JPH05292483A - 動画像符号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置

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JPH05292483A
JPH05292483A JP8540792A JP8540792A JPH05292483A JP H05292483 A JPH05292483 A JP H05292483A JP 8540792 A JP8540792 A JP 8540792A JP 8540792 A JP8540792 A JP 8540792A JP H05292483 A JPH05292483 A JP H05292483A
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JP
Japan
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output
orthogonal
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band
length
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Pending
Application number
JP8540792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Watanabe
和浩 渡邉
Atsushi Shinpo
敦 新保
Hiroshi Imai
寛 今井
Takao Suzuki
孝夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP8540792A priority Critical patent/JPH05292483A/ja
Publication of JPH05292483A publication Critical patent/JPH05292483A/ja
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送誤りによる画像品質の低下を軽減する。 【構成】 帯域分割フィルタ101によって分割しかつ
直交変換器102によって直交変換した、低域の帯域信
号の係数は、予定個数の係数のみ量子化器103によっ
て固定長符号化し、また減算器104によって差分を求
め、その差分は、他の帯域信号と同様に可変長符号化す
る。そのため、伝送路で低周波成分情報を有するパケッ
トが欠損した場合、受信側ではその欠損がどの画素ブロ
ックに当るかを特定することができ、容易に補間処理を
行うことができるとともに、誤りの伝搬を防ぐことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、動画像信号を高能率
符号化し、固定長パケット伝送する装置、特に画像信号
を2次元の空間周波数領域で帯域分割し、情報圧縮する
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動画像を高能率符号化し、伝送す
る装置としては次記文献に開示され、サブバンド符号化
装置として知られるものがある。文献名:テレビジョン
学会誌、画像情報工学と放送技術Vol.45,No.7,pp793-79
9,(1991)、「テレビ電話・テレビ会議符号化技術」この
装置では、まずQMF(Quadrature Mirror Filter)等の
フィルタバンクにより、動画像信号を2次元の空間周波
数領域において、水平方向及び垂直方向成分について、
画像の細分情報を有する高周波成分と、画像の面全体の
情報を有する低周波成分とに分割し、それぞれ水平方向
に低周波成分、垂直方向に低周波成分を有するLL帯域
信号、水平方向に高周波成分、垂直方向成分に低周波成
分を有するUL帯域信号、水平方向に低周波成分、垂直
方向に高周波成分を有するLU帯域信号、水平方向、垂
直方向ともに高周波成分を有するUU帯域信号とに分割
する。さらに予測符号化、変換符号化、可変長符号化を
用い、各帯域の信号の視覚特性を利用し、帯域ごとに最
適な高能率符号化を行う。以上の高能率符号化された情
報は、複数の画素ブロックを持つGOBと呼ばれる情報
の単位ごとにユニークワードを持つヘッダを挿入し、パ
ケット化され伝送される。GOB単位にユニークワード
を持つヘッダを挿入しパケット化するのは、受信側で可
変長符号化された情報は順番に「解読」しなければ復号
できないため、伝送誤りがあるとこの同期が崩れ、この
誤りが伝送誤りが発生したGOB以降にも伝搬するた
め、これを防ぐことを目的としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上述べ
た動画像符号化装置では、高能率符号化された全ての情
報は、可変長符号化されるため、一旦伝送誤りが発生す
ると、それ以降の同一GOB内の情報は正しく復号され
ず、著しく再生画像品質の劣化を招き、また前記の品質
劣化を押さえようとすればGOBのサイズを小さくしな
ければならず、GOBを識別するためのユニークワード
によるオーバーヘッドが著しく増大するという問題点が
あった。この発明は、以上述べた一旦伝送誤りが発生す
ると、それ以降の同一GOB内の情報は正しく復号され
ず、著しく再生画像品質の劣化を招くという問題点を除
去し、GOBを識別するためのユニークワードを増加さ
せること無く、伝送誤りに対しても再生画像の品質劣化
が極めて少ない動画像符号化装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信装置に、
空間周波数が水平及び垂直ともに低周波成分を有する帯
域信号に対し、複数の画素からなるブロックを形成し、
直交変換符号化を行う直交変換符号化手段と、直交変換
符号化手段の直交変換係数出力を空間周波数において低
周波成分を有する係数より予定個数N個の係数のみを粗
く量子化する第1の量子化手段と、その直交変換符号化
手段の出力と、第1の量子化手段の出力との差分値を量
子化する第2の量子化手段と、その第2の量子化手段の
出力を可変長符号化する可変長符号化手段とを具備す
る。また、複数の画素ブロックを1つの単位とし、ユニ
ークワードによって始まり、属性を示す固定長のヘッ
ダ、第1の量子化手段の出力、可変長符号化手段の出力
の順のフレームを形成し、そのフレームを固定長パケッ
トに分解し伝送路に送信する伝送符号組立手段を具備す
る。受信装置には、固定長パケットを受信し、パケット
の欠損が第1の量子化手段の出力である場合、該当する
画素ブロックを全フレームの該当する画素ブロックによ
り置き換える第1の補間手段と、固定長パケットを受信
し、パケットの欠損が可変長符号化手段の出力である場
合、以降の受信データを0に相当するデータに置き換え
る第2の補間手段とを具備する。
【0005】
【作用】視覚的に有為な情報を多く有する低周波成分情
報を帯域分割フィルタおよび直交変換により抽出し、固
定長符号化を行う。そのため、伝送路で低周波成分情報
を有するパケットが欠損した場合、受信側ではその欠損
がどの画素ブロックに当るかを特定することができ、容
易に補間処理を行うことができるとともに、誤りの伝搬
を防ぐことができる。本発明では、高周波成分成分情報
を有するパケットが欠損した場合、引き続く同一GOB
内の高周波成分情報を復号することが不可能となるが、
視覚的に有為な情報を多く有する低周波成分が再生され
ているのでパケット欠損による再生画像品質の劣化が最
小限となる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の動画像符号化装置の送信側
の実施例を示すブロック図である。また、図2は、本発
明の動画像符号化装置の受信側の実施例を示すブロック
図である。図1において、入力画像信号S00は帯域分
割フィルタ101に入力される。帯域分割フィルタ10
1は、2次元の空間周波数領域の水平方向及び垂直方向
成分について、それぞれ高周波成分と低周波成分とに分
割し、4個の帯域信号S11、S12、S13、S14
を作成する。帯域信号S11は、水平垂直ともに低周波
成分の帯域信号である。各帯域信号S11、S12、S
13、S14をそれぞれの直交変換器102、107、
110、113に出力する。
【0007】直交変換器102では、帯域信号S11を
複数の画素、この実施例では8*8画素ごとにブロック
を形成し、離散コサイン変換(Discrete Cosine Transfo
rm)による直交変換をおこない、空間周波数領域の直交
変換係数に変換し、図3に示されるような低周波成分の
係数より、順次ジグザグ走査を行いその帯域直交変換係
数S21を量子化器103及び減算器104に出力す
る。量子化器103は直交変換器102より入力された
直交変換係数S21のうちであらかじめ定められ低周波
成分の領域、この実施例では図4の斜線でに示される領
域のみを量子化し、固定長の低域量子化係数符号S31
1として伝送符号組立器116に出力する。減算器10
4は直交変換器102より出力された帯域直交変換係数
S21より、量子化器103から出力された低域量子化
係数符号S311を減算し、減算出力を量子化器105
に出力する。量子化器105は、減算器104から入力
された係数を全て量子化し、量子化係数符号S312を
可変長符号化器106に出力する。可変長符号化器10
6は入力された量子化係数S312をランレングス、ハ
フマン符号等により、可変長符号化を行い、その符号化
出力S41を伝送符号組立器116に出力する。
【0008】直交変換器107では、帯域信号S12を
複数の画素、8*8画素ごとにブロックを形成し、離散
コサイン変換による直交変換をおこない、空間周波数領
域の直交変換係数に変換し、図3に示されるような低周
波成分の係数より、順次ジグザグ走査を行い直交変換係
数S22を量子化器108に出力する。量子化器108
はは入力された係数を全て量子化し、量子化係数符号S
32を可変長符号化器109に出力する。可変長符号化
器109は入力された量子化係数符号S32をランレン
グス、ハフマン符号等により、可変長符号化を行い、そ
の符号化出力S42を伝送符号組立器116に出力す
る。
【0009】帯域信号S13、S14は、帯域信号S1
2と同様の処理が行われ量子化器111、114によっ
て量子化係数符号が作成され、可変長符号化器112、
115によって、可変長符号化を行い、その符号化出力
S43、S44を伝送符号組立器116に出力する。伝
送符号組立器116は、複数ブロックの固定長の低域量
子化係数符号S311、可変長符号化器106、10
9、112、115の符号化出力S412、S42、S
43、S44をGOB(Group of Blocks)とし、GOB
のアドレス等の属性を示す情報を付加したのち、図5に
示される順序のフレームを形成し、伝送路117に出力
する。
【0010】伝送路117により伝送された受信信号は
伝送符号分解器201に入力され、伝送フレームの分解
が行われ、固定長の低域量子化係数符号S311に対応
した固定長符号S511を逆量子化器202に、各帯域
信号の可変長符号S412、S42、S43、S44に
対応した可変長符号S512、S52、S53、S54
をそれぞれの可変長復号器203、207、210、2
13に出力する。ここでパケットの欠落をシーケンス番
号の飛び番等により検出した場合、そのパケットが固定
長符号であるとそのパケットに含まれる長さの区間の前
フレームのデータを出力する様、補間指示信号S50を
アクティブにし、フレームメモリ217の出力が選択さ
れるよう、スイッチ218を切り替える。また、欠落し
たパケットが可変長符号部を含んでいた場合、欠落した
以降の全データに対して0に相当するデータを補間す
る。可変長復号器203は可変長符号S512を復号
し、その復号量子化係数S612を逆量子化器204に
出力する。逆量子化器202は逆量子化を行い、直交変
換係数S711を加算器205に出力する。逆量子化器
204は量子化係数S612を逆量子化し直交変換係数
S712を加算器205に出力する。加算器205は2
つの直交変換係数S711、S712を加算し、加算出
力S71を逆直交変換器206に出力する。同様に可変
長復号器207、210、213は各帯域の可変長符号
S52、S53、S54を復号し、その量子化係数S6
2、S63、S64を逆量子化器208、211、21
4に出力し、逆量子化器208、211、214は入力
された量子化係数量子化係数S62、S63、S64を
逆量子化し、直交変換係数S72、S73、S74を逆
直交変換器209、212、215に出力する。逆直交
変換器206、209、212、215は、入力された
直交変換係数S72、S73、S74を直交逆変換し、
帯域合成フィルタ216に出力する。スイッチ218
は、帯域合成フィルタ216またはフレームメモリ21
7の出力を補間指示信号240により選択し、再生画像
信号252として出力する。
【0011】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、視覚的に有為な情報を多く有する低周波成分情報
を帯域分割フィルタおよび直交変換により抽出し、固定
長符号化を行っているので、伝送路で低周波成分情報を
有するパケットが欠損した場合、受信側ではその欠損が
どの画素ブロックに当るかを特定することができ、容易
に補間処理を行うことができるとともに、誤りの伝搬を
防ぐことができる。また高周波成分成分情報を有するパ
ケットが欠損した場合、引き続く同一GOB内の高周波
成分情報を復号することが不可能となるが、視覚的に有
為な情報を多く有する低周波成分が再生されているので
パケット欠損による再生画像品質の劣化が最小限とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における送信側の構成を示す
ブロック図
【図2】本発明の一実施例における受信側の構成を示す
ブロック図
【図3】図1における変換係数の走査順序の説明図
【図4】図1における変換係数の量子化範囲の説明図
【図5】図1の伝送符号組立器の出力フォ−マットの説
明図
【符号の説明】
101 帯域分割
フィルタ 102、107、110、113 直交変換
器 103、105、108、111、114 量子化器 106、109、112、115 可変長符
号化器 116 伝送符号
組立器 201 伝送符号
分解器 203、207、210、213 可変長復
号器 202、204、208、211、214 逆量子化
器 206、209、212、215 逆直交変
換器 216 帯域合成
フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 孝夫 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信装置に空間周波数が水平及び垂直とも
    に低周波成分を有する帯域信号に対し、複数の画素から
    なるブロックを形成し、直交変換符号化を行う直交変換
    符号化手段と、 直交変換符号化手段の直交変換係数出力を空間周波数に
    おいて低周波成分を有する係数より予定個数の係数のみ
    を粗く量子化する第1の量子化手段と、 前記直交変換符号化手段の出力と、第1の量子化手段の
    出力との差分値を量子化する第2の量子化手段と、 前記第2の量子化手段の出力を可変長符号化する可変長
    符号化手段と複数の画素ブロックを1つの単位とし、ユ
    ニークワードによって始まり、属性を示す固定長のヘッ
    ダ、第1の量子化手段の出力、可変長符号化手段の出力
    の順のフレームを形成し、前記フレームを固定長パケッ
    トに分解し伝送路に送信する伝送符号組立手段とを設
    け、 受信装置に固定長パケットを受信し、パケットの欠損が
    第1の量子化手段の出力である場合、該当する画素ブロ
    ックを全フレームの該当する画素ブロックにより置き換
    える第1の補間手段と、 固定長パケットを受信し、パケットの欠損が可変長符号
    化手段の出力である場合、以降の受信データを0に相当
    するデータに置き換える第2の補間手段と、を設けたこ
    とを特徴とする動画像符号化装置。
JP8540792A 1992-04-07 1992-04-07 動画像符号化装置 Pending JPH05292483A (ja)

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JP8540792A JPH05292483A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 動画像符号化装置

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JP8540792A JPH05292483A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 動画像符号化装置

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JP8540792A Pending JPH05292483A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 動画像符号化装置

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JP (1) JPH05292483A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019063342A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 医療用観察装置、および医療用観察システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019063342A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 医療用観察装置、および医療用観察システム

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