JPH05290544A - テープカセット用のプリズム - Google Patents

テープカセット用のプリズム

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JPH05290544A
JPH05290544A JP4093226A JP9322692A JPH05290544A JP H05290544 A JPH05290544 A JP H05290544A JP 4093226 A JP4093226 A JP 4093226A JP 9322692 A JP9322692 A JP 9322692A JP H05290544 A JPH05290544 A JP H05290544A
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JP
Japan
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light
prism
rough surface
tape cassette
protrusion
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JP4093226A
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Hiroshi Meguro
浩 目黒
Masanobu Sugiyama
正信 杉山
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープエンド検出光が磁気テープ12に反射
して、光検出器が誤動作するのを防止できるようにした
テープカセット用のプリズムを提供する。 【構成】 プリズム1にテープレコーダに設けた光検出
器102の発光部103からの光104を受ける受光面
2を設ける。上記受光面2に連続させて遮光用のリブ3
を設ける。上記リブ3の一側面に、プリズム成形金型2
3の離形方向に長さ方向を揃えた多数条の凹凸部4…4
を列設することにより遮光用の粗面4を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープカセット、例えば
R−DATカセット内に組み込まれていて、テープエン
ドを検出するのに用いられるプリズムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】R−DATカセットにおいては図7に示
したようなプラスチック製のテープエンド検出用のプリ
ズム101が組み込まれていて、テープドライブ側に設
けた光検出器102の発光部103からの光104を受
光面105で受け、該受光面105から侵入した光を第
1,第2反射面106,107で反射させて、磁気テー
プ108に当て、該磁気テープ108の光透過部(テー
プエンド部)を透過した光104を上記光検出器102
の受光部109で受光することにより、磁気テープ10
8のテープエンドを検出するようになっている。
【0003】ところで、上記従来のプリズム101にあ
っては、発光部103からの光104が直接、磁気テー
プ108に照射されて、その反射光が上記光検出器10
2の受光部109に入射されて、誤作動を惹起するとい
う欠点があった。
【0004】そこで、上記欠点を解決するために、図8
に示したように、受光面105に連続させて遮光用の突
部(リブ部)110を形成し、該突部110の表面に設
けた光拡散用の粗面111で発光部103からの光10
4を拡散させることにより、誤作動を防止するようにし
たプリズム112も開発されるに至った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで図8に示した
従来のプリズム112にあっては、光拡散用の粗面11
1を図9に示したようにシボ加工つまり、無数の円形状
の凹凸部113…113を設けることにより形成してい
たために、光の拡散効率を上げるために、凹凸部113
…113を深く大きくすると、上記プリズム112をプ
ラスチックで成形する場合において、可動金型114の
離形時に、プリズム112の凹凸部113…113と可
動金型114との間に干渉、所謂カジリが生じ、製品と
してのプリズム112を可動金型114からスムースに
取り出すことができないという問題点があった。なお、
115は固定金型である。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解消すること
を目的として為されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドライブ側に
設けた光検出器の発光部からの光を受ける受光面に連続
して遮光用の突部を形成したテープカセット用のプリズ
ムにおいて、上記突部の一側面には、プリズム成形金型
の離形方向に長さ方向を揃えた多数条の凹凸部を列設す
ることにより光拡散用の粗面を形成した。
【0008】
【作用】プリズムの成形金型の離形方向に長さ方向を揃
えた多数条の凹凸部で粗面を形成したので、上記凹凸部
の深さをいくら深くしても、成形金型の離形時に、プリ
ズムの凹凸部と成形金型との間にカジリが発生するのを
防止することができる。
【0009】
【実施例】次に本発明を図1〜図6を参照して説明す
る。
【0010】図1において、1は本発明のプリズムであ
り、該プリズム1はテープレコーダ等のドライブ側に設
けられた光検出器102の発光部103からの光104
を受ける受光面2に連続して遮光用の突部(リブ部)3
が形成されていると共に、該突部3の表,裏面にはそれ
ぞれ光拡散用の粗面4,5が形成されている。
【0011】上記プリズム1は、ベース部6と、該ベー
ス部6の一端側に、これと略直角に設けられた上記突部
3と、該突部3と平行するように、上記ベース部6の他
端側に連設された屈曲部7とを備えている。
【0012】そして、上記ベース部6の一端側の端面は
上記受光面2になっていると共に、他端側の端面は傾斜
状の第1反射面8になっていて、上記受光面2から入射
した光104を屈曲部7側に向けて反射させるようにな
っている。
【0013】また、上記屈曲部7の先端面も傾斜状の第
2反射面9になっていて、該第2反射面9で反射されて
きた光104を、上記突部3と屈曲部7の間を走行する
磁気テープ108及びドライブ側の受光部109に向け
て反射させるようになっている。
【0014】上記突部3は図4〜図5に示したように先
端に行くに従って徐々に薄肉になり、かつ表,裏両面と
もに約8°の傾斜角度θを持つ傾斜面に形成されてい
て、表面側(受光面2に隣接する面)には深さDが0.
1mm、ピッチPが0.1mm程度の断面V字状の凹凸
部11…11を突部3の高さ方向に沿わせて列設するこ
とにより、光拡散用の粗面4が形成されている。また、
突部3の裏面側にはシボ加工により6μRzの円形状の
凹凸部12…12を無駄に設けることにより、光拡散用
の粗面5が形成されている。
【0015】そして、上記発光部103からの光104
を先ず突部3の表面側の粗面4で拡散或は乱反射させ、
更に突部3の裏面側の粗面5で拡散或は乱反射させ光1
04を弱めることにより、突部3を透過した光104が
磁気テープ108に反射した場合でも、その反射光で光
検出器102が誤動作しないようになっている。なお図
3において、13,14はベース部の両側部に設けられ
た固定部であり、これら固定部13,14にはねじ穴1
5,15が設けられていてこれらねじ穴15,15を利
用してねじでプリズム1はテープカセット内に取り付け
られるようになっている。
【0016】次に、上記のプリズム1の製造方法につい
て述べる。
【0017】上記プリズム1は図6に示したような固定
金型21と可動金型22とからなる成形金型23を使用
して、透明プラスチックで射出成形されている。
【0018】そして、上述しように突部3の表面側1の
光拡散用の粗面4は突部3の外側面に断面V字状の多数
の凹凸部11…11を突部3の高さ方向に沿わせた状態
で列設されていて、上記可動金型22の離形方向(可動
方向)Aに上記V字状の多数の凹凸部11…11の長さ
方向を揃えた状態で形成されているので、上記V字状の
多数の凹凸部11…11の深さをいくら深くしても、可
動金型22の離形時に、該可動金型22と凹凸部11…
11との間にカジリを発生させることなく、所望の深さ
で光拡散効率のよい凹凸部11…11を有するプラスチ
ック製のプリズム1を円滑に製造することが可能になる
のである。
【0019】なお、実施例では突部3の裏面側粗面5を
6μRzのシボ加工としたが、3〜10μRzの範囲内
であればプリズム1の成形に悪影響を及ぼすことなく、
また光の拡散効率及び乱反射効率の良い粗面5を得るこ
とができる。
【0020】また、上記突部3の表面側の粗面3は断面
V字状或は半円形状の凹凸部11…11を形成してもよ
い。
【0021】また、突部3の表面側をシボ加工による粗
面5とし、突部3の裏面側をプリズム成形金型の離形方
向に長さを揃えた多数条の凹凸部11…11を列設した
粗面4としてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明のテープカセット用のプリズムは
以上説明したような構成であって、特に遮光用の突部の
一側面の光拡散用の粗面を、プリズム成形金型の離形方
向に長さ方向を揃えた多数条の凹凸部を列設することに
より形成したので次に述べるような効果がある。
【0023】(1)離形時における凹凸部と成形金型の
カジリを無くして、成形精度の高いプリズムを円滑に製
造することを可能にする。
【0024】(2)凹凸部の深さを、より深くして粗面
の光拡散効果を向上させることが可能になる。
【0025】(3)プリズム成形金型の離形方向に長さ
方向を揃えた多数条の凹凸部による粗面とシボ加工によ
る粗面の両方の光拡散或は光乱反射作用の相乗効果によ
り、光検出器の誤動作を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図。
【図2】正面図。
【図3】底面図。
【図4】要部の斜視図。
【図5】図4のA−A線断面図。
【図6】成形金型との関係を示す断面図。
【図7】従来例の断面図。
【図8】他の従来例の断面図。
【図9】従来の問題点を示す断面図。
【符号の説明】
1…プリズム 2…受光面 3…突部 4,5…粗面 102…光検出器 103…受光部 108…磁気テープ 109…受光部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライブ側に設けた光検出器の発光部か
    らの光を受ける受光面に連続して遮光用の突部を形成し
    たテープカセット用のプリズムにおいて、 上記突部の一側面には、プリズム成形金型の離形方向に
    長さ方向を揃えた多数条の凹凸部を列設することにより
    光拡散用の粗面を形成したことを特徴とするテープカセ
    ット用のプリズム。
  2. 【請求項2】 請求項1のプリズムにおいて、上記リブ
    の他側面にはシボ加工を施すことにより光拡散用の粗面
    を形成したことを特徴とするテープカセット用のプリズ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100423171B1 (ko) * 2000-09-28 2004-03-16 닛뽕빅터 가부시키가이샤 자기 테이프 카세트
KR100509278B1 (ko) * 1997-05-21 2005-11-09 소니 가부시끼 가이샤 테이프카세트

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100509278B1 (ko) * 1997-05-21 2005-11-09 소니 가부시끼 가이샤 테이프카세트
KR100423171B1 (ko) * 2000-09-28 2004-03-16 닛뽕빅터 가부시키가이샤 자기 테이프 카세트

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