JPH052928Y2 - - Google Patents

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JPH052928Y2
JPH052928Y2 JP12080687U JP12080687U JPH052928Y2 JP H052928 Y2 JPH052928 Y2 JP H052928Y2 JP 12080687 U JP12080687 U JP 12080687U JP 12080687 U JP12080687 U JP 12080687U JP H052928 Y2 JPH052928 Y2 JP H052928Y2
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fan
heater
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drying
master paper
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) この考案は、シート状の湿式電子写真感光材料
の乾燥を行なう乾燥装置に関する。
(技術的背景と解決すべき問題点) 第3図は、従来から用いられているカメラタイ
プの電子写真製版機2Aの概略を示す断面構造図
であり、同図において、原稿台20に保持された
原稿に図示しない光源から照射された撮影光は、
原稿面で反射され、ミラー21で反射されてレン
ズ22により集光される。この集光された撮影光
は、給紙部23から図示しない搬送手段によつて
供給され、撮影部に保持されている電子写真感光
体(以下、マスタペーパーという)Pに結像す
る。撮影済のマスタペーパーPは、上記搬送手段
により現像部24に搬送されて現像され、定着部
25で定着され、プリエツチ部26で親水化処理
され、乾燥部27で乾燥された後、取出口28か
ら放出されるようになつている。
第4図は、上述したカメラタイプの電子写真製
版機2Aの乾燥部27に用いられている乾燥装置
3Aの一例を示す断面構造図であり、乾燥部27
の入口近傍に配設され、プリエツチ部26から搬
送されて来るマスタペーパーPを乾燥部27内に
取込むためのローラ31A,31Bと、乾燥部2
7の出口近傍に配設され、歓送されたマスタパー
パーPを乾燥部27より搬出するためのローラ3
2A,32Bとを有している。さらに、ローラ3
1B及び32Bの間に配設され、搬送されるマス
タペーパーPを保持するガイド部材33と、ガイ
ド部材33の上方のローラ31A及び32Aの間
に配設され、搬送されるマスタペーパーPを乾燥
する箱状の加熱手段30とで構成されている。加
熱手段30内にはヒータ34が設けられ、その上
方にはフアン35が設けられており、フアン35
で外気を吸入し、ヒータ34で送風して熱風を作
り、この熱風を加熱手段30下部に設けられた送
風孔36より送出することで、マスタペーパーP
を乾燥するようになつている。
このような構成の乾燥装置3Aは、構造が簡単
なため製造コストが低いという長所を有している
が、外気を吸入しているため熱効率が低く不経済
あり、かつヒータ34容量を大きくする必要があ
つて安全性に欠けるという欠点があつた。
第5図は、上述した欠点を解消する乾燥装置4
Aの一例を示す断面構造図であり、第4図で説明
した同一の箇所は同符号を付して説明を省略す
る。
この乾燥装置4Aの箱状の加熱手段40の側面
には搬送されるマスタペーパーPを出入させるた
めのスリツト41A及び41Bが設けられてい
る。そして、加熱手段40内にはスリツト41A
を通つて搬送されるマスタペーパーPを保持する
ガイド部材33と、ガイド部材33の上方に配設
され、搬送されるマスタペーパーPを乾燥するた
めの熱風を吹出すダクト42と、加熱手段40内
部の温度を測定するための温度センサ43とを有
している。さらに、ガイド部材33下方の加熱手
段40の底部に穿設された孔44から加熱手段4
0内の空気を吸入するためのフアン45と、この
フアン45から送風される空気をダクト42に送
出する配管46と、この配管46内に配設され、
フアン45から送風される空気を熱風に変えるヒ
ータ47とが設けられている。この乾燥装置4A
の動作を説明すると、フアン45で加熱手段40
内の空気を吸入し、ヒータ47に送風して熱風を
作り、配管46内を通過してダクト42に送出す
る。そして、ダクト42の下部に設けられた孔か
ら熱風を吹き出して送風孔36より送出すること
で、マスタペーパーPを乾燥し、再び上述した動
作を繰返すようになつている。この乾燥装置4A
は、いわゆる循環式であるので、加熱手段40内
部の温度の過昇を防止するため、温度センサ43
で温度を検出してヒータ47を制御する。
しかし、このような構成の乾燥装置4Aは、構
造が複雑で、かつ空気を循環させるために高風圧
のフアン45が必要であるため製造コストが高
く、また高風圧のフアン45は送風音が大きいと
いう問題があつた。
(考案の目的) この考案は上述のような事情からなされたもの
であり、この考案の目的は、簡単な構造で製造コ
ストが低く、送風音が小さく、熱効率が高く、か
つ安全性の高い乾燥装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この考案は、シート状の湿式電子写真感光材料
の乾燥を行なう乾燥装置に関するもので、この考
案の上記目的は、搬送されるシート材料を熱輻射
する熱源と、前記シート材料の搬送方向に対して
傾斜させて配設され、空気を送風する送風手段
と、前記熱源及び前記送風手段を被装した箱状の
加熱手段と、この加熱手段の前記シート材料の搬
出入口近傍に配設され、前記シート材料を検出す
る検出手段と、この検出手段からの信号で前記熱
源オフにする制御手段とを設けることによつて達
成される。
(考案の作用) この考案による乾燥装置は、傾斜したフアンが
加熱手段内の空気を循環させるので、小型のフア
ンや小容量のヒータで効率良く熱交換して熱風を
作ることができると共に、マスタペーパーが加熱
手段内を通過中はヒータをオフにするので、安全
に乾燥を行なうことができるものである。
(考案の実施例) 第1図は、この考案の乾燥装置1Aの一例を第
5図に対応させて示す断面構造図であり、第5図
で説明した同一の箇所は同符号を付して説明を省
略する。
この乾燥装置1Aの箱状の加熱手段10内のガ
イド部材33の上方に傾斜させて配設されたフア
ン11と、ガイド部材33の上方のフアン11の
近傍に配設されたヒータ12と、加熱手段10の
側面に穿設されたスリツト41A及び41Bの近
傍に配設され、マスタペーパーPを検出するセン
サ13A及び13Bと、これらのセンサ13A及
び13Bからの検出信号SA及びSB及び温度セン
サ43からの信号SCで、ヒータ12をオン/オ
フする制御手段14とが設けられている。この乾
燥装置1Aの動作を第2図に示すタイムチヤート
で説明すると、加熱手段10内部の温度の過昇を
防止するため、温度センサ43で温度を検出しな
がら制御手段14がヒータ12をオン/オフ制御
する。マスタペーパーPが搬送されて来たことを
入口側のセンサ13Aが検出し、その検出信号
SAを制御手段14に出力すると、制御手段14
はヒータ12をオフにする(時点t1)。次に、マ
スタペーパーPが搬送されて来たことを出口側の
センサ13Bが検出し、その検出信号SBを制御
手段14に出力する(時点t2)。さらに、マスタ
ペーパーPが搬送され、入口側のセンサ13Aを
通過するとこのセンサ13Aからの検出信号SA
はオフになる(時点t3)が出口側のセンサ13B
からの検出信号SBはオンの状態であるため、ヒ
ータ12は継続してオフになる。そして、マスタ
ペーパーPが出口側のセンサ13Bを通過する
と、このセンサ13Bからの検出信号SBもオフ
になり(時点t4)、この時点t4から再び制御手段
14がヒータ12をオン/オフ制御する。即ち、
センサ13A及び13Bからの検出信号SA及び
SBが両方共オフにならない間は制御手段14が
ヒータ12をオフにし、フアン11から送風され
る熱風のみでマスタペーパーPを乾燥するようし
たものである。
なお、フアン11の位置及び傾斜角は加熱手段
10内の空気を循環させ、かつヒータ12及びマ
スタペーパーPに送風するように配設すれば良い
が、配設位置をガイド部材33の斜め上方にし、
フアン11の軸の傾斜角を鉛直線から30°〜40°に
すれば効果的である。そして、フアン11の形式
は特に限定されるものではないが、例えば、フロ
ーフアンを用いればコストを低くすることが可能
であり、またラインフローフアンを用いればその
モータを加熱手段10外部に設置できるのでモー
タの耐久性を向上させることが可能である。そし
て、フローフアンを用いる場合、マスタペーパー
Pの幅方向に150mm〜200mmの間隙を開けて併設さ
せればより効果的である。また、ヒータ12の配
設位置はフアン11の近傍であれば良く、ヒータ
12をマスタペーパーPの幅方向にライン状に設
けても効果的である。また、温度センサ43の取
付位置は任意とすることができる。上述したフア
ン11及びヒータ12をガイド部材33の下方に
設ければより一層効果的な乾燥を行なうことがで
きる。また、センサ13A,13Bは接触型のス
イツチ手段や非接触型の光学センサでも良く、特
に限定されるものではない。
(考案の変形例) 上述の実施例においては、マスタペーパーの乾
燥を行なう乾燥部に利用する場合を説明したが、
乾燥部に限られるものではなく、定着部等にも利
用することができる。また、カメラタイプの電子
写真製版機に応用する例を示したが、カメラタイ
プに限られるものではなく、コンソールタイプ等
にも利用することができる。
(考案の効果) 以上のようにこの考案の乾燥装置によれば、箱
状の加熱手段内にフアンとヒータとが内蔵されて
いるので熱効率が高いため、フアンを小型にして
製造コストの低減及び送風音の低減を図ることが
できると共に、マスタペーパーを乾燥中はヒータ
がオフになつているので、引火等の恐れが無く安
全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の乾燥装置の一例を示す断面
構造図、第2図はその装置の動作を説明するタイ
ムチヤート、第3図は従来から用いられているカ
メラタイプの電子写真製版機の一例を示す断面構
造図、第4図及び第5図はそれぞれ従来の乾燥装
置の一例を示す断面構造図である。 1A,3A,4A……乾燥装置、10,30,
40……加熱手段、11,35,45……フア
ン、12,34,47……ヒータ、13A,13
B……センサ、14……制御手段、27……乾燥
部、31A,31B,32A,32B……ロー
ラ、33……ガイド部材、36……送風孔、41
A,41B……スリツト、43……温度センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 搬送されるシート材料を熱輻射する熱源と、前
    記シート材料の搬送方向に対して傾斜させて配設
    され、空気を送風する送風手段と、前記熱源及び
    前記送風手段を被装した箱状の加熱手段と、この
    加熱手段の前記シート材料の搬出入口近傍に配設
    され、前記シート材料を検出する検出手段と、こ
    の検出手段からの信号で前記熱源オフにする制御
    手段とを設けたことを特徴とする乾燥装置。
JP12080687U 1987-08-06 1987-08-06 Expired - Lifetime JPH052928Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12080687U JPH052928Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06

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JP12080687U JPH052928Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06

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Publication Number Publication Date
JPS6426737U JPS6426737U (ja) 1989-02-15
JPH052928Y2 true JPH052928Y2 (ja) 1993-01-25

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