JPH0529420Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0529420Y2
JPH0529420Y2 JP2754688U JP2754688U JPH0529420Y2 JP H0529420 Y2 JPH0529420 Y2 JP H0529420Y2 JP 2754688 U JP2754688 U JP 2754688U JP 2754688 U JP2754688 U JP 2754688U JP H0529420 Y2 JPH0529420 Y2 JP H0529420Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
drive shaft
valve chamber
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2754688U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01131072U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2754688U priority Critical patent/JPH0529420Y2/ja
Publication of JPH01131072U publication Critical patent/JPH01131072U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0529420Y2 publication Critical patent/JPH0529420Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は水槽内の容器又は管の開口部に取付
け、槽内のハンドルを回して、その開口部を開閉
するための水槽用開閉弁に関する。
〈従来の技術〉 この考案の先行技術としては、本出願人の実開
昭62−194252「開閉弁」がある。それは、周壁に
液入口、一側端壁に液出口をもつ筒形弁室と、こ
の弁室の他側端壁から外方へ伸び出た取付筒部
と、上記弁室内を前後進して上記液出口を閉じ開
きする弁体と、この弁体を前後進させるため上記
取付筒部に通した駆動軸とを備え、上記取付筒部
を水槽槽壁の穴にはめ固定して、槽外から弁操作
をする開閉弁である。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記開閉弁は最も簡素な構成であることが利点
である反面、弁操作時、ハンドルが弁体の動きに
合わせて前後動する欠点がある。狭い設置場所等
を考慮すれば、できればハンドルを定位置で回し
て、弁体を開閉するようにしたい。
それには駆動軸にオネジ、弁体にメネジを付
け、その弁体が前後進しかできないよう、案内機
構で拘束すればよい。しかしそれでは単にハンド
ルの前後動をなくすだけの目的で、機構を複雑化
し、簡素な開閉弁の長所を無くすことになる。
この考案は上記矛盾の解決策として、同じ目的
を最も簡素な構成で達成することを課題として捕
えた。
〈課題を解決するための手段〉 この考案の水槽用開閉弁は、従来の上記開閉弁
とほゞ同様の構成であるが、特に弁の液入口は筒
形弁室の軸方向に沿う左右直線をもつ穴であり、
弁体はその側面に、上記直線部に当たる突起をも
ち、弁体軸部は後方へ開放した袋メネジをもち、
上記駆動軸は上記袋メネジへ入るネジ部と、定位
置回転機構とを備えることを特徴とする。
〈作用〉 この考案の水槽用開閉弁の液出口を、槽内の容
器又は管の開口部に接続し、またこの開閉弁の取
付筒部を槽壁の穴にはめ水密に固定し、槽外に出
た取付筒部外端から出ている駆動軸にハンドルを
付けて回すと、駆動軸のネジ部が回り、袋メネジ
つき弁体も共に回る。
しかし弁体側面の突起が、弁室の液入口の左右
直線縁部のいずれかに当たると、それ以上は回れ
ない。そこで共回りを止めた弁体は以後、駆動ネ
ジの定位置回転により前進又は後進する。前進し
て液出口をふさぐ位置に達すれば、ハンドルは回
らなくなる。また後進して弁体か、その軸部が弁
室の他側端壁に当たれば、それ以上ハンドルを回
せなくなり、液入口が一ぱいに開く。
〈実施例〉 第1図はこの考案の一実施例で、そのX−X断
面を第2図に示す。その1は筒形弁室、1aはそ
の周壁で液入口2を開口している。1bは弁室の
液出口3側の端壁、1c他側端壁で、その外方へ
伸び出た取付筒部4を付けている。
5は弁体で、パツキン板6を前面に当て、抑え
板7、ロツクナツト8により固定しているが、こ
れらは弁体軸部9の外周にはめて固定したもので
ある。この軸部9は内部が袋メネジ10になつて
いて、取付筒部4に通した駆動軸11の雄ネジ部
11aが袋メネジ10へ後方から入り込んでい
る。
駆動軸11の外端にはハンドル12がつき、途
中には定位置回転機構として鍔状隆起部13を作
りつけている。この隆起部13は取付筒部4の外
端面と、これを覆う袋ナツト14との適当な間隙
の中で自由回転し、駆動軸11自身の前後進を制
している。なお取付筒部4の外周は雄ネジ部にな
つているから、袋ナツト14のほか、締付ナツト
15をねじ込んで、水槽槽壁の穴16にはめた取
付筒部4を槽壁Wに固定している。パツキン板
6′を槽内側に使つて締付けることにより水密を
保つている。
弁体5の側面に液入口直線縁部2aに当る高さ
の突起(ピン)20を設けて共回りを制し、案内
材やレールを加えなくても、駆動軸ネジ部11a
の定位置回転につれ、袋メネジつき弁体5が直進
するようにした。
なお、この実施例は鋳造品をなるべく使わず、
弁室1の周壁1a,端壁1b,1cをネジで組立
て、弁体軸部9の袋メネジ10はキヤツプ17を
ねじ込んで袋状にしている。液出口3は、端壁1
b開口部のメネジに硬くねじ込むパイプねじつき
環部18の稜線を、弁体5側のパツキン板6に密
着するように丸め、スパナ掛けの六角部19で締
込めるようにしいてる。
第3図は、水槽中の筒状ポンプ室21の開口部
である吸水管22に、第1図の弁の液出口3を接
続し、また弁の取付筒部4を槽壁Wに貫通固定
し、駆動軸11の外端にハンドル12を付けた例
を示す。
このポンプ室21は平常は吸水管22が水槽内
に開口するだけで、他端の蓋23は槽壁開口24
を閉じている。図はポンプ25の点検、修理のた
め、蓋23もろ共、槽外へ抜き出そうとしている
状態を示すもので、その際、この考案の弁を閉
じ、吸水管22を閉じることにより、槽内の水が
開放されたポンプ室21から槽外へ流出するのを
防ぐ設備になつている。
以上、一実施例について説明したが、この考案
はその要旨を変えることなく、使用目的、条件に
応じて、機械設計者の公知技術により多様に変
化、応用し得るもので、例えば上記実施例のピン
20を左右に付けて、それぞれ液入口2の左右直
線縁部2aに沿わす事も容易に考えられる。
〈考案の効果〉 この考案は、実開昭62−194252号として出願中
の考案の開閉弁の唯一の欠点である弁駆動ハンド
ルの前後動を無くした。その前後動を無くすため
弁体側にメネジ、駆動軸側にオネジを設けるのは
やむを得ない事であるが、当然必要と考えられる
弁体の共回り防止用案内機構を付加せず、弁室の
液入口の直線縁部をレール代わりに利用したの
で、最も簡素な形でハンドルの前後動を無くし得
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例の立面図、第2図は
そのX−X断面図、第3図は使用状況説明図で、
図中、1は筒形弁室、2は液入口、3は液出口、
10は袋メネジ、11aは駆動軸ネジ部、13は
駆動軸の定位置回転機構、20は弁体の突起であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 周壁に液入口、一側端壁に液出口をもつ筒形弁
    室と、この弁室の他側端壁から外方へ伸び出た取
    付筒部と、上記弁室内を前後進して上記液出口を
    閉じ開きする弁体と、この弁体を前後進させるた
    め上記取付筒部に通した駆動軸とを備え、上記取
    付筒部を水槽槽壁の穴に貫通固定し、槽外から弁
    操作をする開閉弁において、 上記液入口は筒形弁室の軸方向に沿う左右直線
    縁部をもつ穴であり、弁体はその側面に、上記直
    線縁部に当たる突起をもち、弁体軸部は後方へ開
    放した袋メネジをもち、上記駆動軸は上記袋メネ
    ジへ入るネジ部と、定位置回転機構とを備えるこ
    とを特徴とする水槽用開閉弁。
JP2754688U 1988-03-03 1988-03-03 Expired - Lifetime JPH0529420Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2754688U JPH0529420Y2 (ja) 1988-03-03 1988-03-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2754688U JPH0529420Y2 (ja) 1988-03-03 1988-03-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01131072U JPH01131072U (ja) 1989-09-06
JPH0529420Y2 true JPH0529420Y2 (ja) 1993-07-28

Family

ID=31250126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2754688U Expired - Lifetime JPH0529420Y2 (ja) 1988-03-03 1988-03-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529420Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01131072U (ja) 1989-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2410318A1 (en) Half ball valve
JPH0529420Y2 (ja)
US4034428A (en) Adjustable drain control assembly
JP3310622B2 (ja) スリーブ弁
US4126296A (en) Eccentric faucet insert
CN218094268U (zh) 一种方便维护拆装的地面泳池柱塞阀
KR0130636Y1 (ko) 수도꼭지
KR200188892Y1 (ko) 랙크기어 내장 더블 공기압식 엑츄에이타
CN216306901U (zh) 一种密封性能好的手动截止阀
CN216158439U (zh) 一种带有调节警示功能的阀门涡轮头
CN108825826A (zh) 一种过滤截止止回三联阀
JP3004530U (ja) 二槽式水槽の連通、遮断装置
JP2538144Y2 (ja) 貯水タンク
JPS6016684Y2 (ja) 水栓
JPH0415813Y2 (ja)
JPS5845278Y2 (ja) サイロ用気密バルブ
JPS629379Y2 (ja)
CN2337350Y (zh) 管端阀门
JPH0212367Y2 (ja)
JPH08550Y2 (ja) 水槽内ポンプの取出装置
CN2634231Y (zh) 自控锁控管道阀
JPH01160195U (ja)
JP3026786U (ja) 弁装置と該弁装置を利用したシャワー吐水装置
JP3043994U (ja) 便器に備えられた洗浄装置のための浄水器
JPH0339412Y2 (ja)