JPH05289194A - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
- Publication number
- JPH05289194A JPH05289194A JP4085661A JP8566192A JPH05289194A JP H05289194 A JPH05289194 A JP H05289194A JP 4085661 A JP4085661 A JP 4085661A JP 8566192 A JP8566192 A JP 8566192A JP H05289194 A JPH05289194 A JP H05289194A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- original
- reflector
- luminous flux
- flux
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- Pending
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- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿を照射する第１の光束と、この光束の反
対側から照射する第２の光束の照射バランスを崩すこと
なく、原稿幅方向における光束の照度分布を均一化する
ための光量の調整を容易に行なうことができる簡単な構
成の照明装置を提供すること。 【構成】 管状光源（３）と、この管状光源の光を反射
させた第１の光束により、原稿台（１）上の原稿（２）
を照射する主反射板と、この原稿の照明位置を境として
前記主反射板の反対側に位置し、主反射板からの反射光
を再度反射させた第２の光束により、主反射板の反対方
向から前記原稿を照射する補助反射板（５）と、前記原
稿の幅方向における照度分布を均一化するために前記反
射光の光量を調節する複数の遮光板（８）とを備えた照
明装置におり、この遮光板は、前記第１の光束と前記第
２の光束の交差する領域に進出する構成。
対側から照射する第２の光束の照射バランスを崩すこと
なく、原稿幅方向における光束の照度分布を均一化する
ための光量の調整を容易に行なうことができる簡単な構
成の照明装置を提供すること。 【構成】 管状光源（３）と、この管状光源の光を反射
させた第１の光束により、原稿台（１）上の原稿（２）
を照射する主反射板と、この原稿の照明位置を境として
前記主反射板の反対側に位置し、主反射板からの反射光
を再度反射させた第２の光束により、主反射板の反対方
向から前記原稿を照射する補助反射板（５）と、前記原
稿の幅方向における照度分布を均一化するために前記反
射光の光量を調節する複数の遮光板（８）とを備えた照
明装置におり、この遮光板は、前記第１の光束と前記第
２の光束の交差する領域に進出する構成。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機やＯＡ機器等
における原稿の読取装置に用いられる照明装置に関する
ものである。
における原稿の読取装置に用いられる照明装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】複写機等における、従来の照明装置は、
図３に示すように、ハロゲンランプ等の光源３が主反射
板４内に設置されていて、主反射板４の楕円面４ａを反
射した光束Ａは集光してコンタクトガラス１上の原稿２
を照射する。この場合、原稿２に切り貼り等の凹凸があ
ると、光束Ａだけでは影が生じるので、光束Ａの反対側
から原稿２を照射すべく補助反射板５が主反射板４に対
向して配置されており、主反射板４の楕円面４ｂを反射
した光束Ｂが補助反射板５で反射した光束Ｂ’が光束Ａ
の反対側から照射される。そして、原稿２は図中紙面に
垂直方向（原稿幅方向）にスリット状に照射されるが、
この原稿幅方向における照度分布を均一化するために、
光束Ｂ’中に進出する遮光板６が補助反射板５と共にネ
ジ７によって装置本体側に固定されており、この固定ネ
ジ７によって遮光板６が進出する量（光束Ｂ’が遮光さ
れる光量）が調節された後、固定される。この遮光板６
は前記原稿幅方向に３枚以上配置（図示せず）されてい
て、前述の如く、照度分布が均一になるようにそれぞれ
調節される。
図３に示すように、ハロゲンランプ等の光源３が主反射
板４内に設置されていて、主反射板４の楕円面４ａを反
射した光束Ａは集光してコンタクトガラス１上の原稿２
を照射する。この場合、原稿２に切り貼り等の凹凸があ
ると、光束Ａだけでは影が生じるので、光束Ａの反対側
から原稿２を照射すべく補助反射板５が主反射板４に対
向して配置されており、主反射板４の楕円面４ｂを反射
した光束Ｂが補助反射板５で反射した光束Ｂ’が光束Ａ
の反対側から照射される。そして、原稿２は図中紙面に
垂直方向（原稿幅方向）にスリット状に照射されるが、
この原稿幅方向における照度分布を均一化するために、
光束Ｂ’中に進出する遮光板６が補助反射板５と共にネ
ジ７によって装置本体側に固定されており、この固定ネ
ジ７によって遮光板６が進出する量（光束Ｂ’が遮光さ
れる光量）が調節された後、固定される。この遮光板６
は前記原稿幅方向に３枚以上配置（図示せず）されてい
て、前述の如く、照度分布が均一になるようにそれぞれ
調節される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の照明装置においては、切り貼り原稿の影を無くすた
めの光束Ａと光束Ｂ’とのバランスが保たれている。特
に、遮光板６の位置を調節して光束Ｂ’を変化させる
と、前記光束Ａと光束Ｂ’のバランスが崩れて影が生じ
易くなるため、光束Ａと光束Ｂ’の切り貼り原稿の影を
無くすためのバランスと、光束Ｂ’の原稿２に対する前
記照度分布を均一にするためのバランスを両立させるこ
とが困難であるという問題点があった。そこで、この発
明は、上述した従来の問題点を解消して、切り貼り原稿
の影を無くすための各光束のバランスを崩すことなく、
原稿に対する照度分布を均一化するための光束の調節を
容易に行なうことのできる簡単な構成の照明装置を提供
することを課題としている。
来の照明装置においては、切り貼り原稿の影を無くすた
めの光束Ａと光束Ｂ’とのバランスが保たれている。特
に、遮光板６の位置を調節して光束Ｂ’を変化させる
と、前記光束Ａと光束Ｂ’のバランスが崩れて影が生じ
易くなるため、光束Ａと光束Ｂ’の切り貼り原稿の影を
無くすためのバランスと、光束Ｂ’の原稿２に対する前
記照度分布を均一にするためのバランスを両立させるこ
とが困難であるという問題点があった。そこで、この発
明は、上述した従来の問題点を解消して、切り貼り原稿
の影を無くすための各光束のバランスを崩すことなく、
原稿に対する照度分布を均一化するための光束の調節を
容易に行なうことのできる簡単な構成の照明装置を提供
することを課題としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨とすると
ころは、管状光源と、この管状光源の光を反射させた第
１の光束により、原稿台上の原稿を照射する主反射板
と、この原稿の照明位置を境として前記主反射板の反対
側に位置し、主反射板からの反射光を再度反射させた第
２の光束により、主反射板の反対方向から前記原稿を照
射する補助反射板と、前記原稿の幅方向における照度分
布を均一化するために前記反射光の光量を調節する複数
の遮光板とを備えた照明装置において、前記遮光板は、
前記第１の光束と前記第２の光束の交差する領域に進出
することにある。
ころは、管状光源と、この管状光源の光を反射させた第
１の光束により、原稿台上の原稿を照射する主反射板
と、この原稿の照明位置を境として前記主反射板の反対
側に位置し、主反射板からの反射光を再度反射させた第
２の光束により、主反射板の反対方向から前記原稿を照
射する補助反射板と、前記原稿の幅方向における照度分
布を均一化するために前記反射光の光量を調節する複数
の遮光板とを備えた照明装置において、前記遮光板は、
前記第１の光束と前記第２の光束の交差する領域に進出
することにある。
【０００５】
【作用】したがって、第１の光束と、この光束とは反対
の方向から照射する第２の光束の交差する領域に遮光板
を進出させて、遮光板の位置を調節することにより、第
１の光束と第２の光束の両方の光量を同時に調節して、
原稿の幅方向における照度分布を均一化するので、この
２つの光束の光量のバランスが崩れにくい。また、第１
の光束と第２の光束の交差する四角形の領域の対角線の
一つに沿う進路に遮光板を進出させて調節すると、２つ
の光束の遮光割り合いが正確に一致する。
の方向から照射する第２の光束の交差する領域に遮光板
を進出させて、遮光板の位置を調節することにより、第
１の光束と第２の光束の両方の光量を同時に調節して、
原稿の幅方向における照度分布を均一化するので、この
２つの光束の光量のバランスが崩れにくい。また、第１
の光束と第２の光束の交差する四角形の領域の対角線の
一つに沿う進路に遮光板を進出させて調節すると、２つ
の光束の遮光割り合いが正確に一致する。
【０００６】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図１において、原稿２を載置した原稿台である
コンタクトガラス１の下面側にハロゲンランプ等の管状
光源３が配置され、この管状光源３を包囲する形で主反
射板４が配置されている。そして、主反射板４の楕円面
４ｂを反射した第２の光束である光束Ｂを反射して光束
Ｂ’とする補助反射板５が、原稿２の照明位置を境とし
て主反射板４の反対側に設けられている。そして、遮光
板８が支持部材９に固定ネジ７で固定されていて、この
支持部材９は主反射板４か、あるいは図示しないスキャ
ナフレームに固定されている。なお、遮光板８は原稿２
からの反射光を遮らないような位置に設けられている。
明する。図１において、原稿２を載置した原稿台である
コンタクトガラス１の下面側にハロゲンランプ等の管状
光源３が配置され、この管状光源３を包囲する形で主反
射板４が配置されている。そして、主反射板４の楕円面
４ｂを反射した第２の光束である光束Ｂを反射して光束
Ｂ’とする補助反射板５が、原稿２の照明位置を境とし
て主反射板４の反対側に設けられている。そして、遮光
板８が支持部材９に固定ネジ７で固定されていて、この
支持部材９は主反射板４か、あるいは図示しないスキャ
ナフレームに固定されている。なお、遮光板８は原稿２
からの反射光を遮らないような位置に設けられている。
【０００７】上記構成において、原稿２に対する照度調
整のために、遮光板８を矢印方向に動かした場合、主反
射板４の楕円面４ａを反射した第１の光束である光束Ａ
と前記光束Ｂとが交差する部分（斜線部）が遮光され、
光束Ａと光束Ｂの両方が遮光されるので、それらのバラ
ンスが崩れにくい。この場合、特に、図３に示すよう
に、光束Ａと光束Ｂの交差する部分の四角形Ｃの対角線
１０上か、若しくはその近傍に沿って遮光板８を移動さ
せるようにすると、光束Ａと光束Ｂの対角線１０による
光束断面積に対する各光束の遮光される面積の割り合い
が一致するため、より正確に光束Ａと光束Ｂのバランス
が保たれる。
整のために、遮光板８を矢印方向に動かした場合、主反
射板４の楕円面４ａを反射した第１の光束である光束Ａ
と前記光束Ｂとが交差する部分（斜線部）が遮光され、
光束Ａと光束Ｂの両方が遮光されるので、それらのバラ
ンスが崩れにくい。この場合、特に、図３に示すよう
に、光束Ａと光束Ｂの交差する部分の四角形Ｃの対角線
１０上か、若しくはその近傍に沿って遮光板８を移動さ
せるようにすると、光束Ａと光束Ｂの対角線１０による
光束断面積に対する各光束の遮光される面積の割り合い
が一致するため、より正確に光束Ａと光束Ｂのバランス
が保たれる。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように、遮光板を主反射板
が反射する第１の光束と補助反射板で反射させるための
第２の光束との交差する領域に進出する構成としたの
で、原稿への照度分布を均一化する調節において、第１
の光束と第２の光束の両方が同時に遮光されて、これら
の光量のバランスが崩れにくいため、切り貼り原稿で影
ができるのを極力防止することができる。特に、遮光板
が第１の光束と第２の光束の交差する四角形の領域の対
角線の１つに沿った進路に進出する構成とすることによ
り、第１の光束と第２の光束の遮光される割り合いが正
確に等しくなり、より効果的に第１の光束と第２の光束
のバランスを保つことができる。
が反射する第１の光束と補助反射板で反射させるための
第２の光束との交差する領域に進出する構成としたの
で、原稿への照度分布を均一化する調節において、第１
の光束と第２の光束の両方が同時に遮光されて、これら
の光量のバランスが崩れにくいため、切り貼り原稿で影
ができるのを極力防止することができる。特に、遮光板
が第１の光束と第２の光束の交差する四角形の領域の対
角線の１つに沿った進路に進出する構成とすることによ
り、第１の光束と第２の光束の遮光される割り合いが正
確に等しくなり、より効果的に第１の光束と第２の光束
のバランスを保つことができる。
【図１】この発明の実施例を示す照明装置の概略構成図
である。
である。
【図２】遮光板の進路を示す説明図である。
【図３】従来の照明装置を示す概略構成図である。
１ 原稿台 ２ 原稿 ３ 管状光源 ４ 主反射板 ５ 補高反射板 ８ 遮光板
Claims (2)
- 【請求項１】管状光源と、この管状光源の光を反射させ
た第１の光束により、原稿台上の原稿を照射する主反射
板と、この原稿の照明位置を境として前記主反射板の反
対側に位置し、主反射板からの反射光を再度反射させた
第２の光束により、主反射板の反対方向から前記原稿を
照射する補助反射板と、前記原稿の幅方向における照度
分布を均一化するために前記反射光の光量を調節する複
数の遮光板とを備えた照明装置において、 前記遮光板は、前記第１の光束と前記第２の光束の交差
する領域に進出することを特徴とする照明装置。 - 【請求項２】前記遮光板は、前記第１の光束と前記第２
の光束の交差する四角形の領域の対角線の一つに略沿う
進路に進出することを特徴とする請求項１記載の照明装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085661A JPH05289194A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085661A JPH05289194A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05289194A true JPH05289194A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13865015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4085661A Pending JPH05289194A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05289194A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006087077A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-30 | Ricoh Co Ltd | 原稿照明装置、および画像読取装置 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP4085661A patent/JPH05289194A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006087077A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-30 | Ricoh Co Ltd | 原稿照明装置、および画像読取装置 |
| JP4641883B2 (ja) * | 2004-08-18 | 2011-03-02 | 株式会社リコー | 原稿照明装置、および画像読取装置 |
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