JPH05290113A - スケマティックエディタ及び回路図の階層設計方法 - Google Patents
スケマティックエディタ及び回路図の階層設計方法Info
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- JPH05290113A JPH05290113A JP4094103A JP9410392A JPH05290113A JP H05290113 A JPH05290113 A JP H05290113A JP 4094103 A JP4094103 A JP 4094103A JP 9410392 A JP9410392 A JP 9410392A JP H05290113 A JPH05290113 A JP H05290113A
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- circuit diagram
- hierarchical structure
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設計作業効率を向上させることのできるスケ
マティックエディタ及び回路図の階層設計方法を提供す
る。 【構成】 スケマティックエディタに読み込まれた設計
対象となる回路図データ内に存在するシンボルを抽出す
る抽出手段11と、上記抽出されたシンボルが階層状態
を有するか否かを判断する判断手段12と、上記判断手
段が上、下階層を有すると判断したシンボルについて
上、下階層がないと判断されるまで上記抽出、上記判断
を繰り返す繰返手段13と、を有するスケマティックエ
ディタにおいて、上記抽出手段、上記判断手段及び上記
繰返手段の各出力データに基づいて、上記シンボルに付
されたシンボル名によって回路図の階層構造を示す階層
構造図を作成する作成手段14を備えたことを特徴とす
る。
マティックエディタ及び回路図の階層設計方法を提供す
る。 【構成】 スケマティックエディタに読み込まれた設計
対象となる回路図データ内に存在するシンボルを抽出す
る抽出手段11と、上記抽出されたシンボルが階層状態
を有するか否かを判断する判断手段12と、上記判断手
段が上、下階層を有すると判断したシンボルについて
上、下階層がないと判断されるまで上記抽出、上記判断
を繰り返す繰返手段13と、を有するスケマティックエ
ディタにおいて、上記抽出手段、上記判断手段及び上記
繰返手段の各出力データに基づいて、上記シンボルに付
されたシンボル名によって回路図の階層構造を示す階層
構造図を作成する作成手段14を備えたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スケマティックエディ
タ及び回路図の階層設計方法に関する。
タ及び回路図の階層設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】スケマティックエディタにお
いて、従来より、例えば大規模論理図面等を作成する場
合には、ある機能をもつ論理部分を一つのシンボルに置
き換え、該シンボルに相当する論理図を順次より具体的
な回路構成を示す回路図として下階層として有する、階
層構造が使用される。例えば、図4の(a)に示すような
ブロック図はセル1ないし3のシンボルから構成されて
いる場合、上記ブロック図の下階層の回路図としてセル
1は図4の(b)に示すような回路構成であり、セル2は
図4の(c)に示すような回路構成であり、セル3は図4
の(d)に示すような回路構成である。ところが従来、こ
のように階層構造を有し、スケマティックエディタを使
用し回路図を作成する場合、例えば上位階層から下階層
の回路図を表示等するときには一階層ずつ順に下階層の
回路図を表示させて目的の階層の回路図に到達しなけれ
ばならず、階層数が多ければその処理は煩雑であり、設
計作業効率も悪くなるという問題点があった。尚、下位
の階層から上位の階層へ移行したい場合も同様である。
又、本発明は上述したような問題点を解決するためにな
されたもので、設計作業効率を向上させることのできる
スケマティックエディタ及び回路図の階層設計方法を提
供することを目的とする。
いて、従来より、例えば大規模論理図面等を作成する場
合には、ある機能をもつ論理部分を一つのシンボルに置
き換え、該シンボルに相当する論理図を順次より具体的
な回路構成を示す回路図として下階層として有する、階
層構造が使用される。例えば、図4の(a)に示すような
ブロック図はセル1ないし3のシンボルから構成されて
いる場合、上記ブロック図の下階層の回路図としてセル
1は図4の(b)に示すような回路構成であり、セル2は
図4の(c)に示すような回路構成であり、セル3は図4
の(d)に示すような回路構成である。ところが従来、こ
のように階層構造を有し、スケマティックエディタを使
用し回路図を作成する場合、例えば上位階層から下階層
の回路図を表示等するときには一階層ずつ順に下階層の
回路図を表示させて目的の階層の回路図に到達しなけれ
ばならず、階層数が多ければその処理は煩雑であり、設
計作業効率も悪くなるという問題点があった。尚、下位
の階層から上位の階層へ移行したい場合も同様である。
又、本発明は上述したような問題点を解決するためにな
されたもので、設計作業効率を向上させることのできる
スケマティックエディタ及び回路図の階層設計方法を提
供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明のスケ
マティックエディタは、スケマティックエディタに読み
込まれた設計対象となる回路図データ内に存在するシン
ボルを抽出する抽出手段と、上記抽出されたシンボルが
階層状態を有するか否かを判断する判断手段と、上記判
断手段が上、下階層を有すると判断したシンボルについ
て上、下階層がないと判断されるまで上記抽出、上記判
断を繰り返す繰返手段と、を有するスケマティックエデ
ィタにおいて、上記抽出手段、上記判断手段及び上記繰
返手段の各出力データに基づいて、上記シンボルに付さ
れたシンボル名によって回路図の階層構造を示す階層構
造図を作成する作成手段を備えたことを特徴とする。
マティックエディタは、スケマティックエディタに読み
込まれた設計対象となる回路図データ内に存在するシン
ボルを抽出する抽出手段と、上記抽出されたシンボルが
階層状態を有するか否かを判断する判断手段と、上記判
断手段が上、下階層を有すると判断したシンボルについ
て上、下階層がないと判断されるまで上記抽出、上記判
断を繰り返す繰返手段と、を有するスケマティックエデ
ィタにおいて、上記抽出手段、上記判断手段及び上記繰
返手段の各出力データに基づいて、上記シンボルに付さ
れたシンボル名によって回路図の階層構造を示す階層構
造図を作成する作成手段を備えたことを特徴とする。
【0004】このように構成することで階層構造図作成
手段は、各シンボルに付されたそのシンボル名を使用し
回路図の階層構造を可視的に表示することより、階層構
造を一見して理解することができるように作用する。
手段は、各シンボルに付されたそのシンボル名を使用し
回路図の階層構造を可視的に表示することより、階層構
造を一見して理解することができるように作用する。
【0005】さらに本発明のスケマティックエディタ
は、上記階層構造図に示される上記シンボル名の中から
任意に指定されたシンボル名に対応するシンボルの回路
図データを検索する検索手段と、上記検索手段にて検索
されたシンボルの回路図データを表示する表示手段と、
を備えることもできる。
は、上記階層構造図に示される上記シンボル名の中から
任意に指定されたシンボル名に対応するシンボルの回路
図データを検索する検索手段と、上記検索手段にて検索
されたシンボルの回路図データを表示する表示手段と、
を備えることもできる。
【0006】このように構成することで、表示される階
層構造図において任意のシンボルを指定可能であり、検
索手段は指定されたシンボル名に対応する回路図データ
を検索し表示手段は検索された回路図データを可視的に
表示することにより、例えば上位階層から下階層の回路
図を表示等するとき、一階層ずつ順に下階層の回路図を
表示させて目的の階層の回路図に到達しなければならな
いという煩わしさは解消され、設計作業効率を向上する
ように作用する。
層構造図において任意のシンボルを指定可能であり、検
索手段は指定されたシンボル名に対応する回路図データ
を検索し表示手段は検索された回路図データを可視的に
表示することにより、例えば上位階層から下階層の回路
図を表示等するとき、一階層ずつ順に下階層の回路図を
表示させて目的の階層の回路図に到達しなければならな
いという煩わしさは解消され、設計作業効率を向上する
ように作用する。
【0007】さらに本発明のスケマティックエディタ
は、上記階層構造図に示される上記シンボル名の中から
任意に指定された指定シンボル名を、該指定シンボル名
に対応するシンボルにおける端子名、端子位置及びシン
ボルの形状が同一である別のシンボルの回路図データに
置き換える回路図データ置換手段、を備えることもでき
る。
は、上記階層構造図に示される上記シンボル名の中から
任意に指定された指定シンボル名を、該指定シンボル名
に対応するシンボルにおける端子名、端子位置及びシン
ボルの形状が同一である別のシンボルの回路図データに
置き換える回路図データ置換手段、を備えることもでき
る。
【0008】このように構成することで、回路図データ
置換手段は置換されたシンボルに対応する回路図データ
の置換を行うことより、回路図の置換作業が容易になり
設計作業効率の向上に作用する。
置換手段は置換されたシンボルに対応する回路図データ
の置換を行うことより、回路図の置換作業が容易になり
設計作業効率の向上に作用する。
【0009】
【実施例】本発明のスケマティックエディタの一実施例
を図1を参照し説明する。尚、説明は論理回路図を作成
する場合を例に取るが、論理回路図に限らず電気回路図
等の作成についても同様に適用可能である。AND回路
等の論理記号等の論理回路図を作成するのに必要なすべ
てのデータがスケマティックエディタに供給され、上記
データから行おうとする設計の対象となる回路図データ
を読み込む読込装置10の出力側は、読み込まれた上記
回路図データからシンボルを抽出する抽出装置11に接
続される。尚、本明細書にてシンボルとは、回路図によ
る階層設計を行なう際に一つの設計単位として下階層を
表すブロックを示すものである。抽出装置11の出力側
は、抽出されたシンボルについてこのシンボルの回路構
成をさらに詳しく表した下階層又は上記回路構成を上位
概念的に表した上階層を有するか否かを判断する判断装
置12に接続され、判断装置12の出力側は判断装置1
2が上記下階層又は上階層を有すると判断したシンボル
について該シンボルが下階層又は上階層を有さなくなる
まで上記抽出及び上記判断を繰り返し行い、抽出された
シンボルに関するデータを送出する繰返装置13に接続
される。尚、以上の読込装置10、抽出装置11、判断
装置12及び繰返装置13については従来からスケマテ
ィックエディタに備わる装置である。
を図1を参照し説明する。尚、説明は論理回路図を作成
する場合を例に取るが、論理回路図に限らず電気回路図
等の作成についても同様に適用可能である。AND回路
等の論理記号等の論理回路図を作成するのに必要なすべ
てのデータがスケマティックエディタに供給され、上記
データから行おうとする設計の対象となる回路図データ
を読み込む読込装置10の出力側は、読み込まれた上記
回路図データからシンボルを抽出する抽出装置11に接
続される。尚、本明細書にてシンボルとは、回路図によ
る階層設計を行なう際に一つの設計単位として下階層を
表すブロックを示すものである。抽出装置11の出力側
は、抽出されたシンボルについてこのシンボルの回路構
成をさらに詳しく表した下階層又は上記回路構成を上位
概念的に表した上階層を有するか否かを判断する判断装
置12に接続され、判断装置12の出力側は判断装置1
2が上記下階層又は上階層を有すると判断したシンボル
について該シンボルが下階層又は上階層を有さなくなる
まで上記抽出及び上記判断を繰り返し行い、抽出された
シンボルに関するデータを送出する繰返装置13に接続
される。尚、以上の読込装置10、抽出装置11、判断
装置12及び繰返装置13については従来からスケマテ
ィックエディタに備わる装置である。
【0010】又、抽出装置11、判断装置12及び繰返
装置13の各出力側は、階層構造図作成装置14に接続
される。階層構造作成装置14は、抽出装置11が送出
するシンボルに関するデータと、判断装置12が送出す
る判断情報、及び繰返装置13が送出する、下階層又は
上階層を有さなくなるまでに抽出されたシンボルに関す
るデータとに基づき、例えば図5に示すように、抽出さ
れた各シンボルに付されているシンボル名によって回路
図の階層構造を作成する。
装置13の各出力側は、階層構造図作成装置14に接続
される。階層構造作成装置14は、抽出装置11が送出
するシンボルに関するデータと、判断装置12が送出す
る判断情報、及び繰返装置13が送出する、下階層又は
上階層を有さなくなるまでに抽出されたシンボルに関す
るデータとに基づき、例えば図5に示すように、抽出さ
れた各シンボルに付されているシンボル名によって回路
図の階層構造を作成する。
【0011】又、上述した階層構造図作成装置14の出
力側には、例えば以下に示す装置を接続しても良い。即
ち、階層構造図作成装置14の出力側は検索装置15に
接続され、検索装置15の出力側は回路図を可視的に表
示する表示装置16に接続される。検索装置15は、階
層構造図作成装置14が送出する階層構造図に関するデ
ータに従い上記階層構造図を可視的に表示する表示画面
上にて、例えばマウス等のポインティングデバイスであ
る指定装置によって、設計者が必要とする任意の階層に
ある任意のシンボル名を指定することで、指定されたシ
ンボル名に対応するシンボルに関する回路図データを読
込装置10の出力データである回路図データ内から検索
する。
力側には、例えば以下に示す装置を接続しても良い。即
ち、階層構造図作成装置14の出力側は検索装置15に
接続され、検索装置15の出力側は回路図を可視的に表
示する表示装置16に接続される。検索装置15は、階
層構造図作成装置14が送出する階層構造図に関するデ
ータに従い上記階層構造図を可視的に表示する表示画面
上にて、例えばマウス等のポインティングデバイスであ
る指定装置によって、設計者が必要とする任意の階層に
ある任意のシンボル名を指定することで、指定されたシ
ンボル名に対応するシンボルに関する回路図データを読
込装置10の出力データである回路図データ内から検索
する。
【0012】さらに、上述した階層構造図作成装置14
の出力側には、例えば以下に示す装置を接続しても良
い。即ち、階層構造図作成装置14の出力側は、シンボ
ル名置換装置17に接続され、シンボル名置換装置17
の出力側は回路図データ置換装置18に接続される。シ
ンボル名置換装置17は、階層構造図作成装置14が送
出し、画面上に表示された階層構造図にて、上記指定装
置によって設計者が指定する任意の階層にある任意のシ
ンボル名を、設計者が入力あるいは上記階層構造図にて
指定した置換するシンボル名に置換可能か否かを、両シ
ンボルが有する端子名、端子位置及び形状が同一か否か
に基づき判断し、これらが同一であると判断した場合に
はシンボル名の置換を行う。尚、上記端子名等が不一致
の場合には上記置換は行わない。
の出力側には、例えば以下に示す装置を接続しても良
い。即ち、階層構造図作成装置14の出力側は、シンボ
ル名置換装置17に接続され、シンボル名置換装置17
の出力側は回路図データ置換装置18に接続される。シ
ンボル名置換装置17は、階層構造図作成装置14が送
出し、画面上に表示された階層構造図にて、上記指定装
置によって設計者が指定する任意の階層にある任意のシ
ンボル名を、設計者が入力あるいは上記階層構造図にて
指定した置換するシンボル名に置換可能か否かを、両シ
ンボルが有する端子名、端子位置及び形状が同一か否か
に基づき判断し、これらが同一であると判断した場合に
はシンボル名の置換を行う。尚、上記端子名等が不一致
の場合には上記置換は行わない。
【0013】回路図データ置換装置18は、上述したシ
ンボル名の置換が行なわれた場合に、元のシンボル名に
対応するシンボルの回路図データを新たなシンボル名に
対応するシンボルの回路図データに置換する。
ンボル名の置換が行なわれた場合に、元のシンボル名に
対応するシンボルの回路図データを新たなシンボル名に
対応するシンボルの回路図データに置換する。
【0014】このように構成されるスケマティックエデ
ィタの動作について以下に説明する。階層設計が行える
スケマティックエディタにおいて、図2に示すステップ
(図面ではSにて示す)1にて、階層設計された回路図の
最も上位の階層の回路図である、例えば図4の(a)に示
すように3つのセル1ないし3を有する最上位回路図3
0を表示画面に可視的に表示する。尚、セル1の一つ下
の階層には図4の(b)に示すようにセル3を含む回路図
があり、セル2の一つ下の階層には図4の(c)に示す回
路図があり、セル3の一つ下の階層には図4の(d)に示
す回路図がある。
ィタの動作について以下に説明する。階層設計が行える
スケマティックエディタにおいて、図2に示すステップ
(図面ではSにて示す)1にて、階層設計された回路図の
最も上位の階層の回路図である、例えば図4の(a)に示
すように3つのセル1ないし3を有する最上位回路図3
0を表示画面に可視的に表示する。尚、セル1の一つ下
の階層には図4の(b)に示すようにセル3を含む回路図
があり、セル2の一つ下の階層には図4の(c)に示す回
路図があり、セル3の一つ下の階層には図4の(d)に示
す回路図がある。
【0015】ステップ2において、上述した階層構造図
作成装置14にて作成された図5に示すような、上記最
上位回路図30における階層構造が、最上位回路図30
に示されるシンボルに付されたシンボル名称、図4(a)
においては「セル1」、「セル2」、「セル3」の名称にて、
ツリー状に上記表示画面に表示される。即ち、最上位回
路図30の一つ下の階層には、セル1ないし3の回路図
があり、さらにセル1の一つ下の階層にはセル3の回路
図があることが表示される。尚、本実施例では上述した
ように階層構造を表すためにシンボル名称を使用した
が、これに限るものではなく最上位回路図にて付された
番号、記号等の識別標識を表示するようにしてもよい。
作成装置14にて作成された図5に示すような、上記最
上位回路図30における階層構造が、最上位回路図30
に示されるシンボルに付されたシンボル名称、図4(a)
においては「セル1」、「セル2」、「セル3」の名称にて、
ツリー状に上記表示画面に表示される。即ち、最上位回
路図30の一つ下の階層には、セル1ないし3の回路図
があり、さらにセル1の一つ下の階層にはセル3の回路
図があることが表示される。尚、本実施例では上述した
ように階層構造を表すためにシンボル名称を使用した
が、これに限るものではなく最上位回路図にて付された
番号、記号等の識別標識を表示するようにしてもよい。
【0016】ステップ3において、回路図面を編集等を
行なうか否かの判断を行う。設計者が上記編集等を行わ
ないことを選択した場合には設計作業は終了し、一方編
集等を行なうことを選択した場合にはステップ4以下の
工程が進行する。
行なうか否かの判断を行う。設計者が上記編集等を行わ
ないことを選択した場合には設計作業は終了し、一方編
集等を行なうことを選択した場合にはステップ4以下の
工程が進行する。
【0017】ステップ4において、ステップ2にて画面
表示された図5に示すツリー状のシンボル名称の中か
ら、設計者が編集等したい回路のシンボル名称を例えば
マウス等を使用し選択する。
表示された図5に示すツリー状のシンボル名称の中か
ら、設計者が編集等したい回路のシンボル名称を例えば
マウス等を使用し選択する。
【0018】ステップ5において、上述した検索装置1
5が、ステップ4にて選択されたシンボル名称に対応す
る回路図を回路図データの中から検索し、検索された回
路図が表示装置16の表示画面に可視的に表示される。
例えば、ステップ4にて設計者が「セル2」を選択したと
きにはステップ5にて図4の(c)に示す論理回路図が表
示画面に表示される。そしてステップ6にて設計者はセ
ル2の回路図の編集等を行う。
5が、ステップ4にて選択されたシンボル名称に対応す
る回路図を回路図データの中から検索し、検索された回
路図が表示装置16の表示画面に可視的に表示される。
例えば、ステップ4にて設計者が「セル2」を選択したと
きにはステップ5にて図4の(c)に示す論理回路図が表
示画面に表示される。そしてステップ6にて設計者はセ
ル2の回路図の編集等を行う。
【0019】このように、従来では例えば現在最上位回
路図が画面表示されているような場合、最も下の階層の
回路図を設計者が編集等したいときには最上位回路図か
ら順次下の階層の回路図を画面表示させながら目標の最
下階層の回路図に到達しなければならないが、本実施例
の階層設計方法では設計者が編集等を行いたい回路図を
直接に呼び出すことができるので、階層の深さに拘わら
ずすべてのシンボルに関して同じ速度で所望の回路図を
画面表示することができる。又、回路図全体の構成を画
面表示できることで、回路図全体の構成を容易に理解す
ることができ編集等を行う部分を容易に探すことができ
る。
路図が画面表示されているような場合、最も下の階層の
回路図を設計者が編集等したいときには最上位回路図か
ら順次下の階層の回路図を画面表示させながら目標の最
下階層の回路図に到達しなければならないが、本実施例
の階層設計方法では設計者が編集等を行いたい回路図を
直接に呼び出すことができるので、階層の深さに拘わら
ずすべてのシンボルに関して同じ速度で所望の回路図を
画面表示することができる。又、回路図全体の構成を画
面表示できることで、回路図全体の構成を容易に理解す
ることができ編集等を行う部分を容易に探すことができ
る。
【0020】次に、図4の(a)に示す最上位回路図30
における例えばセル1とセル3との回路図を入れ換える
場合について説明する。このような場合の動作を図3を
参照し以下に説明する。尚、ステップ21及び22につ
いては上述したステップ1及び2の動作と同一であるの
で説明を省略する。
における例えばセル1とセル3との回路図を入れ換える
場合について説明する。このような場合の動作を図3を
参照し以下に説明する。尚、ステップ21及び22につ
いては上述したステップ1及び2の動作と同一であるの
で説明を省略する。
【0021】ステップ23において、設計者は入れ換え
たいシンボル名称を画面表示されている回路図全体の回
路構成から例えばマウス等を使用し選択する。ステップ
24において、設計者は上記選択したシンボル名称に対
応する回路と交換したい回路に対応するシンボル名称を
入力装置あるいは上記マウス等を使用し入力あるいは指
定する。
たいシンボル名称を画面表示されている回路図全体の回
路構成から例えばマウス等を使用し選択する。ステップ
24において、設計者は上記選択したシンボル名称に対
応する回路と交換したい回路に対応するシンボル名称を
入力装置あるいは上記マウス等を使用し入力あるいは指
定する。
【0022】ステップ25において、上述したシンボル
名置換装置17は、上記選択したシンボル名称に対応す
る回路図と上記入力したシンボル名称に対応する回路図
とにおけるそれぞれの入出力端子数及びシンボルの形状
が同一か否かを比較する。尚、シンボルの形状とはシン
ボルの外形形状及び外形の大きさを意味する。
名置換装置17は、上記選択したシンボル名称に対応す
る回路図と上記入力したシンボル名称に対応する回路図
とにおけるそれぞれの入出力端子数及びシンボルの形状
が同一か否かを比較する。尚、シンボルの形状とはシン
ボルの外形形状及び外形の大きさを意味する。
【0023】又、入出力端子数が同一とは、入力側の端
子の数、出力側の端子の数が同一であることはもちろん
であるが、その端子位置も同一であることを意味する。
即ち、図7の(a)及び(b)に示すように、シンボルの形状
が同一であっても入出力端子の位置が異なればこれらの
シンボルは異なるシンボルと判断する。一方、図8の
(a)及び(b)に示すように、シンボルの形状及び入出力端
子の数、位置が同一であれば、比較するシンボルの内部
に示される記号が異なっていても同一シンボルとみな
す。
子の数、出力側の端子の数が同一であることはもちろん
であるが、その端子位置も同一であることを意味する。
即ち、図7の(a)及び(b)に示すように、シンボルの形状
が同一であっても入出力端子の位置が異なればこれらの
シンボルは異なるシンボルと判断する。一方、図8の
(a)及び(b)に示すように、シンボルの形状及び入出力端
子の数、位置が同一であれば、比較するシンボルの内部
に示される記号が異なっていても同一シンボルとみな
す。
【0024】ステップ26において、シンボル名置換装
置17が両シンボルを比較した結果、両シンボルは同一
と判断したときには上記選択したシンボル名称と上記入
力あるいは指定したシンボル名称との表示を交換し、作
業を終了する。さらに回路図データ置換装置18にて、
それぞれのシンボル名称に対応する回路図についても交
換される。図を参照し説明すると、図5の右端に示され
る「セル3」について「セル1」と置換する場合であ
り、両シンボルが同一と判断されたとき図6に示すよう
に「セル3」の表示は「セル1」に置換される。又、セル1
にはさらに下階層としてセル3を有するので、置換され
たセル1の下にはセル3が表示される。一方、比較した
結果、両回路図が異なると判断した場合には、ステップ
27にて交換できない旨を示すエラー表示を行い作業を
終了する。
置17が両シンボルを比較した結果、両シンボルは同一
と判断したときには上記選択したシンボル名称と上記入
力あるいは指定したシンボル名称との表示を交換し、作
業を終了する。さらに回路図データ置換装置18にて、
それぞれのシンボル名称に対応する回路図についても交
換される。図を参照し説明すると、図5の右端に示され
る「セル3」について「セル1」と置換する場合であ
り、両シンボルが同一と判断されたとき図6に示すよう
に「セル3」の表示は「セル1」に置換される。又、セル1
にはさらに下階層としてセル3を有するので、置換され
たセル1の下にはセル3が表示される。一方、比較した
結果、両回路図が異なると判断した場合には、ステップ
27にて交換できない旨を示すエラー表示を行い作業を
終了する。
【0025】このように、ステップ22にて画面表示さ
れたツリー構造を示す表示において入出力端子数及びシ
ンボル形状の同じシンボルを入れ換えることができるの
で、その上階層の回路図面を画面表示することなく編集
することができる。
れたツリー構造を示す表示において入出力端子数及びシ
ンボル形状の同じシンボルを入れ換えることができるの
で、その上階層の回路図面を画面表示することなく編集
することができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、各
シンボルに付されたそのシンボル名を使用し回路図の階
層構造を可視的に表示することより、階層構造を一見し
て理解することができる。
シンボルに付されたそのシンボル名を使用し回路図の階
層構造を可視的に表示することより、階層構造を一見し
て理解することができる。
【0027】又、表示される階層構造図において任意に
指定されたシンボル名に対応する回路図データを検索
し、該回路図データを可視的に表示することにより、例
えば上位階層から下階層の回路図を表示等するとき、従
来のように一階層ずつ順に下階層の回路図を表示させて
目的の階層の回路図に到達しなければならないという煩
わしさは解消され、設計作業効率を向上させることがで
きる。
指定されたシンボル名に対応する回路図データを検索
し、該回路図データを可視的に表示することにより、例
えば上位階層から下階層の回路図を表示等するとき、従
来のように一階層ずつ順に下階層の回路図を表示させて
目的の階層の回路図に到達しなければならないという煩
わしさは解消され、設計作業効率を向上させることがで
きる。
【0028】又、階層構造図にて指定されたシンボルと
置換するシンボルとが同一であれば置換するシンボルに
対応する回路図データの置換を行うことより、回路図の
置換作業が容易になり設計作業効率を向上することがで
きる。
置換するシンボルとが同一であれば置換するシンボルに
対応する回路図データの置換を行うことより、回路図の
置換作業が容易になり設計作業効率を向上することがで
きる。
【図1】 本発明のスケマティックエディタの構成の一
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【図2】 本発明のスケマティックエディタの動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】 本発明のスケマティックエディタの動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図4】 回路図の階層構造を説明するための図であ
る。
る。
【図5】 本発明のスケマティックエディタにおいて画
面表示される階層構造の一例を示す図である。
面表示される階層構造の一例を示す図である。
【図6】 本発明のスケマティックエディタにおいて画
面表示された階層構造図にてシンボルを入れ換えた後の
状態を示す図である。
面表示された階層構造図にてシンボルを入れ換えた後の
状態を示す図である。
【図7】 シンボルが同一であるか否かを説明するため
の図である。
の図である。
【図8】 シンボルが同一であるか否かを説明するため
の図である。
の図である。
11…抽出装置、12…判断装置、13…繰返装置、1
4…階層構造図作成装置、15…検索装置、16…表示
装置、17…シンボル名置換装置、18…回路図データ
置換装置。
4…階層構造図作成装置、15…検索装置、16…表示
装置、17…シンボル名置換装置、18…回路図データ
置換装置。
Claims (6)
- 【請求項1】 スケマティックエディタに読み込まれた
設計対象となる回路図データ内に存在するシンボルを抽
出する抽出手段と、上記抽出されたシンボルが階層状態
を有するか否かを判断する判断手段と、上記判断手段が
上、下階層を有すると判断したシンボルについて上、下
階層がないと判断されるまで上記抽出、上記判断を繰り
返す繰返手段と、を有するスケマティックエディタにお
いて、 上記抽出手段、上記判断手段及び上記繰返手段の各出力
データに基づいて、上記シンボルに付されたシンボル名
によって回路図の階層構造を示す階層構造図を作成する
作成手段を備えたことを特徴とするスケマティックエデ
ィタ。 - 【請求項2】 上記階層構造図に示される上記シンボル
名の中から任意に指定されたシンボル名に対応するシン
ボルの回路図データを検索する検索手段と、 上記検索手段にて検索されたシンボルの回路図データを
表示する表示手段と、を備えた、請求項1記載のスケマ
ティックエディタ。 - 【請求項3】 上記階層構造図に示される上記シンボル
名の中から任意に指定された指定シンボル名を、該指定
シンボル名に対応するシンボルにおける端子名、端子位
置及びシンボルの形状が同一である別のシンボルの回路
図データに置き換える回路図データ置換手段、を備え
た、請求項1記載のスケマティックエディタ。 - 【請求項4】 スケマティックエディタに読み込まれた
設計対象となる回路図データ内に存在するシンボルを抽
出する抽出工程と、上記抽出されたシンボルが階層状態
を有するか否かを判断する判断工程と、上記判断工程に
おいて上、下階層を有すると判断したシンボルについて
上、下階層がないと判断されるまで上記抽出、上記判断
を繰り返す繰返工程と、を有する回路図の階層設計方法
において、 上記抽出工程、上記判断工程及び上記繰返工程の各出力
データに基づいて、上記シンボルに付されたシンボル名
によって回路図の階層構造を示す階層構造図を作成する
作成工程を備えたことを特徴とする回路図の階層設計方
法。 - 【請求項5】 上記階層構造図に示される上記シンボル
名の中から任意に指定されたシンボル名に対応するシン
ボルの回路図データを検索する検索工程と、 上記検索工程にて検索されたシンボルの回路図データを
表示する表示工程と、を備えた、請求項4記載の回路図
の階層設計方法。 - 【請求項6】 上記階層構造図に示される上記シンボル
名の中から任意に指定された指定シンボル名を、該指定
シンボル名に対応するシンボルにおける端子名、端子位
置及びシンボルの形状が同一である別のシンボルの回路
図データに置き換える回路図データ置換工程、を備え
た、請求項4記載の回路図の階層設計方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4094103A JPH05290113A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | スケマティックエディタ及び回路図の階層設計方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4094103A JPH05290113A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | スケマティックエディタ及び回路図の階層設計方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05290113A true JPH05290113A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=14101112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4094103A Pending JPH05290113A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | スケマティックエディタ及び回路図の階層設計方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05290113A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6068663A (en) * | 1996-04-25 | 2000-05-30 | Nec Corporation | Design support system with circuit designing data editing function |
US7676770B2 (en) | 2004-03-26 | 2010-03-09 | Elpida Memory, Inc. | Apparatus and method for creating circuit diagram, program therefor and recording medium storing the program |
US8219586B2 (en) | 2010-08-30 | 2012-07-10 | Fujitsu Limited | Support apparatus and method |
-
1992
- 1992-04-14 JP JP4094103A patent/JPH05290113A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6068663A (en) * | 1996-04-25 | 2000-05-30 | Nec Corporation | Design support system with circuit designing data editing function |
US7676770B2 (en) | 2004-03-26 | 2010-03-09 | Elpida Memory, Inc. | Apparatus and method for creating circuit diagram, program therefor and recording medium storing the program |
US8219586B2 (en) | 2010-08-30 | 2012-07-10 | Fujitsu Limited | Support apparatus and method |
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