JPH0529441Y2 - - Google Patents

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JPH0529441Y2
JPH0529441Y2 JP1986199452U JP19945286U JPH0529441Y2 JP H0529441 Y2 JPH0529441 Y2 JP H0529441Y2 JP 1986199452 U JP1986199452 U JP 1986199452U JP 19945286 U JP19945286 U JP 19945286U JP H0529441 Y2 JPH0529441 Y2 JP H0529441Y2
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JP
Japan
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split sleeve
spacing plate
fitting groove
ferrules
fixed
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JP1986199452U
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、主として光フアイバ伝送路の区間伝
送損の調整のために使用する光固定減衰器に関す
るものである。
ロ 従来の技術 近年、情報産業の発展に伴い光通信システムの
進歩もめざましく、それに追従して光通信システ
ムの評価、検討、調整等を行うために使用される
光減衰器にも、小型軽量化、高精度化、環境変化
に対する安定性および高信頼性といつたことが要
求され、その要求に答えて光ステツプ可変減衰
器、光連続可変減衰器、光固定減衰器等がその目
的、用途別に開発されていることは周知である。
そのうちの光固定減衰器は、光フアイバ伝送路
の区間伝送損の調整のために光中継器の中に実装
できるように、小型軽量であると同時にモード依
存性をもたないことが要求され、更に、計測器と
しても使用されるため操作が容易なことが大切な
要素となつている。
この光固定減衰器の普及型の1例は、第6図の
構造図で示すようなプラグ・ジヤツクタイプで、
光固定減衰器A′のプラグ部21の中心にフアイ
バ22を挿入し、その内側に中継用レンズ23,
互いに反対方向に傾斜した減光素子24,24′
中継用レンズ23′、ジヤツク部25を配した構
造となつている。
また、簡易タイプとしては、第7図に示すよう
にアダプタ26とプラグ27の間にワツシヤ状の
アツテネータ28を介装し、そのアツテネータ2
8の厚み分だけフエルール29,29′間にギヤ
ツプgを形成させることにより減衰効果を発揮さ
せるものがある。
ハ 考案が解決しようとする問題点 第6図で示すようなプラグ・ジヤツクタイプの
ものは、構成部品が多く、高精度であるが製造コ
ストが高くなる欠点があつた。また、ワツシヤ状
のアツテネータ28をアダプタ26とプラグ27
の間に介装する簡易タイプは、製造コストは極め
て廉価であるが、第7図に示すように多部品の集
合組立体のため各部品の寸法不揃いから、アツテ
ネータ28の厚みが即ギヤツプgとはならないこ
とも多く、所望の減衰量を確実に得ることは中々
困難であつた。
ニ 問題点を解決するための手段 本考案は以上の欠点を解消するもので、構成部
品が少なく廉価に量産でき、確実な減衰効果が得
られると共に、減衰量の調整が容易に行える光固
定減衰器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する手段は、両端からフエルー
ル8,8′を挿入固定する割スリーブ1を抱持し
たスリーブ10,10′をハウジング11内に圧
入固定した光固定減衰器において、長さ方向にス
リツト4が開口され、ほぼ中央内壁に嵌合溝3を
形成した割スリーブ1と、周面に曲面加工5又は
面取り加工が施されると共に中心部に通光穴6が
穿孔された間隔保持板2とを具備し、前記割スリ
ーブ1の嵌合溝3に前記間隔保持板2が遊嵌する
よう、当該嵌合溝3の横幅を間隔保持板2の厚み
及び外径に対してやゝ大き目に形成する一方、間
隔保持板2の外形をその最大径が割スリーブ1の
内径よりもやゝ大径で嵌合溝3の内径よりもやゝ
細径に形成し、以つて割スリーブ1の嵌合溝3に
遊嵌した間隔保持板2の厚みに応じてフエルール
8,8′間を所定の間隙に保持し得るようにした
ことを特徴とする。
ホ 実施例 以下、図面に基づき本考案実施の1例を詳細に
説明する。
1はコネクタタイプの光固定減衰器Aの中心部
に組込まれる銅合金製等よりなる円筒状の割スリ
ーブで、ほぼ中央内壁に後述するプラグ7,7′
のフエルール8,8′間を所定の間隙に保持する
間隔保持板2が遊嵌されるよう、当該間隔保持板
2の厚み及び外径に対してやゝ大き目の横幅及び
高さを有する嵌合溝3が形成され、長さ方向にス
リツト4が開口されている。
割スリーブ1は、高級品では丸棒から切削加工
により削出しカツターでスリツト4を開口する
が、ローコスト品では銅合金薄板等を曲げて製作
する。
間隔保持板2は、ジルコニアセラミツクスを素
材とするのが適しており、周面に曲面加工5が施
されると共に、中心部にビームを通過させる通光
穴6が穿孔されている。
前記の如く、間隔保持板2は、割スリーブ1の
嵌合溝3へ遊嵌するが、詳しくは次のような構造
とする。
即ち、嵌合溝3の横幅を、第3図に明示したよ
うに、間隔保持板2の厚みに対応してこれより
やゝ大き目、望ましくはプラグ7,7′のフエル
ール8,8′の片方を割スリーブ1から引抜いた
時、間隔保持板2の外縁が嵌合溝3の縁部に引掛
かり割スリーブ1内で倒れない範囲内で大き目に
形成する一方、間隔保持板2の外径を、その最大
径が割スリーブ1を内径よりもやゝ大径で嵌合溝
3の内径よりやゝ細径に形成するものである。
前記した間隔保持板2の周面に施された曲面加
工5は、割スリーブ1の内径よりもやゝ大径の間
隔保持板2を割スリーブ1内を傷付けることなく
スムーズに挿入するためのものである。したがつ
て、曲面加工5にかえて単なる面取り加工でもよ
い。
ところで、前記の割スリーブ1には、その両端
から第3図に示すようにプラグ7,7′のフエル
ール8,8′をその端面が間隔保持板2の両面に
各々突き当る位置まで挿入しフエルール8,8′
の中心に保持させた光フアイバ9,9′の軸心が
間隔保持板2の通光穴6を通して対向一致するよ
う固定するものである。
したがつて、割スリーブ1にフエルール8,
8′を正確に挿入固定したときは、間隔保持板2
の厚さとフエルール8,8′の間隙は等しくなり、
間隔保持板2の厚さに応じてフエルール8,8′
の間隙を調整することができる。
このフエルール8,8′の間隙と光の減衰量の
関係を計測した1例は第5図のグラフに示す通り
で、例えばフエルール8,8′の間隙(間隔保持
板2の厚さ)を0.3mmとした場合の光の減衰量は
5dB、0.65mmとした場合は10dB、1.25mmの場合は
15dBとなり、フエルール8,8′の間隙と光の減
衰量はほとんど正比例していることが判る。
かくして本考案にあつては、厚さの異なる間隔
保持板2を多数用意しておけば、所望の減衰量に
応じて選択使用することができる。
次に、前記光固定減衰器Aの構造を更に詳細に
説明すると、前記の割スリーブ1は僅かに遊びの
ある状態で一対の黄銅性のスリーブ10、10′
に抱持されて、そのスリーブ10,10′はハウ
ジング11に圧入固定されている。
この割スリーブ1を抱持するスリーブ10,1
0′には、割スリーブ1が外れないように内向き
の突縁12が両端に形成され、外周に段部13が
形成されている。
また、前記のハウジング11には、スリーブ1
0,10′を圧入する中空部14にスリーブ10
を位置決めするストツパリング15および外周中
央にフランジ部16が各突設され、中央のフラン
ジ部16には、例えば第2図に示すようにプリン
ト基板17に取付け固定するためのネジ穴18が
穿孔されている。
尚、用途によつてはフランジ部16は不用であ
り、これにより一層の小型軽量化が可能となる。
かような構成において、光フアイバ9から発せ
られた出射ビームは、割スリーブ1内中央の間隔
保持板2の通光穴6を通過する際、フエルール
8,8′の間隙(間隔保持板2の厚さ)に応じて
減衰され、その減衰されたビームが他方の光フア
イバ9′へ入射される。
ヘ 考案の効果 以上のように本考案に係る光固定減衰器は、長
さ方向にスリツト4が開口された割スリーブ1の
ほぼ中央内壁に嵌合溝3を形成し、周面に曲面加
工5又は面取り加工が施されると共に中心部にビ
ームを通過させる通光穴6が穿孔された所定厚み
の間隔保持板2を嵌合溝3に遊嵌し、前記間隔保
持板2を介してプラグ7,7′のフエルール8,
8′を前記割スリーブ1内に挿入固定するもので
あるから、構造が簡単で廉価に量産でき、故障す
ることが少ない上に、確実な減衰効果が得られる
ものである。しかも、上記の通り間隔保持板2と
嵌合溝3は遊嵌構造のため、間隔保持板2外周の
加工、嵌合溝3内周の加工共に高い精度が要求さ
れることなく、極めて容易に加工できる。
さらに、減衰量の調整も間隔保持板2を交換し
その厚さの調整だけで簡単確実に行なえるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る光固定減衰器の実施の1
例を示す一部破断側面図、第2図はプリント基板
17に取付けた状態の正面図、第3図は割スリー
ブ1の拡大側断面図、第4図はその縦断面図、第
5図はフエルール8,8′の間隙と光の減衰量の
関係を示すグラフ、第6,7図は従来の光固定減
衰器の構造説明図である。 図中主要符号、1……割スリーブ、2……間隔
保持板、3……嵌合溝、4……スリツト、5……
曲面加工、6……通光穴、8,8′……フエルー
ル、10,10′……スリーブ、11……ハウジ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端からフエルール8,8′を挿入固定する割
    スリーブ1を抱持したスリーブ10,10′をハ
    ウジング11内に圧入固定した光固定減衰器にお
    いて、長さ方向にスリツト4が開口され、ほぼ中
    央内壁に嵌合溝3を形成した割スリーブ1と、周
    面に曲面加工5又は面取り加工が施されると共に
    中心部に通光穴6が穿孔された間隔保持板2とを
    具備し、前記割スリーブ1の嵌合溝3に前記間隔
    保持板2が遊嵌するよう、当該嵌合溝3の横幅を
    間隔保持板2の厚みよりやゝ大き目に形成する一
    方、間隔保持板2の外形をその最大径が割スリー
    ブ1の内径よりもやゝ大径で嵌合溝3の内径より
    もやゝ細径に形成し、以つて割スリーブ1の嵌合
    溝3に遊嵌した間隔保持板2の厚みに応じてフエ
    ルール8,8′間を所定の間隙に保持し得るよう
    にしたことを特徴とする光固定減衰器。
JP1986199452U 1986-12-25 1986-12-25 Expired - Lifetime JPH0529441Y2 (ja)

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JP1986199452U JPH0529441Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

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JP1986199452U JPH0529441Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

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JPS63105102U JPS63105102U (ja) 1988-07-07
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56138706A (en) * 1980-03-31 1981-10-29 Toshiba Corp Stationary light attenuator
JPS5743406B2 (ja) * 1976-12-22 1982-09-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0244241Y2 (ja) * 1980-08-25 1990-11-26

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JPS63105102U (ja) 1988-07-07

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