JPH05296506A - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置

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Publication number
JPH05296506A
JPH05296506A JP10679792A JP10679792A JPH05296506A JP H05296506 A JPH05296506 A JP H05296506A JP 10679792 A JP10679792 A JP 10679792A JP 10679792 A JP10679792 A JP 10679792A JP H05296506 A JPH05296506 A JP H05296506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
porous material
decorative article
tank
chemicals
Prior art date
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Pending
Application number
JP10679792A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Takegawa
隆文 竹川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP10679792A priority Critical patent/JPH05296506A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防菌および防カビが、従来のものよりもその
効果および持続性の両面において大幅に向上された加湿
装置を提供する。 【構成】 加湿手段に水を供給する水タンク、該水タン
ク上面を覆い、水タンクと連通する注水孔を有する受
皿、および該受皿上に配置される装飾物を備えた加湿装
置。前記装飾物が多孔性物質から形成され、該多孔性物
質の細孔に防カビ剤および(または)防菌剤が含浸され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室内を加湿する加湿装置
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】室内を加湿する家庭用または業務用の加
湿装置においては、従来より防菌または防カビを目的と
して、防菌剤や防カビ剤を水まわりを形成する材料にね
り込んだり、水槽内に配置したりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような防菌や防
カビ対策では、水と前記防菌剤や防カビ剤との接触が不
充分なため、その効果が満足できるものではなく、また
効果自体も時間的に長続きしないという欠点があった。
【0004】本発明は叙上の事情に鑑みてなされたもの
であり、加湿装置における最大の課題である防菌および
防カビを、従来よりもその効果および持続性の両面にお
いて向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明により、加湿手段
に水を供給する水タンク、該水タンク上面を覆い、水タ
ンクと連通する注水孔を有する受皿、および該受皿上に
配置される装飾物を備えた加湿装置であって、前記装飾
物がセラミックスなどの多孔性物質から形成され、該多
孔性物質の細孔に防カビ剤および(または)防菌剤が含
浸されてなる加湿装置が提供される。
【0006】
【作用】本発明によれば、加湿装置に上面から注水する
ときに、受皿上に載置された、多孔性物質からなる装飾
物の細孔に含浸された防菌剤または防カビ剤などの薬剤
が注水とともに除々に溶出する。
【0007】
【実施例】つぎに、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の実施例を説明する断面図であ
る。図1においては、加湿装置1を部屋のインテリアと
マッチする外観形状のものとして示したが、本発明の加
湿装置はかかる外観形状に制限されるものではない。図
1に示された実施例において、植木鉢形状の加湿装置1
の上部には超音波振動子などの加湿手段に水を供給する
給水タンク4が設けられており、該給水タンク4の上面
には受皿3が配置されている。受皿3は少なくとも1個
の注水孔を有しており、該注水孔は給水タンク4と連通
しており、さらにタンク4は水槽6と連通している。
【0008】水は注水孔8を経て給水タンク4内に貯め
られ、ここから水槽6へ補給されるようになっている。
水槽6の底面には超音波振動子9が装着されている。10
は前記水槽6の下方に装着されたファンケーシングであ
る。該ケーシング10内にはモータ11の出力軸に装着され
たファン12が配設されている。前記モータ11およびファ
ン12により送風機13を形成しており、送風機13の駆動に
より吸気口14から吸気された空気は、連通口15、送風筒
16、水槽3の上方および噴霧筒17を経て噴霧口18より外
部に噴出される。こうして、超音波振動子9により霧化
された水が外部に噴霧される。
【0009】前記受皿3上には、飾り石、樹皮、苔、焼
結無機物質などの装飾物2が載置されている。該装飾物
2はセラミックスや植物性繊維などの多孔性物質からな
っている。これらの多孔性物質のなかでも含有量を大き
くできるので多孔性セラミックスが好ましい。また、そ
の細孔にはサイアベンザゾールなどの防菌防カビ剤が含
浸されている。装飾物に含浸する薬剤は、防菌剤および
防カビ剤を単独で用いてもよいし、併用型のものを用い
てもよい。
【0010】図1に示されているように、ポットなどの
給水手段5から水を加湿装置1内の給水タンク4に注入
すると、水は装飾物2を伝って、受皿3の注水孔8を経
て給水タンク4内に流れ込む。このとき、装飾物2の細
孔に含浸された前述の薬剤が流水の作用によって除々に
溶出する。このようにして加湿装置1内の給水タンク4
や水槽6に薬剤が運ばれる。このばあい、多孔性物質か
らなる装飾物2に薬剤を含浸させておけば、薬剤は一度
に流出することがないので従来の方法よりも、その防菌
および防カビ効果が長続きする。また、水との接触面積
が大きくなるため、従来の防菌剤や防カビ剤を給水タン
クや水槽内に配置する方式よりもその効果が大きい。
【0011】前記受皿3は全面に微細な注水孔を設ける
ようにしてもよいし、また比較的径の大きい孔を1また
は2以上設けるようにしてもよいが、後者のばあい、注
水孔の上面には塵埃などの流入の防止するためにフィル
ターを設けることが好ましい。しかし、一般に、フィル
ターの目を細かくすると、タンク内の空気の抜けがわる
いばあいには水の表面張力により、水膜がフィルター面
に形成されて注水に時間がかかる。一方、フィルターの
目を粗くすると、塵埃などの流入を充分に防止すること
ができない。そこで、このような問題を解決するため
に、注水孔にフィルターを設けて図2に示すような構成
とするのが好ましい。図2において、7は注水孔に取り
付けられたフィルターである。このばあい受皿3は平板
状でその一部に開口(注水孔)を設け、その開口部にフ
ィルター7が取り付けられている。
【0012】フィルター7の一例を図3に示す。フィル
ター7は円筒状であり、平板状の受皿3の開口、すなわ
ち注水孔を通してタンク4内に挿入される形態である。
この円筒内への飾り石の落下を防ぐためにフィルターカ
バー8を配置することが好ましく、カバー8には飾り石
の落下の防止が可能な範囲でできるだけ大きな孔9を形
成して水の流れをスムーズにすることが好ましい。フィ
ルター7をこのような形態とすれば、タンク内の空気の
抜けがわるいばあいにおいても、水にかかる重力によ
り、つまり自重により、水はタンク内に流入しやすくな
るのでフィルターの目を細かくしても、注水に時間がか
かるなどの問題はない。もちろんこのばあいにも、塵埃
などのタンク内への流入を充分に防止することができ
る。
【0013】フィルター7は図4および5に示すように
タンク4の底面41に一体的に形成されていてもよく、図
6および7に示すように平板状の受皿3に一体的に形成
されていてもよい。さらに図8および9に示すように、
独立した別個の部品として形成されていてもよい。図4
および図8に示した例においては、フィルター7と平板
状の受皿3に設けられた注水孔とが正しく係合するよう
に適切な固定手段を設ける必要がある。
【0014】
【発明の効果】本発明の加湿装置は、防菌および防カビ
が従来の加湿装置よりもその効果および持続性の両面に
おいて大幅に向上されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加湿装置の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】フィルターが改良された、本発明の加湿装置の
他の実施例を示す断面図である。
【図3】注水孔に取り付けられるフィルターの説明図で
ある。
【図4】フィルターの一例を示す断面図である。
【図5】図4の要部斜視図である。
【図6】フィルターの他の例を示す断面図である。
【図7】図6の要部斜視図である。
【図8】フィルターのさらに他の例を示す断面図であ
る。
【図9】図8の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 加湿装置 2 装飾物 3 受皿 7 フィルター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加湿手段に水を供給する水タンク、該水
    タンク上面を覆い、水タンクと連通する注水孔を有する
    受皿、および該受皿上に配置される装飾物を備えた加湿
    装置であって、前記装飾物が多孔性物質から形成され、
    該多孔性物質の細孔に防カビ剤および(または)防菌剤
    が含浸されてなることを特徴とする加湿装置。
JP10679792A 1992-04-24 1992-04-24 加湿装置 Pending JPH05296506A (ja)

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JP10679792A JPH05296506A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 加湿装置

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JP10679792A JPH05296506A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 加湿装置

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Publication Number Publication Date
JPH05296506A true JPH05296506A (ja) 1993-11-09

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ID=14442878

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JP10679792A Pending JPH05296506A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 加湿装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113218017A (zh) * 2021-04-01 2021-08-06 广州科技贸易职业学院 一种感应控制加湿器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113218017A (zh) * 2021-04-01 2021-08-06 广州科技贸易职业学院 一种感应控制加湿器
CN113218017B (zh) * 2021-04-01 2022-07-19 广州科技贸易职业学院 一种感应控制加湿器

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