JPH04322593A - 画像符号化装置及びその復号化装置 - Google Patents

画像符号化装置及びその復号化装置

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JPH04322593A
JPH04322593A JP3119247A JP11924791A JPH04322593A JP H04322593 A JPH04322593 A JP H04322593A JP 3119247 A JP3119247 A JP 3119247A JP 11924791 A JP11924791 A JP 11924791A JP H04322593 A JPH04322593 A JP H04322593A
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Japan
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circuit
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image
subband
signal
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JP3119247A
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Kazuhiko Morita
一彦 森田
Motoharu Ueda
基晴 上田
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号の圧縮,伸張
処理などを行うための画像符号化装置及びその復号化装
置にかかり、特にディジタル動画像のサブバンド符号化
に好適な画像符号化装置及びその復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像信号,特にHDTV用画像信号に対
する圧縮方式の1つとして、サブバンド符号化が知られ
ており、たとえば「サブバンド画像符号化における量子
化器についての一検討」(テレビジョン学会技術報告,
Vol.14,No29,pp.19−24)に記載さ
れている。
【0003】この手法によれば、画像信号に対して水平
,垂直方向のフィルタリングが施され、複数の周波数帯
域に分割される(サブバンド分割)。これら分割された
各周波数帯域の信号は、それぞれ異なる統計的性質を有
している。そこで、各分割帯域信号毎に、それぞれ適し
た符号化処理が行われる。
【0004】このような画像信号を帯域分割する代表的
なフィルタとして、QMF(直交ミラーフィルタ)が知
られている。このQMFによれば、帯域分割(あるいは
合成)における折り返しに伴う歪みを生じることなく、
原信号を非常に忠実に再生することが可能であるため、
サブバンド符号化ではよく使用される。
【0005】図5には、以上のようなサブバンド分割の
一例が示されている。同図において、入力画像信号には
、まずQMF500,502によって水平方向の帯域分
割が行われ、更にサブサンプリング回路504,506
によって水平方向のサブサンプリングが行われる。この
後、画像信号には、QMF508,510,512,5
14によって垂直方向の帯域分割が行われ、更にサブサ
ンプリング回路516,518,520,522によっ
て垂直方向のサブサンプリングが行われる。
【0006】すなわち、画像信号は、QMFによる水平
方向のフィルタリングによりまず水平方向に2つの帯域
に分割される。続いて、QMFによる垂直方向のフィル
タリングにより、垂直方向に4つの帯域に分割される。 同図中、QMF500,508,512はハイパス特性
(HPで図示)の帯域分割フィルタであり、QMF50
2,510,514はローパス特性(LPで図示)の帯
域分割フィルタである。
【0007】この結果、入力画像信号は、HH:水平、
垂直方向ともに高周波成分HL:垂直方向のみ低周波成
分 LH:水平方向のみ低周波成分 LL:水平、垂直方向ともに低周波成分の4つのサブバ
ンドに分割されることになる。
【0008】ところで、以上のようなQMFによるサブ
バンド分割手法では、2次元画像に対して2m×2n(
m,nは0以上の整数)の帯域分割しか行うことができ
ない。しかし、たとえば「POLYPHASE QUA
DRATURE FILTERS−A NEW SUB
BAND CODING TECHNIQUE」(IC
ASSP 83,BOSTON PP.1280−12
83)に開示されているポリフェーズフィルタなどを用
いると、2のべき乗以外の任意の分割数による帯域分割
が可能である。
【0009】図6にはその例が示されており、画像信号
は帯域分割フィルタの組600に入力される。この帯域
分割フィルタの組600には、帯域分割フィルタhH0
,hH1,……,hHnが含まれており、これによって
画像信号の帯域が水平方向にn分割される。各分割出力
は、帯域分割フィルタの組602,604,……,60
nに入力される。帯域分割フィルタの組602,604
,……,60nは、いずれもm個の帯域分割フィルタを
含んでおり、たとえば帯域分割フィルタの組602は帯
域分割フィルタhV0,hV1,……,hVmを含んで
いる。これらによって水平分割後の各画像信号の帯域が
垂直方向に各々m分割され、サブバンド出力が得られる
。従って、入力画像信号は、全体としてn×mに帯域分
割される。
【0010】次に、以上のような手法によって帯域分割
された画像信号に対する符号化の手法について説明する
。なお、図5に示したQMFによる4分割の場合のサブ
バンド符号化の例について説明する。
【0011】このようなサブバンド符号化手段の1つと
して、図7に示す従来例がある。この例は、特開平2ー
16887号公報に開示された画像符号化装置をサブバ
ンド符号化に適用したものである。同図において、入力
画像信号は、水平方向の帯域分割フィルタ700,70
2,垂直方向の帯域分割フィルタ704,706,70
8,710によって、4つのサブバンド信号に分割され
る。
【0012】これらの各サブバンド信号は、各々独立し
た符号化回路712,714,716,718に各々入
力される。符号化回路712,714,716は、いず
れも符号化回路718と同一の構成となっている。入力
画像に対しては、フレームメモリ720内の前フレーム
画像との間で動き検出回路722によって動きベクトル
が検出される。そして、動き補償回路724によって各
サブバンド独立に動き補償予測が行なわれ、予測された
サブバンド信号と現サブバンド信号の間の差分が離散直
交変換回路726で直交変換される。
【0013】これによって得られた係数は、量子化器7
28,可変長符号化回路730によって各サブバンド成
分毎に量子化,可変長符号化された後、バッファメモリ
732を介して出力される。動き検出回路722で検出
された動きベクトルについても、可変長符号化回路73
0で符号化が行われ、バッファメモリ732に出力され
る。
【0014】なお、量子化器728によって量子化され
た信号には、逆量子化器734,離散逆直交変換回路7
36,動き補償回路724による逆の処理が各々行われ
て画像が復号化される。これがフレームメモリ720に
格納されて、上述した前フレーム画像となる。他方、各
サブバンド信号の再生は、各サブバンドの符号化動きベ
クトルと量子化差分符号化信号に基づいて各々独立して
行われる。そして、その後帯域合成フィルタによる合成
処理を垂直,水平方向に施すことによって原画像信号が
再生される。
【0015】なお、図7の符号化回路718中に点線で
示した範囲内にある量子化器728,逆量子化器734
,離散逆直交変換回路736の部分を、図8に示すよう
に、ベクトル量子化器800,ベクトル逆量子化器80
2に置き換える方法もある。以上のように、図7あるい
は図8の手法による動き補償予測では、図9(A)に矢
印F900で示すように、サブバンド信号における現在
の画像GKと前フレームの画像GK−1との間で巡回型
の動き補償予測が行われている。
【0016】これに対し、特願昭64−108419号
特許出願には、同図(B)に示すような適応型フレーム
間予測符号化方式が開示されている。この方式では、定
期的にフレーム内で完結する符号化が行なわれる。この
フレーム内符号化が行われたINTRAフレーム900
以外のフレーム902については、同図に矢印F902
で示すように、時間的にみて前後に存在するINTRA
フレーム900との間で適応的に予測方法が選択される
適応前後予測が行われる。
【0017】図10には、このような適応前後予測によ
る符号化回路のうちの動き補償部分が示されている。同
図において、動き検出回路910には、現在の画像の他
に、フレームメモリ912,フレームメモリ914に各
々蓄えられた現在の画像の直前,直後のINTRAフレ
ームの画像が入力される。そして、それらの間で動きベ
クトルが検出されてモード選択回路916に供給される
。モード選択回路916では、検出された動きベクトル
の他に前後のINTRAフレームの画像も入力されてお
り、それらに基づいて次の4つのモードから最適な予測
モードが選択される。
【0018】■前方向予測(動き補償予測)■後方向予
測(動き補償予測) ■前方向予測と後方向予測の結果をフレーム距離により
重みづけ平均する前後予測(動き補償予測)■INTR
Aモード(動き補償予測を行わないで、フレーム内符号
化を行う)
【0019】選択された予測モードは、動き補償回路9
18に供給される。この動き補償回路918には、前後
のINTRAフレームの画像も入力されており、選択さ
れた予測モードに合わせて必要なINTRAフレームの
画像と動きベクトルとが選ばれて動き補償予測が行なわ
れる。更に他のサブバンド符号化の例としては、「HD
TV用適応サブバンドDCT符号化の可変レート特性」
(SSE88−176,PP.61−66)に開示され
たものがある。図11には、この従来例が示されている
。この例では、帯域分割フィルタ710から出力された
LL成分のサブバンド信号に対しては、図7に示した従
来例と同様に動き検出回路722,動き補償回路724
などによって動き補償予測が行なわれる。
【0020】しかし、帯域分割フィルタ704,706
,708から出力されたHH,HL,LHの各成分につ
いては、動き補償予測は行なわれず、量子化器728,
可変長符号化回路730,バッファメモリ732による
符号化が各々行われる。なお、LH成分については、水
平方向の相関成分が残っているため、ラインメモリ73
4を用いて同一ライン上の隣接画素間の差分が符号化さ
れる。更に、このような図11のサブバンド符号化の手
法において、LL成分の動き補償を適応前後予測により
行う方法も考えられる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来技術では、次のような不都合がある。 (1)図7あるいは図8に示した従来技術によって符号
化を行った場合、LL成分以外のサブバンド信号成分の
動きが視覚上の自然な動きとは必ずしも一致せず、LL
成分と異なった動きベクトルを検出する可能性が大きい
。このため、復号後の画像の低周波成分と高周波成分と
で動きが異なって不自然な動きが生じることがあるなど
画質の劣化が顕著になる。 (2)更に、これらの従来技術では、4つのサブバンド
信号それぞれに動きベクトルを求めるための動き検出回
路722が必要である上に、各動き検出回路722では
膨大な演算量を要するため、符号化回路712,714
,716,718が大型化してしまう。また伝送すべき
動きベクトル量も増加する。
【0022】(3)図9(B)のような適応前後予測を
行う従来技術では、予測モードがサブバンド成分によっ
て異なってしまう場合があり、この予測モードのミスマ
ッチによっても視覚的な画質の劣化が生じる。 (4)また、図11の従来技術では、LL成分以外の成
分については動き補償が行なわれないため、図7,図8
,図9の場合のような画質劣化は生じない。しかし、そ
の分符号量が増加してしまうという不都合がある。本発
明は、この点に着目したもので、動き補償の精度を高め
て視覚上の画質劣化を低減するとともに、符号量も低減
して符号化回路の小型化を可能とする画像符号化装置及
びその復号化装置を提供することを、その目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の1つは、原画像
の画像信号に対して適宜数の帯域分割を行い、各帯域の
サブバンド信号に対し動きベクトルを利用した動き補償
を行って、サブバンド信号の符号化を行う画像符号化装
置において、いずれかの帯域のサブバンド信号について
動きベクトルを検出する動き検出手段と、これによって
検出された動きベクトルを利用して各帯域のサブバンド
信号の符号化を行う符号化手段とを備えたことを特徴と
する。
【0024】2つめの発明は、原画像の画像信号に対し
て適宜数の帯域分割を行い、各帯域のサブバンド信号に
対し動きベクトルとあらかじめ定められた予測モードと
を利用した動き補償を行って、サブバンド信号の符号化
を行う画像符号化装置において、いずれかの帯域のサブ
バンド信号について動きベクトルを検出する動き検出手
段と、いずれかの帯域のサブバンド信号について予測モ
ードを選択するモード選択手段と、これらによって得ら
れた動きベクトル及び予測モードを利用して各帯域のサ
ブバンド信号の符号化を行う符号化手段とを備えたこと
を特徴とする。他の発明は、以上の画像符号化装置にお
ける符号化と逆の処理によって、符号化されたサブバン
ド信号の復号化を行うことを特徴とする。
【0025】
【作用】本発明によれば、いずれかの分割帯域成分のサ
ブバンド信号について求められた動きベクトルは、その
求められた成分のみならず他の成分のサブバンド信号に
対する動き補償による符号化にも利用される。このため
、各成分で異なった動きベクトルによる符号化が行われ
ることはない。他の発明によれば、適応前後予測による
動き補償を行う際の予測モードも、動きベクトルと同様
にいずれかの成分のサブバンド信号について求められる
。そして、求められた成分のみならず他の成分の符号化
にも利用される。
【0026】
【実施例】以下、本発明による画像符号化装置及びその
復号化装置の実施例について、添付図面を参照しながら
説明する。 <実施例1>まず、図1を参照しながら本発明の実施例
1について説明する。この実施例1は、画像符号化装置
の実施例であり、動き補償は図9(A)に示した巡回型
予測の手法で行われる。
【0027】同図において、入力画像信号は、水平方向
の帯域分割フィルタ10,12に各々入力されるように
なっている。帯域分割フィルタ10の出力側は垂直方向
の帯域分割フィルタ16,18の入力側に各々接続され
ており、帯域分割フィルタ12の出力側は垂直方向の帯
域分割フィルタ20,22の入力側に各々接続されてい
る。帯域分割フィルタ16,18,20,22の各出力
側は、符号化回路24,26,28,30の入力側に各
々接続されている。
【0028】これらのうち、符号化回路24,26は、
符号化回路28と同様の構成となっている。同図におい
て、帯域分割フィルタ20の出力側は、動き補償回路3
2の入力側及び減算器34のプラス入力側に接続されて
いる。減算器34の減算出力側は、前記従来技術と同様
に、離散直交交換回路36,量子化器38,可変長符号
化回路40,バッファメモリ42の直列回路に接続され
ている。量子化器38の他方の出力側は、逆量子化器4
4,離散逆直交変換回路46の直列回路に接続されてお
り、離散逆直交変換回路46の出力側は、加算器48の
プラス入力側に接続されている。
【0029】加算器48の加算出力側は、フレームメモ
リ50の入力側に接続されており、このフレームメモリ
50の出力側は、動き補償回路32の他の入力側に接続
されている。そして、この動き補償回路32の出力側は
、減算器34のマイナス入力側及び加算器48のプラス
入力側に接続されている。
【0030】次に、符号化回路30はほぼ符号化回路2
8と同様の構成であり、同一又は相当する構成部分には
同一の符号を用いている。しかし、動き検出回路52が
設けられており、帯域分割フィルタ22及びフレームメ
モリ50の出力側が各々接続されている。そして、この
動き検出回路52の一方の出力側は符号化回路24,2
6,28の動き補償回路32の入力側に各々接続されて
おり、他方の出力側は可変長符号化回路54の入力側に
接続されている。なお、帯域分割フィルタ22の出力側
は、動き補償回路56の入力側には接続されていない。
【0031】以上の各部のうち、帯域分割フィルタ10
,12,16,18,20,22は、図5に示したもの
と同様である。次に、符号化回路30は、図7に示した
従来例における符号化回路718と同様の構成となって
おり、その動作も同様である。しかし、符号化回路24
,26,28には個々に動き検出回路が設けられておら
ず、符号化回路30にある動き検出回路52の検出動き
ベクトルが利用されるようになっている。
【0032】次に、以上のように構成された実施例1の
動作について説明する。入力された原画像信号は、水平
方向の帯域分割フィルタ10,12によって、水平方向
の低周波成分と高周波成分の2つのサブバンド信号に分
割される。更に、これらの2つのサブバンド信号は、垂
直方向の帯域分割フィルタ16,18,20,22によ
って、HH,HL,LH,LLの計4つの周波数成分の
サブバンド信号に分割される。
【0033】これらのうち、LL成分のサブバンド信号
は符号化回路30の動き検出回路52に入力される。こ
の動き検出回路52には、フレームメモリ50に格納さ
れている前フレームの復号画像のサブバンド信号も入力
されており、それらの前後のフレームの画像間で動きベ
クトルの検出が行われる。検出された動きベクトルは、
一方において動き補償回路56に入力される。動き補償
回路56では、フレームメモリ50に格納されている前
フレームの復号画像において、前記検出された動きベク
トル値だけシフトした位置の画像が予測画像として切り
出され、そのサブバンド信号が出力される。
【0034】次に、この予測画像のサブバンド信号は、
帯域分割フィルタ22から出力された現フレームのサブ
バンド信号とともに減算器34に入力される。減算器3
4では、双方のサブバンド信号間における差分が求めら
れ、その結果は複数画素から成るブロック毎に分割され
て離散直交変換回路36に供給される。離散直交変換回
路36では、入力信号に対してDCT(離散コサイン変
換)などによる直交変換処理が行われ、変換係数が量子
化器38に出力される。
【0035】次に、量子化器38では、入力された変換
係数の量子化が行われ、量子化された変換係数値は動き
検出回路52によって検出された動きベクトル値ととも
に、可変長符号化回路54に供給される。この可変長符
号化回路54では、入力信号に対して各々可変長符号化
処理が行なわれ、符号化されたLL成分のサブバンド信
号が得られる。これらの符号P,Vは、バッファメモリ
42に格納される。
【0036】また、量子化器38によって量子化された
変換係数の量子化値は、逆量子化器44にも供給されて
逆量子化の処理が行われる。そして、更に、逆量子化後
の変換係数は離散逆直交変換回路46に入力され、ここ
でIDCT(離散コサイン逆変換)などによる逆直交変
換処理が行なわれて、LL成分のサブバンド信号の復号
差分が得られることとなる。この復号差分には、加算器
48において動き補償回路56から出力された予測画像
のサブバンド信号が加算され、これによってLL成分の
サブバンド信号が復元されることになる。復元後のサブ
バンド信号は、前フレームのサブバンド信号としてフレ
ームメモリ50に格納され、次のフレームの画像の動き
検出に利用される。
【0037】他方、以上のLL成分以外のHH,HL,
LHの各成分のサブバンド信号については、動き補償予
測に用いる動きベクトルとして、前記LL成分の動きベ
クトルがそのまま用いられる。すなわち、動き検出回路
52によって検出された前記動きベクトルが、符号化回
路24,26,28の動き補償回路32に各々入力され
、同様にしてHH,HL,LHの各成分における予測画
像のサブバンド信号が各々得られる。そして、上述した
LL成分に対する処理と同様にして、サブバンド信号間
差分,離散直交変換,変換係数の量子化,可変長符号化
の処理が各々行われ、処理後の符号Pがバッファメモリ
42に格納される。
【0038】以上のように、本実施例によれば、LL成
分のサブバンド信号において求めた動きベクトルがその
他の成分のサブバンド信号にも用いられるので、動き補
償の精度が高められ、視覚上の画質劣化が低減されるよ
うになる。また、各サブバンド成分において動き補償予
測が各々行なわれるものの、LL成分以外の成分につい
ては動きベクトル検出を行う必要がないため、符号化回
路が簡略化されるとともに符号量の低減も可能となり、
全体として符号化回路の小型化を図ることができる。
【0039】<実施例2>次に、図2を参照しながら、
本発明の実施例2について説明する。この実施例2は、
上述した実施例1に対応する復号化装置である。同図に
おいて、各サブバンド成分の符号化差分信号Pは、各成
分毎に設けられたバッファメモリ100,102,10
4,106に各々入力されるようになっている。バッフ
ァメモリ106には、動きベクトルの符号化信号Vも入
力されている。これらのバッファメモリ100,102
,104,106の各出力側には可変長復号化回路10
8,110,112,114の入力側が各々接続されて
おり、それらの出力側は同一構成の復号化回路116,
118,120,122の入力側に各々接続されている
【0040】復号化回路122を代表して説明すると、
可変長復号化回路114のサブバンド成分出力側は、逆
量子化回路124,離散逆直交変換回路126,加算器
128,フレームメモリ130の直列回路に接続されて
いる。そして、可変長復号化回路114の符号化動きベ
クトル出力側及びフレームメモリ130の出力側は、動
き補償回路132の入力側に接続されており、その出力
側は加算器128のプラス入力側に接続されている。
【0041】また、各復号化回路116,118,12
0,122の出力側は、垂直方向の帯域合成フィルタ1
34,136,138,140の入力側に各々接続され
ている。これらのうち、帯域合成フィルタ134,13
6の出力側は水平方向の帯域合成フィルタ142の入力
側に接続されており、帯域合成フィルタ138,140
の出力側は、水平方向の帯域合成フィルタ144の入力
側に接続されている。そして、帯域合成フィルタ142
,144の出力全体が合成出力側となっている。
【0042】次に、以上のように構成された実施例2の
動作について説明する。図1の実施例1によって符号化
されたHH,HL,LH,LL成分の差分信号Pは、バ
ッファメモリ100,102,104,106に各々入
力され、一時的に格納される。また、バッファメモリ1
06には、LL成分における動きベクトルの符号化信号
Vが同様に入力,格納される。これらの符号化信号P,
Vは、該当する可変長復号化回路108,110,11
2,114に各々供給され、ここでそれらの復号化が行
われる。
【0043】次に、復号化された各成分の量子化差分信
号は、復号化回路116,118,120,122に各
々入力され、動き補償予測によるサブバンド信号の再生
が各々行われる。このとき、可変長復号化回路114で
得られた動きベクトル値が復号化回路116,118,
120,122に各々供給され、動き補償予測の処理に
利用される。
【0044】復号化回路122を代表して説明すると、
LL成分の量子化差分信号は、逆量子化器124,離散
逆直交変換回路126による処理によって逆量子化され
た復号差分信号に変換され、加算器128に出力される
。他方、復号化されたLL成分の動きベクトルは、フレ
ームメモリ130に格納されている前フレームの復号画
像のサブバンド信号とともに動き補償回路132に入力
される。そして、ここで、両者の間で動き補償予測処理
が行われ、その結果が加算器128に出力されることに
なる。加算器128では入力の加算が行われ、これによ
って現フレームの復号画像のサブバンド信号が再生され
ることになる。この再生されたサブバンド信号は、フレ
ームメモリ130に格納される。他のHH,HL,LH
成分の量子化差分信号についても同様である。
【0045】次に、以上のようにして再生された各成分
のサブバンド信号には、まず垂直方向の帯域合成フィル
タ134,136,138,140による合成処理が施
され、続いて水平方向の帯域合成フィルタ142,14
4による合成処理が施される。これによって、原画像が
再生されることになる。
【0046】<実施例3>次に、図3を参照しながら、
本発明の実施例3について説明する。上述した実施例1
では図9(A)に示した巡回型予測による動き補償が行
われたが、この実施例3では同図(B)に示した適応前
後予測による動き補償が行われる。なお、実施例1と同
様又は相当する構成部分には、同一の符号を用いる。
【0047】図3において、帯域分割フィルタ16,1
8,20,22の出力側は、符号化回路200,202
,204,206の入力側に各々接続されている。これ
らのうち、符号化回路200,202は、符号化回路2
04と同様の構成となっている。符号化回路204を代
表して説明すると、減算器34,離散直交変換回路36
,量子化器38,可変長符号化回路40,バッファメモ
リ42,逆量子化器44,離散逆直交変換回路46が、
実施例1と同様に設けられている。
【0048】そして、離散逆直交変換回路46の出力側
はフレームメモリ208の入力側に接続されており、こ
のフレームメモリ208の出力側はもう1つのフレーム
メモリ210の入力側に接続されている。また、フレー
ムメモリ208,210の各出力側は動き補償回路21
2の入力側に各々接続されており、動き補償回路212
の出力側が減算器34のマイナス入力側に接続されてい
る。なお、フレームメモリ208,210には、入力画
像の直後(Bで表示),直前(Fで表示)の上述したI
NTRAフレームの復号画像における各成分のサブバン
ド信号が各々格納されるようになっている。
【0049】これに対し、符号化回路206では、フレ
ームメモリ208,210の出力側が、モード選択回路
214,動き補償回路216,動き検出回路218の入
力側に各々接続されている。そして、モード選択回路2
14の一方の出力側は、すべての符号化回路200,2
02,204,206の動き補償回路212,216の
入力側に接続されており、他方の出力側は、可変長符号
化回路220の入力側に接続されている。動き補償回路
216の出力側は、同様に減算器34のマイナス入力側
に接続されている。
【0050】また、帯域分割フィルタ22の出力側は、
動き検出回路218の入力側に接続されており、その出
力側は、符号化回路200,202,204の動き補償
回路212,モード選択回路214,可変長符号化回路
220の入力側に各々接続されている。
【0051】次に、以上のように構成された実施例3の
動作について説明する。まず、LL成分のサブバンド信
号に対する符号化回路206の動作から説明する。動き
検出回路218では、フレームメモリ210,208か
ら供給された原画像の直前,直後のINTRAフレーム
のサブバンド信号と原画像のサブバンド信号との間で動
きベクトルの検出が行われる(図9(B)参照)。検出
された動きベクトルは、モード選択回路214に入力さ
れる。このモード選択回路214では、その動きベクト
ルと前後のINTRAフレームのサブバンド信号から最
適な予測モードが選択され、この選択された予測モード
とこれに対応した動きベクトルが動き補償回路216に
入力される。
【0052】動き補償回路216では、それらの入力信
号と、フレームメモリ210,208から供給された前
後のINTRAフレームのサブバンド信号とを利用して
、選択された予測モードに対応した適応前後予測による
動き補償が行われる。動き補償回路216から出力され
た予測画像のサブバンド信号は減算器34に入力され、
ここで原画像のサブバンド信号との間で差分が取られる
。差分信号は、離散直交変換回路36による直交変換,
量子化器38による量子化,可変長符号化回路220に
よる符号化が順に行われ、符号Pがバッファメモリ42
に出力,格納される。
【0053】また、動き検出回路218によって検出さ
れた動きベクトル,モード選択回路214によって選択
された予測モードも、同様に可変長符号化回路220に
よって符号化され、バッファメモリ42に符号Vが格納
される。なお、フレームメモリ208,210に各々格
納されるINTRAフレームのサブバンド信号は、その
INTRAフレームを用いて動き補償予測が行なわれる
画像のサブバンド信号が符号化される前に、離散直交変
換回路36,量子化器38,可変長符号化回路220で
処理されてその符号がバッファメモリ42に格納される
とともに、逆量子化器44,離散逆直交変換回路46で
復号されてフレームメモリ208に格納される。
【0054】そして、格納されたINTRAフレームの
画像が、動き補償予測の行なわれる画像より時間的に前
となったときは、フレームメモリ210に移され、次の
INTRAフレームの復号画像のサブバンド信号がフレ
ームメモリ208に格納される。次に、LL成分以外の
符号化回路200,202,204においては、LL成
分の符号化回路206の動き検出回路218によって検
出された動きベクトルと、モード選択回路214によっ
て選択された予測モードとが、各符号化回路の動き補償
回路212に入力され、それらが利用されて動き補償予
測が行われる。そして、予測画像のサブバンド信号は、
LL成分と同様にして符号化される。この実施例によっ
ても、上述した実施例1と同様の効果が得られる。
【0055】<実施例4>次に、図4を参照しながら、
本発明の実施例4について説明する。この実施例4は、
上述した実施例3に対応する復号化装置である。なお、
実施例2と同様又は相当する構成部分には、同一の符号
を用いる。
【0056】同図において、可変長復号化回路108,
110,112,114の各出力側は、同一構成の復号
化回路300,302,304,306の入力側に各々
接続されている。復号化回路306を代表して説明する
と、可変長復号化回路114の一方の出力側は、逆量子
化器124,離散逆直交変換回路126,加算器128
の直列回路に接続されている。加算器128の出力側は
帯域合成フィルタ140及びフレームメモリ308の入
力側に各々接続されており、フレームメモリ308の出
力側はフレームメモリ310の入力側に接続されている
【0057】フレームメモリ308,310の各出力側
,及び可変長復号化回路114の他方の動きベクトル出
力側は、動き補償回路312の入力側に各々接続されて
おり、その出力側は加算器128のプラス入力側に接続
されている。次に、以上のような実施例4の動作につい
て、LL成分を代表して説明する。バッファメモリ10
6には、INTRAフレームについてはサブバンド信号
の量子化値の符号,その他のフレームについてはサブバ
ンド信号の量子化差分と動きベクトル及び予測モードの
符号が、各々入力されて格納される。これらの符号は、
バッファメモリ106から符号化されたフレームの順番
と同じ順序で可変長復号化回路114に入力されて復号
化が行われる。
【0058】INTRAフレームの復号量子化信号は、
逆量子化器124,離散逆直交変換回路126によって
処理され、LL成分の復号画像のサブバンド信号が得ら
れる。この信号は、フレームメモリ308に蓄えられる
が、動き補償予測が行なわれる画像より時間的に前にな
ったときはフレームメモリ310に移され、次のINT
RAフレームの復号画像のサブバンド信号がフレームメ
モリ308に蓄えられる。
【0059】一方、その他のフレームの復号量子化差分
信号は、逆量子化器124,離散逆直交変換回路126
によって処理され、LL成分の逆量子化された復号差分
信号に変換される。また、復号化された動きベクトルは
動き補償回路312に入力され、ここでフレームメモリ
310,308に各々格納されている原画像の前後のI
NTRAフレームのサブバンド信号との間で動き補償予
測の処理が行われる。そして、その結果は加算器128
に出力され、ここで離散逆直交変換回路126から出力
された復号差分信号と加算される。これにより、原画像
のサブバンド信号が再生されることになる。
【0060】更に、適応前後予測による動き補償が行わ
れた原画像の復号サブバンド信号と、INTRAフレー
ムの復号サブバンド信号に対し、垂直方向の帯域合成フ
ィルタ134,136,138,140、水平方向の帯
域合成フィルタ142,144による合成処理が実施例
2と同様に行われ、原画像が再生されることになる。
【0061】<その他の実施例>なお、本発明は、何ら
上記実施例に限定されるものではなく、たとえば、(1
)上述した実施例では図5に示した帯域分割を行ったが
、図6の場合についても同様に適用可能である。 (2)上記実施例の画像符号化装置における符号化回路
,画像復号化装置における復号化回路についても、同様
の作用を奏するよう種々設計変更可能であり、これらの
ものも本発明に含まれる。たとえば、動きベクトル検出
やモード選択をLL成分について行ったが、他のいずれ
かの成分について行うようにしてもよい。また、上記実
施例では、動き補償後に離散直交変換,量子化,可変長
符号化を行ったが、これらに限定されるものではなく他
の手法によってもよい。復号化についても同様である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
符号化装置及びその復号化装置によれば、帯域分割され
た各成分のサブバンド信号のうち、いずれか1つについ
て動きベクトル検出あるいは動き補償予測のモード選択
を行い、それらを利用して全成分のサブバンド信号に対
する動き補償による符号化,復号化を行うこととしたの
で、動き補償の精度が向上して視覚上の画質劣化が低減
されるとともに、符号量も低減して符号化回路の小型化
が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による符号化装置及びその復号化装置の
実施例1を示す構成図である。
【図2】本発明の実施例2を示す構成図である。
【図3】本発明の実施例3を示す構成図である。
【図4】本発明の実施例4を示す構成図である。
【図5】帯域分割の1つの手法を示す説明図である。
【図6】帯域分割の他の手法を示す説明図である。
【図7】帯域分割サブバンド信号に対する符号化装置の
従来例を示す説明図である。
【図8】図7の従来例の変形例を示す説明図である。
【図9】動き補償における巡回型予測と適応前後予測を
示す説明図である。
【図10】適応前後予測を行う符号化装置の従来例を示
す説明図である。
【図11】帯域分割サブバンド信号に対する符号化装置
の他の従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
10,12,16,18,20,22…帯域分割フィル
タ、24,26,28,30,200,202,204
,206…符号化回路(符号化手段)、32,56,1
32,212,216,312…動き補償回路、34…
減算器、36…離散直交変換回路、38…量子化器、4
0,54,220…可変長符号化回路、42,100,
102,104,106…バッファメモリ、44,12
4…逆量子化器、46,126…離散逆直交変換回路、
48,128…加算器、50,130,208,210
,308,310…フレームメモリ、52,218…動
き検出回路(動き検出手段)、108,110,112
,114…可変長復号化回路、116,118,120
,122,300,302,304,306…復号化回
路、134,136,138,140,142,144
…帯域合成フィルタ、214…モード選択回路(モード
選択手段)、P…量子化差分符号化信号、V…符号化動
きベクトルないし符号化予測モード。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原画像の画像信号に対して適宜数の帯
    域分割を行い、各帯域のサブバンド信号に対し動きベク
    トルを利用した動き補償を行って、サブバンド信号の符
    号化を行う画像符号化装置において、いずれかの帯域の
    サブバンド信号について動きベクトルを検出する動き検
    出手段と、これによって検出された動きベクトルを利用
    して各帯域のサブバンド信号の符号化を行う符号化手段
    とを備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】  原画像の画像信号に対して適宜数の帯
    域分割を行い、各帯域のサブバンド信号に対し動きベク
    トルとあらかじめ定められた予測モードとを利用した動
    き補償を行って、サブバンド信号の符号化を行う画像符
    号化装置において、いずれかの帯域のサブバンド信号に
    ついて動きベクトルを検出する動き検出手段と、いずれ
    かの帯域のサブバンド信号について予測モードを選択す
    るモード選択手段と、これらによって得られた動きベク
    トル及び予測モードを利用して各帯域のサブバンド信号
    の符号化を行う符号化手段とを備えたことを特徴とする
    画像符号化装置。
  3. 【請求項3】  請求項1又は2記載の画像符号化装置
    における符号化と逆の処理によって、符号化されたサブ
    バンド信号の復号化を行うことを特徴とする画像復号化
    装置。
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