JPH05292437A - 投写型テレビ - Google Patents

投写型テレビ

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Publication number
JPH05292437A
JPH05292437A JP4094289A JP9428992A JPH05292437A JP H05292437 A JPH05292437 A JP H05292437A JP 4094289 A JP4094289 A JP 4094289A JP 9428992 A JP9428992 A JP 9428992A JP H05292437 A JPH05292437 A JP H05292437A
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JP
Japan
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projection
filter
lens
ray tube
cathode ray
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Pending
Application number
JP4094289A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Kawamura
啓溢 河村
Katsumi Obara
克美 小原
Masahiro Miyazaki
正広 宮崎
Takao Kawamura
孝男 河村
Tetsuo Asano
哲夫 浅野
Kiju Endo
喜重 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】映写スクリーンの前面にコントラスト向上用フ
ィルターを配置し、上記フィルターの表面、裏面の少な
くとも一方に、少なくとも1種の所定の超微粒子を含む
溶液を塗布して、反射防止、静電気帯電防止、電磁遮
断、光選択吸収、赤外線反射、紫外線吸収の機能のうち
の少なくとも1つを付与した構成。 【効果】投写型テレビの映写スクリーンの前面に付設さ
れるコントラスト向上用フィルターに、反射防止、静電
気帯電防止、電磁遮断、光選択吸収、赤外線反射、紫外
線吸収等の各機能を付与したので、高解像度、高コント
ラスト、色純度の良いくっきりした無反射なテレビ画像
が得られ、安全で、非常に見やすく、目にやさしい投写
型テレビを低価格で製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管の画像を映写
スクリーンに投写し、拡大投写画像を得るようにした投
写型テレビに係り、特に、映像のコントラストの向上を
図り、目にやさしく見やすくする投写型テレビに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に投写型テレビは、その映写スクリ
ーンから所定の距離離した位置に投写型陰極線管を配置
し、この投写型陰極線管のフェースプレートパネル面上
に再生された画像をミラーを介して上記映写スクリーン
面上に投写させて、上記再生画像よりも拡大された投写
画像を得るものであり、直視型テレビに比較して大画面
が容易に実現できる。
【0003】なお、従来の映写スクリーンは裏面がフレ
ネル・レンズ、表面(外側の面)がレンチキュラ・レン
ズになっている。投写型テレビに内蔵された上記ミラー
で反射された投写型陰極線管からの光(映像)は、螺旋
状のプリズム構造のフレネル・レンズに到達し、そこで
一旦集められる。その後、表面拡散層であるレンチキュ
ラ・レンズによって光は左右に振り分けられる。
【0004】コントラストを向上させるために、従来の
レンチキュラ・レンズの一部には垂直に整列した黒い縦
縞が取り付けてある。これによって、通常の室内の明る
い光のもとでも、コントラストに優れた画像が得られる
ように工夫がなされている。このような映写スクリーン
の構造に関しては、米国特許第4,432,010号に
提案されている。このような黒い縦縞の外来光の吸収に
よって、下地(光っていない部分)の色は黒く沈んで見
えてコントラストを向上させることができるが、拡散反
射が少し残り、完全に黒くはならない。
【0005】そこで、さらにコントラストを向上させる
ために、映写スクリーンの前面に、透過率を全波長域に
渡って、低くコントロールした、例えばアクリル板で作
られたニュートラル着色フィルターを映写スクリーンの
前面に設置したものが提案されている。このフィルター
により、外来光の映写スクリーン表面での拡散反射が抑
えられ、下地(光っていない部分)の色は非常に黒く沈
み、コントラストがより向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、映写スクリーンの前面に取り付けたフィルターによ
ってコントラストをより向上することができたが、フィ
ルターの表面(表と裏)での外来光の反射が映像を見難
くすることが分かった。
【0007】フィルターは解像度を落さないために、透
明な歪みのない鏡面を有するアクリル板などが使用され
るので、その表面は正反射による反射像の輪郭がはっき
り見える。したがって、フィルターの映写スクリーン側
の面では、透過光の光量が落ち、画面が暗くなり、フィ
ルターの外側の面では、外来反射像によって、それぞれ
画像が見難くなる問題があり、これらを解決する必要が
あった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の投写型テレビは、映写スクリーンの前面に
配置したコントラスト向上用フィルターの表面、裏面の
少なくとも一方に、少なくとも1種の所定の超微粒子を
含む溶液を塗布して、反射防止、静電気帯電防止、電磁
遮断、光選択吸収、赤外線反射、紫外線吸収の機能のう
ちの少なくとも1つを付与した。
【0009】現在、一般に実用化されている投写型テレ
ビの大きさは、54インチや58インチなど非常に広い
面積のものであり、これに上記のような例えば反射防止
膜を形成する場合、そのプロセスは技術面、価格面から
の制約を受ける。
【0010】従来から一部に利用されているシリカ吹き
付け法、シリカコロイド塗布法、弗酸によるエッチング
法等の拡散反射防止法は、価格も安価で簡便な方法であ
るが、画像の解像度を落し、画面を白く濁らせる問題が
ある。また、光の干渉を利用した多層蒸着膜、スピン、
ディップ等により精巧に膜厚を制御して形成した化学的
形成膜等のいわゆるアンチ・リフレクション(Anti-R
eflection)膜といわれるものがあるが、これらの形成
プロセスは複雑で、装置等に莫大な費用が必要となり、
製造価格は非常に高いものとなる。
【0011】本発明者らは、いわゆるアンチ・リフレク
ション膜といわれている光の干渉を利用した反射防止特
性を有する平滑な鏡面に近い膜を、大きな面積にわたっ
て均一に低価格で簡単に形成することができ、かつ、量
産性のある方法を見出し、これによって上記の問題を一
気に解決するものである。
【0012】例えば反射防止膜を形成する手段は、平均
粒子径が可視光の波長以下のSiO2、MgF2、または
SiO2+MgF2の超微粒子を含むSi(OR)
4(R:アルキル基)のアルコール溶液を塗布し、該超
微粒子とこれらを接着固定するSiO2のバインダー等
で構成された超微粒子の整列層、例えば1個の粒子が1
層を形成するように配列させる。このように反射防止膜
を形成すると、超微粒子によりフィルター表面に形成さ
れる微小な凹凸により、光の干渉が生じ、反射防止特性
が現われる。なお、超微粒子の大きさは、可視光の波長
以下、例えば120nmとするので、人の目には透明に
見える。従って、画像に歪みのない、いわゆるアンチ・
リフレクション膜を形成することができる。
【0013】また、上記アルコール溶液に後で詳細に述
べる所定の超微粒子を添加して、静電気帯電防止、電磁
遮断、光選択吸収、赤外線反射、紫外線吸収の機能のう
ちの少なくとも1つを付与してもよい。
【0014】
【作用】本発明によれば、投写型テレビの映写スクリー
ンの前面に付設されるコントラスト向上用フィルター
に、反射防止、静電気帯電防止、電磁遮断、光選択吸
収、赤外線反射、紫外線吸収等の各機能を付与したの
で、高解像度、高コントラスト、色純度の良いくっきり
した無反射なテレビ画像が得られ、安全で、非常に見や
すく、目にやさしい投写型テレビを低価格で製造するこ
とが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0016】(投写型陰極線管の実装構成)一般に投写
型陰極線管は、映写スクリーンより所要距離離間した位
置に配置し、投写型陰極線管のフェースプレートパネル
面上の再生画像を映写スクリーン面に投写させて、上記
再生画像より拡大された投写画像を得る、いわゆる映像
投写装置に広く用いられている。
【0017】図5は投写型陰極線管を用いたカラー映像
投写装置の一例を示す要部側面図である。
【0018】同図において、rPRTは赤色画像用投写
型陰極線管、gPRTは緑色画像用投写型陰極線管、b
PRTは青色画像用投写型陰極線管であり、緑色画像用
投写型陰極線管gPRTの中心軸上には、そのフェース
プレートパネル部PNLに対向して一定距離離間した位
置に映写スクリーンが配設されている。また、上記各々
の投写型陰極線管rPRT、gPRT、およびbPRT
のフェースプレートパネル部PNLの前面側には、これ
らの中心軸と同一線上に各々投写レンズ系LNSが配置
され、上記投写型陰極線管rPRT、gPRT、および
bPRTのフェースプレートパネル部PNL上に再生さ
れた単色の画像が各々の投写レンズ系LNSによってそ
れぞれ集光拡大されて上記映写スクリーンに投写され、
それぞれ互いに3色が合成して重ね合ったカラー画像が
得られる。
【0019】このように投写型陰極線管を用いた映像投
写装置は、直視型テレビのような映像装置に比較して大
画面が容易に実現できる。
【0020】映像投写装置の一例として民生用の投写型
テレビが普及しているが、これは大画面であるがゆえに
テレビセットのコンパクト化(薄形化)が要求されてい
る。
【0021】図6は投写型陰極線管を内蔵した背面投写
型テレビの一例を示す概略正面図であり、図7は図6を
側面から見た断面構造を示す概略図である。
【0022】図7において、投写型陰極線管PRTはカ
プラーCPLを介して投写レンズLNSが結合され、テ
レビセット下方に配置されている。この投写型陰極線管
PRTからの再生画像を投写レンズLNSを通して集光
拡大させ、テレビセット上方に適当な角度で設置された
ミラーで上記拡大再生画像を反射させることにより、映
写スクリーン上に投写画像が得られる。
【0023】このような背面投写を利用した投写型陰極
線管内蔵タイプのテレビは、投写距離をかせぐことがで
き、テレビセットの奥行きが薄くなり、コンパクト化に
有利である。
【0024】図1は、映写スクリーン、およびその前面
にセットされているフィルターの要部拡大斜視図であ
る。
【0025】映写スクリーンは、図1に示すように、裏
面(投写型テレビの内部側、ミラー側)がフレネル・レ
ンズ1、表面(外側の面)がレンチキュラ・レンズ2に
なっている。図7に示すように、投写型テレビに内蔵さ
れたミラーで反射された投写型陰極線管PRTからの光
(映像)は、螺旋状のプリズム構造のフレネル・レンズ
1に到達し、そこで一旦集められる。その後、表面拡散
層であるレンチキュラ・レンズ2によって光は左右に振
り分けられる。
【0026】コントラストを向上させるために、レンチ
キュラ・レンズ2の一部には、図1に示すように、垂直
に整列した黒い縦縞が取り付けてある。これによって、
通常の室内の明るい光のもとでも、コントラストに優れ
た画像が得られるように工夫がなされている。なお、こ
のような映写スクリーンの構造に関しては、米国特許第
4,432,010号に提案されている。このような黒
い縦縞の外来光の吸収によって、下地(光っていない部
分)の色は黒く沈んで見えてコントラストを向上させる
ことができるが、拡散反射が少し残り、完全に黒くはな
らない。そこで、さらにコントラストを向上させるため
に、映写スクリーンの前面に、透過率を全波長域に渡っ
て、低くコントロールした、例えばアクリル板で作られ
たニュートラル着色フィルターを映写スクリーンの前面
に設置してある。このフィルター4により、外来光の映
写スクリーン表面での拡散反射が抑えられ、下地(光っ
ていない部分)の色は非常に黒く沈み、コントラストが
より向上する。
【0027】このコントラスト向上用フィルター4の表
面A、裏面Bの少なくとも一方には、少なくとも1種の
所定の超微粒子を含む溶液を塗布して、反射防止、静電
気帯電防止、電磁遮断、光選択吸収、赤外線反射、紫外
線吸収の機能のうちの少なくとも1つを付与してある。
以下、フィルター4にこれらの機能を付与する構成につ
いて詳細に説明する。
【0028】(超微粒子)超微粒子の機能は透明性、透
光性に支障のない限り特に限定はされないが、超微粒子
の平均粒子径としては、可視光の波長以下のものをい
う。代表的な機能は、反射防止、静電気帯電防止、電磁
遮断、光選択吸収、赤外線反射、紫外線吸収である。
【0029】反射防止用超微粒子は、例えばSiO2
MgF2、またはSiO2+MgF2である。
【0030】また、静電気帯電防止、電磁遮断用超微粒
子は、例えばSnO2、Sb23、SnO2+Sb23
In23、In23+SnO2の群から選ばれる。
【0031】また、赤外線反射、紫外線吸収用超微粒子
は、例えばSnO2、SnO2+Sb23、In23、I
23+SnO2、TiO2、ZrO2の群から選ばれ
る。
【0032】また、光選択吸収機能を付与するには、ア
シドレッドなどのキサンテン系有機染料等の所定の染
料、着色剤を用いる。
【0033】上記反射防止用超微粒子の平均粒子径は5
0〜300nmが望ましい。50nmより小さな粒子径
では形成された膜の最外表面が平坦になり過ぎて十分な
反射防止効果が得られない。一方、300nmより大き
な粒子径では拡散反射が大きくなり、その結果、白濁す
ると同時に解像度が低下するおそれがある。なお、Si
2やMgF2の反射防止用超微粒子材料はいずれもその
屈折率は1.50以下である。
【0034】帯電防止機能、電磁遮断機能、赤外線反射
機能、あるいは紫外線吸収機能を有する超微粒子の平均
粒子径は30nm以下が望ましい。30nm以下では比
較的良く分散されるが、30nm以上では分散されずに
粒子径の小さなものは、網目状に凝集するからである。
膜厚は0.2〜0.5μmが望ましい。
【0035】(フィルター)フィルターの構成材料とし
ては、プラスチック板でもガラス板でも差し支えない。
コスト、取り扱いの容易性からプラスチック板がより望
ましい。プラスチック板としては、主成分が例えばポリ
エチレン、ポリプロピレン、ウレタン、アクリル、フェ
ノール、エポキシ、メラミン、ナイロン、ポリイミド、
ポリカーボネート、ブチル、エポキシフェノール、塩化
ビニール、ポリエステル等のものが挙げられる。なお、
上記機能形成面は平板状はもちろんのこと、曲率を有し
ていてもよい。また、上記機能形成面は片面でも両面で
も差し支えない。
【0036】(塗布溶液)本発明の超微粒子膜の形成に
は、上記の所定の超微粒子にバインダーや、必要に応じ
てカップリング剤、その他添加物を加えた塗布溶液を用
いる。
【0037】フィルターがプラスチックの場合には、バ
インダーとしてSi(OR)X(ただし、Rはアルキル
基、x=2〜4、特に好ましくは3)を使用することが
望ましく、フィルターがガラスの場合には、バインダー
としてSi(OR)4を使用することが望ましい。さら
に、フィルターがプラスチックの場合には、このプラス
チック材に対する官能基を有するカップリング剤を併用
することが望ましい。
【0038】フィルターがプラスチックの場合には、こ
の高分子体と容易に反応する官能基と、Si(OR)X
(x=2〜4、特に望ましくは3)を保有するシランカ
ップリング剤、あるいは上記Si(OR)4とシランカ
ップリング剤との混合溶液を溶解したアルコール溶液
に、一方、フィルターがガラスの場合には、Si(O
R)4を溶解したアルコール溶液に、それぞれ超微粒子
を分散させる。
【0039】Si(OR)4のRとしては、一般に炭素
数1〜5のアルキル基が望ましい。一方、シランカップ
リング剤はフィルターの高分子材料によって適宜選択す
る必要がある。
【0040】また、Si(OR)4あるいはシランカッ
プリング剤を溶解させるためのアルコールは、上記Rの
炭素数の増加と共に混合アルコール溶液の粘性が高くな
るので作業性を考慮して、適宜のアルコールを選択すれ
ばよい。一般に使用可能なアルコールとしては、炭素数
が1〜5のアルコールが挙げられる。
【0041】さらに、上記の膜に静電気帯電防止効果を
付与するために、周期率表第II族、第III族金属の塩を
添加して使用してもよい。代表的な例としては、アルミ
ニウムの塩酸塩や硝酸塩、硫酸塩およびカルボン酸塩が
挙げられる。
【0042】さらに、Si(OR)4が分解するため
に、水および触媒として鉱酸、例えば硝酸などを加えて
塗膜用溶液を調整してもよい。
【0043】(前処理)塗布溶液のフィルターとの濡れ
性を考慮すると、溶液塗布の前に、アルカリ処理やフッ
素処理等の前処理を行なうのが望ましい。
【0044】(塗布方法)フィルターへの塗布溶液の塗
布方法は、例えばディッピング方法、スピニング方法、
ロールコート方法、スプレー方法等を用いることができ
る。ディッピング方法では、例えば被塗布基板(フィル
ター)を塗布液に浸した後、基板を引き上げる構成でも
よいし、塗布液を引き下げてもよい。
【0045】塗布液のフィルターに対する上昇または下
降の速度は10mm/s以下が望ましい。被塗布基板
(フィルター)は容器内に立てかけるか、あるいはこれ
に代えて容器の側面部にあけた開口から基板面を露出さ
せてもよい。後者の方法は、基板の片方の面にのみ塗布
する場合に適している。塗布液の上昇または下降は、塗
布液自体を上昇または下降させてもよいし、被塗布基板
を下降または上昇させてもよい。
【0046】塗布後の塗布面の加熱処理としては、炉中
で50〜200℃に焼成するのが実用的であるが、高圧
水銀灯等を用いて紫外線により短時間で焼成してもよ
い。
【0047】以上はディッピング方法の一例で説明した
が、プラスチック基板への塗布方法や膜表面の均質さは
問わないなら、このディッピング方法に限らず、他のデ
ィッピング方法、スピニング方法、ロールコート方法、
スプレー方法、あるいはこれらの組合せや、これらとデ
ィッピング方法との組合せも有効である。
【0048】さらに、超微粒子の塗膜の上にケイ酸エチ
ルを主成分とする塗布液を塗布することも有効である。
【0049】なお、層の数は1層でも必要により2層以
上でもよい。
【0050】(塗布装置)図3は、本発明の機能膜を形
成する装置の構成例を示す。この図において、11は被
塗布基板(フィルター)、12は塗布浴槽、13は塗布
溶液、14は加圧調整用バルブ、15はオーバーフロー
用バルブ、16は溶液タンク、17は溶液供給加圧バル
ブ、18はリーク用バルブ、19は予備タンクである。
【0051】この場合、塗布浴槽12の被塗布基板11
の取付け面には、塗布過程で塗布液および加圧ガスが漏
れないように、パッキングあるいはOリングが施されて
おり、かつ、作業性を考慮して被塗布基板11を挿入す
るだけで塗布浴槽12の取付け面をシールできるように
なっている。
【0052】次に、超微粒子が混合された塗布溶液13
を塗布浴槽12と被塗布基板11との間に形成された空
間に導入した。この塗布液13の導入は、まずオーバー
フロー用バルブ15および溶液供給加圧バルブ17を開
にした。
【0053】この操作により溶液タンク16に充填され
ている塗布溶液13を加圧して被塗布基板11の表面上
に満たし、一部をオーバーフローバルブ15から予備タ
ンク19に入れた。このことにより被塗布基板11の表
面上あるいは経路上に付着しているゴミ等をオーバーフ
ローさせた溶液と共に予備タンク19に排出することが
できた。
【0054】次に、オーバーフロー用バルブ15および
溶液供給加圧バルブ17を閉にした後、加圧調整用バル
ブ14とリーク用バルブ18を開にすると、被塗布基板
11の表面に満たされている塗布溶液13は溶液タンク
16に戻された。この場合、加圧調整用バルブ14に加
えるガス圧とリーク用バルブ18の開閉度とによって、
塗布溶液13が被塗布基板11の表面上を一定の速度で
下降する速度を調整することができた。
【0055】図4は他の装置の構成例を示す。この図に
おいて、51はプラスチックからなる被塗布基板で複数
枚を治具52に立てかけ、塗布浴槽12内に納めてい
る。
【0056】この場合、塗布浴槽12の被塗布基板51
と治具52を入れる入り口には、塗布過程で塗布液およ
び加圧ガスが漏れないようにパッキンあるいはOリング
が施されている。
【0057】次に、超微粒子が混合された塗布溶液を塗
布浴槽12の空間に導入した。この塗布液の導入は、ま
ず、オーバーフロー用バルブ15および溶液供給加圧バ
ルブ17を開にした。この操作により溶液タンク16に
充填されている塗布溶液13を加圧して塗布浴槽12内
に満たし、一部をオーバーフローバルブ15から予備タ
ンク19に入れた。
【0058】次に、オーバーフロー用バルブ15および
溶液供給加圧バルブ17を閉にした後、加圧調整用バル
ブ14とリーク用バルブ18を開にすると、塗布浴槽1
2内に満たされている塗布溶液13は溶液タンク16に
戻された。この場合、加圧調整用バルブ14に加えるガ
ス圧とリーク用バルブ18の開閉度とによって、塗布溶
液13が複数枚の基板51の各両面上を一定速度で下降
する速度を調整することができた。
【0059】(具体的実施例)次に、具体的な実施例に
ついて述べる。
【0060】実施例1 まず、エチルシリケート〔Si(OC254〕をエタ
ノールに溶解し、さらに加水分解のためのH2Oと、触
媒としてのHNO3とを添加した溶液を作り、この溶液
に粒子径120nmのほぼ球形のSiO2超微粒子を重量
%で10%と、粒子径6nmのSnO2超微粒子を重量%
で2%添加する。このとき、充分分散するように溶液の
PHを調整する。
【0061】次に、この溶液を上記方法により被塗布基
板11の表面に満たし、1.0mm/sの速度で塗布液
を降下して塗布を行った。その後、150℃で30分間
空気中で焼成し、エチルシリケート〔Si(OC25
4〕を分解した。溶液に添加したSiO2超微粒子は、分
解してできたSiO2がバインダーの役目を果たすの
で、お互いに強固に接着されると同時に、基板表面とも
強固に接着、固定される。この方法により、基板表面に
は超微粒子による均一な連続した凹凸を形成することが
できた。
【0062】この膜を形成した基板表面に、入射角5°
で光を入射させ、反射率を測定した結果、550nmに
おいて0.08%の低反射率が得られた。
【0063】一方、この膜の表面抵抗値を測定した結
果、約108Ω/□であり、静電気帯電防止性能は優れ
ていた。
【0064】また、この膜の実用的な強度も充分にあ
り、消しゴム(ライオン社製、50−30タイプ)を用
いて1kgの荷重で50回擦った結果、反射率は0.1
%程度変化しただけで、膜品質上は全く問題がなかっ
た。
【0065】また、上記実施例では、Si(OR)4
してRがエチル基の例を示したが、前述のとおりR=C
nHm(m=2n+1)としたとき、n=1〜5の範囲
で実施可能であり、nが大きくなる場合、溶液の粘性が
少し高くなるので溶媒としては作業性を考慮してそれに
応じたアルコールを選択すればよい。
【0066】実施例2 次に、別の実施例について述べる。
【0067】まず、γ−メタクリルオキシプロピルトリ
メトキシシランを含むエチルシリケート〔Si(OC2
53〕をエタノールに溶解し、さらに加水分解のため
のH2Oと、触媒としてのHNO3とを添加した溶液を作
り、この溶液に粒子径120nmのほぼ球形のSiO2
微粒子を重量%で10%と、粒子径6nmのSnO2
微粒子を重量%で2%添加し、充分分散するように溶液
のPHを調整した。
【0068】次に、この溶液を上記方法により塗布浴槽
12内に満たし、1.0mm/sの速度で塗布液を降下
して塗布を行った。その後、150℃で30分間空気中
で焼成し、エチルシリケートを分解した。溶液に添加し
たSiO2超微粒子は、分解してできたSiO2がバイン
ダーの役目を果たすので、お互いに強固に接着されると
同時に、基板表面とも強固に接着、固定される。この方
法により、基板表面には超微粒子による均一な連続した
凹凸を形成することができた。
【0069】(反射防止特性)図2は、超微粒子が整然
と規則正しく基板(フィルター)上に塗布された場合の
断面模式図を示す。6は超微粒子、5はバインダー層、
7は基板である。この場合、n0は空気の屈折率、n1
空気側の超微粒子da層の屈折率、n2は膜内側の超微
粒子da層の屈折率、nsは超微粒子とバインダーとで
形成される層の屈折率、ngは基板の屈折率とすると、
da層の反射率Raは式(数1)で、db層の反射率R
bは式(数2)でそれぞれ示すことができる。
【0070】
【数1】
【0071】ただし、δa=2π/λ(n1+n2)・da
【0072】
【数2】
【0073】ただし、δb=2π/λ(2ns)・db 次に、合計の反射率Rは、次の式で示すことができる。
【0074】 R=Ra+Rb …数3 Raは、n0=1.0、n1=1.10、n2=1.38、n
s=1.47と仮定すると、λ=550nmで約0.19
%となる。また、Rbは、基板をガラス板とすると、n
g=1.53、他の屈折率はRaの場合と同一と仮定する
と、λ=550nmで約0.04%となり、Rは0.23
%となって、何もコートしない鏡面の反射率が4.2%
であるのと比較して優れた反射防止特性を示すことが分
かる。
【0075】(投写型陰極線管の集束方式)図8は投写
型陰極線管、特に電磁レンズと静電レンズを併用した複
合集束タイプの投写型陰極線管の一実施例を示す図で、
上側は要部半断面図、下側は要部半側面図である。
【0076】同図において、ガラスバルブBLBのネッ
ク部NCK内部には、電子ビームBEMを放射、制御、
加速、および集束させる電子銃GUNが収納されてお
り、ガラスバルブBLBのパネル部PNLつまり前面側
には、その内面に単色の蛍光面SRNが被着形成され
て、投写型陰極線管PRTが構成されている。また、ガ
ラスバルブBLBのファンネル部FNLの周囲には、電
子銃GUNから発射された電子ビームBEMを水平、垂
直方向に偏向させるための偏向ヨークDYが取付けら
れ、蛍光面SRN全面を発光させる。さらに、上記偏向
ヨークDYのネック側に隣接して順次、各色の投写型陰
極線管PRTで再生された画像の色ズレ(ミスコンバー
ゼンス)を補正するためのコンバーゼンスヨークCY
と、電子ビームBEMのフリースポット位置を調整する
センタリングマグネットBCMと、電子ビームBEMの
集束を行うための電磁レンズMFLを形成するフォーカ
スマグネットMFMが取付けられている。さらにまた、
電子銃GUNが収納されているネック部NCKの外周に
は、上記フォーカスマグネットMFMで形成された電磁
レンズMFLの中心軸と電子ビームBEMの通過軸を補
正するためのビームアライメントマグネットBAMが取
付けられている。
【0077】上記構造の投写型陰極線管PRTの集束機
構は、まず、電子銃GUNの静電電極に所定の固定電圧
を印加して、静電補助レンズSFLを形成し、電子ビー
ムBEMの予備集束を行う。次に、外付けのフォーカス
マグネットMFM内の永久磁石による定常磁界とフォー
カスマグネットMFM内のヨークの補助コイルによる補
正磁界により電磁レンズMFL(メインレンズ)を形成
し、電子ビームBEMの主集束を行う。
【0078】このように、電磁レンズの前段に静電補助
レンズを設けることにより、電磁レンズに入射する電子
ビームの入射角を制御し、大電流時の発散角の拡がりを
抑えることができるため、収差の少ない電磁レンズの中
心部分を使用することができる。また、電子ビームを絞
るメインレンズとして外磁形の電磁レンズを使用するこ
とにより、静電レンズに比べネック径の制限を受けずに
レンズ口径を拡大できるため、球面収差を低減できる。
しかるに、投写型陰極線管に上記のような電磁レンズと
静電レンズを併用した複合集束方式を採用することで、
小電流領域から大電流領域まで良好なフォーカス特性が
期待できる。すなわち、輝度を落とさずに解像度が上が
る。
【0079】(蛍光面周辺構造)投写画像の高輝度化を
はかることのできる投写型陰極線管として、パネルの内
表面に多層干渉膜を設け、その干渉膜の透過特性の角度
依存性を利用して蛍光面から放射される光に指向性を持
たせ、投写レンズに取り込まれる光量を増大させること
のできる投写型陰極線管を適用した。
【0080】また、図6、図7で説明した背面投写型テ
レビのように最近の投写型テレビは、ますますコンパク
ト化の傾向にあり、その投写距離が短く画角が広がって
いる。これに伴い、従来のフラットな蛍光面では、スク
リーン周辺部で画像がぼけるいわゆる像面湾曲の増大
や、スクリーン周辺輝度の低下が生じ、さらに、干渉膜
を設けた場合、光出力が指向性分布となるため、スクリ
ーン周辺輝度において不利である。この対策として、蛍
光面周辺部の光軸を投写レンズの瞳方向(中心部)に傾
けるように蛍光面を非球面化した。
【0081】図9は干渉膜付投写型陰極線管の一実施例
の概略構成を示す要部断面図である。
【0082】この干渉膜付投写型陰極線管は、ネック側
に所定の曲率で湾曲した内面を有するパネルPNLの内
表面に順次多層干渉膜MIF、蛍光体層PH、およびメ
タルバック層MBK(アルミニウム蒸着膜)を設け、該
パネルPNLのシール面をフリットガラスFRTを溶融
してファンネルFNLのシール面に固着した構成からな
り、金属製のコンタクトスプリングCSPを介してパネ
ルPNL(メタルバック層MBK部分)とファンネルF
NL(高圧供給アノードキャップACP部分)の間の高
圧導通を得ている。
【0083】図10は図9で示す干渉膜付近の出射光路
を説明するための要部拡大断面図である。
【0084】同図において、多層干渉膜MIFは酸化チ
タン(TiO2)と酸化ケイ素(SiO2)との積層(1
6〜21層)からなる。蛍光体粒子phから発光された
光LGTは、干渉膜MIFに対する入射角がある所定値
を越えると干渉膜MIFで全反射し(蛍光体粒子phか
ら広がって入射した光LGT)、ある所定角度以下で入
射した光LGTだけパネルPNLから出射する。これ
は、干渉膜MIFの透過率が干渉膜MIFへの入射角に
より大きく変わるために生じるもので、干渉膜MIFに
対してほぼ垂直(入射角0)に近い光LGTだけが出て
くるので、パネルPNL前面に配置された投写レンズ
(図示せず)に取り込まれる光出力が大きくなる。
【0085】(冷却方式)投写型テレビには、高輝度投
写型陰極線管を用いることが望まれるが、高輝度投写型
陰極線管は高出力であり、蛍光面の電流密度は直視型陰
極線管に比べ100倍以上にも達する。このためにこれ
を長時間にわたって動作させる場合、蛍光面の発熱や、
前面パネルの昇温による投写スクリーン上での投写カラ
ー画像のホワイトバランス劣化などの信頼性に対する配
慮として、投写型陰極線管パネルの冷却が必要である。
【0086】図11は投写型陰極線管の冷却方式の一例
の概略構成を示す要部断面図である。
【0087】同図において、投写型陰極線管PRTのパ
ネル部PNLと投写レンズLNSの間を液体冷媒CLM
で満たし、枠状の放熱効果を有するカプラーCPLを介
して投写型陰極線管PRTと投写レンズLNSが直結し
ている。
【0088】上記冷却構造の投写型陰極線管は、液体冷
媒CLMの対流によって蛍光面パネル部PNLから発生
する熱がカプラーCPLを通して外部に放散されること
になり、蛍光面パネル部PNLの表面温度上昇を抑え、
安定した画像を得ることができる。
【0089】また、このようなレンズ直結液冷方式で
は、投写型陰極線管PRTと投写レンズLNSとの間に
空気層が存在しないため、投写レンズLNSの入射面で
の反射によるコントラスト低下が抑えられる。
【0090】以上、本発明を実施例に沿って説明した
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
投写型テレビの映写スクリーンの前面に付設されるコン
トラスト向上用フィルターに、反射防止、静電気帯電防
止、電磁遮断、光選択吸収、赤外線反射、紫外線吸収等
の各機能を付与したので、高解像度、高コントラスト、
色純度の良いくっきりした無反射なテレビ画像が得ら
れ、安全で、非常に見やすく、目にやさしい投写型テレ
ビを低価格で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための映写スクリーン部およ
びフィルターの要部拡大斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係るフィルター表面の超微
粒子膜の断面模式図である。
【図3】本発明の一実施例に係るフィルター表面処理装
置の構成図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るフィルター表面処理
装置の構成図である。
【図5】カラー映像投写装置の一例を示す要部側面図で
ある。
【図6】本発明による背面投写型テレビの一例を示す概
略正面図である。
【図7】図6に示す背面投写型テレビの概略断面図であ
る。
【図8】本発明による複合集束方式投写型陰極線管の一
実施例を示す要部半断面図および半側面図である。
【図9】本発明による干渉膜付投写型陰極線管の一実施
例を示す要部断面図である。
【図10】図9に示す干渉膜付投写型陰極線管の要部拡
大断面図である。
【図11】本発明による投写型陰極線管の冷却方式の一
例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1…フレネル・レンズ、2…レンチキュラ・レンズ、3…
黒色縞、4…フィルター、A…フィルター外表面、B…
フィルター内表面。5…バインダー層、6…超微粒子、
11…基板、12…塗布浴槽、13…塗布溶液、14…
加圧調整用バルブ。15…オーバーフロー用バルブ、1
6…溶液タンク、17…溶液供給加圧バルブ、18…リ
ーク用バルブ、51…プラスチック基板、52…基板固
定治具。rPRT…赤色画像用投写型陰極線管、gPR
T…緑色画像用投写型陰極線管、bPRT…青色画像用
投写型陰極線管、PNL…パネル部、LNS…投写レン
ズ、PRT…投写型陰極線管、CPL…カプラー。
フロントページの続き (72)発明者 河村 孝男 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所茂原工場内 (72)発明者 浅野 哲夫 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所茂原工場内 (72)発明者 遠藤 喜重 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映写スクリーンの前面にコントラスト向上
    用フィルターを配置し、上記フィルターの表面、裏面の
    少なくとも一方に、少なくとも1種の所定の超微粒子を
    含む溶液を塗布して、反射防止、静電気帯電防止、電磁
    遮断、光選択吸収、赤外線反射、紫外線吸収の機能のう
    ちの少なくとも1つを付与したことを特徴とする投写型
    テレビ。
JP4094289A 1992-04-14 1992-04-14 投写型テレビ Pending JPH05292437A (ja)

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