JPH0415998Y2 - - Google Patents

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JPH0415998Y2
JPH0415998Y2 JP1590186U JP1590186U JPH0415998Y2 JP H0415998 Y2 JPH0415998 Y2 JP H0415998Y2 JP 1590186 U JP1590186 U JP 1590186U JP 1590186 U JP1590186 U JP 1590186U JP H0415998 Y2 JPH0415998 Y2 JP H0415998Y2
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は扇風機の前ガードの脱出防止をする
保持装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第11図及び第12図は、例えば実開昭54−
87148号公報に示された従来の扇風機のガード保
持装置を示す図で、第11図は扇風機の正面図、
第12図は右側面図である。
図中、61は支柱、62は支柱61に支持され
羽根用電動機(図示しない)が収納された頭部、
63は頭部62に装着された後ガード、64は後
ガード63の外周部、65は後ガード63の前に
配置されその外周部66が後ガード63の外周部
64に当接する前ガード、67はほぼC字状に形
成され外周部64,66を外方から挟着する挟着
片である。
従来の扇風機のガード保持装置は上記のように
構成され、前ガード65は挟着片67によつて後
ガード63に挟着保持される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の扇風機のガード保持装置で
は、挟着片67によつて挟着しているだけである
ため、衝撃による前ガード65の脱落を十分防止
できるとはいえないという問題点がある。また、
挟着片67の操作はそれ程容易ではなく、かつ前
後ガード65,63の外周部66,64の塗装を
はく離させるという問題点もある。
この考案は上記問題点を解決するためになされ
たもので、衝撃等による前ガードの脱落を確実に
防止でき、かつ操作が容易で、しかも前ガードに
傷をつけたりしないようにできる扇風機のガード
保持装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る扇風機のガード保持装置は、互
いに係合した前ガード及び後ガードからなるガー
ドの下方にネツクピースを配置し、このネツクピ
ースの前面に上下方向へ摺動可能な保持片を設
け、この保持片が上昇位置にあるとき前ガードの
外周下部を押圧するようにしたものである。
〔作用〕
この考案においては、保持片を上昇位置に移動
させると、保持片の頭部はガードの外周下部を押
圧し、ガード下部が前方へ脱出することを規制す
る。
〔実施例〕
第1図〜第10図はこの考案の一実施例を示す
図で、第1図は扇風機の右側面図、第2図は正面
図、第3図は首振機構の分解斜視図である。
まず、第1図〜第3図により、扇風機の全体構
成を説明する。
図中、1は前ガード、2は前ガード1の外周部
を形成するガードリング、3は前ガード1が係合
保持される後ガード、4は前ガード1及び後ガー
ド3内に収納された羽根、5は羽根4を駆動する
羽根用電動機で、上記1〜5により扇風機の頭部
6が構成されている。7はほぼL字状に形成され
上部に羽根用電動機5が支持された支持体、8は
支持体7の上端部に固着された把手、9は支持体
7の下部に結合されたネツクピース、10はネツ
クピース9に上下方向への移動可能に装着されガ
ードリング2の下部が前方へ脱出するのを防止す
る保持片、11はネツクピース9を収納するネツ
クカバー、12はネツクピースカバー11に収納
された俯仰角調節装置(図示しない)に固着され
て下方へ突出するスピンドル、13はネツクピー
スカバー11の下方に配置された制御箱で、14
はそのケース、15はケース14を覆うカバー、
16は制御箱13の前面に配置された飾りパネル
で、押ボタンスイツチ17が配列されている。1
8はケース14に嵌装されスピンドル12を枢持
する軸筒、19はスピンドル12の先端に嵌入さ
れスピンドル12の上方への動きを規制するEリ
ング、20はスピンドル12に挿通されクラツチ
台21を介してスピンドル12と摩擦力で結合さ
れた腕、22は支持板23を介してねじ24でケ
ース14内に固設された首振用電動機、25はピ
ン26で首振用電動機22の軸に固定されたクラ
ンク、27は一端がクランク25の先端に座金2
8を介してねじ29で枢着され他端が腕20の先
端に枢着されたロツド、30はタイムスイツチ
で、31はその時間設定用のつまみであり、上記
12,18,20〜30制御箱13内に収納され
ている。そして、頭部6と上記7〜31で扇風機
の本体32が構成されている。
33は支柱で、34は支柱33の主要部を形成
し上端部で制御箱13の下部に結合されねじ35
で脱出防止された管体で、下端部は管固定ねじ3
6で基台37に結合されている。基台37は底板
38とその上面を覆う飾り板39からなつてい
る。40は底板38、管体34を通じて首振用電
動機22,羽根用電動機5等に電源を供給するコ
ードである。
上記のように構成された扇風機において、羽根
用電動機5に電源が供給されると、羽根4を回転
させ前ガード1を通して送風する。
一方、首振用電動機22に電源が供給される
と、クランク25は回転し、ロツド27を往復運
動させ、この運動は腕20に伝達される。これに
より、腕20はその軸を中心にして揺動運動し、
腕20に結合されたスピンドル12及びネツクピ
ース9を介して支持体7を揺動運動させる。これ
で、頭部6は首振り運動する。
また、周知の2重首振り機構も制御箱13の下
部と管体34の結合部に設けられているが、詳細
は省略する。
また、頭部6を前方又は後方へ倒せば、ネツク
ピース9は上記俯仰角調節装置の作用により回動
し、頭部6は俯仰角動作をする。
次に、第4図〜第10図によりガード保持部分
について説明する。
第4図は前後ガード下部の縦断面図、第5図は
ネツクピース前部及び保持片部分の平面図、第6
図は第5図の−線断面図、第7図は第5図の
−線断面図、第8図はネツクピース前部の平
面図、第9図は第8図の−線断面図、第10
図は第8図の−線断面図である。
図中、9aはネツクピース9の前部に設けられ
上下方向に沿いかつ上面に開口する係合溝で、こ
の係合溝9aの壁に突起9bが形成されており、
係合溝9aの上端には上記開口を狭める方向へ突
出したつめ9cが形成されている。10は操作部
10a、保持部10b及び摺動部10cからなる
保持片で、操作部10aはネツクピース9の前面
に配置され、その前面には操作を容易にするため
の凹凸が形成されている。保持部10bは上昇位
置にあるとき前ガード1のガードリング2の外周
下部と係合してこれを押圧する。摺動部10cは
係合溝9a内に挿入され上下方向に摺動し、係合
溝9aの壁と対向する面に突起9bと係合する2
個の凹部10d,10eが形成されている。ま
た、摺動部10cの両側端には腕10fが設けら
れ、その先端につめ9cと係合する凸部10gが
形成されている。
保持片10をネツクピース9に装着する場合
は、腕10fを両側から押圧して第6図の破線の
ようにすぼめ、摺動部10cを係合溝9aの上方
から挿入する。保持片10が挿入され、凸部10
gがつめ9cを越えると、腕10fは弾性力で復
元し、凸部10gはつめ9cと係合し、保持片1
0の上方への脱出は阻止される。さらに保持片1
0を押し下げると、上方の凹部10dは突起9b
と係合し、保持片10の下降位置が決定する。
この状態から操作部10aを操作して保持片1
0を押し下げると、凹部10dと突起9bの係合
は解除され、摺動部10cは係合溝9aに案内さ
れて上昇し、下方の凹部10eは第7図に示すよ
うに突起9bと係合し、保持片10の上昇位置が
決定する。このとき、保持部10bはガードリン
グ2の外周下部を押圧する。これで、前ガード1
が前方へ脱出することは防止される。
なお、実施例では係合溝9aに1個の突起9b
を形成し、保持片10に2個の凹部10d,10
eを形成したものを示したが、これとは逆に、係
合溝9aに2個の凹部を形成し、保持片10に1
個の突起を形成しても、同様の機能が得られる。
このようにして、強度の高いネツクピース9に
保持片10が装着されるので、強度高く構成され
る。前ガード1はガードリング2が後ガード3に
嵌合することにより互いに係合保持されている
が、この係合部が摩耗によつて保持機能が失われ
ても、保持片10により前ガード1の下部の脱出
は防止される。保持片10は適宜大きくできるの
で、従来の挟着片67に比し操作性に優れてい
る。また、保持片10はガードリング2に広い面
積で接触しているため、ガードリング2の塗料の
はく離は少ない。
また、後ガード3の中央を羽根用電動機5に固
定しているだけでなく、前ガード1の外周下部を
押圧しているので、前後ガード1,3の振動を抑
制することができる。
さらに、保持片10は腕10fをすぼめること
により、係合溝9aに対して容易に着脱できるた
め、組立性は向上する。
なお、実施例では、係合溝9a内に突起9b
を、摺動部10cに凹部10d,10eを設けた
ものを示したが、係合溝9a内に凹所を、摺動部
10cに突起を設けても、同様の機能が得られ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したとおりこの考案では、互いに係合
した前ガード及び後ガードからなるガードの下方
にネツクピースを配置し、このネツクピースの前
面に上下方向へ摺動可能な保持片を設け、この保
持片が上昇位置にあるとき前ガードの外周下部を
押圧するようにしたので、保持装置は強度高く構
成できると共に、前後ガードの係合が摩耗によつ
てその機能を失つても前ガードを保持できる。ま
た、操作性が良好であると共に、前後ガードの振
動を防止できる。等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図はこの考案による扇風機のガ
ード保持装置の一実施例を示す図で、第1図は扇
風機の右側面図、第2図は第1図の正面図、第3
図は首振機構の分解斜視図、第4図は第2図の前
後ガード下部の縦断面図、第5図は第4図のネツ
クピース前部及び保持片部分の平面図、第6図は
第5図の−線断面図、第7図は第5図の−
線断面図、第8図は第5図のネツクピース前部
の平面図、第9図は第8図の−線断面図、第
10図は第8図の−線断面図、第11図及び
第12図は従来の扇風機のガード保持装置を示す
図で、第11図は扇風機の正面図、第12図は第
11図の右側面図である。 図中、1は前ガード、2は前ガードの外周部
(ガードリング)、3は後ガード、7は支持部材
(支持体)、9は支持部材(ネツクピース)、10
は保持片である。なお、図中、同一符号は同一部
分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前ガードの外周部と後ガードの外周部とが互い
    に嵌合して形成されたガードと、上部で上記後ガ
    ードを保持し下部が上記ガードの下部に延在する
    支持部材と、この支持部材の前面に上下方向への
    摺動可能に設けられ上昇位置にあるとき上記ガー
    ドの外周下部を上記支持部材に対して押圧する保
    持片とを備えてなる扇風機のガード保持装置。
JP1590186U 1986-02-06 1986-02-06 Expired JPH0415998Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1590186U JPH0415998Y2 (ja) 1986-02-06 1986-02-06

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JP1590186U JPH0415998Y2 (ja) 1986-02-06 1986-02-06

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Publication Number Publication Date
JPS62128191U JPS62128191U (ja) 1987-08-13
JPH0415998Y2 true JPH0415998Y2 (ja) 1992-04-09

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