JPH05296414A - 外部循環式流動層炉の製造方法 - Google Patents
外部循環式流動層炉の製造方法Info
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- JPH05296414A JPH05296414A JP4290579A JP29057992A JPH05296414A JP H05296414 A JPH05296414 A JP H05296414A JP 4290579 A JP4290579 A JP 4290579A JP 29057992 A JP29057992 A JP 29057992A JP H05296414 A JPH05296414 A JP H05296414A
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Abstract
く、ダウンカマーサイズ等の適切な選定を行うことによ
り、所望する熱媒体の循環量や原料の特性に応じて、熱
媒体の閉塞、あるいはガスの逆流を防止することができ
る外部循環式流動層炉を製造する方法を提供することで
ある。 【構成】 ライザーの下端に空気吹込み口が設けられ、
該ライザーの外部に、上記ライザーの上端より導出され
る導出管と、この導出管の他端に設けられた固気分離用
のサイクロンと、このサイクロンの排出部より下降する
ダウンカマーとが設けられた外部循環式流動層炉におい
て、ライザー断面積当りの固体粒子の所望循環量をWs
(kg/m2・s)としたとき、ダウンカマー径をd、ライザ
ー径をD、これらの比をX(=d/D)とすると、X
を、 Ws=12500X5−12080X4+4370X3−
600X2+36Xと、 Ws=5800X4+1600X3−580X2+44X
とで挟まれた範囲内に設定するものである。
Description
あるいは焼却、乾燥あるいは蒸発、および熱分解を行な
わしめる諸設備に用いる外部循環式流動層炉を製造する
際に採用される外部循環式流動層炉の製造方法に関す
る。
流動層炉と称す)は、熱媒体である固体粒子を加熱筒
(ライザー)に収容して流動層を形成し、この熱媒体を
介して原料を加熱して燃焼、乾燥、蒸発、及び熱分解等
を行なわしめるとともに、この熱媒体を、ライザーの上
端に接続された導出管より導出し、さらにこの導出管の
他端に設けられた固気分離用のサイクロンと、このサイ
クロンの排出部と上記ライザーの下部を連通するダウン
カマーを介して循環させることにより、円滑な加熱・反
応の促進や生成物の排出を行うようにしている。このよ
うな流動層炉における共通した課題は、熱媒体のスムー
スな循環と循環量の制御であり、スムースな循環を実現
してのみ循環量の制御が可能となる。このスムースな循
環を実現するための最大の要因は、ダウンカマーのデザ
インの良否にある。すなわち、まず第1に、ダウンカマ
ーがライザーの下部領域に開口する接続口のレベルの選
定であり、次にそのレベルに対応したダウンカマーサイ
ズの決定が重要である。
選定、およびそのレベルに対応したダウンカマーサイズ
の決定はそれぞれ別個の概念により求められていた。す
なわち、前者は熱媒体の張り込み量から求められ、後者
は仮定された熱媒体循環量等から決定されている。この
ようなダウンカマー接続口のレベルの妥当性は、ライザ
ー内において熱媒体を流動せしめたときに、当該部位に
おける熱媒体密度によって評価されるが、当該部位にお
ける熱媒体密度は熱媒体粒度、比重量、ライザー内ガス
流速等により変化するために、一義的には決定されな
い。すなわち、当該部位における圧力ないし圧力損失レ
ベルがダウンカマー接続口のレベルの妥当性を決定す
る。一方、ダウンカマーサイズの妥当性は、上述の仮定
された熱媒体循環量のほかに、ダウンカマー内通過流速
により評価される。それらも熱媒体粒度、比重量等によ
り変化するために最適化のためにはかなりの困難性を伴
う。従来の技術においては以上のような煩雑さを避ける
意味からもダウンカマーの途中に熱媒体を貯留する部分
を設け、ここに熱媒体を一旦貯留すると共に、この貯留
部の外方からガスを吹き込むことにより熱媒体をライザ
ー内に送り込む方法を多用している。
うな従来の流動層炉においては、以下のような問題点が
あった。すなわち、接続口レベルを熱媒体の張り込み量
から求め、ダウンカマーサイズを仮定された熱媒体循環
量等から決定する場合、これらが、上述したように一義
的に定めにくいことから、妥当な値が得にくい。従っ
て、例えば、ダウンカマーサイズが小さ過ぎる場合に起
こる熱媒体の閉塞、あるいは大き過ぎる場合に起こるラ
イザー下部からダウンカマーを経由してサイクロンにい
たるガスの流れ(以下ガスの逆流と称す)の発生による
熱媒体の循環の低下等の問題が発生する。また、ダウン
カマーの途中に熱媒体貯留部を設ける方式にあっては、
ガスを吹き込むことにより体積流量が増えるため、必然
的にダウンカマーサイズが大きくなってしまうと共に、
静止ないしは極めて低流速状態にある熱媒体を所要の流
速に持ち上げるため、貯留部の熱媒体をライザーに返送
するために多量のエネルギーを必要とすることになる。
で、その目的とするところは、ダウンカマーに熱媒体貯
留部を設けることなく、ダウンカマーサイズ等の適切な
選定を行うことにより、所望する熱媒体の循環量や原料
の特性に応じて、熱媒体の閉塞、あるいはガスの逆流を
防止することができる外部循環式流動層炉を製造する方
法を提供することにある。
は、ライザーの下端に空気吹込み口が設けられ、該ライ
ザーの外部に、上記ライザーの上端より導出される導出
管と、この導出管の他端に設けられた固気分離用のサイ
クロンと、このサイクロンの排出部より下降するダウン
カマーとが設けられた外部循環式流動層炉において、ラ
イザー断面積当りの固体粒子の所要循環量をWs(kg/m
2・s)としたとき、ダウンカマー径をd、ライザー径を
D、これらの比をX(=d/D)とすると、Xを、 Ws=12500X5−12080X4+4370X3−600X2+36X と、 Ws=5800X4+1600X3−580X2+44X とで挟まれた範囲内に設定するものである。
おいて、上記外部循環式流動層炉にサイクロンあるいは
ダウンカマーに補助気体を吹き込む補助気体吹き込み管
を連結し、補助気体量をFa、全気体量をFt、これら
の比をF(=Fa/Ft)とすると、補助気体の吹込み
がない場合のダウンカマー径daと補助気体無しの時の
ダウンカマー径doとの比r(=da/do)を、 r=−2.8F+1 (0≦F<0.1) r=−0.7F+0.79 (0.1≦F) とで構成される折れ線と、 r=−3F+0.877 (0≦F<0.02) r=−2.7F+0.871 (0.02≦F<0.
1) r=−0.33F+0.81 (0.1≦F) とで構成される折れ線とで挟まれた範囲内に設定するよ
うにしたものである。
の発明において、上記外部循環式流動層炉のライザーの
下部領域に開口されたダウンカマー接続口の基準レベル
からの高さをH、この高さHとライザー半径D/2との
比をL[=H/(D/2)]とすると、基準ダウンカマ
ー径と上記場合のダウンカマー径の比yを、 y=−0.5L+0.75 (−1.3≦L<−
0.715) y=−0.15L+1.0 (−0.715≦L
<0) y=−0.3L+1.0 (0≦L<0.5) y=−0.05L+0.875 (0.5≦L≦1.
5) とで構成される折れ線と、 y=−0.4L+1.0 (−1.3≦L<
0) y=−0.05L+1.0 (0≦L≦1.5) とで構成される折れ線とで挟まれた範囲内に設定するも
のである。
において、上記外部循環式流動層炉に供給される原料あ
るいは焼却物中にアルカリを含む場合に、これらに含有
されるアルカリを換算して得られる換算アルカリ塩濃度
をAとすると、この場合に用いられるダウンカマー径と
基準値との比xを、 A=714x3−2256x2+2424x−882 と、 A=169.7x2−346.8x+177.1 とで挟まれた範囲内に設定するようにしたものである。
に示すように、ライザー1の下部領域に2段に分けて流
動化のためのガス19、20が吹き込まれ、この流動化
ガス19、20によりライザー1内に張り込まれた熱媒
体は浮遊状態にされる。浮遊状態にされた熱媒体はライ
ザー1内を上昇し、ライザー1の上端に設けられた導出
管2を経てサイクロン5に送り込まれる。サイクロン5
において熱媒体と流動化ガスは遠心力を利用して分離さ
れ、熱媒体はサイクロン5の下部に集められる。その熱
媒体はダウンカマー4を下降しライザー1の下部領域に
設けられて導入管3を経てライザー1内に再供給され
る。
ンカマー径dとライザー径Dとの比X(=d/D)およ
びライザー断面積当りの固体粒子の循環量Wsの関係を
所定の範囲内に設定することにより、サイクロン下部、
あるいは導入管部において生じ易い熱媒体の詰まり、あ
るいはガスの逆流等を防止し、熱媒体を安定的に循環さ
せる。
を変化せしめる何等かの条件の変更による熱媒体循環量
の変化時においては、サイクロン下部、導入管部のいず
れかあるいは両者からガスを吹き込む際に、補助空気量
をFa、全空気量をFt、これらの比をF(=Fa/F
t)とすると、補助空気有りの時のダウンカマー径da
と補助空気無しの時のダウンカマー径doとの比r(=
da/do)を、 r=−2.8F+1 (0≦F<0.1) r=−0.7F+0.79 (0.1≦F) とで構成される折れ線と、 r=−3F+0.877 (0≦F<0.02) r=−2.7F+0.871 (0.02≦F<0.
1) r=−0.33F+0.81 (0.1≦F) とで構成される折れ線とで挟まれた範囲内に設定するこ
とにより、安定的な循環が実施される。
ザー下部領域に開口されたダウンカマー接続口の基準レ
ベルからの高さHとライザー半径D/2との比L[=H
/(D/2)]およびダウンカマー径の変化を基準値に
対する比で表わした値yの関係を所定の範囲内に設定す
ることにより、ライザー下部領域に接続するダウンカマ
ーの適正な径が規定される。
反応により生成するアルカリ塩濃度Aとダウンカマー径
の変化を基準値にたいする比で表わした値xとの関係を
所定の範囲内に設定することにより、適正なダウンカマ
ー径が規定される。
基づいて本発明の一実施例を説明する。この実施例は、
図1及び図2に示す流動層炉を工場廃棄物としての廃液
およびスラッジの焼却に使用したものである。
火物で内張りされた円筒状の炉体であり、上端には導出
管2が連結され、この導出管2は固気を分離する装置で
あるサイクロン5に連結され、サイクロンの下部の排出
口には垂直管であるダウンカマー4が連結されている。
上記ダウンカマー4の下部は、傾斜して上記ライザー1
の下部領域に接続される導入管3となっている。この接
続口3aは、後述する2次空気吹込み管11の中心から
一定の高さHに開口するようになっている。また、上記
サイクロン5の下部と導入管3のライザー1寄りには、
それぞれ、補助空気10を供給する補助空気吹き込み管
6、8がそれぞれ流量調節弁7、9を備えて設けられて
いる。そして、上記ライザー1の下部には、炉底からの
高さを違えて2段に配置された空気吹き込み管11、1
2がそれぞれ流量調節弁13、14を備えて設けられて
おり、これらの空気吹き込み管12、11を介して一次
空気20と二次空気19がライザー1内に吹き込まれる
ようになっている。さらに、上記ライザー1の中間部お
よび下端には、それぞれ、原料投入口15および抜き出
し弁18が設けられている。なお、図中符号16は、サ
イクロン5の排気管であり、17はその排気管16の排
気口を示している。
は、熱媒体があらかじめライザー1内に張り込まれてお
り、熱媒体の流動および焼却のために各空気吹き込み管
12、11から所定の空気が供給される。そして、焼却
物は原料投入口15からライザー1内に供給される。こ
こで、全空気量はライザー1内のガス流速に応じて焼却
物が完全に燃焼するという条件から決定され、主となる
空気吹込み管11,12及び補助空気吹込み管6,8か
らの総和である。補助空気が吹込まれない場合、主空気
吹込み管11,12からの空気量のうちの一次空気量、
すなわち炉底に近い1次空気吹込み管12から吹込まれ
る空気の量はほぼ一定量であり、空気流量の変化の大部
分は、2次空気吹込み管11からの二次空気量によって
行う。また、この全空気量に従って、熱媒体の単位時間
当たり、単位断面積当たりの循環量Wsも概ね定まる。
媒体は、まず、一次空気により攪拌混合されると共に上
方に持ち上げられる。そのとき、固形状態にある焼却物
は熱媒体から熱を奪い、この熱によって焼却物中の水分
が激しく蒸発させられ、同時に焼却物が熱媒体の衝撃力
により解砕される。この解砕された焼却物は周囲の空気
により燃焼しながら熱媒体と共に上方に持ち上げられ
る。次いで、この持ち上げられた熱媒体および焼却物は
二次空気吹き込み管11から吹き込まれた空気により加
速されると共に、焼却物はその空気を取り込んで活発に
燃焼しながら熱媒体と共にライザー1の上端に送られ
る。そして、ライザー1の上端に至るまでに焼却物はほ
ぼ完全に焼却され、焼却物中の残渣、すなわち灰分は熱
媒体と共に導出管2を経てサイクロン5に送り込まれ
る。このサイクロン5においては、遠心力を利用して高
温排ガス中から熱媒体が分離される。この分離された熱
媒体は下降し、サイクロン5の下部から、ダウンカマー
4を経てライザー1に返送される。一方、サイクロン5
において熱媒体を除かれた高温排ガスと灰分は排気管1
6から系外に排出される。
K等の化合物を含有している場合、ライザー1を上昇す
る間にこれらの塩類が形成される。この塩類の大部分は
単独、ないしは灰分に付着して微小粒子として存在し、
一部が熱媒体表面に付着するが、場合によっては熱媒体
と反応して新たな化合物を作る。これらの付着した塩類
あるいは新たな化合物は低融点のものが多く、従って、
熱媒体どうしの表面の癒着、熱媒体とダウンカマー4等
の内壁との癒着により、流動性を著しく阻害することに
なる。この流動状況は、ダウンカマー4のサイズおよび
導入管3のレベルにより熱媒体の流動状況は大きく異な
る。また、流量調節弁7、9を介してガス吹き込み管
6、8からガスを吹き込むことにより、上述のサイズ、
レベルの適合範囲が拡大することが実験により確認され
ている。すなわち、ダウンカマーサイズが小さい場合、
導出管2より送り込まれた熱媒体はダウンカマー4から
円滑に排出することができずにサイクロン5の下部に堆
積し、そのためサイクロン5における熱媒体の分離が悪
化するほか、ライザー1内の熱媒体量が減少するために
安定運転が困難になる。反対に、ダウンカマーサイズが
大きい場合、ダウンカマー4の断面において熱媒体の下
降流のほかに導入管3からダウンカマー4を経てサイク
ロン5に至るガスの流れ(ガスの逆流)が発生する。こ
のガスの逆流により、本来ダウンカマー4を下降すべき
熱媒体の一部は、上昇しあるいは下降に至らず排気管1
6から系外に排出される。これらの不具合は、上記ガス
吹き込み管6、8からガスを吹き込むことにより解消、
ないし低減させることができる。
所定の条件下で最適な操業条件を得るため、いくつかの
因子を変えて、コールドモデル、すなわち加熱をしない
で実験を行い、また、一部アルカリ塩の影響を調べる場
合には加熱して実験した。これらの結果をまとめて表1
〜表4に示す。実験は、ライザー径Dを0.3mおよび
0.32mの2種に設定し、ダウンカマー径dを0.0
33〜0.1mまで種々の値に設定し、全空気量を48
0〜1720Nm3/hの間で種々設定し、また、その
内の補助空気量を0〜350Nm3/hの範囲で変え
た。導入管3の高さレベルH、すなわち、2次空気吹込
み管11の中心から導入管3の接続口の中心までのレベ
ル差は、0.15〜0.525mに設定した。また、操
業条件が妥当であるか否かは、ダウンカマー4または導
入管3における詰りの有無、排気管16から飛散する
量、及び熱媒体の循環量Ws(kg/m2・s)等により評価し
た。これらのデータを整理し、検討を行った結果、以下
に示す特性式と図3ないし図6に示すような特性図を得
た。表1は、ライザー1からダウンカマー4を経由して
サイクロン5に至るガス流れ(逆流)の存在を固体粒子
の循環量で評価した場合のダウンカマー径Dとライザー
径dの比の関係を示したものである。すなわち、流動層
炉において、ライザー径D、導入管3の2次空気吹込み
口11の中心からの高さHを一定とし、ダウンカマー径
dを変化させた複数の実験において、補助空気の吹込み
をせずに、全空気量を変化させてWsを変化させ、排気
管16からの飛散量及びダウンカマー4または導入管3
における詰り有無を調査した。図3には、この表1に基
づき、飛散量が少なく、詰りも無い範囲が示されてい
る。
体粒子の下降(すなわち循環)を保証する範囲が存在し
ていることがわかる。この範囲は、ダウンカマー径を
d、ライザー径をD、これらの比をX(=d/D)とす
ると、ライザー断面積(πD2/4)当りの固体粒子の
循環量Ws(kg/m2・s)が、 Ws=12500X5−12080X4+4370X3−600X2+36X と、 Ws=5800X4+1600X3−580X2+44X とで挟まれた範囲である。ただし、0≦Ws≦50であ
る。この図は、Xが上限より大きい場合にはサイクロン
の排出口から上昇する空気の逆流が起り飛散量が増大す
ることを示し、また、Xが下限より小さい場合はダウン
カマーにおいて詰りを生じることを示している。
れた流動層炉において、以下の方法によりダウンカマー
径dが定められる。まず、全空気量が、ライザー1内の
ガス流速に応じて焼却物が完全に燃焼するという条件か
ら決定され、これに基づき熱媒体の循環量Wsも定ま
る。次に、図3により、このWsに対応する比Xを求
め、この値とライザー径Dとから、適正操業が可能なダ
ウンカマー径dが求められる。また、表2は、Dを一定
とし、ダウンカマー径dをd0=0.06mを中心とし
て変化させた炉を構成し、全空気量をほぼ一定にしてW
sも一定となるようにした。ここで、ガス吹き込み管
6、8からも補助空気を吹き込み、この補助空気量Fa
の全空気量Ftに対する比率Fを変化せしめた場合に、
飛散が少なく詰りの無い条件を求めた。図4は、この条
件を、ダウンカマー径dのd0=0.06m(表2にお
いて*で示す。)を基準値とした変化の幅として示した
ものである。
(補助空気量+流動空気量+燃焼空気量)をFt、これ
らの比をF(=Fa/Ft)とするとき、補助空気有り
の時のダウンカマー径daと補助空気無しの時のダウン
カマー径doとの比r(=da/do)は、 r=−2.8F+1 (0≦F<0.1) r=−0.7F+0.79 (0.1≦F) とで構成される折れ線と、 r=−3F+0.877 (0≦F<0.02) r=−2.7F+0.871 (0.02≦F<0.
1) r=−0.33F+0.81 (0.1≦F) とで構成される折れ線とで挟まれた範囲に設定される。
この図から、吹き込み空気量(補助空気流量)により、
かなりの程度ダウンカマー径dを小さくし得ることがわ
かる。従って、ダウンカマー径dを設定する場合に、補
助空気の吹込みを行う場合には、図3で求めたダウンカ
マー径に対して図4によりこれを補正すればよい。
条件に応じて変化する場合にどのような補正を行うかを
明確にするための実験の結果を示すもので、上述したH
とdとを種々に変えた実験を行った。
ー1の変位と、ダウンカマー径との関連で最適な条件を
求めたものである。これによれば、基準レベル(表3に
おいて*で示す。)より下方領域(濃厚層領域)に固体
粒子を返送するためにはダウンカマー径をかなり大きく
する必要があることがわかる。これを式の形で表すと、
ライザー下部領域に開口されたダウンカマー接続口の基
準レベルからの高さをH、この高さHとライザー半径D
/2との比をL[=H/(D/2)]とするとき、ダウ
ンカマー径の変化yは、 y=−0.5L+0.75 (−1.3≦L<−
0.715) y=−0.15L+1.0 (−0.715≦L
<0) y=−0.3L+1.0 (0≦L<0.5) y=−0.05L+0.875 (0.5≦L≦1.
5) とで構成される折れ線と、 y=−0.4L+1.0 (−1.3≦L<
0) y=−0.05L+1.0 (0≦L≦1.5) とで構成される折れ線とで挟まれた範囲である。
m)に対して変化するときには、図5に基づいて補正す
ればよい。表4は、D=0.32mの炉において、80
0℃に加熱した条件下アルカリを含む原料を用いて行っ
た結果である。
物のアルカリ塩濃度とダウンカマー径との関連で最適条
件を求めたものである。これを式の形で表すと、原料あ
るいは焼却物中のアルカリ量を以下の方法によりアルカ
リ塩濃度に換算した値Aは、ダウンカマー径の変化をx
とすると、 A=714x3−2256x2+2424x−882 と、 A=169.7x2−346.8x+177.1 とで挟まれた範囲である。ただし、0≦A≦20であ
る。ここで、Aは、焼却物中のNa,KがNa2CO3,
K2CO3になったとした場合に生成される塩の重量と、
原焼却物(ドライベース、すなわち含有水分を差し引い
た重量)との比として算出されるもので、例えば、水分
を50重量%含む焼却物に、Na,Kがそれぞれ2重量
%、0.5重量%含まれているときのAは、 A=0.02×(Na2CO3の分子量)/2(Naの分子量) +0.005×(K2CO3の分子量)/2(Kの分子量) =0.02×2.304+0.005×1.767 =0.055 である。
は、ライザーの下端に空気吹込み口が設けられ、該ライ
ザーの外部に、上記ライザーの上端より導出される導出
管と、この導出管の他端に設けられた固気分離用のサイ
クロンと、このサイクロンの排出部より下降するダウン
カマーとが設けられた外部循環式流動層炉において、ラ
イザー断面積当りの固体粒子の所望循環量をWs(kg/m
2・s)としたとき、ダウンカマー径をd、ライザー径を
D、これらの比をX(=d/D)とすると、Xを、 Ws=12500X5−12080X4+4370X3−600X2+36X と、 Ws=5800X4+1600X3−580X2+44X とで挟まれた範囲内に設定するようにしたものであるか
ら、ダウンカマーに熱媒体貯留部を設けることなく、サ
イクロン下部、あるいは導入管部において生じ易い熱媒
体の詰まり、あるいはガスの逆流等を防止でき、熱媒体
を安定的に循環させることができる。
式流動層炉に、サイクロンあるいはダウンカマーに補助
気体を吹き込む補助気体吹き込み管が連結し、補助気体
量をFa、全気体量をFt、これらの比をF(=Fa/
Ft)とすると、補助気体の吹込みがない場合の補助空
気有りの時のダウンカマー径daと補助空気無しの時の
ダウンカマー径doとの比r(=da/do)を、 r=−2.8F+1 (0≦F<0.1) r=−0.7F+0.79 (0.1≦F) とで構成される折れ線と、 r=−3F+0.877 (0≦F<0.02) r=−2.7F+0.871 (0.02≦F<0.
1) r=−0.33F+0.81 (0.1≦F) とで構成される折れ線とで挟まれた範囲内に設定するよ
うにしたものであるから、流動化を変化せしめる何等か
の条件の変更による熱媒体循環量の変化時において、サ
イクロン下部、導入管部のいずれかあるいは両者からガ
スを吹き込むことにより、このガスの作用を充分発揮せ
しめ、安定的な循環を実施することができる。
部領域に開口されたダウンカマー接続口の基準レベルか
らの高さをH、この高さHとライザー半径D/2との比
をL[=H/(D/2)]としたとき、ダウンカマー径
の基準値からの変化yを、 y=−0.5L+0.75 (−1.3≦L<−
0.715) y=−0.15L+1.0 (−0.715≦L
<0) y=−0.3L+1.0 (0≦L<0.5) y=−0.05L+0.875 (0.5≦L≦1.
5) とで構成される折れ線と、 y=−0.4L+1.0 (−1.3≦L<
0) y=−0.05L+1.0 (0≦L≦1.5) とで構成される折れ線とで挟まれた範囲内に設定するよ
うにしたものであるから、ライザー下部領域に接続する
ダウンカマーの径を適正に規定することができる。
るいは焼却物中にアルカリを含む場合において、反応に
より生成するアルカリ塩濃度(原料あるいは焼却物に対
する換算アルカリ塩濃度)Aは、ダウンカマー径の変化
をxとすると、 A=714x3−2256x2+2424x−882 と、 A=169.7x2−346.8x+177.1 とで挟まれた範囲内に設定するようにしたものであるか
ら、反応により生成するアルカリ塩濃度Aに応じて、適
正なダウンカマー径を設定することができる。
ある。
d/D)およびライザー断面積当りの固体粒子の循環量
Wsの関係を示す特性図である。
空気量+燃焼空気量)Ftとの比F(=Fa/Ft)お
よび補助空気有りの時のダウンカマー径daと補助空気
無しの時のダウンカマー径doとの比r(=da/d
o)の関係を示す特性図である。
続口の基準レベルからの高さHとライザー半径D/2と
の比L[=H/(D/2)]およびダウンカマー径の変
化yの関係を示す特性図である。
いは焼却物に対する換算アルカリ塩濃度)Aとダウンカ
マー径の変化xとの関係を示す特性図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ライザーの下端に空気吹込み口が設けら
れ、該ライザーの外部に、上記ライザーの上端より導出
される導出管と、この導出管の他端に設けられた固気分
離用のサイクロンと、このサイクロンの排出部より下降
するダウンカマーとが設けられた外部循環式流動層炉に
おいて、 ライザー断面積当りの固体粒子の所要循環量をWs(kg
/m2・s)としたとき、 ダウンカマー径をd、ライザー径をD、これらの比をX
(=d/D)とすると、Xを、 Ws=12500X5−12080X4+4370X3−600X2+36X と、 Ws=5800X4+1600X3−580X2+44X とで挟まれた範囲内に設定することを特徴とする外部循
環式流動層炉の製造方法。 - 【請求項2】 上記外部循環式流動層炉には、サイクロ
ンあるいはダウンカマーのいずれか少なくとも1つに補
助気体を吹き込む補助気体吹き込み管が連結され、 補助気体量をFa、全気体量をFt、これらの比をF
(=Fa/Ft)とすると、 補助気体の吹込みがない場合の補助空気有りの時のダウ
ンカマー径daと補助空気無しの時のダウンカマー径d
oとの比r(=da/do)を、 r=−2.8F+1 (0≦F<0.1) r=−0.7F+0.79 (0.1≦F) とで構成される折れ線と、 r=−3F+0.877 (0≦F<0.02) r=−2.7F+0.871 (0.02≦F<0.
1) r=−0.33F+0.81 (0.1≦F) とで構成される折れ線とで挟まれた範囲内に設定するこ
とを特徴とする請求項1に記載の外部循環式流動層炉の
製造方法。 - 【請求項3】 上記外部循環式流動層炉において、 ライザーの下部領域に開口されたダウンカマー接続口の
基準レベルからの高さをH、 この高さHとライザー半
径D/2との比をL[=H/(D/2)]とすると、 基準ダウンカマー径と上記場合のダウンカマー径の比y
を、 y=−0.5L+0.75 (−1.3≦L<−
0.715) y=−0.15L+1.0 (−0.715≦L
<0) y=−0.3L+1.0 (0≦L<0.5) y=−0.05L+0.875 (0.5≦L≦1.
5) とで構成される折れ線と、 y=−0.4L+1.0 (−1.3≦L<
0) y=−0.05L+1.0 (0≦L≦1.5) とで構成される折れ線とで挟まれた範囲内に設定するこ
とを特徴とする請求項1記載の外部循環式流動層炉の製
造方法。 - 【請求項4】 上記外部循環式流動層炉に供給される原
料あるいは焼却物中にアルカリを含む場合において、反
応により生成するアルカリ塩濃度(原料あるいは焼却物
に対する換算アルカリ塩濃度)をAとすると、 この場合に用いられるダウンカマー径と基準値との比x
を、 A=714x3−2256x2+2424x−882 と、 A=169.7x2−346.8x+177.1 とで挟まれた範囲内に設定することを特徴とする請求項
1記載の外部循環式流動層炉の製造方法。
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