JPH0529622Y2 - - Google Patents

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JPH0529622Y2
JPH0529622Y2 JP10684288U JP10684288U JPH0529622Y2 JP H0529622 Y2 JPH0529622 Y2 JP H0529622Y2 JP 10684288 U JP10684288 U JP 10684288U JP 10684288 U JP10684288 U JP 10684288U JP H0529622 Y2 JPH0529622 Y2 JP H0529622Y2
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universal joint
joint shaft
motor
plate
angle regulating
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、主としてホテルの浴槽やその周辺な
どの清掃に供して至便な手持ち式電動掃除機の改
良に関する。
<従来の技術> ホテルの浴槽やその周辺などに使う業務用の手
持ち式電動掃除機は既知であるが、その従来品の
構成によれば、一定長さを備えた把手管の先端部
にDCモーターが内蔵設置されていると共に、そ
のモーターの出力軸へ回転ブラシが、相互の一体
回転し得るように言わば直結されており、そのブ
ラシをあたかも首振り状態に位置決めする如く、
その方向性を変更調整することができないように
なつている。
つまり、ブラシ回転軸線とモーター出力軸の回
転軸線とが、相互の一直線上に合致する言わば固
定の常態として、配列設置されている。そして、
このことは把手管の中途部が屈曲する形態にあつ
ても、全く同様に採用されている構成である。
<考案が解決しようとする課題> そのため、例えば浴槽やその周辺の起立壁面を
初め、底面(床面)と起立壁面との角隅部を清掃
すべく、これらの個所へ回転ブラシを正しく確実
に接触させるためには、操作手によつて把手管の
方向性を変えたり、或いは不自然な作業姿勢を採
ることが必要となり、その作業上甚だ面倒である
と共に、重労働を余儀なくされる問題がある。
<課題を解決するための手段> 本考案はこのような課題の解決を主目的として
おり、そのために役立つ手持ち式の電動掃除機と
して把手管の先端部に付属一体化されたモーター
収容ケースと、 その収容ケースに内蔵設置されたDCモーター
と、 同じく収容ケースから前方へ露出するモーター
の出力軸に、ユニバーサルジヨイント軸を介して
伝動連結された回転ブラシと、 そのユニバーサルジヨイント軸を挟む位置関係
の向かい合う左右一対として、モーター収容ケー
スから前方へ一体的に張り出された首振り角度規
制板と、 ユニバーサルジヨイント軸の屈折支点よりも先
端位置へ、回転不能な遊合状態に套嵌されること
により、そのユニバーサルジヨイント軸との一体
的に屈折作用し得る軸受鞘環と、 その軸受鞘環から張り出す係合鍔部とモーター
収容ケースとの前後相互間に亘つて、首振り角度
規制板を被覆するように連繋張架されたベローズ
とを備え、 両首振り角度規制板の先端部に形成された円弧
ガイド面へ、軸受鞘環の係合鍔部を係合支持させ
ることにより、そのガイド面により規定された角
度範囲内で、上記ユニバーサルジヨイント軸との
一体的に回転ブラシを、上下方向へ首振り状態に
調整できるように設定したことを第1の特徴と
し、 又、同じく把手管の先端部に付属一体化された
モーター収容ケースと、 その収容ケースに内蔵設置されたDCモーター
と、 同じく収容ケースから前方へ露出するモーター
の出力軸に、ユニバーサルジヨイント軸を介して
伝動連結された回転ブラシと、 そのユニバーサルジヨイント軸を挟む位置関係
の向かい合う左右一対として、モーター収容ケー
スから前方へ一体的に張り出された首振り角度規
制板と、 ユニバーサルジヨイント軸の屈折支点よりも先
端位置へ、回転不能な遊合状態に套嵌されること
により、そのユニバーサルジヨイント軸との一体
的に屈折作用し得る軸受鞘環と、 その軸受鞘環の軸受口筒部へ、首振り角度規制
板との平行状態に付属固定された受動盤と、 上記把手管の手元部へ受動盤と前後の対をなす
ように、且つユニバーサルジヨイント軸の屈折支
点と平行する支軸を中心として回転操作される加
動盤と、 その受動盤と加動盤との前後相互間に捲き掛け
係止されたボーデンワイヤーと、 上記軸受鞘環から張り出す係合鍔部とモーター
収容ケースとの前後相互間に亘つて、首振り角度
規制板や受動盤を被覆するように連繋張架された
ベローズとを備え、 両首振り角度規制板の先端部に形成された円弧
ガイド面へ、軸受鞘環の係合鍔部を係合支持させ
ると共に、上記加動盤を首振り操作レバーにより
回転させて、ボーデンワイヤーを引くことによ
り、上記ガイド面により規定された角度範囲内
で、上記ユニバーサルジヨイント軸との一体的に
回転ブラシを、その把手管の手元部から上下方向
へ首振り状態に調整操作できるように設定したこ
とを第2の特徴とするものである。
そして、その何れにあつても把手管を伸縮調整
自在に組み立てるならば、所期の目的を一層効果
的に達成することができる。
<実施例> 以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構
成を詳述すると、その手持ち式電動掃除機の概略
全体を表わした第1,2図において、11は一定
長さの中空丸パイプ材から成る把手管、12はそ
の先端部(前端部)に連通状態として付属固定さ
れたモーター収容ケースであり、その組立ビス1
3を抜き出すことによつて、分解することもでき
るようになつている。その場合、好ましくは図例
から明白なように、モーター収容ケース12の長
手中心線と把手管11の長手中心線とが、側面視
の一定な鈍角αに交叉する関係状態として配列さ
れている。
14はモーター収容ケース12に内蔵設置され
た小型のDCモーターであり、その電気配線用の
伸縮可能なカールコード15が第4,5図のよう
に、モーター収容ケース12と把手管11の中空
内部を経由して、その把手管11の基端部(後端
部)から導出されており、図外の差し込みプラグ
を介して、建物の電源コンセントに接続使用され
ることとなる。16は把手管11の基端部を施蓋
する固定キヤツプであり、これにモーター14の
始動と停止を切り替え操作するスイツチレバー1
7が取付けられている。
18はモーター収容ケース12から前方へ露出
するモーター14の出力軸19に、ビス20やキ
ー、スプラインなどの連結手段を介して、一体回
転し得るように套嵌されたユニバーサルジヨイン
ト軸であり、本来その中途部を屈折支点X−Xと
して、360度の方向に首振り作用することができ
る。21はユニバーサルジヨイント軸18の先端
部へ、やはり一体回転可能に套嵌された回転ブラ
シであり、そのブラシ毛などの異なる別物と交換
して、上記ジヨイント軸18へ抜き差しすること
もできるようになつている。
22はユニバーサルジヨイント軸18を横方向
から挟む位置関係に向かい合う左右一対の首振り
角度規制板であつて、その各先端部に円弧ガイド
面22aを備えた側面視のほぼ扇型に形成されて
いる。23はモーター収容ケース12から前方へ
一体的に派出された左右一対の支持ステーであ
り、これに角度規制板22の基端部がビス24な
どを介して各々固定一体化されている。ユニバー
サルジヨイント軸18は、この左右一対の規制板
22によつて挟まれていると雖も、それ自体支障
なく回転することができるようになつている。但
し、その自由な360度の首振り状に屈折作用する
ことは、両規制板22によつて左右横方向から規
制されており、そのため上下方向に向かつてのみ
首振り状に屈折作用する(第8〜10図参照)。
25は軸受口筒25aとその先端位置に張り出
す円形な係合鍔部25bとから成る軸受鞘環であ
つて、第4,5図から明白なように、ユニバーサ
ルジヨイント軸18の屈折支点X−Xよりも先端
側へ偏倚して、それ自体回転不能な遊合状態に套
嵌されていると共に、その鍔部25bが左右一対
の角度規制板22における円弧ガイド面22aと
常時係合する状態にある。そのため、ユニバーサ
ルジヨイント軸18の回転作用には障害を与え
ず、そのジヨイント軸18との一体的に且つ安定
良く首振り屈折作用することができる。
26は軸受鞘環25の張り出し鍔部25bとモ
ーター収容ケース12との前後相互間に連繋張架
されたベローズであり、その基端部がモーター収
容ケース12へ締結バンド27などによつて固定
されている一方、同じく先端部は鞘環25の張り
出し鍔部25bへ被着された押えキヤツプ28に
より、その鍔部25bとの相互間に挟持固定され
ている。そのベローズ26によつてユニバーサル
ジヨイント軸18のみならず、左右一対の首振り
角度規制板22も全体的に被覆されているわけで
ある。
25cは鞘環25の軸受口筒部25aから連続
的に後方へ向かい、首振り角度規制板22との平
行状態に延長された取付座部であり、第5,7,
9図から示唆される如く、これにはボーデンワイ
ヤー係止用の受動盤29が接合され、且つ固定ビ
ス30や溶接などによつて付属一体化されてい
る。その受動盤29と鞘環25とがユニバーサル
ジヨイント軸18の屈折支点X−Xを中心とし
て、相互の一体的に上下方向へ首振り作用し得る
ようになつているわけである。31は受動盤29
の円周面に切り欠かれたワイヤー受け入れ凹溝、
32は首振り操作用ボーデンワイヤーの上下一対
であつて、その前端部が各別に受動盤29へ係止
固定されている。
その2本のワイヤー32は互いに平行の緊張状
態を保ちつつ、第7図のように受動盤29からモ
ーター収容ケース12の内部に貫通して、更に第
2図から明白となる如く把手管11の外側面に沿
つて、後方へ延長派出されている。そして、その
ワイヤー32の後端部は受動盤29と対をなす加
動盤33へ、第16図のようにやはり各別に係止
固定されている。そのワイヤー32の全体とし
て、前後の対をなす受動盤29と加動盤33に亘
り、言わば捲き掛け無端化されているのである。
34は把手管11の手元部に套嵌された上、組
立ビス35などにより固定一体化された操作ブロ
ツクであり、第11〜16図から明白なように、
その側面には加動盤33が回転可能として軸支さ
れている。その支軸36はユニバーサルジヨイン
ト軸18の屈折支点X−Xと平行する状態にある
こと、言うまでもない。37は加動盤33の抜け
止めカバー板、38はそのカバー板37の外側方
から加動盤33へビス39などにより、一体回転
し得るように取付けられた首振り操作レバーであ
つて、これによつて加動盤33が外部から回転操
作されるようになつている。
40はその加動盤33の円周面に切り欠かれた
ワイヤー受け入れ凹溝、41は同じく円周面に付
与されたボール受け入れ切欠であり、これには回
転位置決め用の規制ボール42が係合している。
43はそのボール42に背圧を付与する圧縮コイ
ルバネであつて、操作ブロツク34のバネ収容孔
44内に封入設置されている。45はそのバネ4
3のストツパーネジであつて、これをバネ収容孔
44に対して螺合進退させることにより、バネ4
4の背圧を強弱調整できるようになつている。
把手管11の手元部から首振り操作レバー38
を回転操作して、上下一対のボーデンワイヤー3
2を各別に後方へ引くことにより、ユニバーサル
ジヨイント軸18とその軸受鞘環25とを第17
図のように、その屈折支点X−Xから上向き又は
下向きとなる首振り状に屈折させて、回転ブラシ
21の方向性を変更調整するのであり、その際軸
受鞘環25の張り出し鍔部25bが、左右一対の
首振り角度規制板22の円弧ガイド面22aと係
合しつつ、円滑に首振り作用すると共に、常に安
定な支持状態に保たれることとなる。その円弧ガ
イド面22aにより規定された角度範囲β内にお
いて、ユニバーサルジヨイント軸18との一体的
に回転ブラシ21が、その首振りの屈折角度を変
更調整されるようになつているのである。
図例では、上記把手管11を特にその長さの伸
縮調整可能な組立体に仕上げている。即ち、11
aは把手管11の太い本体管部、11bはその内
部へ後方から伸縮スライド自在に嵌合された細い
伸縮管部であつて、上記操作ブロツク34はその
太い本体管部11aの後端近傍位置に被着一体化
されている。又、上記スイツチレバー17を備え
たキヤツプ16は、細い伸縮管部11bの後端位
置に太い本体管部11aと衝当し得る張り出し形
態として固定されている。
46は細い伸縮管部11bの前後両端位置に穿
設されたピン受け入れ孔、47はこれと係脱自在
に係止するロツクピンであり、太い本体管部11
aの後端位置に対応設置されている。48はその
ロツクピン47の取付筒であつて、第14図のよ
うに本体管部11aに付属固定されており、その
内部に封入された圧縮コイルバネ49によつて、
ロツクピン47が常時ピン受け入れ孔46内へ係
止するように弾圧されている。
そのため、伸縮管部11bが本体管部11aの
内部へ埋没する如く前方へ押されて、その後側の
ピン受け入れ孔46へロツクピン47が係止した
時には、これによつて把手管11の全体が短縮状
態に固定ロツクされることとなり、又、伸縮管部
11bが本体管部11aから後方へ引き出され露
呈し、その前側のピン受け入れ孔46へロツクピ
ン47が係止した時には、把手管11は第3図の
ようにその全体長さの伸張状態に固定ロツクされ
ることとなつて、何れにしても安定良く握り持つ
て清掃作業を行なえるのである。
尚、把手管11をその長さの伸縮不能に構成し
ても、勿論良い。更に、図例では把手管11の手
元部から遠隔操作して、回転ブラシ21を首振り
状に屈折させるように設定しているが、例えば軸
受鞘環25の張り出し鍔部25bに、左右一対の
規制板22と対応位置するボールを保持させる一
方、そのボールと係脱自在に係合する複数のボー
ル受け入れ切欠を、両規制板22の円弧ガイド面
22aに刻設すると共に、その張り出し鍔部25
bと規制板22との相互間に、左右一対の引張コ
イルバネを連繋掛架させることにより、把手管1
1の先端部において、回転ブラシ21を首振り状
に屈折操作するように構成してもさしつかえな
い。その場合には、直接操作手によつて、ユニバ
ーサルジヨイント軸18とその軸受鞘環25を屈
折支点X−Xの廻りに屈折させることとなり、そ
の屈折状態が引張コイルバネの圧力を受けたボー
ルと、その受け入れ切欠との係合作用によつて、
安定良く施錠保持されるのである。
<作用> 上記のように構成された本考案の使用に当つて
は、DCモーター14の電気配線用カールコード
15を、建物の電源へ接続して、そのスイツチレ
バー17の操作によりモーター14を始動させる
と共に、把手管11を握り持つて清掃作業するの
である。
そして、回転ブラシ21を首振り状に屈折させ
る場合には、把手管11の手元部から首振り操作
レバー38を回転させて、ボーデンワイヤー32
を後方へ引く。その上側のワイヤー32を後方へ
引けば、ユニバーサルジヨイント軸18とその軸
受鞘環25が、屈折支点X−Xを中心として上向
きに屈折作用することになり、又下側のワイヤー
32を後方へ引けば、同じくジヨイント軸18と
その鞘環25が下向きに屈折作用して、回転ブラ
シ21はその首振り角度規制板22の円弧ガイド
面22aにより予じめ規定された角度範囲β内に
おいて、第17図のようにその首振り屈折状態に
変更調整されるのであり、従い浴槽の底面やその
周辺の床面のみならず、これらの起立壁面やその
角隅部なども不自然な作業姿勢を強要されること
なく、安楽に且つ確実に清掃することができる。
このことは、把手管11の長さを伸縮調整する
ことによつて、更に一層向上されることとなる。
その把手管11の長さを全体的に伸張させたとし
ても、首振り操作レバー38を備えた操作ブロツ
ク34は、把手管11を形作る固定側の太い本体
管部11aに設置されており、又モーター14の
電気配線用コードも伸縮可能なカールコード15
として、把手管11の内部に導通されているた
め、一切の支障がなく、極めて円滑に能率良く清
掃作業を行なえるのである。
<考案の効果> 以上を要するに、本考案に係る手持ち式の電動
掃除機では、把手管11の先端部に付属一体化さ
れたモーター収容ケース12と、 その収容ケース12に内蔵設置されたDCモー
ター14と、 同じく収容ケース12から前方へ露出するモー
ター14の出力軸19に、ユニバーサルジヨイン
ト軸18を介して伝動連結された回転ブラシ21
と、 そのユニバーサルジヨイント軸18を挟む位置
関係の向かい合う左右一対として、モーター収容
ケース12から前方へ一体的に張り出された首振
り角度規制板22と、 ユニバーサルジヨイント軸18の屈折支点X−
Xよりも先端位置へ、回転不能な遊合状態に套嵌
されることにより、そのユニバーサルジヨイント
軸18との一体的に屈折作用し得る軸受鞘環25
と、 その軸受鞘環25から張り出す係合鍔部25b
とモーター収容ケース12との前後相互間に亘つ
て、首振り角度規制板22を被覆するように連繋
張架されたベローズ26とを備え、 両首振り角度規制板22の先端部に形成された
円滑ガイド面22aへ、軸受鞘環25の係合鍔部
25bを係合支持させることにより、そのガイド
面22aにより規定された角度範囲β内で、上記
ユニバーサルジヨイント軸18との一体的に回転
ブラシ21を、上下方向へ首振り状態に調整でき
るように設定してあるため、冒頭に述べた従来技
術の課題を確実に解決でき、極めて安楽な作業の
もとに、優れた清掃効果を能率良く得られる効果
がある。
特に、実用新案登録請求の範囲・第2項に記載
した通り、その手持ち式の電動掃除機の構成上把
手管11の先端部に付属一体化されたモーター収
容ケース12と、 その収容ケース12に内蔵設置されたDCモー
ター14と、 同じく収容ケース12から前方へ露出するモー
ター14の出力軸19に、ユニバーサルジヨイン
ト軸18を介して伝動連結された回転ブラシ21
と、 そのユニバーサルジヨイント軸18を挟む位置
関係の向かい合う左右一対として、モーター収容
ケース12から前方へ一体的に張り出された首振
り角度規制板22と、 ユニバーサルジヨイント軸18の屈折支点X−
Xよりも先端位置へ、回転不能な遊合状態に套嵌
されることにより、そのユニバーサルジヨイント
軸18との一体的に屈折作用し得る軸受鞘環25
と、 その軸受鞘環25の軸受口筒部25aへ、首振
り角度規制板22との平行状態に付属固定された
受動盤29と、 上記把手管11の手元部へ受動盤29と前後の
対をなすように、且つユニバーサルジヨイント軸
18の屈折支点X−Xと平行する支軸36を中心
として回転操作される加動盤33と、 その受動盤29と加動盤33との前後相互間に
捲き掛け係止されたボーデンワイヤー32と、 上記軸受鞘環25から張り出す係合鍔部25b
とモーター収容ケース12との前後相互間に亘つ
て、首振り角度規制板22や受動盤29を被覆す
るように連繋張架されたベローズ26とを備え、 両首振り角度規制板22の先端部に形成された
円弧ガイド面22aへ、軸受鞘環25の係合鍔部
25bを係合支持させると共に、上記加動盤33
を首振り操作レバー38により回転させて、ボー
デンワイヤー32を引くことにより、上記ガイド
面22aにより規定された角度範囲β内で、上記
ユニバーサルジヨイント軸18との一体的に回転
ブラシ21を、その把手管11の手元部から上下
方向へ首振り状態に調整操作できるように設定す
るならば、把手管11の長さを長く形成しても、
その手元部から回転ブラシ21を確実・円滑に首
振り状態として調整操作することができるため、
上記効果が更に一層向上されることとなる。
又、実用新案登録請求の範囲・第3項に記載し
たように、把手管11を太い本体管部11aと、
これに対して伸縮スライド自在に嵌合された細い
伸縮管部11bとから成る組立体とし、 その本体管部11aの手元部に固定一体化した
操作ブロツク34へ、そのブロツク34の支軸3
6を中心として回転する加動盤33を内蔵させる
と共に、その加動盤33をこれに付属固定された
首振り操作レバー38により、本体管部22aの
外部から回転操作できるように設定するならば、
その把手管11の長さを長く伸張させた状態にお
いて、上記効果を達成できることは勿論のこと、
その短縮させた小型コンパクトな状態のもとに、
持ち運びや格納などを行なうことができるので、
その意味からも実用上著しく便利なものであると
言える。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案に係る電動掃除機の全体を
示す平面図と側面図、第3図はその把手管を伸張
させた状態の全体側面図、第4図は第1図の4−
4線に沿う部分拡大断面図、第5図は第2図の5
−5線に沿う部分拡大断面図、第6図は回転ブラ
シを分解した状態の半欠截断面図、第7図は第5
図の7−7線断面図、第8,9図は同じく第5図
の8−8線と9−9線に沿う各拡大断面図、第1
0図は第4図に対応する回転ブラシの首振り屈折
状態を示す側断面図、第11,12図は把手管の
手元部を示す平面図と側面図、第13,14図は
第11図の13−13線と14−14線に沿う各
拡大断面図、第15図は第13図の15−15線
断面図、第16図は第15図の16−16線断面
図、第17図は回転ブラシの首振り屈折作用を示
す側面図である。 11……把手管、11a……本体管部、11b
……伸縮管部、12……モーター収容ケース、1
4……DCモーター、18……ユニバーサルジヨ
イント軸、19……出力軸、21……回転ブラ
シ、22……首振り角度規制板、22a……円弧
ガイド面、25……軸受鞘環、25a……軸受口
筒部、25b……係合鍔部、26……ベローズ、
29……受動盤、32……ボーデンワイヤー、3
3……加動盤、34……操作ブロツク、36……
支軸、38……首振り操作レバー、X−X……屈
折支点、β……首振り角度範囲。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 把手管11の先端部に付属一体化されたモー
    ター収容ケース12と、 その収容ケース12に内蔵設置されたDCモ
    ーター14と、 同じく収容ケース12から前方へ露出するモ
    ーター14の出力軸19に、ユニバーサルジヨ
    イント軸18を介して伝動連結された回転ブラ
    シ21と、 そのユニバーサルジヨイント軸18を挟む位
    置関係の向かい合う左右一対として、モーター
    収容ケース12から前方へ一体的に張り出され
    た首振り角度規制板22と、 ユニバーサルジヨイント軸18の屈折支点X
    −Xよりも先端位置へ、回転不能な遊合状態に
    套嵌されることにより、そのユニバーサルジヨ
    イント軸18との一体的に屈折作用し得る軸受
    鞘環25と、 その軸受鞘環25から張り出す係合鍔部25
    bとモーター収容ケース12との前後相互間に
    亘つて、首振り角度規制板22を被覆するよう
    に連繋張架されたベローズ26とを備え、 両首振り角度規制板22の先端部に形成され
    た円弧ガイド面22aへ、軸受鞘環25の係合
    鍔部25bを係合支持させることにより、その
    ガイド面22aにより規定された角度範囲β内
    で、上記ユニバーサルジヨイント軸18との一
    体的に回転ブラシ21を、上下方向へ首振り状
    態に調整できるように設定したことを特徴とす
    る手持ち式の電動掃除機。 2 把手管11の先端部に付属一体化されたモー
    ター収容ケース12と、 その収容ケース12に内蔵設置されたDCモ
    ーター14と、 同じく収容ケース12から前方へ露出するモ
    ーター14の出力軸19に、ユニバーサルジヨ
    イント軸18を介して伝動連結された回転ブラ
    シ21と、 そのユニバーサルジヨイント軸18を挟む位
    置関係の向かい合う左右一対として、モーター
    収容ケース12から前方へ一体的に張り出され
    た首振り角度規制板22と、 ユニバーサルジヨイント軸18の屈折支点X
    −Xよりも先端位置へ、回転不能な遊合状態に
    套嵌されることにより、そのユニバーサルジヨ
    イント軸18との一体的に屈折作用し得る軸受
    鞘環25と、 その軸受鞘環25の軸受口筒部25aへ、首
    振り角度規制板22との平行状態に付属固定さ
    れた受動盤29と、 上記把手管11の手元部へ受動盤29と前後
    の対をなすように、且つユニバーサルジヨイン
    ト軸18の屈折支点X−Xと平行する支軸36
    を中心として回転操作される加動盤33と、 その受動盤29と加動盤33との前後相互間
    に捲き掛け係止されたボーデンワイヤー32
    と、 上記軸受鞘環25から張り出す係合鍔部25
    bとモーター収容ケース12との前後相互間に
    亘つて、首振り角度規制板22や受動盤29を
    被覆するように連繋張架されたベローズ26と
    を備え、 両首振り角度規制板22の先端部に形成され
    た円弧ガイド面22aへ、軸受鞘環25の係合
    鍔部25bを係合支持させると共に、上記加動
    盤33を首振り操作レバー38により回転させ
    て、ボーデンワイヤー32を引くことにより、
    上記ガイド面22aにより規定された角度範囲
    β内で、上記ユニバーサルジヨイント軸18と
    の一体的に回転ブラシ21を、その把手管11
    の手元部から上下方向へ首振り状態に調整操作
    できるように設定したことを特徴とする手持ち
    式の電動掃除機。 3 把手管11を太い本体管部11aと、これに
    対して伸縮スライド自在に嵌合された細い伸縮
    管部11bとから成る組立体とし、 その本体管部11aの手元部に固定一体化し
    た操作ブロツク34へ、そのブロツク34の支
    軸36を中心として回転する加動盤33を内蔵
    させると共に、その加動盤33をこれに付属固
    定された首振り操作レバー38により、本体管
    部22aの外部から回転操作できるように設定
    したことを特徴とする請求項2記載の手持ち式
    の電動掃除機。
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