JPH0529098Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0529098Y2
JPH0529098Y2 JP1987070407U JP7040787U JPH0529098Y2 JP H0529098 Y2 JPH0529098 Y2 JP H0529098Y2 JP 1987070407 U JP1987070407 U JP 1987070407U JP 7040787 U JP7040787 U JP 7040787U JP H0529098 Y2 JPH0529098 Y2 JP H0529098Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
frame
tower
repainting
frame body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987070407U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63181470U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987070407U priority Critical patent/JPH0529098Y2/ja
Publication of JPS63181470U publication Critical patent/JPS63181470U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0529098Y2 publication Critical patent/JPH0529098Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば、河川,海峡などに橋架され
た橋の塔柱外面の塗替え装置に関する。
[従来技術と問題点] ポールなどの小径柱の塗替え装置は数多く提案
されているが、従来橋梁の塔柱の塗替えは、塔柱
にそつて足場を構築し、人手による塗装面のブラ
スト,清掃,吹付け塗装を行つていた。このよう
な足場を設備することは設備費が嵩むばかりでな
く、高所作業のため作業者の安全を確保しなけれ
ばならないという不都合な点が多い。
本考案の目的は、簡単な而も合理的手段によつ
て長尺塔柱を自動連続的に塗替えることができ、
かつ、塔柱間の補剛桁や横梁の回避がなしうる装
置を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 従来技術の課題を解決する本考案の構成は、断
面形状が方形状をした塔柱に対して昇降可能で、
塔柱面を塗替えする装置であつて、前記塔柱の外
側面、および、この外側面に隣接する両側面の略
1/2部に適当間隔を介して配設され、かつ、前記
塔柱頂部に設けたクレーン設備に昇降可能に吊架
される平面形状がコ字形の枠体の両端外側部に、
前記塔柱の両側面の略1/2長を有する枠部4aの
一端をヒンジするとともに、この両枠部4aの他
端外側部に塔柱の内側面を囲い、かつ、塔柱の内
側面の略1/2長の枠部4bの一端を夫々ヒンジさ
せ、前記両枠部4a,4bによつて可動枠体4を
構成し、一方、前記コ字形の枠体と可動枠体4上
に、プラスト手段,清掃手段,塗装手段とからな
る塗替えユニツトを移動可能に搭載したものであ
る。
[実施例] 次に、図面について本考案実施例の詳細を説明
する。
第1図は本考案装置を使用する塔柱の一例を示
す斜視図,第2図は塔柱の頂部近傍における作業
状態を示す斜視図,第3図は中途部における作業
状態を示す斜視図,第4図は塗替えユニツトの一
部切欠斜視図、第5図は横梁の回避状態を示す斜
視図,第6図は補剛桁回避状態の斜視図である。
1は断面形状が方形状の塔柱で、該塔柱1の頂
部には吊り索用クレーン2が常設設備として搭載
されている。尚、この吊り索用クレーン2は、不
使用時には塔柱頂部に格納しうるようにすること
が望ましい。3は前記塔柱1の外側面、および、
この外側面に隣接する両側面外周に適当間隔を介
して配設される平面形状がコ字形の枠体で、この
枠体3の両側部、つまり、塔柱1の両側面に臨む
部分は、この塔柱側面巾の略1/2長に形成される
とともに、枠体3の両端外側部には、平面形状が
L字形の可動枠体4の一端が開閉可能にヒンジさ
れている。
前記L字形の可動枠体4は、塔柱1の側面巾の
略1/2長の枠部4aの他端外側部と、塔柱1の内
側側面巾の略1/2長の枠部4bの端部外側とを
夫々ヒンジしたものによつて構成されており、前
記枠体3と両可動枠体4とによつて塔柱1の全周
が囲撓できるようにしたものである。前記枠体3
と両可動枠体4を構成する枠部4a,4bの上面
には、互いに連通する案内溝5,6が形成してあ
り、この案内溝5,6に対して、上端を塔柱1の
外側面と両側面に当接するローラ7を備えたステ
ー8の下部が移動可能に、かつ、抜け止め構造的
に夫々嵌合されており、この各ステー8のローラ
7が塔柱表面に当接することによつて枠体3,可
動枠体4の内側面と塔柱1の表面との間に間〓が
保持され塔柱面と枠体,可動枠とが接触しないよ
うにしてある。
また、前記枠体3の角部の一方、または、双方
には、後述する塔柱1の隅角用の塗替えユニツト
Aが、また、枠体3の各辺、または、何れかの辺
に平面用の塗替えユニツトBが、また、前記可動
枠体4を構成する枠部4aと4bのヒンジ部上に
は塔柱1の面取り部用の塗替えユニツトCが夫々
配設してあり、前記塗替えユニツトA,B,Cは
枠体3,可動枠体4の案内溝5,6にそつて夫々
移動可能にとりつけられる。また、前記枠体3の
外側辺中央部には、前記各塗替えユニツトA,
B,Cを駆動するための動力などを収容した支援
設備9がとりつけられている。そして、この支援
設備9と前記吊り索用クレーン2とが吊揚索10
によつて連結され、枠体3、および、これに付設
せる各部材が塔柱1にそつて昇降しうるようにし
たものである。
次に、第4図について塗替えユニツトA,B,
Cの構造について説明する。この各塗替えユニツ
トA,B,Cは、隅角用,平面用,面取り部用と
あるが、構成そのものは3者共通であることか
ら、第4図の平面用のものについてその詳細を説
明する。ケーシング11内の上段には、塔柱1の
壁面にブラストを吹付け、旧塗膜を剥離する複数
本のブラストノズル12をもつブラスト設備13
が設けてあり、このブラスト設備13の下段に
は、ブラスト、および、剥離塗膜を回収するため
の真空吸引構造の清掃設備14があり、また、こ
の清掃設備14の下段には、複数の塗装ノズル1
5をもつ塗装設備16が配設されたものによつて
各塗替えユニツトA,B,Cが構成されいる。
尚、前記ブラスト設備13,清掃設備14,塗装
設備16を駆動して停止する機構は全て前記支援
設備9に接続されている。
[作用の説明] 前記実施例の構成に基づいてその作用を説明す
る。
先ず、吊り索用クレーン2の吊揚索10を伸ば
して、枠体3と可動枠体4を塔柱1の最下端に、
かつ、この塔柱1を囲撓するようにセツトする。
そして、前記塗替えユニツトAとCを夫々所定の
隅各部、および、面取り部に配設するとともに、
平面用の塗替えユニツトBを塔柱1の所定面の一
端に適合させる。そして、枠体3全体を所定の速
度で上昇する作用と、枠体3,可動枠体4に対す
る各ブラスト設備13,清掃設備14、および、
塗装設備16の横行作用とにより塗替え塗装を塔
柱1の上端に至るまで連続的に行う。そして、塔
柱頂部までのある巾の塗替えが終わつたら、吊り
索用クレーン2によつて枠体全体を塔柱1の最下
端まで下降させ、平面用の塗替えユニツトBのみ
を左、または、右に移動して未処理面に臨ませ
る。また、隅角用,面取り用の塗替えユニツト
A,Cが夫々1個しかない場合には、この塗替え
ユニツトA,Cを他の隅角部,面取り部に移動さ
せたのち、前記と同様な操作で塔頂までの塗替え
を行う。この操作を繰り返し行うものである。
また、第6図で示すように、枠体全体が補剛桁
17部分に至つたときは、塔柱1の両側面に臨む
可動枠体4、詳しくは、枠部4a,4bを図のよ
うに枠体3に対して外側方に開いて補剛桁17を
回避し、この補剛桁17を回避し終わつたら、再
び可動枠体4を旧状に戻す。また、第5図のよう
に枠体全体が横梁18部分に至つたときは、可動
枠体4を構成し、かつ、塔柱1の内側面に臨む枠
部4bのみを枠部4aと平行になるように開いて
横梁18を回避し、この横梁18の回避が終わつ
たらこの枠部4bを旧状に戻す。
[考案の効果] 上述のように本考案の構成によれば、次のよう
な効果が得られる。
(a) 塔柱の頂部に設けた吊り索用クレーンにより
塔柱を囲む枠体と可動枠体を上昇させながら、
塔柱外周面の塗替え作業が連続的になし得ら
れ、従来技術に比べ足場などの設備費を要さな
いとともに、作業者に高所作業を強要すること
がない。
(b) 塗替えユニツトにより、旧塗装面の改善清掃
と塗装が連続して行え、効率がよい。
(c) 塔柱を囲む枠体構造が、塔柱の外側面、両側
面を囲う枠体と可動枠体を構成する枠部4a、
および、塔柱の内側面に臨む枠部4bとによつ
て構成されているため、塔柱に関連せる補剛
桁,横梁などを簡単に回避することができ、塗
替え効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を使用する塔柱の一例を示
す斜視図、第2図は第1実施例の要部を示す斜視
図、第3図は同上斜視図、第4図は塗替えユニツ
トの一部切欠斜視図、第5図は横梁回避状態を示
す斜視図、第6図は補剛桁回避状態の斜視図であ
る。 1……塔柱、2……吊り索用クレーン、3……
枠体、4……可動枠体、4a,4b……枠部、
5,6……案内溝、7……ローラ、8……ステ
ー、9……支援設備、10……吊揚索、A,B,
C……塗替えユニツト、13……ブラスト設備、
14……清掃設備、16……塗装設備。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 断面形状が方形状をした塔柱に対して昇降可能
    で、塔柱面を塗替えする装置であつて、 前記塔柱の外側面、および、この外側面に隣接
    する両側面の略1/2部に適当間隔を介して配設さ
    れ、かつ、前記塔柱頂部に設けたクレーン設備に
    昇降可能に吊架される平面形状がコ字形の枠体の
    両端外側部に、前記塔柱の両側面の略1/2長を有
    する枠部4aの一端をヒンジするとともに、この
    両枠部4aの他端外側部に塔柱の内側面を囲い、
    かつ、塔柱の内側面巾の略1/2長の枠部4bの一
    端を夫々ヒンジさせ、前記両枠部4a,4bによ
    つて可動枠体4を構成し、一方、前記コ字形の枠
    体と可動枠体4上に、ブラスト手段,清掃手段,
    塗装手段とからなる塗替えユニツトを移動可能に
    搭載したことを特徴とする塔柱の塗替え装置。
JP1987070407U 1987-05-12 1987-05-12 Expired - Lifetime JPH0529098Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987070407U JPH0529098Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987070407U JPH0529098Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63181470U JPS63181470U (ja) 1988-11-22
JPH0529098Y2 true JPH0529098Y2 (ja) 1993-07-26

Family

ID=30912014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987070407U Expired - Lifetime JPH0529098Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529098Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6217368B2 (ja) * 1976-06-02 1987-04-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6086477U (ja) * 1983-11-21 1985-06-14 三菱重工業株式会社 塗装装置
JPS6217368U (ja) * 1985-03-29 1987-02-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6217368B2 (ja) * 1976-06-02 1987-04-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63181470U (ja) 1988-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0529098Y2 (ja)
CN214459726U (zh) 悬灌梁喷淋养护设备
JPH0529099Y2 (ja)
JP3841242B2 (ja) エレベータパーキング用昇降作業台とこれを用いた工法
JPH0529100Y2 (ja)
JPH0520453Y2 (ja)
JPH0742524Y2 (ja) 塔柱の塗替え装置
FI90273B (fi) Laite materiaalien ja/tai apuvälineiden siirtoa ja jakelua varten rakennuksen ulkokehälle
JPH0517179Y2 (ja)
JPH0742523Y2 (ja) 塔柱の塗替え装置
JP2668217B2 (ja) アーチ状大空間屋根の構築方法
JP2989969B2 (ja) 外装足場及び外装施工方法
JPH0428992Y2 (ja)
CN212356301U (zh) 一种小型简易门吊装置
CN206521254U (zh) 一种可拆卸的高空作业装置
JPH0327052Y2 (ja)
JPH0317356A (ja) 高層建築物の建設方法
RU2132918C1 (ru) Укрытие нефтехранилища для ведения наружных работ
JPS6129495Y2 (ja)
JP2792330B2 (ja) ビル建築用仮設梁組装置
JP2622066B2 (ja) バランス式外壁作業装置
JPH02292440A (ja) 垂直ガイドレールを設けた建築物外壁
JPH03293470A (ja) 足場装置
JPH09287283A (ja) コールバンカ用作業足場装置
JPS5841106A (ja) トラス橋点検作業用架台の移設方法