JPH05296334A - 車両用自動変速機の変速制御方法 - Google Patents

車両用自動変速機の変速制御方法

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Publication number
JPH05296334A
JPH05296334A JP9775592A JP9775592A JPH05296334A JP H05296334 A JPH05296334 A JP H05296334A JP 9775592 A JP9775592 A JP 9775592A JP 9775592 A JP9775592 A JP 9775592A JP H05296334 A JPH05296334 A JP H05296334A
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JP
Japan
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speed
engagement means
friction engagement
speed side
controller
Prior art date
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Application number
JP9775592A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Fujita
憲次郎 藤田
Katsutoshi Usuki
克俊 臼杵
Katsuhiro Hatta
克弘 八田
Tsutomu Mochizuki
勉 望月
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アップシフト途中にダウンシフトを実施する
場合、変速ショックの発生を防止する。 【構成】 例えば、第2速から第3速へのアップシフト
の変速指令時には、第2速側クラッチに供給されている
作動油圧を解放し、第3速から第2速へのダウンシフト
の変速指令時には、第2速側クラッチに供給する作動油
圧をフィードバック制御する自動変速機の変速制御方法
において、アップシフトの変速制御中に、a時点におい
て、変速指令がダウンシフトに切り換えられたとき、第
2速側クラッチに供給する作動油圧を所定値に設定して
タービン回転速度Ntの変化率(Nt)’の増加を待
ち、この変化率(Nt)’が所定値に達したとき(b時
点)に、前記フィードバック制御を開始する。これによ
り、適正な作動油圧で第2速側クラッチが係合し始め、
図中破線で示すように、出力軸トルクの大きな減少を防
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用自動変速機の変
速制御方法に関し、特に、アップシフトの変速制御中
に、この変速指令が、エンジンのパワーオフ状態におけ
るダウンシフトの変速指令に切り換えられたときの変速
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載される自動変速機は、油圧
式多板クラッチや油圧式ブレーキ等の摩擦係合手段を多
数備えて構成され、これらのクラッチやブレーキのう
ち、作動するクラッチやブレーキをコントローラが切り
換えることで、自動変速機のシフトチェンジが実施され
る。
【0003】例えば、自動変速機を第2速から第3速に
シフトアップさせる場合、コントローラは、所定のプロ
グラムに従い、第2速を確立させるクラッチ(以下、第
2速側クラッチという)の係合を解除すると共に、第3
速を確立させるクラッチ(以下、第3速側クラッチとい
う)を係合させ、トランスミッション入力軸の回転速度
Ntを、その変化率(Nt)’が目標回転速度変化率
(Ni)’に等しくなるようにして減少させ、クラッチ
の所謂つかみ換え操作を実施する。これにより、エンジ
ントルクの伝達経路が第2速側クラッチから第3速側ク
ラッチに切り換えられ、自動変速機が第2速から第3速
にシフトアップされる。
【0004】一方、自動変速機を第3速から第2速にシ
フトダウンさせる場合、コントローラは、所定のプログ
ラムに従い、第3速側クラッチの係合を解除すると共
に、第2速側クラッチを係合させ、入力軸回転速度Nt
を、その変化率(Nt)’が目標回転速度変化率(N
i)’に等しくなるようにして増加させ、クラッチのつ
かみ換え操作を実施する。これにより、エンジントルク
の伝達経路が第3速側クラッチから第2速側クラッチに
切り換えられ、自動変速機が第3速から第2速にシフト
ダウンされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の降坂
走行時等においては、エンジン負荷が減少し、且つ、車
速が上昇することから、自動変速機は自動的にアップシ
フトすることがある。一方、運転者は、エンジンブレー
キを有効に利用するために、セレクトレバーを操作して
意図的に自動変速機をダウンシフトさせることがある。
【0006】この様な状況において、コントローラは、
アップシフト実施途中にこのアップシフト操作を中止
し、エンジンのパワーオフ状態におけるダウンシフトを
開始することがある。この場合、コントローラは、入力
軸回転速度変化率(Nt)’に基づいた第3速側クラッ
チのフィードバック制御を中止し、第2速側クラッチの
フィードバック制御を開始することになる。
【0007】ところが、各クラッチは、作動油が供給さ
れていない状態では、各摩擦係合板同士を完全に離間さ
せてこれらの間にクリアランスを発生させる構造となっ
ており、アップシフトの進行状態によっては、上述のク
リアランスが生じる程に第2速側クラッチの係合が解除
されていることがある。この様なときには、第2速側ク
ラッチへの作動油の供給を開始した後、若干のタイムラ
グを経て、各摩擦係合板同士が実際に係合を開始するこ
とになり、従って、入力軸の回転速度Ntは、コントロ
ーラがダウンシフト指令を検出した後、暫く経ってから
増加し始める。
【0008】しかしながら、コントローラは、ダウンシ
フト指令を検出した直後より、第2速側クラッチのフィ
ードバック制御を開始するので、入力軸回転速度Ntが
直ぐに増加を開始しないことから第2速側クラッチの作
動油圧が不足しているものと誤って判断し、図9中破線
で示すように、第2速側クラッチに作動油を供給するソ
レノイド弁のデューティ率を増加させ続ける。
【0009】このため、このデューティ率が必要以上に
大きくなった時点で、第2速側クラッチの各摩擦係合板
同士が実際に係合し始め、第2速側クラッチが急激に係
合することになる。従って、図9中破線で示すように、
入力軸回転速度Ntが不安定に変動し、出力軸トルクが
一時的に大きく減少することなり、大きな変速ショック
が発生するという問題があった。
【0010】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、自動変速機のアップシフト途中に、こ
のアップシフトを中止してダウンシフトを実施する場
合、変速ショックの発生を防止するように図った車両用
自動変速機の変速制御方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、アップシフトの変速指令時には、低
速側摩擦係合手段に供給されている作動油圧を解放する
一方、高速側摩擦係合手段に作動油圧を供給して、入力
軸の回転速度を同期回転速度に向けて減少させ、ダウン
シフトの変速指令時には、高速側摩擦係合手段に供給さ
れている作動油圧を解放する一方、低速側摩擦係合手段
に供給する作動油圧をフィードバック制御しながら、入
力軸の回転速度を、入力軸の回転速度の変化率が所定の
目標変化率に等しくなるように同期回転速度に向けて増
加させる、車両用自動変速機の変速制御方法において、
前記アップシフトの変速制御中に変速指令がダウンシフ
トに切り換えられたとき、低速側摩擦係合手段に供給す
る作動油圧を所定値に設定して入力軸回転速度の変化率
の増加を待ち、入力軸回転速度の変化率が所定値に達し
たときに、前記低速段側摩擦係合手段の作動油圧のフィ
ードバック制御を開始するようにしたものである。
【0012】このとき、変速指令がダウンシフトに切り
換えられたとき、低速側摩擦係合手段に供給する作動油
圧を逐次漸増させる値に設定して入力軸回転速度の変化
率の増加を待つことが望ましい。
【0013】
【作用】アップシフト実施中においては、低速側摩擦係
合手段の作動油圧は解放されている。従って、低速側摩
擦係合手段の係合を開始する前にがた詰め操作が必要に
なる場合がある。本発明の変速制御方法によれば、アッ
プシフト実施中にダウンシフトの変速指令に切り換えら
れたとき、先ず、低速側摩擦係合手段の作動油圧を所定
値に設定しがた詰め操作を行う。このがた詰め操作が完
了し、実際に低速側摩擦係合手段が係合し始めると、入
力軸の回転速度及びこの回転速度の変化率が増加するこ
とから、この変化率が所定値に達したときにがた詰め操
作を完了したと判断し、低速側摩擦係合手段の作動油圧
のフィードバック制御を開始する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。図1は、本発明に係る油圧制御方法を実施
する自動車の自動変速機の概略構成を示している。図中
符号1は、内燃エンジンを示し、このエンジン1の出力
は、自動変速機2を介して駆動輪(図示せず)に伝達さ
れる。
【0015】自動変速機2は、トルクコンバータ4、歯
車変速装置3、油圧回路5及びコントローラ40等より
構成されている。歯車変速装置3は、例えば、前進4段
後進1段のギヤトレインと、当該ギヤトレインのギヤ比
を切り換えて変速操作を行う多数の変速摩擦係合手段を
備えている。この変速摩擦係合手段は、例えば、油圧ク
ラッチや油圧ブレーキである。
【0016】図2は、歯車変速装置3の部分構成図であ
り、入力軸3a周りには、第1駆動ギヤ31及び第2駆
動ギヤ32が回転自在に配置されている。また、第1駆
動ギヤ31及び第2駆動ギヤ32間の入力軸3aには、
変速摩擦係合手段として油圧クラッチ33及び34が固
設されている。各駆動ギヤ31及び32は、それぞれク
ラッチ33及び34に係合することにより入力軸3aと
一体に回転する。
【0017】また、入力軸3aと平行に配置された中間
伝達軸35は、図示しない最終減速歯車装置を介して駆
動車軸に接続されている。この中間伝達軸35には、第
1被駆動ギヤ36と第2被駆動ギヤ37が固設されてお
り、これらの被駆動ギヤ36及び37は、前記駆動ギヤ
31及び32とそれぞれ噛み合っている。従って、クラ
ッチ33と第1駆動ギヤ31が係合している場合には、
入力軸3aの回転は、クラッチ33、第1駆動ギヤ3
1、第1被駆動ギヤ36、中間伝達軸35に伝達され、
これにより、例えば第2速が確立される。また、クラッ
チ34と第2駆動ギヤ32が係合している場合には、入
力軸3aの回転は、クラッチ34、第2駆動ギヤ32、
第2被駆動ギヤ37、中間伝達軸35に伝達され、これ
により、例えば第3速が確立される。
【0018】第2速側のクラッチ33が係合している状
態から、このクラッチ33の係合を解除しながら、第3
速側のクラッチ34を係合させることで、自動変速機2
は第2速から第3速にシフトアップする。逆に、クラッ
チ34が係合している状態から、このクラッチ34の係
合を解除しながら、クラッチ33を係合させることで、
自動変速機2は第3速から第2速にシフトダウンする。
【0019】なお、各クラッチ33,34は、油圧式多
板クラッチである。図3は、クラッチ33の断面を示
し、このクラッチ33は、多数の摩擦係合板50を有し
ている。そして、後述する油路14からポート51を介
してこのクラッチ33内に作動油が供給されると、ピス
トン52が往動して各摩擦係合板50を摩擦係合させ
る。一方、リターンスプリング53により押圧されて、
ポート51を介して油路14内に作動油を排出させなが
ら、ピストン52が復動すると、各摩擦係合板50同士
の摩擦係合は解除される。
【0020】このクラッチ33の係合を完全に解除する
には、各摩擦係合板50を待機位置で待機させれば良
い。待機位置では、各摩擦係合板50間には、構造上必
要とされる所定のクリアランスが設けられている。この
ため、クラッチ33を係合させる場合には、先ず、上述
のクリアランスを略0にする位置、即ち、摩擦係合が生
じる直前位置にまで各摩擦係合板50を無効ストローク
だけ移動させる、所謂がた詰め操作を行う必要がある。
このため、がた詰め操作には、がた詰め時間を要する。
【0021】なお、クラッチ34も、このクラッチ33
と同様に構成されており、所定のがた詰め時間を要す
る。油圧回路5は、前述した各変速摩擦係合手段の各々
に対応するデューティソレノイド弁(以下、単にソレノ
イド弁と記す)を有しており、各変速摩擦係合手段、即
ち、各クラッチやブレーキを互いに独立して操作する。
なお、各ソレノイド弁は、各クラッチやブレーキを同様
にして操作するので、クラッチ33を操作するソレノイ
ド弁11について図4に基づきながら説明し、他のソレ
ノイド弁についての説明は省略する。
【0022】図4は、油圧回路5の一部を示し、油圧ク
ラッチ33に油圧を供給できるソレノイド弁11を備え
ている。このソレノイド弁11は、常閉型の2位置切換
弁で、3箇所にポート11a〜11cを有している。第
1ポート11aには、オイルポンプ(図示せず)に延び
る第1油路13が接続されている。この第1油路13の
途中には、図示しない調圧弁等が介在されており、所定
圧に調圧された作動油圧(ライン圧)が供給されてい
る。
【0023】また、第2ポート11bには、油圧クラッ
チ33に延びる第2油路14が、第3ポート11cに
は、図示しないオイルタンクへ延びる第3油路15がそ
れぞれ接続されている。これら第2及び第3油路14,
15の途中には、それぞれ絞り16,17が設けられて
いる。さらに、クラッチ33と絞り16間の第2油路1
4の途中には、アキュームレータ18が接続されてい
る。
【0024】ソレノイド弁11は、コントローラ40に
電気的に接続されており、このコントローラ40により
所定の周期、例えば、50ヘルツの制御周期でデューテ
ィ比制御される。そして、ソレノイド弁11のソレノイ
ド11eが消勢されている場合には、弁体11fはリタ
ーンスプリング11gに押圧されて第1のポート11a
と第2ポート11bを遮断すると共に、第2のポート1
1bと第3のポート11cを連通させる。一方、ソレノ
イド11eが付勢されている場合には、弁体11fは、
リターンスプリング11gのばね力に抗してリフトし、
第1のポート11aと第2のポート11bを連通させる
と共に、第2のポート11bと第3のポート11cを遮
断する。
【0025】コントローラ40は、図示しないROM,
RAM等の記憶装置、中央演算装置、入出力装置、タイ
マとして使用するカウンタ等を内蔵している。このコン
トローラ40の入力側には、種々のセンサ、例えば、N
tセンサ21,Noセンサ22,θtセンサ23,セレ
クトレバー(図示せず)のポジションセンサ24等が電
気的に接続されている。
【0026】前記Ntセンサ21は、トルクコンバータ
4のタービン(即ち、歯車変速装置3の入力軸)の回転
速度Ntを検出するタービン回転速度センサである。ま
た、前記Noセンサ22は、図示しないトランスファド
ライブギヤの回転速度Noを検出するトランスファドラ
イブギヤ回転速度センサである。コントローラ40は、
この回転速度Noに基づいて車速Vを演算することがで
きる。そして、前記θtセンサ23は、エンジン1の図
示しない吸気通路途中に配設されたスロットル弁の弁開
度θtを検出するスロットル弁開度センサである。さら
に、ポジションセンサ24は、運転席に配設されたセレ
クトレバー(図示せず)が選択している自動変速機2の
走行モードのポジションを検出するセンサである。これ
ら各センサ21〜24は、所定の時間周期毎に検出信号
をコントローラ40に供給している。
【0027】このコントローラ40は、記憶装置に記憶
されている各制御手順に従って、自動変速機2のシフト
チェンジを行う。つまり、コントローラ40は、各Nt
センサ21、Noセンサ22、θtセンサ23、ポジシ
ョンセンサ24等からの信号を監視し続けると共に、こ
れらの信号に基づき自動車の走行状態に適した変速段を
判断し、そして、シフトチェンジの必要性を認識する
と、所定の制御手順に従ってシフトチェンジを実施す
る。
【0028】次に、図5乃至図8に基づいて、図9を参
照しながら、第2速から第3速へのアップシフト途中
に、第3速から第2速へのダウンシフト指令を検出した
場合の変速制御手順を説明する。なお、図5に示す流れ
図は、第2速から第3速へのアップシフトの制御手順
を、図6に示す流れ図は、エンジン1の駆動状態がパワ
ーオフ状態における第3速から第2速へのダウンシフト
の制御手順を、図7及び図8に示す流れ図は、第3速か
ら第2速へのダウンシフト実施中におけるフィードバッ
ク制御の禁止判定手順をそれぞれ示し、これらのルーチ
ンは、所定の周期で繰り返し実行される。
【0029】先ず、コントローラ40は、上述の各制御
手順等を順番に繰り返し実行しながら、何らかの変速指
令を待つ。いま、例えば、車両が長い下り坂をエンジン
ブレーキ状態で走行しており、エンジンの駆動状態がパ
ワーオフ状態であり、しかも、車速が増加している状態
を想定する。このような状態で、コントローラ40が第
2速から第3速へのアップシフト指令を検出すると、図
5のルーチンが実行されアップシフト変速制御が実施さ
れる。
【0030】つまり、コントローラ40は、図5のステ
ップS70において、第2速から第3速へのアップシフ
ト指令の有無を判別し、この変速指令を検出した場合に
は、ステップS72に進む。なお、上述したように、こ
の変速指令が無い場合には、ステップS72以降を実行
することなくこのルーチンの実行を終了し、従って、コ
ントローラ40は、第2速から第3速へのアップシフト
指令を検出するまで、第2速側クラッチ33と第3速側
クラッチ34とのつかみ換え操作を実行しない。
【0031】ステップS72では、コントローラ40
は、タービン回転速度Ntが第3速同期回転速度N3
同期したか否かを判別する。具体的に説明すると、後述
するようにタービン回転速度Ntが減少し、第3速同期
回転速度N3 との差の絶対値が所定値(例えば、50rp
m )以下に減少した場合に、コントローラ40は、ター
ビン回転速度Ntと第3速同期回転速度N3 との同期が
完了したことを検出する。いま、コントローラ40は、
第2速から第3速へのアップシフト指令を検出した直後
なので、タービン回転速度Ntは第3速同期回転速度N
3 に同期しておらず、ステップS72からS74に進
む。
【0032】ステップS74では、タービン回転速度N
tが第2速同期回転速度N2 から外れたか否かを判別す
る。具体的に説明すると、各回転速度NtとN2 との回
転差が所定値(例えば、50rpm )に達すると、コント
ローラ40は、タービン回転速度Ntと第2速同期回転
速度N2 との同期外れを検出する。上述したように、コ
ントローラ40は、第2速から第3速へのアップシフト
指令を検出した直後なので、タービン回転速度Ntは第
2速同期回転速度N2 から外れておらず、ステップS7
4からステップS75に進む。
【0033】ステップS75では、コントローラ40
は、第2速側クラッチ33と第3速側クラッチ34のつ
かみ換え操作を実行する。つまり、第2速側クラッチ3
3を操作するソレノイド弁(以下、第2速側ソレノイド
弁と称す)11のデューティ率を値Dkaに設定してクラ
ッチ33の係合を解除すると共に、第3速側クラッチ3
4のがた詰め操作及び係合開始操作を実行する。これに
より、タービン回転速度Ntの減少が始まり、コントロ
ーラ40は実変速の開始、即ち、タービン回転速度Nt
の第2速同期回転速度N2 からの同期外れを待つことに
なる。
【0034】一方、ステップS74において、同期外れ
を検出すると、コントローラ40はステップS76に進
み、第3速側クラッチ34を操作するソレノイド弁(以
下、第3速側ソレノイド弁と称す)のデューティ率をフ
ィードバック制御し、クラッチ34を係合させていく。
このとき、タービン回転速度Ntの変化率(Nt)’が
所定の目標変化率に等しくなるようにしながら、タービ
ン回転速度Ntを第3速同期回転速度N3 に向けて減少
させる(図9)。
【0035】なお、この第2速から第3速へのアップシ
フト操作は、従来公知の変速制御方法によるものと同様
の方法で実施しても良く、第2速から第3速へのアップ
シフト時の変速制御方法については特に限定されない。
また、記号(Nt)’は、回転速度Ntの時間微分値を
表すものとする。第2速から第3速へのアップシフト制
御中に第3速から第2速への変速指令がなければ、ター
ビン回転速度Ntは、図9中2点鎖線で示すように減少
していく。そして、ステップS72において同期完了を
検出すると、コントローラ40はステップS78に進
み、第2速側クラッチ33の作動油圧を完全に解放する
と共に、第3速側クラッチ34に最大作動油圧を供給し
てこれを完全に係合させる。これにより、第2速から第
3速へのアップシフトが完了し、このルーチンを終了す
る。
【0036】一方、図5のルーチンを繰り返し実行しな
がら、第2速から第3速へのアップシフトの実行を進行
させている途中で、図9中a時点において、例えば、運
転者がセレクトレバーを操作してセカンドホールドモー
ドを選択した場合には、コントローラ40は、ポジショ
ンセンサ24からの切換信号により、第3速から第2速
へのダウンシフト指令を検出することになる。この場合
のダウンシフト指令は、上述したように、エンジンのパ
ワーオフ状態におけるダウンシフト指令となる。これに
より、図5のステップS70の判別条件が否定となり、
コントローラ40はステップS72以下のステップを実
行することなくこのルーチンを終了し、従って、第2速
から第3速へのアップシフト制御を途中で中止すること
になる。
【0037】一方、図9中a点において、コントローラ
40が第3速から第2速へのダウンシフト指令を検出す
ると、図6のステップS80と図7のステップS90に
おける判別条件が肯定となることから、コントローラ4
0は、図6のステップS82以降の実行、及び、図7の
ステップS92以降の実行をそれぞれ開始する。つま
り、コントローラ40は、図7のステップS92以降を
実行することで設定されたフラグFLGの値に応じて、
図6のステップS82以降の実行で別々の処理を行い、
第3速から第2速へのダウンシフトを良好に実施する。
【0038】詳述すると、先ず、図7のステップS90
において、アップシフト制御途中で変速指令が切り換え
られ、現在パワーオフ状態のダウンシフトの変速制御中
であるか否かを判別する。シフトチェンジの指令がアッ
プシフトよりダウンシフトに移行したことから、この判
別条件を満たすことになり、コントローラ40はステッ
プS92に進む。なお、上述したように、この判別条件
を満たさない場合には、コントローラ40はステップS
92以降を実行することなくこのルーチンの実行を終了
する。
【0039】ステップS92において、コントローラ4
0は、今回のこのルーチンの実行が、アップシフトから
ダウンシフトへの移行後、初回の実行であるか否かを判
別する。いま、コントローラ40は、図9中a時点にお
いて、第3速から第2速へのダウンシフト指令を検出し
た直後なので、ステップS92の判別条件は満たされて
おり、ステップS94に進んでフラグFLGに値1を設
定する。このフラグFLGが値1に設定されることで、
コントローラ40は第2速側クラッチ33のフィードバ
ック制御禁止を記憶し、従って、図6のルーチンを実行
する際、第2速側クラッチ33のフィードバック制御を
行わない。
【0040】一方、次の周期におけるこのルーチンの実
行では、ステップS92の判別条件が否定となることか
ら、コントローラ40は図8のステップS96に進む。
ステップS96において、コントローラ40は、第2速
側クラッチ33がフィードバック制御されているか否か
を判別する。いま、前回のステップS94の実行によ
り、フラグFLGが値1に設定されてフィードバック制
御は禁止されている。従って、判別条件が否定となり、
コントローラ40は、ステップS97に進んでタービン
回転速度Ntの変化率(Nt)’を求める。具体的に
は、前回検出した回転速度Ntと、今回検出した回転速
度Ntとに基づき、回転速度Ntの時間微分値である回
転速度変化率(Nt)’を演算する。
【0041】そして、ステップS98に進み、コントロ
ーラ40は、今回演算された変化率(Nt)’と、前回
のルーチンの実行で演算された変化率(Nt)’と、前
々回のルーチンの実行で演算された変化率(Nt)’と
が、全て所定値、例えば0よりも大きな値であるか否か
を判断する。いま、図9中a時点において、コントロー
ラ40が第3速から第2速へのダウンシフト指令を検出
すると、a時点以前のアップシフト制御では作動油圧を
解放されていた第2速側クラッチ33が、図6のルーチ
ンの実行によりその係合を開始させるべく、作動油圧を
立ち上げたばかりであり、タービン回転速度Ntは引き
続き減少している。また、第2速側クラッチ33の各摩
擦係合板50同士が互いに離間していたときには、各摩
擦係合板50同士が実際に摩擦係合を開始するまでに
は、無駄時間としてのがた詰め時間が必要となり、ター
ビン回転速度Ntが増加し始めるまでにはタイムラグが
発生する。従って、第2速側クラッチ33の各摩擦係合
板50同士が実際に係合を開始するまでは、タービン回
転速度変化率(Nt)’は負であり、ステップS98の
判別結果は否定となり、この間、フィードバック制御が
禁止される。
【0042】コントローラ40は、前述した3回のルー
チンの実行におけるタービン回転速度変化率(Nt)’
が全て0よりも大きな値になるまでは、クラッチ33の
作動油圧の立ち上がりが不十分であり、また、各摩擦係
合板50同士が離間しているものと判断し、フラグFL
Gを値1に設定しておく。このため、ステップS98の
判別結果が否定である場合には、コントローラ40は、
各摩擦係合板50同士が実際に係合していないものと判
断し、ステップS100を実行することなくステップS
102に進む。
【0043】そして、ステップS102では、今回のル
ーチンの実行において演算されたタービン回転速度変化
率(Nt)’を記憶装置に記憶し、今回のルーチンの実
行を終了する。一方、タービン回転速度変化率(N
t)’が3回の周期にわたり値0よりも大きくなると
(図9中b時点)、ステップS98の判別結果が肯定に
なり、コントローラ40はステップS100に進む。ス
テップS100では、コントローラ40は、フラグFL
Gに値0を設定してこれをリセットし、第2速側クラッ
チ33のフィードバック制御が認容されたことを記憶す
る。そして、このルーチンの実行を終了する。
【0044】また、ステップS96において、フラグF
LGがリセットされており、第2速側クラッチ33の作
動油圧が既にフィードバック制御されている場合には
(図9中b時点以降)、コントローラ40はステップS
97以降を実行することなく、このルーチンの実行を終
了する。以上のようにして求められたフラグFLGの値
に基づき、コントローラ40は、図6のルーチンを実行
して第3速から第2速へのダウンシフト制御を行う。
【0045】つまり、ステップS80において、コント
ローラ40は、第3速から第2速へのダウンシフト指令
の有無を判別し、この指令を検出した場合にはステップ
S82に進む。なお、上述したように、この指令が無い
場合には、ステップS82以降を実行することなく、こ
のルーチンの実行を終了し、従って、コントローラ40
は、第3速から第2速へのダウンシフト指令を検出する
までは、このダウンシフト制御を実行しない。
【0046】ステップS82では、タービン回転速度N
tが第2速同期回転速度N2 に同期したか否かを判別す
る。コントローラ40は、図5の場合と同様に、タービ
ン回転速度Ntが増加し、第2速同期回転速度N2 との
差の絶対値が所定値(例えば、50rpm )以下に減少し
た場合に、タービン回転速度Ntと第3速同期回転速度
3 との同期が完了したことを検出する。いま、コント
ローラ40は、第3速から第2速へのダウンシフト指令
を検出した直後なので、タービン回転速度Ntは第2速
同期回転速度N2 に同期しておらず、ステップS82か
らS84に進む。
【0047】ステップS84では、タービン回転速度N
tが第3速同期回転速度N3 から外れたか否かを判別す
る。コントローラ40は、図5の場合と同様に、各回転
速度NtとN3 との回転差が所定値(例えば、50rpm
)に達すると、タービン回転速度Ntと第3速同期回
転速度N3 との同期外れを検出する。上述したように、
コントローラ40は、第3速から第2速へのダウンシフ
ト指令を検出した直後なので、タービン回転速度Ntは
第3速同期回転速度N3 から外れておらず、ステップS
84からステップS85に進む。
【0048】ステップS85では、コントローラ40
は、第3速側クラッチ34と第2速側クラッチ33のつ
かみ換え操作を実行する。つまり、第3速側ソレノイド
弁のデューティ率を値Dkaに設定してクラッチ34の係
合を解除すると共に、第2速側クラッチ33のがた詰め
操作及び係合開始操作を実行する。これにより、タービ
ン回転速度Ntの増加が始まることになり、コントロー
ラ40は実変速の開始、即ち、タービン回転速度Ntの
第2速同期回転速度N2 からの同期外れを待つ。
【0049】一方、ステップS84において、コントロ
ーラ40が同期外れを検出すると、ステップS86に進
んでフラグFLGが値1に設定されているか否かを判断
し、この結果に応じて、以後、別々の処理を行う。即
ち、図9中a時点において、第3速から第2速へのダウ
ンシフト指令を検出した直後においては、前述したよう
に、フラグFLGが値1に設定されていることから、ス
テップS87に進み、第2速側クラッチ33を操作する
ソレノイド弁11を初期デューティ率Da0で駆動する。
この初期デューティ率Da0は、クラッチピストン52を
係合開始位置から僅かに係合側に移動させる値に設定さ
れており、例えば、実験的に求められて記憶装置に予め
記憶されている。
【0050】この第2速側ソレノイド弁11が初期デュ
ーティ率Da0で駆動されると、図9に示すように、第2
速側クラッチ33の作動油圧は所定圧に設定され、第2
速側クラッチ33のクラッチピストン52が移動する。
そして、このルーチンを繰り返し実行することで、図9
中a時点からb時点の直前時点までの区間において、第
2速側クラッチ33の係合が進み、タービン回転速度N
tの上昇開始点(b時点の直前時点)を待つ。
【0051】なお、上述のステップS87において設定
される初期デューティ率Da0は、このステップS84を
繰り返し実行する毎に所定増加量ΔDaずつ累増される
構成としても良い。これにより、a時点からb時点の間
の区間において、第2速側クラッチ33の作動油圧を徐
々に増加させることもできる。第2速側クラッチ33の
係合が開始してその伝達トルクが増加すると、タービン
回転速度Ntは徐々に増加し始め、従って、タービン回
転速度変化率(Nt)’も増加し始める。そして、この
変化率(Nt)’が、3回のルーチンの実行において全
て値0よりも大きな値となり、タービン回転速度Ntの
上昇を確実に検出することができると、図9中b時点に
おいて、上述した図8のステップS100が実行されて
フラグFLGがリセットされる。従って、図6のルーチ
ンにおいて、コントローラ40はステップS86からス
テップS88に進む。
【0052】ステップS88において、コントローラ4
0は、第2速側クラッチ33をフィードバック制御しな
がら係合させて、タービン回転速度Ntの変化率(N
t)’が所定の目標変化率に等しくなるようにしなが
ら、タービン回転速度Ntを第2速同期回転速度N2
向けて増加させる(図9中b時点からc時点間)。そし
て、このルーチンを繰り返し実行し、図中c時点におい
て、タービン回転速度Ntが第2速同期回転速度N2
同期したことを検出した後には(ステップS82の判別
が肯定)、第2速側ソレノイド弁11をデューティ率1
00%で駆動し、第2速側クラッチ33を完全に係合さ
せて、このダウンシフトが完了する(ステップS8
9)。
【0053】これにより、図9中破線で示す従来の変速
制御方法で行った場合のように、出力軸トルクが急激に
減少することがない。なお、図6に示す第3速から第2
速へのパワーオフダウンシフト制御が通常の運転状態で
実行される場合には、変速指令が出力された後、同期外
れが検出されるまで、ステップS85が実行され、第3
速側クラッチ34の油圧の解放と、第2速側クラッチ3
3のがた詰め操作が実行される。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明の変速制御方
法によれば、アップシフトの実施途中において、これを
中止してパワーオフ状態でのダウンシフトを実施する場
合、変速指令がダウンシフトに切り換えられた後、低速
側摩擦係合手段の作動油圧を所定値に設定して入力軸回
転速度の変化率の増加を待ち、入力軸回転速度の変化率
が所定値に達したときに、低速段側摩擦係合手段の作動
油圧のフィードバック制御を開始するようにしたので、
適正な作動油圧で低速側摩擦係合手段を係合させること
ができ、変速ショックの低減を図ることができるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る変速制御方法が実施される車両用
自動変速機の概略構成図である。
【図2】図1の歯車変速装置内のギヤトレインの一部を
示す概略構成図である。
【図3】図2のクラッチを示す断面図である。
【図4】図2及び図3のクラッチを操作する油圧回路の
一部を示す概略構成図である。
【図5】図1及び図4に示すコントローラにより実行さ
れる、第2速から第3速へのアップシフトルーチンの制
御手順を示す流れ図である。
【図6】図1及び図4に示すコントローラにより実行さ
れる、エンジンのパワーオフ状態における第3速から第
2速へのダウンシフトルーチンの制御手順を示す流れ図
である。
【図7】図1及び図4に示すコントローラにより実行さ
れる、第3速から第2速へのダウンシフト時におけるフ
ィードバック制御の禁止を判定するルーチンの一部を示
す流れ図である。
【図8】図7に続く流れ図である。
【図9】アップシフト途中にこのアップシフトを中止し
てダウンシフトを実施する場合の、タービン回転速度N
tと第2速側ソレノイド弁のデューティ率等の関係を示
す図である。
【符号の説明】 1 エンジン 2 自動変速機 3 歯車変速装置 5 油圧回路 11 ソレノイド弁 33 第2速側クラッチ 34 第3速側クラッチ 40 コントローラ
フロントページの続き (72)発明者 望月 勉 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アップシフトの変速指令時には、低速側
    摩擦係合手段に供給されている作動油圧を解放する一
    方、高速側摩擦係合手段に作動油圧を供給して、入力軸
    の回転速度を同期回転速度に向けて減少させ、ダウンシ
    フトの変速指令時には、高速側摩擦係合手段に供給され
    ている作動油圧を解放する一方、低速側摩擦係合手段に
    供給する作動油圧をフィードバック制御しながら、入力
    軸の回転速度を、入力軸の回転速度の変化率が所定の目
    標変化率に等しくなるように同期回転速度に向けて増加
    させる、車両用自動変速機の変速制御方法において、 前記アップシフトの変速制御中に変速指令がダウンシフ
    トに切り換えられたとき、低速側摩擦係合手段に供給す
    る作動油圧を所定値に設定して入力軸回転速度の変化率
    の増加を待ち、入力軸回転速度の変化率が所定値に達し
    たときに、前記低速段側摩擦係合手段の作動油圧のフィ
    ードバック制御を開始することを特徴とする車両用自動
    変速機の変速制御方法。
  2. 【請求項2】 変速指令がダウンシフトに切り換えられ
    たとき、低速側摩擦係合手段に供給する作動油圧を逐次
    漸増させる値に設定して入力軸回転速度の変化率の増加
    を待つことを特徴とする請求項1記載の車両用自動変速
    機の変速制御方法。
JP9775592A 1992-04-17 1992-04-17 車両用自動変速機の変速制御方法 Pending JPH05296334A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100292048A1 (en) * 2009-05-13 2010-11-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device and control method for automatic transmission

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100292048A1 (en) * 2009-05-13 2010-11-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device and control method for automatic transmission
JP2010265959A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置および制御方法
US8414457B2 (en) * 2009-05-13 2013-04-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device and control method for automatic transmission

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