JPH05289003A - 光空間伝送装置 - Google Patents

光空間伝送装置

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JPH05289003A
JPH05289003A JP4117945A JP11794592A JPH05289003A JP H05289003 A JPH05289003 A JP H05289003A JP 4117945 A JP4117945 A JP 4117945A JP 11794592 A JP11794592 A JP 11794592A JP H05289003 A JPH05289003 A JP H05289003A
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JP
Japan
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light beam
angle
optical
transmission device
rotating
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JP4117945A
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Yujiro Ito
雄二郎 伊藤
Koji Suzuki
浩次 鈴木
Takashi Otobe
孝 乙部
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • H04B10/112Line-of-sight transmission over an extended range
    • H04B10/1123Bidirectional transmission
    • H04B10/1125Bidirectional transmission using a single common optical path
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
    • H02K41/031Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors of the permanent magnet type

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】所定の方向に出射される光ビームを簡易な構成
かつ容易に光軸調整できるようにする。 【構成】入射位置検出手段とその検出結果に基づく、リ
ニアモータ32及び35の駆動信号を送出する駆動回路
を内部に有する鏡筒2を基台31上に支持する。ステー
タ部32Aは基台に固定され、ロータ部32Bには支持
部材34が固定されている。リニアモータ32を回転駆
動することにより、鏡筒の光学系に対して直交する、鉛
直方向の回転軸を中心として支持部材を矢印a方向又は
逆方向に回動する。また、支持部材にはステータ部35
Aが固定されており、ロータ部35Bには鏡筒が固定さ
れている。リニアモータ35を回転駆動することによ
り、鏡筒の光学系に対して直交する、水平方向の回転軸
37を中心として、鏡筒を矢印b方向又は逆方向に回動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図6及び図7) 発明が解決しようとする課題(図6及び図7) 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図1〜図5) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は光空間伝送装置に関し、
特に空間を伝送する光ビームを媒介して所望の情報を伝
送する光空間伝送装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の光空間伝送装置において
は、空間を伝送する光ビームを介して伝送対象との間で
所望の情報信号を送受し得るようになされたものが提案
されている(特開平1-305734号公報) 。
【0004】すなわち図6に示すように、光空間伝送装
置1においては、レーザダイオードLDを所定の情報信
号で駆動し、当該レーザダイオードLDから所定偏波面
の光ビームLA1を射出する。
【0005】レンズL1は、当該光ビームLA1を平行
光線に変換した後、偏光ビームスプリツタ7を透過さ
せ、レンズL2及びL3を介して伝送対象に送出する。
これにより光空間伝送装置1は、所定偏光面の光ビーム
LA1を伝送対象に送出するようになされている。
【0006】レンズL3は、伝送対象から到来する光ビ
ームLA2を受光し、レンズL2を介して偏光ビームス
プリツタ7に導く。ここで伝送対象においては、光ビー
ムLA1に対して偏波面が直交する光ビームLA2を射
出するようになされている。これにより光空間伝送装置
1は、偏光ビームスプリツタ7で光ビームLA2を反射
した後、当該光ビームLA2をハーフミラー8、レンズ
L4を介して受光素子PDに集光する。これにより光空
間伝送装置1においては、伝送対象から到来する光ビー
ムLA2を受光して情報を受信し得るようになされてい
る。
【0007】またハーフミラー8に到来した光ビームL
A2はレンズL5を介して入射位置検出素子PSDに入
射され、当該入射位置検出素子PSDにおける入射位置
を入射位置検出回路4において検出する。当該入射位置
検出回路4は入射位置検出素子PSDを介して光ビーム
LA2の入射位置を検出し、目標とする入射位置からの
ずれ量を偏差電圧信号SDET として駆動回路5に送出す
る。
【0008】駆動回路5は当該偏差電圧信号SDET に基
づいて駆動信号SDRV をアクチユエータ6に送出するこ
とにより当該アクチユエータ6を駆動し、これによりレ
ンズL2を駆動して光ビームLA2の入射位置をサーボ
制御するようになされている。
【0009】また図7に示すように、駆動回路5から出
力される駆動信号SDRV は鏡筒2を上下又は左右方向に
回動するためのモータM1に出力され、これにより当該
モータM1の出力軸に固定されたウオームギアG1及び
鏡筒2に設けられたギアG2を介して鏡筒2を駆動す
る。従つて当該鏡筒2を上下左右方向に回動するような
サーボ制御をすることにより、光ビームLA2の入射位
置を制御することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで図6の方法で
は、大口径のレンズL3に対して内部光学系の光軸を自
動的にずらすことにより空間伝送路中で、光ビームLA
1と光ビームLA2の角度を一致させていた。この方法
では、光学系内部の小さなレンズを動かすので追従性は
比較的よいが、光ビームと光学系がずれるので、光学系
(大口径レンズL3)画角に対する要求(収差量)が厳
しくなり、レンズ群の枚数増加等構成が複雑化する問題
があつた。
【0011】さらにウオームギアG1及びギアG2を介
してモータM1の回転力を鏡筒2に伝達する方法を用い
ているため、当該光空間伝送装置1の光軸が外乱によつ
て変化した際に、その変化量分すべてに対して補正をか
けなければならず、サーボを短時間で行うことが困難な
問題があつた。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、一段と簡易な構成かつ短時間、さらには一段と小さ
な駆動力で光軸調整のサーボをかけることができる光空
間伝送装置を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、所定の方向に出射される光ビ
ームLA1の角度を制御する光空間伝送装置30におい
て、少なくとも光源及び当該光源から発する光ビームL
A1を空間伝送路に出射する光学系を格納する剛体2
と、剛体2を支持する装置筐体31に対して光ビームL
A1に垂直な面内の独立な2軸で剛体2を自由に回動す
る回動手段32、35とを備え、剛体2を回動するため
の回動力を非接触で剛体2に与えるようにする。
【0014】また第2の発明においては、回動手段3
2、35はリニアモータでなるようにする。
【0015】また第3の発明においては、所定の方向に
出射される光ビームLA1の角度を制御する光空間伝送
装置30において、少なくとも光源及び当該光源から発
する光ビームLA1を空間伝送路に出射する光学系を格
納する剛体2を、光ビームLA1の角度を制御する方向
に回動する回動手段32、35と、角度を検出する角度
検出光学部PSD、4の検出結果に比例する電流を回動
手段32、35に与える電流駆動回路5とを備えるよう
にする。
【0016】また第4の発明においては、所定の方向に
出射される光ビームLA1の角度を制御する光空間伝送
装置30において、少なくとも光源及び当該光源から発
する光ビームLA1を空間伝送路に出射する光学系を格
納する剛体2を、光ビームLA1の角度を制御する方向
に回動する回動手段32、35と、角度を検出する角度
検出光学部PSD、4の検出結果に比例する電圧に回動
手段32、35に発生する逆起電圧を加えた電圧を回動
手段32、35に印加する印加手段5とを備えるように
する。
【0017】
【作用】光学系を格納した剛体2を回動する際の回動力
を非接触で伝達することにより、外乱による剛体2の光
軸変化を圧縮することができる。従つて当該光軸調整の
ためのサーボを高速化し得ると共に、一段と小さな駆動
力によつて光軸を調整することができる。
【0018】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0019】図7との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、光空間伝送装置30は図7において上述
した構成と同様の光学系及び入射位置検出手段PSD、
4及び当該検出結果に基づいてリニアモータ32及び3
5を駆動するための駆動信号SDRV を送出する駆動回路
5を内部に有する鏡筒2が基台31上に支持されてい
る。すなわち基台31上にはリニアモータ32のステー
タ部32Aが固定され、さらに当該リニアモータ32の
ロータ部32Bには支持部材34が固定されている。
【0020】従つて当該リニアモータ32を回転駆動す
ることにより、鉛直方向の回転軸を中心として支持部材
34を矢印a方向又はこれとは逆方向に回動することが
できる。この回転軸は鏡筒2の光学系に対して直交する
ようになされている。
【0021】また当該支持部材34にはリニアモータ3
5のステータ部35Aが固定されており、さらに当該リ
ニアモータ35のロータ部35Bには鏡筒2が固定され
ている。
【0022】従つて当該リニアモータ35を回転駆動す
ることにより、水平方向の回転軸37を中心として鏡筒
2を矢印bで示す方向又はこれとは逆方向に回動するこ
とができる。この回転軸は鏡筒2の光学系に対して直交
するようになされている。かくして光学系全体は基台3
1に対してジンバル動作し得るように構成されている。
【0023】ここでリニアモータ35の構成を図2に示
す。すなわち図2においてリニアモータ35はロータ部
35Bに複数のマグネツト35Cが同心円状に固定され
ており、当該マグネツト35Cに対向する位置にステー
タ部35Aのコイル35Dが設けられている。
【0024】従つて図3に示すように、ステータ部35
Aのコイル35Dに駆動電流を通電することにより、磁
界Bを横切る方向に駆動電流が通電され、これによりロ
ータ部35Bが回転する。
【0025】またリニアモータ32も同様の構成でな
り、これにより当該リニアモータ32及び35を回転駆
動することにより当該光空間伝送装置30の光ビームL
A1及びLA2の光軸を3次元空間内で自由に変化させ
ることができる。
【0026】かくして当該光空間伝送装置30の入射位
置検出素子PSD(図6及び図7)において得られる偏
差電圧信号SDET に基づいて鏡筒2を駆動することによ
り、入射位置検出素子PSDに入射する光ビームLA2
の入射位置を目標とする位置(すなわち伝送対象との間
で光ビームを送受し得る位置)に調整することができ
る。
【0027】本構成では、外乱の平行移動の成分が、光
学系の回転成分に変換されないようリニアモータの2つ
の回転軸は、光学系のバランスが取れる軸と一致させて
いる。
【0028】光空間伝送の場合、光ビームずれに寄与す
るのは回転成分がほとんどすべてであり、外乱の回転成
分(直交する3つの回転軸のうち光学系の光軸と一致す
る軸は無視してよい)のみ圧縮すればよい。
【0029】ここでリニアモータ32及び35は、ロー
タ32B、35Bとステータ部32A、32Bはベアリ
ングを介して接続されているので、すべりが非常に良い
状態となつている。基台31に外乱によつて回転角加速
度が生じた場合、その値がしきい値を越えるとスリツプ
を起こして、ロータ側すなわち光学系に加わる加速度は
格段的に小さな量となる(リニアモータ32及び35共
にステータ側が基台31と固定され、ロータ側が光学系
と固定されていると考えて良い)。
【0030】装置筐体(基台31)に回転角加速度が加
わつても光学系の光ビームLA1の出射すべき方向は変
わらないので、光学系は回転方向に関して静止していれ
ばよい。従つてリニアモータ32及び35の電磁力で角
度補正を行う場合も光学系は静止するように制御され
る。
【0031】ここでリニアモータ32及び35に上記ス
リツプが生じると、光学系は静止しようとするので、角
度補正制御効果の一部を寄与することになる。実際には
このスリツプによる寄与が大きいので、リニアモータに
要求される電磁力、追従性はスリツプがないと想定した
場合(すなわちギアを介して駆動する場合)よりも大幅
に低いものになり、リニアモータを小さくでき、また消
費電力も少なくて済む。
【0032】図4は、上記スリツプによる角度補正制御
効果の外乱圧縮比を説明するためのリニアモータのモデ
ルである。ステータが角加速度αw で回転する時、ロー
タに発生するトルクT1 は、次式
【数1】 によつて表される。ここでmはロータに固定されている
光学系の質量、gは重力加速度、μはベアリングのイン
ナーアウター間の摩擦係数、rは回転中心からベアリン
グ玉中心までの距離を表す。
【0033】またロータ側の慣性力T2 は次式
【数2】 によつて表される。ここでIはロータに固定されている
光学系の質量、形状によつて決まる慣性モーメント、α
w は角度速度を表す。
【0034】ここで、T1 <T2 となるような角加速度
の場合、ロータはステータと共に動き、スリツプはせず
加速度αw で動く。T1 ≧T2 となるような角加速度を
持つた外乱の場合、ロータはスリツプを起こし、加速度
αr で動く。この加速度αr は次式
【数3】 によつて表される。この場合の外乱圧縮率ηは次式
【数4】 によつて表される。
【0035】ここで、具体的な値を代入して圧縮率ηの
値を求める。すなわちm=1[Kg] 、I=0.005[Kgm]、g
=9.8[m/sec2] 、μ=0.0013、r=0.0125[m] とすると
【数5】 となる。このとき加速度αr は、
【数6】 となる。
【0036】また外乱が角度振幅±1°、周波数1Hzの
正弦振動とすると、最大角加速度αwmaxは、
【数7】 となり、ロータ側の慣性力T2 は次式
【数8】 となる。
【0037】この場合の圧縮率ηは
【数9】 となり、非常に高い圧縮効果が得られる。
【0038】大口径レンズの直径を10〔cm〕、1〔Km〕
先のビーム直径を40〔cm〕とすると、光学部の角度ずれ
は0.01°以内であれば良いので、±1°1Hzの外乱であ
れば、必要な圧縮率は40〔dB〕となる。スリツプにより
26〔dB〕圧縮されるので、制御系に要求される圧縮率は
13〔dB〕で済み、上記イナーシヤを持つ光学系であれば
充分実現できる値である。スリツプによる圧縮は、外乱
の周波数に対して12〔dB/Oct〕で大きくなるので制御系
に要求される圧縮率の周波数特性も実現し得るものであ
る。
【0039】スリツプを起こす範囲において上記圧縮率
は、r、μに比例し、外乱の角度振幅、周波数の自乗、
及びイナーシヤIに反比例する。よつてr、μはできる
だけ小さくし、Iは大きくした方がすべりの圧縮率の点
で有利であるが、Iを大きくするとリニアモータで制御
する際電磁力がそれだけ多く必要となる。また、追従性
も悪くなるのでその影響も含めた設計が必要となる。な
お、周波数1Hzとするとスリツプを起こす角度振幅は±
0.046 °である。
【0040】これまでスリツプによる外乱圧縮効果につ
いて述べたが、リニアモータ32、35ではコイルが動
くと逆起電圧が発生し、この逆起電圧に起因する電流が
流れるとロータとステータ間に推力Fb が発生する。よ
つてロータにはスリツプの際発生する上記トルクT1
けでなく、推力Fb も加わるのでその結果、上記圧縮効
果は悪化する。例えばコイルが開放されている場合に
は、逆起電圧が発生しても電流が流れないため逆起電圧
に起因する推力の発生はない。
【0041】図5は、コイルの等価回路を示したもので
あり、次式
【数10】 はコイルの電流−電圧方程式である。ここで、Lをコイ
ルのインダクタンス、I(t) をコイルに流れる電流、E
(t)をコイルの入力電圧、nをコイルの巻数、Bを磁束
密度、lを磁界中のコイルの長さ、v(t) をロータとス
テータ間の速度とすると、(10)式によりコイルに流
れる電流I(t) が定まり、フレミングの法則よりコイル
に働く推力Fは次式
【数11】 によつて表される。
【0042】制御をかける際、偏差に比例した電圧をコ
イルに与える電圧駆動を行うと、コイルに流れる電圧は
(10)式で示すように、制御偏差に比例した電流と逆
起電圧に起因する電流が流れ、制御特性を悪化させる。
【0043】この方法では、コイル直前に電流駆動回路
を設け、制御偏差に比例した電流をコイルに流す方法で
この逆起電圧に起因する電流の発生を押さえ、制御特性
の悪化を防止している。この場合逆起電圧が発生しても
コイルに流れる電流は変わらない。またコイルにかける
電圧を次式
【数12】 のようにする。この(12)式を(10)式に代入すれ
ばわかるように、コイルに流れる電流の逆起電圧による
寄与分はキヤンセルされる。
【0044】(12)式のように電圧を発生させるため
には、v(t)を知る必要があるが、ロータとステータ
間の速度を検出する速度センサを取り付ければよい。又
は、ロータとステータそれぞれに角速度センサを取り付
け、2つの角速度も差をとつても良い。
【0045】以上の構成によれば、光空間伝送装置30
は鏡筒2がリニアモータ32及び35によつて直接回動
されるようになされていることにより、従来のようなギ
アG1及びG2(図7)を介して駆動するようになされ
た方法に比して、外乱が加わつた際の鏡筒2の動きを少
なくすることができる。従つて当該外乱に対するサーボ
量を少なくすることができ、この分当該光空間伝送装置
30の光軸合わせを一段と容易にすることができる。
【0046】なお上述の実施例においては、鏡筒2を回
動する回動手段としてリニアモータ32、35を用いた
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の種
々の構成のモータを広く適用することができる。
【0047】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、光ビーム
角度ずれの補正範囲の制約が光学系(レンズ)の画角と
無関係にし得ることにより、±1°を越えて、大きく取
れる。その結果、光空間伝送装置の使用環境の制約(揺
れの角度量)を少なくすることができる。また画角に対
する要求を低くできるので、光学系の構成を簡略化する
ことができる。またすべりによる角度揺れ圧縮効果があ
るので、スリツプ機構を持たないギアモータ等を用いる
構成に比べて制御量が小さくて済む。その結果、消費電
力を少なくすることができる。また光学系の部品点数を
光ビームの送信受信に必要な最小限に構成することがで
き、その分構成を簡略化することができる。また、光学
系内部での損失も減るのでシステムパワーマージンを向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光空間伝送装置の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】鏡筒を回動するためのリニアモータの構成を示
す略線的斜視図である。
【図3】リニアモータの駆動原理の説明に供する断面図
である。
【図4】リニアモータ及び鏡筒の係合状態を示す略線図
である。
【図5】リニアモータを駆動するための等価回路を示す
接続図である。
【図6】従来の光空間伝送装置を示す略線図である。
【図7】従来の光空間伝送装置を示す略線図である。
【符号の説明】
1、30……光空間伝送装置、2……鏡筒、4……入射
位置検出回路、5……駆動回路、31……基台、32、
35……リニアモータ、32A、35A……ステータ
部、32B、35B……ロータ部、35C……マグネツ
ト、35D……コイル、PSD……入射位置検出素子。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の方向に出射される光ビームの角度を
    制御する光空間伝送装置において、 少なくとも光源及び当該光源から発する光ビームを空間
    伝送路に出射する光学系を格納する剛体と、 上記剛体を支持する装置筐体に対して上記光ビームに垂
    直な面内の独立な2軸で上記剛体を自由に回動する回動
    手段とを具え、上記剛体を回動するための回動力を非接
    触で上記剛体に与えるようにしたことを特徴とする光空
    間伝送装置。
  2. 【請求項2】上記回動手段はリニアモータでなることを
    特徴とする請求項1の光空間伝送装置。
  3. 【請求項3】所定の方向に出射される光ビームの角度を
    制御する光空間伝送装置において、 少なくとも光源及び当該光源から発する光ビームを空間
    伝送路に出射する光学系を格納する剛体を、上記光ビー
    ムの角度を制御する方向に回動する回動手段と、 上記角度を検出する角度検出光学部の検出結果に比例す
    る電流を上記回動手段に与える電流駆動回路とを具える
    ことを特徴とする光空間伝送装置。
  4. 【請求項4】所定の方向に出射される光ビームの角度を
    制御する光空間伝送装置において、 少なくとも光源及び当該光源から発する光ビームを空間
    伝送路に出射する光学系を格納する剛体を、上記光ビー
    ムの角度を制御する方向に回動する回動手段と、 上記角度を検出する角度検出光学部の検出結果に比例す
    る電圧に上記回動手段に発生する逆起電圧を加えた電圧
    を上記回動手段に印加する印加手段とを具えることを特
    徴とする光空間伝送装置。
JP4117945A 1992-04-11 1992-04-11 光空間伝送装置 Pending JPH05289003A (ja)

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JP4117945A JPH05289003A (ja) 1992-04-11 1992-04-11 光空間伝送装置
US08/043,734 US5367398A (en) 1992-04-11 1993-04-07 Optical atmospheric link system
EP93302840A EP0566352B1 (en) 1992-04-11 1993-04-13 Optical atmospheric link system
DE69313910T DE69313910T2 (de) 1992-04-11 1993-04-13 Optische atmosphärische Strecke

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JP4117945A JPH05289003A (ja) 1992-04-11 1992-04-11 光空間伝送装置

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ID=14724123

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JP4117945A Pending JPH05289003A (ja) 1992-04-11 1992-04-11 光空間伝送装置

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Country Link
US (1) US5367398A (ja)
EP (1) EP0566352B1 (ja)
JP (1) JPH05289003A (ja)
DE (1) DE69313910T2 (ja)

Cited By (1)

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