JPH05295268A - シリコーンゴム組成物及びラバーコンタクト - Google Patents
シリコーンゴム組成物及びラバーコンタクトInfo
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- JPH05295268A JPH05295268A JP12105892A JP12105892A JPH05295268A JP H05295268 A JPH05295268 A JP H05295268A JP 12105892 A JP12105892 A JP 12105892A JP 12105892 A JP12105892 A JP 12105892A JP H05295268 A JPH05295268 A JP H05295268A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 (イ)下記平均組成式(1)のオルガノポリ
シロキサン、 R aSiO(4-a)/2 …(1) (式中Rは一分子中に少なくとも二つの脂肪族不飽和炭
化水素基を含有する(置換)一価炭化水素基。aは1.
95〜2.05の正数。)(ロ)R1 3SiO1/2、R2
2SiO2/2及びSiO4/2単位(式中R1及びR2は(置
換)一価炭化水素基)からなり、かつ一分子中に少なく
とも二つの脂肪族不飽和炭化水素基を含有するオルガノ
ポリシロキサンレジンであって、R1 3SiO1/2及びR
2 2SiO2/2単位の合計とSiO4/2単位との比が0.
4〜1.5であり、R1 3SiO1/2単位とR2 2SiO
2/2単位との比が1以上である溶剤可溶型ポリマー、
(ハ)オルガノハイドロジェンポリシロキサン、 (ニ)白金系触媒を配合してなる無機質充填剤無含有の
シリコーンゴム組成物。 【効果】 無機質充填剤を全く用いず、動的疲労特性の
向上、低圧縮永久歪特性、高耐久性、低ヒステリシスロ
スを有するラバーコンタクトに好適なシリコーンゴム。
シロキサン、 R aSiO(4-a)/2 …(1) (式中Rは一分子中に少なくとも二つの脂肪族不飽和炭
化水素基を含有する(置換)一価炭化水素基。aは1.
95〜2.05の正数。)(ロ)R1 3SiO1/2、R2
2SiO2/2及びSiO4/2単位(式中R1及びR2は(置
換)一価炭化水素基)からなり、かつ一分子中に少なく
とも二つの脂肪族不飽和炭化水素基を含有するオルガノ
ポリシロキサンレジンであって、R1 3SiO1/2及びR
2 2SiO2/2単位の合計とSiO4/2単位との比が0.
4〜1.5であり、R1 3SiO1/2単位とR2 2SiO
2/2単位との比が1以上である溶剤可溶型ポリマー、
(ハ)オルガノハイドロジェンポリシロキサン、 (ニ)白金系触媒を配合してなる無機質充填剤無含有の
シリコーンゴム組成物。 【効果】 無機質充填剤を全く用いず、動的疲労特性の
向上、低圧縮永久歪特性、高耐久性、低ヒステリシスロ
スを有するラバーコンタクトに好適なシリコーンゴム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラバーコンタクトに好
適な高耐久、高品質な硬化物を与えるシリコーンゴム組
成物及びラバーコンタクトに関する。
適な高耐久、高品質な硬化物を与えるシリコーンゴム組
成物及びラバーコンタクトに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
シリコーンゴムの動的疲労特性を改善すべく、シリコー
ンゴム組成物の検討がなされており、例えば特殊なオル
ガノポリシロキサンの添加により、フィラー/ポリマー
の相互作用を改善したり、或いはフィラー分散性を向上
させるための添加剤を加えることなどが行われている。
シリコーンゴムの動的疲労特性を改善すべく、シリコー
ンゴム組成物の検討がなされており、例えば特殊なオル
ガノポリシロキサンの添加により、フィラー/ポリマー
の相互作用を改善したり、或いはフィラー分散性を向上
させるための添加剤を加えることなどが行われている。
【0003】しかしながら、上記方法ではその硬化物の
動的疲労寿命はある程度改善されるものの、圧縮永久歪
性、ヒステリシスロス等の項目においてはなおその改善
に限界があり、特により高耐久、高品質を要求されるラ
バーコンタクト材としては不十分なものであり、これは
シリコーンゴムに補強性を与えるためにシリコーンゴム
組成物に配合される無機質充填剤の使用が主な原因であ
ると考えられた。
動的疲労寿命はある程度改善されるものの、圧縮永久歪
性、ヒステリシスロス等の項目においてはなおその改善
に限界があり、特により高耐久、高品質を要求されるラ
バーコンタクト材としては不十分なものであり、これは
シリコーンゴムに補強性を与えるためにシリコーンゴム
組成物に配合される無機質充填剤の使用が主な原因であ
ると考えられた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
無機質充填剤を全く用いず、動的疲労特性の向上、低圧
縮永久歪、低ヒステリシスロスを達成し得るラバーコン
タクトに好適な硬化物を与えるシリコーンゴム組成物及
び該シリコーンゴム組成物の硬化物からなる高耐久なラ
バーコンタクトを提供することを目的とする。
無機質充填剤を全く用いず、動的疲労特性の向上、低圧
縮永久歪、低ヒステリシスロスを達成し得るラバーコン
タクトに好適な硬化物を与えるシリコーンゴム組成物及
び該シリコーンゴム組成物の硬化物からなる高耐久なラ
バーコンタクトを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成し、無機質充填剤無含有のシリコーンゴム組
成物を得るため鋭意検討を行った結果、下記平均組成式
(1)で示されるオルガノポリシロキサン、 R aSiO(4-a)/2 …(1) (但し、式中Rは置換又は非置換の一価炭化水素基であ
るが、一分子中に少なくとも二つの脂肪族不飽和炭化水
素基を含有する。aは1.95〜2.05の正数であ
る。)を白金系触媒の存在下にオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンと付加反応させる付加反応硬化型のシリ
コーンゴム組成物に対し、無機質充填剤の代りに、R1 3
SiO1/2、R2 2SiO2/2及びSiO4/2単位(但し、
式中R1及びR2は互いに同一又は異種の置換又は非置換
の一価炭化水素基である)からなり、かつ一分子中に少
なくとも二つの脂肪族不飽和炭化水素基を含有するオル
ガノポリシロキサンレジンであって、R1 3SiO1/2及
びR2 2SiO2/2単位の合計とSiO4/2単位との比が
0.4〜1.5であり、R1 3SiO1/2単位とR2 2S
iO2/2単位との比が1以上である溶剤可溶型ポリマー
を配合することにより、一般に用いられている近似特性
を有するシリコーンゴムに比べて、伸長、屈曲疲労寿命
が10〜100倍に延長され、絶対値的にもデマッチャ
式疲労テストにおいて3000万サイクルを越える寿命
のシリコーンゴムが得られること、またこのシリコーン
ゴムは、低圧縮永久歪、低ヒステリシスロス、高透明等
の特性を有することを知見し、本発明をなすに至ったも
のである。
目的を達成し、無機質充填剤無含有のシリコーンゴム組
成物を得るため鋭意検討を行った結果、下記平均組成式
(1)で示されるオルガノポリシロキサン、 R aSiO(4-a)/2 …(1) (但し、式中Rは置換又は非置換の一価炭化水素基であ
るが、一分子中に少なくとも二つの脂肪族不飽和炭化水
素基を含有する。aは1.95〜2.05の正数であ
る。)を白金系触媒の存在下にオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンと付加反応させる付加反応硬化型のシリ
コーンゴム組成物に対し、無機質充填剤の代りに、R1 3
SiO1/2、R2 2SiO2/2及びSiO4/2単位(但し、
式中R1及びR2は互いに同一又は異種の置換又は非置換
の一価炭化水素基である)からなり、かつ一分子中に少
なくとも二つの脂肪族不飽和炭化水素基を含有するオル
ガノポリシロキサンレジンであって、R1 3SiO1/2及
びR2 2SiO2/2単位の合計とSiO4/2単位との比が
0.4〜1.5であり、R1 3SiO1/2単位とR2 2S
iO2/2単位との比が1以上である溶剤可溶型ポリマー
を配合することにより、一般に用いられている近似特性
を有するシリコーンゴムに比べて、伸長、屈曲疲労寿命
が10〜100倍に延長され、絶対値的にもデマッチャ
式疲労テストにおいて3000万サイクルを越える寿命
のシリコーンゴムが得られること、またこのシリコーン
ゴムは、低圧縮永久歪、低ヒステリシスロス、高透明等
の特性を有することを知見し、本発明をなすに至ったも
のである。
【0006】従って、本発明は、(イ)上記平均組成式
(1)で示されるオルガノポリシロキサン、(ロ)上記
溶剤可溶型ポリマー、(ハ)オルガノハイドロジェンポ
リシロキサン、(ニ)白金系触媒を配合してなる無機質
充填剤無含有のシリコーンゴム組成物及び該シリコーン
ゴム組成物の硬化物からなるラバーコンタクトを提供す
る。
(1)で示されるオルガノポリシロキサン、(ロ)上記
溶剤可溶型ポリマー、(ハ)オルガノハイドロジェンポ
リシロキサン、(ニ)白金系触媒を配合してなる無機質
充填剤無含有のシリコーンゴム組成物及び該シリコーン
ゴム組成物の硬化物からなるラバーコンタクトを提供す
る。
【0007】以下、本発明につき更に詳述すると、本発
明のシリコーンゴム組成物の(イ)成分としてのオルガ
ノポリシロキサンは、従来から室温硬化型あるいは加熱
硬化型のシリコーンゴムの主原料とされている公知のも
のであり、このものは平均組成式R aSiO(4-a)/2で示
されるものである。
明のシリコーンゴム組成物の(イ)成分としてのオルガ
ノポリシロキサンは、従来から室温硬化型あるいは加熱
硬化型のシリコーンゴムの主原料とされている公知のも
のであり、このものは平均組成式R aSiO(4-a)/2で示
されるものである。
【0008】ここで、Rはメチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基などのアルキル基、ビニル基、アリル基
などのアルケニル基、フェニル基、トリル基などのアリ
ール基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、ベ
ンジル基、β−フェニルエチル基などのアラルキル基又
はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は
全部をハロゲン原子(フッ素原子を除く)、シアノ基な
どで置換したクロロメチル基、シアノエチル基などから
選択される、通常炭素数1〜10、好ましくは炭素数1
〜8の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、aは
1.95〜2.05の正数である。
ル基、ブチル基などのアルキル基、ビニル基、アリル基
などのアルケニル基、フェニル基、トリル基などのアリ
ール基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、ベ
ンジル基、β−フェニルエチル基などのアラルキル基又
はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は
全部をハロゲン原子(フッ素原子を除く)、シアノ基な
どで置換したクロロメチル基、シアノエチル基などから
選択される、通常炭素数1〜10、好ましくは炭素数1
〜8の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、aは
1.95〜2.05の正数である。
【0009】このオルガノポリシロキサンは、基本的に
直鎖状のジオルガノポリシロキサンとされるが、これは
一部に分枝状の構造を含むものであってもよい。なお、
このオルガノポリシロキサンは低重合度の液状物であっ
てもよいが、この組成物から得られる硬化弾性体を実用
性の硬度を有するものとするということからは平均重合
度が500以上のオルガノポリシロキサンとすることが
好ましい。
直鎖状のジオルガノポリシロキサンとされるが、これは
一部に分枝状の構造を含むものであってもよい。なお、
このオルガノポリシロキサンは低重合度の液状物であっ
てもよいが、この組成物から得られる硬化弾性体を実用
性の硬度を有するものとするということからは平均重合
度が500以上のオルガノポリシロキサンとすることが
好ましい。
【0010】また、上記の有機基(R)については50
モル%以上がメチル基で、メチル基以外の有機基を用い
る場合にはフェニル基を50モル%以下とすることが好
ましいが、この(イ)成分のオルガノポリシロキサンは
分子中に少なくとも二つの脂肪族不飽和炭化水素基を含
有するものであることが必要である。この場合、脂肪族
不飽和炭化水素基としてはビニル基が好ましく、また不
飽和炭化水素基は分子鎖両末端にあるものが好ましい
が、片末端に不飽和炭化水素基を有するもの、分子鎖の
中間に不飽和炭化水素基を有するものであってもよい。
なお、この脂肪族不飽和炭化水素基はR中0.01〜2
0モル%、特に0.02〜10モル%とすることが好ま
しい。
モル%以上がメチル基で、メチル基以外の有機基を用い
る場合にはフェニル基を50モル%以下とすることが好
ましいが、この(イ)成分のオルガノポリシロキサンは
分子中に少なくとも二つの脂肪族不飽和炭化水素基を含
有するものであることが必要である。この場合、脂肪族
不飽和炭化水素基としてはビニル基が好ましく、また不
飽和炭化水素基は分子鎖両末端にあるものが好ましい
が、片末端に不飽和炭化水素基を有するもの、分子鎖の
中間に不飽和炭化水素基を有するものであってもよい。
なお、この脂肪族不飽和炭化水素基はR中0.01〜2
0モル%、特に0.02〜10モル%とすることが好ま
しい。
【0011】上記オルガノポリシロキサンの分子鎖末端
は、水酸基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
ブトキシ基等のアルコキシ基、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基等のトリアルキルシリル基、これら
の低級アルキル基とビニル基、アリル基、ブテニル基等
の低級アルケニル基とを含むジアルキルモノアルケニル
シリル基、アルキルジアルケニルシリル基、更にトリア
ルケニルシリル基で封鎖されたものとすればよいが、上
述したように分子鎖末端には脂肪族不飽和炭化水素基を
有していることが好ましい。
は、水酸基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
ブトキシ基等のアルコキシ基、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基等のトリアルキルシリル基、これら
の低級アルキル基とビニル基、アリル基、ブテニル基等
の低級アルケニル基とを含むジアルキルモノアルケニル
シリル基、アルキルジアルケニルシリル基、更にトリア
ルケニルシリル基で封鎖されたものとすればよいが、上
述したように分子鎖末端には脂肪族不飽和炭化水素基を
有していることが好ましい。
【0012】また、本発明の組成物を構成する(ロ)成
分は、R1 3SiO1/2、R2 2SiO2/2及びSiO4/2
単位(但し、式中R1及びR2は互いに同一又は異種の置
換又は非置換の一価炭化水素基である)からなり、かつ
一分子中に少なくとも二つの脂肪族不飽和炭化水素基を
含有するオルガノポリシロキサンレジンであって、R1
3SiO1/2及びR2 2SiO2/2単位の合計とSiO4/2
単位との比が0.4〜1.5であり、R1 3SiO1/2単
位とR2 2SiO2/2単位との比が1以上であるシリコー
ンオイル、トルエン、キシレン等の溶剤に可溶なポリマ
ーである。
分は、R1 3SiO1/2、R2 2SiO2/2及びSiO4/2
単位(但し、式中R1及びR2は互いに同一又は異種の置
換又は非置換の一価炭化水素基である)からなり、かつ
一分子中に少なくとも二つの脂肪族不飽和炭化水素基を
含有するオルガノポリシロキサンレジンであって、R1
3SiO1/2及びR2 2SiO2/2単位の合計とSiO4/2
単位との比が0.4〜1.5であり、R1 3SiO1/2単
位とR2 2SiO2/2単位との比が1以上であるシリコー
ンオイル、トルエン、キシレン等の溶剤に可溶なポリマ
ーである。
【0013】更に詳しく述べると、R1、R2はメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル
基、ビニル基、アリル基などのアルケニル基、フェニル
基、トリル基などのアリール基、シクロヘキシル基など
のシクロアルキル基、ベンジル基、β−フェニルエチル
基などのアラルキル基又はこれらの基の炭素原子に結合
した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子(フッ素原
子を除く)、シアノ基などで置換したクロロメチル基、
シアノエチル基などから選択される、通常炭素数1〜1
0、好ましくは炭素数1〜8の非置換又は置換の一価炭
化水素基であるが、この(ロ)成分は分子中に少なくと
も二つの脂肪族不飽和炭化水素基、例えばビニル基、ア
リル基等を含有することが必要である。この脂肪族不飽
和炭化水素基が無いと目的とする高耐久、低圧縮永久
歪、低ヒステリシスロス特性を発揮できなくなる。な
お、この脂肪族不飽和炭化水素基の含有量はR1とR2と
の合計に対して1〜100モル%、特に2〜50モル%
とすることが好ましく、また該脂肪族不飽和炭化水素基
はR1とR2のいずれか一方に存在してもよく、双方に存
在してもよい。
基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル
基、ビニル基、アリル基などのアルケニル基、フェニル
基、トリル基などのアリール基、シクロヘキシル基など
のシクロアルキル基、ベンジル基、β−フェニルエチル
基などのアラルキル基又はこれらの基の炭素原子に結合
した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子(フッ素原
子を除く)、シアノ基などで置換したクロロメチル基、
シアノエチル基などから選択される、通常炭素数1〜1
0、好ましくは炭素数1〜8の非置換又は置換の一価炭
化水素基であるが、この(ロ)成分は分子中に少なくと
も二つの脂肪族不飽和炭化水素基、例えばビニル基、ア
リル基等を含有することが必要である。この脂肪族不飽
和炭化水素基が無いと目的とする高耐久、低圧縮永久
歪、低ヒステリシスロス特性を発揮できなくなる。な
お、この脂肪族不飽和炭化水素基の含有量はR1とR2と
の合計に対して1〜100モル%、特に2〜50モル%
とすることが好ましく、また該脂肪族不飽和炭化水素基
はR1とR2のいずれか一方に存在してもよく、双方に存
在してもよい。
【0014】上記(ロ)成分は、上述したようにR1 3
SiO1/2及びR2 2SiO2/2単位の合計とSiO4/2単
位との比が0.4〜1.5であり、かつ、R1 3SiO
1/2単位とR2 2SiO2/2単位との比が1以上であるこ
とが必要であり、R1 3SiO1/2及びR2 2SiO2/2単
位の合計とSiO4/2単位との比が0.4未満である
と、得られるレジンは溶剤に溶けにくくなり、凝集力が
増大するために疲労耐久性が劣り、また逆に1.5を超
えると得られる成型物の補強性が劣り、実際の使用に耐
えられないものとなる。更に、R1 3SiO1/2単位とR
2 2SiO2/2単位との比が1より小さいと、得られるレ
ジンの凝集力が増大し、好ましくない。
SiO1/2及びR2 2SiO2/2単位の合計とSiO4/2単
位との比が0.4〜1.5であり、かつ、R1 3SiO
1/2単位とR2 2SiO2/2単位との比が1以上であるこ
とが必要であり、R1 3SiO1/2及びR2 2SiO2/2単
位の合計とSiO4/2単位との比が0.4未満である
と、得られるレジンは溶剤に溶けにくくなり、凝集力が
増大するために疲労耐久性が劣り、また逆に1.5を超
えると得られる成型物の補強性が劣り、実際の使用に耐
えられないものとなる。更に、R1 3SiO1/2単位とR
2 2SiO2/2単位との比が1より小さいと、得られるレ
ジンの凝集力が増大し、好ましくない。
【0015】上記(イ)成分と(ロ)成分の配合割合は
適宜選定されるが、(イ)成分と(ロ)成分とを重量比
として40:60〜90:10、特に60:40〜8
5:15とすることが好ましい。(ロ)成分が多過ぎる
と加硫成型物の強度等の特性が低下して脆くなり、ラバ
ーコンタクトとしての耐久疲労性が悪くなる場合が生
じ、逆に少な過ぎるとラバーコンタクトに必要なキーの
荷重が得られなくなる場合が生じる。
適宜選定されるが、(イ)成分と(ロ)成分とを重量比
として40:60〜90:10、特に60:40〜8
5:15とすることが好ましい。(ロ)成分が多過ぎる
と加硫成型物の強度等の特性が低下して脆くなり、ラバ
ーコンタクトとしての耐久疲労性が悪くなる場合が生
じ、逆に少な過ぎるとラバーコンタクトに必要なキーの
荷重が得られなくなる場合が生じる。
【0016】次に、(ハ)成分としてのオルガノハイド
ロジェンポリシロキサンは、珪素原子に直結した水素原
子を有する基を含むオルガノポリシロキサンであり、分
子形状としては直鎖状、分枝鎖状、環状のいずれであっ
てもよい。具体的には、ジメチルハイドロジェンシリル
基で封鎖されたジオルガノポリシロキサン、ジメチルシ
ロキサン単位とメチルハイドロジェンシロキサン単位と
末端トリメチルシロキサン単位との共重合体、ジメチル
ハイドロジェンシロキサン単位とSiO2単位とからな
る低粘度流体、1,3,5,7−テトラハイドロジェン
−1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサ
ン、1−プロピル−3,5,7−トリハイドロジェン−
1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサ
ン、1,5−ジハイドロジェン−3,7−ジヘキシル−
1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン
などが例示される。
ロジェンポリシロキサンは、珪素原子に直結した水素原
子を有する基を含むオルガノポリシロキサンであり、分
子形状としては直鎖状、分枝鎖状、環状のいずれであっ
てもよい。具体的には、ジメチルハイドロジェンシリル
基で封鎖されたジオルガノポリシロキサン、ジメチルシ
ロキサン単位とメチルハイドロジェンシロキサン単位と
末端トリメチルシロキサン単位との共重合体、ジメチル
ハイドロジェンシロキサン単位とSiO2単位とからな
る低粘度流体、1,3,5,7−テトラハイドロジェン
−1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサ
ン、1−プロピル−3,5,7−トリハイドロジェン−
1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサ
ン、1,5−ジハイドロジェン−3,7−ジヘキシル−
1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン
などが例示される。
【0017】(ハ)成分の使用量は(イ),(ロ)成分
の脂肪族不飽和炭化水素基の合計1モル当たりSiH基
を0.5〜5モルとすることが好ましく、特に0.8〜
3モルとすることがより好ましい。
の脂肪族不飽和炭化水素基の合計1モル当たりSiH基
を0.5〜5モルとすることが好ましく、特に0.8〜
3モルとすることがより好ましい。
【0018】(ニ)成分の白金系触媒は、(イ)成分の
ジオルガノポリシロキサン及び(ロ)成分のオルガノポ
リシロキサンレジンの脂肪族不飽和炭化水素基と(ハ)
成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンのSiH
基との付加反応によりシリコーンゴム化合物を硬化させ
るための触媒である。この白金系触媒としては白金元素
単体、白金化合物及び白金錯体が包含され、具体的には
塩化白金第一酸、塩化白金第二酸などの塩化白金酸、塩
化白金酸のアルコール化合物、アルデヒド化合物、エー
テル化合物或いは各種オレフィン類との錯体などが例示
される。
ジオルガノポリシロキサン及び(ロ)成分のオルガノポ
リシロキサンレジンの脂肪族不飽和炭化水素基と(ハ)
成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンのSiH
基との付加反応によりシリコーンゴム化合物を硬化させ
るための触媒である。この白金系触媒としては白金元素
単体、白金化合物及び白金錯体が包含され、具体的には
塩化白金第一酸、塩化白金第二酸などの塩化白金酸、塩
化白金酸のアルコール化合物、アルデヒド化合物、エー
テル化合物或いは各種オレフィン類との錯体などが例示
される。
【0019】この白金系触媒の配合量は白金原子として
(イ)成分に対し、0.1〜1000ppm、特に1〜
200ppmとすることが好ましい。白金原子の配合量
が0.1ppmより少ないと付加反応の度合いが少なす
ぎ、得られた硬化物がゴムとしての物性を示さないもの
となる場合が生じる。
(イ)成分に対し、0.1〜1000ppm、特に1〜
200ppmとすることが好ましい。白金原子の配合量
が0.1ppmより少ないと付加反応の度合いが少なす
ぎ、得られた硬化物がゴムとしての物性を示さないもの
となる場合が生じる。
【0020】本発明のシリコーンゴム組成物は上記した
(イ)〜(ニ)成分の所定量を均一に混合することによ
って得ることができるが、この混合においては一般のシ
リコーンゴム配合に使用される混合機を用いればよく、
例えば、ニーダー、ゲートミキサー、品川ミキサー、加
圧ニーダー、三本ロール、二本ロール等が挙げられる。
(イ)〜(ニ)成分の所定量を均一に混合することによ
って得ることができるが、この混合においては一般のシ
リコーンゴム配合に使用される混合機を用いればよく、
例えば、ニーダー、ゲートミキサー、品川ミキサー、加
圧ニーダー、三本ロール、二本ロール等が挙げられる。
【0021】この際に耐熱向上剤としての金属酸化物等
や、着色剤、難燃助剤、導電付与剤、帯電防止剤、加工
助剤等、一般のシリコーンゴムに使用される添加剤を用
いることは任意とされるが、シリカ等の無機質充填剤は
配合されない。
や、着色剤、難燃助剤、導電付与剤、帯電防止剤、加工
助剤等、一般のシリコーンゴムに使用される添加剤を用
いることは任意とされるが、シリカ等の無機質充填剤は
配合されない。
【0022】この本発明のシリコーンゴム組成物は、種
々の成型法で加硫成型し硬化物とすることができるが、
これには従来用いられてきた方法を採用し得、例えばコ
ンプレッション成型、トランスファー成型、インジェク
ション成型などが適用可能であり、また組成物の粘度が
低い場合には、液状シリコーンで通常用いられている成
型法が可能であり、それにはリキッドインジェクション
成型が可能となる。この時二液混合型としてもよく、更
には樹脂等との二色成型も可能である。
々の成型法で加硫成型し硬化物とすることができるが、
これには従来用いられてきた方法を採用し得、例えばコ
ンプレッション成型、トランスファー成型、インジェク
ション成型などが適用可能であり、また組成物の粘度が
低い場合には、液状シリコーンで通常用いられている成
型法が可能であり、それにはリキッドインジェクション
成型が可能となる。この時二液混合型としてもよく、更
には樹脂等との二色成型も可能である。
【0023】本発明のシリコーンゴム組成物は、種々の
用途に使用することができるが、特にラバーコンタクト
材として有効であり、電子タイプライター、ワードプロ
セッサー、コンピュータ端末キーボード、リモコン、計
算機、その他のラバーコンタクトに用いられて高耐久性
を与えるものである。
用途に使用することができるが、特にラバーコンタクト
材として有効であり、電子タイプライター、ワードプロ
セッサー、コンピュータ端末キーボード、リモコン、計
算機、その他のラバーコンタクトに用いられて高耐久性
を与えるものである。
【0024】
【発明の効果】本発明のシリコーンゴム組成物によれ
ば、無機質充填剤を全く用いず、動的疲労特性の向上、
低圧縮永久歪特性、低ヒステリシスロスを有するラバー
コンタクトに好適な高耐久、高品質なシリコーンゴムを
与えることができる。
ば、無機質充填剤を全く用いず、動的疲労特性の向上、
低圧縮永久歪特性、低ヒステリシスロスを有するラバー
コンタクトに好適な高耐久、高品質なシリコーンゴムを
与えることができる。
【0025】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。なお、例中における部は重量部を示し、また
物性測定値は次の方法による測定結果を示したものであ
る。 (1)100%伸長疲労寿命 デマッチャ屈曲疲労試験機〔東洋精機(株)製〕を使用
して測定し、テストダンベルはJIS K−6301,
3項指定の3号ダンベルを用い、室温、5Hzで連続運
転し、破断までのサイクル数で表示した。 (2)ヒステリシスロス 図1に示した形状のラバーコンタクトを形成し、これに
ついて図2に示したようにキーに荷重を加えて押出し、
その後脱圧して復帰したときのストロークと応力の関係
からヒステリシスロスを下記式で求めた。
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。なお、例中における部は重量部を示し、また
物性測定値は次の方法による測定結果を示したものであ
る。 (1)100%伸長疲労寿命 デマッチャ屈曲疲労試験機〔東洋精機(株)製〕を使用
して測定し、テストダンベルはJIS K−6301,
3項指定の3号ダンベルを用い、室温、5Hzで連続運
転し、破断までのサイクル数で表示した。 (2)ヒステリシスロス 図1に示した形状のラバーコンタクトを形成し、これに
ついて図2に示したようにキーに荷重を加えて押出し、
その後脱圧して復帰したときのストロークと応力の関係
からヒステリシスロスを下記式で求めた。
【0026】 ヒステリシスロス(%)=(F1−F2)/F1×100
【0027】〔実施例1、比較例1〕(CH3)2Si単
位99.85モル%、(CH3)(CH=CH2)SiO
単位0.15モル%からなり、分子鎖末端が(CH=C
H2)(CH3)2SiO0.5単位で封鎖された、重合度が
約7000のメチルビニルポリシロキサン生ゴム70部
に、下記オルガノポリシロキサンレジンA30部を加
え、ニーダーミキサーで混練りし、ベースコンパウンド
とする。このベースコンパウンド100部にオルガノハ
イドロジェンポリシロキサン1.0部(SiH基/ビニ
ル基のモル比を1.3とする)、白金系触媒1000p
pmを添加し、制御剤として1−エチニルシクロヘキサ
ン−1−オール0.02部を添加し、シリコーンゴム組
成物を得た(実施例1)。
位99.85モル%、(CH3)(CH=CH2)SiO
単位0.15モル%からなり、分子鎖末端が(CH=C
H2)(CH3)2SiO0.5単位で封鎖された、重合度が
約7000のメチルビニルポリシロキサン生ゴム70部
に、下記オルガノポリシロキサンレジンA30部を加
え、ニーダーミキサーで混練りし、ベースコンパウンド
とする。このベースコンパウンド100部にオルガノハ
イドロジェンポリシロキサン1.0部(SiH基/ビニ
ル基のモル比を1.3とする)、白金系触媒1000p
pmを添加し、制御剤として1−エチニルシクロヘキサ
ン−1−オール0.02部を添加し、シリコーンゴム組
成物を得た(実施例1)。
【0028】オルガノポリシロキサンレジンA (CH3)3SiO1/2,(CH2=CH )(CH3)2Si
O1/2,(CH3)2SiO2/2及びSiO4/2単位からな
り、(CH3)3SiO1/2,(CH2=CH )(CH3)2
SiO1/2,(CH3)2SiO2/2単位の合計とSiO
4/2単位との比が1.0であり、(CH3)3SiO1/2,
(CH2=CH )(CH3)2SiO1/2単位の合計と(C
H3)2SiO2/2単位との比が4であり、(CH2=C
H )(CH3)2SiO1/2単位がレジン全体に対し0.
1モル%含有するオルガノポリシロキサンレジン。
O1/2,(CH3)2SiO2/2及びSiO4/2単位からな
り、(CH3)3SiO1/2,(CH2=CH )(CH3)2
SiO1/2,(CH3)2SiO2/2単位の合計とSiO
4/2単位との比が1.0であり、(CH3)3SiO1/2,
(CH2=CH )(CH3)2SiO1/2単位の合計と(C
H3)2SiO2/2単位との比が4であり、(CH2=C
H )(CH3)2SiO1/2単位がレジン全体に対し0.
1モル%含有するオルガノポリシロキサンレジン。
【0029】比較のため、上記と同じメチルビニルポリ
シロキサン生ゴム80部に、比表面積が200m2/g
であるヒュームドシリカ(アエロゲル−200,日本ア
エロジル(株)製)30部、シリカ分散剤としての分子
鎖両末端がシラノール基で封鎖された重合度20のジメ
チルポリシロキサン5部を加え、ニーダーで混練りし、
その後170℃で2時間熱処理してベースコンパウンド
を得た。これに上記実施例1と同様にしてオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサン、制御剤及び白金系触媒を加
えて混合し、シリコーンゴム組成物を得た(比較例
1)。
シロキサン生ゴム80部に、比表面積が200m2/g
であるヒュームドシリカ(アエロゲル−200,日本ア
エロジル(株)製)30部、シリカ分散剤としての分子
鎖両末端がシラノール基で封鎖された重合度20のジメ
チルポリシロキサン5部を加え、ニーダーで混練りし、
その後170℃で2時間熱処理してベースコンパウンド
を得た。これに上記実施例1と同様にしてオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサン、制御剤及び白金系触媒を加
えて混合し、シリコーンゴム組成物を得た(比較例
1)。
【0030】次に、上記シリコーンゴム組成物を170
℃,20kgf/cm2の条件で70分間プレスキュア
ーして、厚さ2mmのシートを作り、100%伸長疲労
寿命を測定した。また、同様の加硫条件で図1に示した
ラバーコンタクトを作製し、ヒステリシスロスを測定
し、更にJIS K−6301に従い、圧縮永久歪用成
型物を作製し、圧縮永久歪の測定を行なった。結果を表
1に示す。
℃,20kgf/cm2の条件で70分間プレスキュア
ーして、厚さ2mmのシートを作り、100%伸長疲労
寿命を測定した。また、同様の加硫条件で図1に示した
ラバーコンタクトを作製し、ヒステリシスロスを測定
し、更にJIS K−6301に従い、圧縮永久歪用成
型物を作製し、圧縮永久歪の測定を行なった。結果を表
1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】〔実施例2,3、比較例2〕実施例1にお
いて用いたオルガノポリシロキサンレジンのみの構成を
表2に示すように変化させて、ラバーコンタクト特性の
比較を行った。結果を表2に示す。なお、表2には実施
例1の結果も併せて示す。
いて用いたオルガノポリシロキサンレジンのみの構成を
表2に示すように変化させて、ラバーコンタクト特性の
比較を行った。結果を表2に示す。なお、表2には実施
例1の結果も併せて示す。
【0033】表2の結果から、実施例のものは比較例2
のものに比べて外観は透明になり、100%伸長疲労寿
命が向上し、圧縮永久歪及びヒステリシスロスが低く押
えられ、高耐久、高品質なラバーコンタクトが得られる
ことがわかる。
のものに比べて外観は透明になり、100%伸長疲労寿
命が向上し、圧縮永久歪及びヒステリシスロスが低く押
えられ、高耐久、高品質なラバーコンタクトが得られる
ことがわかる。
【0034】
【表2】
【図1】実施例,比較例のシリコーンゴム組成物により
形成したラバーコンタクトを示す断面図である。
形成したラバーコンタクトを示す断面図である。
【図2】実施例,比較例において測定したヒステリシス
ロスを求めるための応力とストロークの関係を示すグラ
フである。
ロスを求めるための応力とストロークの関係を示すグラ
フである。
Claims (2)
- 【請求項1】 (イ)下記平均組成式(1)で示される
オルガノポリシロキサン、 R aSiO(4-a)/2 …(1) (但し、式中Rは置換又は非置換の一価炭化水素基であ
るが、一分子中に少なくとも二つの脂肪族不飽和炭化水
素基を含有する。aは1.95〜2.05の正数であ
る。) (ロ)R1 3SiO1/2、R2 2SiO2/2及びSiO4/2
単位(但し、式中R1及びR2は互いに同一又は異種の置
換又は非置換の一価炭化水素基である)からなり、かつ
一分子中に少なくとも二つの脂肪族不飽和炭化水素基を
含有するオルガノポリシロキサンレジンであって、R1
3SiO1/2及びR2 2SiO2/2単位の合計とSiO4/2
単位との比が0.4〜1.5であり、R1 3SiO1/2単
位とR2 2SiO2/2単位との比が1以上である溶剤可溶
型ポリマー、 (ハ)オルガノハイドロジェンポリシロキサン、 (ニ)白金系触媒 を配合してなることを特徴とする無機質充填剤無含有の
シリコーンゴム組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載のシリコーンゴム組成物の
硬化物からなることを特徴とするラバーコンタクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4121058A JP2626407B2 (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | ラバーコンタクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4121058A JP2626407B2 (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | ラバーコンタクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05295268A true JPH05295268A (ja) | 1993-11-09 |
JP2626407B2 JP2626407B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=14801800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4121058A Expired - Lifetime JP2626407B2 (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | ラバーコンタクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2626407B2 (ja) |
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
EP0798342A3 (en) * | 1996-03-28 | 1998-03-18 | Dow Corning Corporation | Curable organosiloxane composition with improved hysteresis characteristics |
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WO2020231644A1 (en) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | Dow Silicones Corporation | Polysiloxane controlled release additive, method for the preparation thereof, and release coating composition |
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-
1992
- 1992-04-16 JP JP4121058A patent/JP2626407B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JP2626407B2 (ja) | 1997-07-02 |
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