JPH05293715A - ワイヤ放電加工機 - Google Patents
ワイヤ放電加工機Info
- Publication number
- JPH05293715A JPH05293715A JP10422292A JP10422292A JPH05293715A JP H05293715 A JPH05293715 A JP H05293715A JP 10422292 A JP10422292 A JP 10422292A JP 10422292 A JP10422292 A JP 10422292A JP H05293715 A JPH05293715 A JP H05293715A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- hole
- determined
- points
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H2500/00—Holding and positioning of tool electrodes
- B23H2500/20—Methods or devices for detecting wire or workpiece position
Abstract
(57)【要約】
【目的】残っている円弧の一部を利用して穴の中心を容
易に求めることができるワイヤ放電加工機を提供するこ
と 【構成】ワイヤとワークとの接触およびその時のワイヤ
位置を検出可能なワイヤ放電加工機において、円弧上の
任意の3点から円弧の一部を持つ穴の中心を演算する機
能を設ける。
易に求めることができるワイヤ放電加工機を提供するこ
と 【構成】ワイヤとワークとの接触およびその時のワイヤ
位置を検出可能なワイヤ放電加工機において、円弧上の
任意の3点から円弧の一部を持つ穴の中心を演算する機
能を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤ放電加工機に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、断面が円である加工開始穴の
中心を求める場合、ワイヤを加工開始穴に通し、ワイヤ
とワークとをXおよびY方向に相対的に移動させ、ワイ
ヤと加工開始穴の端面との接触およびその時のワイヤ位
置を検出して中心を求めている。
中心を求める場合、ワイヤを加工開始穴に通し、ワイヤ
とワークとをXおよびY方向に相対的に移動させ、ワイ
ヤと加工開始穴の端面との接触およびその時のワイヤ位
置を検出して中心を求めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】穴の断面が円である場
合、上記のように容易に円の中心を求めることができ
る。しかしながら、一度加工が終了したワークを追加工
する場合、穴の断面が円とは限らないし、円弧の一部が
残っていても、残った円弧がXおよびY方向にあるとは
限らない。このため、穴の中心を求めることが面倒であ
った。本発明の目的は、上記した課題を解決し、残って
いる円弧の一部を利用して穴の中心を容易に求めること
ができるワイヤ放電加工機を提供することにある。
合、上記のように容易に円の中心を求めることができ
る。しかしながら、一度加工が終了したワークを追加工
する場合、穴の断面が円とは限らないし、円弧の一部が
残っていても、残った円弧がXおよびY方向にあるとは
限らない。このため、穴の中心を求めることが面倒であ
った。本発明の目的は、上記した課題を解決し、残って
いる円弧の一部を利用して穴の中心を容易に求めること
ができるワイヤ放電加工機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、ワイヤ
とワークとの接触およびその時のワイヤ位置を検出可能
なワイヤ放電加工機において、円弧上の任意の3点から
円弧の一部を持つ穴の中心を演算する機能を設けること
により解決される。
とワークとの接触およびその時のワイヤ位置を検出可能
なワイヤ放電加工機において、円弧上の任意の3点から
円弧の一部を持つ穴の中心を演算する機能を設けること
により解決される。
【0005】
【作用】良く知られているように、円の中心は、円弧上
の任意の弦の垂直2等分線上にある。そこで、円弧上の
重ならない任意の3点で得られる2つの弦から、演算に
より穴の中心を求めることができる。
の任意の弦の垂直2等分線上にある。そこで、円弧上の
重ならない任意の3点で得られる2つの弦から、演算に
より穴の中心を求めることができる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すワイヤ放電加
工機の系統図である。同図において、1はワーク2を固
定するテーブル。3はテーブル1をX軸方向に移動させ
るモータ。4はテーブル1をY軸方向に移動させるモー
タ。5はワイヤ。6はワイヤ5を案内するガイド部。7
はNC装置で、テーブル1をX軸方向およびY軸方向に
移動させる。8は演算装置で、ワイヤ5とワーク2とが
接触したときのワイヤ5の位置を記憶すると共に、記憶
した位置をあらかじめ記憶してある計算式に代入して、
穴の中心を演算する。
工機の系統図である。同図において、1はワーク2を固
定するテーブル。3はテーブル1をX軸方向に移動させ
るモータ。4はテーブル1をY軸方向に移動させるモー
タ。5はワイヤ。6はワイヤ5を案内するガイド部。7
はNC装置で、テーブル1をX軸方向およびY軸方向に
移動させる。8は演算装置で、ワイヤ5とワーク2とが
接触したときのワイヤ5の位置を記憶すると共に、記憶
した位置をあらかじめ記憶してある計算式に代入して、
穴の中心を演算する。
【0007】以下、図2を用いて円弧の一部が残ってい
る穴9の中心を求める手順を説明する。なお、穴9の円
弧部分はすべて中心がOの円である。まず、穴9の円弧
部分にワイヤ5が接触するようにワーク2を移動させ、
ワイヤ5と穴9の円弧部分とが接触したときのワイヤ5
の位置を求めて演算装置8に記憶させる。このときのワ
イヤ5の位置をA(Xa,Ya)とする。引き続き、点
Aとは別の他の2点B,Cでワイヤ5と穴9の円弧部分
とを接触させ、それぞれの位置B(Xb,Yb)および
位置C(Xc,Yc)を求めて演算装置8に記憶させ
る。3点A、B,Cの位置が求められると、演算装置8
は弦ABのおよび弦CDの式を求める。さらに、弦AB
のおよび弦CDの線分の垂直2等分線の式を求めてか
ら、この2直線の交点を求めて穴中心位置とする。な
お、点A,B,Cの座標を明瞭にするため、図2ではワ
イヤ5を総て実線で示してある。なお、本実施例におい
ては、穴の中心を3点から求めたが、4点を用いても良
い。また、演算装置8はNC装置7に組み込んでも良
い。
る穴9の中心を求める手順を説明する。なお、穴9の円
弧部分はすべて中心がOの円である。まず、穴9の円弧
部分にワイヤ5が接触するようにワーク2を移動させ、
ワイヤ5と穴9の円弧部分とが接触したときのワイヤ5
の位置を求めて演算装置8に記憶させる。このときのワ
イヤ5の位置をA(Xa,Ya)とする。引き続き、点
Aとは別の他の2点B,Cでワイヤ5と穴9の円弧部分
とを接触させ、それぞれの位置B(Xb,Yb)および
位置C(Xc,Yc)を求めて演算装置8に記憶させ
る。3点A、B,Cの位置が求められると、演算装置8
は弦ABのおよび弦CDの式を求める。さらに、弦AB
のおよび弦CDの線分の垂直2等分線の式を求めてか
ら、この2直線の交点を求めて穴中心位置とする。な
お、点A,B,Cの座標を明瞭にするため、図2ではワ
イヤ5を総て実線で示してある。なお、本実施例におい
ては、穴の中心を3点から求めたが、4点を用いても良
い。また、演算装置8はNC装置7に組み込んでも良
い。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
円弧の一部を利用して穴の中心を容易に求めることがで
きる。したがって、一度加工が終了したワークを追加工
するときでも、残っている円弧の一部を利用して穴の中
心を容易に求めることができ、作業能率を向上させるこ
とができるという効果がある。
円弧の一部を利用して穴の中心を容易に求めることがで
きる。したがって、一度加工が終了したワークを追加工
するときでも、残っている円弧の一部を利用して穴の中
心を容易に求めることができ、作業能率を向上させるこ
とができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すワイヤ放電加工機の系
統図。
統図。
【図2】本発明の手順を説明するための図。
1 テーブル 2 ワーク 5 ワイヤ 7 NC装置 8 演算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 真一 神奈川県海老名市上今泉2100番地 日立精 工株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ワイヤとワークとの接触およびその時の
ワイヤ位置を検出可能なワイヤ放電加工機において、円
弧上の任意の3点から円弧の一部を持つ穴の中心を演算
する機能を設けたことを特徴とするワイヤ放電加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10422292A JPH05293715A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | ワイヤ放電加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10422292A JPH05293715A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | ワイヤ放電加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05293715A true JPH05293715A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14374940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10422292A Pending JPH05293715A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | ワイヤ放電加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05293715A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0685286A1 (en) * | 1994-05-30 | 1995-12-06 | Fanuc Ltd. | Centering method of working start hole on wire electric discharge machine |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP10422292A patent/JPH05293715A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0685286A1 (en) * | 1994-05-30 | 1995-12-06 | Fanuc Ltd. | Centering method of working start hole on wire electric discharge machine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10328542B2 (en) | Tool path-generating method, drilling method, and tool path-generating device | |
WO1985001682A1 (en) | Approaching method in area machining | |
JP5008909B2 (ja) | 工作機械における移動制御装置及び移動制御方法 | |
JPH05293715A (ja) | ワイヤ放電加工機 | |
US4386408A (en) | Tracer control system | |
JPS6211728B2 (ja) | ||
JP2008112345A (ja) | 移動体の移動制御装置、移動体の移動制御方法及び工作機械の移動制御装置 | |
JP3288799B2 (ja) | ワイヤ放電加工機 | |
EP0480051A1 (en) | Profile control method | |
JPH06155055A (ja) | レーザ加工機 | |
JPH06114765A (ja) | 力制御ロボットにおける押し付け方向の算出方法 | |
JP3215541B2 (ja) | ワイヤ放電加工方法 | |
JPH0366548A (ja) | Nc工作機械のソフトウエアテーブルリミット装置 | |
KR100397979B1 (ko) | 지그재그 공구경로 생성방법 | |
JPS6238096B2 (ja) | ||
JPH0981214A (ja) | 作業用マニピュレータの制御方法 | |
JP2662231B2 (ja) | 放電加工機用後退制御装置 | |
JPH06102924A (ja) | ロボットの教示点自動較正法 | |
JP2001147708A (ja) | 円形状の加工方法及びその加工を行うためのncデータ作成装置 | |
JPS6326705A (ja) | Nc指令情報作成装置 | |
JPS6311214A (ja) | Ncホブ盤 | |
JPS58217243A (ja) | 衝突防止装置 | |
JPS5840213A (ja) | ワ−クを切り取る前のワ−ク押え装置 | |
JP2584366B2 (ja) | ワイヤ放電加工機のテーパ加工方法 | |
JP3021085B2 (ja) | 産業用ロボットのツール取付寸法算出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000808 |