JPH05291834A - 電力増幅器 - Google Patents
電力増幅器Info
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- JPH05291834A JPH05291834A JP4089098A JP8909892A JPH05291834A JP H05291834 A JPH05291834 A JP H05291834A JP 4089098 A JP4089098 A JP 4089098A JP 8909892 A JP8909892 A JP 8909892A JP H05291834 A JPH05291834 A JP H05291834A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で良好な直線増幅特性を有する。
【構成】 入力信号がベースに供給される第1トランジ
スタの出力が第2トランジスタのベースに供給され、第
2トランジスタのコレクタ電流に比例した電流が電流ミ
ラー回路によって第1トランジスタのエミッタに供給さ
れ、第2トランジスタのベース・エミッタ電圧に応じた
第3トランジスタのエミッタ電流と第2トランジスタの
エミッタ電流の合計電流が出力電流とされる。 【効果】 トランジスタの特性上の非直線部分が互いに
打ち消されて直線性の良好な電力増幅器が得られ、第1
トランジスタのベースに入力された信号の増幅出力が第
2及び第3トランジスタのエミッタ電流として取り出さ
れるので、従来よりも簡単な構成にすることができる。
スタの出力が第2トランジスタのベースに供給され、第
2トランジスタのコレクタ電流に比例した電流が電流ミ
ラー回路によって第1トランジスタのエミッタに供給さ
れ、第2トランジスタのベース・エミッタ電圧に応じた
第3トランジスタのエミッタ電流と第2トランジスタの
エミッタ電流の合計電流が出力電流とされる。 【効果】 トランジスタの特性上の非直線部分が互いに
打ち消されて直線性の良好な電力増幅器が得られ、第1
トランジスタのベースに入力された信号の増幅出力が第
2及び第3トランジスタのエミッタ電流として取り出さ
れるので、従来よりも簡単な構成にすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非直線歪の低減を図っ
た電力増幅器に関する。
た電力増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】シングルエンディドプッシュプル(SE
PP)回路においては、トランジスタのVBE−Ic 特性
が指数関数的変化を示すようになっているので、電力増
幅器とした場合、歪が発生する。従来、この歪を取り除
くために前段の電圧ゲインを利用してNFB(負帰還)
をかけ、これによって歪率を改善することが行なわれて
いた。
PP)回路においては、トランジスタのVBE−Ic 特性
が指数関数的変化を示すようになっているので、電力増
幅器とした場合、歪が発生する。従来、この歪を取り除
くために前段の電圧ゲインを利用してNFB(負帰還)
をかけ、これによって歪率を改善することが行なわれて
いた。
【0003】しかしながら、オ―ディオアンプのように
負荷のインピ―ダンスが特定できない場合には、出力か
らNFBを施すことによってNFBル―プの系の安定性
の確保は難しいものがあった。そこで、出力からNFB
をかけることなく低歪率の電力増幅器を得るために前段
において歪の低減を図った増幅器がある。このような前
段に使用する増幅器として例えば、特公昭61−412
93号公報に開示されているものがある。この増幅器に
おいては、図1に示すように、ベースに入力信号が印加
されたPNPトランジスタQ1 をエミッタフォロワとし
て動作させ、このエミッタフォロワ出力をNPNトラン
ジスタQ2 のベース入力として、これら互いに逆導電型
のトランジスタQ1 ,Q2 にトランジスタQ3 ,Q4 及
び抵抗R2 ,R3 からなるカレントミラー回路により常
に一定比の関係による電流i1 及びi2 をそれぞれ供給
している。なお、トランジスタQ2 のエミッタとアース
との間にはエミッタ抵抗R 1 が設けられて回路電流を定
めている。更に、この回路出力を得るためにトランジス
タQ5 が設けられ、トランジスタQ3 と共にベース共通
接続されてカレントミラー回路を構成し、抵抗R5 へト
ランジスタQ2 に流れる電流に対して一定比の電流出力
を供給するようにしている。この増幅器の出力に更に出
力段として出力トランジスタを接続して電力増幅器が構
成される。またオ―ディオアンプとして使用する場合に
はこの出力段は通常、コンプリメンタリSEPPによっ
て構成される。
負荷のインピ―ダンスが特定できない場合には、出力か
らNFBを施すことによってNFBル―プの系の安定性
の確保は難しいものがあった。そこで、出力からNFB
をかけることなく低歪率の電力増幅器を得るために前段
において歪の低減を図った増幅器がある。このような前
段に使用する増幅器として例えば、特公昭61−412
93号公報に開示されているものがある。この増幅器に
おいては、図1に示すように、ベースに入力信号が印加
されたPNPトランジスタQ1 をエミッタフォロワとし
て動作させ、このエミッタフォロワ出力をNPNトラン
ジスタQ2 のベース入力として、これら互いに逆導電型
のトランジスタQ1 ,Q2 にトランジスタQ3 ,Q4 及
び抵抗R2 ,R3 からなるカレントミラー回路により常
に一定比の関係による電流i1 及びi2 をそれぞれ供給
している。なお、トランジスタQ2 のエミッタとアース
との間にはエミッタ抵抗R 1 が設けられて回路電流を定
めている。更に、この回路出力を得るためにトランジス
タQ5 が設けられ、トランジスタQ3 と共にベース共通
接続されてカレントミラー回路を構成し、抵抗R5 へト
ランジスタQ2 に流れる電流に対して一定比の電流出力
を供給するようにしている。この増幅器の出力に更に出
力段として出力トランジスタを接続して電力増幅器が構
成される。またオ―ディオアンプとして使用する場合に
はこの出力段は通常、コンプリメンタリSEPPによっ
て構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに従来の電力増幅器においては、上記の前段の出力か
ら負荷への安定した電流供給をなすために更にエミッタ
フォロワ等の出力段を接続し、その出力電流を負荷に供
給するようにしなければならず、電力増幅器を構成する
素子数が増えて構成が複雑になるという問題点があっ
た。また、出力段のトランジスタで発生する歪が依然と
して問題となっていた。
うに従来の電力増幅器においては、上記の前段の出力か
ら負荷への安定した電流供給をなすために更にエミッタ
フォロワ等の出力段を接続し、その出力電流を負荷に供
給するようにしなければならず、電力増幅器を構成する
素子数が増えて構成が複雑になるという問題点があっ
た。また、出力段のトランジスタで発生する歪が依然と
して問題となっていた。
【0005】そこで、本発明の目的は、簡単な構成で良
好な直線増幅特性を有することができる電力増幅器を提
供することである。
好な直線増幅特性を有することができる電力増幅器を提
供することである。
【0006】
【発明を解決するための手段】本発明の電力増幅器は、
ベースにて入力信号の供給を受ける第1トランジスタ
と、第1トランジスタの出力をベースにて受け第1トラ
ンジスタとは逆導電型の第2トランジスタと、第2トラ
ンジスタのコレクタ電流に比例した電流を第1トランジ
スタのエミッタに供給する電流供給手段と、第2トラン
ジスタのエミッタから出力される電流に応じて出力を生
じる出力手段とからなる電力増幅器であって、出力手段
が第2トランジスタのベース・エミッタ間電圧に応じた
エミッタ電流を出力する第3トランジスタを有し、第2
及び第3トランジスタの各エミッタ電流の合計電流を出
力電流とすることを特徴としている。
ベースにて入力信号の供給を受ける第1トランジスタ
と、第1トランジスタの出力をベースにて受け第1トラ
ンジスタとは逆導電型の第2トランジスタと、第2トラ
ンジスタのコレクタ電流に比例した電流を第1トランジ
スタのエミッタに供給する電流供給手段と、第2トラン
ジスタのエミッタから出力される電流に応じて出力を生
じる出力手段とからなる電力増幅器であって、出力手段
が第2トランジスタのベース・エミッタ間電圧に応じた
エミッタ電流を出力する第3トランジスタを有し、第2
及び第3トランジスタの各エミッタ電流の合計電流を出
力電流とすることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の電力増幅器においては、入力信号がベ
ースに供給される第1トランジスタの出力が第2トラン
ジスタのベースに供給され、第2トランジスタのコレク
タ電流に比例した電流が電流ミラー回路によって第1ト
ランジスタのエミッタに供給され、第1トランジスタの
エミッタ電位に応じた第2及第3トランジスタのエミッ
タ電流が出力電流とされる。
ースに供給される第1トランジスタの出力が第2トラン
ジスタのベースに供給され、第2トランジスタのコレク
タ電流に比例した電流が電流ミラー回路によって第1ト
ランジスタのエミッタに供給され、第1トランジスタの
エミッタ電位に応じた第2及第3トランジスタのエミッ
タ電流が出力電流とされる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説
明する。図2は本発明による電力増幅器を示している。
この電力増幅器において、入力端子INにベースを各々
接続したエミッタフォロワ構成の第1トランジスタ
Q1a,Q1bは互いに相補的(complementary)な関係にあ
る。PNPトランジスタQ1aのコレクタは電源−Bに接
続され、エミッタはエミッタ抵抗R1aを介してカレント
ミラー回路1のスレーブ端子Sに接続されている。NP
NトランジスタQ1bのコレクタは電源+Bに接続され、
エミッタはエミッタ抵抗R1bを介してカレントミラー回
路2のスレーブ端子Sに接続されている。カレントミラ
ー回路1のスレーブ端子Sは第2トランジスタQ2a及び
第3トランジスタQ3aの各ベースに接続されている。ト
ランジスタQ2aはドライブ用のNPNトランジスタであ
り、そのコレクタはカレントミラー回路1のマスター端
子Mに接続され、エミッタは抵抗R2aを介して出力端子
OUTに接続されている。出力トランジスタとしての第
3トランジスタQ3aはNPNトランジスタであり、その
コレクタは電源+Bに接続され、エミッタは抵抗R3aを
介して出力端子OUTに接続されている。カレントミラ
ー回路2のスレーブ端子SはドライブトランジスタQ2b
及び出力トランジスタQ3bの各ベースに接続されてい
る。すなわち、トランジスタQ1aの出力がトランジスタ
Q2a,Q3aのベースに印加されるようになっている。第
2トランジスタQ2a,Q2b、また第3トランジスタ
Q3a,Q3bは互いに相補的な関係にある。このため、ト
ランジスタQ2b,Q3bは上記トランジスタQ2a,Q3aと
対称に回路構成され、PNPトランジスタQ2bのコレク
タはカレントミラー回路2のマスター端子Mに接続さ
れ、エミッタは抵抗R2bを介して出力端子OUTに接続
されている。PNPトランジスタQ3bのコレクタは電源
−Bに接続され、エミッタは抵抗R3bを介して出力端子
OUTに接続されている。なお、第1及び第2トランジ
スタは互いに逆導電型であるが、特性的には同一のもの
が用いられる。
明する。図2は本発明による電力増幅器を示している。
この電力増幅器において、入力端子INにベースを各々
接続したエミッタフォロワ構成の第1トランジスタ
Q1a,Q1bは互いに相補的(complementary)な関係にあ
る。PNPトランジスタQ1aのコレクタは電源−Bに接
続され、エミッタはエミッタ抵抗R1aを介してカレント
ミラー回路1のスレーブ端子Sに接続されている。NP
NトランジスタQ1bのコレクタは電源+Bに接続され、
エミッタはエミッタ抵抗R1bを介してカレントミラー回
路2のスレーブ端子Sに接続されている。カレントミラ
ー回路1のスレーブ端子Sは第2トランジスタQ2a及び
第3トランジスタQ3aの各ベースに接続されている。ト
ランジスタQ2aはドライブ用のNPNトランジスタであ
り、そのコレクタはカレントミラー回路1のマスター端
子Mに接続され、エミッタは抵抗R2aを介して出力端子
OUTに接続されている。出力トランジスタとしての第
3トランジスタQ3aはNPNトランジスタであり、その
コレクタは電源+Bに接続され、エミッタは抵抗R3aを
介して出力端子OUTに接続されている。カレントミラ
ー回路2のスレーブ端子SはドライブトランジスタQ2b
及び出力トランジスタQ3bの各ベースに接続されてい
る。すなわち、トランジスタQ1aの出力がトランジスタ
Q2a,Q3aのベースに印加されるようになっている。第
2トランジスタQ2a,Q2b、また第3トランジスタ
Q3a,Q3bは互いに相補的な関係にある。このため、ト
ランジスタQ2b,Q3bは上記トランジスタQ2a,Q3aと
対称に回路構成され、PNPトランジスタQ2bのコレク
タはカレントミラー回路2のマスター端子Mに接続さ
れ、エミッタは抵抗R2bを介して出力端子OUTに接続
されている。PNPトランジスタQ3bのコレクタは電源
−Bに接続され、エミッタは抵抗R3bを介して出力端子
OUTに接続されている。なお、第1及び第2トランジ
スタは互いに逆導電型であるが、特性的には同一のもの
が用いられる。
【0009】カレントミラー回路1はトランジスタ
Q4a,Q5a及び抵抗R4a,R5aから構成され、カレント
ミラー回路2はトランジスタQ4b,Q5b及び抵抗R4b,
R5bから構成されている。カレントミラー回路1,2の
各マスター端子M間にはバイアス回路3が接続されてい
る。バイアス回路3は周知の定電流回路からなり、電源
オン時のスタートアップ回路として作動する。
Q4a,Q5a及び抵抗R4a,R5aから構成され、カレント
ミラー回路2はトランジスタQ4b,Q5b及び抵抗R4b,
R5bから構成されている。カレントミラー回路1,2の
各マスター端子M間にはバイアス回路3が接続されてい
る。バイアス回路3は周知の定電流回路からなり、電源
オン時のスタートアップ回路として作動する。
【0010】次に、かかる構成の電力増幅器の動作につ
いて説明する。入力端子INにオーディオ信号が供給さ
れない無信号時において、カレントミラー回路1のマス
ター端子MからトランジスタQ2aのコレクタ及びバイア
ス回路3に電流が流れる。すなわち、バイアス回路3に
流れるバイアス電流をIB 、トランジスタQ2aのコレク
タに流れるコレクタ電流をIC2とすると、IC2+IB が
流れる。なお、電源供給開始時にはバイアス電流IB が
先ず流れて回路動作が活性化される。電流IC2+IB が
カレントミラー回路1による電流ミラー効果によって
(1+m)倍となってカレントミラー回路1のスレーブ
端子Sから出力されるとする。カレントミラー回路1の
出力電流はエミッタ抵抗R1aを介してトランジスタQ1a
のエミッタに流れる。エミッタ抵抗R1aのスレーブ端子
S側の端子電位がトランジスタQ2a,Q3aのベースに印
加され、各コレクタ・エミッタ間電流が制御される。上
記のmは1以下の値であり、トランジスタQ2a,Q3aの
ベースに流れる電流IB2,IB3の合計電流がmIC2であ
る。
いて説明する。入力端子INにオーディオ信号が供給さ
れない無信号時において、カレントミラー回路1のマス
ター端子MからトランジスタQ2aのコレクタ及びバイア
ス回路3に電流が流れる。すなわち、バイアス回路3に
流れるバイアス電流をIB 、トランジスタQ2aのコレク
タに流れるコレクタ電流をIC2とすると、IC2+IB が
流れる。なお、電源供給開始時にはバイアス電流IB が
先ず流れて回路動作が活性化される。電流IC2+IB が
カレントミラー回路1による電流ミラー効果によって
(1+m)倍となってカレントミラー回路1のスレーブ
端子Sから出力されるとする。カレントミラー回路1の
出力電流はエミッタ抵抗R1aを介してトランジスタQ1a
のエミッタに流れる。エミッタ抵抗R1aのスレーブ端子
S側の端子電位がトランジスタQ2a,Q3aのベースに印
加され、各コレクタ・エミッタ間電流が制御される。上
記のmは1以下の値であり、トランジスタQ2a,Q3aの
ベースに流れる電流IB2,IB3の合計電流がmIC2であ
る。
【0011】無信号時には抵抗R1aとトランジスタQ1a
のベース・エミッタ間との合計電圧はトランジスタQ2a
のベース・エミッタ間と抵抗R2aとの合計電圧に等しく
なるので、次式が成立する。
のベース・エミッタ間との合計電圧はトランジスタQ2a
のベース・エミッタ間と抵抗R2aとの合計電圧に等しく
なるので、次式が成立する。
【0012】
【数1】
【0013】ここで、VT は熱起電圧を示し、VT =k
T/qである。ただし、kはボルツマン定数、Tは絶対
温度、qは電子の電荷である。また、IC2≒IC2+
IB2,ISDはトランジスタQ1a,Q2aの飽和電流であ
る。この式(1) で両辺の指数関数部は左辺側がトランジ
スタQ1aのベース・エミッタ間電圧VBE1 、右辺側がト
ランジスタQ2aのベース・エミッタ間電圧VBE2 であ
り、もともと、0.6V程度の低い電圧である。しか
も、IC2>(1+m)I B ≫ISDという条件においては
互いの差は微小となり無視し得るので、式(1) は、 {(1+m)IB +IC2}R1a≒IC2R2a …(2) となる。よって、トランジスタQ2aのコレクタ電流IC2
は IC2≒R1a(1+m)IB /(R2a−R1a) …(3) となる。
T/qである。ただし、kはボルツマン定数、Tは絶対
温度、qは電子の電荷である。また、IC2≒IC2+
IB2,ISDはトランジスタQ1a,Q2aの飽和電流であ
る。この式(1) で両辺の指数関数部は左辺側がトランジ
スタQ1aのベース・エミッタ間電圧VBE1 、右辺側がト
ランジスタQ2aのベース・エミッタ間電圧VBE2 であ
り、もともと、0.6V程度の低い電圧である。しか
も、IC2>(1+m)I B ≫ISDという条件においては
互いの差は微小となり無視し得るので、式(1) は、 {(1+m)IB +IC2}R1a≒IC2R2a …(2) となる。よって、トランジスタQ2aのコレクタ電流IC2
は IC2≒R1a(1+m)IB /(R2a−R1a) …(3) となる。
【0014】トランジスタQ2aとQ3aとの関係におい
て、それらベースと出力端子OUTとの間で互いに等し
い電圧となるので、次式が成立する。
て、それらベースと出力端子OUTとの間で互いに等し
い電圧となるので、次式が成立する。
【0015】
【数2】
【0016】なお、IE2,IE3はトランジスタQ2a,Q
3aのエミッタ電流、ISPはトランジスタQ3aの飽和電流
である。この式(4) を変形すると、
3aのエミッタ電流、ISPはトランジスタQ3aの飽和電流
である。この式(4) を変形すると、
【0017】
【数3】
【0018】となる。なお、式(4) ,(5) においてはト
ランジスタQ2a,Q3aのエミッタ接地の直流電流増幅率
hFEは十分大きいとし、IE2=IC2,IE3=IC3として
いる。エミッタ電流IE2,IE3の間に任意の電流値にお
いて IE3=gIE2 …(6) が成立するならば、この回路は増幅度gの電流増幅器と
なる。この式(6) を式(5)に代入すると、
ランジスタQ2a,Q3aのエミッタ接地の直流電流増幅率
hFEは十分大きいとし、IE2=IC2,IE3=IC3として
いる。エミッタ電流IE2,IE3の間に任意の電流値にお
いて IE3=gIE2 …(6) が成立するならば、この回路は増幅度gの電流増幅器と
なる。この式(6) を式(5)に代入すると、
【0019】
【数4】
【0020】が得られる。式(7) がエミッタ電流IE2の
値に無関係に常に成立するための条件は、この式の指数
関数部と一次関数部とが常に0であることであるので、 R2a=gR3a …(8) から、 g=R2a/R3a …(9) また、
値に無関係に常に成立するための条件は、この式の指数
関数部と一次関数部とが常に0であることであるので、 R2a=gR3a …(8) から、 g=R2a/R3a …(9) また、
【0021】
【数5】
【0022】が成立する。従って、直線的に電流増幅す
るためのgの値は式(9) ,(10)により、 g=ISP/ISD=R2a/R3a …(11) を満せば良いことになる。ISD,ISPはトランジスタQ
2a,Q3a固有の値であるので、トランジスタQ2a,Q3a
の仕様が定まれば、式(11)からgの値は求まり、抵抗R
2a,R3aの比が分る。これにより、無信号時のコレクタ
電流IC2,IC3の値が定まる。
るためのgの値は式(9) ,(10)により、 g=ISP/ISD=R2a/R3a …(11) を満せば良いことになる。ISD,ISPはトランジスタQ
2a,Q3a固有の値であるので、トランジスタQ2a,Q3a
の仕様が定まれば、式(11)からgの値は求まり、抵抗R
2a,R3aの比が分る。これにより、無信号時のコレクタ
電流IC2,IC3の値が定まる。
【0023】上記した各電流値及びm,gの値は例えば
次のように設定される。IB =10mA、IB2=1mA、I
B3=10mA、mIC2=11mA、IC2=29mA、IC3=6
90mA、m=11/29、g=(690+10)/(2
9+1) 次に、かかる電力増幅器における電圧電流変換特性たる
伝達コンダクタンスG m について説明する。先ず、トラ
ンジスタQ1a,Q2a及びカレントミラー回路1で構成さ
れる部分において、入力端子INの信号電圧をVin、出
力端子OUTの信号電圧、すなわち負荷RL に印加され
る電圧をVout とすると、 Vin+VBE1 +R1aIC1−VBE2 −R2aIC2=Vout …(12) なる式が成立する。この式(12)において前述の如くV
BE1 ≒VBE2 であるので、VBE1 ,VBE2 は互いに打ち
消される。また、トランジスタQ1aのコレクタ電流IC1
はエミッタ電流に等しいとみなせば、IC1=(1+m)
IB +IC2であり、(1+m)IB は定数であるので、
IC1,IC2の交流的電流変化分は等しくなる。その交流
的電流変化分をΔIC とすると、式(12)より、 Vin−Vout =(R2a−R1a)ΔIC …(13) となる。電力増幅器の増幅特性の良好度を示す伝達コン
ダクタンスは入出力電圧差と交流的電流変化分との比で
あるから、この部分の伝達コンダクタンスGm1は、 Gm1=ΔIC /(Vin−Vout )=1/(R2a−R1a) …(14) である。すなわち、トランジスタが有するVBE−IC 特
性による非直線部分が打ち消され、エミッタ抵抗のみが
伝達コンダクタンスを決定することになる。また、IC2
に加え、IC2に比例した(g倍の)電流IC3がトランジ
スタQ3aによって負荷RL に供給されるので、伝達コン
ダクタンスGm1は1+g倍される。また、この電力増幅
器の回路はプッシュプル構成であるので、A級動作させ
た場合には更に2倍されるので回路全体としての伝達コ
ンダクタンスGm は、 Gm =2(1+g)/(R2a−R1a) …(15) となる。この伝達コンダクタンスGm には非直線を示す
項が存在しないので、直線的な特性で電力増幅が可能と
なる。
次のように設定される。IB =10mA、IB2=1mA、I
B3=10mA、mIC2=11mA、IC2=29mA、IC3=6
90mA、m=11/29、g=(690+10)/(2
9+1) 次に、かかる電力増幅器における電圧電流変換特性たる
伝達コンダクタンスG m について説明する。先ず、トラ
ンジスタQ1a,Q2a及びカレントミラー回路1で構成さ
れる部分において、入力端子INの信号電圧をVin、出
力端子OUTの信号電圧、すなわち負荷RL に印加され
る電圧をVout とすると、 Vin+VBE1 +R1aIC1−VBE2 −R2aIC2=Vout …(12) なる式が成立する。この式(12)において前述の如くV
BE1 ≒VBE2 であるので、VBE1 ,VBE2 は互いに打ち
消される。また、トランジスタQ1aのコレクタ電流IC1
はエミッタ電流に等しいとみなせば、IC1=(1+m)
IB +IC2であり、(1+m)IB は定数であるので、
IC1,IC2の交流的電流変化分は等しくなる。その交流
的電流変化分をΔIC とすると、式(12)より、 Vin−Vout =(R2a−R1a)ΔIC …(13) となる。電力増幅器の増幅特性の良好度を示す伝達コン
ダクタンスは入出力電圧差と交流的電流変化分との比で
あるから、この部分の伝達コンダクタンスGm1は、 Gm1=ΔIC /(Vin−Vout )=1/(R2a−R1a) …(14) である。すなわち、トランジスタが有するVBE−IC 特
性による非直線部分が打ち消され、エミッタ抵抗のみが
伝達コンダクタンスを決定することになる。また、IC2
に加え、IC2に比例した(g倍の)電流IC3がトランジ
スタQ3aによって負荷RL に供給されるので、伝達コン
ダクタンスGm1は1+g倍される。また、この電力増幅
器の回路はプッシュプル構成であるので、A級動作させ
た場合には更に2倍されるので回路全体としての伝達コ
ンダクタンスGm は、 Gm =2(1+g)/(R2a−R1a) …(15) となる。この伝達コンダクタンスGm には非直線を示す
項が存在しないので、直線的な特性で電力増幅が可能と
なる。
【0024】よって、かかる本発明による電力増幅器の
電圧利得Avは、 Av=Gm RL /(1+Gm RL ) …(16) となる。伝達コンダクタンスGm が大きな値となるので
ほぼ1となる。また、電流利得Aiは、トランジスタQ
1a,Q1b,Q2a,Q2bの交流電流増幅率をhfeとする
と、 Ai=2(1+g)hfe …(17) となる。これはA級動作の場合であってB級動作の場合
はその半分となる。
電圧利得Avは、 Av=Gm RL /(1+Gm RL ) …(16) となる。伝達コンダクタンスGm が大きな値となるので
ほぼ1となる。また、電流利得Aiは、トランジスタQ
1a,Q1b,Q2a,Q2bの交流電流増幅率をhfeとする
と、 Ai=2(1+g)hfe …(17) となる。これはA級動作の場合であってB級動作の場合
はその半分となる。
【0025】なお、上記した実施例においては、カレン
トミラー回路1,2のスレーブ端子S、すなわち第1ト
ランジスタのエミッタ出力が第2及び第3トランジスタ
の各ベースに直接接続されているが、それらのベースに
トランジスタ毎に抵抗を介して接続しても良い。また、
高出力を得るために複数の第3トランジスタ及びそのエ
ミッタ抵抗をパラレル接続しても良い。
トミラー回路1,2のスレーブ端子S、すなわち第1ト
ランジスタのエミッタ出力が第2及び第3トランジスタ
の各ベースに直接接続されているが、それらのベースに
トランジスタ毎に抵抗を介して接続しても良い。また、
高出力を得るために複数の第3トランジスタ及びそのエ
ミッタ抵抗をパラレル接続しても良い。
【0026】また、上記した実施例においては、SEP
P(シングル・エンディド・プッシュプル)型の増幅回
路として形成されているが、本発明をシングル増幅回路
として構成しても良いことは明らかである。図3に本発
明をシングル増幅回路として構成した場合の回路例を示
す。図3に示した電力増幅器においては、入力端子IN
にベースを接続した第1トランジスタQ11のコレクタは
アースされている。トランジスタQ11のエミッタはカレ
ントミラー回路4のスレーブ端子S及び第2及び第3ト
ランジスタQ12,Q 13のベースに接続されている。カレ
ントミラー回路4は図2に示した増幅器中のカレントミ
ラー回路1と同様に構成されている。また、第2トラン
ジスタQ12のコレクタはカレントミラー回路4のマスタ
ー端子Mに接続されている。また、第3トランジスタQ
13のコレクタは電源+Bに接続され、そのエミッタは第
2トランジスタQ12のエミッタと共に出力端子OUTに
接続されている。
P(シングル・エンディド・プッシュプル)型の増幅回
路として形成されているが、本発明をシングル増幅回路
として構成しても良いことは明らかである。図3に本発
明をシングル増幅回路として構成した場合の回路例を示
す。図3に示した電力増幅器においては、入力端子IN
にベースを接続した第1トランジスタQ11のコレクタは
アースされている。トランジスタQ11のエミッタはカレ
ントミラー回路4のスレーブ端子S及び第2及び第3ト
ランジスタQ12,Q 13のベースに接続されている。カレ
ントミラー回路4は図2に示した増幅器中のカレントミ
ラー回路1と同様に構成されている。また、第2トラン
ジスタQ12のコレクタはカレントミラー回路4のマスタ
ー端子Mに接続されている。また、第3トランジスタQ
13のコレクタは電源+Bに接続され、そのエミッタは第
2トランジスタQ12のエミッタと共に出力端子OUTに
接続されている。
【0027】かかるシングル型の電力増幅器において
は、トランジスタQ11のコレクタ電流がアースに流れ込
み、トランジスタQ11のエミッタ電位に応じてトランジ
スタQ 12のエミッタ電流が出力端子OUTを介して負荷
RL に流れ込む。またトランジスタQ12のベ―ス・エミ
ッタ電圧に応じたトランジスタQ13のエミッタ電流が負
荷RL に流れる。なお、この電力増幅器の具体的な動作
は図2に示したSEPP型のものとほぼ同様であるの
で、これ以上の詳細な説明を省略する。
は、トランジスタQ11のコレクタ電流がアースに流れ込
み、トランジスタQ11のエミッタ電位に応じてトランジ
スタQ 12のエミッタ電流が出力端子OUTを介して負荷
RL に流れ込む。またトランジスタQ12のベ―ス・エミ
ッタ電圧に応じたトランジスタQ13のエミッタ電流が負
荷RL に流れる。なお、この電力増幅器の具体的な動作
は図2に示したSEPP型のものとほぼ同様であるの
で、これ以上の詳細な説明を省略する。
【0028】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、トランジ
スタの特性上の非直線部分が互いに打ち消されて直線性
の良好な電力増幅器が得られる。また、第1トランジス
タのベースに入力された信号の増幅出力が第2及び第3
トランジスタのエミッタから取り出されるので、従来よ
りも簡単な構成で安定した負荷電流供給が可能となる。
スタの特性上の非直線部分が互いに打ち消されて直線性
の良好な電力増幅器が得られる。また、第1トランジス
タのベースに入力された信号の増幅出力が第2及び第3
トランジスタのエミッタから取り出されるので、従来よ
りも簡単な構成で安定した負荷電流供給が可能となる。
【図1】従来の電力増幅器の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す回路図である。
1,2,4 カレントミラー回路 3,5 バイアス回路
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースにて入力信号の供給を受ける第1
トランジスタと、前記第1トランジスタの出力をベース
にて受け前記第1トランジスタとは逆導電型の第2トラ
ンジスタと、前記第2トランジスタのコレクタ電流に比
例した電流を第1トランジスタのエミッタに供給する電
流供給手段と、前記第2トランジスタのエミッタから出
力される電流に応じて出力を生じる出力手段とからなる
電力増幅器であって、前記出力手段は前記第2トランジ
スタのベース・エミッタ間電圧に応じたエミッタ電流を
出力する第3トランジスタを有し、前記第2及び第3ト
ランジスタの各エミッタ電流の合計電流を出力電流とす
ることを特徴とする電力増幅器。 - 【請求項2】 プッシュプル構成にされていることを特
徴とする請求項1記載の電力増幅器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4089098A JPH05291834A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 電力増幅器 |
GB9304782A GB2266021B (en) | 1992-04-09 | 1993-03-09 | Power amplifier |
US08/029,230 US5359295A (en) | 1992-04-09 | 1993-03-09 | Power amplifier |
DE4307606A DE4307606C2 (de) | 1992-04-09 | 1993-03-10 | Leistungsverstärker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4089098A JPH05291834A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 電力増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05291834A true JPH05291834A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13961414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4089098A Pending JPH05291834A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 電力増幅器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5359295A (ja) |
JP (1) | JPH05291834A (ja) |
DE (1) | DE4307606C2 (ja) |
GB (1) | GB2266021B (ja) |
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---|---|---|---|---|
US5418495A (en) * | 1994-05-18 | 1995-05-23 | Elantec | Input stage improvement for current feedback amplifiers |
US5754066A (en) * | 1996-06-19 | 1998-05-19 | Maxim Integrated Products | Output stage for buffering an electrical signal and method for performing the same |
GB9617323D0 (en) * | 1996-08-17 | 1996-09-25 | Belyi Valerie | High gain, wide band amplifier |
JPH11102916A (ja) * | 1997-09-29 | 1999-04-13 | Nec Corp | 半導体集積回路装置およびその設計方法 |
US6137354A (en) * | 1998-05-18 | 2000-10-24 | Omnipoint Corporation | Bypassable amplifier |
US6081161A (en) * | 1998-05-18 | 2000-06-27 | Omnipoint Corporation | Amplifier with dynamatically adaptable supply voltage |
US6008698A (en) * | 1998-05-18 | 1999-12-28 | Omnipoint Corporation | Amplifier with dynamically adaptable supply current |
US7002401B2 (en) * | 2003-01-30 | 2006-02-21 | Sandisk Corporation | Voltage buffer for capacitive loads |
JP4066849B2 (ja) * | 2003-02-28 | 2008-03-26 | セイコーエプソン株式会社 | 電流生成回路、電気光学装置および電子機器 |
JP2009111724A (ja) | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Nec Electronics Corp | 増幅器 |
US8552802B2 (en) * | 2010-08-27 | 2013-10-08 | Onkyo Corporation | Amplifying circuit and current-voltage conversion circuit |
JP5046144B2 (ja) * | 2010-08-27 | 2012-10-10 | オンキヨー株式会社 | 増幅回路 |
DK3197046T3 (da) | 2016-01-25 | 2021-07-05 | Sonion Nederland Bv | Selvforspændt output booster forstærker samt anvendelse deraf |
US10404222B2 (en) * | 2017-08-25 | 2019-09-03 | Harman International Industries, Incorporated | Bootstrapped application arrangement and application to the unity gain follower |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US420725A (en) * | 1890-02-04 | Device for lifting goods from shelves | ||
JPS5731211A (en) * | 1980-08-01 | 1982-02-19 | Pioneer Electronic Corp | Amplifying circuit |
JPS6141293Y2 (ja) * | 1980-09-16 | 1986-11-25 | ||
US4454479A (en) * | 1982-12-20 | 1984-06-12 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Operational amplifier with improved output capability |
JPS6141293A (ja) * | 1984-08-03 | 1986-02-27 | Victor Co Of Japan Ltd | 複合カラ−映像信号の磁気記録,再生方式 |
US4791383A (en) * | 1987-09-04 | 1988-12-13 | National Semiconductor Corporation | High speed current amplifier buffer circuit |
DE4029741A1 (de) * | 1990-09-20 | 1992-03-26 | Thomson Brandt Gmbh | Leistungsverstaerker |
-
1992
- 1992-04-09 JP JP4089098A patent/JPH05291834A/ja active Pending
-
1993
- 1993-03-09 US US08/029,230 patent/US5359295A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-09 GB GB9304782A patent/GB2266021B/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-10 DE DE4307606A patent/DE4307606C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5359295A (en) | 1994-10-25 |
GB2266021A (en) | 1993-10-13 |
DE4307606A1 (de) | 1993-10-14 |
GB9304782D0 (en) | 1993-04-28 |
GB2266021B (en) | 1995-10-04 |
DE4307606C2 (de) | 1995-04-27 |
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