JPH052917A - 誘電体磁器組成物 - Google Patents
誘電体磁器組成物Info
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- JPH052917A JPH052917A JP3247105A JP24710591A JPH052917A JP H052917 A JPH052917 A JP H052917A JP 3247105 A JP3247105 A JP 3247105A JP 24710591 A JP24710591 A JP 24710591A JP H052917 A JPH052917 A JP H052917A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 Qが大きいだけでなく、適度に大きな比誘
電率を有し、τfの安定性がよい誘電体磁器組成物を提
供するものである。 【構成】 バリウム、マグネシウム、亜鉛、ニオブ、
タンタル及び酸素からなる式、Ba〔(MgxZn
1−x)1/3−z(NbyTa1−y)2/3〕O
3−z(式中、0<x≦0.95、0≦y≦0.4、
0.003≦z≦0.023)で表されるペロブスカイ
ト構造の酸化物に酸化アンチモンをSb2O3換算で
0.05〜2モル%含有させてなる誘電体磁器組成物。
電率を有し、τfの安定性がよい誘電体磁器組成物を提
供するものである。 【構成】 バリウム、マグネシウム、亜鉛、ニオブ、
タンタル及び酸素からなる式、Ba〔(MgxZn
1−x)1/3−z(NbyTa1−y)2/3〕O
3−z(式中、0<x≦0.95、0≦y≦0.4、
0.003≦z≦0.023)で表されるペロブスカイ
ト構造の酸化物に酸化アンチモンをSb2O3換算で
0.05〜2モル%含有させてなる誘電体磁器組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SHF帯等のマイクロ
波帯域用誘電体共振器材料として好適なバリウム、マグ
ネシウム、亜鉛、ニオブ、タンタル、アンチモン及び酸
素からなる誘電体磁器組成物に関するものである。更に
詳しくは、本発明は、無負荷Q値が大きく、換言すると
誘電体損失が極めて小さく、また共振周波数の温度係数
(τf)が優れ、更には適度に大きい比誘電率(εr)
を有する、特にマイクロ波帯域における電気的特性の優
れた誘電体磁器組成物に関するものである。
波帯域用誘電体共振器材料として好適なバリウム、マグ
ネシウム、亜鉛、ニオブ、タンタル、アンチモン及び酸
素からなる誘電体磁器組成物に関するものである。更に
詳しくは、本発明は、無負荷Q値が大きく、換言すると
誘電体損失が極めて小さく、また共振周波数の温度係数
(τf)が優れ、更には適度に大きい比誘電率(εr)
を有する、特にマイクロ波帯域における電気的特性の優
れた誘電体磁器組成物に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】誘電体共振器は、マイクロ
波回路の小型軽量化、周波数安定化等の手段として、例
えばフィルタ、発振器等に組込まれ、マイクロ波帯域に
おける重要な回路素子として広く利用されるようになっ
てきており、放送衛星からの放送や地上のSHF放送の
受信器にも使用されている。誘電体共振器に必要とされ
る電気的特性は、無負荷Q値が大きいこと、共振周波数
の温度特性が小さく温度変化に安定であること、比誘電
率が適度に大きいこと等であるが、これらの特性は誘電
体共振器に用いられる誘電体磁器組成物によってほぼ決
定される。
波回路の小型軽量化、周波数安定化等の手段として、例
えばフィルタ、発振器等に組込まれ、マイクロ波帯域に
おける重要な回路素子として広く利用されるようになっ
てきており、放送衛星からの放送や地上のSHF放送の
受信器にも使用されている。誘電体共振器に必要とされ
る電気的特性は、無負荷Q値が大きいこと、共振周波数
の温度特性が小さく温度変化に安定であること、比誘電
率が適度に大きいこと等であるが、これらの特性は誘電
体共振器に用いられる誘電体磁器組成物によってほぼ決
定される。
【0003】従来誘電体共振器材料として共振器に使用
される磁器組成物としては、Ba(Mg1/3Ta
2/3)O3系(特公昭59−23048号公報)、B
a(Zn1/3Ta2/3)O3系(特公昭59−48
484号公報)、Ba(Zn1/3Nb2/3)O3系
(特開昭53−35453号公報)、Ba(Mg1/3
Nb2/3)O3系(特開昭53−35345号公
報)、Ba〔(MgxZn1−x)1/3(NbyTa
1−y)2/3〕O3−Sb系(特開昭60−2008
55号公報)、CaTiO3−MgTiO3−La2O
3・2TiO2系、Sr(Zn1/3Nb2/3)O3
−SrTiO3系等すでに多数提案されている。
される磁器組成物としては、Ba(Mg1/3Ta
2/3)O3系(特公昭59−23048号公報)、B
a(Zn1/3Ta2/3)O3系(特公昭59−48
484号公報)、Ba(Zn1/3Nb2/3)O3系
(特開昭53−35453号公報)、Ba(Mg1/3
Nb2/3)O3系(特開昭53−35345号公
報)、Ba〔(MgxZn1−x)1/3(NbyTa
1−y)2/3〕O3−Sb系(特開昭60−2008
55号公報)、CaTiO3−MgTiO3−La2O
3・2TiO2系、Sr(Zn1/3Nb2/3)O3
−SrTiO3系等すでに多数提案されている。
【0004】しかしながらこれら誘電体磁器組成物は、
特にQ値の周波数依存性が大きく、周波数が高くなるに
従ってQ値が著しく小さくなるという大きな欠点を有し
ている。またさらには共振周波数の温度係数のばらつき
が大きかったりするという難点があり、衛星放送用受信
機の開発とあいまって高い周波数、例えば10GHzを
超える周波数帯域において室温付近でQ値が10000
以上、共振周波数の温度係数が±5ppm/℃以下、比
誘電率が25〜40程度のより優れた電気的特性を示す
誘電体磁器組成物の開発が強く要望されている。
特にQ値の周波数依存性が大きく、周波数が高くなるに
従ってQ値が著しく小さくなるという大きな欠点を有し
ている。またさらには共振周波数の温度係数のばらつき
が大きかったりするという難点があり、衛星放送用受信
機の開発とあいまって高い周波数、例えば10GHzを
超える周波数帯域において室温付近でQ値が10000
以上、共振周波数の温度係数が±5ppm/℃以下、比
誘電率が25〜40程度のより優れた電気的特性を示す
誘電体磁器組成物の開発が強く要望されている。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、これら
の実情に鑑み、上述した電気的特性を満足させることが
できる新規な誘電体磁器組成物を開発することを目的と
して鋭意研究を行った結果、本発明に到った。
の実情に鑑み、上述した電気的特性を満足させることが
できる新規な誘電体磁器組成物を開発することを目的と
して鋭意研究を行った結果、本発明に到った。
【0006】本発明は、バリウム、マグネシウム、亜
鉛、ニオブ、タンタル及び酸素からなる式、Ba〔(M
gxZn1−x)1/3−z(NbyTa1−y)
2/3〕O3−z(式中、0<x≦0.95、0≦y≦
0.4、0.003≦z≦0.023)で表されるペロ
ブスカイト構造の酸化物に酸化アンチモンをSb2O3
換算で0.05〜2モル%含有させてなる誘電体磁器組
成物に関するものである。
鉛、ニオブ、タンタル及び酸素からなる式、Ba〔(M
gxZn1−x)1/3−z(NbyTa1−y)
2/3〕O3−z(式中、0<x≦0.95、0≦y≦
0.4、0.003≦z≦0.023)で表されるペロ
ブスカイト構造の酸化物に酸化アンチモンをSb2O3
換算で0.05〜2モル%含有させてなる誘電体磁器組
成物に関するものである。
【0007】本発明によれば、一般式 A(B’1/3
B”2/3)O3で表される複合ペロブスカイト構造に
おいてB’原子を当量より一部欠損させ、少量のアンチ
モンを含有させることにより、10GHzを超える高い
周波数帯域において10000をはるかに超える大きな
Q値を示し、共振周波数の温度係数を小さくすることが
できる。本発明において、B’原子の欠損量が過度に多
い場合には無負荷Qが小さくなるので、zは前記範囲に
限定される。本発明において、Zn成分の一部をMg成
分で置換するが、置換量が過度に多いと無負荷Qが低下
するのでxは0.95以下に設定される。また、タンタ
ル成分の一部をニオブ成分で置換することにより誘電率
を大きくでき、置換量が過度に多いと共振周波数の温度
特性が大きくなるのでyは前記範囲に限定される。また
本発明において酸化アンチモンを少量含有させる必要が
あるが、その含有量としては、前記式で表されるペロブ
スカイト構造の酸化物に対してSb2O3換算で0.0
5〜2モル%、特には0.1〜1.5モル%になるよう
にするのが好適である。酸化アンチモンの含有量が少な
すぎると、ペロブスカイト構造の酸化物の焼結が不十分
になったり、酸化アンチモンを含有させたことによる電
気的特性の向上効果の発現が十分でなかったりし、また
多すぎるとかえって電気的特性が低下する。
B”2/3)O3で表される複合ペロブスカイト構造に
おいてB’原子を当量より一部欠損させ、少量のアンチ
モンを含有させることにより、10GHzを超える高い
周波数帯域において10000をはるかに超える大きな
Q値を示し、共振周波数の温度係数を小さくすることが
できる。本発明において、B’原子の欠損量が過度に多
い場合には無負荷Qが小さくなるので、zは前記範囲に
限定される。本発明において、Zn成分の一部をMg成
分で置換するが、置換量が過度に多いと無負荷Qが低下
するのでxは0.95以下に設定される。また、タンタ
ル成分の一部をニオブ成分で置換することにより誘電率
を大きくでき、置換量が過度に多いと共振周波数の温度
特性が大きくなるのでyは前記範囲に限定される。また
本発明において酸化アンチモンを少量含有させる必要が
あるが、その含有量としては、前記式で表されるペロブ
スカイト構造の酸化物に対してSb2O3換算で0.0
5〜2モル%、特には0.1〜1.5モル%になるよう
にするのが好適である。酸化アンチモンの含有量が少な
すぎると、ペロブスカイト構造の酸化物の焼結が不十分
になったり、酸化アンチモンを含有させたことによる電
気的特性の向上効果の発現が十分でなかったりし、また
多すぎるとかえって電気的特性が低下する。
【0008】本発明の誘電体磁器組成物の好適な製造法
の一例を次に説明する。炭酸バリウム、酸化マグネシウ
ム、酸化亜鉛、五酸化ニオブ及び五酸化タンタルの出発
原料を各所定量ずつ、水、アルコール等の溶媒と共に湿
式混合する。続いて、水、アルコール等を除去した後、
粉砕し、酸素含有ガス雰囲気、一般には空気中で100
0〜1450℃、好ましくは1100〜1400℃で3
〜12時間仮焼し、仮焼物を必要に応じて粉砕し、仮焼
物またはその粉砕物を再度酸素含有ガス雰囲気下、例え
ば空気中で1100〜1500℃、好ましくは1200
〜1400℃で3〜12時間仮焼し、次いで粉砕、好ま
しくは湿式粉砕して所定量の三酸化アンチモン及び必要
に応じてバインダ、例えばポリビニルアルコールの如き
有機バインダを添加して均質に混合した後、成形し、酸
素含有ガス雰囲気下、例えば空気中で1400〜170
0℃、好ましくは1500〜1650℃で1〜10時間
焼成、焼結することにより前記式で表される誘電体磁器
組成物が得られる。
の一例を次に説明する。炭酸バリウム、酸化マグネシウ
ム、酸化亜鉛、五酸化ニオブ及び五酸化タンタルの出発
原料を各所定量ずつ、水、アルコール等の溶媒と共に湿
式混合する。続いて、水、アルコール等を除去した後、
粉砕し、酸素含有ガス雰囲気、一般には空気中で100
0〜1450℃、好ましくは1100〜1400℃で3
〜12時間仮焼し、仮焼物を必要に応じて粉砕し、仮焼
物またはその粉砕物を再度酸素含有ガス雰囲気下、例え
ば空気中で1100〜1500℃、好ましくは1200
〜1400℃で3〜12時間仮焼し、次いで粉砕、好ま
しくは湿式粉砕して所定量の三酸化アンチモン及び必要
に応じてバインダ、例えばポリビニルアルコールの如き
有機バインダを添加して均質に混合した後、成形し、酸
素含有ガス雰囲気下、例えば空気中で1400〜170
0℃、好ましくは1500〜1650℃で1〜10時間
焼成、焼結することにより前記式で表される誘電体磁器
組成物が得られる。
【0009】こうして得られた誘電体磁器組成物は、そ
のまま、または必要に応じて、適当な形状及びサイズに
加工することで、誘電体共振器、マイクロ波IC用誘電
体基板、誘電体調整棒等の材料として使用することがで
きる。
のまま、または必要に応じて、適当な形状及びサイズに
加工することで、誘電体共振器、マイクロ波IC用誘電
体基板、誘電体調整棒等の材料として使用することがで
きる。
【0010】なお、バリウム、マグネシウム、亜鉛、ニ
オブ、タンタル及びアンチモンの原料としては、BaC
O3、BaO、MgO、ZnO、Nb2O5、Ta2O
5、Sb2O3等の他に、焼成時に酸化物となる炭酸
塩、硝酸塩、水酸化物等を使用することができる。
オブ、タンタル及びアンチモンの原料としては、BaC
O3、BaO、MgO、ZnO、Nb2O5、Ta2O
5、Sb2O3等の他に、焼成時に酸化物となる炭酸
塩、硝酸塩、水酸化物等を使用することができる。
【0011】
【実施例】以下に実施例及び比較例を示し、本発明を更
に具体的に説明する。 実施例1 炭酸バリウム(BaCO3)粉末1.0モル、酸化マグ
ネシウム(MgO)粉末0.231モル、酸化亜鉛(Z
nO)粉末0.099モル及び五酸化タンタル(Ta2
O5)粉末1.0モルをエタノールと共にボールミルに
入れ、10時間湿式混合した。この混合物をボールミル
から取り出して溶媒のエタノールを蒸発させ、得られた
粉末をアルミナ製容器に移し、空気雰囲気下、1200
℃で10時間仮焼した。得られた仮焼物をらい潰機で粉
砕した後、再度アルミナ製容器に移して空気雰囲気下、
1250℃で10時間仮焼した。これに三酸化アンチモ
ン(Sb2O3)粉末を1.0モル%になるように加え
て均一に混合した後、直径80mmφ、厚さ40mmの
円盤状ペレットに成形して空気雰囲気下に1600℃で
4時間焼成、焼結して誘電体磁器組成物を得た。こうし
て得られた誘電体磁器組成物から適当な大きさの円盤状
の素子を切り出し、電気的特性を測定した。共振周波数
f0(10.5GHz)における無負荷Q及び比誘電率
εrを求めた。また、共振周波数の温度依存性について
は、−20〜50℃の範囲で測定し、温度係数τfを求
めた。その結果を表1に示す。
に具体的に説明する。 実施例1 炭酸バリウム(BaCO3)粉末1.0モル、酸化マグ
ネシウム(MgO)粉末0.231モル、酸化亜鉛(Z
nO)粉末0.099モル及び五酸化タンタル(Ta2
O5)粉末1.0モルをエタノールと共にボールミルに
入れ、10時間湿式混合した。この混合物をボールミル
から取り出して溶媒のエタノールを蒸発させ、得られた
粉末をアルミナ製容器に移し、空気雰囲気下、1200
℃で10時間仮焼した。得られた仮焼物をらい潰機で粉
砕した後、再度アルミナ製容器に移して空気雰囲気下、
1250℃で10時間仮焼した。これに三酸化アンチモ
ン(Sb2O3)粉末を1.0モル%になるように加え
て均一に混合した後、直径80mmφ、厚さ40mmの
円盤状ペレットに成形して空気雰囲気下に1600℃で
4時間焼成、焼結して誘電体磁器組成物を得た。こうし
て得られた誘電体磁器組成物から適当な大きさの円盤状
の素子を切り出し、電気的特性を測定した。共振周波数
f0(10.5GHz)における無負荷Q及び比誘電率
εrを求めた。また、共振周波数の温度依存性について
は、−20〜50℃の範囲で測定し、温度係数τfを求
めた。その結果を表1に示す。
【0012】実施例2〜9 実施例1の酸化マグネシウム、酸化亜鉛及び酸化タンタ
ルの使用量を代え、また場合により酸化ニオブを加えた
他は、実施例1と同様にして式Ba〔(MgxZn
1−x)1/3−z(NbyTa1−y)2/3〕O
3−zにおけるx、y及びzの値が表1記載の誘電体磁
器組成物を製造し、実施例1と同様に電気的特性を測定
した。その結果を表1に示す。
ルの使用量を代え、また場合により酸化ニオブを加えた
他は、実施例1と同様にして式Ba〔(MgxZn
1−x)1/3−z(NbyTa1−y)2/3〕O
3−zにおけるx、y及びzの値が表1記載の誘電体磁
器組成物を製造し、実施例1と同様に電気的特性を測定
した。その結果を表1に示す。
【0013】比較例1〜6 誘電体磁器組成物が表1記載の組成になるように出発原
料の使用量を代えた他は、実施例1と同様にして誘電体
磁器組成物を製造し、電気的特性を測定した。その結果
を表1に示す。
料の使用量を代えた他は、実施例1と同様にして誘電体
磁器組成物を製造し、電気的特性を測定した。その結果
を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】本発明の誘電体磁器組成物は、無負荷Q
が大きいだけでなく、適度に大きな比誘電率を有し、共
振周波数の温度係数が小さく安定度が優れているので、
誘電体磁器材料として好適である。また本発明の誘電体
磁器組成物を用い、例えばマイクロ波周波数帯用共振器
として使用すると受信機の性能を大幅に向上させること
ができ、小型化できるという利点がある。
が大きいだけでなく、適度に大きな比誘電率を有し、共
振周波数の温度係数が小さく安定度が優れているので、
誘電体磁器材料として好適である。また本発明の誘電体
磁器組成物を用い、例えばマイクロ波周波数帯用共振器
として使用すると受信機の性能を大幅に向上させること
ができ、小型化できるという利点がある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 バリウム、マグネシウム、亜鉛、ニオ
ブ、タンタル及び酸素からなる式、Ba〔(MgxZn
1−x)1/3−z(NbyTa1−y)2/3〕O
3−z(式中、0<x≦0.95、0≦y≦0.4、
0.003≦z≦0.023)で表されるペロブスカイ
ト構造の酸化物に酸化アンチモンをSb2O3換算で
0.05〜2モル%含有させてなる誘電体磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247105A JPH052917A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 誘電体磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247105A JPH052917A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 誘電体磁器組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052917A true JPH052917A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=17158507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3247105A Pending JPH052917A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 誘電体磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052917A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003002743A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 誘電体磁器組成物 |
EP1348680A2 (en) * | 2002-03-26 | 2003-10-01 | NGK Spark Plug Company Limited | Dielectric ceramic composition and resonator |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP3247105A patent/JPH052917A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003002743A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 誘電体磁器組成物 |
JP4524411B2 (ja) * | 2001-06-20 | 2010-08-18 | 日本特殊陶業株式会社 | 誘電体磁器組成物 |
EP1348680A2 (en) * | 2002-03-26 | 2003-10-01 | NGK Spark Plug Company Limited | Dielectric ceramic composition and resonator |
EP1348680A3 (en) * | 2002-03-26 | 2004-09-22 | NGK Spark Plug Company Limited | Dielectric ceramic composition and resonator |
US7094720B2 (en) | 2002-03-26 | 2006-08-22 | Nkg Spark Plug Co., Ltd. | Dielectric ceramic composition and dielectric resonator made from the composition |
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