JPH0529635Y2 - - Google Patents

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JPH0529635Y2
JPH0529635Y2 JP1989093687U JP9368789U JPH0529635Y2 JP H0529635 Y2 JPH0529635 Y2 JP H0529635Y2 JP 1989093687 U JP1989093687 U JP 1989093687U JP 9368789 U JP9368789 U JP 9368789U JP H0529635 Y2 JPH0529635 Y2 JP H0529635Y2
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JP
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latching
piece
upper edge
recess
hooking
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JP1989093687U
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JPH0333535U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、棚板を掛け変えることのできる書棚
や陳列棚における棚板掛け変え用袖板に関するも
のである。
この種の書棚や陳列棚にあつては、例えば書棚
に見られるように、支持杆の表面に設けられる棚
板掛け変え用の掛止穴は、大略50mmピツチに配列
されていたものが、最近は大略25mmピツチに変更
されつつある。これは、書棚に乗せる図書の大き
さが多種類にわたることに原因がある。このこと
は、陳列棚についても見られる現象である。
ところが、配列する掛止穴のピツチが小さくな
れば、当然のことながら、掛止穴の長さも小さく
なる。従つて、これに嵌合する袖板に設けられた
掛止片の幅も小さくなり、その掛止片に設けられ
る掛止用凹部の深さが浅いものとなることから、
掛止片の掛止穴からの脱出が容易なものとなり、
棚板に僅かな外力が加えられても袖板が脱落して
しまう恐れが生ずる。
本考案は、これらの欠点を除去することを目的
とするものであつて、袖板本体の後側端における
上下に設けた上縁掛止片と下側掛止片との下縁基
部にそれぞれ掛止用凹部を設け、その上縁掛止片
の掛止用凹部の深さを下側掛止片の掛止用凹部の
深さよりも深くすると共に、これら上縁掛止片と
下側掛止片とを支持杆の適宜な掛止穴に嵌合掛止
した際にそれぞれの掛止用凹部が掛止穴の下縁に
当接支持するよう形成することにより、袖板本体
を上昇させた場合に、下側掛止片の上縁が掛止穴
の上縁に当接しその下側掛止片の下縁基部に設け
た浅い掛止用凹部が掛止穴の下縁より脱出したと
しても、上縁掛止片の下縁基部に設けられた深い
掛止用凹部は未だ掛止穴における下縁との掛止状
態を保持することができるので、この上縁掛止片
は掛止穴より脱出する恐れがなく、袖板本体の脱
落を防止することができる棚板の掛け変え用袖板
を提供するものである。
また、本考案の他の目的とするところは、下側
掛止片の上縁基部に僅かな凹部を設けて上縁に段
部を形成することにより、袖板本体を上昇させた
場合に、下側掛止片の上縁が掛止穴の上縁に当接
しその下側掛止片の下縁基部に設けた浅い掛止用
凹部が掛止穴の下縁より脱出したとしても、その
掛止穴の上縁に当接した下側掛止片の上縁には基
部を凹部とした段部が設けられているので、この
段部を掛止穴の上縁に掛止させることができるの
で、この下側掛止片は掛止穴より脱出する恐れが
なく、袖板本体の脱落を防止することができる棚
板の掛け変え用袖板を提供するものである。
さらに、本考案の他の目的とするところは、上
縁掛止片の下縁基部に形成した掛止用凹部には本
体側に広がる遊びを設けることにより、この上縁
掛止片を掛止穴に嵌合させた状態において袖板本
体を自由に傾動させることができるので、下縁基
部に設けた掛止用凹部の深浅の関係から上縁掛止
片と下側掛止片との位置関係が支持杆に配列され
た掛止穴のピツチと一致しない状態にあつても、
その下側掛止片を掛止穴に対して容易に嵌合さ
せ、或は脱出させることができる棚板の掛け変え
用袖板を提供するものである。
即ち、本考案は、支持杆の表面に設けられた上
下方向に延びる長孔として等間隔に多数個配設し
た掛止穴に嵌合するほぼ同じ大きさの掛止片を袖
板本体の後側端における上縁部と下側部とに突設
し、その上縁掛止片と下側掛止片との下縁基部に
それぞれ掛止用凹部を設け、その上縁掛止片の掛
止用凹部の深さを下側掛止片の掛止用凹部の深さ
よりも深くすると共に、これら上縁掛止片と下側
掛止片とを支持杆の適宜掛止穴に嵌合掛止した際
にそれぞれの掛止用凹部が掛止穴の下縁に当接支
持されるよう形成し、その上縁掛止片の掛止用凹
部には袖板本体側に広がる遊びを設け、下側掛止
片の上縁基部には僅かな凹部を設けて上縁に段部
を形成したことを特徴とする棚板の掛け変え用袖
板の構造を要旨とするものである。
次に、本考案の実施例を書棚の場合を図示して
説明すれば、1は支持杆であつて、金属製角筒パ
イプなどにより角柱状に形成され、左右両側に配
設されている。これら左右の支持杆1,1は脚体
により支持されると共に、上縁部、下縁部、さら
には必要により適宜な中間部において連結杆2に
より連結され、全体として安定した枠体を形成し
ている。3は掛止穴であつて、支持杆1の表面、
時には表面および裏面に設けられるものであり、
上下方向に延びる長孔として等間隔に多数個配列
してある。4は袖板本体であつて、棚板5の両側
を支えるためのものであり、ほぼ四辺形の金属板
で形成されている。この袖板本体4の支持杆1に
対する取付位置によつて棚板5の高さ位置が決定
される。6は上縁掛止片であつて、袖板本体4の
後側端における上縁部に突設したものであり、掛
止穴3の長孔に嵌合する大きさを備えている。7
は掛止用凹部であつて、上縁掛止片6の下縁基部
に設けられたものであり、掛止穴3に上縁掛止片
6を嵌挿した場合に、掛止穴3の下縁に当接支持
される。8は遊びであつて、掛止用凹部7を袖板
本体4側に広げた状態に設けられている。9は下
側掛止片であつて、袖板本体4の後側端における
下側部に突設したものであり、上縁掛止片6と同
様に掛止穴3の長孔に嵌合する大きさを備えてい
る。10は掛止用凹部であつて、下側掛止片9の
下縁基部に設けられたものであり、掛止穴3にこ
の下側掛止片9を嵌挿した場合に、掛止穴3の下
縁に当接支持される。上縁掛止片6の掛止用凹部
7と下側掛止片9の掛止用凹部10との深さは、
上縁掛止片6の掛止用凹部7の深さが下側掛止片
9の掛止用凹部10の深さよりも深く構成されて
いる。この掛止用凹部7と掛止用凹部10との深
さの相違から、上縁掛止片6と下側掛止片9との
位置関係は、支持杆1に配列されている掛止穴
3,3……のピツチと一致しないものとなつてい
る。11は段部であつて、下側掛止片9の上縁に
設けられたものであり、下側掛止片9の上縁基部
に僅かな凹部を設けることによつて形成される。
12は中間掛止片であつて、例えば、上縁掛止片
6の下側に支持杆1に配列された掛止穴3,3…
…のピツチと一致させた位置に上縁掛止片6と同
様に設けられ、掛止用凹部7と同様深さの掛止用
凹部13が設けられている。この中間掛止片12
は、袖板本体4の支持状態を補強するために、必
要に応じて1個ないし数個設けることができる。
14は棚板支持片であつて、袖板本体4の下側部
に突設したものであり、棚板5を支持するための
ものである。この棚板支持片14の形状は棚板5
を支持することのできるものであれば何れも採用
できる。
このように形成された袖板は、第2〜4図に示
すように、袖板本体を先端側を僅かに上昇させな
がら上縁掛止片6を支持杆1の所望な掛止穴3に
挿入し、掛止用凹部7とその遊び8を利用して袖
板本体4の姿勢を戻しながら下側掛止片9を対向
する掛止穴3に挿入して、袖板本体4全体を下降
させれば、上縁掛止片6の掛止用凹部7と下側掛
止片9の掛止用凹部10とがそれぞれ掛止穴3,
3の下縁に嵌合し当接支持され袖板本体4が支持
杆1に固定される。そこで左右の袖板本体4,4
の棚板支持片14,14に棚板5を掛止すれば、
書棚が形成される。叙上のように、本考案による
時には、袖板本体の後側端における上下に設けた
上縁掛止片と下側掛止片との下縁基部にそれぞれ
掛止用凹部を設け、その上縁掛止片の掛止用凹部
の深さを下側掛止片の掛止用凹部の深さよりも深
くすると共に、これら上縁掛止片と下側掛止片と
を支持杆の適宜な掛止穴に嵌合掛止した際にそれ
ぞれの掛止用凹部が掛止穴の下縁に当接支持する
よう形成してあるので、袖板本体を上昇させた場
合に、下側掛止片の上縁が掛止穴の上縁に当接し
その下側掛止片の下縁基部に設けた浅い掛止用凹
部が掛止穴の下縁より脱出したとしても、上縁掛
止片の下縁基部に設けられた深い掛止用凹部は未
だ掛止穴における下縁との掛止状態を保持するこ
とができるので、この上縁掛止片は掛止穴より脱
出する恐れがなく、袖板本体の脱落を防止するこ
とができる実益を有する。
また、本考案による時には、下側掛止片の上縁
基部に僅かな凹部を設けて上縁に段部を形成して
あるので、袖板本体を上昇させた場合に、下側掛
止片の上縁が掛止穴の上縁に当接しその下側掛止
片の下縁基部に設けた浅い掛止用凹部が掛止穴の
下縁より脱出したとしても、その掛止穴の上縁に
当接した下側掛止片の上縁には基部を凹部とした
段部が設けられているので、この段部を掛止穴の
上縁に掛止させることができるので、この下側掛
止片は掛止穴より脱出する恐れがなく、袖板本体
の脱落を防止することができる実益を有する。
さらに、本考案による時には、上縁掛止片の下
縁基部に形成した掛止用凹部には本体側に広がる
遊びを設けてあるので、この上縁掛止片を掛止穴
に嵌合させた状態において袖板本体を自由に傾動
させることができるので、下縁基部に設けた掛止
用凹部の深浅の関係から上縁掛止片と下側掛止片
との位置関係が支持杆に配列された掛止穴のピツ
チと一致しない状態にあつても、その下側掛止片
を掛止穴に対して容易に嵌合させ、或は脱出させ
ることができる実益を有する。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案における書棚の実施例を示し、第
1図は全体の概要を示す斜視図、第2図は袖板本
体を支持杆の掛止穴に取付ける初期の状態を示す
1部を切欠した側面図、第3図は袖板本体の上下
掛止片を支持杆の掛止穴に嵌合した状態を示す1
部を切欠した側面図、第4図は袖板本体を支持杆
に取付けた状態を示す1部を切欠した側面図であ
る。 図中の符号を説明すれば、次の通りである。1
は支持杆、2は連結杆、3は掛止穴、4は袖板本
体、5は棚板、6は上縁掛止片、7は掛止用凹
部、8は遊び、9は下側掛止片、10は掛止用凹
部、11は段部、12は中間掛止片、13は掛止
用凹部、14は棚板支持片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 袖板本体4の後側端における上縁部と下側部と
    に、支持杆1の表面に設けられた上下方向に延び
    る長孔として等間隔に多数個配設した掛止穴3,
    3……に嵌合するほぼ同じ大きさの上縁掛止片6
    と下側掛止片9とを突設し、その上縁掛止片6と
    下側掛止片9との下縁基部にそれぞれ掛止用凹部
    7,10を設け、その上縁掛止片6の掛止用凹部
    7の深さを下側掛止片9の掛止用凹部10の深さ
    よりも深くすると共に、これら上縁掛止片6と下
    側掛止片9とを支持杆1の適宜掛止穴3,3に嵌
    合掛止した際にそれぞれの掛止用凹部7,10が
    掛止穴3,3の下縁に当接支持されるように形成
    し、その上縁掛止片6の掛止用凹部7には袖板本
    体3側に広がる遊び8を設け、下側掛止片9の上
    縁基部には僅かな凹部を設けて上縁に段部11を
    形成したことを特徴とする棚板の掛け変え用袖
    板。
JP1989093687U 1989-08-09 1989-08-09 Expired - Lifetime JPH0529635Y2 (ja)

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JP1989093687U JPH0529635Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09

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JP1989093687U JPH0529635Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09

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JPH0333535U JPH0333535U (ja) 1991-04-02
JPH0529635Y2 true JPH0529635Y2 (ja) 1993-07-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54103789U (ja) * 1977-12-29 1979-07-21

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JPH0333535U (ja) 1991-04-02

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