JPH05296060A - エンジンの動力伝達装置 - Google Patents

エンジンの動力伝達装置

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JPH05296060A
JPH05296060A JP12960492A JP12960492A JPH05296060A JP H05296060 A JPH05296060 A JP H05296060A JP 12960492 A JP12960492 A JP 12960492A JP 12960492 A JP12960492 A JP 12960492A JP H05296060 A JPH05296060 A JP H05296060A
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JP
Japan
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shaft
drive shaft
engine
power transmission
oil pan
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Application number
JP12960492A
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English (en)
Inventor
Junichi Okita
潤一 沖田
Osamu Kameda
修 亀田
Sakuyoshi Hasefuji
作美 長谷藤
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】オイルパン内に配設された補機類駆動軸の保持
をしっかりと行なう。 【構成】例えばオイルポンプ71を駆動する補機類駆動
軸31が、エンジン1のオイルパン26を貫通して配設
される。オイルパン26内に配設された保持部材61
が、ボルト63によって、エンジンブロックを構成する
クランクケ−ス下部22に固定されている。駆動軸31
は、オイルパン26に保持されることなく、保持部材6
1によって回転自在に保持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの動力伝達装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジン、特に自動車用エンジンにおい
ては、エンジン出力軸によって種々の補機類、例えばオ
イルポンプ、ウオ−タポンプ、オルタネ−タ、ラジエタ
ファン等を駆動することが行なわれている。実開昭61
−175513号公報には、エンジン出力軸によってオ
イルポンプを駆動するものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジン出
力軸により補機類を駆動する場合、エンジン出力軸によ
る駆動される補機類駆動軸を、オイルパンを貫通するよ
うに配設すると共にこのオイルパンで回転自在に保持さ
せることが行なわれている。特に、エンジン出力軸から
の補機類駆動力取り出し部に対して補機類が大きく離れ
ているときは、この駆動軸がかなり長尺のものとされ
る。
【0004】一方、オイルパンは、軽量化等の観点から
かなり肉薄に形成されて、エンジンの振動を受けて振動
し易いもの、特に放射音を発生し易いものとなる。した
がって、このようなオイルパンに駆動軸を保持させるこ
とは、駆動軸をしっかりと保持する上で好ましくないば
かりでなく、駆動軸の回転力を受けてオイルパンがより
一層振動し易いすなわち騒音を発生し易いものとなって
しまう。
【0005】したがって、本発明の目的は、補機類駆動
用の駆動軸をオイルパン内に配設するものを前提とし
て、この駆動軸をしっかりと保持し得ると共にオイルパ
ンからの騒音発生をも防止し得るようにしたエンジンの
動力伝達装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、エンジン出力軸により補機類駆動用の駆動軸を駆
動するようにしたエンジンの動力伝達装置において、前
記駆動軸が、エンジンのオイルパンを貫通するように配
設され、前記オイルパン内には、エンジンブロックに固
定された保持部材が配置され、前記駆動軸が、前記オイ
ルパンに保持されることなく前記保持部材によって回転
自在に保持されている、ような構成としてある。
【0007】前記エンジン出力軸から駆動軸への動力伝
達経路中に、弾性変形により動力伝達の緩衝を行なう緩
衝部材を配置することができる。この緩衝部材が所定以
上変形したときに、動力伝達を剛体的に行なうためのス
トッパ機構を設けることができる。
【0008】上記緩衝部材は、ストッパ機構をも含め
て、エンジン出力軸から駆動軸への動力伝達中に、動力
伝達方向上流側と下流側との2箇所設けることができ
る。この場合、エンジン出力軸と前記駆動軸との間の動
力伝達経路中にアイドル軸を設けて、エンジン出力軸と
アイドル軸との間に第1緩衝部材(第1ストッパ機構)
を設け、アイドル軸と駆動軸との間に第2緩衝部材(第
2ストッパ)を設ければよい。
【0009】上述の緩衝部材とストッパ機構を備えた構
成は、例えば次のような構成として得ることができる。
すなわち、エンジン出力軸から駆動軸への動力伝達経路
中に、軸孔を有すると共に該軸孔の内周面に周方向に所
定間隔をあけて複数の第1歯部を有する第1部材と、前
記軸孔に挿入されると共に外周に周方向に所定間隔あけ
て複数の第2歯部を有する第2部材とを介在させて、前
記第1歯部と第2歯部とが径方向に所定間隙を有するよ
うにして該間隙部分に弾性部材を介在させ、前記第1歯
部と第2歯部とを前記軸孔の径方向においてオ−バラッ
プするように設定すること、によって得られる。
【0010】補機類としては種々のものが適用可能であ
るが、例えばオイルポンプやウオ−タポンプとすること
ができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、オイルパン内に配設さ
れた駆動軸は、保持部材を介して強度的に極めて優れた
剛体としてのエンジンブロックに保持されるので、この
駆動軸の保持がしっかりとしたものとなる。また、駆動
軸の回転力がオイルパンに伝達されるという事態を防止
して、オイルパンから発生する騒音防止の点からも好ま
しいものとなる。さらに、オイルパンに駆動軸を回転自
在に保持させた場合に比して、オイルパンと駆動軸との
間のシ−ルが不用となるか、あるいはシ−ルする場合で
もシ−ルが容易となる。
【0012】請求項2あるいは請求項4に記載したよう
な構成とすることにより、エンジン出力軸の角速度変化
が吸収されて、補機類の駆動を円滑に行なうことができ
る。
【0013】請求項3あるいは請求項5に記載したよう
な構成とすることにより、補機類の円滑な駆動を確保し
つつ、補機類への動力伝達を確実に行なうことができ
る。
【0014】請求項7に記載したような構成とすること
により、緩衝部材とストッパ機構との機能を、コンパク
トにかつ簡単な構造で得ることができる。本発明の好ま
しい態様およびその利点は、以下の実施例の説明からも
明らかとなる。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。図1において、1はエンジン、2はクラッ
チ、3は動力伝達装置、4は変速機、5は差動装置であ
る。
【0016】エンジン1は、例えば直列4気筒エンジン
とされ、そのクランク軸が図1中左右方向に伸びるもの
とされている。また、変速機3は、例えば前進5段の手
動変速機とされて、その軸線が図1中左右方向に伸びる
ものとされている。このエンジン1と変速機3とは、互
いに並列に配置、すなわちクランク軸と変速機軸線とが
互いに平行になるように配置されている。
【0017】クラッチ2はエンジン1のクランク軸方向
一端部に配置され、このクラッチ2を挟んでエンジン1
とは反対側すなわち上記クランク軸方向一端部側に動力
伝達装置3が配置されている。換言すれば、動力伝達装
置3は、エンジン1および変速機4の軸方向一端部側に
配置されている。
【0018】変速機4は、入力軸10と出力軸11とカ
ウンタ軸12とを有し、エンジン1からの出力が、クラ
ッチ2、動力伝達装置3を介して入力軸10に入力され
る。カウンタ軸12と出力軸11との間には、変速段構
成用の歯車列が複数構成されており、この歯車列が構成
される部分を、図1では符号13で示すように破線で囲
って簡略化して示してある。
【0019】差動装置5は、エンジン1と並列となるよ
うに、変速機4の軸線方向他端部側すなわち動力伝達装
置3とは反対側に配置されている。変速機4の出力軸1
1には、出力ギア15が取付けられて、この出力ギア1
5から差動装置5へと動力が伝達される。そして、差動
装置5の出力取り出し方向が、図1中矢印a、bで示す
ように、エンジン1のクランク軸方向となるように設定
されている。これにより、エンジン1を自動車車体に対
して横置きしたときに、差動装置5からの出力取り出し
方向が、左右駆動輪へ連結されるドライブシャフトの配
置方向と一致されることになる。
【0020】前述の各要素1〜5からなるパワ−プラン
トPTは、全体として1つのブロック状となるように構
成されており、以下この点について図2以下を参照しつ
つ説明する。図2、図3に示すように、エンジン1のク
ランクケ−スは、クランクケ−ス上部21とクランクケ
−ス下部22との分割構成とされている。クランクケ−
ス上部は、鋳造により、エンジンシリンダ23および変
速機4のケ−シング24と一体成形されている。また、
クランクケ−ス下部22は、鋳造により、差動装置5の
ケ−シング25をも構成するように一体成形されてい
る。そして、クランクケ−ス上部21の下面にクランク
ケ−ス下部22の上面を当接させた状態で該両者21と
22とがボルトにより一体化されている。さらに、クラ
ンクケ−ス下部22の下面には、オイルパン26の上面
がボルトにより一体化されている。
【0021】上述のように、エンジン1のクランクケ−
ス上部21によって変速機4のケ−シング24が構成さ
れるが、この変速機ケ−シング24は潤滑油が漏らない
ようにシ−ル部材等をも利用して液密とされて、内部に
変速機4専用の潤滑油が充填され、その液面が符号L1
で示される。
【0022】差動装置5のケ−シング25の上壁は、変
速機ケ−シング24の底壁によっても構成されており、
このケ−シング25の下方は、オイルパン26に向けて
解放されている。この差動装置5は、その出力取り出し
軸が図2、図3中符号27で示され、その入力ギア(リ
ングギア)が図2、図3中符号28で示される。そし
て、入力ギア28の略下半分が、オイルパン26内の潤
滑油に浸されるようになっている。勿論、オイルパン2
6内には、エンジン潤滑用したがって動力伝達装置3用
および差動装置5用の潤滑油が貯留されており、その液
面が符号L2で示される。
【0023】オイルパン26内には、補機類の駆動軸3
1が配設されている。この駆動軸31は、エンジン1に
より駆動されるもので、クラッチ2側端部においてエン
ジン1のクランク軸32に取付けたギア33から、ギア
34、スプロケット36、チェ−ン37、スプロケット
38を介して上記駆動軸31へと駆動力が伝達される。
ギア34とスプロケット36とは、実施例では互いに一
体回転されて、アイドル軸35に回転自在に保持されて
いるものである。
【0024】図1に示すクラッチ室41は、クランクケ
−ス上部21と下部22とによって構成されている。ク
ラッチ室41には、クラッチ出力軸42が配置されて、
クランク軸32と出力軸42との間が、クラッチ室41
内のクラッチ2によって断続される。
【0025】クラッチ室41の前方(図1中右方)に位
置するように、動力伝達装置3が収納される動力伝達室
43が構成されている。この動力伝達室43は、クラン
クケ−ス上部21と22とカバ−体44とによって構成
され、かつシ−ル部材等を利用して液密に構成されてい
る。この動力伝達室43には、図4に示すように、クラ
ッチ出力軸42の一端部が延在されて、ここにスプロケ
ット45が取付けられている。また、動力伝達室43に
は、変速機入力軸10が延在されて、ここにスプロケッ
ト46が取付けられている。そして、両スプロケット4
5と46との間に、チェ−ン47が巻回されている。こ
のように、動力伝達装置3は、スプロケット45、46
とチェ−ン47とによって実質的に構成されている。
【0026】液密とされた動力伝達室43には、潤滑油
が貯留されるようになっており、その液面が符号L3で
示される。このような動力伝達室43には、エンジン1
の潤滑油が供給されると共に、所定以上の潤滑油はオイ
ルパン26へと戻される。より具体的には、図4に示す
ように、エンジン1のシリンダヘッド51から、外部配
管された供給配管52を介して動力伝達室43へと潤滑
油が供給され、また外部配管された排出管53を介し
て、動力伝達室43の余剰潤滑油がオイルパン26へと
戻される。
【0027】ここで、シリンダヘッド51はもっとも高
い位置にあり、次いで、動力伝達室43内の液面L3が
高く、オイルパン26内の液面L2がもっとも低い位置
とされている(変速機3内の液面L1は、L2とL3と
の中間の高さ位置にある)。したがって、後述するオイ
ルポンプにより汲み上げられてシリンダヘッド51まで
圧送された潤滑油は、重力による自然落下によって、動
力伝達室43を経た後、オイルパン26へと戻されるこ
とになる。
【0028】次に、図5を参照しつつ、駆動軸31の保
持部分および補機類部分について説明する。先ず、駆動
軸31は、クランク軸32方向に長く伸び、クランク軸
32のクラッチ2側端部付近において、保持部材61を
介して、エンジンブロックより具体的にはクランクケ−
ス下部22の下面に固定されている。この保持部材61
は、実施例では、駆動軸31方向に分割された分割部材
61Aと61Bとの2分割構成とされて、この分割部材
61Aと61B同士は、ボルト62を利用して互いに一
体化されている。この分割部材61Aと61Bとは例え
ば鋳造により十分剛性を有するものとして構成されて、
分割部材61Aと61Bとを一体化した保持部材61
は、ボルト63を利用して、クランクケ−ス下部22の
下面に固定される。
【0029】分割部材61Aの様子を図6に示してあ
り、他方の分割部材61Bは、分割部材61Aとほぼ対
称形状に形成されている。この図6において、符号64
は分割部材61Aと61Bとを結合するためのボルト孔
であり、符号65は保持部材61をクランクケ−ス下部
22に固定するためのボルト孔である。
【0030】駆動軸31の他端部側には、オイルポンプ
71とウオ−タポンプ72とが直列に連結されている。
図5から明らかなように、各ポンプ71、72のケ−シ
ングの一部が、オイルパン26を利用して構成されてい
る。
【0031】駆動軸31のの各端部はオイルパン26を
緩く貫通していて、この貫通部分がシ−ルされている。
ただし、駆動軸31は保持部材61を介してクランクケ
−ス上部21にしっかりと保持されているので、上記貫
通部分において駆動軸31とオイルパン26との間には
事実上無理な力は何等作用しないものとなっている。す
なわち、駆動軸31は、実質的にオイルパン26によっ
ては保持されていないものとされている。
【0032】なお、それぞれエンジンブロックに固定さ
れる保持部材を一対設けて、この一対の保持部材によっ
て駆動軸31(特に各端部あるいは極力端部付近)を回
転自在に保持することもできる。勿論、オイルポンプ7
1等の補機類をオイルパン内に配置して、駆動軸31が
オイルパン26を何等貫通しない構成とすることもでき
る。
【0033】図5に示すように、ギア34とスプロケッ
ト36のボス部36aとの間にはストッパ機構付きの緩
衝機構81が組込まれ、同様に、スプロケット38と駆
動軸31との間にもストッパ機構付きの緩衝機構82が
組込まれている。
【0034】両緩衝機構81と82とは同じように構成
されているので、緩衝機構81に着目して、その一例を
図7を参照しつつ説明する。先ず、第1部材としてのギ
ア34における軸孔83の内面には、スプライン状に、
周方向に所定間隔をあけて複数の第1歯部84が形成さ
れている。同様に、第2部材としてのスプロケット36
のボス部36a外周にも、スプライン状に、周方向に所
定間隔あけて複数の第2歯部85が形成されている。
【0035】両歯部84と85同士は、周方向に所定間
隙を有する。すなわち、ある1つの第1歯部84に着目
した場合、その両隣りにある第2歯部85に対して周方
向に間隙を有し、同様にある1つの第2歯部85に着目
した場合、その両隣りにある第1歯部84に対して周方
向に間隙を有している。
【0036】また、両歯部84、85同士は、ギア34
の径方向においてオ−バラップするように高さ設定され
ている。すなわち、上記間隙を零としたときに、両歯部
84と85とが周方向に当接し得るような高さ関係に設
定されている。そして、歯部84と85との間隙内に
は、ゴムあるいは合成樹脂性の弾性部材86が介在され
ている。この弾性部材86は、実施例では、接着剤等に
よりギア34とボス部36aとに対して一体化されてい
るが、このような一体化は必ずしも必要としない。
【0037】上述のような緩衝機構81は、クランク軸
32の角速度変化があったとき、弾性部材86が弾性変
形することによりこの角速度変化を吸収すなわち緩衝し
て、駆動軸31は常に円滑に回転駆動されることにな
る。弾性部材86が弾性限度まで弾性変形したとき、こ
の限度まで変形された弾性部材86を介して、歯部84
と85との間で確実に動力が伝達されて、駆動軸31の
駆動が遮断されることはない。弾性部材86が、何等か
の原因により損傷して歯部84と85との間に存在しな
くなったときも、歯部84と85との間での動力伝達が
確保される。
【0038】2つの緩衝機構81、82を設けることに
より、上述の緩衝機能がより効果的に発揮されるが、い
ずれか一方の緩衝機構のみとすることもできる。この場
合、角速度変化を生じる原因となるクランク軸32に極
力近い位置に緩衝機構を設けるの好ましい。
【0039】以上実施例について説明したが、変速機4
は自動変速機でもよく、この場合はクラッチ2の代りに
トルクコンバ−タを用いればよい。また、エンジン1と
変速機2とを直列に配置する等、エンジン1、クラッチ
2、変速機3、差動装置5の配置関係は特に問わないも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示すもので、パワ−
プラントの全体を示す簡略平面図。
【図2】図2は図1のX2−X2線相当断面図。
【図3】図3は図1のX3−X3線相当断面図。
【図4】図4は動力伝達室をカバ−体を取外した状態で
図1右方から見たときの図で、図1のX5線方向矢視
図。
【図5】図5は補機類駆動軸のエンジンブロックへの保
持構造を示す側面断面図。
【図6】図6は保持部材を構成する一方の分割部材を図
5の矢印X6方向から見た図。
【図7】図7はストッパ機構付きの緩衝機構の一例を示
す断面図。
【符号の説明】
1:エンジン 21:クランクケ−ス上部(エンジンブロック) 22:クランクケ−ス下部(エンジンブロック) 26:オイルパン 31:駆動軸 32:クランク軸 33:ギア 34:ギア(第1部材) 35:アイドル軸 36:スプロケット 36a:ボス部(第2部材) 37:チェ−ン 38:スプロケット 61:保持部材 61A:分割部材 61B:分割部材 62:ボルト(分割部材締結用) 63:ボルト(保持部材のエンジンブロックへの取付
用) 71:オイルポンプ 72:ウオ−タポンプ 81:緩衝機構(ストッパ機構付き) 82:緩衝機構(ストッパ機構付き) 83:軸孔 84:第1歯部 85:第2歯部 86:弾性部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン出力軸により補機類駆動用の駆動
    軸を駆動するようにしたエンジンの動力伝達装置におい
    て、 前記駆動軸が、エンジンのオイルパンを貫通するように
    配設され、 前記オイルパン内には、エンジンブロックに固定された
    保持部材が配置され、 前記駆動軸が、前記オイルパンに保持されることなく前
    記保持部材によって回転自在に保持されている、ことを
    特徴とするエンジンの動力伝達装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記エンジン出力軸から駆動軸への動力伝達経路中に、
    弾性変形により動力伝達の緩衝を行なう緩衝部材が配置
    されているもの。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記緩衝部材が所定以上変形したときに、動力伝達を剛
    体的に行なうためのストッパ機構が設けられているも
    の。
  4. 【請求項4】請求項1において、 エンジン出力軸と前記駆動軸との間の動力伝達経路中
    に、アイドル軸が設けられ、 前記エンジン出力軸と前記アイドル軸との間に、弾性変
    形により動力伝達の緩衝を行なう第1緩衝部材が配置さ
    れ、 前記アイドル軸と前記駆動軸との間に、弾性変形により
    動力伝達の緩衝を行なう第2緩衝部材が配置されている
    もの。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記第1緩衝部材が所定以上弾性変形したときに、動力
    伝達を剛体的に行なう第1ストッパ機構が設けられ、 前記第2緩衝部材が所定以上弾性変形したときに、動力
    伝達を剛体的に行なう第2ストッパ機構が設けられてい
    るもの。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記補機類が、オイルポンプであるもの。
  7. 【請求項7】請求項1において、 前記補機類が、オイルポンプとウオ−タポンプであるも
    の。
  8. 【請求項8】請求項1において、 前記エンジン出力軸から駆動軸への動力伝達経路中に、
    軸孔を有すると共に該軸孔の内周面に周方向に所定間隔
    をあけて複数の第1歯部を有する第1部材と、前記軸孔
    に挿入されると共に外周に周方向に所定間隔あけて複数
    の第2歯部を有する第2部材が介在され、 前記第1歯部と第2歯部とが周方向に所定間隙を有し
    て、該間隙部分に弾性部材が介在され、 前記第1歯部と第2歯部とが、前記軸孔の径方向におい
    てオ−バラップするように設定されているもの。
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