JPH0529049Y2 - - Google Patents

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JPH0529049Y2
JPH0529049Y2 JP16498588U JP16498588U JPH0529049Y2 JP H0529049 Y2 JPH0529049 Y2 JP H0529049Y2 JP 16498588 U JP16498588 U JP 16498588U JP 16498588 U JP16498588 U JP 16498588U JP H0529049 Y2 JPH0529049 Y2 JP H0529049Y2
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filter
air
cylindrical body
intake port
air intake
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のバキユームソレノイドバルブ
等に装着されるエアフイルタに関する。
[従来の技術] この種のエアフイルタは外部からエアを取入れ
るためのエア取入口の前方に遮蔽部材を配してい
る。遮蔽部材には耐水性をもたせ、エア取入口か
らの水の侵入を防ぐようにしている。即ち、その
エアフイルタでは遮蔽部材によつて耐水をよくし
て、エアのみをバキユームソレノイドバルブに送
るようにしている。(例えば、実開昭61−77477号
公報参照) [考案が解決しようとする課題] しかしながら、バキユームソレノイドバルブの
取付け位置は一義的には定まらず、その取付け位
置によつてエアフイルタの方向が変化するため、
問題を生じる。たとえば、エアフイルタのエア取
入口が上側にある場合や下側にある場合には耐水
性が良いとしても、側方にエア取入口がある場合
には、水が侵入するという問題が生じてくる。
これは、側方においての水の侵入過程が上側や
下側の場合とはかなり異なるためと、水の表面張
力や、エアフイルタ内部の複雑な構造との関係に
よるものと考えられる。
それ故に、本考案の課題は、バキユームソレノ
イドバルブの取付け位置に無関係に良好な耐水性
を得ることができるエアフイルタを提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、取付対象物のエア導入筒に一
端を接続される円筒体、該円筒体の他端側の周面
を囲むとともに該周面を越えて延出した外周壁、
及び該外周壁を上記円筒体に結合させた結合部材
を有するフイルタ本体部材と、上記外周壁の内側
に配されて上記円筒体の他端に接続され、上記エ
ア通路に連通するエア取入口を有したフイルタキ
ヤツプ部材と、該フイルタキヤツプ部材に保持さ
れ、上記エア通路に対向するよう位置づけられた
フイルタ部材とを含み、上記フイルタキヤツプ部
材は、上記円筒体の軸心に対し偏心した偏心部を
有し、該偏心部は上記円筒体の軸心と実質上一致
した表面を有し、上記エア取入口は該表面に位置
していることを特徴とするエアフイルタが得られ
る。
[実施例] 第1図及び第2図は本考案のエアフイルタの一
実施例を示している。
図示のエアフイルタ1は、フイルタ本体部材3
と、このフイルタ本体部材3の内側に配したフイ
ルタキヤツプ部材5とを含んでいる。フイルタキ
ヤツプ部材5はフイルタ部材7を内蔵している。
フイルタ本体部材3は、第3図及び第4図をも
参照して、筒状の外周壁8と、その内側に位置し
た円筒体9とを有している。円筒体9は外周壁8
にブリツジ(結合体)11によつて支持されてい
る。また円筒体9の外周面には、外方へ広がつた
フランジ板12が設けられている。フランジ板1
2の外周端面は外周壁8の内周面に間隔をおいて
対向している。
外周壁8の内面には1個または数個の断面V形
もしくは断面U形などの溝13が形成されてい
る。これらの溝13は外周壁8に沿つて軸心と平
行にのび、エアフイルタ1の内部に侵入する水の
案内をしてエアフイルタ1の内部に水が溜らない
ようにする役目を果す。
円筒体9は、外周壁8の外側にのびた接続筒部
14と内側にのびた圧入部15とを有している。
接続筒部14と圧入部15の内側にはエア通路1
7が形成されている。
一方、フイルタキヤツプ部材5は、第3図及び
第5図をも参照して、中央部分18とその一端側
のフイルタ室壁19と他端側の遮蔽部材20とを
一体に有している。圧入部15の外側にはフイル
タ室壁19が圧入嵌合され、凹凸嵌合により取外
し可能に係止されている。このフイルタ室壁19
の内側空間、即ち、フイルタ室にはエア通路17
を塞ぐようにフイルタ部材7が配設されている。
フイルタ部材7は通常のフイルタ機能をもつもの
であり、公知の部材で作られ得る。
中央部分18は断面円形であるが、フイルタ室
壁19に対し偏心して設けられているため偏心部
とも呼ぶ。この偏心部18の表面の一部(以下こ
の部分を「特定部」と呼ぶ)は円筒体9の中心軸
と実質的に一致している。偏心部分18の特定部
には軸方向での中間点の側面にエア取入口21が
形成されている。エア取入口21は接続筒部14
の軸心と一致する位置に開口している。したがつ
てフイルタキヤツプ部材9の取付角に影響される
ことなく、エア取入口21は常に接続筒部14の
中心軸上に位置する。
エア取入口21とフイルタ室とはもちろん連通
されている。したがつて、エア取入口21はフイ
ルタ部材7を介してフイルタ本体部材3のエア通
路17に連通されている。
遮蔽部材20は偏心部18よりも外方に突出
し、これにより外周壁8の内部への水の侵入をあ
る程度防ぐためのものである。
このエアフイルタ1は、第6図に示すように、
バキユームソレノイドバルブ25に取付けられ
る。その際、バキユームソレノイドバルブ25の
エア導入筒26の外側に、フイルタ本体部材3の
接続筒部14を圧入嵌合させ、凹凸嵌合により取
外し可能に係止させる。なお第6図はエア取入口
21を横向きにした状態を示す。
エア取入口21は1箇所とし、そのエアフイル
タ1の内部の中央部に位置付けることで、エアフ
イルタ1の内部に溜まる水とエア取入口21のク
リアランスを大きく取り、エアフイルタ1の取付
け側方に対しての耐水性をよくしている。
またエアフイルタ1の外形は、第2図からもわ
かるように、断面楕円または断面長円形状などに
している。これによると、バキユームソレノイド
バルブ25とエアフイルタ1との嵌合時にエア取
入口21の向きを設定するだけで、耐水性を向上
できる。
[考案の効果] 以上実施例により説明したように、本考案のエ
アフイルタによれば、エア取入口がその向きにか
かわらず外周壁の内側で常に中心軸上に位置する
ため、エアフイルタの取付姿勢を変えても耐水性
にはほとんど影響せず、したがつて常に優れた耐
水性を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるエアフイルタ
を示す断面図、第2図は第1図の右側面図、第3
図は第1図のエアフイルタの分解側面図、第4図
はフイルタ本体部材の側面図、第5図はフイルタ
キヤツプ部材の側面図、第6図は第1図のエアフ
イルタをバキユームソレノイドバルブに取付けた
状態を示す断面図である。 1……エアフイルタ、3……フイルタ本体部
材、5……フイルタキヤツプ部材、7……フイル
タ部材、8……外周壁、9……円筒体、13……
溝、17……エア通路、18……中央部分(偏心
部)、19……フイルタ室壁、20……遮蔽部材、
21……エア取入口、25……バキユームソレノ
イドバルブ、26……エア導入筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付対象物のエア導入筒に一端を接続される円
    筒体、該円筒体の他端側の周面を囲むとともに該
    周面を越えて延出した外周壁、及び該外周壁を上
    記円筒体に結合させた結合部材を有するフイルタ
    本体部材と、上記外周壁の内側に配されて上記円
    筒体の他端に接続され、上記エア通路に連通する
    エア取入口を有したフイルタキヤツプ部材と、該
    フイルタキヤツプ部材に保持され、上記エア通路
    に対向するよう位置づけられたフイルタ部材とを
    含み、上記フイルタキヤツプ部材は、上記円筒体
    の軸心に対し偏心した偏心部を有し、該偏心部は
    上記円筒体の軸心と実質上一致した表面を有し、
    上記エア取入口は該表面に位置していることを特
    徴とするエアフイルタ。
JP16498588U 1988-12-22 1988-12-22 Expired - Lifetime JPH0529049Y2 (ja)

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JP16498588U JPH0529049Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22

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JPH0286621U JPH0286621U (ja) 1990-07-09
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