JPH052954U - インクカートリツジ - Google Patents

インクカートリツジ

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JPH052954U
JPH052954U JP5916691U JP5916691U JPH052954U JP H052954 U JPH052954 U JP H052954U JP 5916691 U JP5916691 U JP 5916691U JP 5916691 U JP5916691 U JP 5916691U JP H052954 U JPH052954 U JP H052954U
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JP
Japan
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ink
ink cartridge
case body
remaining amount
bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP5916691U
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English (en)
Inventor
哲 田中
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH052954U publication Critical patent/JPH052954U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インクカートリッジを簡単な構造として、組み
立てを容易し、低価格で供給できるようにする。また、
インクカートリッジが適用されるプリンタの設計の自由
度を大きくする。 【構成】インク袋(8)をケース本体(2)に収納し、
このインク袋(8)上に押さえ板(9)を載せ、この押
さえ板(9)よりインク残量検出片(9a)を垂下す
る。インク袋(8)内のインクが減少すると、インク残
量検出片(9a)が検出片挿通孔(2c)よりケース本
体底面(2f)に突出してきて、プリンタ側のセンサ
(14)で検出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はインクジェットプリンタにおいて、インクジェットヘッドにインクを 供給するためのインクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタには、そのヘッドにインクを供給するため、着脱自在 のインクカートリッジを備えたものが知られている。従来のインクカートリッジ を図3、図4を参照しながら説明する。インクカートリッジ(21)は、箱状の ケース本体(22)、中蓋(23)、上蓋(24)、インク袋(28)より構成 されており、ケース本体(22)の前面(22e)には、インク針挿通孔(22 b)、ゴム栓圧入孔(22a)、スライド片先端挿通孔(22g)が配設されて いる。中蓋(23)、上蓋(24)はケース本体(22)に溶着されており、ま たゴム栓圧入孔(22a)には、ゴム栓(27)が圧入されている。中蓋(23 )、上蓋(24)で挟まれる空間は、排インク室(25)を構成し、排インクを 吸収・保持するスポンジ(26)が収納される。排インクは、ゴム栓(27)に 刺入される排インク針(13)により、排インク室(25)に導入される。
【0003】 中蓋(23)より下方の空間には、インク袋(28)が収納される。インク袋 (28)は2枚のシートの周縁部を融着してなるもので、ゴム栓(28a)を有 している。このゴム栓(28a)は、前記インク針挿通孔(22b)に臨み、こ のインク針挿通孔(22b)を通してゴム栓(28a)にインク針(12)を刺 入することにより、インク袋(28)内のインクが吸い出される (図3参照)。
【0004】 インク袋(28)上面には押さえ板(29)が載置される。前記中蓋(23) の下面には、リンク(31)が回動自在に支持されており、そのスパン部(31 a)が、上記押さえ板(29)上面に当接している。リンク(31)にはピン( 31b)が突設されており、このピン(31b)がスライド片(32)のガイド 溝(32a)に嵌まっている。スライド片(32)はケース本体(22)に摺動 自在に設けてあり、コイルバネ(30)により図4中A方向に付勢される。従っ て、上記リンク(31)も図3中B方向に付勢され、押さえ板(29)を下方に 押すことになる。スライド片(32)の先端(32b)は、前記スライド片先端 挿通孔(22g)を挿通して、ケース本体(22)の前方に突出する。
【0005】 さて、このインクカートリッジ(21)では、インク袋(28)内のインクが 減少してくると、リンク(31)がB方向に回動し、スライド片(32)がA方 向に摺動して、スライド片先端(32b)がケース本体前面(22e)より突出 してくる。そして、このスライド片先端(32b)が、プリンタ側に設けられる フォトセンサ、マイクロスイッチ等(図示せず)で検出される。この検出があっ た時、プリンタは使用者にインクカートリッジの交換を促すための表示を行う。
【0006】
【考案が解決しようとする問題点】
上記従来のインクカートリッジ(21)では、スライド片先端(32b)がケ ース本体(22)の前方に突出するが、インクカートリッジ(21)の前方には 前記インク針(12)、排インク針(13)が位置するため、スライド片先端( 32b)を検出するセンサ設置のスペースが限られる。また、インクカートリッ ジ(21)後部は、着脱時に人の手がふれるため、やはりセンサを設置すること が難しく、プリンタ設計の自由度が小さいという問題点があった。一方、インク 袋(28)の膨らみの減少(下方向)を、スライド片(32)の前後方向の動き に変換するため、構造が複雑となりコストがかかる。 さらに、ピン(31b) をガイド溝(32a)に嵌める必要があるが、中蓋(23)が邪魔となるため、 特殊な治具を使用するなど組み立てが難しい問題点があった。 この考案は、上記に鑑みなされたものであって、プリンタ設計の自由度が大き く、簡単な構造で組み立ての容易なインクカートリッジの提供を目的としている 。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため、この考案のインクカートリッジは、インク袋をケー スに収納してなるインクカートリッジであって、該インク袋上に押さえ部材を載 置し、該押さえ部材よりインク残量検出片を垂設し、該インク残量検出片を上記 ケース壁を挿通して下方に突出させることを特徴としている。
【0008】
【作用】
この考案のインクカートリッジでは、インク残量検出片を下方に突出させるよ うにしたから、比較的自由に使えるインクカートリッジ下方の空間にセンサを配 備することができ、プリンタ設計の自由度を大きくすることができる。また、イ ンク残量検出片の変位方向が押さえ部材と同じであるから構造が簡単となり、そ れに伴って組み立ても容易となる。
【0009】
【実施例】
この考案の一実施例を、図1及び図2を参照しながら以下に説明する。 実施例インクカートリッジ(1)は、概略的にはケース本体(2)、中蓋(3 )、上蓋(4)により構成されており、中蓋(3)、上蓋(4)はケース本体( 2)に溶着されている。中蓋(3)、上蓋(4)で挟まれる空間は排インク室( 5)を構成し、スポンジ(6)が収納される。ケース本体前面(22e)には、 上記排インク室(5)に連通するゴム栓圧入孔(2a)が開設され、ゴム栓(7 )が圧入される。
【0010】 一方、ケース本体(2)内の中蓋(3)下方の空間には、インク袋(8)が収 納される。インク袋(8)のゴム栓(8a)は、ケース本体(2)のインク針挿 通孔(2b)に臨む位置に固定される。インク袋(8)の上面には押さえ板(9 )が貼着される。この押さえ板(9)の両側部には一対のインク残量検出片(9 a)が垂設されている。このインク残量検出片(9a)は、インク袋(8)の側 方を通り、ケース本体(2)の底面(2f)に開設された一対の検出片挿通孔( 2c)(図2では一方のみ図示)を挿通する。
【0011】 中蓋(3)底面と押さえ板9との間には、コイルバネ(10)(この実施例で は4本、もちろん本数はこれに限定されないし板バネ等でもよい)が介在し、押 さえ板(9)を下方に付勢している。なおコイルバネ(10)は、押さえ板(9 )がインク袋(8)内のインク残量に追従して動くように設けられたものであり 、それほど強力な弾性は必要とされていない。コイルバネ(10)は、その一端 が中蓋(3)底面の突起(3a)に嵌めつけてあり、組み立て時にコイルバネ( 10)が散逸するのを防止すると共に、組み立て後にもコイルバネ(10)が定 位置より外れるのを防止する。なお、実施例インクカートリッジ(1)では、ケ ース本体(2)にインク袋(8)を入れた後、押さえ板(9)、中蓋(3)を順 に載せていくだけでよく組み立てが簡単である。
【0012】 次に実施例インクカートリッジ(1)の動作を説明する。図1は、インクカー トリッジ(1)をプリンタ(11)に装着した状態を示している。この状態では 、インク針(12)がインク針挿通孔(2b)を挿通してゴム栓(8a)に刺入 され、インク袋(8)内のインクがプリンタ(11)側に吸い出される。一方、 排インク針(13)がゴム栓(7)に刺入され、排インクがスポンジ(6)に吸 収保持される。インクカートリッジ(1)は新品の状態では、押さえ板(9)は 図1中二点鎖線で示す位置にあり、インク残量検出片(9a)はケース本体底面 (2f)より突出していないので、インクカートリッジ1のプリンタ(11)へ の装着時に、インク残量検出片(9a)が邪魔になることはない。
【0013】 インク袋(8)内のインク残量が減少してくると、押さえ板(9)が徐々に下 がっていき、インク残量検出片(9a)がケース本体底面(2f)より突出して くる。インク残量がある程度以下になると、インク残量検出片(9a)がフォト インタラプタ(14)で検出される。この検出があると、図示しないプリンタ制 御回路は、使用者にインクカートリッジ交換を促すための表示をする。なお、イ ンク残量検出片(9a)の検出にはマイクロスイッチ等も適用でき、適宜変更可 能である。
【0014】 インクカートリッジ(1)をプリンタ(11)より外す際には、ケース本体後 端部(底面を傾斜させて把手を構成している)(2d)に手をかけてインクカー トリッジ(1)を図1紙面右方向に引き出す。この時、ケース本体底面(2f) より突出しているインク残量検出片(9a)は、傾斜板(15)に案内されてケ ース本体(2)内に退くため、インク残量検出片(9a)が邪魔になることはな い。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案のインクカートリッジは簡単な構造でかつ組み 立ても容易であり低価格で実現できると共に、またプリンタの設計の自由度を大 きくとることができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例インクカートリッジの、プリンタに装着
した状態での断面図である。
【図2】同インクカートリッジの要部分解斜視図であ
る。
【図3】従来のインクカートリッジの断面図である。
【図4】同従来のインクカートリッジの要部分解斜視図
である。
【符号の説明】
2 ケース本体 2c 検出片挿通孔 8 インク袋 9 押さえ板 9a インク残量検出片

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】インク袋をケースに収納してなるインクカ
    ートリッジであって、該インク袋上に押さえ部材を載置
    し、該押さえ部材よりインク残量検出片を垂設し、該イ
    ンク残量検出片を上記ケース壁を挿通して下方に突出さ
    せることを特徴とするインクカートリッジ。
JP5916691U 1991-07-02 1991-07-02 インクカートリツジ Pending JPH052954U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5916691U JPH052954U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 インクカートリツジ

Applications Claiming Priority (1)

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JP5916691U JPH052954U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 インクカートリツジ

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Publication Number Publication Date
JPH052954U true JPH052954U (ja) 1993-01-19

Family

ID=13105528

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JP5916691U Pending JPH052954U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 インクカートリツジ

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