JPH05293948A - スクリーン印刷装置 - Google Patents

スクリーン印刷装置

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JPH05293948A
JPH05293948A JP10082092A JP10082092A JPH05293948A JP H05293948 A JPH05293948 A JP H05293948A JP 10082092 A JP10082092 A JP 10082092A JP 10082092 A JP10082092 A JP 10082092A JP H05293948 A JPH05293948 A JP H05293948A
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JP
Japan
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plate
cream solder
screen mask
mask
screen
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JP10082092A
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Kazuhide Nagao
和英 永尾
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクリーンマスク上に残存するクリーム半田
の回収手段を備えたスクリーン印刷装置を提供する。 【構成】 スクリーンマスク1に接離してこのスクリー
ンマスク1上のクリーム半田20を回収する回収用プレ
ート21と、このプレート21をスクリーンマスク1に
対して接離させる接離手段22と、このプレート21に
摺接してこのプレート21に付着するクリーム半田20
を清掃する清掃手段40を構成した。 【効果】 スクリーンマスク1上に残存するクリーム半
田20のプレート21上への回収と、プレート21上に
付着するクリーム半田20の清掃を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリーム半田により基板
に回路パターンを印刷するスクリーン印刷装置に係り、
詳しくは、スクリーンマスク上に残存するクリーム半田
の回収を簡単に行えるスクリーン印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】基板に回路パターンを印刷するスクリー
ン印刷装置は、パターン孔が形成されたスクリーンマス
クの下面に基板を近接せしめ、スクリーンマスク上をス
キージを摺動させることにより、クリーム半田を基板に
印刷するようになっている。そして基板の品種が変更さ
れる場合は、使用済の旧いスクリーンマスクを装置から
取りはずし、所望のパターン孔が形成された新しいスク
リーンマスクを装置にセットするようになっている。
【0003】この場合、旧いスクリーンマスクには、ク
リーム半田の使い残した残存分が付着しているが、従来
は、この残存分は、作業者が手作業によりへらなどで擦
り取って、クリーム半田の貯溜ポットに一旦回収し、そ
の後、このポット内のクリーム半田を、装置にセットさ
れた新しいスクリーンマスクに補給するようになってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記作業
は、すべて手作業で行われるため面倒であって、作業者
にかなりの労働負担を強いる問題点があった。
【0005】そこで本発明は、スクリーンマスクに残存
するクリーム半田の回収を自動的に行える装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、ス
クリーンマスクに接離してこのスクリーンマスク上のク
リーム半田を回収する回収用プレートと、このプレート
をスクリーンマスクに対して接離させる接離手段と、こ
のプレートに摺接してこのプレートに付着するクリーム
半田を清掃する清掃手段とを構成したものである。
【0007】
【作用】上記構成において、基板の品種変更に伴い、ス
クリーンマスクの交換を行うにあたっては、接離手段を
駆動してプレートをスクリーンマスク上に接地させ、ス
クリーンマスク上に残存するクリーム半田をプレート上
に掻き上げて回収する。またスクリーンマスクの交換が
終了したならば、プレートを新たなスクリーンマスク上
に接地させ、このプレート上に回収されていたクリーム
半田をこのスクリーンマスク上に掻き出す。またプレー
ト上に付着して残存するクリーム半田は、清掃手段によ
り清掃して除去する。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0009】図1はスクリーン印刷装置の斜視図であ
る。1はスクリーンマスクであり、パターン孔2が開口
されている。3はスクリーンマスク1がセットされるマ
スクホルダであって、その上面にはガイドレール4が設
けられている。6は摺動板であって、スライダ5を介し
て、ガイドレール4上に載置されている。この摺動板6
上には、シリンダ7が2個設けられており、このシリン
ダ7のロッド8には、スキージ9が保持されている(図
2も参照)。ロッド8が突没すると、スキージ9は上下
動してスクリーンマスク1に接離する。10は基板、2
0はクリーム半田である。
【0010】図1において、摺動板6の側部にはナット
11が装着されている。このナット11にはボールねじ
12が螺合しており、モータ13が駆動してボールねじ
12が回転すると、スキージ9はスクリーンマスク1上
を摺動する。すなわちナット11とボールねじ12は、
スキージ9の第1の摺動手段となっている。
【0011】21はスクリーンマスク1上に設けられた
クリーム半田20の回収用プレートである。このプレー
ト21の両側部は、シリンダ22のロッド23に結合さ
れたブロック49に、ピン42を介して回転自在に軸着
されている(図4も参照)。後述するように、シリンダ
22のロッド23が突没すると、プレート21は上下動
してスクリーンマスク1に接地し、またスクリーンマス
ク1から離れる。図1において、24はスライド板であ
り、スライダ25を介して、上記ガイドレール4上に載
置されている。上記シリンダ22は、このスライド板2
4の下面に装着されている。またこのスライド板24に
はシリンダ26が設置されている。図3に示すように、
上記摺動板6には、孔部28が形成されたアーム29が
設けられており、このシリンダ26のロッド27は、そ
の突没動作によりこの孔部28に係脱する。
【0012】スライド板24の背面側には、立板31が
設けられている。この立板31にはロッドレスシリンダ
32が設けられており、このロッドレスシリンダ32に
は、クリーム半田の補給手段としてのディスペンサ33
が装着されている。したがってロッドレスシリンダ32
が作動することにより、ディスペンサ33はロッド34
に沿ってスライドし、スクリーンマスク1の横方向Nに
おける所望位置にクリーム半田を吐出する。
【0013】マスクホルダ3の下方には、プレート21
の清掃手段40が配設されており、次に図4を参照しな
がらその詳細な構造を説明する。41は箱型のケースで
あり、ナット52を介してボールねじ53が螺合されて
いる。モータ54が駆動してボールねじ53が回転する
と、ケース41はボールねじ53に沿って横方向Nに摺
動する。55はガイドロッドである。
【0014】ケース41の側面にはベース板55が装着
されており、このベース板55には縦方向のガイドレー
ル56が装着されている。このガイドレール56にはス
ライダ57が摺動自在に嵌合されており、このスライダ
57には板体58が装着されている。この板体58には
モータ62が取り付けられており、モータ62が駆動す
ると回転ブラシ61が回転する。また板体58はシリン
ダ59のロッド60に支持されており、ロッド60が突
没すると、モータ62やブラシ61はガイドレール56
に沿って上下動する。ブラシ61は箱型の気密室63に
取り囲まれており(図5も参照)、この気密室63は、
チューブ64を通してバキューム装置65に連結されて
いる。
【0015】上記ブロック49のピン42はモータ43
に連結されており、モータ43の駆動により、プレート
21はピン42を中心に上下方向に回転する。常時は、
ケース41は鎖線位置にあって、ブラシ61はプレート
21の側方(図4において手前側)に退避しているが、
図示するように、モータ43を駆動してプレート21を
90°下方に回転させて垂直姿勢とした状態でモータ5
4を駆動すると、ケース41は実線位置まで移動し、ブ
ラシ61はプレート21に相対して当接する。そこでモ
ータ61を駆動すると、ブラシ61は回転し、プレート
21の前面に摺接して、これに付着するクリーム半田を
清掃する。この場合、モータ54を駆動することによ
り、ブラシ61は横方向に移動し、またシリンダ59の
ロッド60を突没させることにより、ブラシ61の高さ
が調整される。したがってモータ54とシリンダ59を
駆動することにより、ブラシ61はプレート21の全面
を清掃できる。またこのとき、バキューム装置65を駆
動すれば、ブラシ61によりこすり落されたクリーム半
田は、バキューム装置65側に吸引除去される。
【0016】本装置は上記のような構成より成り、次に
動作の説明を行う。図2に示すように、モータ13を駆
動して、スキージ9を往復摺動させることにより、パタ
ーン孔2を通して、基板10にクリーム半田20が塗布
される。
【0017】基板10の品種変更にともない、スクリー
ンマスク1を交換するときは、スクリーンマスク1上に
残存するクリーム半田20を回収する。この場合、図1
において、モータ13を駆動して、アーム29の孔部2
8をシリンダ26の直下に移動させ、図3に示すように
ロッド27を突出させて、ロッド27を孔部28に係合
する。
【0018】次いでモータ13を駆動すると、プレート
21は摺動板6にけん引されて、スクリーンマスク1上
に残存するクリーム半田20の近傍へ移動する(図6
(a)参照)。そこで、ロッド27を図3実線位置へ引
き込ませて孔部28から離脱させるとともに、シリンダ
22のロッド23を突出させて、プレート21をスクリ
ーンマスク1に接地させる(図6(a)鎖線参照)。
【0019】次いでモータ13を回転させることによ
り、スキージ9を右方へ摺動させ、スクリーンマスク1
上のクリーム半田20をプレート21上に掻き上げる
(図6(b)参照)。次いでスキージ9をプレート21
上から左方へ退去させるとともに、シリンダ22のロッ
ド23を引き込ませてプレート21を元の位置まで上昇
させることにより、クリーム半田20はプレート21上
に回収される(同図(c)参照)。
【0020】スクリーンマスク1の交換が終了したなら
ば、上記と同様の動作により、図6(d)に示すように
シリンダ22のロッド23を突出させてプレート21を
スクリーンマスク1の適所に接地させ、モータ13の駆
動によりスキージ9を摺動させて、プレート21上のク
リーム半田20をスクリーンマスク1上に掻き出して補
給する。
【0021】この場合、プレート21上のクリーム半田
20は、すべてスクリーンマスク1上に掻き出されず
に、その一部はこのプレート21上に残存付着する。プ
レート21に残存付着するクリーム半田20は乾燥して
劣化半田となり、次回の回収時に回収されたクリーム半
田と混合し、スキージ9によりスクリーンマスク1上に
掻き出されて再使用されると半田付け不良の発生原因と
なることから、プレート21に残存付着するクリーム半
田は除去せねばならない。そこで図4を参照しながら説
明したように、プレート21を下方に90°回転させて
垂直姿勢にしたうえで、モータ54、62やシリンダ5
9を作動させ、プレート21に付着するクリーム半田を
清掃除去する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板の品種変更にともない、スクリーンマスク上に残存す
るクリーム半田をプレート上に回収することができ、ま
たプレートに残存付着するクリーム半田が再使用されな
いように、清掃手段により清掃除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクリーン印刷装置の斜視図
【図2】本発明に係るスクリーン印刷装置の部分側面図
【図3】本発明に係るスクリーン印刷装置の部分側面図
【図4】本発明に係るスクリーン印刷装置の要部斜視図
【図5】本発明に係る清掃手段の部分断面図
【図6】(a)本発明に係るクリーム半田の回収清掃中
の部分側面図 (b)本発明に係るクリーム半田の回収清掃中の部分側
面図 (c)本発明に係るクリーム半田の回収清掃中の部分側
面図 (d)本発明に係るクリーム半田の回収清掃中の部分側
面図
【符号の説明】
1 スクリーンマスク 9 スキージ 11 摺動手段 12 摺動手段 20 クリーム半田 21 プレート 22 シリンダ(接離手段) 40 清掃手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンマスクと、このスクリーンマス
    ク上を摺動して基板にクリーム半田を印刷するスキージ
    と、このスキージをスクリーンマスク上を摺動させる摺
    動手段と、このスクリーンマスクに接離してこのスクリ
    ーンマスク上のクリーム半田を回収する回収用プレート
    と、このプレートをスクリーンマスクに対して接離させ
    る接離手段と、このプレートに摺接してこのプレートに
    付着するクリーム半田を清掃する清掃手段とから成るこ
    とを特徴とするスクリーン印刷装置。
JP10082092A 1992-04-21 1992-04-21 スクリーン印刷装置 Expired - Fee Related JP3232644B2 (ja)

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