JP3044583U - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置

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JP3044583U
JP3044583U JP1997005751U JP575197U JP3044583U JP 3044583 U JP3044583 U JP 3044583U JP 1997005751 U JP1997005751 U JP 1997005751U JP 575197 U JP575197 U JP 575197U JP 3044583 U JP3044583 U JP 3044583U
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water
air
plant
evaporator
humidifying device
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JP1997005751U
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Inventor
孝子 野口
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孝子 野口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭の居間や事務所などの居室に置いて空気
中の水分を調整する加湿装置に関する。加湿が過剰にな
らないように、水分をより自然に近い状態で空気中に蒸
散させると共に美観も備えた加湿装置を提供する。 【解決手段】 植物様形状の蒸発体20で水分を毛管現
象作用により空気中へ蒸散させるものである。即ち、水
分をより自然な状態で蒸散させるために、毛管現象の作
用をする部材で植物の茎に該当する部分を作り、また少
なくとも植物の葉に該当する部分には無数の小さな孔を
設けて、水分を空中へ蒸散させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、加湿装置に関し、より詳細には家庭の居間や事務所などの居室に置 いて空気中の水分を調整する加湿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より圧電式のパルスにより水を霧状にして空中に吹き出す方式の加湿装置 や、水を加熱して蒸発させる加湿装置は知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、これらは加湿時の水分供給が強すぎることがあり、壁や家具の裏側 に黴が発生したりすることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような問題を解決するために、水分をより自然に近い状態で空 気中に蒸散させると共に美観も備えた加湿装置を提供しようとするもので、その 要旨とするところは、加湿用のタンクと、植物様形状の蒸発体と、該部材に配さ れ水分を毛管現象作用により移送する水分移送手段と、移送された水分を空気中 に蒸散させる蒸発部とを、備えたことを特徴とする加湿装置である。 即ち、本考案では、水分をより自然な状態で蒸散させるために、毛管現象の作 用をする部材で植物の茎に該当する部分を作り、また少なくとも植物の葉に該当 する部分には無数の小さな孔を設けて、水分を空中へ蒸散させる。
【0005】
【考案の実施の形態】
加湿用タンクである花瓶の形状は勿論、材質も、陶磁器、ガラス、金属、木材 、竹など自由に選択できる。また、植物形状の蒸発用部材も好みで選択できる。 タンクの中には、通常の花瓶と同様に水を注入するが、本考案では、生きた植物 を用いないので、注入水の中に香料や防腐剤などを混入してもよい。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の詳細について、図面に例示した実施例を参照しながら説明する が、本考案がこれら実施例に限定されないことは勿論である。 図1は、本考案装置の1つの実施例を示す一部断面図である。符号10はタン クの一つの実施態様を示す花瓶である。該花瓶10の中には、通常と同様に水1 2が配されているとと共に草木を模した蒸発体20が配されている。 図1では蒸発体20は様々な形の植物を模してあるが、完全な植物形状にする ことに限定するものではなく抽象的な植物様であっても良い。要は水分を空気中 に蒸散させることができ、外観がインテリア的な美観を与え得るものであればよ い。
【0007】 図2は前記植物状蒸発体20の要部拡大断面図で、茎部22は管部24と該管 部24に被われるようにして該管部24の内部に配された水分移送手段26を備 えている。この移送手段26は毛管現象の作用により、花瓶10内の水12を上 方に移送するもので、材質は特には限定しないが、長期間にわたって使用可能な ように、腐敗しにくいもの、例えば合成樹脂製のものが好適である。中でもより 好適な材料として、例えば塩ビ−ウレタンに微細な中空部を設けたもの(商品名 :アクアマックス、理研ビニル工業社製)を用いることができる。なおこのよう な合成樹脂に限ることなく天然の繊維例えば、脱脂綿、パルプや親水性の合成繊 維などを管部24内に詰めて毛管現象が起きるようにしてもよい。
【0008】 図2の葉部30は、小管部32を介して前記管部24に連結されており、水分 移送手段も同様に連結されている。従って、水分は毛管現象により、この小管部 32にも達し、さらに葉34へ至る。葉34には図示されてはいないが、無数の 小孔が設けてあり、水分はこの孔を経て空気中へ蒸散する。この小孔の大きさに は特に限定はないが、数ミクロン乃至数百ミクロン程度が好ましい。余りに大き いと外観上の問題が発生するし、小さすぎるとそれだけ小孔の個数が増えるので 、その製作が困難になる。前記葉34はここでは蒸発部として作用する。
【0009】 小孔は、葉に設けた例として説明したが、葉に限ることなく、茎部や花弁に設 けてもよいことは勿論である。この場合茎部も蒸発部として作用する。要は、水 分12が蒸発体20を経て、適宜空中へ蒸散すれば良い。また、水分の蒸散を、 外部から調整する場合は、蒸発体20に風を当てるとよい。風を当てる手段は特 に図示はしないが、直径5乃至10センチメートル程度のファンや扇風機様のも のを用いることができる。
【0010】
【考案の効果】
本考案は上述の如く自然の植物に近い作用により、空気中の水分を調節するの で、過剰な水分が壁面など黴菌の繁殖しやすい場所にたまることがないという効 果があるばかりでなく、外見が草花や観葉植物の様な形状をしているので、家庭 、事務所、商店など人の集まる所においても、目障りでなくかえってインテリア として設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案加湿装置の一実施例を示す一部断面図で
ある。
【図2】本考案に用いる蒸発体の要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10 花瓶 12 水分 20 蒸発体 22 茎部 24 管部 26 水分移送手段 30 葉部 32 小管部 34 葉

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加湿用のタンクと、植物様形状の蒸発体
    と、該部材に配され水分を毛管現象作用により移送する
    水分移送手段と、移送された水分を空気中に蒸散させる
    蒸発部とを、備えたことを特徴とする加湿装置。
  2. 【請求項2】 前記水分移送手段が、合成樹脂からなる
    請求項1に記載の加湿装置。
JP1997005751U 1997-06-19 1997-06-19 加湿装置 Expired - Lifetime JP3044583U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014115073A (ja) * 2012-11-15 2014-06-26 Taisei Shiki Insatsu Kk ペーパー加湿器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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