン)、例えば照明
ボタンB8 、音量ボタンB9 、空調ボタンB10、採光ボ
タンB11等が配置されている。
【0035】図8は、(a)送信コード構成と、(b)
図7のリモコン発光機5aの各キーBの名称と、そのキ
ーBを押したときに出力される送信コードと、(c)図
6で示した受光回路から出力される受信データと、その
機能を示している。送信信号は、シリアル信号であり、
その構成は、他の赤外線リモコン発光機5aとの識別を
行うためのシステムコードと、実際の機能を行うための
信号であるデータコードと、機能がデータコードのビッ
ト数で表せない場合に使用する拡張コードからなってい
る。それぞれのキーBを押したときのデータコードは6
ビットで表されるコードで、図8(b)のようになって
いる。リモコン発光機5aのそれぞれのキーBを押して
出力された信号を受光回路41Aが受信したとき、パラ
レル信号に変換され、処理回路41cから出力される。
図8(c)は、その出力された受信データと、その受信
データに対するシートDの機能を示している。1枚送り
ボタンB1 を押すと、シートフィーダ2は、シートDを
1枚送ることができる。1枚戻しボタンB2 を押すと、
シートDを1枚戻すことができる。微調送りボタンB3
は、シートDの位置を送り側に移動させるときに用い、
押している間だけシートDが移動する。微調戻しボタン
4 は、シートDの位置を戻し側に移動させるときに用
い、押している間だけシートDが移動する。シート排出
ボタンB5 を押すと、シートDを排出することができ、
プリセットボタンB6 を押すと、最初のシートDまで搬
送フィルム36等を巻き戻すことができる。ストップボ
タンB7 を押すと、1枚送り、シート排出、プリッセッ
トを中断することができる。また、レーザポイントボタ
ンB12を押すと、押している間だけレーザポインタを発
光させることができる。
【0036】次に、シートフィーダ2の基本的な動作に
ついて説明する。まず、電源投入後、パス切換えスイッ
チ(不図示)によって、シートセットパスに切り換え、
リモコン送信部5のプリセットボタンB6 を押す。ここ
でMCOM42にリモコン送信部5のプリセットボタン
6 からのフィルムプリセットコマンドが入力され、定
電流回路16bに一定周期の相切り換え信号を出し、フ
ィルム巻取りモータ16を定電流で駆動する。そして、
フィルム巻き取りの終了信号をシート位置検知センサA
3 で検知したならば、フィルム巻取りモータ16の駆動
を停止させる。次にシート給紙台39にシートDを1枚
セットする。シート検知センサA1 において、シートD
を検知するため、MCOM42からの一定周期の相信号
を定電流回路33bに送り、フィルム送りモータ33を
駆動し、シートDを上下のフィルム、つまり搬送フィル
ム36と押さえフィルム37との間に挟み込み、三者一
体にしてシートDをセットする。1枚のシートDがセッ
トされたことをシート位置検知センサA3 において検知
したら、フィルム送りモータ33の駆動を停止する。以
後、最終のシートDまで上述と同様の操作を繰り返し、
最終シートDをセットした時点で、もう一度MCOM4
2のプリセットボタンB6 を押すと、MCOM42にリ
モコン受信回路41からフィルムプリセットコマンドが
入力され、定電流回路16bに一定周期の相切り換え信
号を出し、フィルム巻取りモータ16を定電流で駆動す
る。そしてフィルムの巻戻しの終了信号をシート位置検
知センサA3 で検知したならば、フィルム巻取りモータ
16の駆動を停止される。ここでシートDのセットが終
了となる。
【0037】シートDのセットが終了したならば、リモ
コン送信部5の1枚送りボタンB1を押すと、MCOM
42にリモコン受信回路41からシート1枚送りコマン
ドが入力され、定電流回路33bに一定周期の紙切り換
え信号を出し、フィルム送りモータ33を定電流で駆動
する。そしてシート位置検知センサA3 において、シー
トD1枚を送ったことを検知したならば、フィルム送り
モータ33の駆動を停止する。これでシートDの送り出
した1枚は、OHP装置1のプラテンガラス7上にセッ
トされてシートD状の画像がスクリーン上に投影され
る。この動作を繰り返すことによって、シートDの1枚
目から最終のものまで順次プラテンガラス7上にセット
し、次々と投影を行うことができる。
【0038】このときの、シートDとプラテンガラス7
との位置関係を、図3を参照して説明する。シートDに
おいて、その進行方向(矢印K1)に対して直角方向の
幅D1 は、搬送フィルム36の同方向の幅36Dよりも
小さい。これはシートDを左ローラ13、または右下ロ
ーラ11に巻き込んだときにシートDのズレによって左
ローラ前プーリ13a、左ローラ後プーリ13b、右下
ローラ前プーリ11a、右下ローラ後プーリ11bにシ
ートDが衝突するのを防止するためのものである。シー
トDの画像領域に対する位置はコママーク36aをシー
ト位置検知センサA3 で検知して、常に、シートDの中
央が画像領域中央と一致するような位置に停止させる。
これは、OHP装置1がレンズを使用して画像情報を拡
大しているため、スクリーン上の周囲が暗く画像が明瞭
に投影されないという問題に対処するためのものであ
る。
【0039】さらにリモコン送信部5の1枚戻しボタン
2 を押すと、MCOM42にリモコン受信回路41か
らシート1枚戻しコマンドが入力され、定電流回路16
bに一定周期の相切り換え信号を出し、フィルム巻取り
モータ16を定電流で駆動する。そしてシート位置検知
センサA3 において、シートD1枚分戻したことを検知
したならば、フィルム巻取りモータ16の駆動を停止す
る。これにより、現在投影されているシートDの1枚分
前のシートがプラテンガラス7上に再びセットされて投
影できる。
【0040】セットされたシートDの位置を少し、送り
方向もしくは戻り方向に移動させたいときは、リモコン
送信部5の微調送りボタンB3 または微調戻しボタンB
4 を押す。微調送りボタンB3 の操作によって、MCO
M42にリモコン受信回路41から、微調送りコマンド
が入力され、定電流回路33bに一定周期の相切り換え
信号を出しフィルム送りモータ33を定電流で駆動す
る。また、微調戻しボタンB4 の操作によって、MCO
M42にリモコン受信回路41から微調戻しコマンドが
入力され、定電流回路16bに一定周期の相切り換え信
号を出し、フィルム巻取りモータ16を定電流で駆動す
る。どちらのコマンドもともに微調送りボタンB3 また
は微調戻しボタンB4 を押している間だけのみ搬送フィ
ルム36等を搬送し、これらのボタンB3 、B4 を離し
たら直ちに駆動は停止される。
【0041】シート1枚送り、1枚戻しの搬送スピード
と、シート微調時の搬送スピードとは異なっていて、前
者のシート1枚送り、1枚戻しの搬送スピードの方が、
後者のシート微調時の搬送スピードよりも早く設定され
ている。シートDを1枚送り中もしくは1枚戻し中に搬
送を停止させたいときには、リモコン送信部5のストッ
プボタンB7 を押すと、MCOM42にリモコン受信回
路41からストップコマンドが入力され、フィルム送り
モータ33、フィルム巻取りモータ16の駆動を停止す
る。
【0042】次に、シートDのシートフィーダ2外への
排出は、まず、パス切換えスイッチを排出側にセット
し、リモコン送信部5のシート排出ボタンB5 を押す
と、MCOM42にリモコン受信回路41からのシート
排出コマンドが入力され、定電流回路16bに一定周期
の相切り換え信号を出し、フィルム巻取りモータ16を
定電流で駆動する。これにより、シート給紙台39の先
端部は、搬送フィルム36上に押し付けられ、搬送フィ
ルム36上の多数のシートDを1枚ずつすくい上げるよ
うにしてシート給紙台39上に排出する。なお、以上説
明した入力信号の読み込み、あるいは負荷のON/OF
Fのコントロールは、MCOM42に格納されたプログ
ラムによって実行されるものとする。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
OHP装置のプラテンガラス上の所定位置に原稿フィル
ムをセットする自動原稿給送装置に対し、これを遠隔操
作することにより、例えばスクリーン近傍で説明をする
発表者は、原稿フィルムを交換するためにOHP装置ま
で移動することが不要となるので、発表効率を大幅に向
上させることができる。
【0044】また、例えば、遠隔操作手段がレーザ等の
ポインタ手段を備えると、スクリーン上の画像情報をス
クリーンから離れたところで、指示することができるう
え、遠隔操作手段とポインタ手段とが一体だから、両者
を持ち替える必要がなく、これらのことによっても、さ
らに発表効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】OHP装置、シートフィーダの縦断面図及びリ
モコン送信部の拡大斜視図。
【図2】シートフィーダの構成及び駆動系の上面視展開
図。
【図3】プラテンガラスとシートとの位置関係を示す上
面図。
【図4】シートフィーダの電気構成図。
【図5】シートフィーダのハードブロック図。
【図6】(a)、(b)はリモコン受光回路の回路構成
図。
【図7】(a)はリモコン発光機5aの内部構成図、
(b)はリモコン発光機5aの外観斜視図。
【図8】(a)は送信コード構成を示す図、(b)はキ
ーとデータコードとの関係を示す図、(c)はキーと受
信データ及び機能の関係を示す図。
【符号の説明】
1 OHP装置 2 原稿自動給送装置(シートフィーダ) 3 オーバヘッドプロジェクタ 5 遠隔操作手段(リモコン送信部) 5a 発光手段(リモコン発光機) 5a3 駆動源(電源) 5a4 ポインタ手段(レーザ発信装置) 7 プラテンガラス 11 巻取りローラ(右下ローラ) 12 巻取りローラ(右上ローラ) 13 巻戻しローラ(左ローラ) 16 駆動手段(フィルム巻取りモータ) 33 駆動手段(フィルム送りモータ) 36 搬送フィルム 37 押さえフィルム 41 遠隔操作手段(リモコン受信部) 42 制御手段(MCOM) D 原稿フィルム(シート)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中沢 範昭 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノン アプテックス株式会社内 (72)発明者 小林 賢二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿フィルムを担持する帯状の給送フィ
    ルムを移動させることによって前記原稿フィルムをプラ
    テンガラス上の所定位置に搬送する原稿自動給紙装置
    と、 該原稿自動給送装置の動作を制御する制御手段と、 該制御手段の動作を遠隔で操作する遠隔操作手段と、を
    備え、 該遠隔操作手段が、投影された画像情報を指示するポイ
    ンタ手段を有する、 ことを特徴とする原稿フィルム送り装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿自動給送装置が、前記原稿フィ
    ルムを表裏から挟み込む透明な搬送フィルム及び押さえ
    フィルムと、 これら搬送フィルム及び押さえフィルムを介して前記原
    稿フィルムを順次移動させる巻取りローラ及び巻戻しロ
    ーラと、 これら巻取りローラ及び巻戻しローラを駆動する駆動手
    段と、を備え、 前記制御手段が、該駆動手段を介してこれら巻取りロー
    ラ及び巻戻しローラを回転制御する、 ことを特徴とする請求項1記載の原稿フィルム送り装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ポインタ手段の指示方向が、前記遠
    隔操作手段の指向性と同方向である、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の原稿フ
    ィルム送り装置。
  4. 【請求項4】 前記ポインタ手段が、画像情報を指示す
    るためのレーザ光を発信するレーザ発信装置を有する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記
    載の原稿フィルム送り装置。
  5. 【請求項5】 前記遠隔操作手段の駆動源と、前記レー
    ザ発信装置の駆動源とが共通である、 ことを特徴とする請求項4記載の原稿フィルム送り装
    置。
  6. 【請求項6】 透明なフィルム上に画像情報を書き込ん
    で形成した原稿フィルムをプラテンガラス上に載置し、
    該原稿フィルムに光を照射して画像情報を投影するOH
    P装置と、 請求項1ないし請求項5のいずれか記載の原稿フィルム
    送り装置と、を有する、 ことを特徴とするオーバヘッドプロジェクタ。
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