JPH05290062A - 情報カードシステム - Google Patents

情報カードシステム

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Publication number
JPH05290062A
JPH05290062A JP4087397A JP8739792A JPH05290062A JP H05290062 A JPH05290062 A JP H05290062A JP 4087397 A JP4087397 A JP 4087397A JP 8739792 A JP8739792 A JP 8739792A JP H05290062 A JPH05290062 A JP H05290062A
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JP
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message
optical card
card
user
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JP4087397A
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Inventor
Ikuo Toufukuji
幾夫 東福寺
Tatsuya Inoue
達也 井上
Yuichiro Akatsuka
祐一郎 赤塚
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メッセージ作成を自動化させ、プライバシー
の保護とデータ誤りの防止を図る。 【構成】 入力装置10により入力された入力情報に基
づいて表示装置24に表示すべき個人宛てのメッセージ
を入力情報に自動的に割付けてメールボックスに登録
し、メニュー選択により、登録されたメッセージを表示
装置24に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報カードシステムに
関し、特に情報サービスを向上するのに好適な情報カー
ドシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報カード(例えば、磁気カー
ド、磁気/ICカード、光カード、ICカード、光/I
Cカードなど)を個人に発行し、このカード発行前後に
個人のID識別用情報や、その他各種の個人情報等を記
録しておき、この記録された情報カードをカードリーダ
またはカードリーダ/ライタに挿入すると、この挿入さ
れた情報カードを介して、各種コンピュータシステムと
の間でデータの入出力を行う情報カードシステムが知ら
れている。
【0003】情報カードシステムでは、情報カードがカ
ードリーダなどに挿入され、使用者による暗証番号が入
力装置から入力されると、暗証番号のチェックが行わ
れ、システム側のメモリ内の暗証番号と、入力された暗
証番号とが合致した場合、各種個人情報の内容に拘ら
ず、表示装置に表示するようになっている。
【0004】このような情報カードシステムは、金融分
野(例えば、資産管理等)、流通分野(例えば、会員カ
ード等)、医療分野(例えば、健康診断カード等)、教
育分野(例えば、図書利用カード等)、多数の分野で使
用されている。
【0005】また、昨今、光カードを医療管理に用いる
試みがなされており、電子カルテとして使用されつつ在
る。しかし、光カードを用いた情報カードシステムで
は、上述したように、光カードをカードリーダ等に挿入
すると、光カード内に記録されている個人情報をすべて
表示装置に表示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報カードシステムでは、個人宛てのメッセージ
を、オペレータが個人情報を見ながら作成しているた
め、オペレータによって記録されている個人情報が知ら
れてしまい、プライバシーの保護が図れない、という問
題がある。また、メッセージ作成を人手により作成して
いるので、データ誤りの問題も生じてしまう。
【0007】本発明の目的は、この様な従来の欠点を解
消し、メッセージ作成を自動化させ、プライバシーの保
護とデータ誤りの防止を図る情報カードシステムを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明による情報カードシステムは、情報を記録し
た情報カードと入力装置と表示装置とを有し、メールボ
ックスを設け、入力装置により入力された入力情報に基
づいて表示装置に表示すべき個人宛てのメッセージを入
力情報に自動的に割付けてメールボックスに登録し、メ
ニュー選択により登録されたメッセージを表示装置に表
示することに特徴がある。
【0009】
【作用】入力装置により入力された入力情報に基づいて
表示装置に表示すべき個人宛てのメッセージを入力情報
に自動的に割付けてメールボックスに登録し、メニュー
選択により登録されたメッセージを表示装置に表示す
る。
【0010】
【実施例】以下に、本発明による情報カードシステムの
一実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。 (1)本実施例のシステムが取り扱う情報
【0011】本実施例のシステムは、献血に伴って発生
する表1のような献血者の情報(以下、献血情報と称す
る)を時系列に記録した光カードを用い、献血者自らが
本実施例のシステムを操作することにより、献血者に対
して自分の献血に関わる情報を還元するとともに、これ
らの献血情報に関連した情報サービスをするシステムで
ある。
【0012】
【表1】 なお、本実施例のシステムの実現に当っては、プライバ
シーの保護機能が必要不可欠なものとして要求される。 (2)本実施例のシステムの構成 本実施例のシステムの構成を図1に示す。
【0013】図1において、符号2は、システムバスを
示す。このシステムバス2によって、CPU4と、プロ
グラムメモリ装置6と、操作装置8と、献血情報入力装
置10と、献血者データ記憶装置12と、光カードリー
ダ/ライタ14と、テンポラリーファイル装置16と、
共通メッセージ記憶装置18と、画像データ記憶装置2
0と、メールボックス管理装置22と、表示装置24
と、掲示板情報管理装置26と、印刷装置28とが、相
互に通信可能に接続されている。CPU4は、本システ
ムの動作の制御を行うものである。このCPU4の動作
プログラムは、プログラムメモリ装置6内に記憶されて
いる。操作装置8は、システムの使用者が本システムを
操作するためのキーボードなどの装置である。表1に示
す献血情報は、献血情報入力装置10によって献血者デ
ータ記憶装置12に入力され、この記憶装置12によっ
て保管される。
【0014】この献血者データ記憶装置12には、図2
の様にひとつの献血者マスターファイルと各献血者毎に
ひとつづつ割り当てられた献血者ディレクトリとが設定
されている。献血者マスターファイルには、献血者のリ
ストが一人1レコードづつ表2のように記憶されてい
る。
【0015】
【表2】
【0016】献血者コード……献血者一人一人にユニー
クに割り振られた符号。 献血者氏名………献血者の氏名。 最新献血回数……その献血者の最新の累積献血回数。 最新献血日………その献血者の最新の献血日付。
【0017】各献血者ディレクトリ内には、それぞれの
献血者の1回毎の献血情報が1つの献血データファイル
として献血回数分管理されている。各献血データファイ
ルには、献血データが表3の様に記憶されている。
【0018】
【表3】
【0019】献血者のディレクトリ名称は、献血者毎に
それぞれの献血者コードが使用されている。また、各献
血者の献血データファイルは献血日をファイル名称とし
て割り当てており、誰がいつ献血したかをディレクトリ
名称及びファイル名称だけで知ることが出来るようにな
っている。
【0020】献血者が一人1枚づつ持つ光カードにもひ
とつのディレクトリが作られ、光カード上のファイルを
管理する。そのディレクトリの下に献血1回毎に献血デ
ータファイルがつくられる。このファイルフォーマット
も表3と同じである。
【0021】本システムの使用者はプライバシー保護の
ため、献血データに関しては、自分の光カードからのデ
ータを参照して本システムを使用する。しかし、光カー
ドの読み出し速度はディスク装置に比べると遅い。この
ため、使用者の献血データファイルは、光カードリーダ
/ライタ14を用いて一旦光カードからすべて読み出
し、より高速に読み出し可能なテンポラリーファイル装
置16に転送しこれを参照するようにしている。これに
より、プライバシー保護とファイルアクセスの高速化を
達成している。
【0022】このテンポラリーファイル装置に転送され
た使用者のデータファイルは、使用者がシステムの使用
を終了する際に、すべて消去される。これにより、プラ
イバシーの保護をより確実なものにしている。
【0023】光カードに記録されているファイルがリー
ダ/ライタ14からテンポラリーファイル装置16に転
送される際には、これらファイルが表4に示すような項
目の内容に該当するかどうかのチェックが行われる。チ
ェック内容に該当するファイルには、それぞれのチェッ
ク内容に対応したメッセージが使用者に表示される。
【0024】
【表4】 この様なメッセージは、共通メッセージ記憶装置18に
記憶されており、項目やチェック内容に応じた様々なメ
ッセージがあらかじめ記憶されている。
【0025】このメッセージには、言葉(文字)だけで
はなく、画像が付されている場合もある。この画像は、
共通メッセージ記憶装置18に記憶されたメッセージと
同様、項目やチェック内容に応じた様々な画像が、画像
データ記憶装置20にあらかじめ記憶されている。
【0026】この様なメッセージおよび画像は、共通メ
ッセージ記憶装置18および画像データ記憶装置20か
ら使用者固有のメールボックスへ届けられ、メールボッ
クス管理装置22に登録される。メールボックスは、使
用者一人にひとつづつ割り当てられており、他人宛ての
メッセージを読むということは無いようになっている。
メールボックス管理装置22では、使用者宛てのメッセ
ージのひとつずつに、表5に示すような形式の情報が割
り付けられてメッセージが管理される。
【0027】
【表5】
【0028】登録日………………………その使用者のメ
ールボックに登録された年月日。 メッセージファイル名……共通メッセージ記憶装置にお
けるそのメッセージの各納されているファイル名称。 メッセージのタイトル……そのメッセージの内容を簡潔
に表現した表題。 画像データ有無フラグ……そのメッセージに付随する説
明やアクセントとしての画像(挿絵、写真など)の有無
を示す符号。 画像表示位置………………画像がある場合に、その画像
を表示装置の画面上のどの位置に表示すべきかを示す
(X,Y)の座標データ。 読み取りフラグ……………使用者がそのメッセージを表
示装置に表示したかどうかを示す符号。 有効期限……………………そのメッセージの有効期限。
【0029】使用者が読み取った(一度表示装置に表示
した)メッセージに付いては、そのメッセージ管理情報
の読み取りフラグがセットされる。使用者がシステムの
使用を終了する際にはメールボックス管理装置の各メッ
セージの読み取りフラグをチェックし、一度使用者が読
み取ったメッセージは消去される。
【0030】なお、使用者宛てのメッセージ本文に予め
特定の文字列を挿入しておき、このメッセージを表示装
置24に表示する際にチェックして、文字列を使用者固
有の情報に置換することが出来る。表6に、これらの文
字列と、置換すべき固有情報と、書式例との相互の対応
を示す。
【0031】
【表6】 これにより、使用者にとっては定型のメッセージであっ
てもそこに自分の氏名等固有情報が表示されることによ
りより親しみの持てるものとすることが出来る。
【0032】また、本システムは全使用者を対象とする
掲示板と称する情報提供機能を備えている。掲示板に掲
示される情報は掲示板情報管理装置26において表7の
形式の情報により1件づつ管理されている。これら掲示
板の情報もさきに述べたメールボックスと同様に使用者
は表示装置24に表示し、または、印刷装置28で紙に
印刷し入手することが出来る。
【0033】
【表7】
【0034】登録日………………………掲示板に登録さ
れた年月日。 メッセージファイル名……共通メッセージ記憶装置にお
けるそのメッセージの各納されているファイル名称。 メッセージのタイトル……そのメッセージの内容を簡潔
に表現した表題。 画像データ有無フラグ……そのメッセージに付随する説
明やアクセントとしての画像(挿絵、写真など)の有無
を示す符号。 画像表示位置………………画像がある場合に、その画像
を表示装置の画面上のどの位置に表示すべきかを示す
(X,Y)の座標データ。 有効期限……………………そのメッセージの有効期限。 (3)本システムの動作 次に、本システムの動作を説明する。図3及び図4は、
メッセージ登録処理までのシステムの動作を説明するた
めのフローチャートである。CPU4は、プログラムメ
モリ装置6に記憶された動作プログラムに従って、表示
装置24上に画面表示を行い、使用者に指示をうなが
す。
【0035】使用者は、表示装置24の画面表示の指示
に従い、光カードリーダ/ライタ14に自分の光カード
を挿入し(図3,ST301)、暗証番号を操作装置8
より入力する(ST302)。
【0036】使用者によって入力された暗証番号と、献
血データファイルのうち最新のものに記録されている使
用者の暗証番号とがCPU4によって照合される(ST
303)。CPU4は、これらが合致しなければ(ST
303,NO)、光カードをリーダ/ライタ14から排
出させて(図4,ST312)システムの利用を拒否
し、合致すれば(図3,ST303,YES)、表示装
置24にメインメニューを表示する。
【0037】次にIDコードを読取る(ST304)。
CPU4は光カード上のディレクトリと献血者データ記
憶装置12上の当該使用者のディレクトリとを照合し、
献血者データ記憶装置12にあって、かつ、光カード上
に存在しないファイル、即ち、光カードに未書き込みの
ファイルの有無をチェックし(ST305)、未書き込
みファイルが存在した場合には(ST305,YE
S)、このファイルを光カードにコピーする(ST30
6)。存在しない場合には(ST305,NO)、ファ
イルのコピーをせず、次のステップに移行する。
【0038】そして、リーダ/ライタ14が、光カード
に記録されているファイルを全て読み出し、これらをテ
ンポラリーファイル装置16に一旦転送する(ST30
7)。このとき、使用者宛てのメッセージの登録が行わ
れる(ST308)。
【0039】メニューに従って使用者が各種操作を行い
(図4,ST309)、終了選択を指示すると(ST3
10,YES)、テンポラリファイルを消去する(ST
311)。次に光カードを排出し(ST312)、処理
を終了する。
【0040】上記登録処理は、以下のように行われる。
即ち、表4に示すような項目についてファイルをチェッ
クする。各項目の条件に該当した場合は、この条件に対
応するメッセージを共通メッセージ記憶装置18から検
索し、このメッセージの管理情報をメールボックス管理
装置22に保管する。
【0041】メールボックス管理装置22によって管理
されたメッセージを使用者が読む場合には、まず、自分
宛てのメッセージタイトルの一覧表を表示装置24に表
示し、その中から読みたいものを選択すると、本文およ
びそれに付属される画像が表示装置24に表示される。
図5は、このメッセージの表示までの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【0042】使用者によってメッセージタイトルが選択
されると、選択されたタイトルに該当するメッセージフ
ァイル名がメールボックス管理装置22から読み出され
る(ST501)。このファイル名を持つファイルを、
共通メッセージ記憶装置18から読み出す(ST50
2)。このファイルに検索文字列がなければ(ST50
3,NO)、動作を終了する。
【0043】ファイルに検索文字列が有れば(ST50
3,YES)、文字列と使用者固有情報とを置換する
(ST504)。文が終了していなければ(ST50
5,NO)、ステップ504からの動作を繰り返し、文
が終了していれば(ST505,YES)、メッセージ
を表示する(ST506)。なお、表示されたメッセー
ジは、紙に印刷することも可能である。以上説明したよ
うに、本実施例によれば、メッセージ作成を自動化さ
せ、プライバシーの保護とデータ誤りの防止とを図るこ
とができる。 (4)光カード印刷システムの説明 次に、この情報カードシステムに用いられる光カードの
印刷システムについて説明する。光カードに特定の情報
を可視像として印刷するには、スクリーン印刷やオフセ
ット印刷などが用いられている。
【0044】これらの方法は、同一の版から大量に印刷
するには適するため、固定的情報の印刷には適していた
が、小量印刷や一枚一枚その内容を変えて印刷する等の
目的には適していない。
【0045】また、光カードに一枚づつ異なった内容を
印刷する方法としてはドットマトリクス熱転写方式が提
案されている。しかし、光カードはレーザー光線の熱に
より書き込みを行うため、熱転写方式は光カードの記録
面に悪影響を及ぼす可能性が高く、その条件設定等に困
難な面がある。
【0046】この他、カード媒体にはその所有者識別情
報の記録方法としてエンボス加工が多く使用されてい
る。しかし、これもまた光カードの特性からその記録面
の平滑性が要求されるため、光カードには適用出来ない
方式である。
【0047】このような事情から、従来様々な光カード
システムの実験や運用が行われいるが、共通フォーマッ
トのみをカード製造時に印刷しておき、その所有者識別
情報の記載は手書きに頼らざるを得ないのが実状であ
る。このため、カードの見栄えが悪いばかりでなく、所
有者識別情報の記載誤りも頻発すると言った問題があ
る。光カードシステムでは、発行者にとって光カードの
所有者識別印刷作業が以下の点で問題となっている。 1 カードの仕上がりがあまりきれいでない。 2 手書き作業時に間違い易い。
【0048】しかし、光カードはその特性から、圧力
(例えば、ドットインパクト方式)や熱を加える方法
(電子写真方式や熱転写方式)は適さず、またカードの
記録面に傷をつけないような方法でなければならないと
いう制約がある。以下に説明する光カード印刷システム
は、こうした問題点を確実にクリアし、安価に実現する
ものである。
【0049】この光カード印刷システムは、光カードの
保持者識別情報を記憶した発行情報ファイルを備えたコ
ンピュータに接続された水性顔料インクを含んだペンを
備え、光カードの大きさのカード固定用のために光カー
ドと同程度の厚みの光カード固定ジグを記録面に設置し
た平面型XYプロッタを用いて光カード裏面に所有者識
別情報を印刷するものである。
【0050】XYプロッタは文字の大きさを自由に設定
でき、一般に多色のインクや多くの種類のペンを備えて
おり、色使いを工夫することにより、カードデザインの
多様性も増すことが出来る。さらに、XYプロッタは文
字ばかりか図形も描くことが出来るため、発行者のロゴ
なども印刷可能となる。
【0051】また、光カードの印刷と情報書込みを同一
システムで同時に行うことが出来るようになり、従来こ
れら作業を別々に行っていた際に発生し易かった印刷表
示と光記録内容との不一致という事故も防止できるよう
になる。具体的には、以下のように行う。
【0052】一般に、健康管理等の目的で構成される光
カードシステムは、コンピュータシステムと、そのシス
テム利用者が持つ光カードから成り立つ。コンピュータ
システムには、通常、光カードリーダ/ライタが備えら
れている。
【0053】一方、そのシステムの利用者は、自分のデ
ータが記録された光カードを持つことになる。このデー
タは、所有者の氏名や識別番号、住所などの所有者の識
別情報である。この所有者識別情報は、光カードの記録
面(おもて面)と、所定の領域内にサインパネル加工が
行われたは印刷面(裏面)とに記載される。光カードの
印刷面に所有者識別情報を印刷することによって、所有
者は識別情報を視覚で確認できる。
【0054】このシステムの構成を図6に示す。このシ
ステムは、これの全体の制御を行うパソコン30からな
っている。このパソコン30内には、発行情報ファイル
32が備えられている。この発行情報ファイル32に
は、光カードの裏面に印刷、あるいは、記録面に書き込
むべき所有者識別情報と、光カードの発行を管理するた
めの発行管理情報とが登録されている。これら所有者識
別情報と発行管理情報との内容を表8に示す。
【0055】
【表8】
【0056】又、パソコン30には、光カードの裏面に
識別情報を印刷する平面型XYプロッタ34と、光カー
ドの記録面に識別情報を書き込むための光カードリーダ
/ライタ36とが接続されている。さらにこのパソコン
30には、作業の指示及び応答を行うためのディスプレ
イ38及びキーボード40と、発行情報ファイル32の
リストを作成するためのプリンタ42が備わっている。
平面型XYプロッタ34を図7に示す。
【0057】この平面型XYプロッタ34は、平滑な記
録平面44を上面に有する印刷ベッド46を備えてい
る。この印刷ベッド46上には、光カード47と同等の
厚みを持つプラスチック板よりなるカードホルダ48が
埋設されている。このカードホルダ48は、これの上面
が記録平面44と同じ平面になるように埋設されてい
る。このカードホルダ48は、記録平面44と同等か、
或いはこれより小さくかつ光カード47より大きな面積
を有している。このカードホルダ48の中央部には、光
カード47と同じ大きさの開口が形成されている。この
開口の対向する2側面には、指でカードをつまむための
半円形の切り欠き50が各々1個づつ形成されている。
【0058】この様に平面型XYプロッタ34上に設置
されたカードホルダ48によって、記録平面44上への
光カード47の正確な位置決めと光カード47の固定と
が果たされる。従って、カードの一定位置に再現性良く
文字や図形を印刷することが出切る。また、切り欠き5
0によって、光カードの人手による脱着の便宜を図るこ
とができる。
【0059】印刷ベッド46上には、X軸に沿って移動
可能なペンアーム52が取り付けられている。このペン
アーム52の一側には、Y軸に沿って移動可能な移動ペ
ンホルダ54が取り付けられている。この移動ペンホル
ダ54は、垂直方向に移動可能となっている。かくし
て、このペンホルダ54にサインペン56を取り付け、
互いに直行するX軸及びY軸に沿って記録平面44上で
移動させ、さらにサインペン56の上げ下げを制御する
ことにより、光カード47上に文字や図形等が作成され
る。なお、サインペン56のインクには水性顔料インク
が使用されている。また、印刷ベッド46の一側部に
は、サインペン56のストック、或いは、異なる色のイ
ンクのサインペン56を設置しておくための3個の固定
ペンホルダ60が取り付けられている。以下に、使用者
の識別情報を光カードの裏面に印刷し、さらに記録面に
書き込む発行作業の手順を説明する。まず、発行情報フ
ァイル32に発行対象となるカード所有者の識別情報を
登録する。このファイルには、表8に示すようにレコー
ド情報が記録される。次に、発行情報ファイル32に登
録された所有者の一覧表(発行情報ファイルリスト)を
表9の形式でプリンタにて作成する。
【0060】
【表9】 そして、光カード印刷プログラムを起動し、カードの発
行数だけ以下の作業を繰り返す。ディスプレイ38に次
の初期メッセージを表示する(図8、ST801)。 “印刷すべきSEQ.番号を入力して下さい(終了=
0)” 発行情報ファイルリストを見て、キーボードからカード
所有者SEQ.番号を入力する(ST802)。終了し
たい場合には0を入力する。
【0061】0が入力されたら(ST803,YE
S)、プログラムを終了する。それ以外の場合(ST8
03,NO)は、発行情報ファイル32のSEQ.番号
に対応するレコードを存在するかチェックする(ST8
04)。存在しない場合には(ST804,NO)ステ
ップ801に戻る。
【0062】存在する場合には(ST804,YE
S)、発行情報ファイル32の入力されたSEQ.番号
に対応するレコードを読みだし、ディスプレイに、その
レコードに含まれるIDと氏名を表示すると共に(ST
805)、以下に示す印刷開始メッセージを表示する
(ST806)。 “光カードをセットして下さい” “印刷してもよろしいですか(Y/N)” 印刷を止めたい場合には(図9、ST807,NO)、
“N”を入力し(ST808)、ST801に戻る。
【0063】印刷してもいい場合には(ST807,Y
ES)、XYプロッタ34に光カード47をセットし
(ST809)、“Y”を入力する(ST810)。そ
して、その所有者の識別情報をXYプロッタ34で光カ
ード47に印刷する(ST811)。印刷が修了した
ら、以下に記す印刷終了メッセージをディスプレイ38
に表示する(ST812)。 “印刷が終了しました” “光カードを取り外して、リーダ/ライタにセットして
下さい”
【0064】次に、XYプロッタ34から光カードを取
り外し、印刷の終わったカードをリーダ/ライタ36に
セットする(ST813)。この後、リーダ/ライタ3
6で光カードの記録面に識別情報を書き込む(ST81
4)。書き込みが終了したら、光カードリーダ/ライタ
36から光カードを排出する(図10、ST815)。
そして、発行情報ファイルの当該レコードに発行年月
日、発行番号等の発行管理情報を書き込み(ST81
6)、以下に示す終了メッセージをディスプレイ38に
表示する(ST817)。 “書き込みが終了しました” “発行作業を続けますか(Y/N)”
【0065】作業を続ける場合(ST818,YES)
には“Y”を、終了する場合(ST818,NO)には
“N”を入力する。“Y”が入力されたら、ステップ8
01へ戻る。“N”が入力されたらプログラムを終了す
る。
【0066】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、様々な実施例・変形例が可能である。例えば、実
施例では光カードを用いているが、ICカードや磁気カ
ードなどのその他の情報カードを用いても良い。また、
実施例では献血情報を取り扱っているが、本発明は、医
療分野の中の他の情報や、さらに他の分野の情報をも取
り扱うことができる。
【0067】
【発明の効果】メッセージ作成を自動化させ、プライバ
シーの保護とデータ誤りの防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報カードシステムの一実施例で
ある光カード献血システムの構成を示す図。
【図2】献血者データ記憶装置の構成を示す図。
【図3】メッセージ登録処理までのシステムの動作を説
明するためのフローチャートの前半部。
【図4】図3のフローチャートの後半部。
【図5】メッセージ表示動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図6】光カード印刷システムの構成を示す図。
【図7】平面型XYプロッタを示す斜視図。
【図8】光カード裏面への印刷動作を説明するためのフ
ローチャートの前半部。
【図9】図8のフローチャートの途中部。
【図10】図8のフローチャートの後半部。
【符号の説明】
2…システムバス、4…CPU、6…プログラムメモリ
装置、8…操作装置、10…献血情報入力装置、12…
献血者データ記憶装置、14…光カードリーダ/ライ
タ、16…テンポラリーファイル装置、18…共通メッ
セージ記憶装置、20…画像データ記憶装置、22…メ
ールボックス管理装置、24…表示装置、26…掲示板
情報管理装置、28…印刷装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録した情報カードと入力装置と
    表示装置とを有する情報カードシステムにおいて、 メールボックスを設け、 前記入力装置により入力された入力情報に基づいて前記
    表示装置に表示すべき個人宛てのメッセージを前記入力
    情報に自動的に割付けて前記メールボックスに登録し、 メニュー選択により前記登録されたメッセージを前記表
    示装置に表示することを特徴とする情報カードシステ
    ム。
JP4087397A 1992-04-09 1992-04-09 情報カードシステム Withdrawn JPH05290062A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198059A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Daikin Ind Ltd 機器管理システムおよび機器管理プログラム

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JP2009198059A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Daikin Ind Ltd 機器管理システムおよび機器管理プログラム

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