JPH06114765A - 力制御ロボットにおける押し付け方向の算出方法 - Google Patents

力制御ロボットにおける押し付け方向の算出方法

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JPH06114765A
JPH06114765A JP4269898A JP26989892A JPH06114765A JP H06114765 A JPH06114765 A JP H06114765A JP 4269898 A JP4269898 A JP 4269898A JP 26989892 A JP26989892 A JP 26989892A JP H06114765 A JPH06114765 A JP H06114765A
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JP
Japan
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robot
force
teaching
force direction
teaching point
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Application number
JP4269898A
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English (en)
Inventor
Norio Tanabe
則雄 田辺
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は円弧補間動作時でも、余分な姿勢変
換をしなくても、力制御の押し付け方向を作成できる方
法を提供する。 【構成】 教示再生ロボットと、そのロボットの先端と
工具の間に設けた力センサーと、ロボット制御装置とで
構成し、ワークより離れた少数の点を粗教示点とした工
具の位置とワークを押しつけて作成した力方向とを教示
して、前記粗教示点と力方向とをもとにして動作する力
制御ロボットにおいて、ロボットのサンプリング周期に
同期した時間毎に、前記粗教示点での力方向と次の粗教
示点の力方向とから粗教示点間の力方向をロボットの軌
跡に準じて演算し、前記演算した力方向で動作できるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、力制御ロボットにおい
て、力制御を行う押し付け方向の算出方法、自動教示方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の力制御の押し付け力方向の作成方
法は、特開平2ー272738号公報に記載されてい
る。教示時に粗教示点間の任意の場所でワークと工具を
接触させ、その時の力センサーの検出値から力の方向余
弦を求め、その力の方向余弦を粗教示点間の押し付け方
向とするのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法による押し
付け方向では、特に円弧補間動作の場合、円弧の法線方
向と押し付け方向を一致させる必要があるが、通常のロ
ボット動作では工具とワークを接触させた点以外では一
致しない。そのため、円弧補間の教示時に力センサーの
座標系が円弧の法線方向に対してズレが生じないように
ロボットの姿勢を変えながら粗教示点を作成するので、
以下に示す問題がある。 1)ロボットに余分な姿勢変換をさせるため、教示が複
雑になり時間がかかったり、ロボット及び工具とワーク
の間に干渉が起こり易くなる。 2)特に、小円では急激に姿勢変換が成されるため、ロ
ボットに振動が発生し易くなる。本発明は円弧補間動作
時でも、余分な姿勢変換をしなくても、力制御の押し付
け方向を作成できる方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】教示再生ロボットと、そ
のロボットの先端と工具の間に設けた力センサーと、ロ
ボット制御装置とで構成し、ワークより離れた少数の点
を粗教示点とした工具の位置とワークを押しつけて作成
した力方向とを教示して、前記粗教示点と力方向とをも
とにして動作する力制御ロボットにおいて、ロボットの
サンプリング周期に同期した時間毎に、前記粗教示点で
の力方向と次の粗教示点の力方向とから粗教示点間の力
方向をロボットの軌跡に準じて演算し、前記演算した力
方向で動作できることを特徴とする。
【0005】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて詳説する。
この実施例では、力制御ロボットを用いた自動教示方法
を用い、アルミホイールのデザイン窓のバリ取りとし
た。図3はアルミホイールのデザイン窓のバリ取りロボ
ットの構成を示し、ロボットの本体1と制御盤20を主
構成とする。本体1には、回転工具T1及び工具ホルダ
ー2、回転するためのモータM1、ひねるためのモータ
M2,曲げるためのモータM3,前後進用のモータM
4,上下降用のモータM5、旋回用モータM6を設け
る。工具ホルダー2には回転工具T1を固着して設け
る。回転工具T1の先端には加工工具9を固着して設け
る。その工具ホルダー2と前記ロボットの本体1の先端
との間に力制御を行うための力センサー39を備える。
モータM1〜M6は何れもサーボモータである。ロボッ
ト本体1に設けたモータM1〜M6と制御盤20とは、
動力線3及び信号線4を以て結線する。
【0006】一方、ロボット本体1近辺にワーク10
(アルミホイール)を図示しない方法で治具等に固定し
て静置する。バリ取り対象であるワーク10は母材13
とバリ12とで構成されており、バリ12は母材13の
デザイン窓の外郭縁11の内側に不定形状に突出してい
る。粗教示、自動教示時に用いるワークは、バリ12の
ないものを用いる。
【0007】ロボット本体1は、図3では6軸円筒座標
形としているが、軸数はバリ12を加工する姿勢を満た
すことができれば必ずしも6軸ある必要はない。また、
形式も加工反力に対する耐負荷力、剛性から用途に応じ
て決まるものであり、特に制限はない。また、用途も教
示動作を反復繰り返して作業するロボットであれば、バ
リ取り以外にも同様に適応可能である。
【0008】以上に述べたような図3のロボットの本体
1と制御盤20の構成によって、次の作用をするのであ
る。まず、ロボットの粗教示操作をするには、ロボット
を加工経路で曲率の大きく変化する近傍にテイーチング
ボックス(図示せず)にて誘導した後、その位置を粗教
示位置としてロボット制御盤20のメモリに記憶させ
る。また、その粗教示位置からワーク表面に対して法線
方向へロボットを操作し、ワーク10と加工工具9を接
触させ、その時の力センサー39の検出値から力の方向
余弦をもとめ、その力の方向余弦を前記粗教示位置での
力制御の押し付け方向として、ロボット制御盤20のメ
モリに記憶させる。特に、加工経路が円弧で近似するこ
とが出来る場合、粗教示に円弧補間を用いる。その時は
ロボットを円弧の始点と終点と、始点と終点の間の任意
の点の近傍にテイーチングボックス(図示せず)にて誘
導した後、その3点の位置を円弧の粗教示位置としてロ
ボット制御盤20のメモリに記憶させる。力制御の押し
付け方向は始点と終点の粗教示位置でワーク10と加工
工具9を接触させ、前記と同様にして、ロボット制御盤
20のメモリに記憶させる。
【0009】このようにして加工工具9の動作経路の粗
教示点の位置、加工工具9の送り速度、力制御の押し付
け方向を順次教示することによって、メモリ内に粗教示
プログラムを作成する。
【0010】次に図3のように構成されたバリ取りロボ
ットで、加工工具9がワーク10に所望の力が作用しな
がら、力制御方法により粗教示プログラムに従って教示
点を自動生成していく。加工再生時は前記自動再生され
た教示点に従ってロボットが動作する。
【0011】図1、2に基づいて本発明を用いた力制御
での自動教示点生成方法及び再生方法について詳細に説
明する。まず、粗教示作業を行い自動教示の基となる粗
教示プログラムを前記のやり方でロボットを操作して作
成する。アルミホイールのデザイン窓の形状は円弧等の
曲線で構成されている場合がある。図2に円弧等の曲線
で構成されたデザイン窓に対する粗教示作業で教示され
た粗教示点の位置とその粗教示点でワークと工具を接触
して得られた力制御の押し付け方向を示す。力制御によ
り教示点を自動生成していくときに、位置制御における
ロボットの動作がP1〜P2〜P3間とP4〜P5〜P
6間が円弧補間動作、P3〜P4間とP6〜P1間が直
線補間動作となるように教示をする。
【0012】力制御での自動教示点生成では、加工工具
9をワーク10に所望の力で連続的に押し付ける動作を
する力制御と粗教示の軌跡に従って動作する位置制御で
ロボットを再生する。2つの制御を同時に行うハイブリ
ッド制御を行う。力制御と位置制御を同時に行いなが
ら、その祭に得られるロボットの軌跡(各軸のエンコー
ダの検出値)をロボットのサンプリング周期に同期した
時間毎にロボット制御盤20のメモリにCP教示データ
として記憶させる。CP教示点データ間の距離は粗教示
作業時に教示した加工再生時とロボットのサンプリング
周期によって決まる。加工再生時、ロボットは前記CP
教示データに従って動作する。
【0013】本発明では力制御をする時に、特に位置制
御の動作が円弧補間動作の場合に、粗教示作業時に作成
した円弧の始点と終点での力制御の押し付け方向から、
ロボットのサンプリング周期に同期した時間毎に、下記
算出式に従って円弧補間動作における円弧の始点、終点
間の押し付け方向を算出する。
【0014】 FX=COSθ*FI + (1−COSθ) * (E・FI) * E + SINθ * (E×FI) (1)式 ただし、図2ではI=1、FXは円弧始点、終点間の力
制御の力方向を表す単位ベクトル、F1は粗教示作業時
に円弧の始点で加工工具9をワーク10に押し付けて得
られた円弧の始点での力制御の押し付け方向を表す単位
ベクトル,EはF1と粗教示作業時に円弧の終点で加工
工具9をワーク10に押し付けて得られた円弧の終点で
の力制御の押し付け方向を表す単位ベクトルF3で構成
される平面に対しての法線単位ベクトル、θは位置制御
における円弧補間動作でのロボットの円弧軌跡に対して
の回転角度、×はベクトルの外積を表す演算子、・はベ
クトルの内積を表す演算子とする。
【発明の効果】力制御を用いてロボットを動作する時
に、特に位置制御に円弧補間動作をさせても、余分な姿
勢変換をロボットにさせることなく、力制御の押し付け
方向を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフローチャート
【図2】アルミホイールのデザイン窓での粗教示作業に
おける粗教示点とその点での力制御押し付け方向
【図3】本発明を実施する構成図
【符号の説明】
1 ロボット本体 9 加工工具 10 ワーク(アルミホイール) 20 ロボット制御盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教示再生ロボットと、そのロボットの先
    端と工具の間に設けた力センサーと、ロボット制御装置
    とで構成し、ワークより離れた少数の点を粗教示点とし
    た工具の位置とワークを押しつけて作成した力方向とを
    教示して、前記粗教示点と力方向とをもとにして動作す
    る力制御ロボットにおいて、ロボットのサンプリング周
    期に同期した時間毎に、前記粗教示点での力方向と次の
    粗教示点の力方向とから粗教示点間の力方向をロボット
    の軌跡に準じて演算し、前記演算した力方向で動作でき
    ることを特徴とする力制御ロボットにおける押し付け方
    向の算出方法。
JP4269898A 1992-10-08 1992-10-08 力制御ロボットにおける押し付け方向の算出方法 Pending JPH06114765A (ja)

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JP4269898A JPH06114765A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 力制御ロボットにおける押し付け方向の算出方法

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JP4269898A JPH06114765A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 力制御ロボットにおける押し付け方向の算出方法

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ID=17478759

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JP4269898A Pending JPH06114765A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 力制御ロボットにおける押し付け方向の算出方法

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JP (1) JPH06114765A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102176175A (zh) * 2009-10-21 2011-09-07 株式会社三丰 测量力控制装置
CN102819272A (zh) * 2012-08-24 2012-12-12 广东工业大学 一种遥操作机器人力反馈控制系统及控制方法

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