JPH05295365A - 銅張積層板整面処理剤 - Google Patents
銅張積層板整面処理剤Info
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- JPH05295365A JPH05295365A JP10658492A JP10658492A JPH05295365A JP H05295365 A JPH05295365 A JP H05295365A JP 10658492 A JP10658492 A JP 10658492A JP 10658492 A JP10658492 A JP 10658492A JP H05295365 A JPH05295365 A JP H05295365A
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- sulfuric acid
- copper
- etching
- treating agent
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- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
- C23F1/00—Etching metallic material by chemical means
- C23F1/10—Etching compositions
- C23F1/14—Aqueous compositions
- C23F1/16—Acidic compositions
- C23F1/18—Acidic compositions for etching copper or alloys thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
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- Organic Chemistry (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スプレーエッチング後の酸洗浄を省略でき、
また塩素イオンの混入による悪影響を受けにくく、銅箔
表面に対するレジストの密着力を増加せしめ、はんだの
濡れ性を向上させることができる高密度プリント配線板
の製造に使用されるスプレーエッチング用銅張積層板用
の整面処理剤。 【構成】 過酸化水素と硫酸とプロピルアルコールとシ
クロヘキシルアミンを含有するスプレーエッチング用整
面処理剤。
また塩素イオンの混入による悪影響を受けにくく、銅箔
表面に対するレジストの密着力を増加せしめ、はんだの
濡れ性を向上させることができる高密度プリント配線板
の製造に使用されるスプレーエッチング用銅張積層板用
の整面処理剤。 【構成】 過酸化水素と硫酸とプロピルアルコールとシ
クロヘキシルアミンを含有するスプレーエッチング用整
面処理剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線板に用いら
れる銅張積層板の整面処理剤に関する。さらに詳しく
は、銅張積層板の回路形成工程で行われる各種レジスト
の塗布前処理および部品搭載工程で行われるはんだ付け
前処理に好適な銅表面を得るために使用されるスプレー
エッチング用整面処理剤に関する。
れる銅張積層板の整面処理剤に関する。さらに詳しく
は、銅張積層板の回路形成工程で行われる各種レジスト
の塗布前処理および部品搭載工程で行われるはんだ付け
前処理に好適な銅表面を得るために使用されるスプレー
エッチング用整面処理剤に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板の回路形成は当初スクリ
ーン印刷により行われていたが、インクの膜厚が厚くま
た不均一になりやすく高密度化に対応しにくいこと、溶
媒の飛散により作業環境が悪化する等の理由から、その
ほとんどがドライフィルムフォトレジスト(以後DFR
と略称する)に置き変わってしまった。しかし、DFR
は取扱いが容易な反面、粘度の非常に高いフィルムであ
るのでプリント配線板銅表面への追従性に劣り、銅表面
との接触面積の小さい、つまり回路幅が小さい場合は剥
離しやすい。これは、回路の断線、短絡の原因となるの
で特に注意を払わねばならない。DFRが銅箔から剥離
するのを防ぐために一般的に行われている整面処理方法
は、バフロール、ブラシ、砥粒などによる銅箔表面の機
械的研磨である。これらにより、銅箔表面は清浄面まで
切削され、さらにかなりの凹凸が形成されるので、DF
Rの銅箔表面に対する「食い込み」(これを、本来はア
ンカー効果という)が良くなり密着性が向上する。この
他に、機械的研磨は以下に示すプリント配線板作成工程
で適用されている。 1)ソルダレジスト塗布前処理 2)無電解銅めっき前処理 3)はんだ付け前のフラックス塗布前処理 4)ブラックオキサイドおよびブラウンオキサイド前処
理
ーン印刷により行われていたが、インクの膜厚が厚くま
た不均一になりやすく高密度化に対応しにくいこと、溶
媒の飛散により作業環境が悪化する等の理由から、その
ほとんどがドライフィルムフォトレジスト(以後DFR
と略称する)に置き変わってしまった。しかし、DFR
は取扱いが容易な反面、粘度の非常に高いフィルムであ
るのでプリント配線板銅表面への追従性に劣り、銅表面
との接触面積の小さい、つまり回路幅が小さい場合は剥
離しやすい。これは、回路の断線、短絡の原因となるの
で特に注意を払わねばならない。DFRが銅箔から剥離
するのを防ぐために一般的に行われている整面処理方法
は、バフロール、ブラシ、砥粒などによる銅箔表面の機
械的研磨である。これらにより、銅箔表面は清浄面まで
切削され、さらにかなりの凹凸が形成されるので、DF
Rの銅箔表面に対する「食い込み」(これを、本来はア
ンカー効果という)が良くなり密着性が向上する。この
他に、機械的研磨は以下に示すプリント配線板作成工程
で適用されている。 1)ソルダレジスト塗布前処理 2)無電解銅めっき前処理 3)はんだ付け前のフラックス塗布前処理 4)ブラックオキサイドおよびブラウンオキサイド前処
理
【0003】このように、機械的研磨は、プリント配線
板作成工程のあらゆるところで使用されてきた。しか
し、プリント配線板の高密度化の流れは、機械的研磨に
よる銅箔の寸法変化を許容せず、またフレキシブルプリ
ント配線板には装置的な制限からこれを行うことが難し
いとされた。また、機械的研磨によると、銅箔表面には
必ずかなりの深さと方向性を持った傷が生じるため、レ
ジストの銅箔への追従が追いつかず、回路がこの傷を横
断するときにめっき液、エッチング液の侵入により短
絡、かけ、断線が起こりやすいこと、ソルダレジスト塗
布前処理においては回路の欠落、変形が起こりやすいこ
とから機械的研磨の限界が指摘され始めた。かかる状況
において、化学研磨は方向性のないマイルドな表面を形
成する整面処理剤として、プリント配線板の高密度化に
伴い注目を集めるようになった。
板作成工程のあらゆるところで使用されてきた。しか
し、プリント配線板の高密度化の流れは、機械的研磨に
よる銅箔の寸法変化を許容せず、またフレキシブルプリ
ント配線板には装置的な制限からこれを行うことが難し
いとされた。また、機械的研磨によると、銅箔表面には
必ずかなりの深さと方向性を持った傷が生じるため、レ
ジストの銅箔への追従が追いつかず、回路がこの傷を横
断するときにめっき液、エッチング液の侵入により短
絡、かけ、断線が起こりやすいこと、ソルダレジスト塗
布前処理においては回路の欠落、変形が起こりやすいこ
とから機械的研磨の限界が指摘され始めた。かかる状況
において、化学研磨は方向性のないマイルドな表面を形
成する整面処理剤として、プリント配線板の高密度化に
伴い注目を集めるようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは配線密度
の高いプリント配線板製造時に使用できるスプレーエッ
チング用整面処理剤として過酸化水素−硫酸系処理剤に
注目した。過酸化水素−硫酸系処理剤は従来より知られ
ており(特開平3−140481)、 1)銅を比較的高速で溶解できる。 2)銅表面を均一にエッチングできる。 などの利点を有するが、これだけでは満足な整面処理剤
としての機能は満たさない。すなわち、適切な添加剤を
使用していない過酸化水素−硫酸系処理剤は以下に示し
た欠点を有する。即ち、
の高いプリント配線板製造時に使用できるスプレーエッ
チング用整面処理剤として過酸化水素−硫酸系処理剤に
注目した。過酸化水素−硫酸系処理剤は従来より知られ
ており(特開平3−140481)、 1)銅を比較的高速で溶解できる。 2)銅表面を均一にエッチングできる。 などの利点を有するが、これだけでは満足な整面処理剤
としての機能は満たさない。すなわち、適切な添加剤を
使用していない過酸化水素−硫酸系処理剤は以下に示し
た欠点を有する。即ち、
【0005】1)処理剤中の過酸化水素安定性が悪い。 2)処理剤中へ極微量の塩素イオンが混入すると、エッ
チング能力がほとんどなくなくなる。プリント配線板作
成においては作業効率から、処理剤をスプレーノズルか
ら噴霧してプリント配線板に吹き付けエッチングするス
プレーエッチング法が主流であるが、塩素イオンのエッ
チング妨害効果は特にこのスプレーエッチング法による
時に顕著に現れる。 3)エッチング後の銅箔表面の活性が高く、短時間で主
に酸化による変色が起こる。よって、処理後に酸化層の
除去を目的とした、硫酸など鉱酸による酸洗浄を必要と
する。 4)変色した部位に塗布された各種レジストは剥離しや
すい。 などである。従ってこれらの欠点を克服し、高密度プリ
ント配線板製造時に使用できるスプレーエッチング用整
面処理剤に要求されるような特性を満たすためには過酸
化水素−硫酸系処理剤に何らかの適切な添加剤を使用す
る必要がある。
チング能力がほとんどなくなくなる。プリント配線板作
成においては作業効率から、処理剤をスプレーノズルか
ら噴霧してプリント配線板に吹き付けエッチングするス
プレーエッチング法が主流であるが、塩素イオンのエッ
チング妨害効果は特にこのスプレーエッチング法による
時に顕著に現れる。 3)エッチング後の銅箔表面の活性が高く、短時間で主
に酸化による変色が起こる。よって、処理後に酸化層の
除去を目的とした、硫酸など鉱酸による酸洗浄を必要と
する。 4)変色した部位に塗布された各種レジストは剥離しや
すい。 などである。従ってこれらの欠点を克服し、高密度プリ
ント配線板製造時に使用できるスプレーエッチング用整
面処理剤に要求されるような特性を満たすためには過酸
化水素−硫酸系処理剤に何らかの適切な添加剤を使用す
る必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記要求
特性を満たす整面処理剤について鋭意研究を重ねた結
果、過酸化水素と硫酸とプロピルアルコールを含み、さ
らに特定の飽和環式化合物を含む処理剤が高密度プリン
ト配線板製造時にスプレーエッチングにより適用できる
整面処理剤になり得ることを見いだした。すなわち、本
発明の整面処理剤は、過酸化水素と硫酸とプロピルアル
コールと次のおよびで示される化合物群の中から選
択された化合物の一種またはそれ以上を含有することを
特徴とするスプレーエッチング用銅張積層板整面処理剤
である。 シクロヘキサノン、シクロヘキサノンオキシム。 一般式(1)で示される飽和環式アミン、飽和環式
ジアミンまたはそれらのN−置換スルファミン酸塩。
特性を満たす整面処理剤について鋭意研究を重ねた結
果、過酸化水素と硫酸とプロピルアルコールを含み、さ
らに特定の飽和環式化合物を含む処理剤が高密度プリン
ト配線板製造時にスプレーエッチングにより適用できる
整面処理剤になり得ることを見いだした。すなわち、本
発明の整面処理剤は、過酸化水素と硫酸とプロピルアル
コールと次のおよびで示される化合物群の中から選
択された化合物の一種またはそれ以上を含有することを
特徴とするスプレーエッチング用銅張積層板整面処理剤
である。 シクロヘキサノン、シクロヘキサノンオキシム。 一般式(1)で示される飽和環式アミン、飽和環式
ジアミンまたはそれらのN−置換スルファミン酸塩。
【0007】
【化3】
【0008】(式中、R1 はHもしくはNH2 を表し、
R2 はH、SO3 Naもしくは、
R2 はH、SO3 Naもしくは、
【0009】
【化4】
【0010】を表す。) さらに好ましくは整面処理剤の主成分たる過酸化水素と
硫酸のモル比、(H2 SO4 /H2 O2 )が0.65以
上であることを特徴とするものである。
硫酸のモル比、(H2 SO4 /H2 O2 )が0.65以
上であることを特徴とするものである。
【0011】添加剤のうち、一般式(1)で示されるも
のの具体的な化合物としては、シクロヘキシルアミン、
1.2−シクロヘキサンジアミン、ジシクロヘキシルア
ミン、N−シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウムな
どが挙げられる。これらの添加剤のうち特に好ましいも
のとしてはシクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルア
ミンなどを挙げることができる。
のの具体的な化合物としては、シクロヘキシルアミン、
1.2−シクロヘキサンジアミン、ジシクロヘキシルア
ミン、N−シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウムな
どが挙げられる。これらの添加剤のうち特に好ましいも
のとしてはシクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルア
ミンなどを挙げることができる。
【0012】前記の処理剤中プロピルアルコールのよう
な飽和脂肪族アルコール、飽和環式化合物が過酸化水素
の安定性向上に寄与することは公知である。さらにこれ
らが塩素イオンのエッチング妨害効果を低減することも
公知であるが(特公昭53−32340、特公昭56−
39711)、いずれの場合もこれらを含む処理剤に処
理物を浸漬することでエッチングを行う浸漬法では有効
であっても、プリント配線板の整面処理で多用されるス
プレー法では、不満足な効果しか得られないものが大部
分であることがわかった。
な飽和脂肪族アルコール、飽和環式化合物が過酸化水素
の安定性向上に寄与することは公知である。さらにこれ
らが塩素イオンのエッチング妨害効果を低減することも
公知であるが(特公昭53−32340、特公昭56−
39711)、いずれの場合もこれらを含む処理剤に処
理物を浸漬することでエッチングを行う浸漬法では有効
であっても、プリント配線板の整面処理で多用されるス
プレー法では、不満足な効果しか得られないものが大部
分であることがわかった。
【0013】これに対して、本発明からなる特定の添加
剤を含んだ整面処理剤によると、スプレー法において、
過酸化水素の不必要な分解を抑制し、塩素イオンの混入
によるエッチング妨害効果を低減しながら、各種レジス
ト塗布前およびはんだ付け前に要求される清浄で均一な
銅表面を提供できる。さらに、本発明からなる添加剤を
含んだ整面処理剤は、エッチングされた表面の活性を弱
め、処理剤で濡れた銅箔表面の変色を起こりにくくする
ほどの変色抑制効果を有することが新たに見い出され
た。酸化などにより変色した銅箔は各種レジストとの密
着性が弱く、はんだの濡れ性が悪いため、エッチング直
後に酸化層の除去を目的として硫酸など鉱酸の希釈溶液
により銅張積層板を洗浄するのが普通である。しかし、
本発明からなる特定の添加剤を含んだ整面処理剤により
エッチングされた銅張積層板には、上記理由により酸洗
浄を施す必要がないので、行程の短縮化が可能となる。
剤を含んだ整面処理剤によると、スプレー法において、
過酸化水素の不必要な分解を抑制し、塩素イオンの混入
によるエッチング妨害効果を低減しながら、各種レジス
ト塗布前およびはんだ付け前に要求される清浄で均一な
銅表面を提供できる。さらに、本発明からなる添加剤を
含んだ整面処理剤は、エッチングされた表面の活性を弱
め、処理剤で濡れた銅箔表面の変色を起こりにくくする
ほどの変色抑制効果を有することが新たに見い出され
た。酸化などにより変色した銅箔は各種レジストとの密
着性が弱く、はんだの濡れ性が悪いため、エッチング直
後に酸化層の除去を目的として硫酸など鉱酸の希釈溶液
により銅張積層板を洗浄するのが普通である。しかし、
本発明からなる特定の添加剤を含んだ整面処理剤により
エッチングされた銅張積層板には、上記理由により酸洗
浄を施す必要がないので、行程の短縮化が可能となる。
【0014】本発明の整面処理剤は主に、整面処理剤を
スプレーノズルから噴霧して銅張積層板に吹き付けエッ
チングを行うスプレー法で使用する。整面処理剤のエッ
チング能力は、単位時間あたりのエッチング速度(単位
はμm/min)で表現するが、これは過酸化水素濃
度、硫酸濃度、銅濃度、液温度、およびスプレー圧力の
関数であるので、これらを固定することによって安定し
たエッチングが可能となる。それぞれについて標準的な
使用範囲を述べると、過酸化水素は5g/l〜200g
/l、望ましくは10g/l〜120g/l、硫酸は1
0g/l〜350g/l、望ましくは20g/l〜27
0g/l、銅濃度は0g/l〜80g/l、望ましくは
20g/l〜60g/l、液温度は20℃〜50℃、望
ましくは25℃〜40℃、スプレー圧力は0.3kg/
cm2 〜2.0kg/cm2 、望ましくは0.5kg/
cm2 〜1.5kg/cm2 である。さらに、使用時に
含まれる各添加剤の濃度としては1g/l〜50g/
l、中でも3g/l〜30g/lが望ましい。過酸化水
素および硫酸を標準的使用範囲にするにあたっては、本
整面処理剤を希釈水により希釈するが、このとき用いる
希釈水にはイオン交換水の他、塩素イオンを20ppm
前後含む上水を用いても差し支えない。
スプレーノズルから噴霧して銅張積層板に吹き付けエッ
チングを行うスプレー法で使用する。整面処理剤のエッ
チング能力は、単位時間あたりのエッチング速度(単位
はμm/min)で表現するが、これは過酸化水素濃
度、硫酸濃度、銅濃度、液温度、およびスプレー圧力の
関数であるので、これらを固定することによって安定し
たエッチングが可能となる。それぞれについて標準的な
使用範囲を述べると、過酸化水素は5g/l〜200g
/l、望ましくは10g/l〜120g/l、硫酸は1
0g/l〜350g/l、望ましくは20g/l〜27
0g/l、銅濃度は0g/l〜80g/l、望ましくは
20g/l〜60g/l、液温度は20℃〜50℃、望
ましくは25℃〜40℃、スプレー圧力は0.3kg/
cm2 〜2.0kg/cm2 、望ましくは0.5kg/
cm2 〜1.5kg/cm2 である。さらに、使用時に
含まれる各添加剤の濃度としては1g/l〜50g/
l、中でも3g/l〜30g/lが望ましい。過酸化水
素および硫酸を標準的使用範囲にするにあたっては、本
整面処理剤を希釈水により希釈するが、このとき用いる
希釈水にはイオン交換水の他、塩素イオンを20ppm
前後含む上水を用いても差し支えない。
【0015】
【発明の効果】本発明の整面処理剤を使用すれば、エッ
チング後の酸洗浄を省くことができ、プリント配線板作
成行程の短縮化が可能となる。また、スプレーエッチン
グにおいても、塩素イオンの混入による影響を受けにく
く、均一で清浄な銅表面を形成するから、塗布された各
種レジストの銅箔表面に対する密着力は増加し、はんだ
の濡れ性が向上するため高密度プリント配線板製造用の
整面処理剤として極めて有効である。
チング後の酸洗浄を省くことができ、プリント配線板作
成行程の短縮化が可能となる。また、スプレーエッチン
グにおいても、塩素イオンの混入による影響を受けにく
く、均一で清浄な銅表面を形成するから、塗布された各
種レジストの銅箔表面に対する密着力は増加し、はんだ
の濡れ性が向上するため高密度プリント配線板製造用の
整面処理剤として極めて有効である。
【0016】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。
【0017】実施例1〜4および比較例1〜3 厚さ70μmの銅箔が両面にラミネートされている両面
銅張積層板(厚さ1.6mm)を25mm×25mmに
裁断し、片面を耐エッチングテープで全面被覆して試料
を作成した。過酸化水素20g/l、硫酸46g/l、
ノルマルプロピルアルコール5g/lを含み、さらに表
1に記載した化合物を1種類のみ5g/l添加した整面
処理剤を用意した。またそれぞれについて1000pp
m塩素イオン標準液を用いて液中の塩素イオン濃度を2
ppmにした整面処理剤を作成した。上記整面処理剤を
温度調節およびスプレー圧力調節可能なスプレー式小型
エッチャーに入れ、温度を35℃に保ち、スプレー圧
0.5kg/cm2 で1分間エッチングを行った。エッ
チング厚は渦電流式膜厚計を用いエッチング前後の表示
値の差より算出した。結果を表1に示す。尚、比較例1
は過酸化水素20g/l、硫酸46g/l、のみを含む
整面処理剤、あるいはそこに1000ppm塩素イオン
標準液を添加して液中塩素イオン濃度を2ppmにした
整面処理剤での処理例であり、比較例2、3はこの整面
処理剤に本発明以外の化合物を添加した整面処理剤での
処理例である。
銅張積層板(厚さ1.6mm)を25mm×25mmに
裁断し、片面を耐エッチングテープで全面被覆して試料
を作成した。過酸化水素20g/l、硫酸46g/l、
ノルマルプロピルアルコール5g/lを含み、さらに表
1に記載した化合物を1種類のみ5g/l添加した整面
処理剤を用意した。またそれぞれについて1000pp
m塩素イオン標準液を用いて液中の塩素イオン濃度を2
ppmにした整面処理剤を作成した。上記整面処理剤を
温度調節およびスプレー圧力調節可能なスプレー式小型
エッチャーに入れ、温度を35℃に保ち、スプレー圧
0.5kg/cm2 で1分間エッチングを行った。エッ
チング厚は渦電流式膜厚計を用いエッチング前後の表示
値の差より算出した。結果を表1に示す。尚、比較例1
は過酸化水素20g/l、硫酸46g/l、のみを含む
整面処理剤、あるいはそこに1000ppm塩素イオン
標準液を添加して液中塩素イオン濃度を2ppmにした
整面処理剤での処理例であり、比較例2、3はこの整面
処理剤に本発明以外の化合物を添加した整面処理剤での
処理例である。
【0018】
【表1】 表1 実施例及び 添加剤 添加濃度 エッチング速度 比較例番号 (g/l) (μm/min) Cl- なし Cl- あり 実施例1 シクロヘキシルアミン 5 9.3 8.3 実施例2 シ゛シクロヘキシルアミン 5 11.2 8.8 実施例3 シクロヘキサノンオキシム 5 10.4 6.6 実施例4 シクロヘキシルスルファミン 酸Na 5 9.3 5.2 比較例1 なし − 6.7 0.4 比較例2 アニリン 5 8.6 0.3 比較例3 エチレンク゛リコール 5 8.8 0.3
【0019】実施例5および比較例4 25℃に温調した過酸化水素20g/l、硫酸46g/
l、ノルマルプロピルアルコール5g/l、シクロヘキ
シルアミン5g/lである整面処理剤を実施例1〜4で
使用したスプレー式小型エッチャーに入れ、スプレーエ
ッチングにより純銅版(JIS1100P、30mm×
50mm×0.2mm)を約2μmエッチングした。次
いでこの純銅板上にスクリーン印刷機〔(株)ソノコム
製〕を用いてソルダレジストを25mmΦに印刷した。
ソルダレジストは熱硬化型のCCR−232GV〔アサ
ヒ化学研究所(株)製〕であり、印刷後120℃の乾燥
器で20分間乾燥硬化した。室温冷却後、ソルダレジス
トにエポキシ系接着剤〔(株)ニチバン製〕により15
mmΦの治具を接着した。その後再びこれを80℃の乾
燥器に入れ、30分間乾燥させた。室温で冷却後、カッ
ターを用いて治具の周囲に合わせてソルダレジストに下
の純銅板まで達する切れ目を入れた。この治具をプッシ
ュプルゲージ〔(株)イマダ製〕に取り付け、純銅板が
引張り力に負けて曲がらないように上下からステンレス
製板で挟んだ後、フォーススタンド〔(株)イマダ製〕
によりプッシュプルゲージを60mm/minの定速で
上方に引き上げた。ソルダレジストが純銅板から剥離す
る直前にプッシュプルゲージには最大の荷重がかかるた
め、これをソルダレジストの純銅板に対する密着力とし
て計測した。
l、ノルマルプロピルアルコール5g/l、シクロヘキ
シルアミン5g/lである整面処理剤を実施例1〜4で
使用したスプレー式小型エッチャーに入れ、スプレーエ
ッチングにより純銅版(JIS1100P、30mm×
50mm×0.2mm)を約2μmエッチングした。次
いでこの純銅板上にスクリーン印刷機〔(株)ソノコム
製〕を用いてソルダレジストを25mmΦに印刷した。
ソルダレジストは熱硬化型のCCR−232GV〔アサ
ヒ化学研究所(株)製〕であり、印刷後120℃の乾燥
器で20分間乾燥硬化した。室温冷却後、ソルダレジス
トにエポキシ系接着剤〔(株)ニチバン製〕により15
mmΦの治具を接着した。その後再びこれを80℃の乾
燥器に入れ、30分間乾燥させた。室温で冷却後、カッ
ターを用いて治具の周囲に合わせてソルダレジストに下
の純銅板まで達する切れ目を入れた。この治具をプッシ
ュプルゲージ〔(株)イマダ製〕に取り付け、純銅板が
引張り力に負けて曲がらないように上下からステンレス
製板で挟んだ後、フォーススタンド〔(株)イマダ製〕
によりプッシュプルゲージを60mm/minの定速で
上方に引き上げた。ソルダレジストが純銅板から剥離す
る直前にプッシュプルゲージには最大の荷重がかかるた
め、これをソルダレジストの純銅板に対する密着力とし
て計測した。
【0020】比較例4は、過酸化水素20g/l、硫酸
46g/l、エチレングリコール5g/l、ノルマルブ
チルアミン5g/lであるところの整面処理剤によりエ
ッチングした純銅板に印刷されたソルダレジストの密着
力である。どちらも繰り返し回数を10回とし、結果を
表2に示した。
46g/l、エチレングリコール5g/l、ノルマルブ
チルアミン5g/lであるところの整面処理剤によりエ
ッチングした純銅板に印刷されたソルダレジストの密着
力である。どちらも繰り返し回数を10回とし、結果を
表2に示した。
【0021】
【表2】 表2 実施例及び 密着力の95%信頼性区間(kg/cm2 )比較例番号 実施例5 7.1〜12.1 比較例4 5.0〜 7.5
【0022】実施例6および比較例5〜6 30℃に温調した過酸化水素20g/l、硫酸46g/
l、ノルマルプロピルアルコール5g/l、シクロヘキ
シルアミン5g/lである整面処理剤を実施例1〜4で
使用したスプレー式小型エッチャーに入れ、スプレーエ
ッチングにより純銅版(JIS1100P、10mm×
40mm×0.2mm、常法により脱脂済み)を0.
5、1.0、2.0あるいは4.0μmエッチングし、
それぞれのはんだ濡れ性を測定した。はんだ濡れ性はソ
ルダーチェッカー〔(株)レスカ製〕を用いてメニスコ
グラフ法により測定し、はんだ濡れ性の良否ははんだ濡
れ時間(ゼロクロスタイム)の大小をもって判断した。
比較例5は過酸化水素20g/l、硫酸46g/l、ノ
ルマルプロピルアルコール5g/l、ノルマルブチルア
ミン5g/lである整面処理剤により1.0μmエッチ
ングした純銅板のはんだ濡れ性、比較例6は過酸化水素
20g/l、硫酸46g/l、エチレングリコール5g
/l、シクロヘキシルアミン5g/lである整面処理剤
により1.0μmエッチングした純銅板のはんだ濡れ性
である。結果を表3に示した。
l、ノルマルプロピルアルコール5g/l、シクロヘキ
シルアミン5g/lである整面処理剤を実施例1〜4で
使用したスプレー式小型エッチャーに入れ、スプレーエ
ッチングにより純銅版(JIS1100P、10mm×
40mm×0.2mm、常法により脱脂済み)を0.
5、1.0、2.0あるいは4.0μmエッチングし、
それぞれのはんだ濡れ性を測定した。はんだ濡れ性はソ
ルダーチェッカー〔(株)レスカ製〕を用いてメニスコ
グラフ法により測定し、はんだ濡れ性の良否ははんだ濡
れ時間(ゼロクロスタイム)の大小をもって判断した。
比較例5は過酸化水素20g/l、硫酸46g/l、ノ
ルマルプロピルアルコール5g/l、ノルマルブチルア
ミン5g/lである整面処理剤により1.0μmエッチ
ングした純銅板のはんだ濡れ性、比較例6は過酸化水素
20g/l、硫酸46g/l、エチレングリコール5g
/l、シクロヘキシルアミン5g/lである整面処理剤
により1.0μmエッチングした純銅板のはんだ濡れ性
である。結果を表3に示した。
【0023】
【表3】 表3 実施例及び エッチング量 はんだ濡れ時間比較例番号 (μm) (秒) 0.5 0.6 実施例6 1.0 0.5 2.0 0.5 4.0 0.5 比較例5 1.0 2.0 比較例6 1.0 1.5
【0024】注1)ソルダーチェッカーの設定 はんだ浸漬時間 10秒 浸漬深さ 2mm 浸漬速度 4mm/秒 感度 〜1gr 注2)はんだ条件 はんだ 60Sn/40Pb はんだ温度 250℃ フラックス ロジンの25%エタノール溶液
【0025】実施例7および比較例7〜8 過酸化水素20g/l、硫酸50g/l、モル比(H2
SO4/H2O2)0.87、ノルマルプロピルアルコー
ル30g/l、シクロヘキシルアミン10g/lである
整面処理剤により純銅板(JIS1100P、30mm
×50mm×0.2mm、常法により脱脂済み)を室温
にて1分間スプレーエッチングした。変色のしやすさ
は、その後直ちに水洗乾燥させた純銅板のb(色差計に
よる黄色−青色方向の色相)をb0 、エッチング後、整
面処理剤で濡れたまま30秒空中放置し、その後水洗乾
燥させた時のbをb30とし、b30/b0 で表した。この
値が大きいほど純銅板は30秒間の間に激しく変色し
た。比較例7は、過酸化水素20g/l、硫酸25g/
l、モル比(H2 SO4 /H2 O2 )0.43、ノルマ
ルプロピルアルコール30g/lであるがシクロヘキシ
ルアミンを含んでいない整面処理剤でエッチングした時
の変色の様子、比較例8は過酸化水素20g/l、硫酸
50g/l、ノルマルプロピルアルコール30g/l、
ノルマルブチルアミン5g/lである整面処理剤でエッ
チングした時の変色の様子を表している。結果を表4に
示した。
SO4/H2O2)0.87、ノルマルプロピルアルコー
ル30g/l、シクロヘキシルアミン10g/lである
整面処理剤により純銅板(JIS1100P、30mm
×50mm×0.2mm、常法により脱脂済み)を室温
にて1分間スプレーエッチングした。変色のしやすさ
は、その後直ちに水洗乾燥させた純銅板のb(色差計に
よる黄色−青色方向の色相)をb0 、エッチング後、整
面処理剤で濡れたまま30秒空中放置し、その後水洗乾
燥させた時のbをb30とし、b30/b0 で表した。この
値が大きいほど純銅板は30秒間の間に激しく変色し
た。比較例7は、過酸化水素20g/l、硫酸25g/
l、モル比(H2 SO4 /H2 O2 )0.43、ノルマ
ルプロピルアルコール30g/lであるがシクロヘキシ
ルアミンを含んでいない整面処理剤でエッチングした時
の変色の様子、比較例8は過酸化水素20g/l、硫酸
50g/l、ノルマルプロピルアルコール30g/l、
ノルマルブチルアミン5g/lである整面処理剤でエッ
チングした時の変色の様子を表している。結果を表4に
示した。
【0026】
【表4】 表4 実施例及び 変色率(b30/b0 )比較例番号 実施例7 1.03 比較例7 1.59 比較例8 1.38
【0027】実施例8および比較例9 過酸化水素80g/l、硫酸150g/l、ノルマルプ
ロピルアルコール20g/lにシクロヘキシルアミンを
5、10、15、あるいは30g/l添加した整面処理
剤を用意した。これらの溶液により純銅板(JIS11
00P、30mm×50mm×0.2mm、常法により
脱脂済み)を1分間スプレーエッチングした。変色のし
やすさは実施例7に示したごとく変色率、b30/b0 で
表した。比較例9は過酸化水素80g/l、硫酸150
g/l、ノルマルプロピルアルコール20g/lなる整
面処理剤でスプレーエッチングした純銅板の変色率であ
る。結果を表5に示した。
ロピルアルコール20g/lにシクロヘキシルアミンを
5、10、15、あるいは30g/l添加した整面処理
剤を用意した。これらの溶液により純銅板(JIS11
00P、30mm×50mm×0.2mm、常法により
脱脂済み)を1分間スプレーエッチングした。変色のし
やすさは実施例7に示したごとく変色率、b30/b0 で
表した。比較例9は過酸化水素80g/l、硫酸150
g/l、ノルマルプロピルアルコール20g/lなる整
面処理剤でスプレーエッチングした純銅板の変色率であ
る。結果を表5に示した。
【0028】
【表5】 表5 実施例及び シクロヘキシルアミン添加量(g/l) 変色率(b30/b0 ) 比較例番号 5 1.30 実施例8 10 1.19 15 1.02 比較例9 なし 1.40
Claims (2)
- 【請求項1】 過酸化水素と硫酸とプロピルアルコール
と次のおよびで示される化合物群の中から選択され
た化合物の一種またはそれ以上を含有することを特徴と
するスプレーエッチング用銅張積層板整面処理剤。 シクロヘキサノン、シクロヘキサノンオキシム 一般式(1)で示される飽和環式アミン、飽和環式
ジアミンまたはそれらのN−置換スルファミン酸塩。 【化1】 (式中、R1 はHもしくはNH2 を表し、R2 はH、S
O3 Naもしくは、 【化2】 を表す。) - 【請求項2】 請求項1のスプレーエッチング用銅張積
層板整面処理剤に含まれる過酸化水素と硫酸のモル比
(H2 SO4 /H2 O2 )が0.65以上であることを
特徴とする請求項1記載のスプレーエッチング用銅張積
層板整面処理剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10658492A JPH05295365A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 銅張積層板整面処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10658492A JPH05295365A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 銅張積層板整面処理剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05295365A true JPH05295365A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14437260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10658492A Pending JPH05295365A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 銅張積層板整面処理剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05295365A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012019232A (ja) * | 2011-09-21 | 2012-01-26 | Mec Co Ltd | プリント配線板の製造方法 |
JP2013245401A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-09 | Shikoku Chem Corp | 銅のエッチング液およびエッチング方法 |
JP2014122416A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | フォトソルダーレジスト前処理用脱脂剤及びこれを用いた脱脂方法 |
CN109112540A (zh) * | 2018-08-09 | 2019-01-01 | 苏州纳勒电子科技有限公司 | 一种闪蚀液添加剂及包含该添加剂的闪蚀液的制备方法 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP10658492A patent/JPH05295365A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012019232A (ja) * | 2011-09-21 | 2012-01-26 | Mec Co Ltd | プリント配線板の製造方法 |
JP2013245401A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-09 | Shikoku Chem Corp | 銅のエッチング液およびエッチング方法 |
JP2014122416A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | フォトソルダーレジスト前処理用脱脂剤及びこれを用いた脱脂方法 |
CN109112540A (zh) * | 2018-08-09 | 2019-01-01 | 苏州纳勒电子科技有限公司 | 一种闪蚀液添加剂及包含该添加剂的闪蚀液的制备方法 |
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