JPS6022347Y2 - 複写機等の照明装置 - Google Patents

複写機等の照明装置

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JPS6022347Y2
JPS6022347Y2 JP1071880U JP1071880U JPS6022347Y2 JP S6022347 Y2 JPS6022347 Y2 JP S6022347Y2 JP 1071880 U JP1071880 U JP 1071880U JP 1071880 U JP1071880 U JP 1071880U JP S6022347 Y2 JPS6022347 Y2 JP S6022347Y2
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JP
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reflecting
reflecting mirror
light
light emitting
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JP1071880U
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JPS56113337U (ja
Inventor
贇彰 阿形
Original Assignee
株式会社リコー
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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複写機等の照明装置に関する。
従来、複写機やファクシミリなどの露光装置の光源に用
いられる照明装置としては、ハロゲンランプが知られて
いる。
そしてA3又はB4サイズなどのような大サイズの原稿
を照明するために発光長の長い、いわゆる線状光源が用
いられる。
実際には、ハロゲンランプのフィラメントは長手方向に
わたって一様に発光させるようになっていないので、長
手方向適宜な個所にコイル巻きしてあって複数個の発光
源を有するようになっている。
そして長手方向において中央部のコイル長さよりも端部
のコイル長さを長くしてあって、結像レンズ系による周
辺減光量を補正するように考慮されている。
しかしながら、ランプ長手方向に沿って連続的に発光量
を変化させることができないから、原稿面における照度
分布のむらが生ずる。
換言すれば、むらの原因は、複数個の発光源が間隔をお
いて配置されているからに他ならないが、発光源から原
稿面へ光束が届く経路は、各発光源から直接原稿面へ到
達するもの、また各発光源からの光束が主反射鏡で反射
してから原稿面へ到達するもの、さらに主反射鏡と補助
反射鏡によって反射してから原稿面に到達するものとが
ある。
各発光源からの光束が上記のいずれの経路をとるにせよ
、原稿面における照度は発光源に対向する位置が最も大
で、光路長が長くなるほど暗くなり、複写又は記録画像
の鮮明度を低下させる。
そこで原稿面における照度分布のむらをなくすために、
発光源に最も近接する主反射鏡の開口部を狭くしたりあ
るいは発光源の上部に遮光板などを配置したりして光路
の一部を遮断する方式や、発光源に最も近接する主反射
鏡の部位に、塗色してその部分の反射光を減少させる方
式が提案されているが、これらの方式によると照射光量
をかなり減少させ、照明効率を低下させる欠点がある。
そしてこの欠点を克服するために、発光源に最も近接す
る主反射鏡の部位に、塗色する代りに凹部又は凸部を形
成させて一部の反射光に指向性をもたせる方式が考えら
れる。
この方式によれば、照明を減少させることなく原稿面に
おける照度分布をむらのないようにすることができる。
しかしながら、前記凹部又は凸部は主反射鏡と一体であ
って着脱可能でないから、実際に点灯して照明むらが起
ると、修正ができず、その発光源の照度及び発光源の間
隔に適合した主反射鏡を選択しなければならない欠点が
ある。
本考案の目的は、上記の従来技術の欠点を解決して、原
稿面における照度分布のむらをなくし、複写又は記録画
像の鮮明度を向上させた複写機等の照明装置を提供する
ことにある。
かかる目的は、複数の発光源からの光束を反射鏡により
反射させ、原稿をスリット状に照明する複写機等の照明
装置において、反射鏡の反射面の適宜な位置に、先細り
の山形断面を有していて、先細り部を発光源近傍にかつ
尾根部をスリット長手方向に直交する向きに位置させら
れた反射部材を、着脱可能に装着したことを特徴とする
複写機等の照明装置、及び同装置であって具体的には反
射部材を主反射鏡又は補助反射鏡の反射面の適宜な位置
に装着したことを特徴とする複写機等の照明装置によっ
て遠戚される。
そして本考案によれば、山形断面を有する反射部材を主
反射鏡又は補助反射鏡の反射面の適宜な位置に、その尾
根部をスリット長手方向に直交する向きに配して設けら
れていて、発光源から原稿に到達する光束の一部に対し
てその方向を変化させるから、原稿面における照度分布
のむらを調整してなくすことができる。
また、前記反射部材は脱着可能になっているから、たと
え点灯したときに照度むらが未だ残っているとしても、
容易にその位置を変更して修正することができる。
以下図示の一実施例につき本考案を詳細に説明する。
第1図に本考案による一実施例の外観が示されており、
ハロゲンランプ1は主反射鏡たる円筒二次曲面反射鏡2
の焦線近傍に配置され、図示しない原稿面にその光束を
反射させている。
図示の例の場合、ハロゲンランプ1は4個の発光源F1
゜F2.F3.F、が直列に接続されており、フィラメ
ントのコイル長は端部に配置されている発光源Fit
F4の方が、他の発光源F2.F3の方よりも長く構成
され、結像レンズ系による周辺減光を補うようになって
いる。
発光源F1及びF2の中間で、反射鏡2の反射面上に反
射部材3,3が固定され、同様に発光@F3. F、の
中間で反射鏡の反射面上に反射部材4,4が固定されて
いる。
反射部材3,4は、第3図に示すように断面が中高の円
弧状をなしかつ先細りをした部材であって表面は光束を
反射する反射面を形成している。
そして反射部材3,4が、その尾根部8を反射鏡2の長
手方向に直交する向きに位置させた状態で反射面に密着
されるように、反射部材の反射面と反対の裏側部5は、
反射鏡2と同一の二次曲面状をなしている。
また、裏側部5には、2個のねじ6,6が突出して植設
されており、反射鏡2に穿設された孔を貫通してナツト
7.7を締付けることにより、反射部材3,4は反射鏡
2に固定される。
反射部材3,4は、その断面形状が横方向の幅及び厚み
(高さ)を種々変化させたものを用意して、照度分布の
むらの補正状況により最良の反射部材を選択して決定す
るのが望ましい。
また反射部材の断面は第3図に示した中高の円弧状を示
すものだけに限定されるものではなく、第4図に示すよ
うな三角形状断面のもの、さらに第5図及び第6図に示
す三角形変形型断面を有するものなどが考えられる。
以上のように構成された照明装置の効果について説明す
る。
第7図は反射部材3,4を取付けてない従来の照明装置
の場合を示し、任意の発光源Fiをコイル状にして示し
、コイルの図中右端にり、中央部にMの符号をつけると
、これらの位置から発射される光束は反射鏡2により反
射されて原稿面9上の位置1□及びmに到達する。
発光源Fiと隣接する発光源Fi+、との間隔は符号W
で示しである。
第8図において、断面が中高の円弧状をなす反射部材3
を、隣り合う発光源の中間部分Wに配置した場合の光束
到達状況が示されている。
すなわち、発光源端■山iからの光束は原稿面9におい
て範囲110110に拡散されることがわかる。
反射部材断面が凸の曲率を有するため、反射光は常に拡
散光であって、第7図の光路長L1→p、11に比し、
第8図の光路長L1→P1o→110は長くなり強度を
滑らかに拡散させる効果を奏する。
第9図は、断面が三角形をなす反射部材3aによる光束
到達状況を示しており、発光源端部L1からの光束は原
稿面9において範囲ロアに集光されることがわかる。
従って原稿面における区域11111□が照度か弱すぎ
る場合には、三角形断面の反射部材を用いればよく、照
度分布のむらを補正することができる。
この場合の光路長L□→P□1→111は、第7図のそ
れに比し短かくなって原稿面の照度を強めるからである
以上の説明では、図中右側の発光源による効果のみ例示
したが、左右両隣りの反射光を加えることにより目的が
達成されることはいうまでもない。
第10図は、発光源Fi、 Fi+1の間隔W1oが比
較的近接していて、照度分布曲線10aに示されるよう
に原稿面の対応部に照度の強いむらを生じた場合に、中
高の円弧状断面を有する反射部材3を用いて反射光束を
拡散させ、曲線10bに示すように前記照度むらが補正
されることを示している。
第11図は、発光源Fi’、 Fi’十、の間隔W1.
が比較的長くて、反射分布曲線11aに示されるように
、原稿面の対応部に照度の弱いむらを生じた場合に、三
角形断面をなくす反射部材3aを用いて反射光束を集光
させ、曲線11bに示すように前記照度むら補正される
ことを示している。
前記したように多種類の反射部材から最適のものを選択
する必要があるが、各反射部材は反射鏡に対して容易に
脱着可能であるから、補正作業は極めて能率的にするこ
とができる。
第12図は本考案の別の実施例すなわち、反射鏡が円筒
二次曲面反射鏡2aと補助反射鏡たる平面反射鏡2bと
が一体に形成されており、反射部材3,4が、前記補助
反射鏡2bの反射面上に配置された例を示している。
この場合における照度分布補正の効果は、主反射鏡に配
置される場合に比し一般に光路長が長いから、若干弱ま
るが、反射鏡裏側部は平面でよいから製作上簡単であり
コストが低下する利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す外観斜視図
及び断面図、第3図及び第4図は前記実施例に用いられ
る反射部材を示す外観斜視図、第5図及び第6図は反射
部材の変形を示す断面図、第7図から第9図までは、反
射部材の効果を説明する光路図、第10図、第11図は
反射部材による照度分布補正を説明するための図、第1
2図は本考案の別の実施例を示す側面図である。 1・・・・・・ハロゲンランプ、2,2a・・・・・・
回転二次曲面反射鏡、2b・・・・・・補助反射鏡、3
,4・・・・・・反射部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数の発光源からの光束を反射鏡により反射させ、
    原稿をスリット状に照明する複写機等の照明装置におい
    て、反射鏡の反射面の適宜な位置に、先細りの山形断面
    を有していて、先細り部を発光源近傍にかつ尾根部をス
    リット長手方向に直交する向きに位置させた反射部材を
    、脱着可能に装着したことを特徴とする複写機等の照明
    装置。 2 主反射鏡又は補助反射鏡の反射面の適宜な位置に反
    射部材を装着したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の複写機等の照明装置。
JP1071880U 1980-01-31 1980-01-31 複写機等の照明装置 Expired JPS6022347Y2 (ja)

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JP1071880U JPS6022347Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 複写機等の照明装置

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JP1071880U JPS6022347Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 複写機等の照明装置

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JPS56113337U JPS56113337U (ja) 1981-09-01
JPS6022347Y2 true JPS6022347Y2 (ja) 1985-07-03

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