JPH05291926A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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Publication number
JPH05291926A
JPH05291926A JP9465892A JP9465892A JPH05291926A JP H05291926 A JPH05291926 A JP H05291926A JP 9465892 A JP9465892 A JP 9465892A JP 9465892 A JP9465892 A JP 9465892A JP H05291926 A JPH05291926 A JP H05291926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
sensing
load
electric device
detection circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP9465892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yanagi
康裕 柳
Yuji Nakagawa
裕司 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9465892A priority Critical patent/JPH05291926A/ja
Publication of JPH05291926A publication Critical patent/JPH05291926A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気機器から手を離すと自動的にオフになるス
イッチを提供する。 【構成】センシング部10をヘアドライヤ2のグリップ
2aに設ける。センシング部10は、内側電極11と外
側電極12とを略同一平面上に近接させて配置した検知
エレメント1を少なくとも1個備える。外側電極12に
はパルス電圧を印加し、内側電極11での検出電流の波
高値の変化を検知回路3で検出することによって、グリ
ップ2aを手で把持したことを検出する。検知回路3
は、グリップ2aが把持されるとスイッチ要素5をオン
にしてヘアドライヤ2に内蔵されたヒータやファンであ
る負荷6に通電する。グリップ2aを離せば、スイッチ
要素5がオフになり負荷6への通電が停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘアドライヤ、電気カ
ミソリのように手で持って使用する電気機器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気機器に用いられているスイ
ッチは、機械式のスイッチであって押操作やスライド操
作を要するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のスイッチ
は、オン・オフのために意識的に操作することが必要で
ある。すなわち、ヘアドライヤや電気カミソリのような
手で持って使用する電気機器では、負荷をオフにする際
には、スイッチの操作部を操作することが必要である。
したがって、使用途中で電気機器を机などの上に一旦置
いて使用を中断する際には、スイッチをオフにせずに置
くことがあり、電力が無駄に消費されたり、そのままス
イッチを切り忘れたりすることがあるという問題が生じ
ている。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、手を離すと自動的に負荷がオフになるように
して、無駄な電力消費やスイッチの切り忘れを防止する
ことができるようにした電気機器を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、一対の電極を略同一平面上に近接させ
て配置した検知エレメントを備えるセンシング部と、検
知エレメントの一方の電極にパルス電圧を印加し人体の
接近に伴う他方の電極での検出電流の波高値の減少に基
づいてオン信号を発生させる検知回路と、検知回路から
オン信号が発生すると負荷をオンにするスイッチ要素と
を備え、手で把持するグリップを有しスイッチ要素によ
りオン・オフされる負荷を備えた電気機器におけるグリ
ップの要所にセンシング部を配置しているのである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、人体の接近ないし接触を検
知する検知エレメントを備えたセンシング部を電気機器
のグリップに設け、センシング部の周囲状態の変化を検
知回路で検出して負荷をオン・オフするので、電気機器
のグリップを持つだけで負荷をオン・オフすることがで
きる。すなわち、意識的に操作することなく、電気機器
を使用するためにグリップを持つだけで負荷がオンにな
り、電気機器の使用を止めてグリップから手を離せば負
荷がオフになるのであって、無駄な電力消費やスイッチ
の切り忘れなどが防止できるのである。
【0007】
【実施例】本実施例では、電気機器としてヘアドライヤ
を示す。すなわち、図1(a)に示すように、ヘアドラ
イヤ2を使用する際に手で把持する部分であるグリップ
2aの要所に検知エレメント1を備えたセンシング部1
0を配備し、センシング部10での検知結果に基づいて
ヘアドライヤ2に内蔵した負荷であるヒータおよびファ
ンをオン・オフさせるのである。
【0008】検知エレメント1は、図2に示すように、
内側電極11と、内側電極11の外周を全周に亙って囲
む外側電極12とを略同一平面上に配置したシート状に
形成される。内側電極11および外側電極12は絶縁体
のベース13に積層ないし埋設される。図3に示すよう
に、内側電極11は検出用のトランジスタQのベースに
接続され、外側電極12には矩形波であるパルス電圧が
駆動信号drv として印加される。すなわち、駆動信号dr
v を外側導体12に印加すれば、内側導体11では駆動
信号drv の立ち上がりと立ち下がりとに対応した電流が
検出される。
【0009】検知エレメント1の周囲に物体が存在しな
ければ、図4(a)のように、内側電極11と外側電極
12との間にのみ電荷が分布している。一方、図4
(b)のように、検知エレメント1に対して人体のよう
な大地間容量が大きくなる物体が接近すると、外側電極
12と物体との間にコンデンサが形成されることにな
る。このコンデンサは大地へのバイパスコンデンサとし
て機能するから、駆動信号drv の立ち上がりと立ち下が
りとに対応して内側電極11で検出される電流の波高値
が、物体が存在しないときよりも低減することになる。
すなわち、物体が存在しないときに電流の波高値が図5
(a)のようであるとすれば、物体が存在するときには
図5(b)のように波高値が低減するのである。したが
って、トランジスタQのコレクタより出力される検出信
号sen の波高値に基づいて物体の存否を判定できること
になる。
【0010】すなわち、検出信号sen は後述する検知回
路に入力される。検知回路では、電源投入時の検出信号
sen の波高値(すなわち、検出電流の波高値)に基づい
て求めた基準値を記憶し、以後の検出信号sen の波高値
と基準値とを比較する。検出信号sen の波高値が基準値
よりも小さくなると物体が接近したものとして2値の出
力信号を反転させるのである。この出力信号によりリレ
ー等のスイッチ要素を制御すれば、負荷をオン・オフす
ることができる。
【0011】人体検知センサのセンシング部10は、上
述した検知エレメント1を少なくとも1個用いることに
よって構成される。多数個の検知エレメント1を用いて
センシング部10を形成する場合には、図6に示すよう
に検知エレメント1をマトリクス状に配列すればよい。
多数個の検知エレメント1を備えるセンシング部10を
形成すれば、個々の検知エレメント1での検出結果のば
らつきを相殺して検知感度を安定化したり、面積の広い
物体を検知することが可能になる。この場合、行または
列ごとに検知エレメント1をスキャンして状態変化を検
出すればよい。多数個の検知エレメント1を有する場合
でも全体をシート状に形成することができる。
【0012】上記構成のセンシング部10を用いてヘア
ドライヤ2をオン・オフするには、上述したように、ヘ
アドライヤ2のグリップ2aにセンシング部10を配備
する。ここでは、センシング部10は1個の検知エレメ
ント1を備えたものを用いる。センシング部10は、グ
リップ2aの表面、内面、内部のいずれでも設けること
ができるが、センシング部10の破損を防止するために
は、成形品よりなるグリップ2aの内部に埋設するか、
あるいは、グリップ2aの内面側に設けるのが望まし
い。
【0013】センシング部10の外側電極12には、図
1(b)に示すように、マイクロコンピュータよりなる
検知回路3からの駆動信号drv が印加される。駆動信号
drvは20m秒の周期を有した矩形波である。内側電極
11にはトランジスタQのベースが接続されているか
ら、トランジスタQのコレクタから検出信号sen が得ら
れ、信号処理部4を通して検出信号sen の波高値に対応
する信号が検知回路3に入力される。信号処理部4で
は、駆動信号drv の立ち上がりおよび立ち下がりに対応
して発生する図5のような微分波形の信号に基づいて、
微分波形の波高値に比例する波高値を有した矩形波の信
号を出力する。検知回路3では上述したように作成した
基準値と検出信号sen の波高値とを駆動信号drv を送出
するたびに比較し、波高値が基準値以下になる状態が1
00m秒以上継続すると(すなわち、5個以上の駆動信
号drv に対して波高値が基準値以下であると)、グリッ
プ2aが把持されているものと判断して2値の出力信号
を反転させる。すなわち、オン信号を出力し、リレー等
のスイッチ要素5をオンにしてヒータやファン等の負荷
6に通電するのである。
【0014】一方、グリップ2aが把持されたことを検
知した後に、検出信号sen の波高値が基準値以下になる
状態が100m秒以上継続すると、検知回路3はグリッ
プ2aから手が離されたものと判断してスイッチ要素5
をオフにし、負荷6への通電を停止するのである。上述
の例では電気機器としてヘアドライヤを想定している
が、他の電気機器においても本発明の技術思想が適用で
きるのはいうまでもなく、たとえば、電気カミソリ、芝
刈機、電動工具などにおいてもグリップにセンシング部
10を配置して負荷のオン・オフを行うことができる。
また、上記実施例では1個の検知エレメント1を備えた
センシング部10を用いた例を示したが、複数個の検知
エレメント1を備えたセンシング部10を用いてもよい
のはもちろんのことである。電気機器への電源としては
商用交流電源であることが望ましい。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、人体の接近ない
し接触を検知する検知エレメントを備えたセンシング部
を電気機器のグリップに設け、センシング部の周囲状態
の変化を検知回路で検出して負荷をオン・オフするの
で、電気機器のグリップを持つだけで負荷をオン・オフ
することができるという効果がある。すなわち、意識的
に操作することなく、電気機器を使用するためにグリッ
プを持つだけで負荷がオンになり、電気機器の使用を止
めてグリップから手を離せば負荷がオフになるのであっ
て、無駄な電力消費やスイッチの切り忘れなどが防止で
きるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示し、(a)は電気機器の斜視図、
(b)は回路図である。
【図2】実施例に用いる検知エレメントの平面図であ
る。
【図3】実施例の要部回路図である。
【図4】実施例の原理説明図である。
【図5】実施例の動作説明図である。
【図6】実施例に用いるセンシング部の一例を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 検知エレメント 2 ヘアドライヤ 2a グリップ 3 検知回路 5 スイッチ要素 6 負荷 10 センシング部
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、一対の電極を略同一平面上に近接させ
て配置した検知エレメントを備えるセンシング部と、検
知エレメントの一方の電極にパルス電圧を印加し人体の
接近に伴う両電極の静電容量の減少に基づいてオン信号
を発生させる検知回路と、検知回路からオン信号が発生
すると負荷をオンにするスイッチ要素とを備え、手で把
持するグリップを有しスイッチ要素によりオン・オフさ
れる負荷を備えた電気機器におけるグリップの要所にセ
ンシング部を配置しているのである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】検知エレメント1の周囲に物体が存在しな
ければ、図4(a)のように、内側電極11と外側電極
12との間にのみ電荷が分布している。一方、図4
(b)のように、検知エレメント1に対して人体のよう
な大地間容量が大きくなる物体が接近すると、外側電極
12と物体との間にコンデンサが形成されることにな
る。このコンデンサは大地へのバイパスコンデンサとし
て機能するから、内側電極11と外側電極12との間の
静電容量は物体が存在しないときよりも低減することに
なり、駆動信号drv の立ち上がり時および立ち下がり時
のトランジスタQのベースに流れる電流が低減する。し
たがって、トランジスタQのコレクタ出力である検出信
号sen には、物体の存否によって図5に示すような波高
値の変化が生じる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の電極を略同一平面上に近接させて
    配置した検知エレメントを備えるセンシング部と、検知
    エレメントの一方の電極にパルス電圧を印加し人体の接
    近に伴う他方の電極での検出電流の波高値の減少に基づ
    いてオン信号を発生させる検知回路と、検知回路からオ
    ン信号が発生すると負荷をオンにするスイッチ要素とを
    備え、手で把持するグリップを有しスイッチ要素により
    オン・オフされる負荷を備えた電気機器におけるグリッ
    プの要所にセンシング部を配置したことを特徴とする電
    気機器。
JP9465892A 1992-04-15 1992-04-15 電気機器 Pending JPH05291926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9465892A JPH05291926A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 電気機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9465892A JPH05291926A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 電気機器

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Publication Number Publication Date
JPH05291926A true JPH05291926A (ja) 1993-11-05

Family

ID=14116361

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9465892A Pending JPH05291926A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 電気機器

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JP (1) JPH05291926A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6188837B1 (en) * 1999-02-03 2001-02-13 China Pacific Trade Ltd. Hand-held hair dryer with retractable cord and controller responsive to amount of cord carried on cord reel

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03112218A (ja) * 1989-09-26 1991-05-13 Matsushita Electric Works Ltd 非接触スイッチ

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970610