JPH05294779A - 単結晶引上装置 - Google Patents

単結晶引上装置

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JPH05294779A
JPH05294779A JP10456892A JP10456892A JPH05294779A JP H05294779 A JPH05294779 A JP H05294779A JP 10456892 A JP10456892 A JP 10456892A JP 10456892 A JP10456892 A JP 10456892A JP H05294779 A JPH05294779 A JP H05294779A
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JP
Japan
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single crystal
cooling jacket
cooling
jacket
molten silicon
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Withdrawn
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JP10456892A
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English (en)
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Katsumi Nishizaki
克己 西崎
Kazuhiko Echizenya
一彦 越前谷
Hiroshi Kaneda
洋 金田
Yasuyuki Seki
康之 関
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】原料の初期投入量を減らしたり、SiOが冷却
ジャケットに堆積し単結晶が多結晶化したりすることな
く、また、ウエハは積層欠陥が発生せず、かつ、酸化膜
耐圧特性の良い単結晶を引き上げるため、1100℃〜
800℃の温度域の通過時間を短くする。また、800
℃〜600℃の温度域滞留時間は長くする。 【構成】CZ法によるSi単結晶引上装置において、溶
融シリコン表面より上方の単結晶の周囲を囲み上方から
棒体で吊下された冷却ジャケット30と、冷却ジャケッ
トの外周面及び下端面を覆う熱反射板と、冷却ジャケッ
トの上方に単結晶を取囲んで配設され上方から供給され
るArガスを冷却ジャケット内面に誘導すると共に単結
晶から周囲への放熱を遮断するガスガイドチューブとを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CZ法(チョクラルス
キー法)により単結晶を成長させる際に、単結晶の冷却
速度を制御することを可能とした単結晶引上装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CZ法によるシリコン単結晶成長におい
ては、結晶成長条件により、ウエハに積層欠陥が発生す
ることがある。この積層欠陥が発生する原因の一つに、
単結晶の熱履歴がある。図5は、通常の結晶成長におけ
る、結晶成長過程の単結晶頂部の熱履歴を示したもので
ある。横軸は測温点の溶融シリコン表面からの距離、縦
軸は単結晶の温度である。上記の積層欠陥発生を抑制す
るためには、1100℃〜800℃の温度域を早く通過
させてやれば良いことが判っている。
【0003】そこで、従来から図6に示したように、冷
却円筒20で単結晶12を取り囲み、単結晶の冷却速度
を早くすることによって、積層欠陥を抑制する技術が知
られている(例えば、特開昭61−68389号公報、
特開平2−97478号公報、特開平2−97479号
公報)。また、冷却円筒により溶融シリコンも冷却され
凝固するので、これを防止するために、溶融シリコンと
の間に熱遮蔽体を併設することも知られている(例え
ば、特開昭63−50391号公報、特開昭63−25
6593号公報、特開平1−145391号公報)。
【0004】しかし、これら従来技術では、単結晶を広
範囲にわたって冷却円筒で取り囲んでしまうため、単結
晶が冷却され過ぎ、例えば、800℃〜600℃の温度
域も早く通過してしまっていた。その結果、ウエハの品
質特性試験における酸化膜耐圧特性が悪くなる問題があ
った。そこで、図7に示したように、冷却円筒20aを
短くし、冷却円筒の上部にアフターヒータ21を設置す
ることによって、1100℃〜800℃の温度域は早く
通過させ、800℃〜600℃の温度域の滞留時間は長
くする技術が提案されている(特開平1−215785
号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来技術
では、冷却円筒の内面にArガスを流してSiOの堆積
を防止するために、冷却円筒20aの外径側20は冷却
円筒の上端で石英るつぼ上部を全面的に覆ってしまう必
要がある。そのため、冷却円筒20aの高さは必然的に
石英るつぼ3と干渉しない高さに高くせざるを得ない。
例えば、直径18インチの石英るつぼを用いて、原料シ
リコンを45kg投入して単結晶成長させる場合の冷却
円筒の最小高さを見積もると以下のようになる。
【0006】直径18インチの石英るつぼに45kgの
シリコンを投入し、溶融した場合、溶融シリコンの表面
と石英るつぼ上端との距離は190mm程度になる。ま
た、通常の引上では溶融シリコンの表面とヒータとの高
さ方向位置が、単結晶成長中に変化しないように、単結
晶の成長量に対応させて、石英るつぼを上昇させる。こ
の上昇量は、単結晶成長開始時から、終了時までの全工
程において100mm程度になる。よって、上記冷却円
筒上端の覆いが石英るつぼと干渉しないためには冷却円
筒は、最低190+100=290mmの高さが必要で
ある。実際には、溶融シリコン表面から冷却円筒下端ま
で30mm程度離す必要があると考えられるので、単結
晶が冷却円筒と対面する長さは溶融シリコン上面から3
00mm以上となる。
【0007】一方、図5に示した単結晶の熱履歴を見る
と、溶融シリコン表面から300mm離れた位置での単
結晶の温度は800℃程度である。したがって、溶融シ
リコン表面から300mmまでの領域を冷却円筒で覆っ
たとすると、この領域の冷却が促進され、300mmの
位置における単結晶の温度は800℃以下になることは
明らかである。そうすると、800℃〜600℃の温度
域における滞在時間を長くする効果は期待できなくな
る。この問題を回避するために、例えば、石英るつぼの
高さを低くすることが考えられる。しかし、この場合に
は、初期の原料投入量が制約されるという新たな問題が
生ずる。つまり、原料として使用する多結晶シリコン
は、通常握りこぶし大の塊状のものを使用するので、充
填率が悪い。さらに、固体のシリコンは、液体のシリコ
ンより占有容積が大きいため、例えば、18インチのる
つぼに45kgの多結晶シリコンを投入すると、るつぼ
の上端付近まで原料が詰まることになる。よって、るつ
ぼの高さを低くすると、投入する原料の量を減らさなけ
ればならない。
【0008】さらに、冷却円筒の外径側の石英るつぼの
上部を覆っている部分を取り除くと、Arガスが分散し
て流れ、溶融シリコンから蒸発したSiOが冷却円筒付
近に滞留するため、時間の経過と共にSiOが冷却円筒
に凝集、堆積し、多結晶化の原因となる問題が生ずる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、初期に投入する原料を減らしたり、S
iOの堆積により多結晶化したりすることなく、110
0℃〜800℃の温度域の通過時間を短くし、かつ、8
00℃〜600℃の温度域の通過時間を長くすることに
よって、積層欠陥が発生せず、酸化膜耐圧特性の良い単
結晶を育成できる単結晶引上装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では先ず、溶融シリコンの表面直近に、引き
上げ結晶を1100℃から800℃まで急速に冷却する
ことができる冷却能力を有する、高さの低い冷却手段を
天井付近から棒体で吊下げ、Arガスをその冷却手段の
内面に誘導するガイドチューブを設置したものである。
【0010】すなわち、本願は、CZ法によるSi単結
晶引上装置において、(a)溶融シリコン表面直上の単
結晶の周囲を囲み上方から棒体で吊下された円筒状の冷
却ジャケット、(b)この冷却ジャケットの外周面及び
下端面を覆う熱反射板、(c)この冷却ジャケットより
上方に単結晶を取囲んで配設され、上方から供給される
Arガスを冷却ジャケット内面に誘導すると共に単結晶
から周囲への放熱を遮断するガスガイドチューブを備え
たことを特徴とする単結晶引上装置である。
【0011】
【作用】図1に、本発明の構成を示した。本発明では、
溶融シリコンの表面直近に円筒状の冷却ジャケット30
を設置し、その外周及び下面は熱反射板31で覆い、上
方にガスガイドチューブ32を配設する。冷却ジャケッ
ト30の高さは、単結晶の1100℃〜800℃の温度
域の通過時間を速くすることができ、かつ800℃〜6
00℃の温度域には影響を与えないように、測温実験に
より決定する。
【0012】冷却ジャケット30により溶融シリコンが
冷却されて凝固することを防止するため、冷却ジャケッ
ト30の外側に熱反射板31を設置する。熱反射板31
が冷却ジャケット30により冷却されると、凝固を防止
する効果がなくなるので、冷却ジャケット30と、熱反
射板31との間には隙間を設ける。通常の引上では、引
上装置の上部よりArガスを流しているが、溶融シリコ
ン2の表面は、石英るつぼ3の上端より低いため、Ar
ガスは溶融シリコン表面近傍までは流れ込まない。した
がって、図1に示したように、石英るつぼの上端より低
い位置に冷却ジャケット30を設置した場合は、溶融シ
リコン2から蒸発したSiOが冷却ジャケット30近傍
に滞留し、時間の経過と共に、凝集、堆積し、溶融シリ
コン中に落下すると育成中の単結晶が多結晶化する原因
となる。そこで、本発明においては、冷却ジャケット3
0の上方にガスガイドチューブ32を設ける。このガス
ガイドチューブ32は、単結晶の保温筒も兼ねている。
ガスガイドチューブ32を設置することによって、結晶
引上装置の上方から流れ込んだArガスが、ガスガイド
チューブ32の内側を通過し、さらに冷却ジャケット3
0の内側を通過した後、溶融シリコン表面と熱反射板3
1との隙間を通過して、石英るつぼの内側に沿って上に
流れ、排出されるようになる。その結果、冷却ジャケッ
ト付近にSiOが滞留しなくなり、冷却ジャケットにS
iOが堆積することを防止することができる。
【0013】ガスガイドチューブ32とファーネスカバ
ー8とは、Arガスをスムーズに流すためには密着させ
ることが望ましいが、隙間があっても、問題はない。む
しろ、金属製のガスガイドチューブを用いる場合には、
ガスガイドチューブからの抜熱を防止するために、ファ
ーネスカバーとの間に隙間を設ける方が良い。ガスガイ
ドチューブと、冷却ジャケットとの間にも、上記と同様
の理由で、隙間があってもよい。
【0014】
【実施例】以下、図2、3、4に基づいて、本発明の実
施例を説明する。なお、本実施例では、直径18インチ
の石英るつぼを用い、原料のシリコンを45kg投入
し、直径6インチの単結晶を育成した場合について説明
する。図2は、本発明の実施例を示す図である。カーボ
ン製のサポートチューブ33にモリブデン製の冷却ジャ
ケット吊具34を載せ、冷却ジャケット吊具34の先端
からロッド35(棒体)を吊り下げ、冷却ジャケット3
0を吊下固定した。また、ガスガイドチューブ32の外
側に保持具を取り付け、この保持具を冷却ジャケット吊
具34の先端に載せ、ガスガイドチューブ32を固定し
た。
【0015】図3は、冷却ジャケット吊具34の一例を
示すもので、図3(a)は平面図、図3(b)はそのA
−A矢視図である。冷却ジャケット吊具34は、外径D
1 =600mm、内径D2 =542mmのリング状の部
材に、中心角120°ごとに半径方向水平棒34aを内
向きに取り付け、この水平棒34aに冷却ジャケット吊
下ロッド35の上端を係止させ、またガスガイドチュー
ブ32の保持具を載置する。図3(b)においてロッド
係止部直径D3 =250mm、内径D4 =240mmで
ある。
【0016】図4は今回使用した冷却ジャケット30の
部分構成図である。冷却ジャケット30は図4に示すよ
うに内径D=250mm、高さH=100mmとした。
この寸法は、1100℃〜800℃の温度域の単結晶の
通過時間は短く、かつ、800℃〜600℃の温度域に
は影響を与えないように、測温実験により決定した。冷
却ジャケット30の本体部は、銅パイプを螺旋状に巻い
た構造とし、銅パイプに冷却水を流し、冷却した。銅を
用いた理由は熱伝導率が高いからである。なお、冷却ジ
ャケットの構造に関しては、図4のような銅パイプを螺
旋状に巻いた構造でなくても、2重管構造でもよい。
【0017】熱反射板31は冷却ジャケット30が溶融
シリコンを冷却するのを防止するものでモリブデンを鏡
面研磨したものを用い、冷却ジャケット30により冷却
されないように、冷却ジャケット30との間に隙間を設
け、設置した。熱反射板31は、さらに反射率を高くす
るために、金鍍金を施したものを用いてもよい。熱反射
板31と、溶融シリコン表面との距離は20mm、冷却
ジャケット30と、溶融シリコン表面との距離は30m
mとなるように位置決めした。
【0018】ガスガイドチューブ32は、直径240m
m、高さ250mmの円筒形とし、モリブデンを鏡面研
磨したものを用いた。鏡面研磨したのは、反射率を高く
し、結晶からの熱放射を防止することによって、単結晶
の保温効果を高めるためである。なお、ガスガイドチュ
ーブ32には、もっと反射率を高くするために、金鍍金
を施したものを用いてもよいし、単体、あるいは複層構
造の断熱材を用いてもよい。要は単結晶の保温効果が高
いものであれば良い。また、今回用いたガスガイドチュ
ーブは円筒状としたが、Arガスが冷却ジャケットの内
側に流れ込み易いように、下側を細く絞りこんだ、円錐
形状としてもよい。
【0019】図8、9は、単結晶引上中の、単結晶温度
変化を示した比較図である。図8は本発明と、冷却円筒
を用いない通常の引上、及び冷却円筒により単結晶の冷
却を促進する従来技術1との比較である。冷却円筒によ
り単結晶を覆ってしまう従来技術1では、通常の引上に
比べて、1100℃〜800℃の温度域通過時間が短く
なっているが、800℃〜600℃の温度域通過時間も
短くなっていることがわかる。それに対し、本発明で
は、1100℃〜800℃の温度域通過時間は短くなっ
ているが、逆に、800℃〜600℃の温度域の通過時
間は、通常の引上より長くなっていることがわかる。こ
れは、1100℃〜800℃の温度域に対しては、冷却
ジャケットによる冷却効果が効き、800℃以下の温度
域に対しては、ガスガイドチューブの保温効果が効いて
いるためである。なお、各温度域における滞留時間は、
表1に示した。
【0020】図9は、本発明と、冷却円筒により単結晶
を覆ってしまう従来技術1、及び冷却円筒の上部に、ア
フターヒータを設置する従来技術2との比較を示した図
である。この結果より、アフターヒータを用いた従来技
術2では、600℃付近で冷却が抑制され、600℃付
近での滞留時間は長くなっているものの、最初に800
℃から600℃まで冷却される時間は、従来技術1と殆
ど変わらないことがわかる。そして、一旦600℃付近
まで冷却されてしまうと、その後冷却を抑制しても酸化
膜耐圧特性劣化防止には効果が期待できない。それに対
し、本発明では前述の通り、1100℃〜800℃の温
度域通過時間は短くすることができ、逆に、800℃か
ら600℃まで冷却される時間は長くなっており、酸化
膜耐圧特性劣化防止効果を期待することができる。
【0021】なお、本比較実験において、従来技術2で
用いた冷却円筒の高さは300mmとし、溶融シリコン
表面から30mm離して設置した。冷却円筒の長さをも
っと短くすれば800℃〜600℃の温度域対流時間を
長くできると思われるが、問題点として指摘したよう
に、石英るつぼと干渉するため、長さは短くできない。
また、アフターヒータの温度をもっと高くすれば、冷却
抑制効果は強くできるが、高さ300mmの冷却円筒を
用いるかぎりは、800℃から600℃までの冷却を大
幅に遅くすることは不可能である。
【0022】表2は、積層欠陥、酸化膜耐圧特性の比較
である。表2より、本発明、冷却円筒により結晶を覆っ
てしまう従来技術1、ならびに、アフターヒータを用い
る従来技術2とも、積層欠陥の発生は同じように抑制で
きるが、従来技術1及び従来技術2では、酸化膜耐圧特
性劣化は防止できないことがわかる。それに対し、本発
明では、酸化膜耐圧劣化も起こしていない。
【0023】また、本発明において、引上中にSiOが
冷却ジャケットに堆積し、単結晶が多結晶化する問題も
一度も発生しなかった。
【0024】
【表1】 ──────────────────────────────────── 温 度 域 1100〜800℃ 800〜600℃ 本発明 3時間 5時間 通常の引上げ 4時間 4時間 従来技術1 2時間 3時間 従来技術2 2時間 3.2時間 ────────────────────────────────────
【0025】
【表2】 ──────────────────────────────────── 積層欠陥密度 酸化膜耐圧 (個/cm2 ) (MV/cm) 本発明 0 10.3 通常の引上げ 3×103 10.1 従来技術1 0 7.4 従来技術2 0 7.5 ────────────────────────────────────
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、高
さの低い冷却ジャケットを、溶融シリコン表面近傍に設
置できるようになったため、原料の初期投入量を減らし
たり、SiOが冷却ジャケットに堆積し単結晶が多結晶
化したりすることなく、1100℃〜800℃の温度域
の通過時間を短くすることができ、かつ、800℃〜6
00℃の温度域滞留時間を長くできるようになった。そ
の結果、積層欠陥が発生せず、かつ、酸化膜耐圧特性の
良い単結晶を引き上げることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例における装置の概略配置図で
ある。
【図3】本発明で用いる冷却ジャケット吊具の概略構成
図である。
【図4】冷却ジャケットの一実施例を示す概略部分構成
図である。
【図5】冷却円筒を用いない通常の引上における単結晶
の熱履歴を示す図である。
【図6】冷却円筒で単結晶を覆ってしまう従来技術1を
示す概略構成図である。
【図7】冷却円筒の上部にアフターヒータを設置する従
来技術2を示す概略構成図である。
【図8】本発明の効果を示す単結晶の熱履歴比較図であ
る。
【図9】本発明の効果を示す単結晶の熱履歴比較図であ
る。
【符号の説明】
1 炉体 2 溶融シリコ
ン 3 石英るつぼ 4 カーボンる
つぼ 5 るつぼ回転軸 6 ヒータ 7 断熱材 8 ファーネス
カバー 9 単結晶保持ケーブル 10 シードチャ
ック 12 単結晶 20a 冷却円筒 21 アフターヒータ 30 冷却ジャケ
ット 31 熱反射板 32 ガスガイド
チューブ 33 サポートチューブ 34 冷却ジャケ
ット吊具 35 ロッド 34a 水平棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 洋 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社技術研究本部内 (72)発明者 関 康之 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社技術研究本部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CZ法によるSi単結晶引上装置におい
    て、溶融シリコン表面直上の単結晶の周囲を囲み上方か
    ら棒体で吊下された冷却ジャケットと、該冷却ジャケッ
    トの外周面及び下端面を覆う熱反射板と、該冷却ジャケ
    ットの上方に単結晶を取囲んで配設され上方から供給さ
    れるArガスを該冷却ジャケット内面に誘導すると共に
    単結晶から周囲への放熱を遮断するガスガイドチューブ
    とを備えたことを特徴とする単結晶引上装置。
JP10456892A 1992-04-23 1992-04-23 単結晶引上装置 Withdrawn JPH05294779A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4827322A (en) * 1982-12-06 1989-05-02 Mitsubishi Benki Kabushiki Kaisha Power transistor
JP2000086384A (ja) * 1998-09-11 2000-03-28 Mitsubishi Materials Silicon Corp シリコン単結晶の引上げ方法
CN105113002A (zh) * 2015-09-30 2015-12-02 吉林联科特种石墨材料有限公司 一种功能性碳毡整体成型的单晶硅生长炉导流筒制备方法

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