JPH05292411A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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Publication number
JPH05292411A
JPH05292411A JP8715492A JP8715492A JPH05292411A JP H05292411 A JPH05292411 A JP H05292411A JP 8715492 A JP8715492 A JP 8715492A JP 8715492 A JP8715492 A JP 8715492A JP H05292411 A JPH05292411 A JP H05292411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signals
signal
television
video
Prior art date
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Pending
Application number
JP8715492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Nakajima
康久 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8715492A priority Critical patent/JPH05292411A/ja
Publication of JPH05292411A publication Critical patent/JPH05292411A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベースバンドの外部入力を持つテレビ受信機と
の接続を容易とし、また周波数変換に起因する画質劣化
を低減する。 【構成】AM変調(DSB方式)されたテレビジョン信
号を増幅器5を介して周波数変換器6に供給する。変換
器6には局部発振器7より映像搬送波と同じ周波数の局
部発振信号を供給し、ベースバンドのテレビジョン信号
STV(映像信号SVとFM音声信号SAFMの合成信号)
を得る。テレビジョン信号STVよりLPF22で映像信
号SVを抜きだ出して出力端子23に導出する。テレビ
ジョン信号STVよりFM音声信号SAFMを抜き出し、F
M復調器16で音声信号SAを復調して出力端子24に
導出する。端子23,24にベースバンド信号SV,S
Aを出力するため、ベースバンドの外部入力を持つテレ
ビ受信機に容易に接続できる。映像信号の周波数変換処
理は変換器6による1回のみであり、周波数変換による
画質劣化を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビデオワイヤ
レス送受信システム等の受信系に使用して好適な受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオワイヤレス送受信システムが知ら
れている。このビデオワイヤレス送受信システムは、ア
メリカ等で普及している屋内用送受信システムである。
図3は、従来のビデオワイヤレス送受信システムの構成
を示すブロック図である。
【0003】図において、1はビデオワイヤレス送信機
である。図示せずもビデオカメラやビデオデッキ(VT
R)等からのテレビジョン信号STVが、送信機1によっ
て所定周波数の映像搬送波でAM変調(DSB方式)さ
れた後、送信アンテナ2を介して送信される。なお、テ
レビジョン信号STVは、周知のように映像信号SVと
4.5MHzの音声搬送波でFM変調されたFM音声信
号SAFMとの合成信号である。
【0004】ここで、アメリカにおいてはテレビチャネ
ルの周波数帯域が890MHzまであり、これよりも高
い周波数帯域が市民バンドとして使用されている。その
ため、ビデオワイヤレス送受信システムにおける送信周
波数(映像搬送波)は902〜928MHzとされてい
る。
【0005】また、受信アンテナ3で受信されたAM変
調されたテレビジョン信号は、受信機4を構成する高周
波増幅器5に供給されて増幅されたのち周波数変換器6
に供給される。周波数変換器6には局部発振器7より局
部発振信号が供給され、テレビジョン信号の映像搬送波
が、例えばVHF帯の3チャネル、4チャネルあるいは
その近傍の周波数になるように周波数変換される。局部
発振器7より出力される局部発振信号の周波数は可変抵
抗器7aで設定される。
【0006】周波数変換器6より出力されるテレビジョ
ン信号は検波器8に供給され、この検波器8の出力信号
はAGC回路9に制御信号として供給される。そして、
AGC回路9によって高周波増幅器5の増幅率が制御さ
れ、周波数変換器6より出力されるテレビジョン信号の
レベルが一定となるようにAGC制御される。
【0007】また、周波数変換器6で周波数変換された
テレビジョン信号はバッファ10を介してテレビ受信機
11のチューナ12に供給される。チューナ12で選局
されて出力される中間周波信号は映像検波手段を有して
なる中間周波増幅器13に供給される。そして、この中
間周波増幅器13より映像信号SVが出力される。
【0008】また、中間周波増幅器13より得られるF
M音声信号SAFMは中心周波数が4.5MHzのバンド
パスフィルタ15を介してFM復調器16に供給され
る。そして、このFM復調器16より音声信号SAが出
力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように図3の
例においては、テレビ受信機11を使用してテレビジョ
ン信号の復調が行なわれる。そのため、このテレビ受信
機11に既にTVゲーム装置やVTR等がRF接続され
て使用されている場合には、受信機4とこれらの機器の
接続を切り換えたり、アンテナスイッチ(図示せず)を
使用して切り換えたりしなければならず、RF接続によ
るテレビ受信機への複数接続はユーザーの使い勝手上限
界があった。
【0010】また、図3の例においては、受信機4の周
波数変換器6、テレビ受信機11のチューナ12、中間
周波増幅器13の映像検波手段でもって3回の周波数変
換が行なわれるため、復調後の映像信号SVによる画質
等の劣化が比較的大きかった。
【0011】そこで、この発明では、ベースバンドの外
部入力を持つテレビ受信機との接続を容易とすると共
に、周波数変換に起因する画質劣化を低減するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、AM変調さ
れた映像信号が供給される周波数変換器と、この周波数
変換器に供給される局部発振信号を得るための局部発振
器とを備え、局部発振信号の周波数をAM変調された映
像信号の映像搬送波と同じ周波数に合わせ、周波数変換
器よりベースバンドの映像信号を得ることを特徴とする
ものである。
【0013】
【作用】上述構成においては、周波数変換器より直接ベ
ースバンドの映像信号が出力されるため、ベースバンド
の外部入力を持つテレビ受信機との接続が容易となる。
つまり、RF接続に依らずにテレビ受信機との接続が可
能となる。また、ベースバンドの映像信号を得るための
周波数変換処理が1回で済み、周波数変換による画質劣
化を低減することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。この図1において、図3と対応
する部分には同一符号を付して重複説明は省略する。
【0015】送信機1より送信アンテナ2を介して送信
されて(図3参照)、受信アンテナ3で受信されるAM
変調(DSB方式)されたテレビジョン信号は、受信機
20の入力端子21を介して高周波増幅器5に供給され
て増幅されたのち周波数変換器6に供給される。
【0016】周波数変換器6には局部発振器7よりAM
変調されたテレビジョン信号の送信周波数(映像搬送
波)と同じ周波数の局部発振信号が供給される。そのた
め、周波数変換器6からはベースバンドのテレビジョン
信号STV(映像信号SVとFM音声信号SAFMの合成信
号)が出力される。なお、局部発振器7としては、自励
型発振回路の他に、近年実用化されているPLL発振回
路を使用してもよい。
【0017】図2は、周波数変換器6の動作を示す周波
数スペクトラムである。変換前のテレビジョン信号はA
M変調(DSB方式)されており、その周波数スペクト
ラムは図2の右側に示すようになる。fpは映像搬送波
周波数、fs,fs′はそれぞれfpより±4.5MHz
だけ離れた音声搬送波周波数である。
【0018】ここで、上述したように局部発振信号の周
波数foscを映像搬送波周波数fpと同じに設定すると、 fp−fosc=fp−fp=0 fs−fosc=fs−fp=4.5MHz=fs″ fs′−fosc=|fs′−fp|=4.5MHz=fs″ となり、変換後のテレビジョン信号のスペクトラムは図
2の左側に示すようになり、ベースバンドのテレビジョ
ン信号STV(映像信号SVとFM音声信号SAFMの合成
信号)となることがわかる。
【0019】図1に戻って、周波数変換器6からのベー
スバンドのテレビジョン信号STVはカットオフ周波数が
4.2MHzのローパスフィルタ22に供給される。こ
のローパスフィルタ22で抜き出される映像信号SVは
バッファ10を介して出力端子23に導出される。
【0020】また、周波数変換器6からのベースバンド
のテレビジョン信号STVは中心周波数が4.5MHzの
バンドパスフィルタ15に供給され、このバンドパスフ
ィルタ15で抜き出されるFM音声信号SAFMはFM復
調器16に供給される。そして、FM復調器16で復調
される音声信号SAは出力端子24に導出される。
【0021】また、バッファ10より出力される映像信
号SVは同期検出器25に供給され、この同期検出器2
5の検出信号がFM復調器16にミューティング制御信
号として供給される。すなわち、同期検出器25で同期
信号が検出されないときは、FM復調器16からの音声
出力がミューティングされる。
【0022】また、バンドパスフィルタ15より出力さ
れるFM音声信号SAFMは検波器8に供給され、この検
波器8の出力信号はAGC回路9に制御信号として供給
される。そして、AGC回路9によって高周波増幅器5
の増幅率が制御され、バンドパスフィルタ15より出力
されるFM音声信号SAFMのレベルが一定となるように
AGC制御される。
【0023】このように本例においては、周波数変換器
6より直接ベースバンドのテレビジョン信号STVが出力
され、出力端子23,24にそれぞれ映像信号SV、音
声信号SAが得られるため、ベースバンドの外部入力を
持つテレビ受信機に容易に接続することができる。これ
により、TVゲーム装置やVTR等のRF接続と競合す
ることがなく接続することができ、使い勝手が向上する
利益がある。
【0024】また、周波数変換器6より直接ベースバン
ドのテレビジョン信号STVを得るものであり、周波数変
換処理の回数を従来に比べて少なくでき、周波数変換に
よる画質や音質劣化を低減することができる。
【0025】また、AGC回路9に供給する制御信号を
バンドパスフィルタ15より出力されるFM音声信号S
AFM(音声搬送波周波数が4.5MHz)を検波器8で
検波して得るものであり、例えば入力端子21に供給さ
れる902〜928MHzのAM変調されたテレビジョ
ン信号を検波して制御信号を得るものに比べて、AGC
回路系の構成が容易となり、またAGC制御の精度を向
上させることができる。
【0026】なお、この発明はビデオワイヤレス送受信
システムの受信系に使用した例を述べたが、この発明は
AM変調された映像信号を受信するその他の送受信シス
テムの受信系にも同様に適用できることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、周波数変換器より直
接ベースバンドの映像信号が出力されるため、ベースバ
ンドの外部入力を持つテレビ受信機との接続が容易とな
り、TVゲーム装置やVTR等のRF接続と競合するこ
とがなくテレビ受信機に接続でき、使い勝手が向上する
利益がある。また、ベースバンドの映像信号を得るため
の周波数変換処理を少なくでき、周波数変換による画質
劣化を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る受信装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】周波数変換器における変換前と変換後の周波数
スペクトラムを示す図である。
【図3】従来のビデオワイヤレス送受信システムの構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 受信アンテナ 5 高周波増幅器 6 周波数変換器 7 局部発振器 8 検波器 9 AGC回路 20 受信機 21 入力端子 23,24 出力端子 25 同期検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AM変調された映像信号が供給される周
    波数変換器と、この周波数変換器に供給される局部発振
    信号を得るための局部発振器とを備え、 上記局部発振信号の周波数を上記AM変調された映像信
    号の映像搬送波と同じ周波数に合わせ、 上記周波数変換器よりベースバンドの映像信号を得るこ
    とを特徴とする受信装置。
JP8715492A 1992-04-08 1992-04-08 受信装置 Pending JPH05292411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8715492A JPH05292411A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8715492A JPH05292411A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 受信装置

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JPH05292411A true JPH05292411A (ja) 1993-11-05

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ID=13907071

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JP8715492A Pending JPH05292411A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 受信装置

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